JP3101635U - 燃料気化燃焼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで液化燃料を安全且つ効果的に気化及び燃焼させる燃料気化燃焼装置を提供する。
【解決手段】装置本体1を収容部2,気体供給部3,気体混合装置4,メインコントローラ5とより構成し、該収容部2に燃料を収容し、コントロール構造6により吸油管61を通して該収容部2の燃料を該気体混合装置4にまで送り、該気体混合装置4では加圧された気体を供給することにより、該気体を該収容部2に送ると、加圧された該収容部2の燃料が該吸油管61より該気体混合装置4に送られて燃料を気化し、該コントロール構造6のスイッチ部を経て気体排出口より所望の燃焼装置へと排出すると同時に、各センサを設けることで安全性を高める。
【選択図】 図1

Description

本考案は液化ガス燃料気化燃焼装置に係り、特に加圧気体により燃料を送給し、燃料を気化する装置に関わる。
台湾特許 第90220817号
現在一般的に使用されている液化ガス燃料の供給方式には、大きく分けて二種類ある。一つは外部の管より液化ガスを供給する方法、もう一つはガスボンベより供給する方法であるが、液化ガスにおいては管を敷設するのがやや困難であることから普及に至っておらず、ガスボンベのほうが一般的となっている。
しかし上述のようなガスボンベにも、運送時に危険が伴うことからコストが高いなどの欠点がある。そこで既に開発されているものとして、燃料の容器に直接攪拌装置を設け、気体供給装置によって気体を燃料と攪拌して気化し、燃料として使用する目的を達成しているものがあり、こういった攪拌装置は単一のガスボンベ内にて直接攪拌が行われるものである。
ところが上述のような攪拌装置を伴うガス発生装置においては、ガスボンベ内にて気体との攪拌を行うが、燃料の温度は気化に伴う潜熱により温度が下がりやすく、燃料の温度がある一定の温度にまで下がると、気化しにくいといった欠点があり、エーテル類液体燃料においては特に、攪拌後の温度が15〜17度以下であると、安定したガスが供給できないといった非常に大きな弊害が生じてしまう。
そこで更に改良されたものとして、二部式ガス提供装置(台湾特許第90220817号参照)では、該ガス発生装置に大気圧と内圧の相違を考慮し、ガスボンベを上下二つの収容部に分け、上の収容部には燃料を収容し、下の収容部を気体製造区とし、使用時には電磁バルブの制御によって、燃料を下の収容部に導引し、製造区に設けた空気圧縮機によって提供される気体と混合させ、更に気体を上の収容部に送る構造が設けられている。ガスの純度を考え、最上部には更に隔離された個所が設けられており、ここには濾過装置が設けられて、上の収容部の気体が該濾過装置を通って隔離された個所に送られ、最後にガスとして排出されるといったサイクルとなっている。
しかし上述のような改良されたタイプのガス供給装置においては、大気圧と内圧の圧力が異なることにより生ずる弊害は解決されるものの、コストがかさんで価格が高くなってしまうため、普及に至らないといった新たな問題点を生じている。
そこで上述の欠点に鑑み、コストを抑えつつ燃料を安全且つ効果的に気化及び燃焼させるべく、本考案の燃料気化燃焼装置を提供する。
主に装置本体を収容部,気体供給部,気体混合装置,メインコントローラとより構成し、該収容部に液化ガス燃料を収容し、コントロール構造により吸油管を通して該収容部の燃料を該気体混合装置にまで送り、該気体混合装置では加圧された気体を供給することにより、該気体を該収容部に圧入すると、加圧力により該収容部の燃料が該吸油管より該気体混合装置に送られ、こうすることで燃料を気化し、該コントロール構造のスイッチ部を経て気体排出口より所望の燃焼装置へと排出すると同時に、各センサを設けることで、安全性を高める。
本考案によると、加圧気体を利用したことで、コストを抑えつつ、燃料の気化を効果的且つ安全に行う目的が達成された。
本考案の燃料気化燃焼装置において、先ず図1に示すように、主に装置本体1を含み、該装置本体1には主に収容部2と気体供給部3並びに気体混合装置4とメインコントローラ5とコントロール構造6とが含まれる。
該収容部2は円筒状を呈しており、主に液化ガス燃料を内部に収容する個所を提供しており、その他の構造は該収容部2上方の半円形の平台上に設けられている。
燃料注入口7においては、該収容部2上方に設けられており、燃料を該収容部2内部に注入する個所を提供する。
該コントロール構造6においては、同様に該収容部2の平台上に設けられており、且つ下向きに吸油管61が該収容部2下方のある一定の位置にまで延伸しており、該吸油管61が該コントロール構造6内にてルートを形成することにより、燃料を該吸油管61によって気体混合装置4にまで送り出す。
該コントロール構造6の下方の該吸油管61脇には気体排出口62が設けられており、気化された燃料が該コントロール構造6のスイッチ63を経て、所望の燃焼装置(ガスコンロや湯沸し器、ベーキングオーブンやガス燃料自動車)へと提供されるようにする。該スイッチ63においては、フィルムタイプの電磁バルブなどとすることで直接管中の圧力を操作するものとし、こうすることで該メインコントローラ5によりコントロールされると同時に、励磁されて起動する構造を具有する。
また該コントロール構造6の気体排出口62とスイッチ部63との間には通路8が設けられており、気化された燃料がセンサ構造にまで導引される。該センサ構造においては、該メインコントローラ5に設けられているものとする。
気体供給部3においては、実施例中では圧縮機とし、平台上方に設けられ、且つ該メインコントローラ5によって駆動するものとする。該気体供給部3には二つの至端が設けられており、一端は気体注入口であり、空気が取り入れられる個所を提供しており、モータの気体排出口31によって圧力が加えられた気体が該気体混合装置4に送られ、逆流防止バルブによって逆流が防止されている。
該気体混合装置4においては、主に加圧された気体及び燃料が混合及び気化される個所であり、且つ二つの至端を具有し、その内の第一端41は該気体供給部3の気体排出口31と連結されており、また第二端42は該吸油管61と対応しており、燃料がコントロール構造6のルートを経てここまで送られてくるようになっている。こうして上述の両端41,42に燃料と気体とがそれぞれ送られてくると、該第二端42の燃料は該第一端41の加圧された気体と混合されて、該収容部2内部に排出される。
該メインコントローラ5の実施例においては、図8に示すように、主にコントロールボード51,センサ構造,ディスプレイ52,加熱コントローラ53,モータコントローラ54を具有し、該センサ構造には更に圧力センサ55,温度センサ56,液位置センサ57が含まれる。
該センサ構造の圧力センサ55においては、該収容部2の圧力をコントロールするものであり、該気体供給部3の駆動に合わせて、圧力が高すぎた場合には、該気体供給部3の作動を停止させ、また圧力が低すぎた場合には該気体供給部3を作動させて加圧する。
該液位置センサ57においては、電子制御によるものとしてもよく、主に該収容部2内部のある一定の高さにセンサを設置し、該メインコントローラ5が燃料不足を感知すると、警告ランプや音声による警告を発し、同時に該モータコントローラ54により該気体供給部3の作動を停止させる。
該温度センサ56は、該加熱コントローラ53に合わせて使用されるものであり、該加熱コントローラは該気体排出口31と該第一端41のルートの間に設けられ、こうすることで乾燥温度を105度にコントロールし、同時に除湿の効果を提供する。また燃料の温度を25〜30度にコントロールし、気化の効果を高める。
該ディスプレイ52は液位置及び圧力の数値を提供する個所であり、音声や視覚による警告を提供する個所ともなっている。
本発明を使用する際には、先ず該燃料注入口7より液化ガス燃料を収容部2に注入し、
該メインコントローラ5中のモータコントローラ54でモータを起動させ、図3,6に示すように加圧した空気を該収容部2上方の空間より圧入し、
同時に該加熱コントローラ53で乾燥温度を約105度に制御する。同時に空気中の水分が空気に伴って流入するのを防止する目的を油水分離機によって達成し、圧力が所望の圧力に制御されると該圧力(図4,7参照)によって該収容部2の燃料が吸油管61によって気体混合装置4にまで流入し、該気体混合装置4が燃料と加圧された気体とを混合すると同時に、該メインコントローラ5が電磁バルブを励磁する。該スイッチ部63が管内の圧力をオンの状態にし、該吸油管61片側の気体排出口によって気化された燃料を燃焼装置にまで送り出す。
また上述の使用の過程において、該ルート8によって気化された燃料を該メインコントローラ5のセンサ構造にまで導引し、センサ構造に設けられた温度や圧力センサを通して正常な作動過程が制御されると同時に、モニタによって作動状況が使用者に知らされることで安全性が高められる。非常状態が発生した場合には、警告ランプや音声による警告が発せられる他、該メインコントローラ5によって全体の作動が制御され、該加熱コントローラ53とモータコントローラ54が間歇的に作動することにより、スムーズに燃焼及び気化が行われる
また例えば、一般の家庭用として圧力値を0.13〜0.18kgに設定、或いは工業用として圧力を0.9〜1kgと設定することで、これら圧力の下限臨界値はそれぞれ0.13及び0.9となり、メインコントローラがモータを起動させて上限の圧力値を達成すると運転を止めるが、こうすることで本発明は異なる目的、例えばガスコンロやガス湯沸し器、ベーキングオーブンやガス燃料自動車などの異なる目的に使用できるようになる。こうして簡単な設備によりサイホンの原理を利用し、燃料分子の構造を破壊することなく、燃料を空気と混合することで気化する。
またモータの気体排出部31及び燃料注入口7にはインターロックスイッチを設けており、こうすることで完全密封する効果を提供し、また該電磁バルブの使用によっては、操作の誤りを防止すると同時に、完全にメインコントローラによって制御する目的を達成し、同時に該電磁バルブは圧力が一定の値に達する、或いは異常現象が生じると、該メインコントローラ5が気体の提供をストップすることで、磁性を失って電磁バルブが閉じ、ここでも安全性が確保されている。
更に該収容部2上方の平台には、更に密閉部を設けて完全に構造を密閉し、密閉された空間には気体漏れセンサを設け、これを該メインコントローラ5により制御することで、接続個所からの気体漏れを防止する(図5参照)。
本考案の燃料気化燃焼装置における外観図である。 本考案の燃料気化燃焼装置における俯瞰図である。 本考案の燃料気化燃焼装置による気体圧入を示す図である。 本考案の燃料気化燃焼装置による気体排出を示す図である。 本考案における燃料気化燃焼装置の外観図である。 本考案の燃料気化燃焼装置における気化状態を示す局部断面図である。 本考案の燃料気化燃焼装置の定常状態における気化状態を示す局部断面図である。 本考案の燃料気化燃焼装置におけるメインコントローラのブロックチャートである。
符号の説明
1 装置本体
2 収容部
3 気体供給部
31 気体排出部
4 気体混合装置
41 第一端
42 第二端
5 メインコントローラ
51 コントロールボード
52 ディスプレイ
53 加熱コントローラ
54 モータコントローラ
55 圧力センサ
56 温度センサ
57 液位置センサ
6 コントロール構造
61 吸油管
62 気体排出口
63 スイッチ部
7 燃料注入口
8 通路

Claims (6)

  1. 液化ガス燃料を収容する収容部,気体供給部,気体混合装置,メインコントローラ,コントロール構造より構成される装置本体を具有する燃料気化燃焼装置において、
    気化された燃料を所望の燃焼装置に送る個所である気体排出口、並びに該メインコントローラに対応した各種センサ構造を具有し、吸油管により気体混合装置に液化燃料を供給する該コントロール構造と、
    該メインコントローラの駆動を受け、加圧気体を該気体混合装置に供給する該気体供給部と、
    該収容部に相通しており、加圧された気体が該収容部に送り込まれることで圧力により内部の燃料が該吸油管から送られ、該気体混合装置によって加圧された気体と燃料とが混合されて気化され、該コントロール構造の気体排出口より排出する該気体混合装置と、
    を具有することを特徴とする燃料気化燃焼装置。
  2. 該気体供給部と気体混合装置との間には加熱コントローラが設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃料気化燃焼装置。
  3. 該センサ構造には圧力センサ,温度センサ,液位置センサが含まれることを特徴とする請求項1或いは2記載の燃料気化燃焼装置。
  4. 該センサ構造において、
    該圧力センサは、加圧気体供給が行われるべく、収容部の圧力コントロールを行い、
    該液位置センサは、電子制御タイプのセンサによるものとし、主に該収容部内部のある一定の高さにセンサを設けることにより、該メインコントローラが燃料不足を感知すると、警告を促すランプや音声を発する
    ことを特徴とする請求項3記載の燃料気化燃焼装置。
  5. 該メインコントローラには気体コントローラと加熱コントローラとディスプレイとが設けられていることを特徴とする請求項1或いは2記載の燃料気化燃焼装置。
  6. 該ディスプレイは、圧力と液位置の数値を表示するものであることを特徴とする請求項5記載の燃料気化燃焼装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008518183A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 レスピロニックス イン−エックス, インコーポレイテッド 液化ガスおよびガスの貯蔵

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