JP3101016U - 毛染め用ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】毛染剤が櫛歯に付着することを抑えながら、ブリッスル束で毛染剤を髪に塗り付ける作業と、櫛歯で髪を梳く作業とを容易に行なえる毛染め用ブラシを得る。
【解決手段】下方に柄部2を有するブラシ台1が左右横長に形成されており、ブラシ台1の上端面1aには、多数のブリッスル束3が左右長手方向にわたって定ピッチで植設されたブリッスル列4と、多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯列6とを備えている。ブリッスル列4は、前後に所定間隔を設けて二列に配されており、櫛歯列6は、前後のブリッスル列4・4間の中央に配される。隣接する櫛歯5・5間に、前後のブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでいる。各櫛歯5の上下高さ寸法は、ブリッスル束3の上下高さ寸法よりも短くなっている。
【選択図】図1
【解決手段】下方に柄部2を有するブラシ台1が左右横長に形成されており、ブラシ台1の上端面1aには、多数のブリッスル束3が左右長手方向にわたって定ピッチで植設されたブリッスル列4と、多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯列6とを備えている。ブリッスル列4は、前後に所定間隔を設けて二列に配されており、櫛歯列6は、前後のブリッスル列4・4間の中央に配される。隣接する櫛歯5・5間に、前後のブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでいる。各櫛歯5の上下高さ寸法は、ブリッスル束3の上下高さ寸法よりも短くなっている。
【選択図】図1
Description
本考案は、液状またはクリーム状の毛染剤を用いて髪を染める際に使用する毛染め用ブラシに関する。
特許文献1には、ブラシ台の上端面に、多数のブリッスル束が左右長手方向にわたって植設されたブリッスル列と、多数本の櫛歯が左右長手方向にわたって列設された櫛歯列とを前後に備えた毛染め用ブラシが開示されている。
かかる毛染め用ブラシでは、ブリッスル束の上端に毛染剤を載せ、ブラシ台の下方の柄部を持ってブラシを前後方向に動かして毛染剤を髪に塗り付けると同時に、櫛歯で髪を梳くことになる。髪の生え際などの細かい箇所でも毛染剤を塗り付け易くするために、ブリッスル列と櫛歯列とが前後に一列ずつ配している。
特許文献1では、ブリッスル列が櫛歯列の前後方向の一方側にしか配されていないため、ブリッスル列が櫛歯列より先に髪に当たるようブラシの前後の向きを調節しなければ、櫛歯列が邪魔になって毛染剤を髪に塗り付け難くなる。このため、頭の左右の髪に毛染剤を髪に塗り付ける際などには、ブラシを持ち替える必要があり、この手間が煩わしいことになる。
しかも櫛歯がブリッスル束の上方に突出しているため、毛染剤を髪に塗り付ける際に毛染剤が櫛歯にこびりついて玉状になり、この玉状の毛染剤が髪に付着して、均一な毛染めが困難になる。
そこで本考案の目的は、毛染剤が櫛歯に付着することを抑えながら、ブリッスル束で毛染剤を髪に塗り付ける作業と、櫛歯で髪を梳く作業とが容易に行なえる毛染め用ブラシを得るにある。
請求項1記載の本考案は、図1および図2に示すごとく、下方に柄部2を有するブラシ台1が左右横長に形成されており、ブラシ台1の上端面1aには、多数のブリッスル束3が左右長手方向にわたって定ピッチで植設されたブリッスル列4と、多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯列6とを備えている。ブリッスル列4は、前後に所定間隔を設けて二列に配されており、櫛歯列6は、前後のブリッスル列4・4間の中央に配されており、隣接する櫛歯5・5間に、前後のブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでいる。各櫛歯5の上下高さ寸法は、ブリッスル束3の上下高さ寸法よりも短くなっている。
請求項2記載の本考案は、請求項1記載の毛染め用ブラシにおいて、プラスチック製のブラシ台1の上端面1aに、櫛歯5群が一体に成形されている。
請求項3記載の本考案は、請求項1記載の毛染め用ブラシにおいて、左右横長の櫛歯台10上に多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯ユニット11を有し、ブラシ台1の上端面1aに、櫛歯ユニット11が後付けされている。ここでの櫛歯ユニット11は、ブラシ台1の上端面1aに対して固定されていてもよいし、着脱自在になっていてもよい。
請求項1記載の本考案では、櫛歯5がブリッスル束3の上方に突出しないので、毛染剤が櫛歯5に付着して玉状になることがない。したがって、毛染剤を髪に均一に塗り付けることができ、むらのない均一な毛染めを容易かつ確実に行なえる。櫛歯列6の前後にブリッスル列4が配されているので、ブラシを前後のいずれの方向に動かしても、ブリッスル束3が髪に先当たりし、ブラシを持ち替えなくても毛染剤を髪に容易に塗り付けることができる。
隣合う櫛歯5・5の間に、前後のブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでいるので、ブリッスル束3を髪に押し付けながらブラシを前後方向に動かすと、ブリッスル束3が、図4に示すごとく前後方向に倒れ込んで櫛歯列6の櫛歯5・5間にスムーズに入り込む。これによって、櫛歯列6の各櫛歯5の上端側が確実に露出し、櫛歯5で髪を梳くに有利である。
つまり、毛染剤が櫛歯5に付着することを抑えながら、ブラシを前後方向に動かすだけで、ブリッスル束3で毛染剤を髪に塗り付ける作業と、櫛歯5で髪を梳く作業とを同時に行なえる。
請求項2記載の本考案によれば、請求項1記載の効果に加え、ブラシ台1の上端面1aに櫛歯5群が一体にプラスチック成形されるので、ブラシの部品点数が少なくなり、安価に量産できる。
請求項3記載の本考案によれば、ブラシ台1の上端面1aに、櫛歯ユニット11が後付けされるので、各ブリッスル束3の植設の際に各櫛歯5が邪魔にならず、ブラシ台1にブリッスル束3を容易に植設できる。
(第1実施例) 図1ないし図4は本考案に係る毛染め用ブラシの第1実施例を示す。本考案の毛染め用ブラシは、特に生え際の毛染めに適しており、図1および図2に示すごとく、左右横長のブラシ台1と、ブラシ台1の下方に連なる縦長の柄部2とを含む。ブラシ台1と柄部2とは一体にプラスチック成形されている。柄部2の左右幅は、下側ほど細い。
ブラシ台1の上端面1aには、多数のブリッスル束3が左右長手方向にわたって定ピッチで植設されたブリッスル列4と、多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯列6とを備えている。ブリッスル列4は、図2に示すごとく、前後に所定間隔を設けて二列に配してあり、櫛歯列6は、前後のブリッスル列4・4間の中央に配してある。
ブリッスル束3の左右方向の隣接ピッチと、櫛歯5の左右方向の隣接ピッチとは等しく、隣接する櫛歯5・5間に、前後の各ブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでいる。
各ブリッスル束3は、弾性を有する合成繊維製のブリッスルを複数本束ねて形成してあり、図3に示すごとく、ブラシ台1の上端面1aに形成した穴7に植設してある。各櫛歯5は、上方に行くに従って細径化する細長い円錐形状になっており、ブラシ台1の上端面1aに、櫛歯5群が一体に成形されている。各櫛歯5の上端は球面状になっている。各櫛歯5は、髪を梳く際に変形しない程度の剛性を有する。
各櫛歯5の上下高さ寸法は、ブリッスル束3の上下高さ寸法よりも短い。各ブリッスル束3の上下高さ寸法は25mm、各櫛歯5の上下高さ寸法は15mmに設定した。
毛染剤を髪に塗り付ける際には、ブリッスル束3に毛染剤を載せたのち、ブリッスル束3を髪に押し付けて動かす。この際、各ブリッスル束3は、図4に示すごとく、前後方向に倒れ込んで櫛歯5・5間に入り込み、各ブリッスル束3間から各櫛歯5の上端が露出する。この櫛歯5によって髪が梳かれ、ブリッスル束3で毛染剤を髪に塗り付ける作業と、櫛歯5で髪を梳く作業とが同時に行なわれる。
(第2実施例) 図5は本考案に係る毛染め用ブラシの第2実施例を示しており、左右横長としたプラスチック製の櫛歯台10上に多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯ユニット11と、ブラシ台1の上端面1aに形成された左右横長の嵌合溝12とを有する。櫛歯台10は断面台形になっており、これに合わせて嵌合溝12が断面台形になっている。
ブラシ台1の上端面1aに全てのブリッスル束3を固定したのち、ブラシ台1の嵌合溝12に、櫛歯ユニット11の櫛歯台10を圧入して固定する。つまり、櫛歯台10は、ブラシ台1の上端面1aに後付けされる。この際、櫛歯台10は接着剤などで嵌合溝12に固定してもよい。その他の点は、第1実施例と同じであるので、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
(第3実施例) 図6および図7は、第2実施例に変更を加えた第3実施例を示しており、先の櫛歯台10がブラシ台1の嵌合溝12に対して左右の横方向から着脱自在にスライド嵌合している。符号13は、櫛歯台10と嵌合溝12との間に介在させる弾性部材であって、合成ゴムなどの高摩擦性を有する。
弾性部材13は、櫛歯台10と嵌合溝12との間の隙間を埋めてブラシ台1上に櫛歯ユニット11をガタ付きなく固定する一方、ブラシ台1から櫛歯台10が不用意に抜け落ちるのを規制する。その他の点は、第1実施例と同じであるので、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
1 ブラシ台
1a ブラシ台の上端面
2 柄部
3 ブリッスル束
4 ブリッスル列
5 櫛歯
6 櫛歯列
10 櫛歯台
11 櫛歯ユニット
12 嵌合溝
1a ブラシ台の上端面
2 柄部
3 ブリッスル束
4 ブリッスル列
5 櫛歯
6 櫛歯列
10 櫛歯台
11 櫛歯ユニット
12 嵌合溝
Claims (3)
- 下方に柄部2を有するブラシ台1が左右横長に形成されており、
ブラシ台1の上端面1aには、多数のブリッスル束3が左右長手方向にわたって定ピッチで植設されたブリッスル列4と、多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯列6とを備えており、
ブリッスル列4が、前後に所定間隔を設けて二列に配されており、
櫛歯列6が、前後のブリッスル列4・4間の中央に配されており、
隣接する櫛歯5・5間に、前後のブリッスル列4の各ブリッスル束3がそれぞれ臨んでおり、
各櫛歯5の上下高さ寸法が、ブリッスル束3の上下高さ寸法よりも短くなっていることを特徴とする毛染め用ブラシ。 - プラスチック製のブラシ台1の上端面1aに、櫛歯5群が一体に成形されている請求項1記載の毛染め用ブラシ。
- 左右横長の櫛歯台10上に多数本の櫛歯5が左右長手方向にわたって定ピッチで列設された櫛歯ユニット11を有し、
ブラシ台1の上端面1aに、櫛歯ユニット11が後付けされている請求項1記載の毛染め用ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271793U JP3101016U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 毛染め用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271793U JP3101016U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 毛染め用ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101016U true JP3101016U (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=43254611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271793U Expired - Lifetime JP3101016U (ja) | 2003-10-15 | 2003-10-15 | 毛染め用ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101016U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012160644A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 株式会社 新和製作所 | 化粧用塗布具 |
-
2003
- 2003-10-15 JP JP2003271793U patent/JP3101016U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012160644A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 株式会社 新和製作所 | 化粧用塗布具 |
JP5721289B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-05-20 | 株式会社新和製作所 | 化粧用塗布具 |
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