JP3103487B2 - バリアブルリラクタンス型角度検出器 - Google Patents

バリアブルリラクタンス型角度検出器

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JP3103487B2
JP3103487B2 JP06325531A JP32553194A JP3103487B2 JP 3103487 B2 JP3103487 B2 JP 3103487B2 JP 06325531 A JP06325531 A JP 06325531A JP 32553194 A JP32553194 A JP 32553194A JP 3103487 B2 JP3103487 B2 JP 3103487B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリアブルリラク
タンス型角度検出器に関し、特に、励磁及び出力巻線を
1スロットピッチでかつ正弦波状磁束分布となるように
巻き、機械巻きを可能とすると共に、バリアブルリラク
タンス型で従来のレゾルバ、差動シンクロ(3相/3
相)及びトランスレゾルバ(3相/2相)の機能を得る
ための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のバリアブ
ルリラクタンス型角度検出器としては、例えば、図2
0,21で示される特開平6−213614号公報に開
示された構成を挙げることができる。すなわち、図2
0,21で示すように、励磁巻線と出力巻線とを異なっ
た極数としていずれも固定子鉄心11のスロット11a
に納め、励磁巻線の極対数をP1、出力巻線の極対数を
2として、回転子10はN個の突極を有する鉄心で巻
線を設けない構造において、 P1+P2=N、又はP1−P2=±N とし、励磁巻線を単相とし、出力巻線を2相又は3相と
した場合には、回転子10の全円周の1/Nの動きを1
周期とする正弦波の2相又は3相電圧が出力巻線に誘導
されることを利用し、励磁巻線を2相として出力巻線を
単相とした場合には、出力巻線に誘導される電圧は、回
転子が全円周の1/N動くときに位相が2π変化する正
弦波電圧となることを利用して、位置を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において
は、励磁巻線11b及び出力巻線11c,11dとも
に、出力効率を上げるために、2スロット以上のピッチ
にわたって各巻線を巻いていた(特に、出力巻線では、
2スロットピッチで固定位置を変え、かつ、巻数の組合
せで磁束の正弦波分布を得たため、機械巻することが難
しく、かつ、熟練した作業者でないとスロットに対する
巻線入れ作業が困難であった。また、1相励磁/2相出
力、又は、2相励磁/1相出力のように励磁又は出力の
どちらかが単相の構成しかなく、そのため、一般に使用
される2相励磁/2相出力のレゾルバと同じ機能をこの
バリアブルリラクタンス型レゾルバで実現することは不
可能であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、励磁及び出力巻線を1スロ
ットピッチでかつ正弦波状磁束分布となるように巻き、
機械巻きを可能とすると共に、バリアブルリラクタンス
型で従来のレゾルバ、差動シンクロ(3相/3相)及び
トランゾルバ(3相/2相)の機能を得るようにしたバ
リアブルリラクタンス型角度検出器を得ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるバリアブル
リラクタンス型角度検出器は、励磁巻線の極対数をP1
とし、出力巻線の極対数をP2として内方へ向けて開口
するスロットに納めた輪状の固定子と、N個の突極又は
Nサイクルの正弦波状ギャップパーミアンスを有する鉄
心で構成され巻線を有しない回転子とを有し、前記P1
+P2=N又はP1−P2=±NとしてNX(Xは軸倍
角)の出力を得るようにしたバリアブルリラクタンス型
角度検出器において、前記励磁巻線及び出力巻線は、前
記各スロットに対して1スロットピッチで巻かれ、か
つ、磁束分布が正弦波状となるように巻かれていると共
に、前記励磁巻線がm相であり、前記出力巻線が前記m
相と同じか又は異なるn相であり、前記励磁巻線及び出
力巻線が共に多相であると共に、前記励磁巻線及び出力
巻線は1個の前記固定子のみに設けられている構成であ
る。
【0006】
【作用】本発明によるバリアブルリラクタンス型角度検
出器においては、本発明は、励磁巻線の極対数をP1
出力巻線の極対数をP2として、回転子はN個の突極を
有する鉄心で巻線を設けない構造において、P1+P2
NまたはP1−P2=±Nとすることによって、励磁巻線
の電流によって生ずる起磁力と突極によるギャップパー
ミアンスの変動との作用で、極対数P2のギャップ磁束
密度を生じ、回転子が全円周の1/N動くときに、その
磁束密度のピーク値の空間的位置は全円周の1/P2
くことを利用するものである。この磁束密度による出力
巻線への誘導電圧は、励磁巻線を単相(複相も可)m相
とし、出力巻線を2相または3相n相とした場合には、
回転子の全円周の1/Nの動きを1周期とする正弦波形
の2相または3相n相電圧となり、励磁巻線を2相m相
とし、出力巻線を単相(複相も可)n相(複相も可)と
した場合には、回転子が全円周の1/N動くときに位相
が2π変化する正弦波電圧となる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるバリアブルリ
ラクタンス型角度検出器の好適な実施例について詳細に
説明する。図1は回転子10及び固定子11を示してい
る。輪状の固定子には、その内周全体に等間隔に内方へ
向けて開口するスロット11aが形成され(図にはスロ
ットの一部のみが示されている)、このスロット11a
には極対数P1の励磁巻線11bと極対数P2の出力巻線
11cが納められている。回転子10にはその外周にN
個の突極10aが形成され、上記の極対数と突極の個数
は P1+P2=N (1) または P1−P2=±N (2) のいずれかの関係が満足されるように選ばれている。こ
の場合のギャップパーミアンス係数は
【0008】
【数1】
【0009】として表される。ここで、Z1は固定子ス
ロット数、α及びγは0を含む正、負の整数を表すもの
とし、θ1は一つの極の励磁巻線を構成するコイル全体
の中央を原点として、固定子11内周の任意点の位置を
空間角で示す座標であり、θ2はt=0の瞬間にθ1の原
点に最も近い位置にある回転子の突極の中央を原点とし
て回転子10に固定された座標であって、θ1と同様に
空間角で表される。
【0010】回転子突極の1極ピッチに相当する空間角
をψとし、図1に示すように、回転子10が静止してい
るときのθ1とθ2の両原点の間の空間角をξψとすれ
ば、 θ2=θ1−ξψ (4) の関係があり、ξは−0.5≦ξ≦0.5の値をとる。
(4)式を(3)式に代入すると、ギャップパーミアン
ス係数は次式となる。
【0011】
【数2】
【0012】励磁巻線11bに流れる電流の実効値をI
とし、角周波数をωとすると、この電流による基本波起
磁力は
【0013】
【数3】
【0014】として表される。ここでWeは励磁巻線1
1bの巻線、P1は励磁巻線11bの極対数、KW1は基
本波成分に対する巻線係数である。ここでは原理を示す
ために、固定子スロットによるギャップパーミアンス脈
動を無視すると、(5)式においてα=0の場合を考え
れば良く
【0015】
【数4】
【0016】となる。磁束密度は(6)式と(7)式と
の積として求められ、
【0017】
【数5】
【0018】として表される。ここで磁束密度の次数
(P1+γN)について検討してみると、γ=0のとき
には(P1+γN)=P2であるが、γ=±1に対して
は、(1)式が満足される場合にはγ=−1のときに
(P1+γN)=−P2、γ=1のときに(P1+γN)
=(2P1+P2)、また(2)式が満足される場合には
【0019】
【数6】
【0020】のときに(P1+γN)=P2、γ=1のと
きに(P1+γN)=(2P1−P2)となる。従ってギ
ャップ磁束密度には極対数がP1,P2及び(2P1
2)の成分が存在することになる。従って磁束密度
は、(1)式または(2)式が満足される場合に対し
て、それぞれ(9)式または(10)式で表される。
【0021】
【数7】
【0022】
【数8】
【0023】(9)及び(10)式の第2項に注目する
と、Nψ=2πであるので、ξが−0.5から+0.5
まで変化するとき、すなわち回転子10が突極の1極ピ
ッチ動くとき、極対数P2の磁束密度のピーク値の位置
が1極対動くことを示している。従って、この磁束と固
定子スロットに納められた極対数P2の出力巻線との鎖
交磁束の大きさは、回転子突極の位置によって変化する
ので、出力巻線11cの誘導電圧の大きさも回転子10
によって変化する。出力巻線11cの一つは励磁巻線と
同一の巻線軸の位置に、他の一つは励磁巻線11bの巻
線軸から電気角で90度離れた位置に設ける。前者を第
1相の第1出力巻線、後者を第2相の第2出力巻線とい
うこととする。
【0024】これらの出力巻線への誘導電圧について示
すと次のようになる。即ち(9)または(10)式の第
2項の磁束密度によって、第1、第2出力巻線に誘導さ
れる電圧は次に示す(11)式及び(12)式で表され
る。
【0025】
【数9】
【0026】
【数10】
【0027】極対数P2の出力巻線11cには、空間分
布の次数がP2の奇数倍の磁束密度によってのみ電圧が
誘導されるので、(2P1±P2)がP2の奇数倍の場合
には、(9)及び(10)式の第3項によって出力巻線
11cに電圧が誘導される。この電圧によっては(1
1)及び(12)式の電圧の実効値E1が変化するだけ
で、式の形は変化しない。
【0028】同様にP1がP2の奇数倍の場合には、
(9)及び(10)式の第1項によって、第1出力巻線
に回転子位置に無関係な一定電圧が誘導されるが、この
電圧は回路処理によって除去することができる。しか
し、このような回路処理を必要としない方が望ましいの
で、P1とP2との組合わせの適切な選定によって、第1
項による電圧を誘導しないようにすることができる。
【0029】出力巻線11cを3相巻線とした場合に
は、空間分布の次数がP2の奇数倍であっても、3の整
数倍の次数の磁束密度成分は出力巻線に電圧を誘導しな
い、単相又は2相巻線の場合でも、3相巻線の二つの相
の巻線を図2のように接続して一つの相の巻線として用
いれば、3相巻線の場合と同様に3の整数倍の次数の磁
束密度成分による誘導電圧を生じない。この場合には、
(9)及び(10)式の第1項による誘導電圧を生じな
いようにするためのP1とP2との組合わせの選定が容易
になる。
【0030】従って上記の2組の出力巻線に誘導され
る、回転子が突極の1極ピッチ移動したときに1周期と
なるcos及びsin関数に比例した電圧は、従来のレ
ゾルバにおいて回転子がその1極ピッチ移動したとき入
出力巻線に誘導される電圧と同一であるので、R/D変
換器で処理することによって位置検出を行うことができ
る。
【0031】これが本発明の基本原理である。従って、
回転子10はN個の突極又はNサイクルの正弦波状ギャ
ップパーミアンスを有する鉄心で構成され、巻線を有し
ていない構造である。
【0032】これまでの説明においては、第1出力巻線
を励磁巻線と同一の位置に配置してあるが、これは説明
の便宜のためであって、必ずしもこの配置にこだわるこ
とはない。2相の場合には、2相の出力巻線を電気角で
90度離れた位置に保つようにすれば、これらを固定子
スロットの任意の位置に配置することができる。励磁巻
線11bは上記と同様に単相(複相の場合も可)である
が、出力巻線を3相巻線とすれば、回転子10が突極の
1極ピッチ移動したときに1周期となる3相電圧が誘導
されるので、従来のシンクロ電機と同様な使用が可能で
ある。この場合にも、その1相を励磁巻線11bと同一
の位置に配置する場合が多いが、この配置にこだわるこ
とはなく、3組の出力巻線は電気角で120度ずつ離れ
た位置を保つようにすれば、固定子スロットの任意の位
置に配置することができる。
【0033】励磁巻線を2相とし、出力巻線を単相(複
相の場合も可)とした場合には、出力巻線の誘導電圧は
回転子位置によって位相が変化し、その位相は回転子の
1極ピッチの動きに対して2π変化することも、従来の
レゾルバと同じであるので、この場合も出力信号をR/
D変換器で処理することによって位置検出を行うことが
できる。これまでは原理の説明のために、基本波起磁力
のみを考慮し、かつα=0で、γ=±1の場合について
述べたが、起磁力の高調波成分及び固定子スロットによ
るギャップパーミアンス係数としてαが整数値の場合を
考慮すると、ギャップ磁束密度は
【0034】
【数11】
【0035】となる。この磁束密度の式の各項におい
て、θ1の係数(npl+αZ1+γN)がP2の奇数倍
の成分によってのみ出力巻線に電圧が誘導され、また図
2の接続の場合には更に3の整数倍を除いた次数の成分
によってのみ出力巻線に電圧が誘導される。これらのこ
とを考慮して、出力巻線11cに誘導される電圧を求め
ると、それぞれ14及び15式として表される。
【0036】
【数12】
【0037】
【数13】
【0038】この式において、γ=0の場合には、θ1
の係数は(npl+αZ1)となるが、整数スロットの
場合にはZ1もP1の整数倍となるので、P1とP2との組
合わせを適切に設定することによって、出力巻線にはこ
の項による電圧を誘導しないようにすることができる。
次にγ=±1に相当する項によって出力巻線に誘導され
る電圧は11及び12式と同じ形で表されるが、電圧を
誘導する高調波磁束密度成分が増えるので、電圧実効値
1の大きさが変化する。しかし式の形は変わらないの
で、2組の出力巻線には回転子が突極の1極ピッチ移動
したときに1周期となるcos及びsin関数に比例し
た電圧が誘導される。
【0039】前述の固定子11の各スロット11aに1
スロットピッチで順次巻回された励磁巻線11b及び出
力巻線11cは、図5から図8で示すように各スロット
11aに1スロットピッチでかつ磁束分布が正弦波状と
なるように巻かれていると共に、各巻線11b,11c
は1個の固定子11のみに設けられている。まず、図5
は、励磁側2相/出力側2相の場合を示しており、図5
の励磁側における励磁巻線11bの極対数P1=3であ
り、各スロット11aが24個形成されている場合、各
スロット11aには、正巻数Eと逆巻数Fの各巻数を、
固定子11の円周方向においてその磁束分布が正弦波形
状(従来構成と同一分布)となるように、変化させて巻
かれている。また、2相としてのA相とB相は、各スロ
ット11a内の励磁巻線11bの磁束分布の位相が90
°(電気角)ずれる状態で巻かれている。
【0040】また、図6に示す出力側における出力巻線
11cの極対数P2=2であり、各スロット11aに
は、正巻数Eと逆巻数Fの各巻数を前述の図5の励磁側
と同様に巻いており、互いに90°(電気角)ずらせた
a相,b相の2相にて構成されている。従って、図7及
び図8に示すように、A相励磁=ER13、B相励磁=
R24とすると、a相の出力電圧は次の(17)式と
なる。
【0041】
【数14】
【0042】
【数15】
【0043】となり、従来の2相励磁/2相出力のレゾ
ルバと全く同じ出力特性となる。また、図9及び図10
に示すように、励磁側をm相、出力側をm相と異なるn
相とした場合、m相の初めから終りにかけて電気角で1
×2π/m、2×2π/m、(m−1)×2π/mずつ
位相をずらすことにより、前述の2相励磁/2相出力と
同様の出力特性の出力電圧を得ることができる。なお、
出力側におけるn相の場合、n相の初めから終りにかけ
て電気角で、1×2π/m・・・(m−1)×2π/m
ずつ位相をずらせている。また、図9及び図10では、
各スロット11aの図示を省略している。
【0044】また、図11から図19に示す結線構成
は、本発明による巻線構造による固定子を用いた場合の
各種角度(回転)検出器への応用側を示すもので、前述
の極対数P1とP2の決め方によって、N=X数(軸倍
角)を自由に決めることができるものである。まず、図
11の倍角のように、1相励磁/2相出力のレゾルバを
構成することができる。また、図12の場合のように、
2相励磁/1相出力のレゾルバ、図3の場合のように、
2相励磁/2相出力のレゾルバ、図14の場合のよう
に、1相励磁/3相出力のシンクロ検出器、図15の場
合のように3相励磁/3相出力の差動シンクロ検出器、
図16の場合のように3相励磁/2相出力のトランゾル
バ、図17から図19の場合のようにm相励磁/n相出
力のレゾルバを構成することができる。また、本発明に
おいては1個の固定子の各スロットに励磁巻線と出力巻
線を1スロットピッチで巻くため、スロット飛びを行う
必要がなく、周知の巻線機のニードルで各スロットの極
歯ごとに移動でき、スロット飛びの従来構成よりも機械
巻きが大幅に容易となる。
【0045】
【発明の効果】本発明によるバリアブルリラクタンス型
角度検出器は、以上のように構成されているため、次の
ような効果を得ることができる。すなわち、固定子のみ
に励磁巻線と出力巻線を、各スロットに対して1スロッ
トピッチ(各スロットに順次巻く)で磁束分布が正弦波
状となるように巻くことにより、従来の手作業による方
法と異なり巻線機による機械巻が可能となり、回転子に
巻線を用いないバリアブルリラクタンス型の検出器の製
造コストを大幅に低下させることができる。また、励磁
側及び出力側ともに多相化することが容易となり、レゾ
ルバだけでなく、周知のトランゾルバ、差動シンクロ等
をバリアブルリラクタンス型に置き換えができ、特性の
向上と原価の低減を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバリアブルリラクタンス型角度検
出器を示す構成図である。
【図2】巻線の1例を示す構成図である。
【図3】回転子を示す構成図である。
【図4】図1の他例を示す構成図である。
【図5】励磁巻線を示す説明図である。
【図6】出力巻線を示す説明図である。
【図7】レゾルバの結線図である。
【図8】入出力電圧を示すベクトル図である。
【図9】図5の他例を示す説明図である。
【図10】図6の他例を示す説明図である。
【図11】レゾルバの結線図である。
【図12】レゾルバの結線図である。
【図13】レゾルバの結線図である。
【図14】シンクロ検出器の結線図である。
【図15】差動シンクロ結線図の結線図である。
【図16】トランスレゾルバを示す結線図である。
【図17】レゾルバを示す結線図である。
【図18】レゾルバを示す結線図である。
【図19】レゾルバを示す結線図である。
【図20】従来のバリアブルリラクタンス型レゾルバを
示す構成図である。
【図21】図20の各スロット内の巻線を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 回転子 11 固定子 11a スロット 11b 励磁巻線 11c 出力巻線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01D 5/245 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁巻線(11b)との極対数をP1とし、出
    力巻線(11c)の極対数をP2として内方へ向けて開口する
    スロット(11a)に納めた輪状の固定子(11)と、N個の突
    極又はNサイクルの正弦波状ギャップパーミアンスを有
    する鉄心で構成され巻線を有しない回転子(10)とを有
    し、前記P1+P2=N又はP1−P2=±NとしてNX
    (Xは軸倍角)の出力を得るようにしたバリアブルリラ
    クタンス型角度検出器において、前記励磁巻線(11b)及
    び出力巻線(11c)は、前記各スロット(11a)に対して1ス
    ロットピッチで巻かれ、かつ、磁束分布が正弦波状とな
    るように巻かれていると共に、前記励磁巻線(11b)がm
    相であり、前記出力巻線(11c)が前記m相と同じか又は
    異なるn相であり、前記励磁巻線(11b)及び出力巻線(11
    c)が共に多相であると共に、前記励磁巻線(11b)及び出
    力巻線(11c)は1個の前記固定子(11)のみに設けられて
    いることを特徴とするバリアブルリラクタンス型角度検
    出器。
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