JP3104078U - 木製組立式テーブル - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、テーブル本体を軽量かつ耐久性のある木材で、なおかつネジ、釘、木工用ボンドなどの接続用品を用いず、組み立てるのには差し込み溝と十字に組んだ板を利用し労力や時間の無駄を短縮する。
【解決手段】本考案は、テーブルの天板２の裏面に十字形の差し込み溝５を設け脚部３と４を十字に組み合わせ、さらにその３と４の組んだものを差し込み溝５に差し込めば完成し、労力や時間の無駄を短縮することができる。
【選択図】 図３

Description

本考案は、木製の円盤型の天板の十字形の差し込み溝に、十字に組んだ板を差し込めば完成するテーブルに関するものである。

従来、テーブルを組み立てる場合には、接続の部分にネジ、釘、木工用ボンドなどを使用していた。

ネジ、釘、木工用ボンドなどの接続用品を使用する場合、ネジ、釘の場合だと接続するのにかなりの労力が必要であり、木工用ボンドでは接続が完了するまでにかなりの時間がかかるという欠点がある。従って、この様な接続用品をいっさい使用せずに組み立てる事が出来る事により、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、テーブルの天板になる部分には整形した円盤型の板を使用し、さらに、その裏面には十字形の差し込み溝を設ける。そしてテーブルの脚の部分には整形した２枚の板を使用し、その板を十字に組み合わせる。そしてその組み合わせたものを前述の円盤型の天板の裏面に差し込むだけにより組み立てを完成し労力と時間の問題を解決している。

上述の様に、本考案の木製組立式テーブルは組み立てるのに労力と時間を短縮することは勿論、簡単に解体する事が出来るので、持ち運ぶにも、収納するにも手間取ることはない。

考案の実施するための最良の形態

テーブル本体に使用する板の材質は、組み立てる課程で労力の負担にならないように軽量の木材を使用し、誰でもが容易に作業出来るようにする。そして、解体したときに収納しやすい程度に木材の厚さも考慮したものを使用する。さらに、耐久性のある木材を使用しテーブル本体の強度を確保する。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は耐久性の軽量木材にて一体化されたテーブル本体、２はテーブルの天板、３と４はテーブルの脚部になり５は差し込み溝、３と４を十字に組み５に差し込むことにより木製組立式テーブルが完成する。

木製組立式テーブルは、組み立てる作業が従来のものよりもかなり短縮されるので、たとえば、設置作業の迅速性が要求される仕事場、ショウルーム、待合室、オープンテラス等への設置が容易になり、また、解体の作業も短縮されるので、この様な場所での利用が適している。

本考案の木製組立式テーブルの完成を示す全体図である。 本テーブルの天板の裏面図である。 本テーブルの脚部の解体図である。 本テーブルの脚部の真横から見た図である。

符号の説明

１ テーブルの本体
２ テーブルの天板
３ 脚部
４ 脚部
５ 差し込み溝

Claims (1)

1. 木製の円盤型の天板の裏面に十字形の差し込み溝を設け、その部分に板を十字に組み合わせたものを差し込むことにより、ネジ、釘、木工用ボンドをいっさい使用せずに簡単に組み立てられるところを特徴とする木製組立式テーブル

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