JP3102032U - ダブルロッキングディバイス及びラッチロック構造体 - Google Patents

ダブルロッキングディバイス及びラッチロック構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】 互いに接近移動および分離移動が可能な二つの同一構造のスライダーを持ったダブルロッキングディバイスを提供すること。
【解決手段】 スライダーは、スライディングドックと前記スライディングドック上のラッチロックとを有する。二つのスライダーのスライディングドックは、接近移動が可能で、ラッチロックが可動フックを通じてしっかりとラッチ可能である。ラッチロックは、アンロック状態とロック状態とを変更制御可能であり、可動フックは分離位置に移動が可能であるため、可動フックがラッチング関係を解除することとなる。アンロック状態において、二つのスライダーのラッチング関係を維持し、分離するのを回避するために、二つの可動フックが移動不能となる。
【選択図】 図1A

Description

本考案は、閉錠するキー(鍵)または数字組み合わせ(コンビネーション)機械装置を利用して、例えば一対のジッパースライダーのような二つの部材をロックまたはアンロックして、ラッチまたは分離操作をしてジッパーを開閉する、ダブルロッキングディバイスに関するものである。
ジッパーによる開閉構造は、従来の周知な技術である。参考例としては、米国特許第4271689号、第4262502号、第4271689号、第4221027号、第4930323号、第4951485号、第5063760号、第5103657号、第6062051号等が挙げられる。これらのジッパー構造は、ハングバッグ、ラゲージ、キャリングケース等のトランクスやバックに係わる製品に広く利用されている。二つのスライダーが接近移動させて、ジッパーロックによってロックすることが可能であり、ロックした後のジッパーは分離防止にもなるので、ラゲージまたはケースが、適切な許可無くして開けられることがない。
市場には様々なタイプのジッパーロックが存在する。あるものは、二つのスライダーが接近移動し、プールタブが、ジッパーロックに連結されて固定する個別ジッパーロックである。このようなジッパーロックは、独立したアイテムである。したがって、スライダーから取り外された時、別々に置かれ、なくしてしまうこともしばしある。したがって、好ましいデザインとは云えない。
この他のタイプのジッパーロックには、スライダーに直接取り付けられたロック構造を持つものがある。二つのスライダーが接近移動すると、ロック構造を持った一方のスライダーが他方のスライダー上にラッチすることが可能であり、このラッチングによって非分離連結構造を提供するものである。この構造を利用は簡単ではあるが、スライダーのサイズには制限があり、複雑なロック構造に適用することは出来ない。したがって、通常このようなジッパーロックは、簡単なキーロックまたはコンビネーションロックを利用している。
例えば、米国特許第4578966号は、キーロックを採用したスライド式ファスナーを開示し、米国特許第4951485号は、スライド式ファスナー用のダイヤルロックを開示している。ユーザは、用途に応じて異なったタイプのジッパーロックを選択することが可能である。しかし、キーロックを持ったスライダーに関しては、ユーザが依然として鍵を持ち歩かなければならず、この点が不便である。したがって、市場においては、コンビネーションロックが取り付けられたスライダーの方が人気がある。
米国特許第4951485を例にとってみると、そこにはスライダー上にダイヤルリングが示されている。ダイヤルリング上のマーキングされた番号の一つが、開錠番号として設定される。ここで、開錠を試みた回数が、X1(ここで、Xはダイヤルリング上の設定番号)である。例えば、ダイヤルリング上の0から9までの10の数字、101は、10回を示す。すなわち、ダイヤルロックは、最大10回回転させることによって開錠することが可能である。デザインといった観点から考えれば効果的なものであるとは云えない。しかも、ラゲージジッパーには、二つの可動スライダーがある場合があり、一つのスライダーにのみロック構造が搭載され、そして他方のスライダーをラッチする一つのラッチフックのみ設けられている。したがって、ラゲージを移動する間、不意の衝撃によって簡単に開いてしまうことがある。しかも強い衝撃によって簡単に壊れたり、外れたりするといった欠点がある。
しかも、ジッパー製造業者の予想に反して、ロック構造付きスライダーは、他の製品とは違った構造であった。したがって、異なった仕様の部材を製造する準備が必要であり、異なった生産工程を確立する必要もあった。これらの全てが、デザインと製造工程を複雑なものとしているのである。
上述した、一つのスライダーに組み込まれたダイヤルロックを有した従来のジッパーデザインの欠点を鑑みて、本考案は、ダブルロッキングディバイスの構成要件である二つの対応するスライダーを持ったモジュラースライダーデザインを提供し、許可無しでのアンロックをより難くし、二つのスライダー間のラッチング機能を強化するものである。
本考案のダブルロッキングディバイスは、ジッパーの両側に夫々可動的に設置された二つの同一のスライダーに関するものであり、前記スライダーは接近移動および分離移動をしてジッパーを開閉可能なものとする。一方のスライダーは固定式であっても良いが、その場合は他方のスライダーは可動式として、ジッパーを開閉する必要がある。このスライダーは、スライディングドックとラッチロックとを有する。
スライディングドックは、ジッパー上を移動可能である。ラッチロックは、スライディングドックに位置し、可動フックとロックアッセンブリとを有する。ロックアッセンブリは、制御されてアンロック状態およびロック状態の切換が可能である。二つのスライダーが接近移動する場合、一方の可動フックが他方のスライダーのラッチロックをラッチすることが可能である。ロックアッセンブリがアンロック状態にある時、可動フックは移動して分離位置になり、二つの可動フックのラッチ関係を解除する。ロックアッセンブリがロック状態であった場合、二つの可動フックが移動することはなく、ラッチ関係を維持し、したがって二つのスライダーが分離することはない。
本考案に係わるダブルロッキングディバイスは、二つの対応する同一のスライダーと二つのロックアッセンブリとを有している。したがって、ダイヤルロックを例にとってみれば、二つのロックアッセンブリの開錠確率が、設定された数字の分以上に難しくなり、したがって許可無くして開錠することが著しく困難となる。
しかも、二つのスライダーがお互いにラッチ可能であるので、連結性を向上させ、大きな衝撃力にも耐えられるようになり、したがって旅行カバン等に非常に適しているのである。
本考案に係わる前述および追加の目的、特徴、利点は、以下の添付の図面を利用して説明する詳細な説明をもってより明らかなものとなる。
本考案のダブルロッキングディバイスは、ハンドバッグ、ラゲージ、キャリーングケース等を含むトランクスやバッグのような、ジッパーを有した製品に適用されるものであり、特に許可無くの開錠を防ぐ、ラッチロックを備えたジッパーを必要とするラゲージや旅行用カバン等に利用されるものである。
(1)第一実施例
図1Aおよび1Bを参照すると、そこでは本考案に係わるダブルロッキングディバイスが、同一構造を持つ二つのスライダー10a,10bを有している。それら二つのスライダー10a,10bは、(図では破線で示されている)両側のジッパー上を移動可能であり、夫々が対応し合うものである。二つのスライダー10a,10bは、接近移動したり分離移動したりしてジッパーを開け閉めするものである。二つのスライダー10a,10bが同一に構成されているので、スライダー10aのみを下記のように説明し、符号を10として説明する。
図2Aおよび図2Bを参照すると、そこではスライダー10が、スライディングドック11とラッチ12とを有している。スライディングドック11は、断面I状であり、二つのスライディングチャンネル111と112とを形成し、ジッパーの両側に連結されることによって、スライディングドック11がジッパーの両側を移動して、ジッパーの開け閉めが可能となる。
ラッチロック12は、スライディングドック11上に位置し、ジッパーの両側のスライディングドック11と共に移動可能である。ラッチロック12は、シェル13と、ロックアッセンブリ14と、可動フック15とを含むものである。シェル13は、基板16とキャップ17とを含むものである。基板16は、一端が矩形で他端が円弧形である。基板16の円弧形端部の一端には、アンカー穴161がある一方、他端には二つのアンカー穴162,163がある。
キャップ17は、基板16と対応するように形成されている。キャップ17の矩形端は、両側から垂直に伸びて基板16と接続し、ハウジングスペースをキャップ17と基板16との間に形成する、二つの壁部171,172を有する。円弧状端部は、密閉され、キャップ17の円弧状端部は、壁部171,172の同じ側に軸部173を有する。
軸部173は、複数の検知スタブ174に取り囲まれている。軸部173の上端部は、アンカー穴161に対応するピン1731を有する。壁部171に当接する矩形端部は、矩形端の半分の幅の垂直壁175を有するために、キャップ17と基板16とが接続された時、矩形端部のエッジがオープニング131を形成する。壁部175を伸長して、フック132を形成する。壁部175は、フック132と対応する、バッキング面1751を他方側に形成する。
キャップ17の矩形端部の中心には、連結ストラット176がある。壁部171,172が、アンカー穴162,163と対応するピン1711,1721を持つ。更に、壁部172が、丸穴1722を持つ。キャップ17の円弧状端部が外周付近にインデンテッドビューウインドウ177を有する。キャップ17は、さらに壁部171,172と対応する他方側上に位置する連結リング178を有する。カップリングリング178は、(図示しない)プルタブと連結され、スライダー10を移動するためにユーザによって掴まれる。
ロックアッセンブリ14は、ダイヤルリング141と、ロッキングホイール142と、ラッチ143と、変更ピン144とを有する。ダイヤルリング141は、キャップ17の円弧端部と殆ど同じ直径を持ち、外周に歯を有して、ユーザが回転させ易いように構成し、中心部に孔1411を有して軸部173と連結し、ユーザによる回転を容易にしたものである。ダイヤルリング141の片側には、10個の番号マーキング1412があり、それらの番号0から9が円周に沿ってマーキングされている。ダイヤルリング141は、さらに番号マーキング1412に対応し、中央付近に配置された検知穴1413を持つ。
ダイヤルリング141は、番号マーキング1412が位置する側の軸部173と連結され、軸部173の円周上の検知スタブ174と連結される検知穴1413を有している。ダイヤルリング141が回転する時、検知穴1413が検知スタブ174を検知し、対応するダイヤルリング141の番号マーキング1412の場所を確認する。ダイヤルリング141は、番号マーキング1413の反対側の面に、複数のアンカーボス1414を有する。
ロッキングホイール142は、ダイヤルリング141よりも直径が小さく、中心部に軸部173と連結される穴1421を有し、ロッキングホイール142がダイヤルリング141と接触することとなる。ロッキングホイール穴1421は、内縁1424を有する。ロッキングホイール142は、アンカー穴1422をダイヤルリング141のアンカーボス1414と対応する、番号マーキング1412とは逆側に配置している。ロッキングホイール142は、更にアンカー穴1422の反対側にリセス1423を有する。
ラッチ143は、ロッキングホイール142と対応する位置のキャップ17内に可動的に配置されている。ラッチ143は、ヘッドエンド1431を有し、リセス1423と殆どマッチするように形成されている。ロッキングホイール142がダイヤルリング141と共に回転し、リセス1423がラッチ143のヘッドエンド1431に合った時、ラッチ143は、ヘッドエンド1431と共にリセス1423方向に進み、リセス1423に入る。ラッチ143は、連結穴1432と、第一リテイニング部材1433と、第二リテイニング部材1434とを有する。第一リテイニング部材1433は、ラッチ143の他方側のヘッドエンド1431と反対側に位置し、キャップ17の壁部175と対応する。第二リテイニング部材1434は、連結穴1432の他方側に位置している。
変更ピン144は、シャフト1441とリテイニングストラット1442とより成る。ストラット1441は、壁部172の丸穴1722内に回転可能に位置している。シャフト1441は、一方端にラッチノッチ1443を有し、ユーザがヘッドツールで以って変更ピン144を回転可能にしている。変更ピン144は、少なくともレテイニングストラット1442がラッチ143の第二レテイニング部材と接触する第一位置と、リテイニングストラット1442がラッチ143の第二リテイニング部材と接触しない第二位置とを有している。
ロックアッセンブリ14を組み立てるには、番号マーキング1412をキャップ17と対応するようにして、軸部173上にダイヤルリング141を連結し、ダイヤルリング141の検知穴1413を軸部173の検知スタブ174と連結する。そして、ロッキングホイール142を軸部173に連結し、アンカー穴1422がダイヤルリング141のアンカーボス1414と連結される。スプリング20をロッキングホイール142を加圧するように露出させ、ダイヤルリング141とロッキングホイール142が夫々接触し、キャップ17とも接触する。ダイヤルリング141を回転させて、ロッキングホイール142を回転させる。
ラッチ143の第一リテイニング部材1433と壁部175のバッキング面1751との間にスプリング30が配置されている。スプリング30の弾性力で以って、ラッチ143がロッキングホイール142を押す。ロッキングホイール142のリセス1423がラッチ143と対面している時、ラッチ143のヘッドエンド1431がリセス1423に入り、(図3Cに示すように)ロックアッセンブリ14のアンロック状態を形成することとなる。ダイヤルリング141の番号マーキング1412がキャップ17で隠されるので、一つの番号マーキング1412のみが、キャップ17のビューウインドウ177から見えるようになる。現れる番号マーキング1412が開錠番号となる。ラッチ143のヘッドエンド1431が、リセス1423を離れ、ロッキングホイール142の外周を加圧する時、ロックアッセンブリ14が(図3Bに示すように)アンロック状態となる。
ロックアッセンブリ14がアッセンブルされた後、変更ピン144が第二位置に配置される。ロックアッセンブリ14に関し、開錠状態に対応する番号が設定される。しかしながら、ユーザは、変更ピン144を用いて開錠番号を変えることが可能である。ユーザが開錠番号の変更を希望する場合は、まずロックアッセンブリ14がアンロック状態、すなわちラッチ143のヘッドエンド1431がロッキングホイール142のリセス1423に入る状態である必要があり、そして、変更ピン144が回転して第一位置になり、ラッチ143の第二リテイニング部材1434上の変更ピン144のレテイニングストラット1442を加圧する、したがってラッチ143のヘッドエンド1431がリセス1423から外れないようになる。
ダイヤルリング141を回転させ、ラッチ143のヘッドエンド1431をロッキングホイール142のリセス1423に伸長すると、ロッキングホイール142がダイヤルリング141では回転しなくなり、ダイヤルリング141のアンカーボス1414がロッキングホイール142のアンカー穴1422上を通過する。ダイヤルリング141が回転し、他の数字マーキング1412がキャップ17のビューウインドウ177から見えたら、ダイヤルリング141のアンカーボス1414が再びロッキングホイール142のアンカー穴1422と連結され、変更ピン144が第二位置へと移動させることが可能である。
ビューウインドウ177に露出した番号は、新しい開錠番号となる。したがって、番号を変更することは、ダイヤルリング141とロッキングホイール142との分離を強い、両部材の相対アンカー位置を変更することとなる。
可動フック15は、スリーブ151と、スリーブ151の両側に位置するラッチフック152と、接続ストラット153とを含むものである。スリーブ151は、キャップ17の連結ストラット176に連結され、可動フック15がキャップ17に回転可能に連結される。可動フック15の接続ストラット153は、ラッチ143の連結穴1432に挿入される。
連結穴1432は、殆ど矩形のスロットである。ラッチ143が移動する際、連結穴1432は連結ストラット153を押し、可動フック15がスリーブ151付近で回転可能であり、ラッチ143が可動フック15を回転可能とし、可動フック15のラッチフック152が、ロックアッセンブリ14のアンロック状態と対応する分離位置を持ち、ロックアッセンブリ14のロック状態と対応するラッチ位置を持つ。
ロックアッセンブリ14と可動フック15とがキャップ17にアッセンブルされた後、基板16とキャップ17とを連結する。アンカー穴161,162,163は、ピン1711,1721,1731と連結され、ラッチロック12のアッセンブルを完成させる。
図3A〜図3Cを参照すると、そこでは二つのスライダー10が(図示されない)ジッパーの二つの対向側に位置し、同じ構成を持っている。二つのスライダー10のロックアッセンブリ14がアンロック状態である時、可動フック15は分離した位置にある。二つのスライダー10が接近移動する時、スライダー10のフック132は、オープニング131を通じてラッチロック12へと進行する。
ダイヤルリング141を回転させる時、ロックアッセンブリ14はロック状態に変わり、可動フック15は、ラッチ位置に移動する。したがって、二つのスライダー10の可動フック15とフック132はラッチし合い、二つのスライダー10をしっかりと連結する。本考案のダブルロッキングディバイスによって、二つのスライダー10が夫々ロックアッセンブリ14を有し、開錠を試みた回数がX2(ここでXはダイヤルリングの設定番号である)。例えば、ダイヤルリング141上の番号マーキング1412が、0−9に設定されたとすれば、102は、100である。すなわち、許可なしで開錠するといった行為が(異なった開錠番号が二つのロックアッセンブリ14に設定されるので)、許される確立が減る。
しかも、可動フック15とフック132とは、夫々がラッチ可能で、二つのスライダー10がより強い外部衝撃に耐えられるような硬い連結性を作り出すものである。
ロック状態において、二つのスライダー10は、分離することはない。二つのスライダー10が分離する時、二つのロックアッセンブリ14のダイヤルリング141は、まず回転されて開錠番号を合わせ、可動フック15を分離位置へと移動する。そして、二つのスライダー10は分離される。
更に、この実施例における一つのスライダー10は、静止部材であることも可能である。この場合開閉運動は、他のスライダー10で行われる。
(2)第二実施例
上述の第一実施例において、ロックアッセン振り14は、一つのダイヤルリング141を有し、二つのロックアッセンブリ14は、開錠コンビネーションのX2回分(ここでXはダイヤルリングの設定番号)を提供する。本考案のダブルロッキングディバイスによれば、ロックアッセンブリ14中のダイヤルリング141の番号を増加して、開錠コンビネーションを増加させ、不許可の開錠確立を減らすことが可能である。
図4A〜図4Cを参照すると、そこにはキャップ17のラッチロック12が、二つの並列のダイヤルリング141とロッキングホイール142とがある。ここで、作業原理は、第一実施例と同様であるため、ここでは異なった部分だけが詳しく説明される。ラッチ143は、二つのヘッドエンド1431aと1431bとを持ち、これらは二つのロッキングホイール142と対応している。
トーションスプリング40は、ラッチ143とキャップ17との間に配置され、ラッチ143に力を加え、ロッキングホイール142側へと移動させる。可動フック15は、キャップ17中に位置し、横移動が可能である。バッキング部材1435は、ラッチ143と可動フック15の間に位置している。他のスプリング50は、可動フック15をラッチ位置(通常状態)に押す。アンロック状態において、バッキング部材1435は、可動フック15から分離しており、可動フック14が移動してスプリング50と対向作用し、分離位置になる。ロック状態においては、バッキング部材1435が、可動フックを加圧し、可動フック15のラッチ位置から分離位置への移動が不能となる。
一つのスライダー10に二セットの開錠番号を与えることによって、二つのスライダー10に、4セットの閉錠番号を与える。開錠コンビネーションが、X4である。したがって、不認可の開錠行為が行われる可能性は減少する。
本考案のダブルロッキングディバイスに関し、スライダー10の開閉錠番号は、自由に設定可能である。例えば、上述の実施例においては、1−1または2−2開錠コンビネーションが示されているが、一つのスライダー10上に一つのダイヤルリング141を持ったり、他方のスライダー10上に二つのダイヤルリング141を持ったりして、1−2開錠コンビネーションを提供することもできる。もちろん、1−3または2−3開錠コンビネーション等を構想することもできる。更に、ダイヤルリング141上の番号マーキング1412は、2つまたはそれ以上の開錠番号を持つことが可能で、開錠コンビネーションと開錠番号コンビネーションが思いのままに変更可能となり、複数タイプのダブルロッキングディバイスを提供することが可能である。
本考案の第一実施例の透視図。 本考案の第一実施例の透視図。 スライダーの詳細を含む、本考案の第一実施例の分解図。 スライダーの詳細を含む、本考案の第一実施例の分解図。 二つのスライダーの連結および分離作用を説明する本考案の第一実施例の概略図。 二つのスライダーの連結および分離作用を説明する本考案の第一実施例の概略図。 二つのスライダーの連結および分離作用を説明する本考案の第一実施例の概略図。 本考案の第二実施例の概略図。 本考案の第二実施例の概略図。 本考案の第二実施例の概略図。
符号の説明
10,10a,10b スライダー
11 スライディングドック
111,112 スライディングチャンネル
12 ラッチロック
13 シェル
132 フック
14 ロックアッセンブリ
141 ダイヤルリング
1411 孔
1412 番号マーキング
1413 検知穴
1414 アンカーボス
142 ロッキングホイール
1422 アンカー穴
1423 リセス
1424 内縁
1431,1431a,1431b ヘッドエンド
1432 連結穴
1434 第二リテイニング部材
1435 バッキング部材
143 ラッチ
144 変更ピン
1441 シャフト
1442 リテイニングストラット
15 可動フック
151 スリーブ
152 ラッチフック
16 基板
161,162,163 アンカー穴
17 キャップ
172 壁部
1722 丸穴
171,172 壁部
1711,1721,1731 ピン
173 軸部
175 キャップ壁部
1751 バッキング面
153,176 連結ストラット
177 ビューウインドウ
178 連結リング
20,30 スプリング

Claims (8)

  1. 接近および分離移動可能な二つの同一構造のスライダーを有し、
    前記スライダーは、夫々ラッチロックとスライディングドックとを有し、
    前記ラッチロックは、フックと、ロックアッセンブリと、可動フックとを有し、
    前記ロックアッセンブリは、アンロック状態とロック状態との変更が可能で、
    前記可動フックは、アンロック状態では分離位置に配置し、ロック状態ではラッチ位置に配置し、
    ラッチロックの可動フックがラッチ位置に配置されてフックをラッチする時に、前記二つのスライダーが、接近位置にあることを特徴とする、
    ダブルロッキングディバイス。
  2. 前記ロックアッセンブリが、少なくとも一つのダイヤルリングと、一つのロッキングホイールと、ラッチとを有し、
    前記ロッキングホイールが、ダイヤルリング上に位置し、ダイヤルリングで回転可能となり、ダイヤルリングに対して番号マーキング位置で対応するリセスを有し、
    前記ラッチがロッキングホイールと対応し、ラッチロック上に可動的に配置され、可動フックとリンクされて、スライダーを加圧して可動フックをラッチ位置に維持し、
    前記ロッキングホイールがリセスに対して回転可能であり、ラッチと対応し、ラッチがリセス内に入り、可動フックを分離位置に移動させることを特徴とする、
    請求項1に記載のダブルロッキングディバイス。
  3. 前記ラッチをバッキングしてスライダーにロッキングホイール方向のスプリング力を与えるスプリングを有したことを特徴とする、
    請求項2に記載のダブルロッキングディバイス。
  4. 一方のスライダーが静止部材であり、他方のスライダーが可動部材で、静止部材である前記スライダーに対して接近または分離移動可能であることを特徴とする、
    請求項1に記載のダブルロッキングディバイス。
  5. 可動フックとフックがラッチ位置で互いにラッチし合うことを特徴とする、
    請求項1に記載のダブルロッキングディバイス。
  6. フックを有したシェルと、
    アンロック状態とロック状態の変更制御可能な、シェルに配置したロックアッセンブリと、
    前記シェルに可動的に配置し、アンロック状態に対応する解除位置とロック状態に対応するラッチ位置とがあるロックアッセンブリと連結する可動フックとを有し、
    二つの対応するスライディングドックを連結およびロッキングするスライディングドック上に配置した、ラッチロック構造体。
  7. 前記ロックアッセンブリが、少なくとも一つのダイヤルリングと、一つのロッキングホイールと、ラッチとを有し、
    前記ロッキングホイールが、ダイヤルリング上に位置し、ダイヤルリングで回転可能となり、ダイヤルリングに対して番号マーキング位置で対応するリセスを有し、
    前記ラッチが、ロッキングホイールと対応し、ラッチロック上に可動的に配置され、可動フックとリンクされて、スライダーを加圧して可動フックをラッチ位置に維持し、
    前記ロッキングホイールが、リセスに対して回転可能であり、ラッチと対応し、ラッチがリセス内に入り、可動フックを分離位置に移動させることを特徴とする、
    請求項6に記載のラッチロック構造体。
  8. 前記ラッチをバッキングしてスライダーにロッキングホイール方向の力を付与するスプリングを有することを特徴とする、
    請求項6に記載のラッチロック構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108078133A (zh) * 2018-01-19 2018-05-29 中山可锁五金塑料制品有限公司 一种可同时对拉链和边框进行锁定的箱包锁
US11268649B2 (en) * 2018-02-21 2022-03-08 Wanzl GmbH & Co. KGaA Jaw grip mount for smartphones or tablets with theft protection
JP2022529143A (ja) * 2019-04-10 2022-06-17 上海伽石科技開発有限公司 スーツケース用ジッパー錠及びスーツケース

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