JP3097239B2 - 携帯用電話機 - Google Patents

携帯用電話機

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JP3097239B2
JP3097239B2 JP03314434A JP31443491A JP3097239B2 JP 3097239 B2 JP3097239 B2 JP 3097239B2 JP 03314434 A JP03314434 A JP 03314434A JP 31443491 A JP31443491 A JP 31443491A JP 3097239 B2 JP3097239 B2 JP 3097239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話等と称
される無線通信を利用した携帯用電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話が各種開発されて
いる。このコードレス電話は、電話回線を介して交換機
(電話局)側に接続される親機(基地局)と、無線子機
(移動局)とよりなり、親機と子機との間で無線による
通信が行われる。この場合の親機と子機との間の通信方
式としては、例えばデジタルデータ化された音声信号の
無線伝送を行うデジタルコードレス電話システムが開発
されている。
【0003】このコードレス電話によると、親機から所
定距離以内の一定の範囲内であれば、子機を自由に持ち
運ぶことができ、使用上便利である。
【0004】また、デジタルコードレス電話の場合に
は、子機はパーソナル・コミュニケーション・ネットワ
ーク(PCN),パーソナル・ハンディ・フォン(PH
P)等と称されるテレポイントシステムの子機としても
使用できるように構成されている。
【0005】このテレポイントシステムは、コードレス
電話の親機に相当する基地局を、繁華街などに多数設置
しておき、コードレス電話の子機を所持する者がこの基
地局の周辺で、子機と基地局との間で無線通信を行い、
テレポイントシステムの基地局を経由して子機から電話
回線に接続できるようにしたものである。コードレス電
話の子機が、このテレポイントシステムで使用できるこ
とで、比較的大規模な無線電話回線を使用したセルラ方
式などの携帯用電話(自動車用電話等)に準じた携帯用
電話として使うことができ、便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のコ
ードレス電話用子機は、テレポイントシステムで使用す
ることを考慮すると、屋外での携帯が容易にできるよう
にするために、小型で軽量に構成する必要がある。とこ
ろが、小型な電話機は必ずしも使い勝手が良いとは言え
ない。即ち、小型な電話機では、スピーカとして小型の
ものを使用しているので、音質が悪い不都合があり、ま
た、小型化された形状から、必ず受話機を構成するマイ
クとスピーカとを、通話者に近づける必要があり、電話
機を置いたままで通話を行ういわゆるハンズフリー通話
は困難である。さらに、軽量化のために、バッテリとし
て小型のものを搭載しているので、通話可能時間(或い
は待機時間)が短い不都合があり、屋内で使用する電話
機としては通話可能時間が短かった。
【0007】このため、本発明は屋外での携帯が容易に
出来ると共に屋内での使用時にも使い勝手が良い携帯用
電話機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1及
び図2に示すように、第1の筐体で構成される電話機本
体10と、第1の筐体を内部に収納可能な第2の筐体で
構成されるアダプタ20とで構成される携帯用電話機で
あり、電話機本体10として、所定の基地局と無線通信
を行う送受信回路11と、この送受信回路11に接続さ
れた第1のスピーカ15及び第1のマイク13と、送受
信回路11に接続された電源回路17と、外部のスピー
カ,マイク及び電源回路と接続可能な端子19とを有
し、送受信回路11に接続された第1のスピーカ15と
第1のマイク13を、上記第1の筐体に第1の間隔をあ
けて配置し、アダプタ20として、電話機本体10とし
ての第1の筐体を収納する収納部21と、この収納部2
1に電話機本体10が収納されたとき、電話機本体側の
端子19と接続される端子22と、この端子22に接続
された第2のスピーカ24,第2のマイク23及び電源
回路26を有し、第2のスピーカ24と第2のマイク2
3を、第1の間隔よりも長い第2の間隔をあけて上記第
2の筐体に配置して構成したものである。
【0009】
【作用】このようにしたことで、電話機本体10だけで
所定の基地局を介して通話ができると共に、アダプタ2
0に電話機本体10を収納させたときには、このアダプ
タ20に内蔵されたスピーカ24,マイク23及び電源
回路26を使用した電話機が構成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の携帯用電話機の一実施例を添
付図面を参照して説明する。
【0011】本例の電話機は、コードレス電話の子機と
して構成され、テレポイントシステムの子機としても使
用できるようにしてある。
【0012】図1は本例の携帯用電話機を示す構成図
で、図2は電話機の外観を示す斜視図である。この図1
及び図2において、10は携帯用電話機本体を示し、こ
の携帯用電話機10は携帯を考慮して可能な限り小型に
構成してある。即ち、小型の筐体内に送受信回路11が
内蔵してあり、この送受信回路11に接続されたアンテ
ナ(図示せず)を介して、基地局(コードレス電話の親
機或いはテレポイントシステムの基地局)と通信が行わ
れる。この場合の通信としては、例えば時分割で通信が
行われるTDMA/TDD方式が適用される。
【0013】そして、送受信回路11には、切換スイッ
チ12を介してマイク13が接続してあり、また切換ス
イッチ14を介してスピーカ15が接続してあり、さら
に切換スイッチ16を介してバッテリ17が接続してあ
る。この場合、マイク13,スピーカ15,バッテリ1
7は、各切換スイッチ12,14,16の第1の固定接
点12a,14a,16a側と接続してある。また、電
話機本体10を小型にするために、マイク13とスピー
カ15とは、比較的小型のものが使用され、バッテリ1
7は小型で小容量のものが使用される。
【0014】そして、後述するリレー18の制御によ
り、通常時(後述するアダプタ20が接続されていない
状態)には各切換スイッチ12,14,16の可動接点
が第1の固定接点12a,14a,16a側と接続状態
となるようにして、マイク13とスピーカ15とバッテ
リ17とが、送受信回路11に接続されるようにしてあ
る。そして、このような接続状態であるとき、バッテリ
17から供給される電源により、送受信回路11が作動
して、マイク13とスピーカ15とを使用した通話が可
能になる。この場合、電話機本体10を構成する筐体に
は、図2に示すように、マイク13が配された下部13
aと、スピーカ15が配された上部15aとに透孔が設
けられると共に、中央部に操作キー10aが配置され、
この操作キー10aの操作による電話番号などの情報が
送受信回路11に供給されるようにしてある。
【0015】そして、この電話機本体10には、端子部
19が設けてあり、筐体の側面などにこの端子部19が
露出している。この端子部19には、各切換スイッチ1
2,14,16の第2の固定接点12b,14b,16
b側と接続された端子19a,19b,19cと、この
電話機本体10内の回路の接地電位が得られる端子19
dとが設けてある。
【0016】また、この端子19cと端子19dとの間
には、リレー18が接続してあり、両端子19c,19
d間に所定の電源電圧が得られるとき、このリレー18
が各切換スイッチ12,14,16の可動接点を第2の
固定接点12b,14b,16b側と接続させるように
してある。
【0017】そして本例においては、この電話機本体1
0を収納することができる収納アダプタ20が用意して
ある。この収納アダプタ20は、図2に示すように、外
観上は通常のコードレス電話の子機と同様な通話に適し
た形状としてあり、中央部に操作キー20aが配置して
ある。この場合、テーブルなどの上に立てて置くことが
できる形状にしてある。そして、この収納アダプタ20
の内部には、マイク23とスピーカ24とバッテリ26
とが内蔵され、マイク23は収納アダプタ20の下部2
3aに配置され、スピーカ24は収納アダプタ20の上
部24aに配置されている。また、マイク23とスピー
カ24とは、収納スペースに比較的余裕があるので、感
度の良い比較的大型のものが使用される。さらに、バッ
テリ26は、電話機本体10内のバッテリ17よりも容
量の大きなものが使用される。
【0018】そして、マイク23とスピーカ24とバッ
テリ26とは、端子部22に接続してある。この端子部
22は、後述する収納部21内に設けられ、マイク23
と接続している端子22aと、スピーカ24と接続して
いる端子22bと、バッテリ26と接続している端子2
2cと、各回路部品の接地側と接続している端子22d
とで構成してある。但し、バッテリ26と端子22cと
の間には、接続スイッチ25が設けてある。この接続ス
イッチ25は、図2に示すように、収納アダプタ20の
側面に取付けてあり、通話を行う者が容易に操作でき
る。
【0019】そして、図2に示すように、この収納アダ
プタ20の操作キー20aの裏側になる位置に、電話機
本体10を収納する収納部21が設けてある。この収納
部21の脇のアダプタ20の表面には、蓋21aが設け
てあり、この蓋21aを開けることで、収納部21に電
話機本体10を収納させることができる。そして、電話
機本体10を収納部21に収納させたときには、電話機
本体10の端子部19に設けられた各端子19a〜19
dが、収納部21内の端子部22の各端子22a〜22
dと接続状態になるようにしてある。
【0020】また、この収納部21に電話機本体10を
収納した状態では、収納アダプタ20の操作キー20a
が、電話機本体10の操作キー10aの真上になるよう
に配置してあり、操作キー20aを構成する各キーを押
すことで、真下に位置する操作キー10a側の対応した
キーが押されるようにしてある。
【0021】従って、この電話機本体10を収納アダプ
タ20に収納させて両端子部19,22の各端子が接続
状態となったときには、収納アダプタ20側のバッテリ
26からの電源によりリレー18が作動して、各切換ス
イッチ12,14,16が第2の固定接点12b,14
b,16bと接続状態になり、電話機本体10内の送受
信回路11に収納アダプタ20側のバッテリ26からの
電源が供給されるようになると共に、この送受信回路1
1に収納アダプタ20側のマイク23とスピーカ24と
が接続され、電話機本体10内のマイク13,スピーカ
15,バッテリ17が送受信回路11から切り離され
る。
【0022】このように構成したことで、この電話機は
小型に構成された電話機本体10がテレポイントシステ
ムの子機に適した携帯用電話機になると共に、収納アダ
プタ20に収納させたとき、室内で使用されるコードレ
ス電話の子機に適した携帯用電話機になる。即ち、上述
したように、小型に構成された電話機本体10だけで携
帯用電話機として使用できるので、外出時にはこの電話
機本体10だけを所持すれば、テレポイントシステムの
基地局の近傍で通話ができる。そして、コードレス電話
の親機が設置された建物の中(或いはこの建物の近傍)
では、収納アダプタ20に電話機本体10を収納させる
ことで、比較的容量の大きなバッテリ26から供給され
る電源により、長時間の通話や待機が可能になると共
に、収納アダプタ20に設けられた比較的大型のマイク
23やスピーカ24を使用して、感度の良い通話が可能
になる。さらに、収納アダプタ20は、図2に示すよう
に立てた状態で置くことが可能であり、テーブルなどに
置いた状態で通話を行うハンズフリー通話が可能にな
る。また、電話機を持って通話を行う場合にも、収納ア
ダプタ20を通話に適した形状としてあるので、良好な
通話が可能になる。
【0023】なお、上述実施例では収納アダプタ20側
の操作キー20aは、機構的に電話機本体10側の操作
キー10aと接続されるようにしたが、操作キー20a
自体を操作キー10aと同様な電気的なスイッチとし
て、この操作キー20aの操作情報を端子部22,19
を介して送受信回路11側に供給するようにしても良
い。
【0024】また、上述実施例においては、コードレス
電話の子機とテレポイントシステムの子機とを兼ねるよ
うにしたが、コードレス電話の子機と他の無線電話シス
テム用電話機(セルラ方式用無線電話機など)とを兼ね
るようにした電話機にも適用できる。
【0025】さらに、本発明は上述実施例に限らず、そ
の他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、電話機本体だけで所定
の基地局を介して通話ができると共に、アダプタに電話
機本体を収納させたときには、このアダプタに内蔵され
たスピーカ,マイク及び電源回路を使用した電話機が構
成され、電話機本体を小型化すると共にアダプタを通話
に適した形状とすることで、携帯性の良さと電話機とし
ての使い勝手の良さとを併せ持つ携帯用電話機が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例の携帯用電話機の外観を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 携帯電話機本体 11 送受信回路 12,14,16 切換スイッチ 13,23 マイク 15,24スピーカ 17,26 バッテリ 18 リレー 19,22 端子部 20 収納アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/00,1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04Q 7/06 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筐体で構成される電話機本体と、
    上記第1の筐体を内部に収納可能な第2の筐体で構成さ
    れるアダプタとで構成される携帯用電話機であり、 上記電話機本体として、 所定の基地局と無線通信を行う送受信回路と、 該送受信回路に接続された第1のスピーカ及び第1の
    イクと、 上記送受信回路に接続された電源回路と、 外部のスピーカ,マイク及び電源回路と接続可能な端子
    とを有し、 上記送受信回路に接続された第1のスピーカと第1のマ
    イクを、上記第1の筐体に第1の間隔をあけて配置し、 上記アダプタとして、 上記電話機本体としての第1の筐体を収納する収納部
    と、 該収納部に上記電話機本体が収納されたとき、上記電話
    機本体側の端子と接続される端子と、 該端子に接続された第2のスピーカ,第2のマイク及び
    電源回路を有し、 上記第2のスピーカと第2のマイクを、上記第1の間隔
    よりも長い第2の間隔をあけて上記第2の筐体に配置し
    携帯用電話機。
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