JP3104066B2 - 誤り訂正装置及び誤り訂正方法 - Google Patents

誤り訂正装置及び誤り訂正方法

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JP3104066B2 JP01192316A JP19231689A JP3104066B2 JP 3104066 B2 JP3104066 B2 JP 3104066B2 JP 01192316 A JP01192316 A JP 01192316A JP 19231689 A JP19231689 A JP 19231689A JP 3104066 B2 JP3104066 B2 JP 3104066B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図、第3図及び第
4図) F作用(第1図、第3図及び第4図) G実施例(第1図、第3図及び第4図) (G1)第1の実施例(第1図、第3図及び第4図) (G2)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は誤り訂正装置及び誤り訂正方法に関し、例え
ばデイジタルビデオテープレコーダ(デイジタルVTR)
に適応して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、誤り訂正装置及び誤り訂正方法において、
画像データを異なるフレームの画像データで置き換えた
とき、誤り検出された画像データと共に誤り訂正するこ
とにより、確実に誤り訂正することができる。
C従来の技術 従来、この種のデイジタルVTRにおいては、映像信号
をデイジタル信号に変換した後、ドロツプアウト等を考
慮してシヤフリング、インターリービイング等を施し、
例えば4本の記録トラツクに1フレーム分の映像信号を
分散記録するようになされている。
さらに誤り訂正用の符号を付加して記録することによ
り、再生されたデータの誤りを例えば特開昭61−158221
号公報に開示の手法を用いて訂正し、ビツト誤りを有効
に回避し得るようになされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがデイジタルVTRにおいては、このようにデー
タを分散記録しても、再生時例えば大きな、ドロツプア
ウト又はトラツキングエラーが発生して画像データが欠
落する場合がある。
このような場合、例えば欠落した画像データを1フレ
ーム前の画像データで置き換えるようにすれば、その分
再生画像の画質劣化を有効に回避し得ると考えられる。
ところが画像データを置き換えた場合、置き換えた画
像データ自体には誤りがなくても、1フレーム前の画像
データでなることから、置き換えられたフレームにおい
ては、全体として正しく誤り訂正し得なくなる問題があ
る。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像デ
ータを置き換えた場合でも、確実に誤り訂正することが
できる誤り訂正装置及び誤り訂正方法を提案しようとす
るものである。
E問題点を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、所定の
ブロツクBi-1、Bi、Bi+1、……に分割された画像データ
DPBを入力し、当該画像データDPBに付加された第1の誤
り訂正符号DRSI及び第2の誤り訂正符号DRSOを用いて画
像データDPBを誤り訂正する誤り訂正装置1において、
ブロツクが確実に入力されたか否かを検出するブロツク
検出手段3と、ブロツク検出手段3の検出結果に基づい
て、確実に入力されなかつたブロツクを所定周期前に入
力された対応するブロツクで置き換えるブロツク置換手
段6、8、10、12と、ブロツク置換手段6、8、10、12
がブロツクを置き換えたとき、置換フラグFNOを生成す
る置換フラグ生成手段16、18と、第1の誤り訂正符号D
RSIを用いてブロツクを誤り訂正する第1の誤り訂正手
段30と、第1の誤り訂正手段30がブロツクを誤り訂正で
きなかつたとき、誤りフラグFEを生成する誤りフラグ生
成手段30と、置換フラグFNO及び誤りフラグFEに基づい
て、置き換えられたブロツク及び誤り訂正できなかつた
ブロツクを、第2の誤り訂正符号DRSOを用いて誤り訂正
する第2の誤り訂正手段16、18、20、32、34、35とを備
えるようにする。
また本発明においては、所定のブロツクBi-1、Bi、B
i+1、……に分割された画像データDPBを入力し、当該画
像データDPBに付加された第1の誤り訂正符号DRSI及び
第2の誤り訂正符号DRSOを用いて画像データDPBを誤り
訂正する誤り訂正方法において、ブロツクが確実に入力
されたか否かを検出し、当該検出結果に基づいて、確実
に入力されなかつたブロツクを所定周期前に入力された
対応するブロツクで置き換え、当該ブロツクの置き換え
に応じて置換フラグFNOを生成し、第1の誤り訂正符号D
RSIを用いてブロツクを誤り訂正し、第1の誤り訂正手
段30でブロツクを誤り訂正できなかつたとき誤りフラグ
FEを生成し、置換フラグFNO及び誤りフラグFEに基づい
て、第2の誤り訂正符号DRSOを用いて、置き換えられた
ブロツク及び誤り訂正できなかつたブロツク誤り訂正す
るようにする。
F作用 第2の誤り訂正符号DRSOを用いて、第1の誤り訂正符
号DRSIで誤り訂正できなかつたブロツクと共に、置き換
えられたブロツクを誤り訂正すれば、第2の誤り訂正符
号DRSOを有効に利用して、確実に誤り訂正することがで
きる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第1図において、1は全体としてデイジタルVTRを示
し、シリアルパラレル変換処理された再生データDPB
同期パターン検出回路2に与える。
第2図に示すように、この種のデイジタルVTRにおい
ては、画像データをシヤフリング、インターリービイン
グ等の処理を施して分散記録する際に、所定単位のデー
タブロツクに分割して記録するようになされている。
さらに、各データブロツクの先頭に所定の同期パター
ンDSYNCを付加するようになされ、これにより再生時、
当該同期パターンDSYNCを基準にして画像データDVを確
実に処理し得るようになされている。
これに対して分散記録された画像データを再配列して
再現し得るように、データブロツク識別用の識別データ
(以下ブロツク識別データと呼ぶ)DIDが付加されるよ
うになされ、画像データDV、同期パターンDSYNC及び当
該ブロツク識別データDIDで1つの同期ブロツクを構成
するようになされている。
これに対して第3図に示すように、画像データDVは、
各同期ブロツクBi-1、Bi、Bi+1、……単位で、リードソ
ロモンの誤り訂正用コードDRSI(以下内符号と呼ぶ)が
付加されるようになされ、これにより各同期ブロツク内
のビツト誤りの有無を検出し得るようになされ、このと
きビツト誤りが所定値以下の場合、当該内符号DRSIを用
いてビツト誤りを訂正し得るようになされている。
因に第3図においては、x方向に時間の経過に伴つて
順次連続する各同期ブロツクBi-1、Bi、Bi+1、……のデ
ータを配置し、y方向に各同期ブロツクBi-1、Bi
Bi+1、……を配列し、x方向及びそれぞれy方向を行及
び列にして画像データDVを表す。
従つて同期ブロツクBi-1の内符号DRSIに割り当てられ
たデータb1,i−1、b2,i−1、……を用いて、該同期
ブロツクBi-1のデータa1,i−1、a2,i−1、……につ
いて誤り検出及び誤り訂正し得る。
さらに画像データDVは、所定ブロツク単位で、列方向
のデータa1,i−1、a1,i、a1,i+1、……、a
2,i−1、a2,i、a2,i+1、……に対してリードソロ
モンの誤り訂正用コードDRSO(以下外符号と呼ぶ)が付
加されるようになされ、これにより内符号DRSIで訂正し
得ないビツト誤りを有効に訂正し得るようになされてい
る。
すなわちビツト誤りが多く、内符号DRSIで訂正し得な
い場合は、内符号DRSIでビツト誤りだけを検出し、ビツ
ト誤りが検出された同期ブロツクのデータに対して外符
号DRSOで誤り訂正し、これにより効率良くビツト誤りを
訂正し得るようになされている。
同期パターン検出回路2は、再生データDPBから同期
パターンDSYNCを検出するようになされ、これにより各
同期ブロツクの先頭で信号レベルが立ち上がる同期ブロ
ツクパルス信号SBPを作成する。
さらに同期パターン検出回路2は、同期パターンD
SYNCを基準にして再生データDPBに同期して信号レベル
が切り換わる再生クロツク信号SCKを作成するようにな
され、この実施例においては、当該同期ブロツクパルス
信号SBP及び再生クロツク信号SCKを基準にして再生デー
タDPBを処理するようになされている。
これに対してID補正回路3は、同期パターン検出回路
2から出力される再生データDPBを受け、同期ブロツク
パルス信号SBPを基準にしてブロツク識別データDIDを抽
出する。
さらにID補正回路3は、抽出したブロツク識別データ
DIDを誤り訂正した後、当該ブロツク識別データDIDに基
づいて再生データDPBのフレームが切り換わると信号レ
ベルが切り換わる再生フレーム識別データDFIDを生成す
る。
さらにID補正回路3は、連続するブロツク識別データ
DIDを順次比較するようになされ、これにより磁気テー
プに記録されたデータが確実に再生されたか否かを判断
するようになされている。
すなわちブロツク識別データDIDにおいては、同期ブ
ロツクごとに連続的に値が変化するようになされてい
る。
従つて、各同期ブロツクのデータが確実に再生された
場合は、連続する同期ブロツク間で、値の連続したブロ
ツク識別データDIDを検出することができる。
これに対して、例えば再生信号の信号レベルが低下し
た場合においては、ビツト誤りが生じるだけでなく、ブ
ロツク識別データDID自体も確実に再生し得なくなるこ
とから、ブロツク識別データDIDの連続性が損なわれ
る。
従つて同期ブロツク間で値の連続したブロツク識別デ
ータDIDが得られたか否か検出することにより、当該同
期ブロツクについてデータが確実に再生されたか否かを
簡易に検出することができる。
かくしてノーマル再生モードにおいては、1フレーム
周期で順次連続的に値の変化するブロツク識別データD
IDを得ることができる。
これに対して、スロー再生モードにおいては、磁気ヘ
ツドの走査軌跡が2つの記録トラツクを跨いだ状態で、
数フレームの期間を要して続く記録トラツクに移動する
ことから、間欠的に値が連続するブロツク識別データD
IDを得ることができ、このときブロツク識別データDID
に基づいて再生データDPBが確実に再生されたか否かを
検出することができる。
ID補正回路3は、ブロツク識別データDIDの値が連続
的に変化しているとき、信号レベルが立ち上がる再生デ
ータバリツドフラグFBを生成し、当該再生データバリツ
ドフラグFBを画像データ蓄積処理回路4に出力する。
さらにID補正回路3は、ブロツク識別データDIDから
所定ビツトのデータを抽出し、これにより同期ブロツク
ごとに順次値が変化する再生ブロツク識別データDBID
生成し、画像データ蓄積処理回路4に出力する。
これにより画像データ蓄積処理回路4においては、再
生データバリツドフラグFB及び再生ブロツク識別データ
DBIDに基づいて、どの同期ブロツクが確実に再生された
か否かを検出することができる。
かくしてこの実施例においてID補正回路3は、ブロツ
ク識別データDIDの連続性に基づいて、同期ブロツクが
確実に入力されたか否かを検出するブロツク検出手段を
構成する。
第4図に示すように、画像データ蓄積処理回路4は、
ID補正回路3から出力される再生データバリツドフラグ
FBに基づいて再生データDPBを蓄積処理する。
すなわち画像データ蓄積処理回路4において、書き込
みアドレスカウンタ回路6は、同期ブロツクパルス信号
SBPで初期化された後、再生クロツク信号SCKを順次カウ
ントするようになされ、書き込みアドレスカウンタ回路
6のカウント値を画像メモリ回路8の書き込み用アドレ
スデータDADDWの下位ビツトのデータとして出力するよ
うになされている。
これに対して画像メモリ回路8は、2フレーム分の再
生データDPBを格納し得るようになされたフレームメモ
リ回路で構成され、再生ブロツク識別データDBID及び再
生フレーム識別データDFIDを、書き込み用アドレスデー
タDADDWの上位ビツトデータとして受けるようになされ
ている。
さらに画像メモリ回路8は、再生データバリツドフラ
グFB及び再生データDPBをそれぞれライトイネーブル端
子WE及び書き込みデータ入力端子WDに受けるようになさ
れ、これにより再生データバリツドフラグFBが立ち上が
る期間の間、当該画像メモリ回路8に格納された再生デ
ータDPBをID補正回路3から出力される再生データDPB
更新するようになされている。
このとき例えばドロツプアウトが発生して再生データ
DPBを確実に再生し得なかつた場合は、再生データバリ
ツドフラグFBが立ち上がらないことから、再生データD
PBの更新動作が停止制御され、これにより確実に再生さ
れなかつた再生データDPBが、予め当該画像メモリ回路
8に格納されている再生データDPB(すなわち2フレー
ム前の再生データDPBでなる)で置き換えられる。
かくしてノーマル再生モードにおいては、順次連続す
る同期ブロツクごとに再生データDPBが蓄積され、この
とき確実に再生されなかつた再生データDPBを含む同期
ブロツクが、2フレーム前の再生データDPBの同期ブロ
ツクで置き換えられる。
これに対してスロー再生モードにおいては、再生デー
タDPBが間欠的に蓄積され、再生速度に応じたフレーム
周期を要して磁気ヘツドの走査軌跡が1フレーム分移動
すると、ほぼ1フレーム分の再生データDPBが蓄積さ
れ、このとき確実に再生されなかつた再生データDPB
含む同期ブロツクが、2フレーム前の再生データDPB
同期ブロツクで置き換えられる。
さらに画像メモリ回路8は、外部同期信号に同期した
フレームパルス信号SF、同期ブロツクパルス信号SB及び
読み出しクロツク信号SCCを基準にして、当該画像メモ
リ回路8に格納された再生データDPBを出力するように
なされている。
すなわち読み出し用アドレスカウンタ回路10及び12
は、それぞれフレームパルス信号SF及び同期ブロツクパ
ルス信号SBで初期化された後、同期ブロツクパルス信号
SB及び読み出しクロツク信号SCCをカウントするように
なされ、そのカウント値を画像メモリ回路8の読み出し
用アドレスデータDADDRの下位ビツトのデータとして出
力する。
これに対して画像メモリ回路8は、フレーム切り換え
データDFを読み出し用アドレスデータDADDRの最上位ビ
ツトのデータとして受けるようになされ、これにより当
該画像メモリ回路に蓄積された再生データDPBを置き換
えられた再生データDPBと共にノーマル再生モードの順
序で順次出力するようになされている。
因にノーマル再生モードにおいて、当該フレーム切り
換えデータDFはフレームパルス信号SFに同期して1フレ
ーム周期で反転するようになされている。
これによりノーマル再生モードにおいては、再生デー
タDPBのタイミングに同期して、当該画像メモリ回路8
に順次格納された再生データDPBが、外部同期信号に同
期したタイミングで順次出力されるようになされ、再生
データDPBの時間軸変動を有効に回避することができ
る。
これに対してスロー再生モードにおいては、フレーム
切り換えデータDFが再生速度に応じたフレーム周期でフ
レームパルス信号SFに同期して反転するようになされ、
これにより再生データDPBのタイミングに同期して断続
的に蓄積された再生データDPBが、置き換えられた再生
データDPBと共に外部同期信号に同期したタイミングで
出力されるようになされている。
かくして再生データバリツドフラグFBを基準にして再
生データDPBを蓄積することにより、確実に再生されな
かつた再生データDPBを2フレーム前の再生データDPB
置き換えると共に、当該再生データDPBの時間軸変動を
有効に回避することができる。
かくしてこの実施例において、画像メモリ回路8は、
カウンタ回路6、10及び12と共にID補正回路3の検出結
果FBに基づいて、確実に入力されなかつた画像データDV
の同期ブロツクを、2フレーム前に入力された画像デー
タDVの同期ブロツクと置き換えるブロツク置換手段を構
成する。
これに対してフラツグメモリ回路16は、画像メモリ回
路8に対応して2フレーム分の再生データバリツドフラ
グFBを格納し得るようになされた2ポートメモリ回路で
構成され、再生ブロツク識別データDBID及び再生フレー
ム識別データDFIDを、第1の読み出し用端子RD1及び書
き込み用端子WDの書き込み及び読み出し用のアドレスデ
ータDADD1として入力するようになされている。
さらにフラツグメモリ回路16は、アドレスデータD
ADD1で指定された領域のデータを第1の読み出し用端子
RD1から出力した後、書き込み用端子WDに入力されたデ
ータを当該領域に格納するようになされている。
さらにフラツグメモリ回路16は、読み出し用端子RD1
から出力したデータをオア回路18に与え、再生データバ
リツドフラグFB及び当該データのオア出力を書き込み用
端子WDに入力するようになされている。
従つてフラツグメモリ回路16においては、同期ブロツ
クごとに再生データバリツドフラグFBを記録し得るよう
になされ、再生データバリツドフラグFBが一旦立ち上が
ると、その状態を記憶するようになされている。
かくして当該フラツグメモリ回路16を所定のタイミン
グで初期化すれば、画像メモリ回路8に蓄積された再生
データDPBを、同期ブロツク単位で検出することができ
る。
これとは逆に再生データバリツドフラグFBが立ち上が
らなかつた領域を検出するようにすれば、画像メモリ回
路8で置き換えられた2フレーム前の再生データD
PBを、同期ブロツク単位で検出することができる。
さらにフラツグメモリ回路16は、記憶された再生デー
タバリツドフラグFBを読み出しアドレスデータDADD2
応じて順次出力するようになされている。
すなわち読出アドレスカウンタ回路20は、フレームパ
ルス信号SFで初期化された後、同期ブロツクパルス信号
SBを順次カウントするようになされ、その結果得られる
カウント値を読み出しアドレスデータDADD2の下位ビツ
トのデータとして出力する。
これに対応してフラツグメモリ回路16は、第2の読み
出し用端子RD2の読み出しアドレスデータDADD2として、
フレーム切り換えデータDF及び読み出しアドレスカウン
タ回路20のカウント値を受けるようになされている。
従つてフラツグメモリ回路16においては、画像メモリ
回路8と共通のフレームパルス信号SF、同期ブロツクパ
ルス信号SB及びフレーム切り換えデータDFで決まる領域
から、順次再生データバリツドフラグFBを出力するよう
になされ、これにより画像メモリ回路8から出力される
再生データDPBに対応して、当該フラツグメモリ回路16
に記憶された再生データバリツドフラグFBを順次出力す
るようになされている。
さらにフラツグメモリ回路16は、バリツドデータDB
立ち上がると、フレーム切り換えデータDFで決まる領域
(すなわちそれまで再生データバリツドフラグFBを読み
出していた領域でなる)を初期化するようになされ、こ
のときフレーム切り換えデータDFがバリツドデータDB
り1フレーム周期だけ遅延して入力されるようになされ
ている。
これによりフラツグメモリ回路16は、バリツドデータ
DBの立ち上がりを基準にして、再生データバリツドフラ
グFBが立ち上がるとその状態を保持するようになされ、
これにより置き換えられた再生データDPBが画像メモリ
回路8から出力されるタイミングで、当該フラツグメモ
リ回路16の出力(以下ニユーオルドフラツグと呼ぶ)F
NOを立ち下げるようになされている。
かくして画像メモリ回路8の書き込み側においては、
再生データバリツドフラグFBが立ち上がると2フレーム
前の再生データDPBが更新されることから、ニユーオル
ドフラツグFNOを検出すれば、画像メモリ回路8から出
力される再生データDPBについて、置き換えられた再生
データDPBを検出することができる。
これに対して内符号誤り検出回路30は、画像メモリ回
路8から出力される再生データDPBを受け、各同期ブロ
ツクごとに内符号DRSIを用いて誤り訂正し、当該同期ブ
ロツクを誤り訂正できなかつたとき、エラーフラグFE
立ち上げるようになされている。
これに対して外符号誤り訂正回路32は、外符号DRSO
用いて、当該外符号DRSOが割り当てられた所定同期ブロ
ツクの画像データについて、誤り訂正するようになされ
ている。
すなわちオア回路34は、エラーフラツグFEと、反転増
幅回路35を介して得られるニユーオルドフラツグFNO
反転信号とを受け、その出力信号を外符号誤り訂正回路
32に出力するようになされている。
これにより外符号誤り訂正回路32においては、エラー
フラツグFEが立ち上がつた同期ブロツクの画像データDV
に対して外符号DRSOを用いて誤り訂正するようになさ
れ、かくしてビツト誤りを有効に回避し得るようになさ
れている。
さらに外符号誤り訂正回路32においては、ニユーオル
ドフラツグFNOが立ち下がつた同期ブロツクの画像デー
タDVに対して、外符号DRSOを用いて誤り訂正するように
なされ、これにより置き換えられた再生データDPBに対
して、当該再生データDPB自体に誤りがない場合でも、
誤り訂正するようになされている。
実際上、再生データDPBが置き換えられた場合、置き
換えられる前の再生データに対して誤り訂正し得るよう
に外符号DRSOが割り当てられていることから、このよう
に置き換えられた再生データDPBにおいては、置き換え
られた再生データDPB自体に誤りがない場合でも、外符
号DRSOに対しては誤りが発生した状態になる。
従つて内符号DRSIを用いただけでは誤り検出し得ず、
正しく誤り訂正し得なくなる。
因にこの場合他の同期ブロツクに誤りがないとき(す
なわち他の同期ブロツクでエラーフラツグEFが立ち上が
らないとき)は、外符号DRSOで、置き換えられた再生デ
ータDPBを置き換えられる前の正しい再生データに誤り
訂正し得るのにもかかわらず、誤り訂正することが困難
になり、結局外符号DRSOを有効に利用し得ない状態にな
る。
これに対して他の同期ブロツクに誤りがあるときは、
置き換えた再生データDPBが正しい再生データとして誤
り訂正されることから、誤りのあつた同期ブロツクを正
しく誤り訂正することが困難になり、結局意味のない誤
り訂正を施す結果になる。
ところがこの実施例のように、置き換えた画像データ
について、ニユーオルドフラツグFNOを基準にして誤り
訂正すれば、外符号DRSOを有効に利用して置き換えた再
生データDPBを確実に誤り訂正し得ると共に、エラーフ
ラツグFEが立ち上がつた再生データDPBについて確実に
誤り訂正することができ、かくして再生画像の画質劣化
を有効に回避することができる。
かくして外符号誤り訂正回路32は、再生データDPB
訂正して画像データDVを得、当該画像データDVを続く画
像データ処理回路(図示せず)に出力して映像信号に変
換するようになされ、これにより所望の再生画像を得る
ようになされている。
因にこの実施例においては、内符号誤り検出手段30
は、ブロツク置換手段から出力される画像データDVの同
期ブロツクについて、第1の誤り訂正符号としての内符
号DRSIを用いて誤りを訂正する第1の誤り訂正手段を構
成するのに対し、外符号誤り訂正手段32は、フラツグメ
モリ回路16、オア回路18、34、カウンタ回路20及び反転
増幅回路35と共に、第2の誤り訂正符号としての外符号
DRSOを用いて、誤り訂正できなかつた同期ブロツク及び
置き換えられた同期ブロツクを誤り訂正する第2の誤り
訂正手段を構成する。
さらにこの実施例において、画像データ処理回路は、
画像メモリ回路を有し、これによりスロー再生モードに
おいは、再生速度に応じたフレーム周期で画像データDV
を取り込んで映像信号に変換するようになされている。
すなわちスロー再生モードにおいては、画像メモリ回
路8からは、蓄積されたばかりの再生データと2フレー
ム前の置き換えられた再生データとが数フレームの期間
の間連続して出力される。
このとき、磁気ヘツドの走査軌跡が2つの記録トラツ
クを跨いだ状態で順次変化することから、磁気へツドの
移動に伴つて置き換えられた再生データの数が減少し、
数フレームの期間を要いてほぼ蓄積された再生データD
PBだけが出力されるようになる。
従つてこの実施例においては、フラツグメモリ回路16
から出力されるニユーオルドフラツグFNOをフレーム周
期で積算し、その積算結果が所定値以上になると画像デ
ータDVを取り込んで映像信号に変換するようになされ、
これによりほぼ蓄積された再生データDPBだけを取り込
んで映像信号に変換し、再生速度に応じて違和感なく変
化する再生画像を得るようになされている。
実際上、このように再生データバリツドフラグFBを基
準にしてスロー再生モードにおいて再生データを蓄積更
新する場合、2フレーム前の再生データを完全に更新し
得ない場合がある。
従つてこのように、1フレーム周期だけ遅延させて再
生データDPB及び再生データバリツドフラグFBの読み出
し領域を残りの1フレーム分の領域に切り換えるように
すれば、所定のフレーム周期で続くフレームの再生デー
タDPBが入力された場合に、当該再生データDPBで残りの
1フレーム分の領域を更新し得、これにより確実に再生
された再生データDPBを有効に利用して表示画像を形成
することができる。
さらにこのように2フレーム前の再生データを完全に
更新し得ない場合でも、再生データを置き換えた後誤り
訂正することにより、実用上充分な範囲で違和感なく変
化する再生画像を形成し得る。
以上の構成において、同期パターン検出回路2から出
力される再生データDPBは、ID補正回路3で同期ブロツ
ク単位で確実に再生されたか否か検出され、確実に再生
された同期ブロツクについて、再生データバリツドフラ
グFBが立ち上がる。
さらに再生データDPBは、再生データバリツドフラグF
Bが立ち上がると、画像メモリ回路8に蓄積されるのに
対し、再生データバリツドフラグFBが立ち上がらない場
合は2フレーム前の再生データDPBと置き換えられ、こ
のとき再生データバリツドフラグFBが同期ブロツク単位
でフラツグメモリ回路16に蓄積されることにより、置き
換えられた同期ブロツクがフラツグメモリ回路16に記録
される。
これに対して画像メモリ回路8に蓄積された再生デー
タDPBは、置き換えられた2フレーム前の再生データDPB
と共に外部同期信号に同期したタイミングで順次読み出
され、内符号誤り検出回路30で誤り検出される。
誤り検出された再生データDPBは、外符号誤り訂正回
路32で誤り訂正され、このとき置き換えられた再生デー
タDPBも同時に誤り訂正され、これにより外符号DRSO
有効に利用して置き換えた再生データDPBを確実に誤り
訂正し得ると共に、当該再生データDPB以外のエラーフ
ラツグFEが立ち上がつた再生データDPBを確実に誤り訂
正することができる。
以上の構成によれば、置き換えた再生データDPBを誤
り検出された再生データDPBと共に、外符号DRSOを用い
て誤り訂正することにより、外符号DRSOを有効に利用し
て置き換えた再生データDPBを確実に誤り訂正し得ると
共に、当該再生データDPB以外のエラーフラツグFEが立
ち上がつた再生データDPBを確実に誤り訂正することが
できる。
(G2)他の実施例 なお上述の実施例においては、連続するブロツク識別
データDIDを順次比較することにより、磁気テープに記
録されたデータが確実に再生されたか否かを検出する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばブ
ロツク識別データDIDの訂正結果に基づいて確実に再生
されたか否かを検出する場合、同期ブロツクの同期パタ
ーンDSYNCを検出することにより確実に再生されたか否
かを検出する場合、さらには再生信号SRFの信号レベル
を検出する場合等、種々の検出方法を広く適用すること
ができる。
さらに上述の実施例においては、画像データ蓄積処理
回路で、同時に再生データDPBの時間軸変動を防止する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、時間軸
変動の防止回路(すなわちタイムベースコレクタ回路
(TBC)でなる)を別途設けるようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、2フレーム分の領域
を備えた画像メモリ回路を用いて確実に再生されなかつ
た再生データを2フレーム前の再生データで置き換える
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
1フレーム分の再生データDPBと置き換えるようにして
もよい。
さらに上述の実施例においては、スロー再生モードに
おいて、外符号誤り訂正回路32から出力される画像デー
タDVを所定のフレーム周期で後段に接続された画像デー
タ処理回路の画像メモリ回路に取り込んで映像信号に変
換する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば3フレーム分の再生データDPBを蓄積し得るよう
に画像データ蓄積処理回路4の画像メモリ回路8を構成
すれば、画像データ処理回路の画像メモリ回路を省略す
ることができる。
さらに上述の実施例においては、本発明をデイジタル
VTRに適用してビツト誤りを有効に回避する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばデイジタル
ビデオ信号を伝送する場合等に広く適用することができ
る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、置き換えれたブロツク
を、第1の誤り訂正符号で誤り訂正できなかつたブロツ
クと共に、第2の誤り訂正符号を用いて誤り訂正するこ
とにより、確実に誤り訂正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるデイジタルVTRを示す
ブロツク図、第2図及び第3図はその動作の説明に供す
る略線図、第4図は画像データ蓄積処理回路を示すブロ
ツク図である。 1……デイジタルVTR、4……画像データ蓄積処理回
路、8、30……画像メモリ回路、16……フラツグメモリ
回路、30……内符号誤り検出回路、32……外符号誤り訂
正回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ブロツクに分割された画像データを入
    力し、当該画像データに付加された第1の誤り訂正符号
    及び第2の誤り訂正符号を用いて上記画像データを誤り
    訂正する誤り訂正装置において、 上記ブロツクが確実に入力されたか否かを検出するブロ
    ツク検出手段と、 上記ブロツク検出手段の検出結果に基づいて、確実に入
    力されなかつた上記ブロツクを所定周期前に入力された
    対応するブロツクで置き換えるブロツク置換手段と、 上記ブロツク置換手段が上記ブロツクを置き換えたと
    き、置換フラグを生成する置換フラグ生成手段と、 上記第1の誤り訂正符号を用いて、上記ブロツクを誤り
    訂正する第1の誤り訂正手段と、 上記第1の誤り訂正手段が上記ブロツクを誤り訂正でき
    なかつたとき、誤りフラグを生成する誤りフラグ生成手
    段と、 上記置換フラグ及び上記誤りフラグに基づいて、上記置
    き換えられたブロツク及び上記誤り訂正できなかつたブ
    ロツクを、上記第2の誤り訂正符号を用いて誤り訂正す
    る第2の誤り訂正手段と を具えることを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】所定ブロツクに分割された画像データを、
    当該画像データに付加された第1の誤り訂正符号及び第
    2の誤り訂正符号を用いて誤り訂正する誤り訂正方法に
    おいて、 上記ブロツクが確実に入力されたか否かを検出するブロ
    ツク検出ステツプと、 上記検出結果に基づいて、確実に入力されなかつた上記
    ブロツクを所定周期前に入力された対応するブロツクで
    置き換えるブロツク置換ステツプと、 上記ブロツクを置き換えたとき、置換フラグを生成する
    置換フラグ生成ステツプと、 上記第1の誤り訂正符号を用いて、上記ブロツクを誤り
    訂正する第1の誤り訂正ステツプと、 上記第1の誤り訂正手段で上記ブロツクを誤り訂正でき
    なかつたとき、誤りフラグを生成する誤りフラグ生成ス
    テツプと、 上記置換フラグ及び上記誤りフラグに基づいて、上記置
    き換えられたブロツク及び上記誤り訂正できなかつたブ
    ロツクを、上記第2の誤り訂正符号を用いて誤り訂正す
    る第2の誤り訂正ステツプと を具えることを特徴とする誤り訂正方法。
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