JP3102151U - リクライニング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体と前記人の背をもたれさせる上半身支持体とを揺動自在に連結してなるリクライニング装置において、使用者の座位を変更せずに使用者の骨盤から背中の部分に至る身体形状に一致させた状態で上半身支持体を傾斜させることができるリクライニング装置を提供する。
【解決手段】 人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体2と前記人の背をもたれさせる上半身支持体3とを揺動自在に連結してなるリクライニング装置において、下半身支持体2の両側部に上半身支持体3の下部を前後方向に移動自在に且つ下半身支持体2に対して揺動自在に連結する。
【選択図】 図1
【解決手段】 人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体2と前記人の背をもたれさせる上半身支持体3とを揺動自在に連結してなるリクライニング装置において、下半身支持体2の両側部に上半身支持体3の下部を前後方向に移動自在に且つ下半身支持体2に対して揺動自在に連結する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、椅子又はベッドとして使用されるリクライニング装置に関する。
椅子又はベッドとして使用されているリクライニング装置は、人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体と前記人の背をもたれさせる上半身支持体とからなっており、従来製品は、前記下半身支持体の後端部に上半身支持体の下端部を揺動自在に連結して上半身支持体を下半身支持体に対して後方側に傾斜させることができるようになっている。
リクライニング装置が例えば椅子の場合、前述のような構造によると、使用者が浅く腰掛けた姿勢をとっているときに、上半身支持体を傾斜させると、骨盤から背中に至る部分と上半身支持体及び下半身支持体との間に大きな略三角形状の隙間が生じ、そのため、その姿勢のままで上半身支持体を後方に傾斜させると、腰が浮いた状態となるため、身体が安定せず疲労の原因となる。これを避けるためには、座位を移動させて深く腰掛け直して骨盤部分を前記連結部に密着させた後に上半身支持体を傾斜させなければならないという問題があった。特に、使用者の身体が不自由なため介助の必要があるときに、介助者が使用者の座位を移動させるのは、介助者の側に多大の労力を要するという問題があった。このような問題はリクライニング装置がベッドであっても、下半身支持体と上半身支持体とを水平にしない限り、同様であった。
本考案は、前記のような問題に鑑みてなされたもので、使用者の座位を変更せずに使用者の骨盤から背中の部分に至る身体形状に一致させた状態で前記上半身支持体を傾斜させることができるリクライニング装置を提供することを目的とするものである。
前記の目的を達成するために、本考案は、人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体と前記人の背をもたれさせる上半身支持体とを揺動自在に連結してなるリクライニング装置において、前記下半身支持体の両側部に前記上半身支持体の下部を前後方向に移動自在に且つ下半身支持体に対して揺動自在に連結したことを特徴とするものである。
本考案にかかるリクライニング装置によれば、使用者の座位を変更せずに、その骨盤から背中の部分の形状に一致させた状態で上半身支持体を傾斜させることができるので、使用者の身体が不自由な場合にその介助者の労力が大幅に軽減されるという効果を奏するものである。
以下、図面を参照しながら、本考案のリクライニング装置として椅子を例として実施の形態を説明する。なお、本考案において、「前後」、「左右」とは、使用者が背中をリクライニング装置の上半身支持体に向けて着座した場合の身体の前後、左右方向に対応するもので、それぞれ、図1中の矢印A及び矢印Bによって示す。図1に示すように、本考案のリクライニング装置1は、人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体2と、前記人の背をもたれさせる上半身支持体3とからなっている。上半身支持体3の下部は、前後方向に移動自在に且つ下半身支持体2に対して揺動自在に連結した構成となっている。より詳しく述べると、下半身支持体2は、座部4の両側部即ち左右の側面にそれぞれフレーム5が取り付けられてなるもので、4本の脚6によって支持されている。両フレーム5には前後方向に延びる長穴7がそれぞれ設けられている。
一方、上半身支持体3は、背もたれ部9と、その両側部即ち左右の側面にそれぞれ取り付けられたフレー厶10とからなっている。フレーム10の下部は背もたれ部9より下方側に突出させた突出部10Aとなっている。突出部10Aには、回転ローラー13(図2参照)を有する連結軸12が取り付けられ、回転ローラー13は、前記長穴7に嵌挿されることにより下半身支持体2と上半身支持体3とが連結されている。これにより、上半身支持体3は下半身支持体2に対して長穴7の前後方向の幅を前後方向に移動させることができると共に、長穴7の任意の位置で下半身支持体2に対して揺動させて下半身支持体2に対する任意の傾斜角度即ちリクライニング角度を得ることができる。
このような構造によって、上半身支持体3は、長穴7の所望の位置で下半身支持体2に対して揺動させて所望の傾斜角度を得ることができるが、その位置及び角度に上半身支持体3を固定して保持するストッパー機構、上半身支持体3を傾斜させたことによってリクライニング装置1及び使用者が後転するのを防止するための安全機構を設けたり、或いは、前記上半身支持体に連結された下半身支持体を、脚部付きの台板を別途用意してその上面に、前後方向にスライド自在に載置することもできるが、これらは従来公知の技術を適宜採用すれば足りるので、それらの具体的説明及び図示は割愛する。
このように構成したリクライニング装置1の使用状態を説明すると、図3に示すように、連結軸12従って回転ローラー13が長穴7の最後端位置にあり上半身支持体3が立てられた状態即ち通常の椅子と同じように使用される状態にあるときに、使用者14が浅く即ち骨盤を前方にずらせて腰掛けるような座位をとった場合には、使用者14の身体と下半身支持体2と上半身支持体3との間に略三角形状の空間Sが形成される。このような状態でも、使用者14が自ら又は介助者の援助を得て上体を起こすようにして、上半身支持体3を連結軸12従って回転ローラー13が長穴7内を前方向に移動するように前方に押し出して(図3中のCの位置)、上半身支持体3の下端部と使用者14の骨盤とを密着させれば、骨盤から背中に至る身体形状と、下半身支持体2及び上半身支持体3の屈曲形状とが一致して前記の略三角形状の空間Sがなくなる。そのため、使用者14がその座位を変更しなくても、その位置で上半身支持体3を連結軸12を軸として後方に傾斜させて倒せば(図中Dの位置)、使用者14は、その骨盤から背中に至る後面形状を下半身支持体2及び上半身支持体3の形状に一致させたままの安定した姿勢で身体を傾かせることができる。
なお、本考案に係るリクライニング装置における下半身支持体と上半身支持体との連結構造としては、前述したように座部に取り付けたフレームに長穴を設けずに、ガイドレールを有する支持金具を前記フレームに取り付け、前記ガイドレール上を回転ローラーが前後方向に移動するようにしてもよい。
1 リクライニング装置
2 下半身支持体
3 上半身支持体
7 長穴
12 連結軸
13 回転ローラー
2 下半身支持体
3 上半身支持体
7 長穴
12 連結軸
13 回転ローラー
Claims (1)
- 人の臀部及び下肢を載せる下半身支持体と前記人の背をもたれさせる上半身支持体とを揺動自在に連結してなるリクライニング装置において、前記下半身支持体の両側部に前記上半身支持体の下部を前後方向に移動自在に且つ下半身支持体に対して揺動自在に連結したことを特徴とするリクライニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272910U JP3102151U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272910U JP3102151U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | リクライニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102151U true JP3102151U (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=43255705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003272910U Expired - Fee Related JP3102151U (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102151U (ja) |
-
2003
- 2003-10-29 JP JP2003272910U patent/JP3102151U/ja not_active Expired - Fee Related
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