JP3100814U - 簡易ワイングラス - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、流通過程における破損などを防止し、飲みきりサイズで、かつ飲用に際して本来の飲用方法のようにゆったりとワインを味わうことができる簡易ワイングラスを提供するのが目的である。
【解決手段】 上部に開口部を有する容器本体と足長のステムと台座とを有するワイングラスであって、
上記容器本体は内壁部と外壁部との二重壁構造に形成して、所定容量のワイン収納部と冷蔵体を受容する容器中空部とを形成し、上記足長のステムには上部が容器本体の容器中空部に連通すると共に、台座方向に向かって拡開したステム中空部を形成し、当該ステム中空部の最頂部は容器中空部に連通する小孔を有する開口部に形成し、ステム中空部の最深部は容器中空部に収納する冷蔵体の受容体積を受容するステム中空部に形成するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、流通可能で、かつそのままワイングラスとして飲用可能な簡易ワイングラスに関するものである。
従来、ワインの流通販売手段はガラス製のボトルやデキャンタグラス、あるいは紙製パック等に注入されて販売されているものである。ワインの醸造法は、原料ぶどうの圧搾発酵後、オリ引き・熟成され、低温処理ろ過してビン詰を行い、打栓してビン熟が行なわれる。ワインをガラス製のボトル等に注入して流通販売するのは、ワインはビン詰め後も熟成が進む特性を有しているので、温度、湿度、暗所などの諸条件下において流通保存される。また、紙製パックに注入して流通販売するのは、ワインの特性を同様に維持する他、流通時における破損などを防止するためである。
また、ワインは酸化防止のためにガラス製のボトルの場合にはコルク栓をしたり、デキャンタグラスの場合にはプラスチック製や金属製の封印キャップをしたり、紙製のパックの場合にも同様に封印キャップをするものであった。
これらのボトルやデキャンタグラス、紙パックに注入されているワインは、いわゆるフルボディといわれるサイズで、750mlという容量が主であり、これらのワインを各自のグラスに注ぎ分けて飲用とするのが一般的である。
しかるにこれらのフルボディサイズのワインを飲みきることなく残してしまうような場合は、ワインの風味が低下してしまいワイン本来の旨さを味わうことが出来ず、残量は料理に使うのがせいぜいであった。
一方、飲みきりサイズのワインやフルーツワイン等の場合には、例えば180ml入り、200ml入り等のワインも流通しているものである。これらの容器はフルボディサイズのワインと同様にガラス製で、かつ有底円筒状のコップ形状に形成されていたり、あるいは紙製パックであった。
しかるに、従来の飲みきりサイズのワイン容器の場合には、飲み残すことはないものの、本来の飲用方法のように各々のワイングラスに注いでゆったりとワインを味わうというものではないという課題を有している。
また、正式なワイン用グラスとしては、口当たりがよくできるだけ薄く形成されていること、色がよくわかるように無色透明であること、手に持って熱が伝わりぬくいように足(ステム)が長いこと、香りを逃さないように口がすぼまっていること等の形状がワインを美味しく飲むためのグラスとされている。このような条件と、ワインの用途に応じたベーシックなワイングラスとしては、ボルドー型、ブルゴーニュ型、シェリー型などがある。
本考案は上記のような課題を解消しようとするもので、次のような手段を講じたものである。
登録を受けようとする第1の考案は、上部に開口部を有する容器本体と足長のステムと台座とを有するワイングラスであって、
上記容器本体は内壁部と外壁部との二重壁構造に形成して、所定容量のワイン収納部と冷蔵体を受容する容器中空部とを形成し、上記足長のステムには上部が容器本体の容器中空部に連通すると共に、台座方向に向かって拡開したステム中空部を形成し、当該ステム中空部の最頂部は容器中空部に連通する小孔を有する開口部に形成し、ステム中空部の最深部は容器中空部に収納する冷蔵体の受容体積を受容するステム中空部に形成したことを特徴とする簡易ワイングラスである。
登録を受けようとする第2の考案は、内壁部と外壁部との二重壁に形成された容器本体の上部開口部及び容器中空部の開口部を蓋体により一体にラベル体によりシール溶着したことを特徴とする請求項1に記載の簡易ワイングラスである。
第1の考案によれば、飲みきりサイズであるために飲み残すことがなく、本来の飲用方法のようにそのままワイングラスとしてゆったりとワインを味わうことができる。また、容器中空部に入れた氷などの冷蔵体は、時間の経過により溶けてステム中空部に流れ落ちるため、飲用に際してワインと混ざることがなくワインのみを飲用することができる。
第2の考案によれば、容器本体の上部開口部及び容器中空部の開口部を蓋体により一体にラベル体によりシール溶着したので、そのまま流通過程にのせて販売することができると共に、当該ラベル体には商品名や品質表示等の必要な商品情報を記載することができる。
以下に本考案の実施例について説明すると、図1は本考案に係る簡易ワイングラスの縦断面図で、図2は使用状態を示し、ラベル体を剥がして容器中空部内に冷蔵体を収納した状態の縦断面図である。
図において、1は上部に開口部2aを有する容器本体2および足長のステム3と台座4とから形成されているワイングラスである。本考案に係るワイングラスはプラスチック製材料により一体的に成型されてなるものであり、従来のガラス製のワイングラスに比較して破損を防止することができる。
上記の容器本体2は内壁部5と外壁部6との二重壁構造に形成されて所定容量のワイン収納部7が形成されている。また、内壁部5によって形成される容器本体1の内部空間は容器中空部8に形成されている。当該容器中空部8は後述するステム中空部と連通しており、氷などの冷蔵体9を収納することができる。
上記の足長のステム3の内部には、上部が容器本体2の容器中空部8に連通すると共に、台座4方向に向かって拡開したステム中空部10が形成されている。当該ステム中空部10の最頂部は容器中空部8に連通する小孔10aを有する開口部に形成され、当該ステム中空部9の最深部は容器中空部8に収納される冷蔵体9の受容体積を受容することができるように形成されている。
11は内壁部5と外壁部6との二重壁構造に形成された容器本体2の上部開口部2a及び容器中空部の開口部8aをシール溶着により閉塞するラベル体により形成した蓋体である。当該蓋体11には商品名や商品の品質表示などを記載することができる。
飲用に際しては図2に示すように、蓋体11の端部より剥がして、容器中空部8内に氷などの冷蔵体9を収納する。そうすると内壁部5と外壁部6との間のワイン収納部7に注入されているワイン12は冷蔵体9により冷やされて、飲用に供することができる。
従来のワインの流通形態は主にフルボディサイズのガラス製のボトルであったり、あるいは紙製パックであったりしたが、流通過程における破損などを防止し、飲みきりサイズで、かつ飲用に際して本来の飲用方法のようにゆったりとワインを味わうことができる。
本考案に係る簡易ワイングラスの縦断面図である。 使用状態を示し、蓋体であるラベル体を剥がして容器中空部内に冷蔵体を収納した状態の縦断面図である。
符号の説明
1 ワイングラス
2 容器本体
3 足長のステム
4 台座
5 内壁部
6 外壁部
7 ワイン収納部
8 容器中空部
9 冷蔵体
10 ステム中空部
11 蓋体

Claims (2)

  1. 上部に開口部を有する容器本体と足長のステムと台座とを有するワイングラスであって、
    上記容器本体は内壁部と外壁部との二重壁構造に形成して、所定容量のワイン収納部と冷蔵体を受容する容器中空部とを形成し、上記足長のステムには上部が容器本体の容器中空部に連通すると共に、台座方向に向かって拡開したステム中空部を形成し、当該ステム中空部の最頂部は容器中空部に連通する小孔を有する開口部に形成し、ステム中空部の最深部は容器中空部に収納する冷蔵体の受容体積を受容するステム中空部に形成したことを特徴とする簡易ワイングラス。
  2. 内壁部と外壁部との二重壁に形成された容器本体の上部開口部及び容器中空部の開口部を蓋体により一体にラベル体によりシール溶着したことを特徴とする請求項1に記載の簡易ワイングラス。
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