JP3100083U - 伸展トレーニング機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用者が比較的安全で快適に運動でき、多種のトレーニング運動を行うことができ、また全身運動の効果を達成できる1種の伸展トレーニング機を提供する。
【解決手段】 地面上に平行に置かれる台座10、底端は台座10に枢設され、棒身は上方向、後方向に延伸する主棒20、背面のほぼ中央部位が主棒の上端に枢設され、かつ上端を回転中心として前後に反転し、外力を受けない時は自重により主棒20の前側に寄り掛かっている背もたれ30、主棒20上に設けられ、かつ背もたれ30の下方に位置する座部40、および主棒20の後側に位置し、底端は台座10に設けられ、上端は主棒20に設けられるスプリング棒50を含み、スプリング棒50は主棒20を所定角度で支え、主棒20が力を受けた時に後傾するのを弾性で支え、これにより使用者が比較的安全で快適に身体の伸展運動を行うことができる伸展トレーニング機である。
【選択図】 図1
【解決手段】 地面上に平行に置かれる台座10、底端は台座10に枢設され、棒身は上方向、後方向に延伸する主棒20、背面のほぼ中央部位が主棒の上端に枢設され、かつ上端を回転中心として前後に反転し、外力を受けない時は自重により主棒20の前側に寄り掛かっている背もたれ30、主棒20上に設けられ、かつ背もたれ30の下方に位置する座部40、および主棒20の後側に位置し、底端は台座10に設けられ、上端は主棒20に設けられるスプリング棒50を含み、スプリング棒50は主棒20を所定角度で支え、主棒20が力を受けた時に後傾するのを弾性で支え、これにより使用者が比較的安全で快適に身体の伸展運動を行うことができる伸展トレーニング機である。
【選択図】 図1
Description
本考案は、トレーニング器材に関し、特に1種の伸展トレーニング機に関する。
一般の伸展トレーニング機は、通常主に地面上に設置されるボデー、ボデー底部に設けられる足掛け部、ボデーから上方向、後方向に延伸する直棒、および直棒上に固設される背もたれより構成される。使用者は両足を足掛け部に引っ掛け、また身体背面の腰部に近い位置を背もたれ上に斜めに寄り掛からせ、伸展機上に仰臥する姿勢をとり、身体上半身の仰向け伸展および起き上がりの反復動作を行い、背部と腹部の筋肉を鍛える。
しかし、使用者が仰向け伸展運動を行っている時、身体は通常湾曲状になるが、上述の伸展トレーニング機の構造は、使用者の身体の湾曲に応じて変化することができず、使用者が運動時に快適ではなく、またトレーニング機に安全に支えられていない。その他、上述の伸展トレーニング機は使用者が背部、腹部の筋肉を伸展し鍛えることしかできず、運動する筋肉は特定部位に限られ、全身運動の効果を達成することはできない。
本考案の主要な目的は、使用者が比較的安全で快適に運動できる1種の伸展トレーニング機を提供することである。
本考案のもう1つの目的は、使用者が多種のトレーニング運動を行うことができ、全身運動の効果を達成できる1種の伸展トレーニング機を提供することである。
本考案のもう1つの目的は、使用者が多種のトレーニング運動を行うことができ、全身運動の効果を達成できる1種の伸展トレーニング機を提供することである。
前述の目的を達成するための本考案の伸展トレーニング機は、以下の内容を含む。地面上に平行に置かれる台座、底端は台座に枢設され、棒身は上方向、後方向に延伸する主棒、背面のほぼ中央部位が主棒の上端に枢設され、かつ上端を回転中心として前後に反転し、外力を受けない時は自重により主棒の前側に寄り掛かっている背もたれ、主棒上に設けられ、かつ背もたれの下方に位置する座部、および主棒の後側に位置し、底端は台座に設けられ、上端は主棒に設けられるスプリング棒を含み、スプリング棒は主棒を所定角度で支え、主棒が力を受けた時に後傾するのを弾性で支える。これにより、使用者が比較的安全で快適に身体の伸展運動を行うことができる。
ここで図面に基づき、比較的よい一実施例をあげ、本考案の構造および機能について詳細に説明する。その内、使用する図面についてまず簡単に以下の通り説明する。
図1および図2を参照する。本考案の比較的よい一実施例が提供する伸展トレーニング機は、以下の内容を含む。
台座10は地面上に平行に置かれ、工の字形を呈するボデーで、概ね1個の前横棒11、後横棒12および2個の横棒11、12の中段位置に垂直に連結される底棒13より構成される。本実施例中では底棒13は方形の伸縮管組であり、前横棒11が後横棒12と向かい合って前後方向に移動できるようになっている(図2中の想像線で示される通り)。また底棒13上に設けられた位置決め部品(ボルト)14により前横棒11の位置が固定される。底棒13の上側には座体15が突設されている。前横棒11および後横棒12の両端内側にはそれぞれ滑車組16が設けられている。前横棒11の上端には別に足掛け部17が設けられている。
図1および図2を参照する。本考案の比較的よい一実施例が提供する伸展トレーニング機は、以下の内容を含む。
台座10は地面上に平行に置かれ、工の字形を呈するボデーで、概ね1個の前横棒11、後横棒12および2個の横棒11、12の中段位置に垂直に連結される底棒13より構成される。本実施例中では底棒13は方形の伸縮管組であり、前横棒11が後横棒12と向かい合って前後方向に移動できるようになっている(図2中の想像線で示される通り)。また底棒13上に設けられた位置決め部品(ボルト)14により前横棒11の位置が固定される。底棒13の上側には座体15が突設されている。前横棒11および後横棒12の両端内側にはそれぞれ滑車組16が設けられている。前横棒11の上端には別に足掛け部17が設けられている。
主棒20は本実施例中では方形の伸縮管組であり、主棒20の右側面上には位置決め部品(ボルト)25が設けられ、主棒20の上端が底端と向かい合う距離を位置決めする。主棒20の底端は底棒13の座体15上に枢設され、軸ピン21が座体15および主棒20底端に左右方向に枢設されており、主棒20が台座10の前後方向に沿って回転できるようになっている。また主棒20の棒身は台座10から上方向、後方向に傾斜延伸する。主棒20の前側面には左右軸方向を呈する第1スリーブ22および第1スリーブ22下方に位置する第2スリーブ23が固設されている。第1スリーブ22内には左右両外側方向へ延伸する軸棒26が設けられている。軸棒26は第1スリーブ22から自由に取り外しでき、別に第2スリーブ23内に穿設することもできる。主棒20の後側面の第1スリーブ22と向かい合うやや高い位置上に、左右軸方向を呈する第3スリーブ24が設けられている。
背もたれ30は外周が軟性材料で覆われている長方形のクッションであり、その背面の中央位置には座体31が設けられている。背もたれ30はその座体31が主棒20の上端に枢設されており、軸ピン32が座体31および主棒20上端に左右方向に穿設されており、背もたれ30は主棒20上端を回転中心として、主棒20の前後方向に沿って回転し(図2中の想像線で示される通り)、普段は自重により図2の状態を呈する。
座部40は椅子クッション41および椅子クッション41底部に所定の間隔をあけて設けられた2個の平行する固定棒42を有する。2個の固定棒42の後端は椅子クッション41の後側へ突出しており、かつそれぞれ主棒20の左右両側に設置される。また軸ピン43が2個の固定棒42後端および第3スリーブ24に穿設されており、2個の固定棒42は主棒20の前側を向き、かつ底面は軸棒26上に当接し、座部40が主棒20上に枢設され、主棒20と所定角度を保ち、椅子クッション41が主棒20の前側に位置するようにしている。軸棒26を第1あるいは第2スリーブ22、23上に挿入することにより、座部40を主棒20上で異なる角度に調整することができる。
スプリング棒50はその底端は台座10の底棒13に枢設され、かつ枢設箇所は主棒20の後側である。上端は取り外しできる固定ピン51が主棒20の後側に穿設されており、スプリング棒50は主棒20の底部に近い位置と台座10との間に斜めに設けられ、主棒20を弾性により支えている。
2個の弾性ロープ60はそれぞれ前後方向に沿って台座10の左右両側に設けられ、かつ対応する滑車組16に穿設される。各弾性ロープ60の両端にはそれぞれ1個の環体61が設けられている。輪状の受力部62は取り外しでき、使用者が弾性ロープ60の前方あるいは後方の環体61に選択して取り付けられるようになっている。2個の受力部62は使用者の両手で握持したり、あるいは両足を引っ掛けられるようになっている。
上述の構造により、まず主棒20および台座10の底棒13が伸縮できる特性を利用して、使用者は足掛け部17および背もたれ30を体型と適合する位置まで調整し、本考案を使用して下記のトレーニング運動を行うことができる。
1、図4に示されるように、背部を背もたれ30上に押し当て、両足を台座10の足掛け部17に引っ掛け、続いて背もたれ30の枢転を利用して身体を後方向に仰臥させ伸展の効果を達成し、使用者が背部、腹部の筋肉を伸展し鍛えることができる。
1、図4に示されるように、背部を背もたれ30上に押し当て、両足を台座10の足掛け部17に引っ掛け、続いて背もたれ30の枢転を利用して身体を後方向に仰臥させ伸展の効果を達成し、使用者が背部、腹部の筋肉を伸展し鍛えることができる。
2、図5に示されるように、使用者が座部40上に座り、2個の弾性ロープ60後端に設けられた受力部62を両手で握持し、弾性ロープ60を身体前側の斜め上方に伸ばす。このようにして肩部の筋肉を鍛えることができる。
3、図6に示されるように、使用者が座部40上に座り、2個の弾性ロープ60前端に設けられた受力部62を両手で握持し、弾性ロープ60を上方に引っ張る。このようにして肩部あるいは腕部の筋肉を鍛えることができる。
3、図6に示されるように、使用者が座部40上に座り、2個の弾性ロープ60前端に設けられた受力部62を両手で握持し、弾性ロープ60を上方に引っ張る。このようにして肩部あるいは腕部の筋肉を鍛えることができる。
4、図7に示されるように、使用者が座部40の上に座り、片足で前横棒11上を踏み、もう片方の足を弾性ロープ60前端の受力部62に通し、該弾性ロープ60を上方に引っ張った時、腿部の筋肉を鍛えることができる。
5、図8に示されるように、使用者が直接台座10の後横棒12上を踏み、両手で2個の弾性ロープ60を上方に引っ張り、手、腕部の筋肉を鍛える効果を達成することができる。
5、図8に示されるように、使用者が直接台座10の後横棒12上を踏み、両手で2個の弾性ロープ60を上方に引っ張り、手、腕部の筋肉を鍛える効果を達成することができる。
6、使用者が背部を背もたれ30上に押し当て、両足を足掛け部17に引っ掛け、2個の弾性ロープ60後端に設けられた受力部62を両手で握持し、背もたれ30の枢転を利用して、身体の仰向け伸展運動を行っている時に、両腕を同時に上方あるいは左右両側に引っ張る運動をすれば、同時に2種類の筋肉を鍛えることができる。
その他、使用者が身体を後ろから前に腹ばいになる方法で、腹部を背もたれ30上に押し当て、両手で台座10の足掛け部17を握持し、腕立て伏せに類似する姿勢で、腹部と腕部の筋肉を鍛える運動を行うこともできる。
その他、使用者が身体を後ろから前に腹ばいになる方法で、腹部を背もたれ30上に押し当て、両手で台座10の足掛け部17を握持し、腕立て伏せに類似する姿勢で、腹部と腕部の筋肉を鍛える運動を行うこともできる。
使用者がトレーニングをしない時は、図3に示されるように、主棒20および台座10の底棒13を最短の状態に収納し、続いてスプリング棒50の固定ピン51を抜き取り、スプリング棒50を台座10と平行になるように折り畳み、その後、主棒20を折り畳み位置まで回転させ、最後に軸棒26を抜き取り、座部40が主棒20と平行な状態を呈するようにし、本実施例の構造を折り畳むことができる。
このように、本考案は使用者が比較的安全で快適に操作でき、かつ使用者は多種のトレーニング運動を行い、全身運動の効果を達成することができる。
このように、本考案は使用者が比較的安全で快適に操作でき、かつ使用者は多種のトレーニング運動を行い、全身運動の効果を達成することができる。
10 台座、11 前横棒、12 後横棒、13 底棒、14 位置決め部品、15 座体、 16 滑車組、17 足掛け部、20 主棒、21 軸ピン、22 第1スリーブ、23 第2スリーブ、24 第3スリーブ、25 位置決め部品、26 軸棒、30 背もたれ、31 座体、32 軸ピン、40 座部、41 椅子クッション、42 固定棒、43 軸ピン、50 スプリング棒、51 固定ピン、60 弾性ロープ、61 環体、62 受力部
Claims (10)
- 地面上に平行に置かれる台座と、
底端は該台座に枢設され、棒身は上方向、後方向に延伸する主棒と、
背面のほぼ中央部位が該主棒の上端に枢設され、かつ該上端を回転中心として前後に反転し、外力を受けない時は自重により該主棒の前側に寄り掛かっている背もたれと、
該主棒上に設けられ、かつ該背もたれの下方に位置する座部と、
該主棒の後側に位置し、底端は該台座に設けられ、上端は該主棒に設けられ、該主棒を所定角度で支え、該主棒が力を受けた時に後傾するのを弾性で支えるスプリング棒と、
を備えることを特徴とする伸展トレーニング機。 - 該台座の左右両端にそれぞれ設けられた2個の弾性ロープを有し、各弾性ロープの1端には受力部が設けられ、使用者の両手あるいは両足を套設可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の伸展トレーニング機。
- 該台座の左右両側の前後端にはそれぞれ滑車組が設けられ、各弾性ロープは前後方向に沿って、対応する各滑車組上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の伸展トレーニング機。
- 該台座は前横棒、後横棒および該前横棒と該後横棒との中段位置に垂直に連結される底棒より構成され、該台座が工の字形を呈し、地面に平行に置かれるようになっており、該主棒が該底棒上に枢設されていることを特徴とする請求項1記載の伸展トレーニング機。
- 該底棒は伸縮管組であり、該前横棒が該後横棒と向かい合って前後方向に移動可能になっており、また該底棒上に設けられた位置決め部品により該前横棒の位置が固定されることを特徴とする請求項4記載の伸展トレーニング機。
- 該台座の前端には足掛け部が設けられ、使用者の両足を引っ掛けられるようになっていることを特徴とする請求項1記載の伸展トレーニング機。
- 該主棒は伸縮管組であり、その底端は該台座上に枢設され、また上端は該背もたれに枢設され、該背もたれが該主棒の底端と向かい合って移動可能になっていることを特徴とする請求項1記載のトレーニング機。
- 該主棒の前側面には左右方向を呈し、かつ自由に取り外し可能な軸棒が設けられ、該座部は椅子クッションおよび該椅子クッションの底部に所定の間隔をあけて設けられた2個の平行する固定棒を有し、該2個の固定棒の後端は該椅子クッションの後側から突出し、かつそれぞれ該主棒の左右両側に位置し、軸ピンが該2個の固定棒の後端および該主棒に穿設され、該2個の固定棒の底面は該主棒の軸棒上に当接し、該座部が該主棒上に枢設され、かつ使用時は該主棒と所定角度を保ち、不使用時は該主棒と平行状態を呈するまで折り畳めるようになっていることを特徴とする請求項1記載の伸展トレーニング機。
- 該主棒の前側には上から下に少なくとも2個の左右軸方向を呈するスリーブが設けられ、該軸棒はその内1個の該スリーブに穿設され、該座部が該主棒上で異なる角度を保持可能になっていることを特徴とする請求項8記載の伸展トレーニング機。
- 該スプリング棒の上端は分離可能な方式で該主棒に設けられ、底端は該台座に枢設され、不使用時は該スプリング棒の上端を該主棒から取り外し、該スプリング棒および該主棒を該台座上に寝かせることが可能になっていることを特徴とする請求項1記載の伸展トレーニング機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270825U JP3100083U (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 伸展トレーニング機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003270825U JP3100083U (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 伸展トレーニング機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3100083U true JP3100083U (ja) | 2004-04-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3100083U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006077898A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Kabushikikaisya Kawai Iryou Kaihatsu Center | 椅子 |
CN114653011A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-06-24 | 齐齐哈尔大学 | 一种基于vr设备的健美操训练装置 |
-
2003
- 2003-08-27 JP JP2003270825U patent/JP3100083U/ja not_active Expired - Fee Related
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