JP3104859B2 - 中空成形品の射出成形方法及び装置 - Google Patents
中空成形品の射出成形方法及び装置Info
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- JP3104859B2 JP3104859B2 JP33947196A JP33947196A JP3104859B2 JP 3104859 B2 JP3104859 B2 JP 3104859B2 JP 33947196 A JP33947196 A JP 33947196A JP 33947196 A JP33947196 A JP 33947196A JP 3104859 B2 JP3104859 B2 JP 3104859B2
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0053—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
- B29C45/006—Joining parts moulded in separate cavities
- B29C45/0062—Joined by injection moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一装置により
一対の分割成形品の射出成形と、二次的に射出成形した
結合部による分割成形品の一体化とを同時かつ連続的に
行って中空成形品を成形する射出成形方法及び装置に関
するものである。
一対の分割成形品の射出成形と、二次的に射出成形した
結合部による分割成形品の一体化とを同時かつ連続的に
行って中空成形品を成形する射出成形方法及び装置に関
するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】一対の分割成形品の射
出成形と分割成形品の一体化とを、金型の回転を採用し
て行うことは、特開平６−１８２８０６号により既に知
られている。この成形方法では、複数の成形凹部と単数
の成形突部とをパーテング面の三方に形成した分割型
を、一方は回転自在に、他方は固定状態にそれぞれ固定
盤と可動盤とに配設し、一方の分割型を１２０°回転し
て成形凹部と成形突部の組換え及び成形凹部相互の重合
を行い、一対の分割成形品の射出成形とその分割成形品
の一体化とを同時に行うようにしている。
出成形と分割成形品の一体化とを、金型の回転を採用し
て行うことは、特開平６−１８２８０６号により既に知
られている。この成形方法では、複数の成形凹部と単数
の成形突部とをパーテング面の三方に形成した分割型
を、一方は回転自在に、他方は固定状態にそれぞれ固定
盤と可動盤とに配設し、一方の分割型を１２０°回転し
て成形凹部と成形突部の組換え及び成形凹部相互の重合
を行い、一対の分割成形品の射出成形とその分割成形品
の一体化とを同時に行うようにしている。
【０００３】このような成形方法では、一方の分割型を
往復回転して上記組換えと重合を行っている関係上、完
成された中空成形品の取出位置が２個所で、横型では高
さ位置も異なるので、ロボットの採用による完成品の取
出では、１個所の場合に比べて取出操作が複雑となる。
往復回転して上記組換えと重合を行っている関係上、完
成された中空成形品の取出位置が２個所で、横型では高
さ位置も異なるので、ロボットの採用による完成品の取
出では、１個所の場合に比べて取出操作が複雑となる。
【０００４】また分割成形品と結合部とを異なった樹脂
により多色成形する場合には、それらを成形するキャビ
ティごとに射出装置を配設することになるが、中空成形
品の完成位置が２個所となることから、結合部を含めた
キャビティ数は４となるので、それらの射出装置の配置
も必然的に４個所とならざるを得ず、また各キャビテの
配置を三方向としているために、射出装置を一線上に並
設することはできず、多数のホットランナの採用により
可能としても、その場合には金型構造が複雑となって金
型が著しく高価なものとなるなどの課題を有する。
により多色成形する場合には、それらを成形するキャビ
ティごとに射出装置を配設することになるが、中空成形
品の完成位置が２個所となることから、結合部を含めた
キャビティ数は４となるので、それらの射出装置の配置
も必然的に４個所とならざるを得ず、また各キャビテの
配置を三方向としているために、射出装置を一線上に並
設することはできず、多数のホットランナの採用により
可能としても、その場合には金型構造が複雑となって金
型が著しく高価なものとなるなどの課題を有する。
【０００５】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めに考えられたものであって、その目的は、分割型によ
る回転金型と固定金型との組み合わせにより、中空成形
品の分割成形と分割成形品の一体化を同時に可能となす
とともに、完成品を装置の中央部にて取り出すことがで
きる新たな中空成形品の射出成形方法と装置を提供する
ことにある。
めに考えられたものであって、その目的は、分割型によ
る回転金型と固定金型との組み合わせにより、中空成形
品の分割成形と分割成形品の一体化を同時に可能となす
とともに、完成品を装置の中央部にて取り出すことがで
きる新たな中空成形品の射出成形方法と装置を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の方法は、固定盤と可動盤の対向面の両方に、二つの成
形凹部をパーティング面に並設した回転金型と、一つの
成形突部をパーティング面に設けた固定金型とを、回転
金型の一つの成形凹部が固定盤と可動盤の中央部にて互
いに重合位置し、他の一つの成形凹部が固定金型の成形
突部と重合位置して中空成形品を分割成形する一対のキ
ャビティが生ずるように交互に配置し、そのキャビティ
への樹脂の射出充填を先行して中空成形品を一次的に分
割成形し、その分割成形品を型開後にそのまま両回転金
型の回転により中央部に移動して型閉じにより互いに重
合したのち、重合周辺に形成したキャビティに樹脂を射
出充填して結合部を二次成形し、その結合部により分割
成形品を一体化して中空成形品となす、というものであ
る。
の方法は、固定盤と可動盤の対向面の両方に、二つの成
形凹部をパーティング面に並設した回転金型と、一つの
成形突部をパーティング面に設けた固定金型とを、回転
金型の一つの成形凹部が固定盤と可動盤の中央部にて互
いに重合位置し、他の一つの成形凹部が固定金型の成形
突部と重合位置して中空成形品を分割成形する一対のキ
ャビティが生ずるように交互に配置し、そのキャビティ
への樹脂の射出充填を先行して中空成形品を一次的に分
割成形し、その分割成形品を型開後にそのまま両回転金
型の回転により中央部に移動して型閉じにより互いに重
合したのち、重合周辺に形成したキャビティに樹脂を射
出充填して結合部を二次成形し、その結合部により分割
成形品を一体化して中空成形品となす、というものであ
る。
【０００７】このような成形手段では、固定盤及び可動
盤の中央部の１個所にて中空成形品の取り出が行われる
ので、ロボットによる取り出しに際して、成形ごとに取
出位置を変更する必要がなく、通常成形と同様なロボッ
ト操作により中空成形品の取り出しを行うことができ
る。
盤の中央部の１個所にて中空成形品の取り出が行われる
ので、ロボットによる取り出しに際して、成形ごとに取
出位置を変更する必要がなく、通常成形と同様なロボッ
ト操作により中空成形品の取り出しを行うことができ
る。
【０００８】またこの発明の装置は、固定盤に対し進退
自在に設けた可動盤と、その両方の対向面にそれぞれ並
列にかつ対面位置を交互にずらせて配設した二組の分割
型からなり、その分割型の一方は二つの成形凹部をパー
ティング面に並設した回転金型で、一つの成形凹部が固
定盤と可動盤の中央部にて互いに重合位置するように、
固定盤と可動盤のそれぞれに設けた回転手段に中心部を
連結して回転自在に設けられ、他方は一つの成形突部を
嵌合縁により囲繞してパーティング面に設けた固定金型
で、該成形突部が嵌合縁と共に上記回転金型の他の一つ
の成形凹部と重合位置して中空成形品を分割成形する一
対のキャビティが生ずるように固定盤と可動盤のそれぞ
れに固着されて、型閉じにより形成されたキャビティへ
の樹脂の射出充填は、固定盤側の分割型に設けた樹脂路
ごとに配設した射出装置により行う、という構成からな
る。
自在に設けた可動盤と、その両方の対向面にそれぞれ並
列にかつ対面位置を交互にずらせて配設した二組の分割
型からなり、その分割型の一方は二つの成形凹部をパー
ティング面に並設した回転金型で、一つの成形凹部が固
定盤と可動盤の中央部にて互いに重合位置するように、
固定盤と可動盤のそれぞれに設けた回転手段に中心部を
連結して回転自在に設けられ、他方は一つの成形突部を
嵌合縁により囲繞してパーティング面に設けた固定金型
で、該成形突部が嵌合縁と共に上記回転金型の他の一つ
の成形凹部と重合位置して中空成形品を分割成形する一
対のキャビティが生ずるように固定盤と可動盤のそれぞ
れに固着されて、型閉じにより形成されたキャビティへ
の樹脂の射出充填は、固定盤側の分割型に設けた樹脂路
ごとに配設した射出装置により行う、という構成からな
る。
【０００９】このような装置では各キャビティが一線上
に位置するので、各キャビティごとの射出装置の配置も
一線上とすることができ、キャビティごとに異なった樹
脂の射出もできるので、異質または異色の樹脂の組み合
わせによる中空成形品の成形も可能となり、回転金型も
固定金型との組合わせにより小型化できるので回転トル
クも小さく済み、型閉じも固定金型に対し行われるので
精度よく行い得る。
に位置するので、各キャビティごとの射出装置の配置も
一線上とすることができ、キャビティごとに異なった樹
脂の射出もできるので、異質または異色の樹脂の組み合
わせによる中空成形品の成形も可能となり、回転金型も
固定金型との組合わせにより小型化できるので回転トル
クも小さく済み、型閉じも固定金型に対し行われるので
精度よく行い得る。
【００１０】
【発明の実施の形態】図は竪型の成形装置を示すもの
で、１は固定盤、２は可動盤、３は機台上に上向きに設
置した型締シリンダである。この型締シリンダ３と上記
固定盤１はシリンダ側部の支持板５に固着したタイバー
４，４により連結してあり、そのタイバー４，４に上記
可動盤２を挿通して固定盤１に対し進退自在に設けてい
る。また可動盤２は上記型締シリンダ３のラム３ａと連
結し、そのラム３ａによって型締が行えるようにしてあ
る。
で、１は固定盤、２は可動盤、３は機台上に上向きに設
置した型締シリンダである。この型締シリンダ３と上記
固定盤１はシリンダ側部の支持板５に固着したタイバー
４，４により連結してあり、そのタイバー４，４に上記
可動盤２を挿通して固定盤１に対し進退自在に設けてい
る。また可動盤２は上記型締シリンダ３のラム３ａと連
結し、そのラム３ａによって型締が行えるようにしてあ
る。
【００１１】上記固定盤１と可動盤２の対向面には分割
型による二組の金型１０，２０が並列にかつ対面位置を
交互にずらせて取付けてある。この分割型の一方は二つ
の成形凹部１１，１２をパーティング面に並設した長方
形の回転金型１３で、一つの成形凹部１２，１２が固定
盤１と可動盤２の中央部にて互いに重合位置するよう
に、固定盤１と可動盤２のそれぞれに設けられている。
型による二組の金型１０，２０が並列にかつ対面位置を
交互にずらせて取付けてある。この分割型の一方は二つ
の成形凹部１１，１２をパーティング面に並設した長方
形の回転金型１３で、一つの成形凹部１２，１２が固定
盤１と可動盤２の中央部にて互いに重合位置するよう
に、固定盤１と可動盤２のそれぞれに設けられている。
【００１２】また分割型の他方は一つの成形突部１４を
嵌合縁１５により囲繞してパーティング面に設けた正方
形の固定金型１６で、成形突部１４が嵌合縁１５と共に
上記回転金型１３の他の一つの上記成形凹部１１と重合
位置して、図３に示す中空成形品３０を分割成形する一
対のキャビティ１７，１８が生ずるように、固定盤１と
可動盤２のそれぞれに固着してある。なお、この実施形
態では、回転金型１３と固定金型１６の成形凹部１１，
１２及び成形突部１４は、固定盤１側と可動盤２側とで
形状を異にしているが、その形状は同一であってもよ
い。
嵌合縁１５により囲繞してパーティング面に設けた正方
形の固定金型１６で、成形突部１４が嵌合縁１５と共に
上記回転金型１３の他の一つの上記成形凹部１１と重合
位置して、図３に示す中空成形品３０を分割成形する一
対のキャビティ１７，１８が生ずるように、固定盤１と
可動盤２のそれぞれに固着してある。なお、この実施形
態では、回転金型１３と固定金型１６の成形凹部１１，
１２及び成形突部１４は、固定盤１側と可動盤２側とで
形状を異にしているが、その形状は同一であってもよ
い。
【００１３】上記回転金型１３，１３は固定盤１及び可
動盤２のそれぞれに設けた油圧作動のロータリーアクチ
ュエータ６，７の回転軸８，９に中心部を連結して回転
自在に設けられ、図では省略したが、各盤体から型内に
抜き差し自在に設けた油圧作動のピンにより位置決めが
行えるようにしてある。
動盤２のそれぞれに設けた油圧作動のロータリーアクチ
ュエータ６，７の回転軸８，９に中心部を連結して回転
自在に設けられ、図では省略したが、各盤体から型内に
抜き差し自在に設けた油圧作動のピンにより位置決めが
行えるようにしてある。
【００１４】また固定盤側に設けた回転金型１３の分割
型には、上記キャビティ１７と上記嵌合縁１５の抜き跡
により形成された連結部成形用のキャビティ１９の樹脂
路２１，２２とが設けてあり、また固定金型１６の分割
型には、上記キャビティ１８の樹脂路２３が設けてあ
る。これら樹脂路のゲートは略同一線上に開口し、その
ゲートごとに射出装置２４，２５，２６が下向きに固定
盤１の上部に一線上に配設してある。
型には、上記キャビティ１７と上記嵌合縁１５の抜き跡
により形成された連結部成形用のキャビティ１９の樹脂
路２１，２２とが設けてあり、また固定金型１６の分割
型には、上記キャビティ１８の樹脂路２３が設けてあ
る。これら樹脂路のゲートは略同一線上に開口し、その
ゲートごとに射出装置２４，２５，２６が下向きに固定
盤１の上部に一線上に配設してある。
【００１５】図２及び図３は上記射出成形装置による中
空成形品の成形工程を順に示すものである。 図２（Ａ） まず回転金型１３，１３を固定した状態で
上記型締シリンダ３の前進作動により固定金型１６に対
し型閉じを行って、一対の上記キャビティ１７，１８を
形成する。次に射出装置２４，２６を樹脂路２１，２３
のゲートにノズルタッチして、キャビティ１７，１８に
それぞれ溶融樹脂を射出充填し、中空成形品３０の分割
成形品３１，３２を一次的に成形する。
空成形品の成形工程を順に示すものである。 図２（Ａ） まず回転金型１３，１３を固定した状態で
上記型締シリンダ３の前進作動により固定金型１６に対
し型閉じを行って、一対の上記キャビティ１７，１８を
形成する。次に射出装置２４，２６を樹脂路２１，２３
のゲートにノズルタッチして、キャビティ１７，１８に
それぞれ溶融樹脂を射出充填し、中空成形品３０の分割
成形品３１，３２を一次的に成形する。
【００１６】図２（Ｂ） 成形後に分割成形品３１，３
２が固定盤側と可動盤側の成形凹部に交互に残るように
可動盤２を上記型締シリンダ３の後退作動により後退移
動して型開を行う。
２が固定盤側と可動盤側の成形凹部に交互に残るように
可動盤２を上記型締シリンダ３の後退作動により後退移
動して型開を行う。
【００１７】図２（Ｃ） 型開完了位置にて両方の回転
金型１３，１３の固定を解除し、ロータリーアクチュエ
ータ６，７を回転作動して、回転金型１３，１３を１８
０°回転する。これにより上記分割成形品３１，３２が
中央部に移動して互いに対面位置する。
金型１３，１３の固定を解除し、ロータリーアクチュエ
ータ６，７を回転作動して、回転金型１３，１３を１８
０°回転する。これにより上記分割成形品３１，３２が
中央部に移動して互いに対面位置する。
【００１８】図３（Ａ） ロータリーアクチュエータ
６，７を停止し、回転金型１３，１３の位置決めを行っ
て固定したのち、可動型２を上記型締シリンダ３の前進
作動により固定盤１に対し前進移動して型閉する。これ
により金型中央部では分割成形品３１，３２が開口縁を
対面接触して重合位置する一方、その周辺に上記嵌合縁
１５の抜け跡による連結部成形用の上記キャビティ１９
が、重合縁により区画形成される。また同時に固定金型
１６との重合により上記キャビティ１７，１８が形成さ
れる。
６，７を停止し、回転金型１３，１３の位置決めを行っ
て固定したのち、可動型２を上記型締シリンダ３の前進
作動により固定盤１に対し前進移動して型閉する。これ
により金型中央部では分割成形品３１，３２が開口縁を
対面接触して重合位置する一方、その周辺に上記嵌合縁
１５の抜け跡による連結部成形用の上記キャビティ１９
が、重合縁により区画形成される。また同時に固定金型
１６との重合により上記キャビティ１７，１８が形成さ
れる。
【００１９】図３（Ｂ） 型閉じ後、型締シリンダ３を
型締に切り換えて各射出装置２４，２５，２６をゲート
にノズルタッチし、全てのキャビティ１７，１８，１９
に溶融した樹脂の射出充填を行う。この場合の樹脂は全
て同一のものであるが、場合によってはそれぞれ異質ま
たは異色のものであってもよい。これにより中央部のキ
ャビティ１９では連結部３３が成形されて重合縁を密閉
すると共に分割成形品３１，３２を一体化して単一の中
空成形品３０となす。同時に両側のキャビティ１７，１
８では新たな一対の分割成形品３１，３２がが成形され
る。
型締に切り換えて各射出装置２４，２５，２６をゲート
にノズルタッチし、全てのキャビティ１７，１８，１９
に溶融した樹脂の射出充填を行う。この場合の樹脂は全
て同一のものであるが、場合によってはそれぞれ異質ま
たは異色のものであってもよい。これにより中央部のキ
ャビティ１９では連結部３３が成形されて重合縁を密閉
すると共に分割成形品３１，３２を一体化して単一の中
空成形品３０となす。同時に両側のキャビティ１７，１
８では新たな一対の分割成形品３１，３２がが成形され
る。
【００２０】図３（Ｃ） 成形完了後、分割成形品３
１，３２が成形凹部側に残るように可動盤２を上記型締
シリンダ３の後退作動により後退移動して型開を行い、
型開位置にて中央部の中空成形品３０の離型を行う。こ
の離型と取出はロボットを採用して行うことができ、ま
た取出位置は常に中央部の１個所となるので、ロボット
による取出操作も通常成形の場合と何ら変わるところな
く行い得る。中空成形品３０の取り出しを完了したの
ち、再び回転金型１３，１３の固定を解除してロータリ
ーアクチュエータ６，７により回転金型１３，１３を１
８０°回転し、新たな次の工程に移行する。
１，３２が成形凹部側に残るように可動盤２を上記型締
シリンダ３の後退作動により後退移動して型開を行い、
型開位置にて中央部の中空成形品３０の離型を行う。こ
の離型と取出はロボットを採用して行うことができ、ま
た取出位置は常に中央部の１個所となるので、ロボット
による取出操作も通常成形の場合と何ら変わるところな
く行い得る。中空成形品３０の取り出しを完了したの
ち、再び回転金型１３，１３の固定を解除してロータリ
ーアクチュエータ６，７により回転金型１３，１３を１
８０°回転し、新たな次の工程に移行する。
【図１】 この発明に係る中空成形品の射出成形方法の
実施に用いられる射出成形装置の説明図である。
実施に用いられる射出成形装置の説明図である。
【図２】 この発明の中空成形品の射出成形方法におけ
る分割成形品の成形工程説明図である。
る分割成形品の成形工程説明図である。
【図３】 同じく分割成形品から完成品を成形するまで
の工程説明図である。
の工程説明図である。
１ 固定盤 ２ 可動盤 ３ 型締シリンダ １１ 成形凹部 １２ 成形凹部 １３ 回転金型 １４ 成形突部 １５ 嵌合縁 １６ 固定金型 １７ 分割成形品のキャビティ １８ 分割成形品のキャビティ １９ 結合部のキャビティ ３０ 中空成形品 ３１ 固定盤側の分割成形品 ３２ 可動盤側の分割成形品 ３３ 結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−182806（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−297501（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−270622（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−270620（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−91914（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−25413（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−108450（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−264318（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−11154（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 45/00 - 45/84
Claims (2)
- 【請求項１】 固定盤と可動盤の対向面の両方に、二つ
の成形凹部をパーティング面に並設した回転金型と、一
つの成形突部をパーティング面に設けた固定金型とを、
回転金型の一つの成形凹部が固定盤と可動盤の中央部に
て互いに重合位置し、他の一つの成形凹部が固定金型の
成形突部と重合位置して中空成形品を分割成形する一対
のキャビティが生ずるように交互に配置し、そのキャビ
ティへの樹脂の射出充填を先行して中空成形品を一次的
に分割成形し、その分割成形品を型開後にそのまま両回
転金型の回転により中央部に移動して型閉じにより互い
に重合したのち、重合周辺に形成したキャビティに樹脂
を射出充填して結合部を二次成形し、その結合部により
分割成形品を一体化して中空成形品となすことを特徴と
する中空成形品の射出成形方法。 - 【請求項２】 固定盤に対し進退自在に設けた可動盤
と、その両方の対向面にそれぞれ並列にかつ対面位置を
交互にずらせて配設した二組の分割型からなり、 その分割型の一方は二つの成形凹部をパーティング面に
並設した回転金型で、一つの成形凹部が固定盤と可動盤
の中央部にて互いに重合位置するように、固定盤と可動
盤のそれぞれに設けた回転手段に中心部を連結して回転
自在に設けられており、 他方は一つの成形突部を嵌合縁により囲繞してパーティ
ング面に設けた固定金型で、該成形突部が嵌合縁と共に
上記回転金型の他の一つの成形凹部と重合位置して中空
成形品を分割成形する一対のキャビティが生ずるように
固定盤と可動盤のそれぞれに固着されており、 型閉じにより形成されたキャビティへの樹脂の射出充填
は、固定盤側の分割型に設けた樹脂路ごとに配設した射
出装置により行う構成からなることを特徴とする中空成
形品の射出成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33947196A JP3104859B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 中空成形品の射出成形方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33947196A JP3104859B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 中空成形品の射出成形方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175230A JPH10175230A (ja) | 1998-06-30 |
| JP3104859B2 true JP3104859B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=18327788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
1996
- 1996-12-19 JP JP33947196A patent/JP3104859B2/ja not_active Expired - Fee Related
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