JP3103367U - セーラー服 - Google Patents

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正文 佐久間
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Satoh Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】腕を上方に上げた場合に、下半分の三角マチ部の遊びで脇裾があがることを防止出来るセーラー服の提供。
【解決手段】セーラー服のアームホールの縫着部において、上半分が丸形形状であり、下半分が三角形状であるアームホール部に、上半分が丸形形状で、且つその両端部に三角形状の三角マチ部を設けた袖部材を縫着してあり、前記三角マチ部の角度は90°以下の鋭角を有すると共に、袖部材の縦長さを上半分と三角マチ部の比を1:1.3〜2.0にする。
【選択図】図1

Description

本考案は学生等が着用するセーラー服に関し、さらに詳しくは、腕を上げた場合に脇裾が上方に上がらないために、アームホール部の形状の内、下半分に三角形のカッティングを入れて三角マチ部を設けたことに特徴のあるセーラー服である。
水兵が着用することから名付けられたセーラー服は、大正年間に都市部の高等女学校の制服に採用されて以来、その実用性から戦後においても新制中学や高等学校の制服として採用され今日に至っている。
基本的構造は代わらないものの上着の一部を修正するものとして、特開平11−12830号「肩パッド入り衣服」や特開平11−12831号「肩パッド入り衣服」は、前かがみの姿勢をとったときのその動きに対する機能性がよく、かつ肩部のシルエットラインも良好に保つことができる肩パッド入り衣服としてセーラー服が開示され、この肩パッドとしてアーチ状に湾曲した形状記憶部材を用いることが示されている。
また特開平9−21011号「成長対応型上着」は、成長に合わせて曳出する三角マチ部を付設する工程を通常の縫製工程に含ませることができるとともに、着用感、美感ともに優れ、三角マチ部解縫手順も簡便で、しかも三角マチ部解縫手順持に上着表地のみならず他の部材縫着糸を損傷することの少ない成長対応上着として、女子学童生徒セーラー服上着が開示され、上着の脇ダーツ部と前袖縫着部にアームホール腋下部を中心として胴部方向と腕方向に細三角形の三角マチ部が延設されるとともに、これら三角マチ部の両始端より、不連続のない三角マチ部縫合糸を縫設し、脇ダーツと前袖縫着線をアームホール腋下部の一致点で一致させながら、三角マチ部縫合糸を成長に併せて解縫除去することが示されている。
特開平11−12830号 特開平11−12831号 特開平9−21011号
上述のように従来公知の形状であるセーラー服であるが、部分的改良を図って使い易さを追求はされているが、従来のセーラー服は、着用時に腕を上げると連動して脇裾も上方に上がるという構造的な欠点があった。
このため特に中学生や高校生のような思春期の女性にとって、腕を上げるときには裾への配慮もあって着心地のよい制服とは言い難い面もあり、裾が上がらない改良が求められていた。
本考案者は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、従来の丸形アームホールに代え、該アームホール部の腋下部にカッティングにより切り口を大きくとり、その部分に三角形状に鋭角を有するアームホールの三角マチ部を設定して遊び部分を設けると腕が上がってもセーラー服の脇裾が上に上がらないことを見いだし、本考案のセーラー服を提供できた。
すなわち本考案の第一は、セーラー服のアームホールの縫着部において、上半分が丸形形状であり、下半分が三角形状であるアームホール部に、上半分が丸形形状で、且つその両端部に三角形状の三角マチ部を設けた袖部材を縫着してあり、前記三角マチ部の角度は90°以下の鋭角を有すると共に、袖部材の縦長さを上半分と三角マチ部の比を1:1.3〜2.0にすることによって腕を上方に上げた場合に、下半分の三角マチ部の遊びで脇裾があがることを防止することを特徴とするセーラー服である。
本考案のセーラー服は、着用時に腕を上げた場合に、折り曲がった三角マチ部9を引き上げるため、従来のように脇裾まで引き上げないため、セーラー服内部の下着が見えることがなくなるという効果を有する。
以下、実施例を参照して本考案の詳細を説明するが、本考案の範囲はこれらに限定されるものではない。
図1は、本考案のセーラー服を示す斜視図である。本考案品は、従来の形状のセーラー服に対して袖素材を取り付けるアームホールの形状を円形形状から、上方を従来の円形形状とし、下半分を三角形状になるようにカッティングを入れているため、半袖4における胴側の付け根部分である三角マチ部9は折り曲がって二重になる。
この場合、前身頃2と後身頃3を縫着したアームホールの断面形状は、図4に示すように肩側が円形で、胴側が三角形状となっており、また袖素材の型紙形状は図3に示すように前記胴側に縫着される部分と袖部分に、従来の生地より多めに取り付けることが特徴となっている。
また服生地としては本実施例で使用するビケ素材の他、ブロード素材、サキソニー素材、或いはサージ素材であっても当然構わない。
本考案のセーラ服を製造する手段としては、先ず表装部を構成する主要部材が、前身頃、後身頃、袖部材から構成されるセーラ服を加工するのに、前身頃、後身頃、図3に示すようなアームホール部位の腋上部に上半分が丸形形状で、且つその両端部に三角形状に鋭角を有する三角マチ部を設けた袖部材の型紙を予め準備した。
次いで、セーラー服の生地としてヒゲ素材を用い、前記型紙にそって服素地を裁断した。
そして、得られた裁断素地を図3に示す型紙に印字された折り線やダーツ線に従って縫着した後、図4に示すようにアームホール部の端部に袖部材の上半部を丸形で、且つ下半部は三角形にして縫着して、三角マチ部の角度は90°以下の鋭角を有すると共に、袖部材の縦長さを上半分と三角マチ部の比が1:1.5と成るようにした図1及び図2に示す目的のセーラー服を得た。
この場合、上記比率は1.3〜2.0と成るようにすることが好ましく、この範囲にすることによって腕を上方に上げた場合に、下半分の三角マチ部の遊びで脇裾があがることを防止することが可能となる。
本考案セーラー服の斜視図である。 本考案セーラー服の正面図である。 本考案に使用する袖部材の型紙である。 本考案セーラー服のアームホール部の拡大断面図である。 従来型であるセーラー服のアームホール部の拡大断面図である。
符号の説明
1・・・・セーラー服本体
2・・・・前身頃
3・・・・後身頃
4・・・・衿
5・・・・半袖
6・・・・袖部材の型紙
7・・・・本考案アームホール部
8・・・・従来型アームホール部
9・・・・三角マチ部

Claims (1)

  1. セーラー服のアームホールの縫着部において、上半分が丸形形状であり、下半分が三角形状であるアームホール部に、上半分が丸形形状で、且つその両端部に三角形状の三角マチ部を設けた袖部材を縫着してあり、前記三角マチ部の角度は90°以下の鋭角を有すると共に、袖部材の縦長さを上半分と三角マチ部の比を1:1.3〜2.0にすることによって腕を上方に上げた場合に、下半分の三角マチ部の遊びで脇裾があがることを防止することを特徴とするセーラー服。
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