JP3106300U - 一般貨物平ボディ車両用の積載物支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用車両や改造車両ではない一般貨物用トラックでも重量物(例えば帯鋼コイル)を積載移送することができるようにするために、一般貨物用トラックの荷台に着脱可能に設けられる積載物支持装置を提供する。
【解決手段】一般貨物用トラックの荷台にはスタンションホールが複数設けられている。このスタンションホールにT字状の側方向支持固定ユニット30を取り付ける。側方向支持固定ユニット30の一端はスタンションホールに挿入固定される。側方向支持固定ユニット30のT字の頭部により、積載物を荷台幅方向において支持固定する。また、荷台の前縁部に、荷台前後方向の積載物の動きを規制する支持固定ユニット20を設置してもよい。各支持固定ユニット20、30はスタンションホールから取り外すことができるので、特殊な積載物を積載しない場合には、この車両は平ボディの一般貨物用トラックとし使用することができる。
【選択図】図6

Description

本考案は一般貨物用トラック(平ボディ車両)用の積載物支持装置に関し、特に、大型コイル(直径1メートル重さ10トン程度のもの、あるいはそれ以上のもの)を一般貨物用トラックで移送する場合にトラックの荷台に設ける積載物支持装置に関する。
従来、帯鋼コイル等のコイル状重量物をトラックで移送する場合には、特殊な形状をしたコイル置き台(凹状のコイル固定構造)をトラックの荷台に固定設置した特殊車両・専用車両が使用されていた(特許文献1の図3)。即ち、大型コイルをトラックで移送する場合、コイル移送専用の車両を使用していた。
特開2001−206373号公報
本考案の1つの目的は、専用車両や改造車両ではない一般貨物用トラックでも重量物を積載移送することができるようにするために、一般貨物用トラックの荷台に着脱可能に設けられる積載物支持装置を提供することである。
本考案によれば、一般貨物用トラックの平面状荷台に積載物を支持・固定するための積載物支持装置であって、前記平面状荷台に形成された凹部にその一端が取り付けられ、且つ、前記一端から荷台の中央へ向かって延びる第1鋼材と、前記第1鋼材の他端に、前記第1鋼材に直交するように設けられる第2鋼材と、からなり、前記第1鋼材の一端は前記荷台の凹部に着脱自在であり、前記第2鋼材は前記第1鋼材に着脱自在であり、前記第2鋼材が積載物の側部を支持するように設けられたことを特徴とする積載物支持装置が提供される。
前記凹部は、例えば、荷台の側部に沿って所定間隔で複数形成されており、前記第1鋼材は少なくとも2つの前記凹部に設けられ、前記第2鋼材は各第1鋼材に取り付けられる。前記凹部は、例えば、前記荷台に予め形成されているスタンションホールである。
前記第1鋼材の一端は前記凹部に係合する突出部を有してもよい。前記第1鋼材の他端は延出部を有し、前記第2鋼材は前記第1鋼材の延出部が係合する係合部を有してもよい。
前記第2鋼材の係合部は凹状部を有し、前記第1鋼材の延出部が前記凹状部に上から係合可能となるようにしてもよい。前記係合部は前記凹状部を覆う蓋材を有してもよい。
前記第2鋼材の係合部は凸または凹状部を有し、前記第1鋼材の延出部は前記第2鋼材の前記係合部の凸または凹状部に係合する凹または凸状部を有してもよい。前記第2鋼材と積載物の間に緩衝材を設けてもよい。
前記第1鋼材は前記荷台の一方の側部のみに設けられてもよいし、前記荷台の両側に設けられてもよい。
前記荷台の前部に、前記積載物の前部を支持する第1支持固定ユニット及び緩衝部材の少なくとも一方を設けてもよい。この第1支持固定ユニットは分割(分解)組立可能な構造を有することが好ましい。また、前記第1支持固定ユニットは前記荷台のスタンションホールに取り付けられることが好ましい。
前記荷台の後部に、前記積載物の後部を支持する第2支持固定ユニット及び緩衝部材の少なくとも一方を設けてもよい。この第2支持固定ユニットは分割(分解)組立可能な構造を有することが好ましい。また、前記第2支持固定ユニットは前記荷台のスタンションホールに取り付けられることが好ましい。
本考案の積載物支持装置はトラックの荷台に着脱可能である。鋼材を使用しているので、重量物を支持するのに十分な強度を持っている。また分割組立式になっているので、作業負担の軽減も図ることができる。
考案を実施するための形態
本考案の積載物支持装置の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1は一般貨物用トラック10の荷台(平ボディ)12の概略平面図である。図1に示されるように、一般貨物用トラック10の荷台12にはスタンションホール(孔)15(15a、15b、15c)が複数設けられている。このスタンションホール15は荷台12の側部12bに沿って所定間隔で設けられている。図示例ではスタンションホール15は水平断面が四角形である。荷台12は平面状である。符号18はキャブである。
以下、荷台12のスタンションホール15を利用して、荷台12に積載物を支持固定する装置を説明する。積載物は、例えば、帯鋼コイル等のコイル状重量物(単に「コイル」と称することもある)である。
図1及び図2に示されるように、まず、積載物の前部を支持するたの第1支持固定ユニット20を荷台12の前部に設ける。第1支持固定ユニット20は、荷台側部12bに沿って形状されたスタンションホール15のうちの最前にあるスタンションホール15aを利用して、荷台12に取り付けられる。図3(a)は第1支持固定ユニット20の部分斜視図である。第1支持固定ユニット20は左右対称なので、図3(a)には略右1/3が省略されている。図3(b)は図3(a)に示した第1支持固定ユニット20の展開斜視図である。
図3(a)に示されるように、第1支持固定ユニット20は、荷台側部のスタンションホール15aに固定されて荷台12の幅方向(右方向)に延びる第1部材21と、荷台12の長手方向(後方)に延び且つ第1部材21に連結される第2部材22と、第2部材のほぼ中央から上方に延びる第3部材23と、第3部材の所定高さ位置から水平方向且つ荷台幅方向に延びる第4部材24と、第2部材の前端から荷台後方へ斜め上に向かって延び、第3部材を荷台前方から支える第5部材25とを有している。図3(a)には示されていないが、第4部材24の右端は第3部材23と同じような垂直部材に接合され、この垂直部材は第1部材21、第2部材22及び第5部材25と同様の部材により支持される。第1支持固定ユニット20の全ての部材(第1部材から第5部材)は鋼材からなる。
第1部材21の一端には下方に延びる直方体の突起21aが設けられており、この突起21aがスタンションホール15aに挿入固定される。第1部材21の他端には係合棒21bが設けられている。突起21aの断面形状とスタンションホール15aの断面形状はほぼ等しい。第1部材21は荷台床面に沿って延びる。
第2部材22は荷台床面に沿って延びる。第2部材22は断面U字状の前部と、帯(あるいは平板)状の後部22aとを有している。第2部材22のほぼ中央(つまり、第2部材の前部の後端)には、左方向に突出する係合部22bが設けられている。この係合部はU字溝を有しており、第1部材21の他端の係合棒21bがこのU字溝に係合し、T字状の基部が形状される。第2部材22の他端には、さらに、断面正方形の凹部22cが形成されている。第2部材22の凹部22cには、第3部材23の一端(下端)が挿入固定される。第2部材22の前端を荷台の前縁12aの壁部(または、あおり等)に当接させることにより第2部材22の前後方向の移動を規制する。
第3部材23は上記所定高さ位置に、右方向に延びる延出部23aを有している。この延出部23aは第4部材24の一端(左端)を保持する要素である。
第4部材24の上面には取っ手24aが2つ設けられている。作業者は第4部材24を運搬したり所定高さに持ち上げるとき、上記取っ手24aを掴む。第5部材25の一端(下端)は第2部材22にピン25aで固定される。
第5部材25の他端(上端)は第3部材23の所定高さ位置に取り付けられる。よって、第5部材25は第3部材23の前後方向の動きを規制することができる。
第1支持固定ユニット20は上記したように分割(分解)組み立て可能な構造を有している。
荷台12に第1支持固定ユニット20を設置した後、図2に示すように、積載物を側方向から支持固定するための側方向支持固定ユニット30を荷台12に取り付ける。側方向支持固定ユニット30はスタンションホール15bを使用して設けられる。本実施例では、側方向支持固定ユニット30は、荷台12の左側部と右側部にそれぞれ3つずつ設置される。6つの側方向支持固定ユニット30は同一形状・構造を呈している。各側方向支持固定ユニット30は、荷台上方から見るとT字状の要素である。各側方向支持固定ユニット30は鋼材で形成されている。
図4は側方向支持固定ユニット30の分解(展開)斜視図である。図4に示されるように、側方向支持固定ユニット30は全体としてT字状の形状を呈しているが、2つの部分31、32に分割可能になっている。第1部分31はT字の垂直方向の脚に相当する部分である。第2部分32はT字の水平方向の頭部に相当する部分である。
図4に示されているように第1部分31は、直方体の本体31aと、本体の上面のほぼ中央に設けられた取っ手31bと、本体前部上面に設けられ本体長手方向に延出する延出部31cと、本体後部下面に設けられ下方に突出する突出部31dとからなる。延出部31cは第2部分32の係合部32aに係合する平板部材である。取っ手31bは、作業者が第1部分31を運搬するときに掴む個所である。突出部31dは直方体を呈しており、スタンションホール15bに挿入される。
第2部分32は、直方体の本体32bと、本体の上面のほぼ中央に設けられた係合部32aと、係合部32aの左右に設けられた取っ手32cと、本体側面に設けられた一対のフランジ32dとからなる。係合部32aはU字状の枠であり、この枠に前記第1部分31の延出部31cが係合する。係合部32aの左右の取っ手32cは、作業者が第2部分32を運搬するときに掴む個所である。本体側面の一対のフランジ32dは、第1部分31の前部を把持(挟持)する要素である。第1部分31の延出部31cが第2部分32の係合部32aに係合し、且つ、第1部31の前部が第2部分32のフランジ32dに把持されるので、第2部分32は第1部分31にしっかりと固定される。
第1部分31を第2部分32に係合させるとき、図4の矢印で示すように第1部分31を水平方向にスライドさせて係合部32aに挿入・係合させることができる。あるいは、第1部分31を少し持ち上げて、延出部31cを係合部32aの上方に位置させた後に第1部分31を降下させて延出部31cを係合部32aに係合させてもよい。
図2に示すように、荷台12の前部に第1支持固定ユニット20を取り付け、荷台12の側部に6つの側部支持固定ユニット30を取り付けたならば、図5に示すように、荷台長手方向に延びる2本の緩衝材34を設置する。第1支持固定ユニット20の第2部材22の延出部22aは緩衝材34の下に置かれることになる。緩衝材34の長さや形状は、積載物の大きさや形状により適宜決定する。緩衝材34は側部支持固定ユニット30の第2部分32の内向きの面に沿って設けられる。緩衝材34の上に積載物(コイル)を載置する(図6参照)。図6に示されるように、緩衝材は断面五角形(台形)の要素であり、例えば、木材、樹脂、ゴム材である。緩衝材が木材である場合、木材の表面にラバーを貼ってもよい。一対の長手緩衝材34が図5(図6)のように位置されると、緩衝材34により、すり鉢状のコイル受け部が形成される。緩衝材34の内向きの面は斜面(若干の曲面を有してもよい)である。緩衝材34は、コイル50と側部支持固定ユニット30との間に位置し、コイル50が側部支持固定ユニット30に直接接触しないようにしている。各緩衝材34は複数の短い片からなってもよい。尚、必要であれば、断面台形の緩衝材34同士の間に、ほぼ平らな帯状クッション35を敷いて、コイル50がクッション35の上に載置されるようにしてもよい。
図5のように長手緩衝材34を荷台12に設置したならば、図6に示すようにコイル50を荷台12に載せる。本実施例は1つのコイル50を積載する場合を示している。コイル50はコイルの巻き中心がトラックの長手方向と一致するように置かれる。コイル50はロープ52により荷台12に固定されている。尚、図6ではトラックのあおりは示されていない。
コイル50の前面は第1支持固定ユニット20に接触する。より詳しくは、コイル50の前面は第1支持固定ユニット20の第1部材21(水平方向の部材)と第3部材(垂直方向の部材)23と第4部材(水平方向の部材)24に当接する。尚、第1支持固定ユニット20とコイル50の前面との間に衝撃吸収部材を設けてもよい。
コイル50を荷台12に積載した状態にあっては、コイル50の自重により帯状クッション35や緩衝材34は所定位置に押しつけられる。また、コイル50の重量は緩衝材34を介して側部支持固定ユニット30にも作用するので、側部支持固定ユニット30も所定位置に固定される。
上述したように、本考案によれば、側部支持固定ユニット30は荷台12の両側部に沿って設けられているので、長手緩衝材34を介してコイル50に左右方向(トラックの幅方向)内向きの力を作用させることができる。よって、コイル50の左右方向の動きを規制することができる。また、第1支持固定ユニット20が荷台12の前部に設けられているので、コイル50に後方向(トラックの長手方向)の力を作用させることができる。よって、コイル50の前方向の動きを規制することができる。側部支持固定ユニット30は横方向のストッパと称することもできるであろう。
第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30はそれぞれ鋼材で形成されているので、十分な剛性を有する。
本実施例ではトラックの荷台12に予め形状されているスタンションホール15を利用して第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30を荷台12に取り付けているので、各ユニットの部品を用意すれば一般貨物用トラックの荷台をコイル積載用の荷台に改変することができる。
第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30はそれぞれ荷台12に着脱可能である。従って、一般貨物用トラック10により、帯鋼コイル(直径1メートル重さ10トン程度のもの、あるいはそれ以上のもの)を移送する場合にのみ、第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30を荷台12に取り付ければよい。通常の貨物を運搬する場合には、第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30を除去すればよい。
尚、本考案は上記実施例に限定されない。例えば、コイル50の背面50bを支持固定するための第2支持固定ユニットを設けてもよい。第2支持固定ユニットは第1支持固定ユニット20とほぼ同じ構造を有する。第2支持固定ユニットは、最後方のスタンションホール15cを使用して、荷台12に取り付けられる。第2支持固定ユニットの全ての部材は鋼材からなる。尚、第2支持固定ユニットとコイル背面50bとの間に緩衝材を設けてもよい。
図7は3つのコイル50を荷台12に積載した状態を示している。一番前に置かれるコイル50aの前面は第1支持固定ユニット20に接触する。このコイル50aと2番目に置かれるコイル50bとの間には、木材等の緩衝材59を設ける。2番目のコイル50bと最後に置かれるコイル50cとの間にも、木材等の緩衝材59を設ける。
尚、上記実施例においてはコイルを荷台に載せるとしたが、コイル以外のものを積載する場合にも本考案を適用することができる。また、第1支持固定ユニット20、側部支持固定ユニット30及び第2支持固定ユニット54はそれぞれ鋼材からなると説明したが、積載物を荷台上で支持固定するのに十分なものであれば各ユニットの材料についての限定はない。即ち、各ユニットの一部または全部を鋼材以外の材料で構成してもよい場合があるであろう(例えば強化プラスチック)。
また、側部支持固定ユニット30の第2部分32と緩衝材34は別個の部品として説明したが、両者を一体にしてもよい。作業者が第2部分32と緩衝材34を同時に運搬することが困難でなければ、両者を一体化してもよい。この場合、緩衝材34は複数の片から構成され、各片が各第2部分32に一体化される。
側部支持固定ユニット30の第1部分31と第2部分32の係合の形態は図4に示すものに限定されない。例えば、フランジ32dがなくても強度上問題がなければ、フランジ32dを省略してもよい。即ち、第1部分31の延出部31cと第2部分32の係合部32aとの係合のみにより、第1部分31と第2部分32を連結してもよい。あるいは、第1部分31の延出部31cと第2部分32の係合部32aとの係合がなくても第1部分と第2部分の連結強度上問題がなければ、延出部31cと係合部32aを省略してもよい。即ち、第1部分31の本体31aと第2部分32のフランジ32dとの係合のみにより、第1部分31と第2部分32を連結してもよい。
また、第1部分31と第2部分32の係合を強化する必要があれば、例えば、第2部分32の係合部32aに蓋材を設けてもよい。第1部分31の延出部31cと第2部分32の係合部32aとを係合させた後、前記蓋材を閉じることにより、第1部分31の延出部31cが第2部分の係合部32aから離脱しないようにする。
また、図8に示すように第2部分32の係合部32a'はV字状の溝とし、第1部分31にはこのV溝係合部32a'に係合する三角柱状の延出部31c'を設けてもよい。あるいは、図9に示すように第2部分32の係合部をU字溝32a'とし、第1部分31の延出部31c'はこれに係合する円柱突起としてもよい。
尚、図示した実施例では、スタンションホール15の形成は断面四角形であるが、円形、スリット状または四角形以外の多角形であっても本考案の積載物支持固定装置を設けることは可能である。あるいは、スタンションホールと称されない孔や窪みを利用して第1支持固定ユニット20、側部支持固定ユニット30及び第2支持固定ユニット54を取り付けることも可能である。
上記実施例では、第1支持固定ユニット20及び側部支持固定ユニット30(及び第2支持固定ユニット)によりコイル50を荷台上で支持固定しているが、第1支持固定ユニット20がなくてもコイル移送上問題がなければ、第1支持固定ユニット20を省略してもよい。あるいは、第1支持固定ユニット20の代わりに、荷台前部とコイルとの間にクッション部材を設けるだけでもよい。同様に、第2支持固定ユニットがなくてもコイル移送上問題がなければ、第2支持固定ユニットを省略してもよい。あるいは、第2支持固定ユニットの代わりに、荷台後部とコイルとの間にクッション部材を設けるだけでもよい。
側部支持固定ユニット30の大きさや形状は積載物の大きさや形状に合わせて適宜適切なものを選択する。同様に、第1支持固定ユニット20及び第2支持固定ユニットの大きさや形状は積載物の大きさや形状に合わせて適宜適切なものを選択する。
また、積載物の形状によっては、側部支持固定ユニット30を荷台12の一方の側部のみ(例えば、右側のみ)に設ける方が良いこともある。即ち、側部支持固定ユニット30の設置個所及び個数は、積載物の大きさ、重量、形状等に応じて、適宜選択する。荷台12のスタンションホールのいくつかを使用しなくてよい場合がある。
一般貨物用トラックの荷台(平ボディ)の概略平面図である。 図1の荷台に本考案の積載物支持固定装置を取り付けた状態の平面図である。 (a)は図2に示された第1支持固定ユニットの部分斜視図であり、(b)はこれの展開図である。 図2の側部支持固定ユニットの展開斜視図である。 図2の荷台に2本の長手緩衝部材を設けた状態を示す平面図である。 図5の荷台にコイルを積載した状態を示す斜視図である。 トラックの荷台に3つのコイルを積載した場合の平面図である。 図4の側部支持固定ユニットの変形例を示す斜視図である。 図4の側部支持固定ユニットの他の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10 トラック
12 荷台
15 スタンションホール
20 第1支持固定ユニット
30 側方向支持固定ユニット
31 第1部分
32 第2部分
34 緩衝材
50 コイル

Claims (17)

  1. 一般貨物用トラックの平面状荷台に積載物を支持・固定するための積載物支持装置であって、
    前記平面状荷台に形成された凹部にその一端が取り付けられ、且つ、前記一端から荷台の中央へ向かって延びる第1鋼材と、
    前記第1鋼材の他端に、前記第1鋼材に直交するように設けられる第2鋼材と、
    からなり、前記第1鋼材の一端は前記荷台の凹部に着脱自在であり、前記第2鋼材は前記第1鋼材に着脱自在であり、前記第2鋼材が積載物の側部を支持するように設けられたことを特徴とする積載物支持装置。
  2. 前記凹部は荷台の側部に沿って所定間隔で複数形成されており、前記第1鋼材は少なくとも2つの前記凹部に設けられ、前記第2鋼材は各第1鋼材に取り付けられることを特徴とする積載物支持装置。
  3. 前記凹部は前記荷台に予め形成されているスタンションホールであることを特徴とする請求項1または2記載の積載物支持装置。
  4. 前記第1鋼材の一端は前記凹部に係合する突出部を有していることを特徴とする請求項1、2または3記載の積載物支持装置。
  5. 前記第1鋼材の他端は延出部を有し、前記第2鋼材は前記第1鋼材の延出部に係合する係合部を有していることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の積載物支持装置。
  6. 前記第2鋼材の係合部は凹状部を有し、前記第1鋼材の延出部が前記凹状部に係合することを特徴とする請求項5記載の積載物支持装置。
  7. 前記第2鋼材の係合部は前記凹状部を覆う蓋材を有することを特徴とする請求項6記載の積載物支持装置。
  8. 前記第2鋼材の係合部は凸または凹状部を有し、前記第1鋼材の延出部が前記第2鋼材の前記係合部の凸または凹状部に係合する凹または凸状部を有することを特徴とする請求項5、6または7記載の積載物支持装置。
  9. 前記第2鋼材と積載物の間に緩衝材を設けたことを特徴とする請求項1−8のいずれかに記載の積載物支持装置。
  10. 前記第1鋼材は前記荷台の一方の側部のみに設けられることを特徴とする請求項1−9のいずれかに記載の積載物支持装置。
  11. 前記第1鋼材が前記荷台の両側に設けられることを特徴とする請求項1−9のいずれかに記載の積載物支持装置。
  12. 前記荷台の前部に、前記積載物の前部を支持する第1支持固定ユニット及び緩衝部材の少なくとも一方を設けたことを特徴とする請求項1−11のいずれかに記載の積載物支持装置。
  13. 前記第1支持固定ユニットは分割組立可能な構造を有していることを特徴とする請求項12記載の積載物支持装置。
  14. 前記第1支持固定ユニットは前記荷台のスタンションホールに取り付けられることを特徴とする請求項12または13記載の積載物支持装置。
  15. 前記荷台の後部に、前記積載物の後部を支持する第2支持固定ユニット及び緩衝部材の少なくとも一方を設けたことを特徴とする請求項1−14のいずれかに記載の積載物支持装置。
  16. 前記第2支持固定ユニットは分割組立可能な構造を有していることを特徴とする請求項15記載の積載物支持装置。
  17. 前記第2支持固定ユニットは前記荷台のスタンションホールに取り付けられることを特徴とする請求項15または16記載の積載物支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009133565A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Daikin Ind Ltd 冷凍装置用コントロールボックス
JP2011000983A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Kobelco Logistics Ltd 線材コイル固定装置

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