【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、体の中心を意識させるためにダンサーなどが装着する運動機能向上具に関する。
また本考案は、臍下丹田を意識して身体の重心を下げることにより姿勢を矯正し、運動能力を向上させるようにするための運動機能向上具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
体の中心を意識させて運動機能を高めるための運動機能向上具は、従来なかった。
現在、多くの人は姿勢が悪いために、本来自らが持っている運動能力を十分に発揮できず、その低下を招いている。
たとえば、ダンスの場合、背筋を伸ばして一見姿勢が良いように見えるが、ほとんどの人が体の中心を意識していないことから、重心の高い状態で踊っている。
しかしながら、単に背筋を伸ばしただけでは、適正な姿勢とは言えない。すなわち、身体の中心である臍下丹田を意識して、重心を下げることが必要である。
そのため、身体の中心である臍下丹田を意識しないで踊っている多くの人は、身体の重心が高く、全身を十分に使いきれずに、身体が硬直したぎこちない動きになっている。
【０００３】
運動能力を十分に発揮させるためには臍下丹田を意識し、身体の重心を下げるためには、腹筋を鍛えることが一番とされている。
しかしながら、年配者や体力の無い者が腹筋を鍛えることは非常に困難である。
また、腹筋はすぐに鍛えられるものではなく、効果を期待するには継続した練習と多くの時間を要する。
したがって現在のところ、年配者や体力の無い者でも腹筋を鍛えることなく、効果的に臍下丹田を意識して身体の重心を下げることにより姿勢を矯正し、運動能力を向上させるようにした方法や器具は無かった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
ほとんどの中高年ダンサーは、体の中心を意識せずに、ウエイトの高い状態で踊っている。そのため、全身を使い切れず、体が硬直したぎこちない動きになってしまっている。
体の中心は、臍下丹田にあり、この臍下丹田を意識することで、スムーズで安定した動きになる。
【０００５】
本考案は、このような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、体の中心を意識させて、身体をスムーズに動かせるようにするための運動機能向上具を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案による運動機能向上具は、錘と、錘を収容するポケット部を有し、このポケット部が身体の臍下丹田の位置になるように胴部に固定するための締結手段とポケット部に取り付けた胴部装着具とで構成されている。
【０００７】
【考案の実施の形態】
本考案は、臍下丹田部を意識させるために、臍下丹田部分に加重による適度な負荷を与えるようにした。
この適度な負荷を付与する手段として、臍下丹田部分に錘を配置する。
錘を臍下丹田部分に配置する手段としては、たとえば、胴部挿着具と錘から構成される運動機能向上具を用いる。
胴部装着具は、身体の動きを阻害しない伸縮性を有する帯状の素材によりなる。また、帯状をした胴部装着具の各端部には、たとえば面ファスナーが取り付けられ、着脱時の取り扱いが容易で、長さ調整可能なように構成されている。さらに、胴部装着具は通気性を有する素材よりなり、装着時に蒸れないように使い心地を良好なものとしている。
【０００８】
一方、錘は身体と接触するため、身体接触部を傷めたり、違和感を覚えたりしないように、酸化鉄や鉛の小片をゼリー状に固めたり、ゴム材に鉛や鉄などの金属粉末を混ぜ込んだりした柔軟なものとするか、柔軟な素材で被覆するようにする。なお、この錘の重さは、使用者の体力に応じて適宜調整するが、あまりに軽過ぎては効果が得られないし、重過ぎても動きを阻害してしまうこととなってしまうので、大凡１〜２ｋｇが望ましい。
【０００９】
胴部装着具の錘への取り付け手段としては、錘に胴部装着具を固着するように取り付けるようにしても良いし、錘にスリットを設けてこのスリット内にベルトを挿入するようにしたり、ウエスト装着具に収容部（ポケット）を設けてその中に錘を入れたりすることにより、錘と胴部装着具を分離可能に取り付けるようにしても良い。
この際、錘と胴部装着具とを分離可能に取り付けると、適宜錘の重さの調整が可能となるとともに、胴部装着具だけを洗濯するも可能となる。
これにより、臍下丹田部に与えられた適度な負荷に抗するために自然と背筋が伸びた姿勢となり、しかも、この状態を維持するために臍下丹田部に意識が集中し、無意識に体の重心が効果的に下げられることとなる。
したがって、本来自らが持っている運動能力や十分に発揮し、ダンスを始めゴルフやボーリング等あらゆる運動や、雪道での歩行など、スムーズで安定した動きを行うことができる。
さらに、半ば自動的に複式呼吸を誘発し、丹田に気が充たされることにもなる。
したがって、健康の維持・増進と、歌唱力の向上をもたらすこともできる。
【００１０】
また、胴部装着具の錘への取り付け位置は、錘の上方側縁部が望ましい。これにより、錘を効率良く保持するためのバランス位置が下方に位置し、錘を保持する胴部装着具の取り付け位置に大きな負荷が掛かることとなる。
したがって、錘の加重による負荷を効果的に用いることができる。
さらに、錘の下方側縁部に、胴部装着具への取り付け可能な装着補助具を設けると良い。この装着補助具は、胴部装着具へ向かうよう斜め上方に向かって伸びている。これにより、錘の下方部分が身体に密接するように保持されることとなる。
したがって、身体の形状に合わせて錘の密接な装着を確実に行うことができ、動きに応じて錘が無闇に跳ねたり、ぶらついたりすることの無い様に制御することができる。
【００１１】
なお、本考案における胴部装着具は、上述のような帯状体に限定されることなく、臍下丹田部分に錘を配置することが可能であれば、ガードルやボディースーツ、腹巻といった衣類としても良い。
そして、これら衣類における臍下丹田位置にポケットを設け、このポケットの中に錘を入れるようにして用いることとしても良い。この際、ポケットの中に錘を入れてから衣類を装着しようとすると錘の重さが邪魔になって装着しづらくなってしまうので、これら衣類の装着後にポケットの中に錘を入れるようにすると良い。
【００１２】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図１の正面図に、本考案に係る運動機能向上具の一実施形態を示し、図２にこの運動機能向上具の背面図を示す。
これらの図で、この運動機能向上具は全体が布製からなり、中央部に、錘２を収容するためのポケット部１が設けられている。この錘２は、図３に示すように酸化鉄や鉛の小片をゼリー状に固めた直方体形状に形成されており、１個の錘は１ｋｇとなっている。この実施形態では、ポケット部１に１個の錘２が収容されており、全体で錘の重量は１ｋｇとなっている。錘２を収容するポケット部１内には、図４に示すように補強板３が入れられている。なお錘の重さは１個単位で１ｋｇまたは２ｋｇとして使用することが好適である。ただしこの重さは個人によって増減自由である。
【００１３】
正面から見て、ポケット部１の左側上部には、締結手段となる伸縮自在の帯４が延びており、この帯の正面部にはマジックテープの一側５が形成されている。
また、ポケット部１の右側上部には、半円状の止め部６が突設されており、この止め部６の背面部にはマジックテープの他側（鉤状部）７が形成されている。
また、ポケット部１の左右両側下部には、伸縮自在の帯状部８，９が斜め上方に向けて延びており、これら帯状部の先端部には、半円状の止め部１０，１１が設けられている。これら止め部１０，１１の背面部には、マジックテープの他側（鉤状部）１２，１３が形成されている。なお帯状部８，９は胴部装着具への取り付け可能な装着補助具として機能するものである。
【００１４】
このように構成される運動機能向上具では、錘２を入れたポケット部１が臍下丹田の位置になるように身体に付け、帯４を胴部に伸ばして巻き付けて、帯４のマジックテープの一側５に止め部６のマジックテープの他側７を張り付けて固定する。その後、一方の帯状部８を伸ばして、帯４のマジックテープの一側５に止め部１０のマジックテープの他側１２を張り付けて固定する。さらに、他方の帯状部９を伸ばして、帯４のマジックテープの一側５に止め部１１のマジックテープの他側１３を張り付けて固定する。
このように臍下丹田の位置に２ｋｇの錘を付けることにより、体の中心を意識することになり、ダンサーの動きが、スムーズで安定したものとなる。
【００１５】
また、ガードルやボディースーツ、腹巻などの臍下丹田となる位置や身体の背部となる位置に錘を入れるポケット部を形成してもよい。
上記した運動機能向上具の形状は、錘の収容ポケットが臍下丹田の位置にあれば、その他の形状を任意に設計できるものである。
【００１６】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、身体の臍下丹田の位置に１〜２ｋｇの錘を付けることにより、身体の中心を意識できるようになり、ダンサーはライズ・アンド・フォールや前後へのウォークが安定したスムーズなものとなる。また、ウェイトを下げて踊ることにより、回転やキックも行ないやすくなる。
なお、錘の重さを経験上１〜２ｋｇとしたのは、これ以上の重さになると、重みを感じたり、遠心力が付き、振り回されてしまうことからである。
また、歩行訓練を行なうものが装着した場合では、体の中心を意識できることで、バランスが安定し、訓練の上達を図れる。
【００１７】
その他この考案に基づく効果を箇条書にして示せば次の通りである。
（１）積雪地での安全歩行は、身体の重心を低くして歩行することが最も大切であると専門家によって解説されている所であり、この考案に係る運動機能向上具は、これを装着することによって身体の重心位置を低くするように意識させるもので、積雪地または寒冷地での安全歩行具として最適である。
（２）能などの仕舞（しまい）の場合、通常ある年令を過ぎると足腰が弱って安全な“まい”が踊れなくなって来るが、このような場合でも、本考案に係る運動機能向上具を装着することで平常の“まい”と同じ踊ができたことが報告されている。
（３）また、ボウリング，ゴルフ，卓球などのプロ，アマ各競技者に本考案に係る運動機能向上具を装着させて競技させた所、体重移動，スイングまたはコントロール等が極めて安定で身体をスムーズに変換できたとの報告がなされている。
（４）また、本考案に係る運動機能向上具を装着して歌をうたう場合には、歌唱力が明瞭になり、発声が楽にしかもソフトに行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案による運動機能向上具の一実施形態を示す正面図である。
【図２】上記運動機能向上具の背面図である。
【図３】運動機能向上具に収容する錘の斜視図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【符号の説明】
１ ポケット部
２ 錘
３ 補強板
４ 帯
５ マジックテープの一側
６ 止め部
７ マジックテープの他側
８，９ 帯状部
１０，１１ 止め部
１２，１３ マジックテープの他側[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a motor function improving device worn by a dancer or the like to make the body center conscious.
In addition, the present invention relates to a motor function improving device for correcting posture by lowering the center of gravity of the body in consideration of the umbilical tanda and improving athletic ability.
[0002]
[Prior art]
There has not been a motor function improving device for raising the motor function while being conscious of the center of the body.
At present, many people are unable to fully exercise their own athletic abilities due to their poor posture, which leads to deterioration.
For example, in the case of dancing, the back looks straight and the posture seems good, but most people are not conscious of the center of the body, so they dance with a high center of gravity.
However, simply stretching the back does not mean that the posture is correct. In other words, it is necessary to lower the center of gravity while being conscious of the umbilical ridge, which is the center of the body.
Therefore, many people who dance without being conscious of the center of the body, the lower part of the umbilical cord, have a high center of gravity of the body, cannot fully use the whole body, and have a rigid and awkward movement.
[0003]
It is said that the most important thing is to exercise your abdominal muscles in order to exercise athletic ability fully.
However, it is very difficult for the elderly and those without physical strength to train their abs.
Also, your abs are not trained quickly, and it takes a lot of continuous practice and a lot of time to expect an effect.
Therefore, at present, elderly people and those without physical strength can improve their athletic ability by correcting their posture by effectively lowering the center of gravity of the body with consciousness of the umbilical tanda without training their abs. There was no equipment.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Most mature dancers dance in high weights, ignoring the body center. As a result, the entire body cannot be used up, and the body becomes rigid and awkward.
The center of the body is in the umbilical Tanda, and consciousness of the umbilical Tanda makes the movement smooth and stable.
[0005]
The present invention has been proposed in order to solve the problems of the conventional technology, and provides a motor function improving device for making the body move smoothly while recognizing the center of the body. The purpose is to:
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the motor function improving device according to the present invention has a weight and a pocket for accommodating the weight, and the pocket is fixed to the torso so that the pocket is located at a position below the navel of the body. And a torso mounting device attached to the pocket portion.
[0007]
[Embodiment of the invention]
In the present invention, an appropriate load is applied to the umbilical part of the umbilical cord by applying a load to make the umbilical part of the umbilical part conscious.
As a means for applying the appropriate load, a weight is arranged in the umbilicus Tanda portion.
As a means for arranging the weight in the lower umbilical part of the tan, for example, a motor function improving device composed of a torso insertion device and a weight is used.
The torso attachment is made of an elastic band-like material that does not hinder the movement of the body. Further, for example, a hook-and-loop fastener is attached to each end of the band-shaped torso attachment so that handling at the time of attachment and detachment is easy and the length can be adjusted. Further, the torso attachment device is made of a material having air permeability, and has a comfortable use so as not to be stuffy when attached.
[0008]
On the other hand, the weight comes into contact with the body, so that small pieces of iron oxide or lead are solidified in a jelly-like form, or metal powder such as lead or iron is mixed with the rubber material, so as not to damage the body contact part or feel uncomfortable. It should be flexible or covered with a flexible material. The weight of the weight is appropriately adjusted according to the physical strength of the user. However, if the weight is too light, the effect is not obtained, and if the weight is too heavy, the movement is hindered. 1-2 kg is desirable.
[0009]
As a means for attaching the torso attachment to the weight, the torso attachment may be attached to the weight so that the torso attachment is fixed to the weight, or a slit is provided in the weight, and a belt is inserted into the slit. The weight and the torso attachment device may be detachably attached by providing a receiving portion (pocket) in the waist attachment device and inserting a weight therein.
At this time, if the weight and the torso attachment are detachably attached, the weight of the weight can be appropriately adjusted, and only the torso attachment can be washed.
As a result, the back is naturally stretched to withstand the moderate load given to the umbilical ridge, and in order to maintain this state, the consciousness is concentrated on the umbilical ridge and the body is unconsciously conscious. Will be effectively lowered.
Therefore, it can exhibit its own athletic ability and sufficiently, and can perform smooth and stable movements such as all kinds of exercises such as dancing, golfing and bowling, and walking on snowy roads.
In addition, it automatically triggers a compound breath in the middle, which also fills Tanda with energy.
Therefore, it is also possible to maintain and improve health and improve singing ability.
[0010]
Further, it is desirable that the position where the torso attachment device is attached to the weight be the upper side edge of the weight. As a result, the balance position for efficiently holding the weight is located below, and a large load is applied to the attachment position of the body mounting device that holds the weight.
Therefore, the load due to the weight of the weight can be used effectively.
Further, it is preferable to provide a mounting aid that can be attached to the body mounting tool at the lower side edge of the weight. The mounting aid extends obliquely upward to the trunk mounting tool. Thus, the lower portion of the weight is held so as to be in close contact with the body.
Therefore, the weight can be tightly mounted according to the shape of the body, and the weight can be controlled so as not to bounce or wobble in accordance with the movement.
[0011]
In addition, the torso mounting device in the present invention is not limited to the above-mentioned band-shaped body, but may be a girdle, a body suit, a garment such as a belly band, as long as it is possible to arrange a weight in the umbilical part of the tan. good.
Then, a pocket may be provided at the position of the umbilical part of the clothing, and a weight may be inserted into the pocket. At this time, if you try to put on the clothes after putting the weight in the pocket, the weight of the weight will be in the way and it will be difficult to wear it, so if you put the weight in the pocket after installing these clothes good.
[0012]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a front view of an embodiment of the motor function improving device according to the present invention, and FIG. 2 shows a rear view of the motor function improving device.
In these figures, the exercise function improving device is entirely made of cloth, and a pocket portion 1 for accommodating a weight 2 is provided at a central portion. As shown in FIG. 3, the weight 2 is formed in a rectangular parallelepiped shape in which small pieces of iron oxide or lead are solidified in a jelly shape, and each weight is 1 kg. In this embodiment, one weight 2 is accommodated in the pocket portion 1, and the weight of the weight is 1 kg as a whole. As shown in FIG. 4, a reinforcing plate 3 is placed in the pocket portion 1 that accommodates the weight 2. The weight of the weight is preferably used as 1 kg or 2 kg per unit. However, this weight can be freely adjusted by the individual.
[0013]
As viewed from the front, an elastic band 4 serving as a fastening means extends on the upper left side of the pocket portion 1, and one side 5 of a magic tape is formed on the front portion of the band.
A semicircular stop 6 is projected from the upper right side of the pocket 1, and the other side (hook) 7 of the magic tape is formed on the back of the stop 6. .
At the lower left and right sides of the pocket 1, stretchable strips 8 and 9 extend obliquely upward, and semicircular stoppers 10 and 11 are provided at the tips of these strips. Have been. The other side (hook-shaped part) 12, 13 of the magic tape is formed on the back surface of these stoppers 10, 11. Note that the belt-shaped portions 8 and 9 function as mounting aids that can be attached to the trunk mounting device.
[0014]
In the athletic function improving device configured as described above, the Velcro band is attached to the body so that the pocket portion 1 in which the weight 2 is placed is located at the position of the umbilical ridge, and the belt 4 is stretched around the torso and wrapped. Attach the other side 7 of the magic tape of the stop 6 to one side 5 of the fixing member. Thereafter, one of the strips 8 is stretched, and the other side 12 of the magic tape of the stopper 10 is fixed to one side 5 of the magic tape of the strip 4. Further, the other band-shaped portion 9 is extended, and the other side 13 of the magic tape of the stopper 11 is fixed to one side 5 of the magic tape of the band 4.
By attaching a 2 kg weight to the position of the umbilical tanda in this way, the center of the body is conscious, and the movement of the dancer becomes smooth and stable.
[0015]
In addition, a pocket portion for inserting a weight may be formed at a position to be a umbilical region such as a girdle, a body suit, or a belly band or a position to be a back of a body.
As for the shape of the above-mentioned athletic function improving device, other shapes can be arbitrarily designed as long as the storage pocket of the weight is located at the position of the umbilical ridge.
[0016]
[Effect of the invention]
As described above, according to the present invention, by attaching a weight of 1 to 2 kg to the position of the umbilicus Tanda on the body, it becomes possible to be conscious of the center of the body, and the dancer can rise and fall and move forward and backward. Walk becomes stable and smooth. In addition, by lowering the weight and dancing, it becomes easier to rotate and kick.
The reason why the weight of the weight is set to 1 to 2 kg in experience is that if the weight is more than this, the weight is felt, a centrifugal force is applied, and the weight is swung.
In addition, when a person who performs walking training wears it, he / she can be conscious of the center of the body, so that the balance is stabilized and training can be improved.
[0017]
Other effects based on the present invention are listed below.
(1) For safety walking in snowy areas, it has been described by experts that walking with the body's center of gravity lowered is the most important. It is intended to lower the center of gravity of the body when worn, and is optimal as a safety walking tool in snowy or cold areas.
(2) In the case of the end of the Noh, usually after a certain age, the legs become weak and the safe “mai” cannot be danced, but even in such a case, the motor function improving device according to the present invention It has been reported that the same dance as normal “mai” could be performed by wearing ”.
(3) In addition, professional and amateur players, such as bowling, golf, table tennis, etc., are equipped with the athletic function improving device according to the present invention and played, and the weight shift, swing or control, etc. are extremely stable and the body is smooth. It has been reported that the conversion was successful.
(4) In addition, when singing a song by wearing the motor function improving device according to the present invention, the singing ability becomes clear, and vocalization can be performed easily and softly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing one embodiment of a motor function improving device according to the present invention.
FIG. 2 is a rear view of the exercise function improving device.
FIG. 3 is a perspective view of a weight accommodated in the exercise function improving device.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pocket part 2 Weight 3 Reinforcement plate 4 Belt 5 One side of magic tape 6 Stop part 7 Other side of magic tape 8,9 Strip part 10,11 Stop part 12,13 The other side of magic tape
