JP3104529U - ボルトナットゆるみ監視用シール - Google Patents
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Abstract
【課題】 ボルトやナットによる構造材の締め付けは、施工完了時には十分な締め付け力を有するものの、長期にわたる使用期間の中では気付かないうちに締め付けゆるみが発生するような潜在的な危険性があった。
【解決手段】 締め付けゆるみが発生することにより位相が生じるボルト及びナットの接合部分に割り符状の監視用シールを貼り付ける。ボルト及びナットにゆるみが生じる場合は、当初は連続する模様として貼り付けられたシールが位相の分だけズレを生じるので、点検者は目視により監視を行うことが可能である。
この考案は、これまでは労力を要していたボルト及びナットの締め付けゆるみの監視を目視に換えて行うことを可能としたもので、精度の高いチェック機能の確立と大幅な労力の削減を実現するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 締め付けゆるみが発生することにより位相が生じるボルト及びナットの接合部分に割り符状の監視用シールを貼り付ける。ボルト及びナットにゆるみが生じる場合は、当初は連続する模様として貼り付けられたシールが位相の分だけズレを生じるので、点検者は目視により監視を行うことが可能である。
この考案は、これまでは労力を要していたボルト及びナットの締め付けゆるみの監視を目視に換えて行うことを可能としたもので、精度の高いチェック機能の確立と大幅な労力の削減を実現するものである。
【選択図】 図1
Description
この考案は、ボルトやナットの締め付けゆるみをチェックする監視用シールに関するものである。
ボルトやナットによる構造材の締め付けは、施工完了時には十分な締め付け力を有するものの、長期にわたる使用期間の中では気付かないうちに締め付けゆるみが発生するような潜在的な危険性があった。
この考案は、上記の課題を解決しようとするもので、ボルトやナットの締め付けゆるみを目視によりチェックすることができる監視用シールを提供するものである。
締め付けゆるみが発生することにより位相が生じるボルトとナット、あるいは雌ネジを有する構造材の基盤面とボルトにおいて、接合部分の正面位置に割り符状の監視用シールを貼り付けて、発生する締め付けゆるみの変化を目視によりチェックできる考案品を提供する。
この考案は、これまでは手作業で行っていたボルトやナットの締め付けゆるみの検査を目視に換えて行うことを可能とするもので、精度の高いチェック機能の確立と大幅な労力の削減を実現した。
以下、〔請求項1〕を〔図1〕に参照して説明する。
ボルトの断面形状を有するシール(1)はボルトの先端に貼り付ける用に供し、ナットの正面位置の形状を有するシール(2)はナットの正面に貼り付ける用に供する。
(1)及び(2)の表面には、〔図1〕に例示するように、(1)及び(2)に連続する割り符状の模様図形を印刷して監視の用に供する目印とする。また、裏面は簡易に貼り付けることができるように接着機能を有する構造とする。
ボルトの断面形状を有するシール(1)はボルトの先端に貼り付ける用に供し、ナットの正面位置の形状を有するシール(2)はナットの正面に貼り付ける用に供する。
(1)及び(2)の表面には、〔図1〕に例示するように、(1)及び(2)に連続する割り符状の模様図形を印刷して監視の用に供する目印とする。また、裏面は簡易に貼り付けることができるように接着機能を有する構造とする。
次に、〔請求項2〕を〔図2〕に参照して説明する。
雌ネジを有する構造材の基盤面にボルトを締め付ける場合には、シール(3)はボルトの外周の基盤面に合わせてドーナツ状に貼り付ける用に供し、ボルトの笠の形状を取るシール(4)はボルトの笠の先端に貼り付ける用に供する。(3)及び(4)の模様図形、及び仕様は〔請求項1〕に順じる。
雌ネジを有する構造材の基盤面にボルトを締め付ける場合には、シール(3)はボルトの外周の基盤面に合わせてドーナツ状に貼り付ける用に供し、ボルトの笠の形状を取るシール(4)はボルトの笠の先端に貼り付ける用に供する。(3)及び(4)の模様図形、及び仕様は〔請求項1〕に順じる。
ボルトやナットに締め付けゆるみが生じる場合は、当初は連続する模様として貼り付けられたシール(1)及びシール(2)、もしくはシール(3)及びシール(4)がゆるみで生じた位相の分だけズレを生じるので、点検者は目視を行うだけで監視の目的を達成することができる。
作業時において、ボルトやナットの締め付けが完了した後にこの考案のシールを貼り付けるように規定しておけば、締め付けを忘れる等の事故が発生する恐れを防止することができる。
また、複数の色からなる監視用シールを用いれば、使用する時期と色とを管理することにより、最終の締め付け確認の時期を特定することも可能である。
また、複数の色からなる監視用シールを用いれば、使用する時期と色とを管理することにより、最終の締め付け確認の時期を特定することも可能である。
この考案は、ボルトやナットの締め付けゆるみを早期に発見しようとするもので、ボルトやナットを使用する機械工作物等の適正な管理に寄与するものである。
1:ボルトに貼り付ける監視用シール
2:ナットに貼り付ける監視用シール
3:基盤面に貼り付ける監視用シール
4:ボルトに貼り付ける監視用シール
2:ナットに貼り付ける監視用シール
3:基盤面に貼り付ける監視用シール
4:ボルトに貼り付ける監視用シール
Claims (2)
- (イ) ボルト及びナットが接合するそれぞれの正面位置の形状に合わせて貼り付けることのできる形状を有するシール(1)及びシール(2)
(ロ) 上記の二枚のシールは連続する割り符状の模様図形を有する
以上のように構成されたボルトナットの締め付けゆるみの監視用シール - (イ) 雌ネジを有する構造材の基盤面及びボルトが接合する正面位置にボルトの外周の基盤面に合わせて貼り付けることのできるシール(3)及びボルトの笠の形状に合わせて貼り付けることのできる形状を有するシール(4)
(ロ) 上記の二枚のシールは連続する割り符状の模様図形を有する
以上のように構成されたボルトの締め付けゆるみの監視用シール
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002640U JP3104529U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | ボルトナットゆるみ監視用シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004002640U JP3104529U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | ボルトナットゆるみ監視用シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104529U true JP3104529U (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=43257939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004002640U Expired - Fee Related JP3104529U (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | ボルトナットゆるみ監視用シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104529U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309322A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Takashi Ogawa | ゆるみ監視ボルト |
-
2004
- 2004-04-08 JP JP2004002640U patent/JP3104529U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008309322A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Takashi Ogawa | ゆるみ監視ボルト |
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