JP4260550B2 - 自動二輪車輸送用リターナブルパレットと積載方法 - Google Patents

自動二輪車輸送用リターナブルパレットと積載方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車を載置しコンテナ内に収納される自動二輪車輸送用リターナブルパレットと、該パレット上への自動二輪車の積載方法と、コンテナ内への前記リターナブルパレットの積載方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
自動二輪車の場合、長距離間の搬送、特に外国への搬送あるいは外国からの搬送に際しては、国際的に統一されている規定寸法(幅および高さがそれぞれ一定で、長さが、20フィートあるいは40フィート)のコンテナ内に、所定数の自動二輪車が収納された状態で搬送される。
この場合、コンテナ内において収納されている自動二輪車が、搬送中に損傷を受けることがないことは勿論、収納効率良く収納され、且つコンテナ内への収納とコンテナ外への取り出しが効率よく行えることが要求される。
【0003】
従来、自動二輪車の場合、ハンドルが車体から幅方向および高さ方向において出っ張ることから、ハンドルを車体から取り外した状態で木材あるいは鉄材等を用いて外方を囲むように枠材で梱包して、該梱包したものを前記コンテナ内に収納している。
そして、取り外したハンドルは、該ハンドル自体はダンボールの箱等に収納されるとともに、該ハンドルに取着されているブレーキのマスターシリンダは梱包する枠材に別途付設した仮固定用のブラケットに仮止めしておき、目的地で該ブラケットから前記マスターシリンダを取り外し、車体側に再び取着したハンドルに該マスターシリンダを取り付けるようなことがなされている。
かかる場合には、枠材と車体との間でのハンドル及びマスターシリンダの着脱作業が搬送前と搬送後にそれぞれ必要となる。また、かかるマスターシリンダを仮止めするためのブラケットは、枠材内に自動二輪車を搬入する際に邪魔になる。さらに、前記枠材にブラケット等余分の構成部材を配設しておく必要もある。
【0004】
このような状況に鑑みて、ハンドル等を車体から取り外すことなく、コンテナ内に収納するべく、パレット上に数台の自動二輪車を前後方向に若干(具体的には、15〜20cm程度づつ)位置をずらすことによって、隣接する自動二輪車間で、互いのハンドルが干渉するのを防止するようなパレットが、若しくは、積載効率を犠牲にした、ハンドルの突出分だけ幅を広げたパレットが提供されている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−145378号公報。
【0006】
しかしながら、前者のようなパレットの場合、パレット上への自動二輪車の積み込みに手間がかかり、また、後者のようなパレットの場合、同一容積のコンテナ(例えば、前記40フィートコンテナ)内への自動二輪車の積載(収容)台数が少なくなる。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みておこなわれたもので、パレット上への自動二輪車の積み込みが容易で、且つコンテナ内への自動二輪車の積載台数を多くすることが可能な自動二輪車輸送用リターナブルパレットを提供することを第1の目的とし、このリターナブルパレット上への自動二輪車の好ましい積載方法を提供することを第2の目的とし、さらに、前記リターナブルパレットを用いた効率的なコンテナ内への積み込み方法を提供することを第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる自動二輪車輸送用リターナブルパレットは、自動二輪車を載置して、コンテナ内に積載するための自動二輪車輸送用リターナブルパレットであって、
前記リターナブルパレットが、2台の自動二輪車を互いに前後逆向きに載置するために、全体が所定厚さを有しこの上に載置される自動二輪車のハンドル端部が側方に突出する寸法の略平板状のパレット本体と、上方に別のリターナブルパレットを積層するための前記パレット本体の四隅に着脱自在に立設された柱部材とを有し、
前記パレット本体の上面の一側部には、積載する自動二輪車の前輪を位置決めするための前輪位置決め溝部が前部に設けられているとともに、該パレット本体の上面の反一側部(前記一側部とは反対側の側部をいう)には、積載する自動二輪車の前輪を位置決めするための前輪位置決め溝部が後部に設けられていることを特徴とする。
【0009】
そして、このように構成された自動二輪車用リターナブルパレットによれば、パレット本体上に2台の自動二輪車を、前後を逆にして載置することにより、幅方向に出っ張るハンドルの一方の端部は、同一パレット本体上で隣接する相手の自動二輪車のシート部分等(ハンドル以外の部分)の上方に位置するため、相互に邪魔(干渉)になることがなく、このため、パレット本体上における幅方向の自動二輪車の載置ピッチを最小にすることができる。かかる場合、自動二輪車のハンドルの反対側の端部は、パレット本体上から幅方向に外方へ出っ張ることになるが、コンテナ内に隣接して積載される各リターナブルパレット上の隣接する自動二輪車同士が互いに前後方向が逆向きになるため、出っ張っているハンドルの端部は、隣接するパレット本体上の自動二輪車のシート部分の上方に互いに位置することになる。従って、隣接するリターナブルパレット上の自動二輪車のハンドル相互が干渉するようなことはない。
このため、リターナブルパレット(パレット本体)の幅方向の寸法を小さくでき、このため、コンテナ内へのリターナブルパレットの積み込みユニット数を多くすることが可能となる。
また、前記リターナブルパレット上に積載された自動二輪車は、その前輪がパレット本体上面に形成された前輪位置決め溝部によって確実に固定されるため、リターナブルパレット上に自動二輪車を確実に固定することが可能となる。また、前輪が前輪位置決め溝部内に入って低くなるため、自動二輪車において最も高くなるハンドルの上端の位置を低くすることができる。
【0010】
そして、自動二輪車を搬送し終わって前記リターナブルパレットが空になると、パレット本体の四隅に立設されている柱部材をパレット本体から取り外すことによって、基本的にパレット本体のみの厚みだけの寸法となり、このため、各パレット本体を多段状に積層することによって、1のコンテナ内に多数のパレットを積載して、自動二輪車の出荷場所に効率良く送り返すことができる。つまり、自動二輪車を搬送するときには、多数のコンテナを必要とするが、リターナブルパレットを送り返すときには、前記柱部材を取り外すとコンパクトになるため、1つあるいは極く少数のコンテナで済む。
【0011】
また、前記リターナブルパレットにおいて、前記柱部材の上端部に、先端側にゆくにしたがって横断面(平断面)が小さくなった位置決め部材が、着脱自在に取着されるよう構成されていると、上下に2つのリターナブルパレットを積層するときに、上下のリターナブルパレット間の位置決めと固定が確実に且つ容易におこなえる構成となる。また、より大きな荷重が作用する下側のリターナブルパレットの柱部材は、この位置決め部材を介して、その上端が剛性の高い上側のリターナブルパレットで平面的に固定されるため、積層された状態での剛性が増し、コンテナ内で上下に2組リターナブルパレットを積層しても高い剛性をもって積層することが可能となる。さらに、前記リターナブルパレットを送り返すときに、該リターナブルパレットを多段に積層する際にも、該リターナブルパレット間の位置決めと固定が確実に且つ容易におこなえる。
【0012】
また、前記リターナブルパレットにおいて、前記パレット本体の四隅に、前記柱部材の基端部を挿着可能な配設穴が形成されていると、パレット本体に簡単に柱部材を着脱することができるリターナブルパレットとなる。また、この配設穴は、自動二輪車を搬送し終わると空になるが、前記リターナブルパレットを積層する際には、前記位置決め部材を挿着するための穴として利用でき、このように配設穴に位置決め部材を挿着すると、積層する空になったパレット本体を確実に且つ安定して固定した状態で積層することが可能となる。かかる場合に、コンテナの天井面近傍まで、つまり、コンテナの天井と積層したパレット本体との隙間が、該パレット本体の厚み以下になるまで積層すると、ロープ等で固定しなくともコンテナ内で積層したパレット本体が内部で脱落することがない。
【0013】
本発明にかかる自動二輪車の積載方法は、前記請求項1〜3のいずれか1の項に記載のリターナブルパレット上に自動二輪車を積載して固定する自動二輪車の積載方法であって、
前記パレット本体上に、自動二輪車を、その前輪がパレット本体の前輪位置決め溝部に入るように載置し、その自動二輪車の前輪とフロントフォークのクロスメンバーとの間に、緩衝材を挟み込むとともに、該フロントフォークの伸縮部分の上方部位とパレット本体との間を、左右両側で、前部捕縛手段でやや緊張状態になるよう捕縛し、自動二輪車の後輪を上下二箇所でパレット本体にそれぞれ後部捕縛手段によって捕縛して固定したことを特徴とする。
【0014】
そして、このような自動二輪車の積載方法によれば、フロントフォークが実質上収縮した状態で前輪部分がパレット本体上に固定されることがないため、フロントフォークのショックアブソーバにとって好ましい状態(負荷の作用しない状態)で固定されて搬送されることになる。また、前輪が前輪位置決め溝部に入るように載置されるため、自動二輪車を安定した位置状態でパレット本体上に固定できる。
【0015】
前記自動二輪車の積載方法において、前記緩衝材の高さ方向の寸法が、前記フロントフォークが自由長の状態のときの、前記クロスメンバーと前輪との間の隙間寸法と略等しいかそれより小さい寸法であると、フロントフォークに殆ど負荷(フロントフォークを伸縮させる方向の外力)が作用しない状態で搬送することができる点において好ましい構成となる。
【0016】
本発明にかかるコンテナ積載方法は、前記請求項1〜3のいずれか1の項に記載のリターナブルパレット上に自動二輪車を積載し、該自動二輪車を積載したリターナブルパレットをコンテナ外で上下2段に積層し、該上下2段に積層した1組のリターナブルパレットをコンテナの奥方から手前側へ順次積み込む、コンテナ積載方法であって、
コンテナの最奥部位に、コンテナ奥方壁面との間の隙間を調整する第1のラッシング部材を配置し、その手前側に、続けて、前記上下2段に積層した1組のリターナブルパレットを所定組数分、順次積み込み、最後に、第2のラッシング部材を配置し、最後の1組のリターナブルパレットとコンテナの扉部分との間の隙間を調整するようにしたことを特徴とする。
【0017】
そして、このように構成されたコンテナ積載方法によれば、コンテナ内において、遊隙間なく、自動二輪車を積載したリターナブルパレットを積載することができ、従って、輸送中に、コンテナが多少揺れたりあるいは傾くようなことがあっても、積載されているリターナブルパレットがコンテナ内で遊動するようなことはない。しかも、前記ラッシング部材を金属等の耐久性の高い材料で構成しておけば、リターナブルパレットおよびラッシング部材ともに、繰り返し使用できる。
【0018】
また、前記コンテナの積載方法は、前記第1および第2のラッシング部材のうちの少なくともいずれかのラッシング部材のコンテナ扉側に、木材で構成された第3のラッシング部材が配置されると、木材の変形により、リターナブルパレットとコンテナの壁面(扉等の面)との間において、緩衝作用が生じるとともに微妙な隙間を無くすことができる点で好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるリターナブルパレットとこのリターナブルパレットのコンテナ内への積載方法について具体的に説明する。
【0020】
図1は本発明にかかるリターナブルパレットの全体の構成を示す柱部材と固定バーとを取り外した状態での斜視図である。
【0021】
図1に図示するように、本実施形態にかかるリターナブルパレット100は、パレット本体1と、このパレット本体1の四隅に着脱自在に立設される4本の柱部材10と、この柱部材10の上端方に着脱自在に配設される4個の位置決め部材20と、一対の前記柱部材10の上端部間を図12に図示するように所定寸法で固定する2本の固定バー30とを具備する。
【0022】
前記パレット本体1は、図1、あるいはその平面図である図2、同正面図である図3、あるいは同側面図である図4に図示するように、全体が、その最大厚さが所定厚さt(図3参照)を有する、略平板状の形態を有する。このパレット本体1の略平板状の外周、つまり外枠部材1Fは、4本の長方形断面の角パイプの各端部を接合することによって形成されるとともに、図2に図示するように、この外枠部材1Fで囲まれた内部には、該外枠部材1F間を接続する骨材(補強部材1j参照;一部図示せず)が配置され、この骨材の上面に、平板1pが配置され、該パレット本体1の床面を形成している。
そして、このパレット本体1の前記骨材の一つとして、図3、図1に図示するような、側面視が長方形の角パイプ状の部材1jが用いられ、この部材1jは、図示しないフォークリフトで該リターナブルパレット100を搬送する際に、該フォークリフトのフォークをこの角パイプ状の部材1jの穴内に挿入して、持ち上げて搬送する等できるようになっている。つまり、この部材1jは、前記外枠部材1Fの剛性を向上させるとともに、前記平板1pを下方から支持し、且つ、フォークリフトのフォークを差し込むための手段として機能している。
【0023】
また、このパレット本体1の外枠部材1Fのうちの長手方向の前後端に位置する部材1gは、同じく外枠部材1Fの一部を構成する長手方向の両側に位置する部材1kに比べて、高さ的に低い部材が用いられている。この結果、パレット本体1の外枠部材1Fの前後方向の部材の高さが低く、つまり、パレット本体1の前後方向から、自動二輪車をパレット本体1の上面に作業者が載置する際に容易に載置できるよう構成されている。
【0024】
このパレット本体1の平面的な幅方向の寸法Dw(図1参照)は、2台の自動二輪車を互いに前後逆向きに載置した際に、このパレット本体1の両側端からそれぞれの自動二輪車のハンドルの端部が突出するような寸法になっている。つまり、パレット本体1の幅方向の寸法を、2台の自動二輪車が重なることなく並置したときに平面的に内包される寸法に比して、本発明にかかるリターナブルパレットの場合、意図的に小さくしている。
また、このパレット本体1の上面には、図1あるいは図2〜図5に図示するように、2台の自動二輪車を互いに前後逆向きに積載するために、自動二輪車のタイヤの接地面近傍に略等しい三次元形状に凹設された前輪位置決め溝部1Vが形成されている。具体的には、前記前輪位置決め溝部1Vは、図1において、パレット本体1の一側部(図1,図2では上半部に示す一方の側部)では、前部(図1,図2において右部)に設けられるとともに、パレット本体1の反一側部(図1,図2では下半部に示す一方の側部)では、後部(図1,図2において左部)に設けられている。この実施形態においては、該前輪位置決め溝部1Vは、その周囲の部分とともに1枚の板材として、一体成形(プレス)した部材1T上に形成され、該部材1Tがパレット本体1に一体に取着(溶接)されている。
そして、この前輪位置決め溝部1Vの最低位置1b(三次元形状の溝の最も低い位置)は、図5に図示するように、このパレット本体1の底面とほぼ等しい位置になるよう構成されている。従って、自動二輪車の前輪底面は、このパレット本体1の底面とほぼ等しく(正確には、前輪位置決め溝部1Vの部材の板厚程度だけ高く)なる状態で搭載することができる。
【0025】
また、この実施形態では、前記前輪位置決め溝部1Vの周囲の上面1eは、パレット本体1のその他の上面(平面1p)に比べて少し低くなっている。
【0026】
また、前記パレット本体1の四隅には、図1,図2あるいは図6に図示するように、角パイプによって形成される前記柱部材10を着脱自在に挿置(配設)するための、下端まで同じ寸法の穴形で貫通した配設穴1hが設けられている。これに対して、図1,図8(a),(b)に図示するように、前記柱部材10の下端部には、この配設穴1hの穴断面寸法に対応した断面寸法(配設穴1hの穴断面寸法よりやや小さい断面の外形寸法)を有する挿入部10bが形成されている。この挿入部10bは、この実施形態の場合、該挿入部10bより上方の部分の柱部材10を構成する角パイプの内部に入れ子式に挿入可能な小さい寸法の角パイプによって構成されている。しかし、板材を角パイプ状にすることによって前記挿入部10bを柱部材10の下端部に形成してもよい。
また、前記柱部材10の一側面の上端からやや下方の部分には、前記固定バー30の両端に形成されている取着片30bが取り外し自在に挿入可能な取着穴1sが設けられている。この取着穴1sは、パレット本体1に設けられている取着穴1sと同じ構成のものである。図1では、このパレット本体1に設けられている取着穴1sに前記固定バー30が取着される状態を一点鎖線で示している。
【0027】
また、図1,図10に図示するように、前記位置決め部材20の下端部20bも、前記柱部材10の挿入部10bの外形寸法に等しく、つまり、前記配設穴1hの穴断面寸法よりやや小さい断面寸法(断面の外形寸法)に形成されている。そして、前記柱部材10の上端の穴部10uも、前記配設穴1hの穴断面寸法に等しく形成されている。
【0028】
そして、図1あるいは図6、図7、図8に図示するように、パレット本体1の前記配設穴1hに隣接して、該配設穴1hの上端より上端が低くなった取着穴1sが形成され、この取着穴1sには、前記固定バー30の両端に形成されている取着片30bが着脱自在に挿着されるように構成されている。この実施形態の場合には、前記取着穴1sは丸パイプによって構成され、また前記取着片30bは前記取着穴1sに挿入可能な棒状片によって構成されている。
【0029】
また、前記パレット本体1の前記前輪位置決め溝部1Vの両側には、自動二輪車の前輪固定用の固定バンド70(図12参照)を係止するための、逆Uの字状のフック金具1Yが配設されている。
また、このフック金具1Yに左右(幅方向)に対峙するように、同じフック金具1Yが、パレット本体1の外枠部材1Fの内側の壁面1nにも配設されている。
【0030】
また、前記固定バー30は、図1あるいは側面図である図9(a)、平面図である図9(b)に図示するように、両端部に前記取着片30bが形成されているとともに、これら両端の取着片30bを連結するパイプ(この実施形態では角パイプ)からなる連結部材30aが形成されている。
【0031】
また、前記位置決め部材20は、図1あるいは拡大平面図と拡大側面図である図10(a),(b)に図示するように、前述の、下端部に前記柱部材10の挿入部10bの外形寸法に等しい(前記配設穴1hに挿入可能な)断面の外形寸法からなる下端部20bを有するとともに、その上方には、前記配設穴1hより大きい外径寸法の鍔部20dを有し、さらにその上方には、上端側で横断面(この実施形態では「丸形横断面」)が漸次小さくなった略円錐状の位置決め部20aが形成されている。
【0032】
しかして、上述のように構成された本リターナブルパレット100を用いて、自動二輪車を以下のように梱包することができる。つまり、
作業者が1台の自動二輪車をその前輪が一側部の前記前輪固定溝1Vに位置するように、パレット本体1上に載置する。この際、前述のように、外枠部材1Fのうちの長手方向の前後端に位置する部材1gの高さが低く構成されているので、容易にパレット本体1の外方から該パレット本体1の平面1p(あるいは上面1e)上に自動二輪車を載置することが可能となる。
前記自動二輪車のパレット本体1上への載置は、作業者が人力で自動二輪車を転がすことによっておこなわれるが、自動二輪車を自走させておこなってもよい。
【0033】
次に、作業者は、自動二輪車の前輪あるいは後輪のいずれかをパレット本体1に、捕縛手段である固定バンド70(図12参照)と、該パレット本体1側の前記フック金具1Yを用いて、固定する。例えば、自動二輪車の前輪部分から固定する場合には、図11に図示するような、合成樹脂発泡体からなる緩衝部材40を、その上端が自動二輪車の左右のフロントフォーク60を接続するクロスメンバー61の下端あるいは該クロスメンバー61に下端に取着されているフロントフェンダー62の下面(底面)に当接するよう、且つ該緩衝部材40の下端が、前輪64の上端面に当接するように、配置する。この緩衝部材40は、前記フロントフォーク60が自由長(上方から下方に向けての外力が作用していないときの長さ)のときの、前記クロスメンバー61の下端あるいはフェンダー62の下面と、前輪の上端面との寸法に略等しい高さを有する。そして、この緩衝部材40の幅方向の寸法は、該緩衝部材40の一部が左右の前記フロントフォーク60の間に略ぴったり挿入可能な寸法を有する部分と、それに隣接するさらに幅が広くなった部分から構成されている。
【0034】
そして、前記緩衝部材40を配置した状態において、固定バンド70(図12参照)を用いて、前記クロスメンバー61の側端と、その側方にそれぞれ位置する前記フック金具1Yとを、固定する。この際、固定バンド70を強く締めつけても、フロントフォーク60は前記緩衝材40によって収縮位置が一義的に決められるため、フロントフォーク60に大きな収縮を強いるようなことがないとともに、且つ自動二輪車の前部をフロントフォーク60による弾性のない状態(フロントフォークの収縮作用を所謂「殺した」状態)で強固に固定することができる。なお、図11において、符号Fは、自動二輪車の前後方向の前方を示す。
【0035】
次に、作業者は、後輪をパレット本体1に固定するが、その際、自動二輪車の後輪の後部且つ低い位置を、固定バンド70(図12参照)で、その後輪固定位置の両側方で且つやや後方に位置する前記フック金具1Yに固定する。
【0036】
次に、作業者は、後輪の上端部分を、別の固定バンド70(図12参照)で、その後輪固定位置の両側方に位置する前記フック金具1Yに固定する。
【0037】
次に、このパレット本体1の反一側部に、もう1台の自動二輪車を、前後逆向きから前述した一連の手順によって同様に搭載・固定する。
【0038】
前述した自動二輪車のパレット本体1上への載置と固定は、パレット本体1の上方に何も邪魔するものがないことから、好ましい状態でおこなうことができる。
【0039】
このようにパレット本体1上に、2台の自動二輪車を相互に前後逆向きに搭載し、固定が完了すると、このパレット本体1の四隅に、前記柱部材10を取着する。この取着は、柱部材10の下端部の挿入部10bを、パレット本体1の配設穴1hに挿置することによっておこなう。また、この実施形態にかかるリターナブルパレット100の場合、前記パレット本体1に対して柱部材10をボルトあるいはピン等の固定手段によって特段固定しない。しかし、勿論ボルト等を用いて固定してもよい。
そして、次に前記柱部材10の上端の穴部10uに、前記位置決め部材20が配置されるとともに、パレット本体1の前部の2本の柱部材10間に、また、パレット本体1の後部の2本の柱部材10間に、固定バー30が配置(取着)され、これら2本の柱部材10が連結される。この固定バー30の柱部材10への配置は、柱部材10に形成されている取着穴1sに、固定バー30の取着片30bが挿着されることによっておこなわれる。これによって、コンテナ内に収納される際に下段になる、2台の自動二輪車を積載したリターナブルパレット100の準備(積載作業)が、完了する。
この状態において、幅方向において、自動二輪車のハンドルHの端部Hnは、リターナブルパレット100の両側端から突出した状態となっている(図12参照)。
【0040】
前記同様に、別のパレット本体1に2台の自動二輪車が載置され、該自動二輪車は同様にパレット本体1上に固定される。そして、これらパレット本体1に前記柱部材10が配置されるとともに、前後各2本の柱部材10間には、前記固定バー30が配置される。これによって、コンテナ内に収納される際に上段になる、2台の自動二輪車を積載したリターナブルパレット100の準備(積載作業)が、完了する。なお、コンテナ内においてリターナブルパレット100は2段のみ積層されることから、このパレット本体1の柱部材10の上端には前記位置決め部材20は配置されない。
【0041】
そして、後者の位置決め部材20を配置していないリターナブルパレット100を、フォークリフトで持ち上げて、位置決め部材20を配置しているリターナブルパレット100上に、上下のパレット本体1の各柱部材10が上下に略一直線になるような状態で積層する。この際、前記位置決め部材20が略尖塔状に形成されていることから、概ねの位置を合わせれば、後は該位置決め部材20の誘導によって、上下のリターナブルパレット100を容易に所定の位置状態に積層することができる。
【0042】
また、前記リターナブルパレット100を別のリターナブルパレット100上に2段に積層する際には、積層する側のリターナブルパレット100のパレット本体1に成形されている前記角パイプ状の部材1j内にフォークリフトのフォークを差し込んで、容易に搬送および持ち上げることができる。
【0043】
そして、このように、2段に積層されたリターナブルパレット100は、図15に略示するように、2段積層した状態で、フォークリフトによって、コンテナ110内の奥方へ収納する。かかる場合、フォークリフトは全高の低い、つまり昇降ポストの低い特殊なフォークリフトが利用される。また、この際には、下段のリターナブルパレット100の前記角パイプ状の部材1j内にフォークリフトのフォークを差し込んで、搬送がおこなわれる。この搬送に際して、上下のリターナブルパレット100間は、前記位置決め部材20によって確実に固定されている。
【0044】
このように、順次上下2段に積層され、それぞれが2台の自動二輪車を積載したリターナブルパレット100は、図15に図示するように、順次コンテナ110に収納される。そして、最後のリターナブルパレット100が収納されると、コンテナ110の扉が閉じられて、リターナブルパレット100のコンテナ110内への積み込み作業は完了する。
【0045】
ところで、この実施形態では、コンテナ110内に最初に収納された上下1組みのリターナブルパレット100の奥方と、最後に収納された上下1組みのリターナブルパレット100の手前方の、各上・下段のリターナブルパレット100のパレット本体1に、図13に図示するようなラッシング部材120が取り付けられる(図15参照)。
【0046】
前記ラッシング部材120は、主部材として断面長方形状の角パイプ120Bの両側に断面正方形状の角パイプ120Cを溶接することによって全体の平面視が略溝形状に構成されるとともに、前記主部材となる角パイプ120Bの側面からは、前記パレット本体1の前記角パイプ状の部材1j内へ挿入可能な角パイプからなる連結部材120Aが突設されている。また、前記角パイプ120Cの各先端面からは、前後方向に突出自在に取り付けられたアジャスターボルト120aがそれぞれ突設され、該アジャスターボルト120aの先端には、木製の角材(木材からなる第3のラッシング部材)121を載置する、側面視がCの字状のチャンネル鋼からなる載置部材120Dが配設されている。そして、前記載置部材120Dのチャンネル鋼の溝部分には、前記木製の角材121を収容し、上方からボルト120bによって該角材121を挟持可能に構成されている。また、前記載置部材120Dのチャンネル鋼の溝部分の底面には、丸棒状の金属片120Fが配置され、前記角材121をこの金属片120Fと前記ボルト120bとの間でより確実に上下方向において挟持可能に構成されている。
そして、前記載置部材120F内には、図13に図示するような木製の角材121が、二点鎖線で示すように配置されるとともに、該角材121の突出寸法(突出量)は、前記アジャスターボルト120aを調整することによっておこなわれる。つまり、このアジャスターボルト120aの調整は、図15に図示するように、前述のようにコンテナ110内に収納しようとするリターナブルパレット100が全て収納された状態で、最後のリターナブルパレット100とコンテナ110の扉110Dとの隙間に合わせて調整される。なお、コンテナ110内の最前(奥)位置に配置されているリターナブルパレット100とコンテナ前壁との隙間に配設されるラッシング部材120に関しては、アジャスターボルト120aは適当(例えば、中間位置程度)な長さになるように調整しておけばよい。また、このラッシング部材120は、それぞれ上下のリターナブルパレット100の端部に取着することが、より遊動の少ない状態でリターナブルパレット100をコンテナ110内に収容できる点で、望ましい。
また、前記コンテナ110内の最前(奥)位置に配置されているラッシング部材は、図13に図示するものに代えて、図14に図示するような、隙間調整機能のない構成のラッシング部材320を使用してもよい。このラッシング部材320には、固定金具321が配設され、該ラッシング部材320とリターナブルパレット100側とが固定できるよう構成されている。
【0047】
このように構成されたリターナブルパレット100によれば、図12に図示するように、2台の自動二輪車をリターナブルパレット100上で、隣接する側のハンドルHの端部Hnは、相手側の自動二輪車のシートSe上方あるいはその近傍に位置して、互いの端部Hnが平面視において相手側の自動二輪車上に重なった状態となっている。
さらに、コンテナ110内に収納された状態で隣接するリターナブルパレット100の側端からはハンドルの端部が突出しているが、この突出している部分は隣接するリターナブルパレット100内の隣接する自動二輪車のシート上方に位置しているため、従来のリターナブルパレット100を使用してコンテナ(40フィートコンテナ)110内へ収納できる自動二輪車の台数と比べると、従来のものが30台であったものが、本発明にかかるものでは、32台収納することができる。しかも、コンテナ110内では、リターナブルパレット100はラッシング部材によって隙間のない状態で収容されているため遊動することがなく、また、自動二輪車はリターナブルパレット100上で確実に且つ遊動することなく固定されているため、結果的に、自動二輪車を遊動することなくコンテナで搬送することが可能となっている。
【0048】
また、自動二輪車を目的地まで搬送し終えたリターナブルパレット100は、四隅の柱部材10およびこれらを連結する前記固定バー30を外して、該柱部材10はパレット本体1上面に横たえ、一方固定バー30は、その取着片30bを、図1に一点鎖線で示す如く、パレット本体1の取着穴1s内に挿入することによってパレット本体1にセットして、全体をコンパクトにするとともに、パレット本体1の四隅の配設穴1hに前記位置決め部材20を挿置する。また、前記ラッシング部材はいずれかのパレット本体1内に収容される。そして、このパレット本体1上に四隅の柱部材10を同様に載置し且つ前記固定バー30を同様にセットした別のパレット本体1を、前記位置決め部材20を介して、上下に多数段分積層(この実施形態では約11段程度)することによって、1つのコンテナ内に大量のリターナブルパレット100を収納して送り返すことが可能となる。
【0049】
【発明の効果】
本発明にかかるリターナブルパレットによれば、パレット上への積み込みが容易で、且つコンテナ内への積載台数を多くすることが可能となる。
【0050】
また、本発明にかかる自動二輪車の積載方法によれば、自動二輪車を効率よく且つ確実に固定して積載することが可能となる。
【0051】
さらに、本発明にかかるコンテナ内への積み込み方法によれば、リターナブルパレットを搬送中に遊動することなく、フォークリフト等を利用して、効率よく積み込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるリターナブルパレットの全体の構成を示す、柱部材と固定バーとを取り外した状態での斜視図である。
【図2】 図1に示すリターナブルパレットのパレット本体の平面図である。
【図3】 図2に示すパレット本体の正面図(パレット本体を図2のIII −III 矢視方向(長手方向に直交する方向)から見た図)である。
【図4】 図2に示すパレット本体の側面図(パレット本体を図2のIV−IV矢視方向(長手方向)から見た図)である。
【図5】 図2に示す前輪位置決め溝部の構成を示す図2のV−V矢視図である。
【図6】 図2に示すパレット本体の、柱部材を取着するための配設穴部分とその近傍の構成を示す、部分拡大平面図である。
【図7】 図2に示すパレット本体の、柱部材を取着するための配設穴部分とその近傍の構成を示す、図2のIIV −IIV 矢視拡大図である。
【図8】 図1に示す柱部材の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図9】 図1に示す固定バーの構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図10】 図1に示す位置決め部材の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図11】 緩衝部材の構成とこの緩衝部材を自動二輪車の前輪部分 (二点鎖線参照) に配置した状態を示す部分斜視図である。
【図12】 リターナブルパレットに自動二輪車を2台搭載・固定した状態を示す斜視図である。
【図13】 図15に示すコンテナ内にリターナブルパレットを収納する際に使用するラッシング部材の構成を示す斜視図である。
【図14】 図15に示すコンテナ内にリターナブルパレットを収納する際に使用する、図13とは別の実施形態にかかるラッシング部材の構成を示す斜視図である。
【図15】 図13に示すラッシング部材を用いて図12に示す自動二輪車を搭載したリターナブルパレットをコンテナ内に収納した状態を示す図である。
【符号の説明】
H…自動二輪車のハンドル
Hn…ハンドルの端部
1…パレット本体
1V…前輪位置決め溝部
10…柱部材
100…リターナブルパレット

Claims (7)

  1. 自動二輪車を載置して、コンテナ内に積載するための自動二輪車輸送用リターナブルパレットであって、
    前記リターナブルパレットが、
    2台の自動二輪車を互いに前後逆向きに載置するために全体が所定厚さを有し、この上に載置される自動二輪車のハンドル端部が側方に突出する寸法の略平板状で且つ一体状で分割不能なパレット本体と、
    上方に別のリターナブルパレットを積層するための前記パレット本体の四隅に着脱自在に立設された柱部材とを有し、
    前記パレット本体の上面の一側部には、積載する自動二輪車の前輪を位置決めするための前輪位置決め溝部が前部に設けられているとともに、該パレット本体の上面の反一側部には、積載する自動二輪車の前輪を位置決めするための前輪位置決め溝部が後部に設けられていることを特徴とする自動二輪車輸送用リターナブルパレット。
  2. 前記柱部材の上端部に、先端側にゆくにしたがって横断面が小さくなった位置決め部材が、着脱自在に取着されるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載のリターナブルパレット。
  3. 前記パレット本体の四隅に、前記柱部材の基端部を挿着可能な配設穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のリターナブルパレット。
  4. 前記請求項1〜3のいずれか1の項に記載のリターナブルパレット上に自動二輪車を積載して固定する自動二輪車の積載方法であって、
    前記パレット本体上に、自動二輪車を、その前輪がパレット本体の前輪位置決め溝部に入るように載置し、その自動二輪車の前輪とフロントフォークのクロスメンバーとの間に、緩衝材を挟み込むとともに、該フロントフォークの伸縮部分の上方部位とパレット本体との間を、左右両側で、前部捕縛手段でやや緊張状態になるよう捕縛し、自動二輪車の後輪を上下二箇所でパレット本体にそれぞれ後部捕縛手段によって捕縛して固定したことを特徴とする自動二輪車の積載方法。
  5. 前記緩衝材の高さ方向の寸法が、前記フロントフォークが自由長の状態のときの、前記クロスメンバーと前輪との間の隙間寸法と略等しいかそれより小さい寸法であることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車の積載方法。
  6. 前記請求項1〜3のいずれか1の項に記載のリターナブルパレット上に自動二輪車を積載し、該自動二輪車を積載したリターナブルパレットをコンテナ外で上下2段に積層し、該上下2段に積層した1組のリターナブルパレットをコンテナの奥方から手前側へ順次積み込む、コンテナ積載方法であって、
    コンテナの最奥部位に、コンテナ奥方壁面との間の隙間を調整する第1のラッシング部材を配置し、その手前側に、続けて、前記上下2段に積層した1組のリターナブルパレットを、所定組数分、順次積み込み、最後に、第2のラッシング部材を配置し、最後の1組のリターナブルパレットとコンテナの扉部分との間の隙間を調整するようにしたことを特徴とするコンテナ積載方法。
  7. 前記第1および第2のラッシング部材のうちの少なくともいずれかのラッシング部材のコンテナ扉側に、木材で構成された第3のラッシング部材が配置されることを特徴とする請求項6記載のコンテナ積載方法。
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