JP3100808U - 白色led照明用光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 LEDの個数が少なくても十分な照度を保証でき、省エネルギー化並びにメンテナンスフリー化を図り得る白色LED照明用光源の提供。
【解決手段】 照明装置用灯具本体1の照光面に対応する形状の板面に所要の複数個の保持孔が所定長ピッチの行列的な配置で備えられてなる反射板9に対し、複数個の白色LED11を各保持孔に介挿し保持させて各電極部12に関連するLEDチップの直近後方部において固定する一方、反射板9の直後方に並設したLED用基板10に各白色LED11の正負の端子を装着するとともに正負の端子毎に印加電圧に適合した直並列電気回路網を形成する。
【選択図】 図7

Description

本考案は、道路、公園など広場に設置する街路灯に用いて好適な白色LED照明装置における光源としての白色LED照明用光源に関する。
従来、道路や公園における照明には白熱電球、水銀灯、蛍光灯が専ら用いられているが、それらは比較的に電力を消費することから省エネルギーを図るためとして、蛍光灯よりも遥かに小さな電力ですむとされるLED(発光ダイオード;Light Emitting Diode)の利用が検討されて来ている。しかし、LEDは点光源形で指向性が強くて閃光のように眩しく感じるなど種々の特性面から野外等での照明には適さないとされ普及には至っていないのが実状であるが、建物内外で用いられるLED照明器具に関するものとしての典型的な先行技術がある(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、省エネルギーが図られるとともに街路灯などの照明器具により適したLED照明器具を提供するべく、本考案者等は、先にLEDを光源に用いて成る新規な照明器具を提案した(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1の照明器具は、複数のLEDを有しこのLEDの直下に中空の導光板を設け、導光板の中心軸に沿ってこの導光板を支持する支柱を設け、導光板の導光部の内側表面に拡散反射特性と拡散透過特性を有する拡散層を形成すると共に支柱の表面に拡散反射層を形成し、導光部の上側端面に沿ってLEDを配設した構造である。
このような照明器具は、点光源のLEDから面光源を得るのに、「複数のLEDに対して、内側表面に拡散反射特性と拡散透過特性を有する拡散層を形成した導光部を持つ導光板とこの導光板に並設した拡散反射層とを備える」との特殊な構造が必要であり、構造の複雑化を齎すだけでなく、透明体の導光板内での減光があることから、十分な照度を得るのにLEDを数多く要する不経済があり、更に、屋外で使用するにはこれらの部材を覆うためのグローブが不可欠で照度保持、器具コストの面で種々問題が多い。
他方、特許文献2の照明器具(以下、先提案照明器具と称する)は、汎用のソケットに着脱可能な口金に同軸の一体を成して取付けた五重層構造で砲弾形中空容器状のLED用保持ユニットに対して、複数個のLEDを分散させて挿脱可能に装着し、かつこの挿脱操作に応じて前記口金との電気的接続・離断可能に構成し、更に、その外側に砲弾形の透明カバーを着脱可能に取付けた全体として砲弾形電球の照明灯に形成したものである。
このような構成の先提案照明器具は、省エネルギーに適した灯具としての所期の目的は十分達成し得るものであるが、点光源形のLEDがLED用保持ユニットの外周に分散配置された構造の点から、一つ一つの輝度が可なり大きくて歩行者の眼に強い刺激を与える恐れが考えられること、通常LEDは光の指向性が強い(狭角)特性があるため、全体的に発光が広がり難くて1個の照明器具当たりの照射範囲(領域)が狭くなって単位領域についての照明器具基数が増えることなど、解決を要する問題が依然として残っている。
特開平11−213730号公報(第2−3頁[0009]〜[0014]、図1、図2、図3) 特願2002−007762号(第5−7頁[0008]〜[0012]、第1図、第2図)
本考案は、上記の事実に鑑みて成されたものであって、従って、本考案の目的は、灯具の形態・デザインを発光の分散が助長されるようなものにした場合において、LEDの個数を増やさずに十分な照度を保証することが可能で、総合的に省エネルギー化並びにメンテナンスフリー化を図ることが出来る白色LED照明装置に用いて最適な白色LED照明用光源を提供しようとするものである。
本考案は上述の目的を達成するためとして、先ず請求項1の考案に関しては、照明装置における灯具本体1の照光面に対応する形状の板面に所要の複数個の保持孔が所定長ピッチの行列的な配置で備えられてなる反射板9に対して、複数個の白色LED11を前記各保持孔に介挿し保持させて各電極部12に関連するLEDチップの直近後方部において固定する一方、反射板9の直後方に並設したLED用基板10に各白色LED11の正負の端子を装着するとともに正負の端子毎に印加電圧に適合した直並列電気回路網を形成することにより白色LED照明用光源を構成してなるものである。
このような本考案によれば、所定長ピッチの行列的な配置で備えられる複数個の白色LED11に対して各電極部12に関連するLEDチップの直近後方部に共通の反射板9を設けたことにより、白色LED11の見かけ上の数量増大と有効な光反射とが相俟って前方への光照射がロス無く効率的に行われることから、白色LED11の数を最小としながら照度を十分維持させることができる。従って、街路灯などの白色LED照明装置に実施して好ましい白色LED照明用光源である。
また本考案は上記目的達成のために、請求項2の考案に関しては、請求項1記載の白色LED照明用光源において、複数個の白色LED11を反射板9に対して各電極部12に関連するLEDチップの2〜4mm後方部において固定してなる構成としたことを特徴とする。
このような本考案によれば、2〜4mmの間隔を存する後方部に反射板9の前表面が位置するように適正な範囲内で寸法決めして固定することにより、電極部12に関連するLEDチップでの発光を減衰が最も少なくかつ効率良く前方に向け反射させることが可能となる。
本考案は叙述のように、白色LED照明用光源としては反射板による白色LEDの見かけ上の数量増大と有効な光反射とが相俟って前方への光照射がロス無く効率的に行われることから、白色LEDの数を最小としながら照度を十分維持させることができ、街路灯などの白色LED照明装置に実施して好ましいものである。
更に本考案は、白色LEDを照明装置の光源に用いているので、長寿命、低電力負荷の下で十分な照度を保証できて、総合的に低ランニングコストを維持し得るとともに、省エネルギー化並びにメンテナンスフリー化を図ることが出来る。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本考案の一つの実施の形態に係る白色LED照明装置の全体姿図で、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図である。図示の白色LED照明装置は、灯具本体1と、灯具用支柱2と、電源装置4と、太陽電池5とから構成される。
灯具用支柱2は、例えば、下端支承部15、ポール部21からなるステンレス鋼製の直立形1本柱であって、図示する上端部寄りの中間部又は上端部に支持腕1を突設させて有する。この灯具用支柱2は、例えば街路灯支柱として用いられて、道路の歩行者道における車道側路肩の近部に支持腕14を歩行者道側に突き出させた姿勢にて立設される。
電源装置4は、灯具本体1における後述の白色LED照明用光源3(以下、光源3と略称する)に給電するためとして設けられるものであって、長寿命型制御弁式鉛蓄電池などの蓄電池が使用され、支柱2の下部である下端支承部15の内部の所定空所に収設される。なお、電源装置4としては、上記蓄電池に加えてインバーター(交流―直流変換機)を非常用として必要に応じ付設して、低圧配電線から電力供給を受けるようにすることも可能である。
太陽電池5は、灯具用支柱2の頂部に取付けて太陽光を最大に受け易い方向及び傾斜角度で固定されるが、設置条件により3種類(多結晶・単結晶・単結晶+アモルファス)の結晶系太陽電池の中から適宜のものが選定される。この太陽電池5から得た電力を図示しないが後述する光源用コントローラ6を経由して前記蓄電池4に蓄電させるように回路構成している。なお、太陽電池5は必ずしも必要でなく、灯具本体1のみを灯具用支柱2に取付けて電灯・電力配電線からの電力供給を受けるようにした照明装置もまた本考案の範囲に含まれるものである。
灯具本体1は、灯具筐体7とこの灯具筐体7の底部開口に合着される無色透明のグローブ8とにより、左右の幅方向に比して前後の奥行方向が長い「擬似T太字」の形状を成す外筐体が形成されていて、灯具筐体7はステンレス鋼製になるもの、グローブ8はアクリル樹脂製になるものが用いられる。この灯具本体1は灯具筐体7の後端部に一体で突設させた取付け基部13を支持腕14に嵌合・固定させて灯具用支柱2に支持され、例えば歩道の真上約3.5mの位置において照光面を下向きにしかつ長手側軸をやや上向きに前方に延ばした姿勢で定置される。
図2、図3、図4には、図1における灯具本体1の側面図、底面図、正面図がそれぞれ示される。図5には上記灯具本体1の斜め下方からの分離示斜視図が図示され、図6には同じく灯具本体1の後側方からの斜視図が図示される。また、図7には上記灯具本体1の後部における幅方向の概略示縦断面図が図示され、図8には図7における光源3の部分拡大図が図示される。
本考案の一つの実施の形態に係る白色LED照明装置における灯具本体1の構成について以下に説明する。
灯具本体1は、灯具筐体7とグローブ8と光源3と光源用コントローラ6とを備える。灯具本体1における外筐体を形成する灯具筐体7とグローブ8は、筐体内に収設される光源3に対向する個所の横断面形状が、取付け基部13寄りの各後部7A,8Aにおいては、前後方向の長手側に平行な側辺を短辺とする長方形であり、これに一体で連なる前部7B,8Bにおいては、後部7A,8Aに比し幅狭くて先細りの細長台形であり、組付け時には灯具筐体7を上、グローブ8を下にして開口部相互を合わせ付けるとともに、グローブ8の周縁部に嵌め付けたステンレス鋼製になるグローブ縁枠22を灯具筐体7の周縁部に内嵌合しビス締め付けなどの固着手段によって、防水形一体構造の外筐体が形成される。
グローブ8は図5及び図7を参照すれば明らかなように、照光面部が内面は平滑面17で、外面は山条と谷条を数mm、例えば5mmのピッチで交互に繰り返し隣り合わせてなる縦縞の凹凸条面18であって、全体形状として長手側の中心線を底にして左右の幅方向に対称を成す湾曲板面に形成される。
一方、光源3は、反射板9と、LED用基板10(以下、基板10と略称する)と、所要の複数個の白色LED11とを要素部材として、前記外筐体の内部空間の横断面形状に対応した形状の板体面状光源に構成される。図5及び図7を参照して、反射板9はアルミニウム等の金属板で前反射面が鏡面仕上げされてなる所定形状の板体が用いられ、使用する白色LED11の所定数に等しい数の保持孔が所定ピッチの行列的な配置で穿孔された孔明き板を形成している。一例として、白色LED11の外径に7mm程度のギャップを加えた寸法のピッチを基準に、千鳥足跡状、碁盤升目状等の行列配置で保持孔を並べて穿孔した孔明き鏡板が挙げられる。
次に、白色LED11は、砲弾形を成す所定数の各LEDを前記各保持孔に介挿し保持させて反射板9にそれぞれ固定するが、この場合、図8に示されるように電極部12に関連して設けられるLEDチップ(図示せず)に対して直近後方部に、好ましくは、2〜4mmの間隔 を有する後方部に、反射板9の前表面が位置するように寸法決めして固定する。このようにするのは、電極部12での発光を減衰が最も少なく効率良く前方に向け反射させるためとしては、反射板9の上記寸法になる当該位置が最適条件であるに他ならないからであり、この場合の最適条件に関しての実測に基づく検討結果は、後述する説明により明らかにされる。
基板10は周知の配線用の基板であって、白色LED11における細導電線からなる正端子23、負端子24に対応した所定の配列でかつ所定数の極細孔が明けられていて、この基板10を反射板9の直後方に並設して前記極細孔を利用して各白色LED11の正端子23、負端子24それぞれを基板10に対して半田付25により装着させる。そして、正負の端子ごとに印加電圧に適合した直並列電気回路網を形成する。
上述の構成になる光源3において、図5を参照して長方形状をなしている前記後部7Aに収設される部分は、当該部分が幅広の個所であるところから、反射板9及び基板10をグローブ8における後部8Aの長方形湾曲板面に対応させた形状である広口半角樋状の折曲板に形成し、一方、細長台形状をなす前記前部7Bに収設される部分は、反射板9及び基板10をグローブ8における前部8Bの細長台形湾曲板面に対応させた形状である細長台形の平板に形成してなり、このように構成された光源3全体をグローブ8に対して約20mmの間隔d1(図7参照)が保持されるように位置決めして灯具筐体7内に収設する。
一方、光源用コントローラ6については、該コントローラ6は光源3の点・消灯、電源装置4における蓄電池の充・放電、太陽電池5の接・断路などのコントロールを行わせる制御系であって、タイマー、日照センサなどの制御指令要素と、太陽電池5の出力電圧を感知する自動電圧感知手段及び該手段により太陽電池5から得た電力を蓄電池に蓄電させる自動蓄電手段と、さらに前記制御指令要素からの制御指令に基づき光源3を発光量の調節可能に点・消灯させる光源制御手段などを備えていて、それらを一体的に纏めてなる本体部を図7に略示するごとく、灯具筐体7内における光源3の背後空所に収納して、光源3、電源装置4及び太陽電池5に電気的に関連させている。
以上、一実施形態に係る白色LED照明装置の主要部の構成について説明したが、図2、図5において符号16で示す部材は遮熱板であり、必要に応じて灯具本体1に付設するものである。この遮熱板16は、灯具本体1の平面外形状に相似する形状のアルミニウム等の金属製のプレス加工板であり、灯具筐体7の直上方に僅少な空隙を存して日除け板状に覆わせて設けられる。このように遮熱板16を設けることによって、灯具本体1への直射日光を遮らせて本体内の温度上昇を抑えることができる。
一方、灯具用支柱2を中空パイプにより形成することも好ましい手段であり、この場合、支柱上端部よりのパイプ壁に図示しないが空気逃がし口を通常の手段によって開口させるものであって、支柱内の中空部が煙突効果を奏し得るところから、下方部に設けた外気温度による発生熱を空気逃がし口から排出できて温度上昇を防止し、蓄電池の性能安定化、長寿命化が果たされる。
また、図2、図3において符号19、20はそれぞれ吸気口、排気口であり、吸気口19は灯具筐体7の前記後部7Aにおける側板の後面部に開口され、一方、排気口20は前記後部7Aにおける側板の側面部に開口されていて、排気口20に対して低レベルに設けた吸気口19から吸入した外気を灯具筐体7内を経て排気口20から排出させて自然換気により内部温度上昇が抑えられる結果、温度条件にシビアな光源用コントローラ6及び白色LED11の性能を安定させることができる。
以上述べた構成になる本考案装置の作用を次に説明する。灯具本体1は灯具用支柱2により支持させて、例えば歩道の真上3〜4mの位置において照光面を下向きにしかつ長手側軸をやや上向きに前方に延ばした姿勢、即ち、例えば図6において水平線に対する傾斜角度θ1=5度の上向きに前方に延ばした状態で定置する。なお、図6に示す照明装置は、灯具筐体7の前部7Bの光源3が前記長手側軸に対して上向きに5度傾斜するように設けられていて、従って前部7Bの光源3が水平線に対する傾斜角度θ2=5度の上向きに前方に延びた状態となっている。
この設置状態で光源用コントローラ6の自動制御で灯具本体1を日没から日の出までの間に点灯させる。この場合、太陽電池5から得た電力を光源用コントローラ6を経て電源装置4の蓄電池に蓄電することにより、必要な電力量の全てを太陽エネルギーで賄うことが可能である。高輝度の白色LED11を光源としてなる本照明装置は、従来の蛍光灯に比して同じ明るさでありながら約1/3の電力で済み、かつ長期間(約13年)に亘って球切れが生じなく、また、光の波長が太陽光に近いので虫の飛来が非常に少なく、さらに蛍光灯が点灯しない寒冷地でも照度を確保しての使用が可能である。
特筆すべきは、灯具本体1の照射範囲が格段に広くなる利点がある。即ち、「擬似T太字」の形状を成している灯具に格好のデザインと、図7に模式的に示す如く、反射板9による光反射能及びグローブ8の波状凹凸・湾曲板面による光屈折能が発揮する相乗作用とに基づいてグローブ8を透過した光は広い範囲に向けて拡散することになり、その結果、照明装置の直下位置を基点として地上の有効照射範囲は幅方向が奥行き方向に比して約2倍と相当に長い略楕円状領域を呈して、照射範囲が広大でかつ街路灯として理想的な照度分布を得ることが可能となったものである。また、グローブ8の照光面部の全面が、所謂、眼に優しい一様な明るさで輝くこともこの灯具本体1の特徴である。
図9には、本考案の実施の形態に係る白色LED照明装置の点灯時における路面上での実測になる照度分布の態様が示される。実測に際し、灯具本体1を歩道の真上3450mの高さの位置で照光面を下向きにし、かつ長手側軸を水平線に対する傾斜角度θ1=10度の上向きに前方に延ばした状態となして設置した。灯具本体1としては、白色LED(品番;NSPW500BS、光度9.20cd/球)を120個千鳥足跡の配列で並べたもの(消費電力≒10W)を使用した。
図9によれば、灯具本体1の真下の位置では、42.6lxの照度が得られ、遠ざかる程に35.0lx、20.0lx、5.0lxと減衰して、灯具本体1の長手方向(道路においては幅方向)では、2.3m(車道側)と3.3m(反車道側)の離隔位置で1.5lxが確保され、灯具本体1の幅方向(道路においては前後方向)では、前後両5.3m(車道側)の離隔位置で1.5lxが確保された。これに対して、灯具本体1のグローブ8を凹凸条面がなくて内外両面とも平滑面にさせてなる湾曲板面とした他は全て同等の条件のもので比較実験したところ、灯具本体1の幅方向(道路においては前後方向)においては、前後両3.0m(車道側)の離隔位置で1.5lxが確認された。
両対比の結果から明らかなように、殊に灯具本体1の幅方向において有効照射範囲の拡狭差は一層判然となるに至り、本考案に係る照明用光源を用いてなる照明装置の有利性がここに立証されるものである。
ところで、電極部12に関連するLEDチップに対し間隔d (図8参照)を有する直近後方部に反射板9を設けるに当たって、前述する最適条件を求めるべく発明者によって種々の実験・検討を重ねたが、前記間隔d を変えた場合におけるLED11の発光照度の変化について実測したところ、以下に述べるような結果が得られた。なお、LED11としては胴径5mmφの砲弾型白色LED(製品番号;NSPW515BS)を用い、一方、反射板9としては前反射面が鏡面仕上げされてなるアルミニウム板体を用いて、LED11の真正面前方に300mm離した位置に対向配設した照度計によって該LED11の発光照度を実際に測定した。
上述の測定の結果は、d =2mmの場合で124ルクス、d =3mmの場合で116ルクス、d =4mmの場合で110ルクスとなり、一方、反射板9なしの場合では107ルクスであって、以上の結果から、2〜4mmの間隔d を有する直近後方部の範囲内に前表面が位置するように寸法決めして反射板9を固定することが、電極部12での発光を減衰が最も少なく効率良く前方に向け反射させるための最適条件であることを明示している。
本考案の一つの実施の形態に係る白色LED照明装置の全体姿図で、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図。 図1における灯具本体1の側面図。 図1における灯具本体1の底面図。 図1における灯具本体1の正面図。 図1における灯具本体1の斜め下方からの分離示斜視図。 図1における灯具本体1の後側方からの斜視図。 図1における灯具本体1の後部における幅方向の概略示縦断面図。 図7における白色LED照明用光源3の部分拡大図。 本考案の実施形態に係る白色LED照明装置の点灯時実測になる照度分布図。
符号の説明
1…灯具本体 2…灯具用支柱 3…白色LED照明用光源
4…電源装置 5…太陽電池 6…光源用コントローラ 7…灯具筐体
7A…灯具筐体後部 7B…灯具筐体前部 8…グローブ
8A…グローブ後部 8B…グローブ前部 9…反射板
10…LED用基板 11…白色LED 12…電極部
13…取付け基部 14…支持腕 15…下端支承部 16…遮熱板
17…平滑面 18…凹凸条面 19…吸気口 20…排気口 …間隔

Claims (2)

  1. 照明装置における灯具本体(1)の照光面に対応する形状の板面に所要の複数個の保持孔が所定長ピッチの行列的な配置で備えられてなる反射板(9)に対して、複数個の白色LED(11)を前記各保持孔に介挿し保持させて各電極部(12)に関連するLEDチップの直近後方部において固定する一方、反射板(9)の直後方に並設したLED用基板(10)に各白色LED(11)の正負の端子を装着するとともに正負の端子毎に印加電圧に適合した直並列電気回路網を形成してなることを特徴とする白色LED照明用光源。
  2. 複数個の白色LED(11)を反射板(9)に対して各電極部(12)に関連するLEDチップの2〜4mm後方部において固定してなる請求項1記載の白色LED照明用光源。
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