JP3102113B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP3102113B2
JP3102113B2 JP35493491A JP35493491A JP3102113B2 JP 3102113 B2 JP3102113 B2 JP 3102113B2 JP 35493491 A JP35493491 A JP 35493491A JP 35493491 A JP35493491 A JP 35493491A JP 3102113 B2 JP3102113 B2 JP 3102113B2
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俊明 荒井
優 小林
正洋 尾家
亨 渡邉
成明 富田
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子カメラに係り、詳
細には符号化/復号化の際の画質改善を図った電子カメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フロッピディスクに撮影画像を記
録する電子スチルカメラが実用化されている。また、半
導体メモリを使用したメモリカード等に画像を記録する
デジタル電子スチルカメラも開発されている。しかし
て、現在では1枚のフロッピディスクに記録できる画像
は50枚程度であり、メモリカードでは1メガバイトの
ものを用いても10〜20枚程度しか記録できない。し
かもメモリカードは極めて高価である。従って、電子ス
チルカメラにおいては画像圧縮技術の向上が必須であ
り、現在主流の圧縮方法としてはDCT(Discrete Cos
ine Transform:離散コサイン変換)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子カメラにあっては、画像の圧縮、伸長部
にDCT装置を用いて画像圧縮を行なっていたため、図
48の再生画面に示すように、背景などの濃淡の少ない
部分で、正方形のブロック状のノイズ(ブロック歪み)
が発生し、画品質が劣化するという問題点があった。図
49に図48のノイズ部を拡大したものを示すように、
このノイズではDCT装置の処理単位である8×8画素
の境界部に発生し、このブロック歪みは圧伸の際、DC
T/逆DCT演算で発生した演算誤差がブロックの境界
部に不連続を生じさせるためである。そこで本発明は、
簡単な回路構成により画質を大幅に向上することができ
る電子カメラを提供すること目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、撮像した画像データを基関数を直
交関数とする直交変換によりブロック単位で符号化処理
を行ない画像メモリに記憶する電子カメラにおいて、前
記符号化処理時に、水平方向に隣接するブロックに対し
て基関数の補償演算を行なう第1演算手段と、垂直方向
に隣接するブロックに対して基関数の補償演算を行なう
第2演算手段とを備えている。前記第1演算手段及び第
2演算手段は、例えば、請求項2に記載するように、画
像データの隣接ブロック間のデータを重ね合わせる基関
数を用いて該画像データを重合直交変換(LOT)及び
逆重合直交変換(ILOT)する。
【0005】
【作用】請求項1及び2記載の発明では、符号化処理時
に、第1演算手段により水平方向に隣接するブロックに
対して基関数の補償演算が行なわれ、第2演算手段によ
り、垂直方向に隣接するブロックに対して基関数の補償
演算が行なわれる。従って、隣接するブロックに対する
歪みが適切に除去される。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図19は本発明に係る電子カメラの一実施例を示す
図であり、ディジタルスチルカメラに適用した例であ
る。
【0007】先ず、構成を説明する。図1は電子カメラ
を示すブロック図である。図1において、511は電子
カメラ、521はレンズ系であり、このレンズ系521
は、フォーカスモータ522によりその光軸上に沿って
移動可能にしている。そして、レンズ系521の光軸上
にCCD523を配置し、レンズ系521を介して被写
体の撮影像をCCD523の撮像面に結像するようにし
ている。ここで、CCD523は、タイミング発生器6
31により動作タイミングが計られるCCDドライバ6
32によりその撮像動作を制御されるようになってい
る。
【0008】上記CCD523により撮像された画像信
号はプロセス回路524に出力される。プロセス回路5
24では、入力された画像信号を輝度信号YHと色信号
Cに分離して抽出するようにしている。
【0009】プロセス回路524からの輝度信号YHと
色信号Cは、A/D変換器525に出力され、ここでデ
ジタル化される。そして、デジタル化された輝度信号Y
Hは、加算器526,527の一方の入力端子にそれぞ
れ与えられる。加算器526は、その加算出力をスイッ
チ528を介してフィールドメモリ529に出力し、こ
のフィールドメモリ529の出力が加算器526の他方
の入力端子に与えられる。また、加算器527は、その
加算出力をスイッチ530を介してフィールドメモリ5
31に出力し、このフィールドメモリ531の出力が加
算器527の他方の入力端子に与えられる。この場合、
各ライン毎の輝度信号YHのデータとして、A,B,
C,D,E,F,…が与えられるとすると、フィールド
メモリ529では、A+B,C+D,E+F,…の内容
のフィールドデータが記憶され、また、フィールドメモ
リ531では、B+C,D+E,+F+G,…の内容の
フィールドデータが記憶される。
【0010】ここで、ビデオスルーの場合(ビューファ
インダでCCDからの画像を見る場合)は、フィールド
メモリ531の出力がスイッチ523を介して取出さ
れ、ガンマ補正部533にてガンマ補正された後、エン
ハンサ部534にて輪郭強調され、スイッチ535を通
して出力される。一方、これと同時にA/D変換器52
5でデジタル化された色信号Cは、スイッチ536、輝
度信号YHとのタイミングを合わせるための同時化部5
37を介して色差生成部538に与えられ、R−Y,B
−Yの色差信号として生成され、スイッチ539,54
0を介してフィールドメモリ541,542にそれぞれ
記憶される。そして、これらフィールドメモリ541,
542より取出されるR−Y,B−Yの色差信号は、ス
イッチ535を通して出力される輝度信号YHとともに
カラービューファインダROMテーブル543に与えら
れる。これにより、ドライバ544の制御によりROM
テーブル543より対応表示データが出力され、カラー
ビューファインダ545にビデオスルー画像として表示
される。このROMテーブル543は輝度信号YH、色
差信号R−Y,B−YからRGB信号を作るものであ
る。
【0011】また、スチル画撮像の場合は、フィールド
メモリ529の出力が1Hメモリ546に与えられ、こ
の1Hメモリ546の出力を加算器547の一方の入力
端子に与える。この加算器547は、他方の入力端子に
フィールドメモリ529からの出力が与えられ、これら
の加算結果を出力する。そして、加算器547の出力は
スイッチ532を介して取出され、ガンマ補正部533
にてガンマ補正され、エンハンサ部534にて輪郭強調
され、再びフィールドメモリ529に戻される。また、
これと同時にA/D変換器525でデジタル化された色
信号Cは、フィールドメモリ548に与えられるととも
に、加算器549の一方の入力端子に与えられる。この
加算器549は他方の入力端子にフィールドメモリ54
8からの出力が与えられ、これらの加算結果を出力す
る。そして、加算器549の出力は、スイッチ536、
同時化部537を介して色差生成部538に与えられ、
R−Y,B−Yの色差信号として生成され、スイッチ5
39,540を介してフィールドメモリ541,542
にそれぞれ記憶される。そして、これらのフィールドメ
モリ529の輝度信号YHとフィールドメモリ541,
542の色差信号R−Y,B−Yは、フレームスチル画
像として画像圧縮伸長回路600に入力され、画像圧縮
伸長回路600で画像データ圧縮されて外部メモリ55
0に記憶されるようになる。
【0012】上記画像圧縮伸長回路600は、DCT装
置と画像データを圧縮する際のブロック歪みを減少させ
るLOT(Lapped Orthogonal Transform:重合直交変
換)演算を実行するLOT演算装置を備えた回路であ
り、本画像圧縮伸長回路600を用いるとブロック歪み
を減少させながら画像データを高能率で圧縮/伸長する
ことが可能になる。この画像圧縮伸長回路600の詳細
については後述する。
【0013】また、画像再生の場合は、外部メモリ55
0から輝度信号YHが読み出され、画像圧縮伸長回路6
00で画像データ伸長された後、スイッチ530を介し
てフィールドメモリ531に書き込まれ、色差信号R−
Y,B−Yも同様に画像圧縮伸長回路600で画像デー
タ伸長された後スイッチ539,540を介してフィー
ルドメモリ541,542に書き込まれる。そして、フ
ィールドメモリ531の出力はスイッチ532,535
を介して取出され、フィールドメモリ541,542か
らの出力とともにROMテーブル551に与えられる。
これにより、エンコーダ/タイミング発生器552の制
御によりROMテーブル551より対応表示データが出
力され、D/A変換器553でアナログ信号に変換さ
れ、アンプ/バッファ554を介してビデオ再生信号と
して出力されるようになる。
【0014】一方、上述のプロセス回路524には、コ
ントラスト検出部555を接続している。このコントラ
スト検出部555は、プロセス回路524より出力され
る輝度信号YHが与えられ、この輝度信号YHより撮像コ
ントラストを検出するようにしている。そして、このよ
うなコントラスト検出部555のコントラスト信号は、
メインコントローラ556に与えられる。
【0015】メインコントローラ556は、コントラス
ト検出部555からの出力に応じてフォーカス駆動回路
557を制御する。
【0016】フォーカス駆動回路557は、メインコン
トローラ556の制御に従ってフォーカスモータ522
を駆動し、レンズ系521を∞端から至近端まで移動す
ることでCCD523に対する合焦位置を調整するよう
にしている。
【0017】図2は電子カメラの画面構成を示す図であ
る。図2において輝度信号YHは横768ドット、縦4
80ラインであり、色差信号R−Y,B−Yは各々横1
92ドット、縦240ラインとなっている。1画素を
1.5ビットに圧縮したとすれば外部メモリ550とし
ての2MBメモリカードに24枚記録することができ
る。
【0018】ところで、前述したようにDCT装置に限
らず、高能率符号化して画素当たりの平均ビット数を減
らすと、画像の品質は落ち、圧縮率を上げると、画質の
劣化を引き起こす。現行の標準テレビ信号を1.5Mビ
ット/秒に圧縮した場合に問題となるのは、輪郭部分の
劣化とDCT装置で処理するブロック単位(例えば8×
8画素)に発生するブロック歪みである。逆変換して画
素を再生するときに、ブロック内のDCT出力をすべて
線形和することになるが、8×8画素から成るブロック
のDCT出力64個のうち、一つでも情報損失がある
と、ブロック内全体の再生画素に劣化が生じる。
【0019】そこで、本実施例ではこのようなブロック
歪みを軽減するため、以下に詳述するようにLOT演算
をDCT装置と共に使用した画像圧縮伸長回路600を
設けている。画像圧縮伸長装置600は、DCT部と、
LOT部と、作業用メモリからなる。以下、図3〜図1
9を用いてLOT演算処理について説明する。図3は、
画像圧縮伸長回路600において、LOT演算処理を行
なうLOT演算装置100を示すものであり、1次元L
OTのブロック図を示している。図3において、100
はLOT演算装置、101,102はDCT装置であ
り、DCT装置101,102には図4〜図7に示す各
種演算器が接続されている。ここで、図4は減算c=a
+(−b)を示す演算を、図5は加算c=a+bを示す
演算を、図6は所定のゲイン(例えば、1/2)を調整
する演算を、図7はベクトル回転を行なう演算をそれぞ
れ示している。DCT装置101,102の出力はイー
ブン(even:偶数)出力0,2,4,6とオッド
(odd:奇数)出力1,3,5,7とに分けて加減算
され、最後に奇数成分のみが図7に示すバタフライ演算
器でベクトル回転されてLOTデータとなる。図3に示
す1次元LOT構成ではLOT演算装置と共に画像圧縮
伸長回路600を構成するDCT装置101,102に
16画素(X0〜X7,X0’〜X7’)を入力すればLO
T演算によって8データ(Y0〜Y7)の出力が得られ
る。すなわち、入力初段では1次元のDCT演算を行な
って、16データを得、この16データを各種演算を行
なった後ベクトル回転して最終的に8データを得る。こ
のLOT演算は1次元であるため、16×16の入力画
素に対し8×16出力となっており、これを再び縦横を
入れ替えて同様のLOT演算を行なって8×8のデータ
を得る。
【0020】なお、図3ではDCT装置が2つ示されて
いるが、ハードウェア上は、DCT装置は1つであり、
1つのDCT装置に異なったタイミングでデータX,
X’(X0〜X7,X0’〜X7’)が供給される。
【0021】図8はLOT演算装置100の入出力画素
を示す図である。LOT演算装置は従来のDCT装置を
拡張したものであり、DCT装置と同様に2次元のブロ
ック処理を行なう。DCT装置では、入力を8×8画素
とすれば8×8のデータが得られたのに対し、LOT演
算装置では8×8の出力を得るためには図8の破線部に
示すようにその8×8を含む16×16画素が必要であ
る。図8の破線部がLOT入力画素であり、実線部が出
力データである。
【0022】以下、画像圧縮伸長回路600のLOT演
算装置について詳細に説明する。図9はLOT演算装置
の演算部を示すブロック図である。図9において、LO
T演算装置21は、ある1つのブロックのデータのみを
用いて(閉じて)演算(アダマール変換)が可能なY1
ステージ22と、2つのブロックのデータが揃って初め
て演算(アダマール変換)ができるY2ステージ23
と、このY1ステージ22とY2ステージ23のオッド間
に挿入され、次のブロックラインの演算が終了するまで
一時的にY1ステージからのオッド成分のデータ(逆L
OT時はY2ステージからのオッド成分のデータ)を蓄
える1ブロックラインメモリ24と、ベクトル回転を行
なうためのZステージ25と、データの流れを切換える
スイッチ26〜33と、スイッチ切り替え回路40とに
より構成されている。
【0023】上記スイッチ切換回路40は、スイッチ2
6〜33を切換えてLOT時とILOT時でデータの流
れを切換える。スイッチ26〜33は例えばバスの切換
えでデータの流れを切り換えるものであり、物理的又は
電気的にバスの接続関係を切換えることができれば、そ
の構成は特に限定されない。例えば、トランジスタスイ
ッチ等を使用できる。
【0024】以下、Y1ステージ22、Y2ステージ23
及びZステージ25について図10〜図19を用いて具
体的に説明する。上記Zステージ25はLOT時の演算
を図10に、逆LOT時の演算を図11に示すように入
力されたデータの奇数成分を回転させるためのもので、
そのバタフライ演算は図15に示される。図15中のk
はベクトル回転を与えるための係数で例えば0.13,
0.16に設定される。このZステージ25は、従来の
Zステージと同様のものであるが、個数は1つだけであ
る。また、上記Y1ステージ22及びY2ステージ23
は、図10に示すYステージを図16及び図17に示す
ような2つのステージに分割したものであり、LOT時
に1つのブロックの中で閉じて(1つのブロックのデー
タのみを用いて)演算(アダマール変換)できる演算ユ
ニットがY1ステージ22(第1演算処理部)、LOT
時に異なるブロックのデータについてのY1ステージ2
2による演算結果が揃って初めて演算(アダマール変
換)できる演算ユニットがY2ステージ23(第2演算
処理部)である。1ブロックラインメモリ24にはある
ブロックにおけるY1ステージの演算結果を次のブロッ
クにおけるY1ステージの演算が終了するまで一時的に
蓄えておくためのメモリである。なお、図12〜図15
は各ステージにおける各種バタフライ演算を示すもので
あり、前記図4〜図7のバタフライ演算と同様の演算内
容を表している。
【0025】次に、本実施例の動作を説明する。ディジタルスチルカメラ511の動作 先ず、スチル画撮像時には、フィールドメモリ529の
出力が1Hメモリ546に出力され、この1Hメモリ5
46の出力は加算器547の一方の入力端子に出力され
る。加算器547は、入力された1Hメモリ546の出
力にフィールドメモリ529からの出力を加算してこれ
らの加算結果を出力する。そして、加算器547の出力
はスイッチ532を介して取り出され、ガンマ補正部5
33にてガンマ補正され、エンハンサ部534にて輪郭
強調され、再びフィールドメモリ529に戻される。ま
た、これと同時にA/D変換器525でデジタル化され
た色信号Cは、フィールドメモリ548に与えられると
ともに、加算器549の一方の入力端子に与えられる。
この加算器549は他方の入力端子にフィールドメモリ
548からの出力が与えられ、これらの加算結果を出力
する。そして、加算器549の出力は、スイッチ53
6、同時化部537を介して色差生成部538に与えら
れ、R−Y,B−Yの色差信号として生成され、スイッ
チ539,540を介してフィールドメモリ541,5
42にそれぞれ記憶される。そして、これらのフィール
ドメモリ529の輝度信号YHとフィールドメモリ54
1,542の色差信号R−Y,B−Yは、フレームスチ
ル画像として画像圧縮伸長回路600に入力される。画
像圧縮伸長回路600に入力された画像データ(輝度信
号YH及び色差信号R−Y,B−Y)は、DCT装置1
001,1002及びLOT演算装置1000を含んで
構成された画像圧縮伸長回路600により重合直交変換
されてブロック歪みが低減されると共に、画像データ圧
縮された後、外部メモリ550に記憶される。
【0026】一方、画像再生時には、外部メモリ550
に記憶された画像データのうち輝度信号YHが画像圧縮
伸長回路600により画像データ伸長されると共にLO
T演算装置により逆重合直交変換されてブロック歪みが
低減された後、スイッチ530を介してフィールドメモ
リ531に書き込まれる。また、外部メモリ550に記
憶された色差信号R−Y,B−Yも同様に画像圧縮伸長
回路600により画像データ伸長されると共にLOT演
算装置により逆重合直交変換されてブロック歪みが低減
された後、スイッチ539,540を介してフィールド
メモリ541,542に書込まれる。そして、フィール
ドメモリ531の出力はスイッチ532,535を介し
て取出され、フィールドメモリ541,542からの出
力とともにROMテーブル551に与えられる。これに
より、エンコーダ/タイミング発生器552の制御によ
りROMテーブル551より対応表示データが出力さ
れ、D/A変換器553でアナログ信号に変換され、ア
ンプ/バッファ554を介してビデオ再生信号として出
力されるようになる。
【0027】また、LOT演算装置の動作は以下のよう
なものである。LOT演算時の動作(図18参照) 図18はLOT時のデータの流れを示す図である。先
ず、図10に示すようにDCT演算出力のF0〜F7は、
1ステージ22によってアダマール変換され、G0〜G
7となる。このうちイーブン側G0,G2,G4,G6(以
下、Geと表す)は、直接Y2ステージ23に入力され
る。また、オッド側G1,G3,G5,G7(以下、Goと
表す)は、次のブロックを演算したときのイーブンと加
減算しなければならないからY2ステージ23における
演算の時点を揃えるために一時的に1ブロックラインメ
モリ24の中に蓄えておく。続いて、次のタイミングで
DCT演算出力に基づくブロックデータF0’〜F7
が、Y1ステージ22によってアダマール変換されて、
0’〜G7’となる。Ge,Goと同様にGe’は直接
2ステージ23に入力され、Go’は、1ブロックラ
インメモリ24に蓄えられる。Ge’をY2ステージ2
3に入力すると同時に1ブロックラインメモリ24に記
憶されていたGoをY2ステージ23に入力し、Y2ステ
ージ23がGoとGe’にアダマール変換を実行する。
すなわち、異なったブロックのデータ間の演算はLOT
時には、Y2ステージ23で行なう。そして、Y2ステー
ジ23の出力H0〜H7をZステージ25に入力し、Zス
テージ25でLOT演算の結果であるY0〜Y7を得る
(図10参照)。ところで、Y2ステージ23にY1ステ
ージ22出力が入力されるときにメモリアクセスが加わ
った分だけ、実行時間が遅くなるように考えられるが、
実際にはLOT演算は、上記演算の繰り返しであるた
め、トータル時間としては、従来と殆ど変化がない。
【0028】逆LOT演算時の動作(図19参照) 図19は逆LOT時のデータの流れを示す図である。入
力データY0’〜Y7’は、Zステージ25によって
0’〜J7’に変換され、Y2ステージ23はさらに、
0’〜J7’をK0’〜K7’に変換する。Zステージ2
5で回転を行なうのはオッド側データだけでイーブン側
のデータはそのまま出力される。ILOT時のZステー
ジ25では、奇数番のデータ入力及び出力を1→7,3
→5,5→3,7→1のように捻ってやると、LOT時
のハードウェアと同一のハードウェアでILOT時のデ
ータを処理できる。そして、Zステージ25により回転
されたオッド側のデータと、そのまま供給されるイーブ
ン側のデータに対してY2ステージ23による演算(ア
ダマール変換)を行なう。ここで、Zステージではイー
ブン側のデータには何も演算を行っていないのだが、便
宜上図19ではZステージ25にはイーブン側のデータ
も入力されている。そして、前記LOT時のY1ステー
ジ22の出力と同じように、Ke’は、直接Y1ステー
ジ22に入力し、Ko’は1ブロックラインメモリ24
に蓄えておく。同様に、続く入力データをZステージ2
5、Y2ステージ23によってK0〜K7に変換し、Ke
は、直接Y1ステージ22へ入力し、Koは1ブロック
ラインメモリ24に蓄えてやる。Keと共にメモリ24
に蓄えておいたKo’データをY1ステージ22に入力
する。そしてY1ステージ22の演算を実行させること
によって、ILOT出力F0〜F7を得る。すなわち、I
LOT時には、異なったブロック間の演算はY1ステー
ジ22が受け持つこととなる。
【0029】以上説明したように、本実施例では画像デ
ータの圧縮等をLOT演算装置を含む画像圧縮伸長回路
600を用いて実行するようにしているので、隣接ブロ
ック間のデータが例えば16×6画素から8×8のデー
タを得るようにして適切に重ね合わせられることにな
り、ブロック歪みの少ない高画質な電子カメラ511を
構築することができる。また、本実施例のLOT演算装
置は、LOT演算のYステージをY1ステージ22とY2
ステージ23に分割するとともに、Y1ステージ22と
2ステージ23の間に次のブロックラインの演算が終
了するまでデータを蓄える1ブロックラインメモリ24
を設けるようにしているので、Y1ステージ22、Y2
テージ23における処理が8入力単位で完結する。ま
た、LOT時とILOT時とでそれぞれ異なったステー
ジによってブロック間の演算が行われるのでZステージ
25を1つにすることができる。従って、Zステージの
回路規模を従来に比して半減させることができる。ま
た、1ブロックラインメモリ24もイーブン側のデータ
のみを蓄えればよいのでメモリ容量も減少させることが
できる。
【0030】なお、本実施例では、本発明を電子カメラ
に適用した例を述べたが、ビデオカメラなどにも適用す
ることができる。
【0031】また、本実施例では電気信号に変換された
画像信号を輝度記号Y、色差記号R−Y、B−Yに分離
してフレームメモリに記憶するようにしているが、電気
信号に変換された画像信号を所定の形態で記憶するもの
であれば何でもよく、例えばRGB信号の形で記憶して
もよいし、電気信号に変換された画像信号をそのまま記
憶するようにしてもよい。
【0032】(第2実施例)図9〜図19に示す画像デ
ータ処理装置は、LOT演算を行なう際、1次元(横)
LOT演算(LOTは基本的に1次元である)を行った
後、得られたデータについて再び1次元(縦)LOT演
算を行って2次元の画像データを得る。このため、2次
元DCT演算部から出力されたデータを量子化演算部で
量子化する前に、LOT演算部で1次元処理を2回繰り
返さなければならない。そのため2次元DCT演算部の
動作を1次元LOT演算が2次元目の処理を終了するま
で休ませなければならないこととなり演算時間の短縮化
が図れないばかりかタイミングのとり方が難しいという
問題点がある。そこで第2の実施例では、画像処理時間
を大幅に短縮することができる画像圧縮伸長回路を提供
する。
【0033】以下、本実施例を図面に基づいて説明す
る。原理説明 先ず、本実施例の基本的な考え方を説明する。本実施例
は、画像圧縮伸長回路のLOT演算装置を1つのブロッ
クの中で閉じて(1つのブロックのデータを用いて)演
算(アダマール変換)可能な第1演算処理部Xと、複数
のブロックのデータを用いて演算を行なう第2演算処理
部Yと、ベクトル回転を行なう第3演算処理部Zとに3
分割し、その夫々の演算処理部で2次元演算を行なうよ
うにして高速データ処理を実現しようとするものであ
る。このため、LOT演算装置を図20に示すようにX
演算部、Y演算部、Z演算部の3つの部分に分割して夫
々の部分で2次元の演算を行なうようにする。また、図
21はZ演算部における回転処理の演算内容(1次元
分)を示す図であり、図22及び図23は図20におけ
るX演算部、Y演算部の詳細(1次元分)を示す構成図
である。
【0034】次に、図24〜図29を参照して本実施例
に係る画像圧縮伸長回路の具体的な構成と動作を説明す
る。図24は画像データ処理装置のLOT演算装置を示
すブロック図である。図24において、LOT演算装置
121は、2次元のアダマール変換を行なう2次元X演
算部122と、2次元のアダマール変換を行なう2次元
Y演算部123と、この2次元X演算部122と2次元
Y演算部123との間に挿入され、2次元X演算部12
2と2次元Y演算部123とのデータのやりとりを制御
すると共にデータを1ブロックライン分ディレイするた
めの1ブロックラインメモリA124,B125,C1
26と、ベクトル回転を行なうための2次元Z演算部1
27とにより構成されている。上記2次元X演算部12
2は、LOT時には、1つの画像ブロックのデータにつ
いての加減算を行なうので、DCTの出力を直接処理す
ることができる。また、逆方向時には2つのブロックラ
インのデータに対し演算を行なうため、ブロックライン
メモリのデータを読み込んでデータ演算処理を行なう。
2次元Y演算部123は、順方向時には、2つのブロッ
クラインのデータに対して演算を行い、2次元Z演算部
127にデータを出力し、逆方向時には、2次元Z演算
部127からの出力を直接処理してブロックラインメモ
リA124,B125,C126にデータを書き込む。
2次元Z演算部127は、順方向時には、2次元Y演算
部123からのデータを、逆方向時には量子化装置から
の量子化データを処理する。
【0035】図22は2次元X演算部122の構成図で
あり、2次元Y演算部123も同一の回路構成となって
いる。図22において、2次元X演算部122は、デー
タを一時的に保持するデータラッチA131,B13
2,C133,D134と、データラッチA131,B
132,C133,D134にラッチされたデータを加
減算する加減算器135,136と、加減算器135,
136の出力を加算する加算器137と、加減算器13
5,136の出力を減算する減算器138と、加算器1
37からのデータと減算器138からのデータを選択し
て出力するデータセレクタ139とにより構成されてい
る。上記データセレクタ139は入力されたデータを選
択して出力する機能に加えて入力されたデータを1/2
倍する演算機能を備えている。
【0036】8×8画素のブロックに対してDCTの出
力は64個となる。このため、X演算部122において
は、図22の構成が16セット配置され、それぞれ、D
CTの出力のうち、対応する4つを入力する。同様に、
Y演算部123においても、図22の構成が16セット
配置される。なお、X,Y演算部122,123におい
て、図22の回路を所定数配置し、入力データを時分割
処理しても良い。
【0037】図27は2次元Z演算部127の構成図で
ある。上記2次元Z演算部127は入力されたデータの
奇数成分を回転させるためのもので、そのバタフライ演
算は前記図21に示される。図21中のθはベクトル回
転を与えるための係数で例えば0.13,0.16に設
定される。この2次元Z演算部127は、具体的には、
図24に示すように2つの1次元Z演算部141,14
2と、2つのブロックラインメモリA143,B144
から構成されており、それぞれのZ演算部141,14
2が縦方向と横方向のZ演算を受け持つ。2つのブロッ
クラインメモリA143,B144は2次元目の演算を
行なう場合に必要なデータを保持するために設けられて
いるものである。ブロックラインメモリA143とブロ
ックラインメモリB144はZ演算部141の出力夫々
を1ブロック毎に切り換えて記憶する。ブロックライン
メモリA143又はブロックラインメモリB144にZ
演算部141の出力データを記憶している際に、Z演算
部142はバッファ144B又は143Aに記憶された
データに対し、2次元目のZ演算を施す。ここで、Z演
算は、逆方向時には入力されたデータの奇数成分1,
3,5,7を1⇔7,3⇔5というように切り換えて行
われる。
【0038】次に、本実施例の動作を説明する。LOT演算装置全体の動作 上記順方向及び逆方向の各ブロックの動作は図28及び
図29で示される。例えば、順方向の場合、図28に示
すように2次元X演算部122は、DCT装置からの入
力をブロックラインメモリA124,B125,C12
6に順番に書き込む。2次元Y演算部123は、ブロッ
クラインメモリ2つからデータを読み込み、2次元処理
を行って2次元Z演算部127へと出力する。なお、リ
ード・ライトが一度にできるメモリを使用する場合は必
ずしも上記動作による必要はない。
【0039】2次元X演算部及び2次元Y演算部の動作
(図25参照) 先ず、順方向時を説明する。データラッチA131にa
(i,j)データがラッチされ、またデータラッチB1
32にa(i,j+1)、データラッチC133にa
(i+1,j)、データラッチD134にa(i+1,
j+1)の各データがラッチされ、加減算器135,1
36は共に加算器として動作するものとすると、加減算
器135,136から夫々a(i,j)+a(i,j+
1),+a(i+1,j)+a(i+1,j+1)が出
力され、加算器137及び減算器138からは、夫々a
(i,j)+a(i,j+1)+a(i+1,j)+a
(i+1,j+1)とa(i,j)+a(i,j+1)
−a(i+1,j)−a(i+1,j+1)が出力され
る。加算器137の出力が変換後のb(i,j)成分で
あり、減算器138のデータがb(i+1,j)成分で
ある。次いで、加減算器135,136を減算器として
動作させた時には加算器137及び減算器138からの
出力はb(i+,j+1),b(i+1,j+1)とな
る。なお、上記i,jは偶数とする。
【0040】具体的に説明すると、例えば、あるブロッ
クのデータa00,a01,a10,a11(i=0,j=0)はX演算部1
22により次式に従ってa00′,a01′,a10′,a11′に
変換される。 a00′=(a00+a01+a10+a11)/2 a01′=(a00+a01−a10−a11)/2 a10′=(a00−a01+a10−a11)/2 a11′=(a00−a01−a10+a11)/2 さらに、上記動作を1つのブロック内の全てのiとj
(共に偶数)について実行することにより、例えば、図
26に示される4つのブロックA〜DはブロックA′〜
D′に変換される。
【0041】図28に示されるように、X演算部122
の出力はブロックライン単位で、ブロックラインメモリ
124〜126に記憶される。そして、次の、ブロック
ラインについてX演算部122が動作している際に、Y
演算部123はブロックラインメモリ124〜126か
ら4つのブロックA′〜D′により得られるブロック
H′を読み出す。ブロックH′は次のように表せる。 a11′,a13′,a15′,a17′,b10′,b12′,b14′,b16′ a31′,a33′,a35′,a37′,b30′,b32′,b34′,b36′ a51′,a55′,a55′,a57′,b50′,b52′,b54′,b56′ a71′,a77′,a75′,a77′,b70′,b72′,b74′,b76′ H′=c11′,c13′,c15′,c17′,d10′,d12′,d14′,d16′ c31′,c33′,c35′,c37′,d30′,d32′,d34′,d36′ c51′,c53′,c55′,c57′,d50′,d52′,d54′,d56′ c71′,c73′,c75′,c77′,d70′,d72′,d74′,d76′
【0042】Y演算部123は読み出したブロックH′
に対し、2次元のアダマール変換を実行する。その具体
的な変換動作は上述のX演算部122の動作と同一であ
る。Yステージの出力はZ演算部127に供給される。
このようにして、隣接する4つのブロックについて、X
演算部122、Y演算部123、Z演算部127による
処理が順次実行される。
【0043】一方、逆方向時は上記a(i,j)を(i
−1,j+1)に、上記a(i,j+1)をa(i−
1,j+8)に、上記a(i+1,j)をa(i,j+
1)に、上記a(i+1,j+1)をa(i,j+8)
に夫々変更する。ここで、加算器137及び減算器13
8の出力はデータラッチA131〜D134の入力に対
して2倍のレンジとなっているので、データセレクタ1
39において1/2倍してゲンイ調整の演算を行なう必
要がある。すなわち、2次元X演算部22及び2次元X
演算部123の夫々の演算部において2次元演算を行っ
ているので、各演算部から整数の形で演算結果が出力さ
れることとなる。また、2次元X演算部122と2次元
Y演算部123は同一の回路で構成できる。従って、何
れか1つの演算部についてのみデバッグを行えばよくデ
バッグが非常に効率良くできる。
【0044】以上説明したように、第2実施例ではDC
T装置と共に画像圧縮伸長回路を構成するLOT演算装
置を、1つのブロックの中で閉じて演算可能な2次元X
演算部122と、複数のブロックによって演算可能な2
次元Y演算部123と、ベクトル回転を行なう2次元Z
演算部127とに3分割し、その夫々の演算処理部で2
次元演算を行なうようにしているので、2次元DCT装
置から出力されたデータをそのまま2次元でLOT演算
して量子化装置に出力することができ、DCT装置の動
作を1次元LOT演算が2次元目の処理を終了するまで
休ませなければならないといったデータの滞りを防止し
て演算処理を格段に向上させることができる。また、D
CT装置、LOT演算装置、量子化装置を同時に動作さ
せることが可能であるからタイミング的に非常に調整が
容易となり高速な画像圧縮装置が実現できる。なお、上
述した効果は逆方向、すなわちデータ伸長でも生ずるこ
とはいうまでもなく、画像データの圧縮・伸長を行なう
画像データ処理装置に適用するとその画像処理時間を大
幅に短縮することができる。
【0045】(第3実施例)前記LOT演算装置にあっ
ては、上述したように比較的小さな回路で高速に符号化
データを処理することができるが、ALUを用いてLO
T演算を行なう構成となっていたため、メモリへのアク
セス回数が多くなり、またそれに伴って、アドレス、バ
ス等の制御が複雑となって結果として回路規模がまだ大
きいという問題点があった。そこで第3の実施例による
電子カメラでは、所定クロックによってデータを順次移
動させるシリアル演算によってLOT演算、逆LOT演
算を実行して、更に小さな回路規模で、LOT処理を行
なう画像圧縮伸長回路を提供する。
【0046】以下、本実施例を図面に基づいて説明す
る。図30〜図47は本実施例に係る画像圧縮伸長回路
の具体的な構成と動作を示す図である。先ず、構成を説
明する。図30は画像圧縮伸長回路のLOT演算装置の
データ演算部を示す構成図である。図30において、2
31は所定の加減算処理を行なうYステージ、232は
ベクトル回転を行なうためのZステージである。Zステ
ージ232はLOT時の演算を図30に、逆LOT(I
LOT)時の演算を図31に示すように入力されたデー
タの奇数成分を回転させるためのもので、そのバタフラ
イ演算は前述の図15で示される。図15中のkはベク
トル回転を与えるための係数で例えば0.13,0.1
6に設定される。
【0047】図32〜図44は、本実施例に係る画像圧
縮伸長回路のデータ変換部及び量子化部を示す構成図で
ある。図32において、241はLOT演算装置240
のデータ変換部、242はその量子化部であり、データ
変換部241の演算係数(同図中○で囲んだ数値)であ
るcos0.13πとsin0.13π,cos0.16πとsin
0.16πの比は数1に示すような整数の比によって近
似される。
【数1】
【0048】なお、整数の比は必ずしもこのような比で
ある必要はなく、もっと桁数の多い比を用いて、より正
確な比に置き換えるようにしてもよい。また、整数比に
よる演算では、本来行われるべき演算とは、ゲインが異
なってしまうので量子化演算によってそのゲインの差を
吸収するようにする。例えば、x1及びx2によって作ら
れる値zは、72+32=58であるから、実際にsin,co
sを用いて計算したよりも、(58)1/2倍された数2に
示す値となっている。
【数2】 なお、この補正数値は数2に示すような近似から作られ
たものであり、必ずしもこの値である必要はない。
【0049】本実施例の場合では、このような演算の出
力が次段の演算の入力となっているため、図32の
1,z2,z3でゲインあわせの演算を一度行ってい
る。なお、この場合のゲイン合わせとは入力データ同士
のゲインが一致しているということであって出力データ
のゲインがあっているという意味ではない。この入力同
士のゲインの比は数3、数4で示される。
【数3】
【数4】
【0050】上記数3、数4を満たす例として図32で
はz1:z2:z3=5:38:392と設定している。
なお、これは、一つの例であって必ずしもこのような数
値とする必要はない。
【0051】また、ゲインを整数の比として表したこと
によって生ずる各出力ゲインの変化分は量子化部242
において吸収する。すなわち、データ変換部241の演
算係数を整数の比に置き換え、これによって変化したゲ
インを量子化部242で修正するようにする。
【0052】図33はデータ圧縮装置の逆変換における
逆データ変換部及び量子化部を示す図であり、図32の
逆変換を行なう例を示している。図33において、25
1はLOT演算装置240の逆量子化部、252は逆デ
ータ変換部である。逆変換の場合も図32の場合と同様
に逆データ変換部252の演算係数を図25中○で囲ん
だ数値で示すように整数の比に置き換え、これにより生
じたゲインの変化を逆量子化部251で吸収(補償)す
るように調整する。
【0053】本実施例はLOT及び逆LOT演算を以下
に説明するシリアル演算によって行なう。先ず、基本的
な考え方として数1に示すように整数の比で示された値
を、数5に示すように2つのべき(すなわち、2のn
乗)の和又は差で表すようにする。
【数5】 数5に示すように数値を2のべきで表現する理由はシリ
アルの回路による演算を実現するためである。すなわ
ち、図34において、符号271は、クロック入力信号
に応答し、入力信号を1クロック遅れた出力とするFF
(フリップフロップ)からなる1タイムディレイユニッ
トを表すものとすると、1タイムディレイユニット27
1を通って出てくる出力と1タイムディレイユニット2
71を通らずに直接出てくる出力とを比較すると前者が
後者より1クロック分遅い。ここで、1タイムディレイ
ユニット271はシフトレジスタが並んだようなもので
あり、例えばLSB側から順にデータが入力されている
ものとすると、1クロック遅く出てくるということは2
倍されたことを意味する。同様に、8倍しようとする場
合には上記1タイムディレイユニット271を図35に
示すように3つ並べて3クロック遅らせるようにすれば
3で8倍となる。本実施例では上記ユニットを組み合
わせて加減算を行なうことでシリアル演算回路を実現す
る。
【0054】図36は乗算部のシリアル演算構成を示し
たものであり、図36は入力データを38倍する場合の
例である。先ず、38を数6の形に分解する。
【数6】 数6において、ある数値xを32倍するということは、
xを左(MBS方向)へ5回シフトすることであり、図
36では、5段の1タイムディレイユニット271を通
過させることによって実現される。また、数6で示され
る2×(2+1)は、実際には、6であるから、4+2
と表してもよい。しかし、図36のフルアダー272が
1タイムディレイユニットを持っており、入力データを
2倍するため、2×(2+1)という表現形式を採用し
た。以上のような回路構成をZステージ全体に対してと
ったのが図37であり、図32のデータ変換部241を
シリアル演算で行なうための回路構成図である。また、
図38〜図40は図37中の各ユニットを示す図であ
り、図38はFFからなる1タイムディレイユニット2
71を、図39は加算(a+b)を行なう1タイムディ
レイユニットフルアダー(内部Carry Type)272を、
図40は減算(a−b)を行なう1タイムディレイユニ
ットフルサブストラクタ(内部Borrow type)273を
それぞれ示している。また、図37には、小数点の位置
合わせのために、演算に関係しない1タイムディレイユ
ニットが付け加えてある。例えば、前記図32のデータ
変換部241のx1における整数値7は(4+2+1)
で表されるから図37では1つの1タイムディレイユニ
ット271及び2つのフルアダー272を組み合わせて
構成されている。同様に、前記図32に示した数値は全
て図37に示すようなシリアル回路にて実現でき、LO
Tをシリアル演算により実現することができる。この場
合の各ユニット271,272,273はFFが1つ程
度の極めて小さい回路で実現できることからLOT演算
装置全体の回路規模も小さくすることができる。
【0055】また、逆LOT時も上述したLOT時と同
様のシリアル演算を行なうことができる。図41は前記
図33の逆データ変換部252をシリアル演算で行なう
ようにした回路構成図であり、図37と同様のシリアル
演算が実行される。
【0056】図42は図37のシリアル演算回路に図4
3に示す9ビット(sign+Data8)のデータを入力した
時のタイミングチャートである。図42に示すように9
ビットデータの入力時には、24(9+15)タイムユ
ニット経過後次の9ビットデータを入力できる。従って
データ入力の一周期は24タイムユニットとなる。一般
的には、nビット入力に対して、n+15タイムユニッ
ト周期でデータを入力できる。
【0057】逆LOT時について説明すると、逆LOT
自体は前記図30のLOTのフローグラフでデータが右
から左へと流れると考えればよい(図29参照)。また
Zステージ232、Yステージ231について考えてみ
ると、Zステージ232とYステージ231はZステー
ジ232のゲインを除いて、対称であるから、Yステー
ジ231とZステージ232の間の1/2及びZステー
ジ232のゲインは、LOT時と同様に、予め逆量子化
時に吸収しておくようにすれば、Zステージ232とY
ステージ231を図44に示すように組み合わせればよ
い。但し、前記図37においてx1であった入力にy
7を、x3にy5を、x5にy3を、x7にy1をそれぞれ入
力し、出力時にも同様に捻ってやるようにする。また、
逆LOT時を考えた全体の構成図が図45及び図46に
示され、図45はLOT時のデータの流れを、図46は
逆LOT時のデータの流れを示している。
【0058】上述したように本実施例においては、逆L
OT時を考慮して、Zステージを2つ持つようにしてい
るが、図47に示すように、Zステージを1つにして、
その部分にメモリを持たせるようにすれば、回路規模を
小さくすることができる。この場合、上記メモリに一度
データを蓄えるという動作が加わるため、動作の高速性
が失われるようにも考えられるが、LOT演算を連続し
て動作される場合には常に一つ前のZステージ通過デー
タを保持していることとなるので実行時間自体にはほと
んど変化はない。
【0059】なお、本実施例では係数を例えば、7:3
の整数の比とする例を示したが、これには限定されず、
整数の比で表されるものであればどのような整数比でも
よい。
【0060】また、演算係数を2のべき(2のn乗)の
和(差)で表現して図37に示すようなシリアルの回路
により演算を行っているが、シリアルデータ処理が行わ
れるものであればどのようなユニットの組合せでもよい
ことは勿論である。
【0061】以上説明したように、第3実施例では画像
圧縮伸長回路におけるLOT及び逆LOT演算をシリア
ル演算によって行なうようにしているので、従来ALU
を用いてLOT演算を行なう場合非常に回路規模が大き
く、実行時間も長かったものが、極めて小さなFF等の
組合せからなるシリアル回路によって実現されることに
なることから回路規模を大幅に小さくすることができ、
かつ高速に処理を行なうことが可能になる。このように
小さな回路規模で高速なLOT演算処理を画像圧縮や音
声圧縮を行なう符号化データ処理装置に適用して好適で
ある。
【0062】また、本実施例ではデータ変換部214、
逆データ変換部252の演算係数を整数の比に置き換え
るとともに、そのゲインの変化を量子化部、逆量子化部
により吸収させるようにしているので、誤差を含んだ係
数による演算は量子化部において一度行われるのみであ
りそれ以外の演算は丸め誤差を含まない整数の比によっ
て行なうことができ、小さなバス幅で高い演算精度を得
ることができるという効果がある。
【0063】なお、上記各実施例では、画像圧縮伸長回
路にDCT、アダマール変換を適用しているが、これら
符号化方式には限定されず、LOT演算を行なうもので
あればどのような装置にも適用できることは言うまでも
ない。例えば、ハール(Harr)変換、傾斜変換(スラン
ト変換)、対称性サイン変換などを用いた符号化データ
処理装置に適用することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、符号化処
理時に、第1演算手段により水平方向に隣接するブロッ
クに対して基関数の補償演算を行ない、第2演算手段に
より垂直方向に隣接するブロックに対して基関数の補償
演算を行なうようにしているので、隣接するブロックに
対する歪みが適切に除去することができる。
【0065】
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子カメラのブロック図である。
【図2】本発明に係る電子カメラの画面構成図である。
【図3】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置の構
成図である。
【図4】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置のバ
タフライ演算のための演算器を示す図である。
【図5】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置のバ
タフライ演算のための演算器を示す図である。
【図6】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置のバ
タフライ演算のための演算器を示す図である。
【図7】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置のバ
タフライ演算のための演算器を示す図である。
【図8】本発明に係る電子カメラのLOT演算装置の入
出力画素を示す図である。
【図9】第1実施例に係るLOT演算装置のブロック図
である。
【図10】第1実施例に係るLOT演算装置のLOT時
の演算を説明するための図である。
【図11】第1実施例に係るLOT演算装置のILOT
時の演算を説明するための図である。
【図12】第1実施例に係るLOT演算装置の演算素子
を示す図である。
【図13】第1実施例に係るLOT演算装置の演算素子
を示す図である。
【図14】第1実施例に係るLOT演算装置の演算素子
を示す図である。
【図15】第1実施例に係るLOT演算装置の演算素子
を示す図である。
【図16】第1実施例に係るLOT演算装置のY1ステ
ージの構成図である。
【図17】第1実施例に係るLOT演算装置のY2ステ
ージの構成図である。
【図18】第1実施例に係るLOT演算装置のLOT時
のデータの流れを説明するためのブロック図である。
【図19】第1実施例に係るLOT演算装置のILOT
時のデータの流れを説明するためのブロック図である。
【図20】第2実施例に係るLOT演算装置のブロック
図である。
【図21】第2実施例に係るLOT演算装置のバタフラ
イ演算の演算器を示す図である。
【図22】第2実施例に係るLOT演算装置のX演算部
の構成図である。
【図23】第2実施例に係るLOT演算装置のY演算部
の構成図である。
【図24】第2実施例に係るLOT演算装置のブロック
図である。
【図25】第2実施例に係るLOT演算装置の2次元X
演算部の回路構成図である。
【図26】第2実施例に係るLOT演算装置の2次元X
演算部による変換動作を説明する図である。
【図27】第2実施例に係るLOT演算装置の2次元Z
演算部の構成図である。
【図28】第2実施例に係るLOT演算装置の順方向の
各ブロックの動作を説明するための図である。
【図29】第2実施例に係るLOT演算装置の逆方向の
各ブロックの動作を説明するための図である。
【図30】第3実施例に係るLOT演算装置のLOT時
の演算を説明するための構成図である。
【図31】第3実施例に係るLOT演算装置のILOT
時の演算を説明するための構成図である。
【図32】第3実施例に係るLOT演算装置のデータ変
換及び量子化部を示す構成図である。
【図33】第3実施例に係る逆LOT演算装置の逆デー
タ変換及び逆量子化部を示す構成図である。
【図34】第3実施例に係るLOT演算装置におけるシ
リアル演算を説明するための図である。
【図35】第3実施例に係るLOT演算装置におけるシ
リアル演算を説明するための図である。
【図36】第3実施例に係るLOT演算装置におけるシ
リアル演算を説明するための図である。
【図37】第3実施例に係るLOT演算装置のデータ変
換部をシリアル演算回路で構成した場合の回路構成図で
ある。
【図38】第3実施例に係るシリアル演算素子を説明す
る図である。
【図39】第3実施例に係るシリアル演算素子を説明す
る図である。
【図40】第3実施例に係るシリアル演算素子を説明す
る図である。
【図41】第3実施例発明に係るLOT演算装置のシリ
アル演算するための回路構成を示すブロック図である。
【図42】第3実施例に発明に係るLOT演算装置のシ
リアル演算のタイミングチャートである。
【図43】第3実施例に係るLOT演算装置のシリアル
演算素子への入力データの形式を示す図である。
【図44】第3実施例に係るLOT演算装置の逆LOT
時のYステージ、Zステージの組合せを示す図である。
【図45】第3実施例に係るLOT演算装置のLOT時
のYステージ、Zステージのデータの流れを示すブロッ
ク図である。
【図46】LOT演算装置の逆LOT時のYステージ、
Zステージのデータの流れを示すブロック図である。
【図47】LOT演算装置のZステージを1つにした場
合の逆LOT時のデータの流れを示すブロック図であ
る。
【図48】従来の電子カメラの再生画面のブロック歪み
を説明するための図である。
【図49】従来の電子カメラのブロック歪みを説明する
ためのノイズ部の拡大図である。
【符号の説明】
21,100 LOT演算装置 22 Y1ステージ(第1演算処理部) 23 Y2ステージ(第2演算処理部) 24 1ブロックラインメモリ 25 Zステージ 26〜33 スイッチ 40 スイッチ切換回路 101,102 DCT装置 121 LOT演算装置 122 2次元X演算部(第1演算処理部) 123 2次元Y演算部(第2演算処理部) 124〜126 1ブロックラインメモリ 127 2次元Z演算部 131〜134 データラッチ 135,136 加減算器 137 加算器 138 減算器 139 データセレクタ 141,142 1次元Z演算部 143,144 ブロックバッファ 231 Yステージ 232 Zステージ 240 LOT演算装置 241 データ変換部 242 量子化部 251 逆量子化部 252 逆データ変換部 271 1タイムユニットディレイ 272 1タイムユニットディレイフルアダー 273 1タイムユニットディレイフルサブストラクタ 511 電子カメラ 521 レンズ系 523 CCD 631 タイミング発生器 632 CCDドライバ 524 プロセス回路 525 A/D変換器 526,527,547,549 加算器 529,531,541,542,548 フィールド
メモリ 533 ガンマ補正部533 534 エンハンサ部 537 同時化部 538 色差生成部 543 カラービューファインダROMテーブル 544 ドライバ 545 カラービューファインダ 546 1Hメモリ 550 外部メモリ 551 ROMテーブル 552 エンコーダ/タイミング発生器 553 D/A変換器 554 アンプ/バッファ 555 コントラスト検出部 600 画像圧縮伸長回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平2−413515 (32)優先日 平成2年12月21日(1990.12.21) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 渡邉 亨 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社 羽村技術センター内 (72)発明者 富田 成明 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社 羽村技術センター内 (56)参考文献 特開 平4−145727(JP,A) 特開 平3−295379(JP,A) 特開 平2−226984(JP,A) 特開 平1−225293(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H03M 7/30 H04N 5/232 H04N 7/24 - 7/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した画像データを基関数を直交関数
    とする直交変換によりブロック単位で符号化処理を行な
    い画像メモリに記憶する電子カメラにおいて、 前記符号化処理時に、水平方向に隣接するブロックに対
    して基関数の補償演算を行なう第1演算手段と、垂直方
    向に隣接するブロックに対して基関数の補償演算を行な
    う第2演算手段とを具備したことを特徴とする電子カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記第1演算手段及び第2演算手段は、
    画像データの隣接ブロック間のデータを重ね合わせる基
    関数を用いて該画像データを重合直交変換(LOT)及
    び逆重合直交変換(ILOT)する手段であることを特
    徴とする請求項記載の電子カメラ。
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