JP3103640U - 片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレスト - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、車いすのアームレストに支点となる機軸を設け、タックルブレーキに連結するブレーキワイヤーを装着し片麻痺の方による車いすに乗る時や降りる時やベッドへの移動時の転倒事故を防止する。
【解決手段】 本考案は、車いすのアームレスト1に支点となる金具2を装着し、アームレスト1とフレーム4に支点金具2の2aと2bで間隔をとることによりシーソーの原理で片麻痺の方が車いすに乗る時や降りる時やベッドへの移動時に、アームレスト1の前方1aに体重をかけるとアームレスト後方部1bが上に持ち上がりブレーキワイヤー3が作動しタックルブレー5を牽引するため5aの状態になり、タイヤ6が自動的にロックされた状態を維持できることによりブレーキを掛け忘れたために起こる車いす使用者の転倒防止や介助者の負担軽減に役立つ。
【選択図】 図1
【解決手段】 本考案は、車いすのアームレスト1に支点となる金具2を装着し、アームレスト1とフレーム4に支点金具2の2aと2bで間隔をとることによりシーソーの原理で片麻痺の方が車いすに乗る時や降りる時やベッドへの移動時に、アームレスト1の前方1aに体重をかけるとアームレスト後方部1bが上に持ち上がりブレーキワイヤー3が作動しタックルブレー5を牽引するため5aの状態になり、タイヤ6が自動的にロックされた状態を維持できることによりブレーキを掛け忘れたために起こる車いす使用者の転倒防止や介助者の負担軽減に役立つ。
【選択図】 図1
Description
本考案は、車いすのアームレストに支点となる金具を設け、アームレスト後方部にタックルブレーキに連結するブレーキワイヤーを装着した車いすのアームレストに関するものである。
車いすに乗る時や降りる時には、車いす使用者もしくは介助者が必ずブレーキを掛けていた。しかしながら現実は、ブレーキを掛け忘れる方が多いため、車いすへの乗る時や降りる時やベッドへの移動時に車いすが動き転倒事故につながっている。
車いすのブレーキを掛け忘れることによる転倒事故は、更に二次障害を招く恐れがあり致命傷ともなりかねない。従って、車いすのアームレストの機能にタックルブレーキと連動する機能を一体化させることによりブレーキの掛け忘れを防ぐことが可能になり前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、車いすのアームレストに支点となる金具を設け、アームレストとフレーム間に支点金具による間隔をとることによりシーソーの原理で片麻痺の方が車いすに乗る時や降りる時やベッドへの移動時にアームレスト前方に手または肘で体重をかけるとアームレスト後方部が上に持ち上がりブレーキワイヤーが作動しタックルブレーキを牽引するためタイヤが自動的にロックされる状態を維持できることになる。よって前述の問題点を解決している。
上述のように、本考案の片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレストは、アームレストの機能を損なうことなくタックルブレーキと連動する機能を持ち合わせているため、特殊な加工を必要とせず高価な機能による安全装置などに頼らずブレーキを掛け忘れたためにおこる車いす使用者の転倒事故防止や介助者の肉体的及び精神的な負担軽減に役立つ。
車いす使用者の状況により右麻痺の方は左側に、左麻痺の方は右側にアームレストを装着することを考慮し、アームレストの後方部にタックルブレーキと連結するブレーキワイヤーを装着し、アームレストに支点となる金具を設け、支点となる金具の下方部をフレームに固定する。アームレスト後方をフレームに接地させた状態でタックルブレーキとブレーキワイヤーの連結部分を固定する。片麻痺の方が、車いすから降りる時や乗る時にはアームレストの前方を持ち体重がかかるためアームレストの支点金具を機軸にアームレスト後方が持ち上がりブレーキワイヤーが作動してタックルブレーキが牽引されタイヤがロックされることにより車いすが固定され車いす使用者による転倒事故を防止することができる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1はアームレスト本体、2はアームレスト本体に支点を持たせるための硬質素材等を用いた金具、3はタックルブレーキとアームレストを連結するブレーキワイヤー、4は車いすのフレームでアームレスト1に機軸となる支点金具2aを装着し、支点金具2bをフレーム4に固定する、5はタックルブレーキとなりアームレスト1bとブレーキワイヤー3を連結する。6は車いすのタイヤでアームレスト1の前方部1aに手や肘による力を掛けることによりアームレスト1bが上がりブレーキワイヤー3が作動しタックルブレーキ5が牽引されることにより5bの状態が5aの状態となりタイヤ6がロックされる。これによりブレーキを掛け忘れることがなくなり車いすが動くことなく転倒事故防止につながる。
アームレスト1の前方1aに手または肘による力を掛けることによりアームレスト1bが上がりブレーキワイヤー3が作動しブレーキ5が牽引され5aの状態になり、タイヤ6がロックされる。車いす使用者または介助者自らがタックルブレーキ5のロックを解除しない限りタックルブレーキ5は5aの状態でタイヤ6をロックしたままの状態が保てる。
本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるからアームレスト1を肘掛として利用することは勿論であるが、支点金具2aを機軸としたアームレスト1bとブレーキワイヤー3を介し5のタックルブレーキと連動させることによりタイヤ6をロックすることができ、特に片麻痺の方の転倒事故防止及び介助者の負担軽減につながり豊かな日常生活の向上を図ることになる。
1 アームレスト本体
2 支点金具
3 ブレーキワイヤー
4 フレーム
5 タックルブレーキ
6 タイヤ
2 支点金具
3 ブレーキワイヤー
4 フレーム
5 タックルブレーキ
6 タイヤ
Claims (1)
- 車いすのアームレスト本体に支点となる金具を設け、アームレストの後方部にタックルブレーキと連結するブレーキワイヤーを装着し、自動的に車いすのタイヤをロックすることを特徴とした片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレスト
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001528U JP3103640U (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001528U JP3103640U (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103640U true JP3103640U (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=43257096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001528U Expired - Fee Related JP3103640U (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 片麻痺用ブレーキ掛け忘れ防止アームレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103640U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011125478A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 肘掛け押下げ型車椅子のアームレスト |
JP2012161456A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車軸で連結された脱着自在の主車輪を有する車椅子 |
-
2004
- 2004-02-26 JP JP2004001528U patent/JP3103640U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011125478A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 肘掛け押下げ型車椅子のアームレスト |
JP2012161456A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車軸で連結された脱着自在の主車輪を有する車椅子 |
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