JP3106161B2 - 防火用面戸板及びその取合わせ処理方法 - Google Patents

防火用面戸板及びその取合わせ処理方法

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JP3106161B2
JP3106161B2 JP03043964A JP4396491A JP3106161B2 JP 3106161 B2 JP3106161 B2 JP 3106161B2 JP 03043964 A JP03043964 A JP 03043964A JP 4396491 A JP4396491 A JP 4396491A JP 3106161 B2 JP3106161 B2 JP 3106161B2
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弘蔵 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、折版屋根と防火壁の
取合せ処理に使用される片側から取付可能な防火用面戸
板に関する。
【0002】
【従来の技術】 火災時に、延焼の拡大を防止するため
の防火壁が使用されるが、折版屋根のときは、面戸の部
分をふさぐ必要がある。
【0003】従来は、図6のごとく、ALC版等からな
る防火壁2の頂部11に、折版屋根3に合わせて板金等
で作られた中仕切り部材22を載置し、両側からロック
ウール23、23を充填していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記課題を解
決するものであって、下方に防火壁に対する取付部を延
伸させた枠体の台形部の前方に、折版屋根に合った台形
のロックウール板を取着してなる防火用面戸板であっ
て、台形部の下方に延伸した取付部の上方両側に、懸架
部を直角に突出させて枠体を形成してなり、折版屋根と
防火壁の取合せ処理において片側から取付可能としたこ
とを特徴とする防火用面戸板、及び防火壁の取合せ処理
において、防火壁の頂部にすきま防止用ロックウール板
を接着してから、前記の防火用面戸板を取り付けること
を特徴とする取り合せ処理方法である。本発明において
は、枠体を台形部の下方の延伸した取着部の上方両側
に、懸架部を直角に突出させたものとすることも好まし
く、また枠体が、方形板の上方から八の字に切り込みを
入れ、両側縁を直角に折り曲げて懸架部にし、上方を台
形部、下方を取付部にして枠体を形成されたものである
ことも好ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記課題を解
決するものであって、下方に防火壁に対する取付部を延
伸させた枠体の台形部の前方に、折版屋根に合った台形
のロックウール板を取着してなる防火用面戸板であっ
て、折版屋根と防火壁の取合せ処理において片側から取
付可能としたことを特徴とする防火用面戸板、及び折版
屋根と防火壁の取合せ処理において、防火壁の頂部にす
きま防止用ロックウール板を接着してから、請求項1な
いし3記載の防火用面戸板を取り付けることを特徴とす
る取合せ処理方法である。本発明においては、枠体を台
形部の下方に延伸した取付部の上方両側に、懸架部を直
角に突出させたものとすることも好ましく、また枠体
が、方形板の上方から八の字に切り込みを入れ、両側縁
を直角に折り曲げて懸架部にし、上方を台形部、下方を
取付部にして形成されたものであることも好ましい。
【0006】
【実施例】 図1は、本発明実施例の防火用面戸板1を
使用して取合せ処理した状態を示す要部正面図であっ
て、図2はその側断面図である。また、2はALC版等
からなる防火壁、3はラック状に折り曲げられて形成さ
れた折版屋根である。
【0008】10は防火壁2と折版屋根3の間の台形状
の面戸部分であって、防火の目的からふさぐ必要がある
とき、本発明の防火用面戸板1が使用される。
【0009】本実施例の防火用面戸板1は、面戸部分1
0に挿入可能な台形状の台形部5を上方に具備し、その
下方に、防火壁2に取付可能な方形広巾の取付部6を延
伸し、両側縁に防火壁2の頂部11に懸架できるように
懸架部7、7を前方に直角に突出して形成した、薄板状
の枠体4を具えている。
【0010】枠体4の台形部5の前方には、面戸部分1
0に適合した台形で、防火壁2とほぼ等厚のロックウー
ル板8を複数個の頭付き取付用パイプ9と接着剤の併用
で貼着してある。
【0011】また、防火用面戸板1は折版屋根3の各面
戸部分10に対し一列に並べて取り付けられるから、取
付部6の巾は面戸部分10のピッチ寸法より若干短いこ
とが望ましい。また防火壁2には複数個の鉄くぎ15に
より固定される。
【0012】本実施例の防火用面戸板1は前記構造であ
るので、防火壁2の片側のA方向から取付可能となる。
従って、足場(図示せず)は片側だけに組めばよく、労務
が大巾に省力される。
【0013】また、各面戸部分10は同形であるので、
防火用面戸板1を規格品として工場で量産可能であり、
従来の現場合わせ作業に較べて取付が簡易であり、生産
性が高い。
【0014】防火壁2の頂部11と折版屋根3の底部1
2との間には、若干のすきま13が設けられているが、
すきま13が僅少のときは、図1及び図2のごとく、す
きま13に懸架部7、7を押し込んで懸架させて固定す
る。
【0015】図3は、すきま13が大きい場合に取合せ
処理した状態を示す側断面図である。防火壁2の頂部1
1にすきま防止用ロックウール板14を接着してすきま
13を僅少にしてから、図2と同様に、懸架部7、7を
押し込み固定する。
【0016】図4は、本発明の防火用面戸板1の量産形
の枠体20の実施例であって、4−1、4−2、4−3
と工程順を示す説明図である。4−1 台形部5と取付
部6を足し合わした上下長さと、取付部6の左右長さと
を縦横の寸法にした方形板17に上方から八の字に切り
込みを入れる。4−2 両側縁18、18を直角に折り
曲げて懸架部7、7を形成する。かくして、上方中央に
はそのまま台形部が、下方には取付部が形成される。4
−3 折り曲げられた両側縁18、18を懸架部7、7
の定寸法に切断して量産形の枠体20を完成する。19
は切断屑を示す。
【0017】図5は簡易形の枠体21からなる防火用面
戸板1の実施例の正面図である。枠体21には、両側縁
に懸架部が具設されず、上方の台形部7と下方に延伸さ
れた取付部6とから形成される。この場合には、すきま
13にはすきま防止用ロックウール板14が接着され、
防火用面戸板1を鉄くぎ15で固定すればよい。16は
鉄くぎ孔である。なお、台形部7の裏側にはロックウー
ル板8が取着されている。
【0018】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の防火用
面戸板を使用して折版屋根と防火壁の取合せ処理をする
ときは、防火壁の片側に足場を組めばよく、労務の省力
化に貢献する。また、規格品の防火用面戸板の使用によ
り、現場合わせの煩雑な労務がなくなり、省力化、工期
短縮に貢献する。そして、従来の面戸板の現場合わせ作
業が工場製作作業に移行され、労務が高能率化すると共
に現場の高所作業の低減による危険性が回避され、安全
化に貢献する。さらに、処理後の見栄えの格段の向上も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の防火用面戸板を使用して取合せ
処理した状態を示す正面図。
【図2】同上の側断面図。
【図3】すきまが大きい場合に取合せ処理した状態を示
す側断面図。
【図4】防火用面戸板の枠体を量産する工程順の説明
図。
【図5】簡易形の枠体からなる防火用面戸板の実施例を
示す正面図。
【図6】従来の面戸部分をふさぐ手段の説明図。
【符号の説明】
1 防火用面戸板 2 防火壁 3 折版屋根 4 枠体 5 台形部 6 取付部 7 懸架部 8 ロックウール板 10 面戸部分 13 すきま 14 すきま防止用ロックウール板 17 方形板 20 量産形の枠体 21 簡易形の枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/15 E04B 1/94 E04D 3/38 E04D 3/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に防火壁に対する取付部を延伸させ
    た枠体の台形部の前方に、折版屋根に合った台形のロッ
    クウール板を取着してなる防火用面戸板であって、台形
    部の下方に延伸した取付部の上方両側に、懸架部を直角
    に突出させて枠体を形成してなり、折版屋根と防火壁の
    取合せ処理において片側から取付可能としたことを特徴
    とする防火用面戸板。
  2. 【請求項2】 方形板の上方から八の字に切り込みを入
    れ、両側縁を直角に折り曲げて懸架部にし、上方を台形
    部、下方を取付部にして枠体を形成したことを特徴とす
    る請求項記載の防火用面戸板。
  3. 【請求項3】 折版屋根と防火壁の取合せ処理におい
    て、防火壁の頂部にすきま防止用ロックウール板を接着
    してから、請求項1又は2記載の防火用面戸板を取り付
    けることを特徴とする取合せ処理方法。
JP03043964A 1991-02-18 1991-02-18 防火用面戸板及びその取合わせ処理方法 Expired - Fee Related JP3106161B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08261081A (ja) * 1995-03-27 1996-10-08 Showa Alum Corp 吸気マニホルド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08261081A (ja) * 1995-03-27 1996-10-08 Showa Alum Corp 吸気マニホルド

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