JP3098546B2 - 自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器 - Google Patents

自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器

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JP3098546B2
JP3098546B2 JP10519230A JP51923098A JP3098546B2 JP 3098546 B2 JP3098546 B2 JP 3098546B2 JP 10519230 A JP10519230 A JP 10519230A JP 51923098 A JP51923098 A JP 51923098A JP 3098546 B2 JP3098546 B2 JP 3098546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、インターネットに関し、特に、インターネ
ットの自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器に関する。
背景技術 近年、パーソナルコンピュータが普及し、インターネ
ットの利用が急速に拡大してきている。インターネット
とは、相互に接続されたコンピュータネットワークの巨
大な集合体である。その主要な機能には、電子メール、
ネットニュース(電子掲示板または電子会議)、ファイ
ル転送(FTP:file Transfer Protocol)、ワールドワイ
ドウェブ(WWW)等がある。特にWWWは、後述するHTMLと
呼ばれる言語で記述されたハイパーテキストドキュメン
トの集合であり、インターネット上に分散して存在して
いる様々の情報同士を互いに結びつけてアクセス可能に
するものである。
本発明を理解するための前提事項として、WWWに関す
るインターネットシステムの構造および動作、ならびに
ハイパーテキストドキュメントの構造について説明す
る。
図24に示すように、ハイパーテキストドキュメントの
配信は、WWWサーバと呼ばれるインターネット上のコン
ピュータ243,244により行われる。ユーザは、クライア
ントコンピュータ(以下、単にクライアントともいう)
241において、WWWブラウザ(ウェブブラウザともいう)
と呼ばれる閲覧ソフトウエアを用いてインターネット上
のドキュメントにアクセスすることができる。クライア
ントコンピュータ241をインターネットに接続するに
は、通常、サービスプロバイダという、自己が所有して
いる専用通信回線を利用させるサービスを行う機関を通
して接続する。すなわち、クライアントコンピュータ24
1からサービスプロバイダのホストコンピュータに対し
て公衆回線を介してダイアルアップ接続することによ
り、インターネットにアクセスすることができる。これ
により、家庭に居ながらにして世界中から必要な情報
(テキスト、画像、音声等を含む)を得ることができ
る。この状況は、あたかも情報の波の上を渡り歩く如き
であることから、ネットサーフィンと呼ばれる。
アクセスする情報の単位はページと呼ばれる、WWWサ
ーバ上のファイルであり、後述するリンクの設定によ
り、ユーザはあるページから他のページへと芋ずる式に
次々に辿って閲覧していくことができる。ページの長さ
は一定ではなく、そのページの作成者によって自由に変
わりうる。
WWWの特定のページ(ホームページ)には、すべてURL
(Uniform Resource Locator)と呼ばれるインターネッ
ト上の固有のアドレスが付けられている。
URLの構造は、次に示すように、プロトコル名、サー
バ名、アイテムのパス名からなる。
http://www.abc.or.jp/def/ghi.html プロトコル名はコンピュータが情報を解釈する方法を
示す。WWWサーバとウェブブラウザとはHTTP(Hyper Tex
t Transfer Protocol)という方法で情報を授受するの
で、上記のURLの先頭のプロトコル名は“http:"となっ
ている。そのほか、ファイル転送のためのftpというプ
ロトコルもある。
“www.abc.or.jp"はサーバ名を表している。“www"は
サーバがWWWサーバーであることを示す。“abc.or.jp"
の“abc"は組織名、“or"は組織の種類(この場合、各
種団体/個人)、“jp"は国を表わすコード(この場
合、日本)を示している。サーバ名に続く、アイテムの
パス名“def/ghi.html"は、サーバ上のアイテムの場所
を示す。パス名は通常、ページを構成するファイルの名
前を示す。“def/ghi.html"の“def"はディレクトリ
名、“ghi"はファイル名であり、“html"はこのファイ
ルがhtmlファイルであることを示す拡張子である。
次に、HTMLファイル(HTML文書)の構成について説明
する。
HTMLとは、前記のようにHyper Text Markup Langu
ageの略であり、WWWの文書(ドキュメント)はこの言語
を用いて記述される。この言語で記述された文書をHTML
文書と呼び、そのファイルをHTMLファイル(またはHTML
テキスト)と呼ぶ。
図20に、HTML文書の基本的構成を示す。HTML文書は、
実質的にはテキストファイルであるが、タグと呼ばれ
る、記号“<”と“>”で挟まれたコードをページ内に
散在して有する。通常、指定範囲を開始タグと終了タグ
の1対のタグで挟み込む。終了タグは“/"で開始タグと
区別される。但し、改段落を表わす<P>のように単独
で用いられる場合もある。このタグにより、文字修飾情
報やレイアウト情報の他、リンク情報を設定することが
できる。ブラウザがこのタグを解釈して、HTML文書をそ
の作成者の意図に沿った形式で画面上に表示し、また、
リンクの制御を行う。
HTML自体は公知であるので、詳細な説明は省略する
が、HTML文書の基本構成は図20(a)に示すように、テ
キスト文書の中に種々のタグが混在している。このHTML
文書は、ブラウザにより解釈され画面上に表示される際
には、図20(b)に示すようにタグは表示されず、その
指示内容のみが表示に反映される。HTML文書中のある文
字列をユーザが指示(例えばクリック操作)したとき
に、その文字列に関連する他のページ等にジャンプする
機能をリンクと呼ぶ。本明細書では、HTML文書中のその
ような文字列の部分も便宜上リンクと呼ぶ。図20(a)
のHTML文書“aaa.html"のページ内のリンク201は、 〈A HREF=“bbb.html"〉BBB〈/A〉 と記述されている。リンクの設定に用いられるタグは、
アンカータグ (<A・・・>・・・</A>)と呼ばれ、アンカータグ
で挟まれた部分はアンカーポイントまたはホットポイン
トと呼ばれる。アンカータグの開始タグ<A HREF=“bb
b.html">における“HREF=”はリンク先のアクセス情
報(ここではファイル名)を示す。このアンカータグの
部分は、ブラウザ画面では図20(b)の表示文字列203
のように文字列“BBB"が強調して表示される。この強調
表示は、他の文字列との色を変えたり、下線を付したり
して行われる。これにより、ユーザがこの文字例を指示
すると、他のページへ移行できることが認識される。
また、リンク202はインライン画像をリンクとする場
合を示しており、ここでは“ggg.gif"という画像ファイ
ルを画面上に画像204として表示し、この画像204がユー
ザにより指示されたときに、リンク先“bbb.html"の内
容を読み出して表示する。ここで、インライン画像と
は、HTML文書のページ内に埋め込まれて表示される画像
である。
リンクにおけるリンク先のアクセス情報としては、幾
つかのパターンがある。
図21に示すように、同じサーバ(ホスト)内の別のペ
ージ(HTMLファイル)ヘリンクを設定する(リンクを張
るともいう)ときには、そのファイル名(ディレクトリ
名を含む場合もある)がリンク先を示す情報となる。図
21(a)はリンク元のHTMLファイルとリンク先のHTMLフ
ァイルを示す。図21(b)は、それぞれに対応するブラ
ウザ画面の表示内容を示す。この例では、アンカーポイ
ントの文字列“BBB"を指示すると、他のページを表わす
リンク先のHTMLファイル“bbb.html"が要求され、その
内容が表示される。
図22に示すように、同じページ内の別の位置へリンク
を張る場合もある。このような場合、リンク先を示す情
報としてその位置の項目名を用いる。図22(a)に示す
ように、ここでは、リンク元において〈A HREF=“#aa
a"〉AAA〈/A〉という記述によりリンク先の位置を示
し、他方、リンク先において〈A NAME=“aaa"AAA〈/A
と〉いう記述により、項目名“aaa"に対してリンクが張
られたことを示している。図22(b)から分かるよう
に、これに対応するブラウザ画面では、強調表示された
“AAA"という文字列をユーザが指示すると、同じページ
の後続の位置にある項目“AAA"の位置に表示が飛ぶ。こ
れは、通常、1頁が長いばあいに、項目のリストのみを
最初に掲げ、この各項目に対して後続の対応位置に対し
てリンクを張るような場合に有効である。
図23は、同じサーバ内の別のページの特定の位置へリ
ンクする場合を示す。この場合には、その別のページの
ファイル名と文書中の項目名を組み合わせたものがリン
ク先のアクセス情報となる。この例では、同じサーバ内
の別のファイル“bbb.html"の項目“ppp"へジャンプす
る例を示している。図23(a)は、リンク元およびリン
ク先のそれぞれのHTMLファイルを示し、図23(b)は、
それぞれに対応するブラウザ画面を示している。
再度図24を参照して、WWWアクセス時のクライアント
とWWWサーバの間の情報の授受について、簡単に説明す
る。
ユーザは、クライアント241をインターネットに接続
した後、ウェブブラウザを起動する。これにより、クラ
イアント241上のウェブブラウザは、予め指定された
(但し変更可能である)URLについてそのWWWサーバ243
に対して、そのURLで特定されるページの内容(HTMLテ
キスト)の転送を要求する(REQ1)。これに対して、サ
ーバ243は当該ページのHTMLテキストをクライアント241
へ返送する(RES1)。ブラウザは、これを受けてその内
容を解析し、クライアント241の画面上に表示する。こ
のページに、インライン画像(その他、音声等)が含ま
れる場合には、その情報もサーバ243に対して要求する
(REQ2)。それに応答して、サーバ243は画像ファイル
を返送する(RES2)。ブラウザはこれを受けてページ内
の指定された位置に画像を表示する。ユーザが画面上に
表示されたページ上にあるリンクを指示したとき、例え
ばそのリンク先が同じサーバ243上の他のページである
場合、サーバ243に対してそのページのHTMLテキストの
転送を要求する(REQ3)。これに応答して、サーバ243
は、当該テキストを返送する(RES3)。さらに、ユーザ
が指定したページ上のリンクのリンク先が他のWWWサー
バ244にある場合、サーバ244に対して当該リンク先のペ
ージ情報の転送を要求する(REQ4)。サーバ244は、こ
れに応えて、該当するページ情報を返送する(RES4)。
ブラウザは、受け取った情報を画面上に表示する。
このような手順にしたがって、WWWアクセスが行われ
る。なお、ユーザは、リンクを指定する方法ではなく、
キーボードから任意のURLを入力することによりそのペ
ージにアクセスすることもできる。
ところで、パーソナルコンピュータが各家庭にまで普
及するような時代になってきたとはいえ、それをインタ
ーネットに接続してネットサーフィンを楽しむことがで
きるのは、ある程度のコンピュータの知識や操作経験の
ある者に限られ、家族の誰でもが簡単にネットサーフィ
ンを行えるというにはほど遠いのが現状であった。
このような状況に対して、最近、一般家庭用に、イン
ターネットへの接続機能を内蔵させたテレビ、あるい
は、テレビに外付けすることができるインターネット接
続用機器が発表されている。このようなテレビおよび機
器(本明細書では、総称して情報機器という)では、コ
ンピュータの知識のないユーザをも対象とするため、通
常、情報機器にユーザの指示や入力情報を与えるために
はキーボードのような装置は用いず、専用のリモコン装
置で操作指示できるようにしている。そのために、ブラ
ウザ画面やそのメニュー表示等にも工夫がこらされてい
る。
しかし、テレビ自体はもともとユーザが働きかけなく
とも勝手に情報を流し続けるものであるのに対して、イ
ンターネットのブラウザはユーザが関与しなければ画面
が先に進まず、絶えずユーザが注視しながらその進行を
指示しなければならない。したがって、テレビに慣れた
受動的なユーザはこのような操作を煩雑に感じる可能性
がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであ
り、その目的は、インターネットのウェブ閲覧時の必要
な操作を最小限にしながら、テレビのように進行する情
報を受動的に受けられるようにすることができる、イン
ターネットの自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器を提
供することにある。
発明の開示 本発明による自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器
は、インターネット上のドキュメントにアクセスするア
クセス手段と、該アクセスされたドキュメントのデータ
を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたドキュ
メント内に設定されたリンク情報に基づいて、予め設定
された規則およびパラメータに従って、順次自動的にリ
ンク先を辿っていく自動ウェブ巡回手段とを備えたこと
を特徴とする。
これにより、コンピュータの知識や操作経験のないユ
ーザであっても、テレビを見ると同じように、煩雑な操
作をすることなくインターネットの連続的な自動ウェブ
閲覧が可能になる。勿論、自動ウェブ巡回中に興味にあ
る情報を見つけた場合には、自動巡回を一時中断し、ま
たは中止してその情報を子細に眺めることができる。現
在、テレビ画面を複数の領域に分割(例えば左右に二
分)して、各分割領域に別々のチャンネルの映像を表示
するものがあるが、その1領域をインターネット画面と
することも可能である。
なお、リンク先のドキュメントとリンク元のドキュメ
ントとは、同じウェブサーバ内の別のページに属する場
合、同じページ内に属する場合、別のウェブサーバに属
する場合等、様々な場合がありうる。
前記予め設定された規則としては、深さ優先探索およ
び幅優先探索のいずれか一方が考えられる。深さ優先探
索は、先に、注目した情報に関連するリンクを次々と辿
っていきたい場合に適しており、幅優先探索は、まず現
在のページ内の全リンク先を把握した後、各リンク先の
さらなるリンク先の内容を見ていきたいような場合に適
している。
また、前記パラメータとしては、少なくとも、順次下
位のリンク先を辿っていく際のリンクの深さの上限と、
1つのドキュメントから次のドキュメントへ移行するま
での時間間隔が考えられる。適正なリンクの深さの上限
の設定により、スタート点から離れすぎないようにする
ことができる。また、適正な時間間隔は、表示されたペ
ージ(部分)の概要を認識するに足る程度の長さに設定
することが望ましい。
自動ウェブ巡回手段は、具体的には、例えば、リンク
元からリンク先へ移動するごとにページのアクセス情報
の履歴を記憶する履歴テーブルと、あるページにおける
各リンクのリンク先について当該リンク先へ移動したか
否かを記憶する既読テーブルとを有し、自動ウェブ巡回
時に、リンク先からリンク元に戻るためには前記履歴テ
ーブルを参照し、未読のリンクを確認するためには前記
既読テーブルを参照する。
前記パラメータとして、さらに、自動ウェブ巡回のタ
イムアウト時間を含んでもよい。タイムアウト時間の設
定により、自動ウェブ巡回時間の上限を定めることがで
きる。
前記規則およびパラメータをユーザが可変設定する手
段を有してもよい。これにより、ユーザは、対象に応じ
て、あるいは自己の好みに応じて、所望の規則およびパ
ラメータを選択することができる。
前記自動ウェブ巡回はインターネットに接続したまま
(すなわちオンラインで)行うことができるが、インタ
ーネットに接続されていない状態(すなわちオフライン
で)行うことも可能である。その場合には、前記情報機
器は、インターネットから得られたドキュメントを格納
する不揮発性記憶手段をさらに有し、前記自動ウェブ巡
回手段は、情報機器がインターネットに接続されていな
い状態で、前記不揮発性記憶手段内に格納されたドキュ
メントに対して自動ウェブ巡回を行う。
公衆回線を介してインターネットに接続される場合に
は電話料金等がかかるため、このように必要なドキュメ
ントを先に不揮発性揮発手段に取り込んで蓄えておき、
この蓄積されたドキュメントに対して(オフラインで)
自動ウェブ巡回を行うことにより、経費の節減が可能で
ある。すなわち、オフラインで閲覧するためのドキュメ
ントは通信時に画面上に表示する必要がなく、またユー
ザの閲覧に有する時間を考慮する必要がないので、通信
時間を短縮可能である。但し、本発明の情報機器は公衆
回線に接続される場合に限定されるものではなく、専用
回線に接続される場合でも機能しうる。
なお、本明細書において、公衆回線には、アナログ電
話回線、ISDNのようなデジタル回線、CATV回線も含むも
のとする。
オフラインでの自動ウェブ巡回時に次に移行しようと
するリンク先のドキュメントが前記不揮発性記憶手段内
に格納されていない場合に、インターネットへの自動接
続を行うことの可否をユーザに問い合わせる手段を有す
ることが望ましい。これにより、ユーザが意識しないま
まに回線接続が行われる弊害を防止することができる。
オフラインでの自動ウェブ巡回の前提として予めドキ
ュメントを不揮発性記憶手段に取り込んでおくことが必
要であるが、そのためには単に指定したインターネット
上のドキュメントのみならず、前記のオンラインでの自
動ウェブ巡回の機能を用いて自動的にリンクされたドキ
ュメント群を前記不揮発性記憶手段に取り込む自動ダウ
ンロード手段を設けてもよい。
本発明の自動ウェブ閲覧機能はソフトウエアにより実
現されるものであり、そのプログラムは、インターネッ
ト上のドキュメントにアクセスする機能と、該アクセス
されたドキュメント内に設定されたリンク情報に基づい
て、予め設定された規則およびパラメータに従って、順
次自動的にリンク先を辿っていく機能とを実現する。
したがって、このようなプログラムを格納した記録媒
体も本発明の範囲に内包される。このプログラムは、既
存のウェブブラウザのいわゆるプラグインとしても機能
しうる。記録媒体としては、機器内のボードに実装され
るようなROM、可搬性の不揮発性記録媒体としてのフロ
ッピーディスク、MD(ミニディスク)、Zip媒体、CD
(コンパクトディスク)ROM等、さらには、ハードディ
スクのような固定的な二次記憶装置も含むものである。
図面の簡単な説明 図1は、インターネットのウェブブラウザで閲覧でき
るページのリンクによる階層構造を示す説明図である。
図2は、本発明の実施の形態における深さ優先探索の
オートナビゲーションの説明図である。
図3は、本発明の実施の形態における幅優先探索のオ
ートナビゲーションの説明図である。
図4は、本発明が適用される情報機器のハードウエア
構成例を示すブロック図である。
図5は、本発明による情報機器によるテレビ画面上の
インターネットメニューの一例を示す説明図である。
図6は、図5のテレビ画面におけるオートナビゲーシ
ョンの各種パラメータの設定画面の説明図である。
図7は、本発明による情報機器におけるオートナビゲ
ーションにおけるパラメータ設定処理例のフローチャー
トである。
図8は、本発明による情報機器におけるオートナビゲ
ーションの処理例を示すフローチャートである。
図9は、図8の処理と連結される幅優先単式処理例の
フローチャートである。
図10は、オートナビゲーションの中断処理例のフロー
チャートである。
図11は、オートナビゲーションのスキップ処理例のフ
ローチャートである。
図12は、オートナビゲーション処理で使用される履歴
テーブルの構成例を示す説明図である。
図13は、オートナビゲーション処理に用いられる既読
テーブルの構成例を示す説明図である。
図14は、オートナビゲーション処理に用いられる履歴
テーブルの他の構成例を示す説明図である。
図15は、図14の履歴テーブルと共に用いられるリンク
元テーブルの構成例を示す説明図である。
図16は、オートナビゲーションの他の戻り処理例のフ
ローチャートである。
図17は、本発明の第2の実施の形態の説明図である。
図18は、本発明の第2の実施の形態に係る、オートナ
ビゲーションの確認処理例のフローチャートである。
図19は、本発明の第2の実施の形態に係るオートナビ
ゲーション処理の前提としての自動ダウンロード処理例
のフローチャートである。
図20は、HTML文書の説明図である。
図21は、HTML文書におけるリンクの説明図である。
図22は、HTML文書におけるリンクの説明図である。
図23は、HTML文書におけるリンクの説明図である。
図24は、インターネットにおけるクライアントとWWW
サーバの間の情報の授受の説明図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明による自動ウェブ閲覧機能を有する情報
機器の実施の形態について、詳細に説明する。
まず、図4に本実施の形態を実現するための機器のハ
ードウエア構成例を示す。このハードウエアは、テレビ
に内蔵される形でも、あるいは外付けされる形でもよ
い。
図4の構成において、中央処理装置(CPU)401はバス
400に接続され、バス400を介して図4の情報機器全体の
制御を司る。マスクROM405にはCPU401が実行するブラウ
ザ等のコンピュータプログラムが格納されている。フォ
ントROM406にはブラウザ等のテレビ画面上で用いるフォ
ントのデータを格納している。フラッシュメモリ407
は、書き換え可能な不揮発性のメモリであり、ユーザが
記憶しておきたいURLや電子メールアドレス等を格納し
ておくためのものである。また、バージョンアップ機能
なプログラムもフラッシュメモリ407に格納することが
できる。フラッシュメモリに替えて、あるいはこれに加
えて、MD(ミニディスク)、ハードディスクなどの不揮
発性記憶手段である二次記憶装置を採用してもよい。RA
M408は、CPU401がプログラムの実行処理を行う上で必要
とされる作業領域や、プログラム実行に必要な各種パラ
メータを格納する領域を提供する。また、RAM408は、十
分な記憶容量を用意することにより、ネットワークから
一度受信したページ情報(HTMLテキスト、画像、音声等
のファイル)を一時的に格納するキャッシュとして用い
ることもできる。また、前述の二次記憶装置を利用した
キャッシュも可能である。
公衆回線に対してはライン端子(LINE)を介して接続
される。ライン端子はモデム418およびシリアルコント
ローラ417を介してバス400に接続される。ISDN回線を利
用する場合には、DSU(Data Service Unit)およびTA
(Terminal Adapter)を使用する。
この情報機器が公衆回線から受信したページ情報をテ
レビ画面上に表示する際、表示コントローラ410を介し
て、その表示内容が一旦表示メモリ(VRAM)411上に描
画される。この表示メモリ411の内容は、デジタルアナ
ログ(D/A)変換器412を介してビデオ出力端(VOUT)か
ら出力され、さらにテレビのビデオ入力端(図示せず)
に入力される。
なお、テレビ画面とインターネット画面の切替はVOUT
端子の後段でテレビ側の制御装置(図示せず)により行
われる。
ページ情報には音声情報を含む場合があり、音声対応
を可能にする場合には、オーディオコントローラ414お
よびデジタルアナログ(D/A)変換器415が設けられ、オ
ーディオ出力端AOUTから音声信号が出力され、これがテ
レビ側の音声入力端(図示せず)に入力される。あるい
は、インターネットボード上にスピーカが設けられる場
合には、そのスピーカから出力される。
なお、インターネットボードは、図4に示したリモコ
ン402以外の全てまたは一部の構成要素を搭載する基板
である。
ユーザは、この情報機器を制御するためにリモコン40
2を用いる。リモコン402から発生される信号(例えば赤
外線信号)はレシーバ403で受信され、その信号がCPU40
1で解読される。リモコン402は、通常のテレビの操作と
共用することも可能である。その場合には、テレビ操作
用の信号はTVコントローラ404を介してCPU401に転送さ
れる。
図4の情報機器でユーザがインターネットへの接続を
指示するためには、リモコン402から、例えば、そのた
めの専用ボタンを押す。これにより、CPU401は、ウェブ
ブラウザと呼ばれるインターネット閲覧用のソフトウエ
アを起動するとともに、プロバイダと呼ばれるインター
ネット接続業者にダイアルアップ接続を行う。これによ
り、テレビ画面上には、例えば各種のメニュー項目を含
むメニュー画面が表示される。
図5に、インターネット接続後に最初に表示されるイ
ンターネットメニューの画面の例を示す。このメニュー
画面500では、天気予報、ニュース、スポーツ、検索等
の各種のメニュー項目が表示されている。この画面情報
は、情報機器内のメモリ(例えばマスクROM405)内に格
納しておくこともできるが、内容の更新の可能性を考慮
すれば、インターネット接続直後にプロバイダ側からメ
ニュー画面情報を転送することが望ましい。ユーザは、
この画面上でリモコン402の操作によりカーソル503を自
由に移動させることができ、このカーソル503を所望の
メニュー項目の上に重ねた状態で選択の指示(例えば選
択ボタンの押下)によりそのメニュー項目の選択が行わ
れる。カーソル503の移動操作は、例えばリモコン402に
設けた左右上下の各方向を示す矢印キーの操作により行
える。カーソル503を用いずに、一度に1つの項目を強
調表示し、この強調表示される項目を矢印キー等により
移動させ、所望の項目が強調された状態でその項目の選
択の指示を行うようにしてもよい。
メニュー画面500上の各メニュー項目には、前述した
ようなリンクが設定されており、指示されたメニュー項
目に応じて、そのリンクのリンク先のページが読み出さ
れる。以後、画面上の任意のリンクを指示していくこと
により次々と新しいページを探索していくことができ
る。
本発明では、このリンクを辿っていく動作を自動に行
わせる機能を提供するものである。この機能を、本明細
書では、オートナビゲーション機能(自動ウェブ巡回機
能)と呼ぶ。オートナビゲーション機能は、例えば、リ
モコン402に設えた専用のボタンまたは画面上に設けた
ボタンを指示することにより開始することができる。
図6に、オートナビゲーション機能における各種パラ
メータの設定画面の例を示す。この設定画面600は、リ
モコン402にそのための専用のボタンを設けるか、ある
いは、メニュー画面上にそのためのメニュー項目を設け
る、等によりユーザに指示に応じて表示させることがで
きる。この例では、ナビゲーション方向601、リンクの
深さ603、時間間隔605、タイムアウト時間607、確認要
否609を設定するようになっている。なお、確認要否609
は後述する第2の実施の形態に用いるものであるが、便
宜上、同時に説明している。
ナビゲーション方向601とは、ページ内に複数のリン
クが存在する場合に、先に各ページの先頭のリンクのリ
ンク先を順次辿っていくか、または、1つのページ内の
すべてのリンクのリンク先を先に辿るか、を決めるもの
である。前者を深さ優先(Depth−First)探索と呼び、
後者を幅優先(Width−First)探索と呼ぶ。図の例で
は、深さ優先探索が選択されている。
リンクの深さ603は、リンクを階層の下位の方向へ順
次辿っていくときに、辿っていく回数の上限を設定する
ものである。図の例では深さ“5"を設定している。オー
トナビゲーション機能を起動したときの画面に表示され
たページの着目するリンク(アンカーポイント)のリン
ク先のページ(同一ページの場合もあり)に移動した段
階での深さが深さ“1"であり、深さ“5"とはこのような
移動をさらに4回繰り返した段階である。
時間間隔605は、オートナビゲーション中に、1つの
ページの表面から次のページの表示へ移行するまでの時
間(秒)を設定するものである。図の例では、“3秒”
が設定されている。ページの1画面分が表示される前に
その時間が満了した場合には、表示が途中であってもそ
の処理は中止し、次のページの表示に移る。時間間隔60
5の適正な値は、通信速度(bps)やユーザの好みに応じ
て変わりうる。
タイムアウト時間607は、オートナビゲーションの継
続時間(分)を設定するものである。図の例では“10
分”が設定されている。この時間が満了した時点で、オ
ートナビゲーションは中止される。
確認要否609は、後述するオフラインのオートナビゲ
ーションにおいて回線を通じた情報の読み出しが必要に
なったときに、回線接続の可否についてユーザの意思を
確認するためのダイアログボックス(確認パネル)を表
示するか否かを設定するものである。図の例では、
“否”が設定されている。
ユーザは、これらの各項目を設定後に、“設定完了”
のボタン(画面上のボタン)611を指示することによ
り、設定内容が記憶される。図4の構成では、この設定
内容を例えばフラッシュメモリ407に記憶しておくこと
により、電源オフ後にも同じ設定内容が有効に保持され
る。設定画面600における設定内容をその変更途中で破
棄するには、“中止”ボタン613を指示する。これによ
り、先の設定内容がそのまま維持される。
なお、これらの各設定項目としては、ユーザが設定を
行わない場合に自動的に設定される初期設定値(デフォ
ルト値)を定めることができる。
図1は、あるホームページと、そのページ内のリンク
のリンク先のページとの関係を階層的に示したものであ
る。ここで「ホームページ」とは、WWWサーバ上に登録
された、個人または企業、団体等の作成に係るHTML文書
をいう。その文書の最初のページをホームページと呼ぶ
こともある。「ページ」とは通常1つのデータファイル
に相当し、このページはブラウザ画面上に一度に表示さ
れる単位(画面の範囲内に収まらない場合には画像をス
クロールして見ることができる部分も含む)である。図
1では、ページAは、その中のリンク1、2、3からそ
れぞれページB,E,H(またはそのページ内の特定の位
置)へリンクが張られている。ページBは同様にページ
C,Dにリンクが張られている。ページEは同様にページ
F,Gに対してリンクが張られている。ページHにはいず
れのページに対してもリンクが張られていない。ページ
C,D,F,Gにはそれぞれ1以上のページにリンクが張られ
ている。なお、前述したように、あるページに設定され
たリンクは、同一のページの別の位置をリンク先とする
場合もある。したがって、図1に示した各ページは同じ
ページに属する場合もありうる。なお、図1の上部の
“LV"はリンクの深さ(本明細書ではリンクレベルとも
いう)を示す。
さて、このようなページの階層関係を例として、以
下、オートナビゲーションの例を説明する。
図2は、「深さ優先」探索が選択されている場合の、
自動ウェブ巡回時のページの変遷を示す。この例では、
「リンクの深さ」を説明の便宜上“2"とする。実際には
もっと深くてもよい。この条件の下では、ページAから
階層の下位の方向にページB、ページCと順次辿ったと
ころで、リンクの深さがその上限値の“2"に達するの
で、ページCの親のページ(リンク元のページ)である
ページBに戻る。先に辿ったページに戻った場合には、
まだ辿っていないリンクの部分に注目できるように、そ
の部分を含むページの領域を表示する。この段階では、
ページBにまだリンク先を辿っていない別の未読のリン
ク(リンク2)があるためそのリンク先のページDへ進
む。ページDでは深さ制限のために、再度ページBに戻
る。ここで、もはや別の分岐がないため、親のページで
あるページAに戻る。同様にして、ページE,F,E,G,Eと
辿ったところで、最初のページAに戻り、ついで、ペー
ジHへ進む。ページHでは辿るべきリンク先がないた
め、ページAに戻る。各ページの表示時間は、設定され
た「時間間隔」で決まる。このようにして、オートナビ
ゲーションが行われる。途中で、設定された「タイムア
ウト時間」が満了すれば、その時点でオートナビゲーシ
ョンは終了する。また、後述するように、オートナビゲ
ーションを、一時中断、再開、中止、スキップ等するこ
ともできる。
図3は、「幅優先」探索が選択されている場合の、各
ページの変遷を示す。この例でも、「リンクの深さ」は
“2"とする。幅優先探索では、オートナビゲーションを
開始したページ(ページA)に複数のリンクがある場合
に、先にそのリンク先(リンクレベル1のリンク先)を
すべて辿った後、個々のリンク先のさらなるリンク先
(リンクレベル2以降)へ以降する。したがって、ペー
ジAからページBに進んだ後、ページAに戻り、次にペ
ージEに進んだ後、ページAに戻り、さらにページHへ
進んでページAに戻る。リンク先に移行する度に、再
度、親のページAに戻るのは、例えばページBでは同階
層のページEのURLが不明だからである。また、一度親
に戻って、次のリンク元の内容を確認する意味もある。
次に、リンクレベル2まで移行する。すなわち、ページ
Aからスタートして、ページB,C,B,D,B,A,E,F,E,G,E,A,
H,Aという順に進む。
図7に、オートナビゲーションのパラメータを設定す
るための処理のフローチャートを示す。この処理は、前
述したように、ユーザがリモコン402上の専用のボタン
を押すか、あるいはメニュー画面上のメニュー項目を選
択するか、によって起動される。まず最初に、図6に示
したような設定画面600をテレビ画面上に表示する(70
1)。次に、ユーザがナビゲーション方向を変更する入
力を行ったかを調べる(702)。ユーザは、リモコン402
によるカーソルの制御によりナビゲーション方向の設定
変更を指示できる。設定変更があれば、ナビゲーション
方向を仮変更する(703)。「仮変更」とは、変更され
たパラメータを一時的に記憶保持しておくことに相当す
る。図6の「設定完了」ボタンが指示されるまでは、変
更が有効にならないからである。方向変更入力が行われ
なかった場合には、ステップ703を迂回してステップ704
に進む。次に、上限の深さレベル(LV0)の変更入力の
有無を調べる(704)。変更入力があれば、その深さレ
ベルを仮に変更する(705)。変更入力がなければ、ス
テップ705を迂回してステップ706へ進む。上限のリンク
深さレベルを示す設定画面上の数値は、テンキー(リモ
コンにあれば)の指示または矢印キーによる増減指示に
より行える。同様にして、タイムアウト時間(T.O.)の
変更入力の有無を確認し(706)、変更があればタイム
アウト時間を仮変更する(707)。さらに、および確認
要否の変更を確認し(708)、変更があれば設定内容を
仮変更する(709)。さらに、中止ボタン613の指示の有
無を確認し(710)、その指示があれば、すべての仮変
更を解除し(713)、処理を終了する。「仮変更を解
除」とは、前記一時的に保持されている変更されたパラ
メータを設定パラメータに変更させることを中止するこ
とに相当する。中止ボタンの指示がなければ、設定完了
ボタン611の指示の有無を確認し(711)、その指示があ
れば、すべての仮変更を有効化する(712)。すなわ
ち、この変更された内容を、好ましくは、不揮発性メモ
リ(図4のフラッシュメモリ407)に新たな設定パラメ
ータとして記憶する。また、設定完了ボタン611の指示
が行われない場合には、ステップ702に戻る。
次に、図8〜図11に、本実施の形態におけるオートナ
ビゲーション処理の一例のフローチャートを示す。これ
らのフローチャートを説明する前に、その処理で用いら
れるテーブル類について、図12、図13により説明する。
図12は、本実施の形態において用いる履歴テーブル12
0の構成例を示す。これは、順次リンクを辿っていった
ときのページの履歴を保持しておくためのテーブルであ
り、このテーブルに基づいて現在のページからその親の
ページ(リンク元のページ)へ戻ることができる。この
履歴テーブル120は、ページ121と、そのページ内の位置
123と、現在表示している位置を示すカレント位置ポイ
ンタ125を各欄からなる。この履歴テーブル120には、図
1に示した階層的ツリーの1系列のみを保持する。例え
ば、図1の例において、ページAから順次リンクを辿っ
て、ページB、ページCへと移動したとき、図12(a)
に示したように各ページの3個のレコードが順次履歴テ
ーブル120に格納され、3番目のページCが現在表示さ
れているページであることがカレント位置ポインタ125
により示される。次に、現在のページCからページBに
戻ったとき、図12(b)に示すように、レコードの個数
は3個のままであるが、カレント位置ポインタ125が番
目のレコードを示す。続いて、ページBからページDへ
移動した場合には、いままでのツリーの系列A→B→C
とは別の系列に入り込むため、図12(c)に示すように
新たな系列A→B→Dが履歴テーブル120に格納され
る。また、カレント位置ポインタ125はレコード3を示
す。この履歴テーブル120の構成では、履歴テーブル120
に格納されたレコード数はリンクの深さに相当する。
図13は、本実施の形態において用いる既読テーブル13
0の構成例を示す。既読テーブル130は、少なくとも1回
読み出した(訪れた)ページ131に存在する位置(リン
クすなわちアンカーポイント)133ごとに、そのリンク
先のページを読み出したか否かを確認するために、リン
ク先の読み出し回数135を管理するためのものである。
このテーブル130により、オートナビゲーションの過程
で、あるページからあるページに戻ったときに、その戻
ったページにおいて未だリンク先にジャンプしていない
リンクを確認することができる。
さて、図8および図9により本実施の形態におけるオ
ートナビゲーションを実行するためのCPUの処理手順を
説明する。この処理は、前述したように、ユーザの指示
により、回線接続が行われた後、開始される。
まず、タイムアウト時間T.O.と対比するための時間を
計測するタイマーをスタートさせる(801)。このタイ
マーは、CPU401のインターバルタイマー機能を用いて行
うことができる。次に、深さ優先と幅優先のいずれかが
設定されているかを調べる(802)。幅優先であれば図
9の処理に進み、深さ優先であれば図8のステップ803
に進む。そこで、現在の深さレベル(リンクレベル)を
示す変数LVを“0"にリセットする(803)。この変数LV
は、図12に示した履歴テーブル120のカレント位置ポイ
ンタ125に相当する。
次いで、指定されたページの内容(テキスト)を読み
出してRAM(記憶手段)408内に記憶し、これを解析して
画像を描画し、テレビ画面上に表示する(804)。「指
定されたページ」は、インターネット接続直後は予め指
定されたURLのホームページが指定される。後述するス
テップ818からステップ804に到達した場合には、履歴テ
ーブル120に基づきページおよびその位置が指定され
る。
続いて、先のステップ804で表示されたページにおけ
る未読のリンクすなわちアンカーポイント(複数あれば
その先頭)に注目する(805)。すなわち、その未読リ
ンクの位置を含むページ部分を画面上に表示する。最初
に表示したページ範囲にその位置が含まれない場合に
は、その位置が画面に現れるまで画像をスクロールさせ
る、または、ジャンプさせる。
次に、前述したテーブルを更新する(806)。具体的
には、新たなページについて、履歴テーブル120(図1
2)に新たなレコードを追加するとともに、既読テーブ
ル130(図13)に当該ページ131および位置133を登録す
る。この際、登録したリンクのリンク先へはまだ移行し
ていないので、「回数」135には“0"を設定する。
ついで、このページの表示時間がユーザの設定した時
間間隔Intvl0に達したか否かを調べる(807)。このた
めには、図示しないがページの表示を開始した時点から
の経過時間を計測するための他のタイマーを用いる。ペ
ージの内容や通信速度、回線の状態等によって、ページ
の表示には相当の時間を要する場合があり、この時間間
隔Intvl0が満了するまでの間もその表示は継続して行わ
れる。
現ページに未読のリンクがない場合には(808でN
o)、後述するステップ818へ進む。未読リンクがある場
合には、その先頭のリンク(ステップ805で注目したリ
ンク)のリンク先のアクセス情報を指定する(809)。
これにより、リンクレベルが1つ下位に降りるため、リ
ンクレベル変数LVをインクリメントする(810)。つい
で、テーブルを更新する(811)。具体的には、当該リ
ンク元のリンクについて既読テーブル130の「回数」を
インクリメントする。また、ツリーの系列の変更がない
限り履歴テーブル120に新たなレコードを追加する。ツ
リーの系列に変更があった場合には、古いツリーに代え
て新たなツリーのレコードのみを記録する。
そこで、オートナビゲーションのタイムアウト時間が
経過して否かを調べる(812)。経過していれば、オー
トナビゲーション処理を終了する(END)。経過してい
なげれば、ステップ814に進む。なお、ステップ813は、
後述する図16の戻り処理を採用した場合に必要となるも
のであり、その場合には、フラグFLGを“0"にセットす
る(813)。このフラグFLGは、図16の戻り処理時に利用
される。
ついで、先のステップ809で指定されたページの内容
を、ステップ804の場合と同様に、読み出してRAM408に
記憶し、これを解析して表示する(814)。時間間隔Int
vl0の経過後(815)、当該リンク(ステップ809で着目
した未読のリンクのうちの先頭リンク)がそのページの
最後のリンクであったか否かを調べる(816)。これ
は、既読テーブル130を参照することにより判明する。
最後のリンクでなければ、ステップ810で更新したリン
クレベルLVがユーザの設定した上限のリンク深さLV0よ
り小さいか否かを調べる(817)。小さければステップ8
08に戻り、先のステップ814で表示されたページにおけ
る未読リンクの有無を調べて(808)、存在すればさら
に下位のリンクへ移行する(809〜816)。
ステップ817でリンクの深さの上限に達したと判断さ
れれば、履歴テーブル120を参照することにより、現ペ
ージの親ページを指定する(818)。リンク深さの範囲
ですべてのページの探索を終了して、最後にオートナビ
ゲーションを開始したページに戻ってきた場合には、さ
らなる親ページは存在せず(ステップ819でNo)、処理
を終了する(END)。但し、後述するように図9の幅優
先探索から移行してきた場合には(822でNo)、図9所
定のステップへ戻る。
ステップ819で親ページが存在する場合には、親ペー
ジに戻るためにリンクレベルLVをデクリメント(820)
し、その後、ステップ804に戻り、次の分岐の探索に移
る。なお、図16の戻り処理を採用する場合には、ステッ
プ820の後で、フラグFLGを“1"にセットする(821)。
図8のフローを図1の例に当てはめて考えると、ま
ず、ステップ804でページAが表示され、ステップ805で
ページAのリンク1が注目される。次いでステップ809
でページAのリンク1のリンク先のページ、すなわちペ
ージBが指定され、ステップ810でリンクレベルLVが
“1"となり、ステップ814でページBの内容が表示され
る。この段階でリンクレベルLVは“1"であり、指定され
た上限値LV0“2"に満たないので、ステップ809に戻り、
ページBの先頭の未読リンク(すなわち、ページBのリ
ンク1)のリンク先(ページC)が指定され、ステップ
810でリンクレベルLVが“2"となり、ステップ814でペー
ジCの内容が表示される。この段階でリンクレベルLVは
上限の“2"に達しているので、ステップ818に移り、ペ
ージCの親ページBが指定され、ステップ820でリンク
レベルLVが1つ減算され“1"となる。
続いて、ステップ804で当該親ページBが表示され、
ステップ805でその未読リンクのうちの先頭が注目され
る。この時点でのページBの先頭の未読リンクはリンク
2である。したがって、ステップ809でこのリンク2の
先であるページDが指定される。ステップ810でリンク
レベルLVはインクリメントされ“2"となり、ステップ81
4でページDが表示される。この時点でリンクレベルLV
は上限の“2"となっているので、再度ステップ818へ移
行し、ページDの親ページであるページBが指定され
る。ステップ820でリンクレベルLVが“1"に戻され、ス
テップ804でページBが表示される。そこで、ページB
の未読のリンク位置に注目しようとするが、ページBに
はもはや未読のリンクが存在しないので、ステップ808
からステップ818へジャンプして、ページBの親ページ
であるページAを指定し、ステップ820でリンクレベルL
Vが“0"に戻る。
さらに、ステップ804でページAが表示され、ステッ
プ805でページAの先頭の未読リンクすなわちリンク2
が注目される。ステップ809で当該リンク2のリンク先
であるページEが表示される。以後、ページF,E,G,E,A
と辿る手順はページBの場合と同様である。
ページEからページAにもどり、さらにページHへ進
んだ(ステップ814)とき、次のステップ808でページH
に未読のリンクが存在せず、ステップ818を経由して再
びページAに戻る。その後、ページAにも未読のリンク
がなくなり、ステップ808を経由してステップ818に達し
たとき、ページAに親ページが存在せず、ステップ819
でステップ822側に分岐し、深さ優先探索のオートナビ
ゲーション処理を終了する(END)。
次に、図9により、幅探索優先のオートナビゲーショ
ン処理を説明する。図2と図3を対比すればわかるよう
に、幅優先探索のオートナビゲーションは、その一部に
深さ優先探索を含むと考えられる。例えば、図3の部分
31は、上限のレベル深さLV0が“1"の場合の深さ優先探
索に対応し、部分32は、上限のレベル深さLV0が“2"の
場合の深さ優先探索に対応する。したがって、図9の処
理では、図8の深さ優先探索の処理の一部を利用してい
る。
図9のフローにおいて、まず、現在の上限のレベル深
さLV0を変数LV1に退避しておき(901)、上限のレベル
深さL0を強制的に“1"とする(902)。その後、図8の
ステップ803へジャンプする。図8の処理では、前述し
た手順で上限のレベル深さ“1"で深さ優先探索が行わ
れ、ステップ882で、図9のステップ904に復帰する。そ
こで、上限のレベル深さLV0をインクリメントする(90
4)。このインクリメントしたLV0の値がLV1を超えなけ
れば(905でNo)、既読テーブルをクリアした後(90
6)、新たなLV0について深さ優先探索を行う(903)。
すなわち、上限のレベル深さ“2"で深さ優先探索が行わ
れる。さらに、LV0をインクリメントし、(904)、LV0
がLV1を超えた時点で(905でYes)、変数LV0にLV1の値
を代入し(907)、処理を終了する。図3の例では、LV0
が“3"になった時点でステップ907に進み、LV0を元の値
“2"に戻して、処理を終了する。
ところで、オートナビゲーション中に、その進行に対
してユーザが関与したい場合がある。このようなユーザ
の関与の種類としては、例えば、オートナビゲーション
の進行を一時中断する「中断」と、中断後に再度進行を
開始する「再開」と、オートナビゲーション処理を強制
的に停止させる「中止」と、現ページの表示をスキップ
する「スキップ」と、現ページのリンク元のページに戻
る「戻り」がある。これらの処理は、ユーザによるリモ
コン402の操作(それぞれの専用のボタンの操作、また
は画面上のボタンまたはメニューの操作)による、CPU
に対する割込処理により実現される。
図10は、「中断」の処理フローの例を示す。ユーザに
より中断が指示された場合には、オートナビゲーション
処理が一時中断され(101)、ユーザからの再開の指示
を待って(102)、進行が再開される(103)。
図11は、「スキップ」の処理フローの例を示す。ユー
ザからスキップの指示が出されると、まず、設定されて
いる時間間隔Intvl0を変数Intvl1に退避する(111)。
続いて、時間間隔Intvl0を強制的に“0"にする(11
2)。図11の処理は、オートナビゲーション処理と時分
割的に並列に実行され、オートナビゲーションが次のペ
ージに進んだことを確認した後(113でYes)、時間間隔
Intvl0を元の値に戻して(114)、スキップ処理を終了
する。
なお、「戻り」指示が行われた場合、図8のステップ
818へ制御が移行する。また、「中止」の指示がなされ
ると、図8のENDへ進む。
以上の説明において、履歴テーブル120は、ツリーの
1系列のみを保持するようにしたが、辿っていったペー
ジ順のとおりに、重複するページも含めて保持する構成
も考えられる。
図14は、このような履歴テーブル140の構成例を示
す。特に、後述する別の「戻り」処理において利用する
ためのテーブルであり、読み出したページ141および位
置142を時系列に格納していくものである。レコード143
の個数は固定数としてもよい。その場合には、固定長の
領域が満杯になった場合には、古いレコードに新しいレ
コードを上書きしていく。
図15は、履歴テーブル140とともに用いるリンク元テ
ーブル150を示す。このテーブル150は、各ページ151
と、このページのリンク元(すなわち親)のURL152の対
応関係を格納するためのものである。リンク元URL152の
構成は前述したとおりであるが、ここでは便宜上、ペー
ジ153(ファイル名)と位置154とで示す。このテーブル
150の各レコード156は、ウェブブラウザが未読の新たな
ページを読み出すごとに追加されていく(図8のステッ
プ806、811)。例えば、図1の例では、最初にページA
からページBにジャンプしたときに、ページBのリンク
元はページAのリンク1の位置であることを示すレコー
ド156が記録される。本例の履歴テーブル140(図14)を
用いた場合、時間上直前のページに戻ることは比較的容
易であるが、後述するように、あるページが親ページ以
外のページに続いて読み出されたときにそのページから
親ページに直接移行する必要がある場合(例えばページ
BからページDへ進んだ後、ページBに戻り、さらにペ
ージAへ戻る場合)に、履歴テーブル140においてペー
ジBの直前にはページDが格納されており、親ページA
のURLが分からない。リンク元テーブル150はこのような
場合に対処するためのものである。
図16は、図14の履歴テーブル140および図15のリンク
元テーブル150に対応した「戻り」処理の一例のフロー
を示す。先の例の戻り処理では、直接ステップ818へ進
むことにより常にそのリンク元のページへ戻ったが、時
間上で直前に表示していたページ位置へ戻りたい場合も
ありうる。図16の戻り処理はこのような要請に対応する
ものである。端的な例として、A→B→C→Bとページ
を辿った場合を考える。この時点で、戻り指示が与えら
れた場合、先の例ではページBのリンク元であるページ
Aに戻るが、本例ではページBの直前に表示されていた
ページCへ戻る。
そのために、図16において、あるページが表示されてい
るときに、ユーザから戻りの指示が行われると、まず、
前述したフラグFLGの値がチェックされる(161)。フラ
グFLGが“0"であれは、図8のステップ810でリンクレベ
ルLVがインクリメントされた後のステップ814での表示
中であることがわかるので、リンクレベルLVをデクリメ
ントする(162)。また、フラグFLGが“1"であれば、図
8のステップ820でリンクレベルLVがデクリメントされ
た後のステップ804での表示中であることがわかるの
で、リンクレベルLVをインクリメントする(163)。そ
の後、履歴テーブル140を参照して、時間上1つ前のペ
ージを指定する(164)。ついで、履歴テーブル140から
最終のレコードを削除する(165)。その後、図8のス
テップ813へ復帰する。
前述した2つの戻り処理は、ユーザがそのいずれかを
選択できるようにすることも可能である。
なお、キャッシュを有する場合には、過去にWWWサー
バから読み出したデータを再度読み出すとき、目的のデ
ータがキャッシュに格納されていれば、WWWサーバに再
度アクセスすることなくキャッシュからそのデータを読
み出すことにより、読み出しに要する時間が短縮され
る。
以上、本発明の実施の形態により、コンピュータに不
慣れなユーザでもネットサーフィンを楽しむことができ
る。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、常にネットワークに接続した
状態、すなわちオンライン状態でオートナビゲーション
を行った。これに対し、本実施の形態では、図17(a)
に示すように、任意の時間帯にネットワークに接続し、
特定の情報(例えば、新聞データ、テレビ番組情報、天
気予報、商品情報など)を前記二次記憶装置に自動的に
ダウンロードする。その後、所望の時点で、ユーザはネ
ットワークへの接続を切断した状態、すなわちオフライ
ン状態で、二次記憶装置に記憶したデータに基づいて、
前述と同様のオートナビゲーションを行う。但し、リン
クによっては、そのリンク先の情報が二次記憶装置内に
格納されていない場合がある。そのような場合にオート
ナビゲーションを継続するためには、ネットワークに接
続する必要がある。ネットワークに接続すると、通話料
金(場合によっては、プロバイダの料金も)がかかるこ
とを考慮して、図17(b)に示すように、ユーザへの問
い合わせダイアログボックス171を開き、ネットワーク
への接続にユーザの確認をとる機能を設ける。ユーザの
確認を必要とするか否かは、前述した図6の「確認要
否」609の設定内容による。
図18に、本実施の形態の確認処理のフローの一例を示
す。この処理は、図8において、ステップ804、814の前
に実行する。
まず、指定されたページの内容が情報機器内に記憶さ
れているか否かを調べる(181)。記憶されている場合
には、そのまま次に進む。記憶されていない場合には、
確認要否を調べる(182)。確認要でなければそのまま
自動的に回線に接続する(185)。確認要の場合には、
図18(b)に示すように、ユーザにネットワークへの接
続の可否を問い合わせる(183)。ユーザの回答がOKの
場合には(184でYes)、自動的に回線接続を行う(18
5)が、OKでない場合には、そのリンクは無視して、次
へ進む。
自動ダウンロードは、アクセス対象のURL、ダウンロ
ード時刻(または日時)、リトライ回数(接続に失敗し
たときに再試行する回数)、ダウンロードするページの
容量制限等の制御パラメータを指定して行うことができ
る。情報機器は、図示しないが時計機能を有しており、
ダウンロード時刻になったときに、アクセス対象のURL
に対して自動的にアクセスしてその場所の、ドキュメン
トを二次記憶装置内に取り込む。回線接続に失敗したと
きには、自動的にリトライ回数だけ回線接続を再試行す
る。ダウンロード後は、自動的に回線を切断する。アク
セス対象のURLは1つでもよいが、複数指定してこれら
を順次アクセスするようにすることができる。
図19にこの実施の形態の処理例のフローチャートを示
す。
時計機能により設定時刻になったことが確認されると
(191でYes)、回線接続を試行する(192)。回線接続
に失敗したら(193でNo)、リトライ回数以内でリトラ
イを行う(194,192)。リトライ回数を超えたら、回線
接続を諦めて処理を終了する(END)。
回線接続に成功したら(193でYes)、ダウンロード処
理DLを行う。
ダウンロード処理DLでは、まず、指定されているURL
へのアクセスを行う(195)。その際、そのページの容
量が予め設定した容量制限を超える場合には(196でN
o)、ステップ198へ進む。容量制限を超えない場合に
は、そのページを読み出し二次記憶装置へ格納する(19
7)。次のアクセス対象があれば(198でYes)、ステッ
プ195へ戻り、なければ(198でNo)、回線を切断して
(199)、処理を終了する(END)。
自動ダウンロード処理DLにおいて、上述した本発明の
オートナビゲーション機能を用いることも可能である。
その場合には、ページを読み出すごとにそのページのデ
ータを二次記憶装置へ格納する。また、図6のパラメー
タにおいて時間間隔605は機能しないようにし、各ペー
ジのデータを全て取り込んだ後に、次のページへ移動す
る。一度データを取り込んだページについて再度そのペ
ージを経由する場合には、再度同じデータを二次記憶装
置に格納することはしない。また、確認要否609も機能
を停止させる。
本実施の形態により、電話料金の安い(例えば深夜
の)時間帯にネットワークにアクセスして、必要な情報
をダウンロードし、このデータに基づいてオートナビゲ
ーションを行うことができる。また、表示すべきデータ
が情報機器の二次記憶装置に格納されているので、通信
時間がかからず表示時間を短縮して閲覧する事が可能と
なる。
また、応用例として、本発明のオートナビゲーション
機能を、自動的に内容の変化する情報案内や掲示板のよ
うな用途に利用することができる。すなわち、HTML文書
において予めリンクの位置やリンク先の内容のその情報
案内に適した形式で作成しておき、このホームページに
対してオートナビゲーション機能を適用する。このよう
な用途は、オンラインと、オフラインのいずれの形態で
も可能である。
以上、本発明の自動ウェブ閲覧機能をテレビに適用し
た例を説明したが、パーソナルコンピュータや携帯情報
端末(PDA)のソフトウエア、すなわちブラウザ一般に
適用することができる。
産業上の利用可能性 本発明は、テレビ装置、そのアダプタ、あるいはウェ
ブブラウザに利用することができる。本発明によれば、
インターネットの自動ウェブ閲覧時の必要な操作を最小
限にしながら、テレビのように進行する情報を受動的に
受けられるようにすることができる。また、一旦機器内
に蓄積した情報に対してオフラインでオートナビゲーシ
ョンを行うことにより、電話料金を節減し、かつページ
表示に要する時間を短縮することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 13/00 351 G06F 13/00 351G (56)参考文献 特開 平8−115250(JP,A) 特開 平4−205171(JP,A) 特開 平6−215043(JP,A) 特開 平6−251081(JP,A) 特開 平7−141398(JP,A) 林憲亨 新井克也 中村雄三,”イン ターネットにおけるオートナビゲーショ ンサービスの実現”,情報処理学会第53 回(平成8年後期)全国大会講演論文集 (3)(04.09.96)pp211−212 古庄歩,「WWWオートパイロットソ フト ネット・サーフィンの電話代と接 続料を賢く節約」,日経パソコン 10− 21 1996(21.10.96),日経BP社, pp204−209 BYTE MARCH 1995,pp 100−102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット上のドキュメントにアクセ
    スするアクセス手段と、 該アクセスされたドキュメントのデータを記憶する記憶
    手段と、 該記憶手段に記憶されたドキュメント内に設定されたリ
    ンク情報に基づいて、予め設定された規則およびパラメ
    ータに従って、順次自動的にリンク先を辿っていく自動
    ウェブ巡回手段とを備え、 前記予め設定された規則は、深さ優先検索および幅優先
    探索のいずれか一方であり、前記パラメータは、少なく
    とも、順次下位のリンク先を辿っていく際の上限のリン
    クの深さと、1つのドキュメントから次のドキュメント
    へ移行するまでの時間間隔であることを特徴とする自動
    ウェブ閲覧機能を有する情報機器。
  2. 【請求項2】自動ウェブ巡回手段は、リンク元からリン
    ク先へ移動するごとにページのアクセス情報の履歴を記
    憶する履歴テーブルと、あるページにおける各リンクの
    リンク先について当該リンク先へ移動したか否かを記憶
    する既読テーブルとを有し、自動ウェブ巡回時に、リン
    ク先からリンク元に戻るためには前記履歴テーブルを参
    照し、未読のリンクを確認するために前記既読テーブル
    を参照することを特徴とする請求の範囲1記載の自動ウ
    ェブ閲覧機能を有する情報機器。
  3. 【請求項3】前記パラメータとして、さらに、自動ウェ
    ブ巡回のタイムアウト時間を含むことを特徴とする請求
    の範囲1または2記載の自動ウェブ閲覧機能を有する情
    報機器。
  4. 【請求項4】前記規則およびパラメータをユーザが可変
    設定する手段を有することを特徴とする請求の範囲1、
    2または3記載の自動ウェブ閲覧機能を有する情報機
    器。
  5. 【請求項5】前記情報機器は、公衆回線を介してインタ
    ーネットに接続されるとともにインターネット上のドキ
    ュメントを格納する不揮発性記憶手段を有し、前記自動
    ウェブ巡回手段は、前記情報機器がインターネットに接
    続されていない状態で、前記不揮発性記憶手段内に格納
    されたドキュメントに対して自動ウェブ巡回を行うこと
    を特徴とする請求の範囲1〜4のいずれかに記載の自動
    ウェブ閲覧機能を有する情報機器。
  6. 【請求項6】自動ウェブ巡回時に次に移行しようとする
    リンク先のドキュメントが前記不揮発性記憶手段内に格
    納されていない場合に、インターネットへの自動接続を
    行うことの可否をユーザに問い合わせる手段を有するこ
    とを特徴とする請求の範囲5記載の自動ウェブ閲覧機能
    を有する情報機器。
  7. 【請求項7】前記情報機器は、公衆回線を介してインタ
    ーネットに接続されるとともにインターネット上のドキ
    ュメントを格納する不揮発性記憶手段を有し、前記自動
    ウェブ巡回手段により自動ウェブ巡回しながらドキュメ
    ントを前記不揮発性記憶手段に格納する自動ダウンロー
    ド手段を有することを特徴とする請求の範囲1〜6のい
    ずれかに記載の自動ウェブ閲覧機能を有する情報機器。
  8. 【請求項8】インターネット上のドキュメントにアクセ
    スする機能と、 該アクセスされたドキュメント内に設定されたリンク情
    報に基づいて、予め設定された規則およびパラメータに
    従って、順次自動的にリンク先を辿っていく機能とを実
    現するためのコンピュータプログラムであって、 前記予め設定された規則は、深さ優先探索および幅優先
    探索のいずれか一方であり、前記パラメータは、少なく
    とも、順次下位のリンク先を辿っていく際の上限のリン
    クの深さと、1つのドキュメントから次のドキュメント
    へ移行するまでの時間間隔である、コンピュータプログ
    ラムを格納した記録媒体。
  9. 【請求項9】前記順次自動的にリンク先を辿っていく機
    能は、リンク元からリンク先へ移動するごとにページの
    アクセス情報の履歴を記憶する履歴テーブルと、あるペ
    ージにおける各リンクのリンク先について当該リンク先
    へ移動したか否かを記憶する既読テーブルとを利用し
    て、自動ウェブ巡回時に、リンク先からリンク元に戻る
    ためには前記履歴テーブルを参照し、未読のリンクを確
    認するためには前記既読テーブルを参照することを特徴
    とする請求の範囲8記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】前記パラメータとして、さらに、自動ウ
    ェブ巡回のタイムアウト時間を含むことを特徴とする請
    求の範囲8または9記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】前記コンピュータプログラムは、前記規
    則およびパラメータをユーザが可変設定する機能をも有
    することを特徴とする請求の範囲8、9または10記載の
    記録媒体。
  12. 【請求項12】前記コンピュータプログラムは、自己が
    実行される情報機器が公衆回線を介してインターネット
    に接続されるとともにインターネット上のドキュメント
    を格納する不揮発性記憶手段を有する場合に、前記情報
    機器がインターネットに接続されていない状態で、前記
    不揮発性記憶手段内に格納されたドキュメントに対して
    自動ウェブ巡回を行う機能をさらに有することを特徴と
    する請求の範囲8〜11のいずれかに記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】前記コンピュータプログラムは、自動ウ
    ェブ巡回時に次に移行しようとするリンク先のドキュメ
    ントが前記不揮発性記憶手段内に格納されていない場合
    に、インターネットへの自動接続を行うことの可否をユ
    ーザに問い合わせる機能をさらに有することを特徴とす
    る請求の範囲12記載の記録媒体。
  14. 【請求項14】前記コンピュータプログラムは、自己が
    実行される情報機器が公衆回線を介してインターネット
    に接続されるとともにインターネット上のドキュメント
    を格納する不揮発性記憶手段を有する場合に、自動ウェ
    ブ巡回しながらドキュメントを前記不揮発性記憶手段に
    格納する自動ダウンロード機能を有することを特徴とす
    る請求の範囲8〜13のいずれかに記載の記録媒体。
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