JP3095691U - ピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調整治具 - Google Patents

ピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調整治具

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JP3095691U JP2003000504U JP2003000504U JP3095691U JP 3095691 U JP3095691 U JP 3095691U JP 2003000504 U JP2003000504 U JP 2003000504U JP 2003000504 U JP2003000504 U JP 2003000504U JP 3095691 U JP3095691 U JP 3095691U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性による吸着で受光素子を取付けたフレキ
シブル基板と鉄製の調整用プレートの位置を調整でき、
調整後の取り外しの際にフレキシブル基板と鉄製の調整
用プレートに余計な外力がかからずに位置が擦れること
を防げる。 【解決手段】 受光素子1をほぼ中央に取り付けたフレ
キシブル基板2の裏面に貼設した鉄製の調整用プレート
3を、ピックアップの基台4上に位置調整しながら所定
位置に配置するもので、フレキシブル基板2と鉄製の調
整用プレート3は平坦な平板形状に形成され、フレキシ
ブル基板2の上方位置に合成樹脂の非磁性体の支持プレ
ート5の三方箇所に貫通して支持したロッド状の三本の
電磁石6を配置し、電磁石6が下降してフレキシブル基
板2の表面に当接し磁性で吸着したフレキシブル基板2
と鉄製の調整用プレート3とを三本の電磁石6のX軸方
向とY軸方向及びZ軸方向への移動で一体に移動して受
光素子1の位置を調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル基板の裏面に貼 設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所 定位置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素 子調整治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のピックアップにおける受光素子調整構造においては、図5に示 すように、フレキシブル基板101と調整用プレート102との対向する隅部に 治具挿入穴103、103を穿設し、この治具挿入穴103、103に受光素子 調整用治具104の下向きのビット105、105を嵌め入れた状態で受光素子 106の位置を調整しながら、ピックアップの基台107上の所定位置に配置す るようにしていた。 ところが、調整した後に、ビット105、105を取り外す際に、このビット 105、105が引っ掛かってフレキシブル基板101と調整用プレート102 が擦れることがあるという問題があった。 また、治具挿入用穴103、103を形成するためのスペースを余計に必要と するという問題があった。
【0003】 第1の従来技術を図6、図7、図8、図9に示す。マグネット218b付き位 置決め治具218の治具本体218aに受光素子用位置決めピン231が突設さ れると共に、治具本体218aに受光素子PDを位置決めするための凹部230 が形成され、且つ、その治具本体218aに受光素子用位置決めピン231から 所定の間隔をおいて弾性板用位置決めピン232が並設されており、受光素子P Dを凹部230内に着脱可能に嵌入させて受光素子用位置決めピン231に当接 させ、受光素子用位置決めピン231を一方の突片203bの内側面に当接させ ると共に、弾性板用位置決めピン232を一方の突片203bの外側面と弾性板 202の中央貫通孔212の周縁との間に嵌入させるようにしたものである。( 例えば、特許文献1参照)。
【0004】 ところが、これにおいても、ホルダ203の対向する隅部に穿設された治具挿 入穴207、207に、調整治具(図示略)のビットを嵌め入れて位置調整する ために、ビットを取り外す際に、このビットが引っ掛かってホルダ203が擦れ ることがあるという問題があった。
【0005】
【特許文献1】 実用新案登録第3087352号公報
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、磁性による吸着によって、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフ レキシブル基板と鉄製の調整用プレートの位置を調整することができて、調整後 の取り外しの際に、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートに余計な外力がか からないようにできて位置が擦れることを防ぐことができ、しかも従来のように チャッキングスペースを必要としないピックアップにおける受光素子調整構造及 び受光素子調整治具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記 載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル基板の裏面に貼 設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所 定位置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子調整構造において、 前記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートは平坦な平板形状に形成され ていて、前記フレキシブル基板の上方位置に、合成樹脂の非磁性体からなる支持 プレートの三方箇所に貫通されて支持されたロッド状の三本の電磁石が配置され 、これらの電磁石が下降されて前記フレキシブル基板の表面に当接され、磁性に よって吸着された前記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートとが、前記 三本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動されて 前記受光素子の位置が調整されるように構成したことを特徴としている。
【0008】 請求項2に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子調整 構造において、前記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートは平坦な平板 形状に形成されていて、前記フレキシブル基板の上方位置に、支持プレートの複 数箇所に貫通されて支持されたロッド状の複数本の電磁石が配置され、これらの 電磁石が下降されて前記フレキシブル基板の表面に当接され、磁性によって吸着 された前記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートとが、前記複数本の電 磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動されて前記受光 素子の位置が調整されるように構成したことを特徴としている。
【0009】 請求項3に記載の考案は、前記複数本のロッド状の電磁石は、前記鉄製の調整 用プレートの縁部の上方に配置されていて、その下端に内側向きの段部が形成さ れ、前記複数本のロッド状の電磁石が下降されたときに、前記段部が前記鉄製の 調整用プレートの縁部に嵌められるように構成したことを特徴としている。
【0010】 請求項4に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するための受光素子調整治具において、合成樹脂の 非磁性体からなる支持プレートと、この支持プレートの三方箇所に貫通されて支 持されたロッド状の三本の電磁石とを有し、前記支持プレートと前記各電磁石が 一体になって前記フレキシブル基板側に下降されて前記各電磁石が前記フレキシ ブル基板の表面に当接され、磁性によって吸着された前記フレキシブル基板と前 記鉄製の調整用プレートとが、前記複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ 軸方向への移動で、一体に移動されて前記受光素子の位置が調整されるように構 成したことを特徴としている。
【0011】 請求項5に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するための受光素子調整治具において、支持プレー トと、この支持プレートの複数箇所に貫通されて支持されたロッド状の複数本の 電磁石とを有し、前記支持プレートと前記各電磁石が一体になって前記フレキシ ブル基板側に下降されて前記各電磁石が前記フレキシブル基板の表面に当接され 、磁性によって吸着された前記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートと が、前記複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に 移動されて前記受光素子の位置が調整されるように構成したことを特徴としてい る。
【0012】 請求項6に記載の考案は、前記複数本のロッド状の電磁石は、前記鉄製の調整 用プレートの縁部の上方に位置するように前記支持プレートに取付られていて、 その下端に内側向きの段部が形成され、前記複数本のロッド状の電磁石が下降さ れたときに、前記段部が前記鉄製の調整用プレートの縁部に嵌められるように構 成したことを特徴としている。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調整 治具の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の第1実施形態のピックアップにおける受光素子調整構造及び受 光素子調整治具を示す斜視図、図2は第1実施形態のピックアップにおける受光 素子調整構造及び受光素子調整治具を示す正面図、図3は第1実施形態のピック アップにおける受光素子調整構造における全体構造とその配線状態を示す正面図 である。
【0014】 この第1実施形態のピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調整 治具は、図1に示すように、受光素子1がほぼ中央に取り付けられたフレキシブ ル基板2の裏面に貼設された鉄製の調整用プレート3を、ピックアップの基台4 上に位置調整しながら所定位置に配置するようにしたものであり、フレキシブル 基板2とこのフレキシブル基板2より若干広い鉄製の調整用プレート3は平坦な 平板形状に形成されていて、フレキシブル基板2の上方位置に、合成樹脂の非磁 性体からなる平面視略三角形状の支持プレート5の三方箇所に貫通されて支持さ れたロッド状の三本の電磁石6が配置されている。
【0015】 そして、これらの電磁石6が下降されてフレキシブル基板2の表面に当接され 、磁性によって吸着されたフレキシブル基板2と鉄製の調整用プレート3とが、 三本の電磁石6のX軸方向(前後方向)とY軸方向(左右方向)及びZ軸方向( 上下方向)への移動で、一体に移動されて受光素子1の位置が調整されるように している。 更に、図3に示すように、3本の電磁石6は、支持ブロック7の下に取り付け られていて、調整機8から延ばされてX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移動され る腕材9の先端にこの支持ブロック7が垂下状態で取り付けられていて、この腕 材9がX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移動することで、三本の電磁石6が移動 されるようになっており、調整機8にはフレキシブル基板2から配線10がなさ れていて、この配線10でフレキシブル基板2の位置が調整機8に信号で送信さ れるようになっている。
【0016】 したがって、この第1実施形態によれば、位置調整後に、電磁石6に流れてい る電流を切って電磁石6の磁性を無くしてから、このロッド状の三本の電磁石6 を引き上げることによって、調整後の取り外しの際に、フレキシブル基板2と鉄 製の調整用プレート3に余計な外力がかからないようにできて位置が擦れること を防ぐことができ、しかも従来のようにチャッキングスペースを必要としない。
【0017】 図4は第2実施形態のピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調 整治具の要部を示す部分斜視図である。 この第2実施形態のピックアップにおける受光素子調整構造及び受光素子調整 治具は、図4に示すように、三本のロッド状の電磁石6が、鉄製の調整用プレー ト3の縁部3aの上方に配置されていて、その下端に内側向きの段部6aが形成 されている。 そして、三本のロッド状の電磁石6が下降されたときに、段部6aが鉄製の調 整用プレート3の縁部3aに嵌められるようにしている。
【0018】 この第2実施形態によれば、三本のロッド状の電磁石6が下降されたときに、 段部6aが鉄製の調整用プレート3の縁部3aに嵌められるので、調整用プレー ト3が三本の電磁石6から位置擦れすることがなくて、より一層正確に受光素子 1の位置調整を行なうことができる。 尚、上記各実施形態では、電磁石6が三本のものについて説明したが、これに 限らず、4本以上複数本の電磁石6を設けてもよいことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付 けられたフレキシブル基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピック アップの基台上に位置調整しながら所定位置に配置するようにしたピックアップ における受光素子調整構造において、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレート は平坦な平板形状に形成されていて、フレキシブル基板の上方位置に、合成樹脂 の非磁性体からなる支持プレートの三方箇所に貫通されて支持されたロッド状の 三本の電磁石が配置され、これらの電磁石が下降されてフレキシブル基板の表面 に当接され、磁性によって吸着されたフレキシブル基板と鉄製の調整用プレート とが、三本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動 されて受光素子の位置が調整されるように構成したので、以下に述べる効果を奏 する。
【0020】 即ち、位置調整後に、電磁石に流れている電流を切って電磁石の磁性を無くし てから、このロッド状の三本の電磁石を引き上げることによって、調整後の取り 外しの際に、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートに余計な外力がかからな いようにできて位置が擦れることを防ぐことができ、しかも従来のようにチャッ キングスペースを必要としない。
【0021】 請求項2に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子調整 構造において、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートは平坦な平板形状に形 成されていて、フレキシブル基板の上方位置に、支持プレートの複数箇所に貫通 されて支持されたロッド状の複数本の電磁石が配置され、これらの電磁石が下降 されてフレキシブル基板の表面に当接され、磁性によって吸着されたフレキシブ ル基板と鉄製の調整用プレートとが、複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及び Z軸方向への移動で、一体に移動されて受光素子の位置が調整されるように構成 したので、以下に述べる効果を奏する。
【0022】 即ち、位置調整後に、電磁石に流れている電流を切って電磁石の磁性を無くし てから、このロッド状の複数本の電磁石を引き上げることによって、調整後の取 り外しの際に、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートに余計な外力がかから ないようにできて位置が擦れることを防ぐことができ、しかも従来のようにチャ ッキングスペースを必要としない。
【0023】 請求項3に記載の考案は、複数本のロッド状の電磁石は、鉄製の調整用プレー トの縁部の上方に配置されていて、その下端に内側向きの段部が形成され、複数 本のロッド状の電磁石が下降されたときに、段部が鉄製の調整用プレートの縁部 に嵌められるように構成したので、複数本のロッド状の電磁石が下降されたとき に、段部が鉄製の調整用プレートの縁部に嵌められるので、調整用プレートが複 数本の電磁石から位置擦れすることがなくて、より一層正確に受光素子の位置調 整を行なうことができる。
【0024】 請求項4に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するための受光素子調整治具において、合成樹脂の 非磁性体からなる支持プレートと、この支持プレートの三方箇所に貫通されて支 持されたロッド状の三本の電磁石とを有し、支持プレートと各電磁石が一体にな ってフレキシブル基板側に下降されて各電磁石がフレキシブル基板の表面に当接 され、磁性によって吸着されたフレキシブル基板と鉄製の調整用プレートとが、 複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動され て受光素子の位置が調整されるように構成したので、以下に述べる効果を奏する 。
【0025】 即ち、位置調整後に、電磁石に流れている電流を切って電磁石の磁性を無くし てから、このロッド状の三本の電磁石を引き上げることによって、調整後の取り 外しの際に、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートに余計な外力がかからな いようにできて位置が擦れることを防ぐことができる。
【0026】 請求項5に記載の考案は、受光素子がほぼ中央に取り付けられたフレキシブル 基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレートを、ピックアップの基台上に位置 調整しながら所定位置に配置するための受光素子調整治具において、支持プレー トと、この支持プレートの複数箇所に貫通されて支持されたロッド状の複数本の 電磁石とを有し、支持プレートと各電磁石が一体になってフレキシブル基板側に 下降されて各電磁石がフレキシブル基板の表面に当接され、磁性によって吸着さ れたフレキシブル基板と鉄製の調整用プレートとが、複数本の電磁石のX軸方向 とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動されて受光素子の位置が調整さ れるように構成したので、以下に述べる効果を奏する。
【0027】 即ち、位置調整後に、電磁石に流れている電流を切って電磁石の磁性を無くし てから、このロッド状の複数本の電磁石を引き上げることによって、調整後の取 り外しの際に、フレキシブル基板と鉄製の調整用プレートに余計な外力がかから ないようにできて位置が擦れることを防ぐことができる。
【0028】 請求項6に記載の考案は、複数本のロッド状の電磁石は、鉄製の調整用プレー トの縁部の上方に位置するように支持プレートに取付られていて、その下端に内 側向きの段部が形成され、複数本のロッド状の電磁石が下降されたときに、段部 が鉄製の調整用プレートの縁部に嵌められるように構成したので、複数本のロッ ド状の電磁石が下降されたときに、段部が鉄製の調整用プレートの縁部に嵌めら れるので、調整用プレートが複数本の電磁石から位置擦れすることがなくて、よ り一層正確に受光素子の位置調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のピックアップにおける受光素子
調整構造及び受光素子調整治具を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態のピックアップにおける受光素子
調整構造及び受光素子調整治具を示す正面図である。
【図3】第1実施形態のピックアップにおける受光素子
調整構造における全体構造とその配線状態を示す正面図
である。
【図4】第2実施形態のピックアップにおける受光素子
調整構造及び受光素子調整治具の要部を示す部分斜視図
である。
【図5】従来のピックアップにおける受光素子調整構造
及び受光素子調整治具を示す斜視図である。
【図6】従来の光ピックアップの組立装置における受光
素子の位置決め状態を示す横断面図である。
【図7】同装置における光ピックアップの原理を示す概
略図である。
【図8】同装置における光ピックアップの平面図であ
る。
【図9】同装置における光ピックアップの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 受光素子 2 フレキシブル基板 3 鉄製の調整用プレート 3a 縁部 4 ピックアップの基台 5 支持プレート 6 電磁石 6a 段部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子がほぼ中央に取り付けられたフ
    レキシブル基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレー
    トを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所定位
    置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子
    調整構造において、前記フレキシブル基板と前記鉄製の
    調整用プレートは平坦な平板形状に形成されていて、前
    記フレキシブル基板の上方位置に、合成樹脂の非磁性体
    からなる支持プレートの三方箇所に貫通されて支持され
    たロッド状の三本の電磁石が配置され、これらの電磁石
    が下降されて前記フレキシブル基板の表面に当接され、
    磁性によって吸着された前記フレキシブル基板と前記鉄
    製の調整用プレートとが、前記三本の電磁石のX軸方向
    とY軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動されて
    前記受光素子の位置が調整されるように構成したことを
    特徴とするピックアップにおける受光素子調整構造。
  2. 【請求項2】 受光素子がほぼ中央に取り付けられたフ
    レキシブル基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレー
    トを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所定位
    置に配置するようにしたピックアップにおける受光素子
    調整構造において、前記フレキシブル基板と前記鉄製の
    調整用プレートは平坦な平板形状に形成されていて、前
    記フレキシブル基板の上方位置に、支持プレートの複数
    箇所に貫通されて支持されたロッド状の複数本の電磁石
    が配置され、これらの電磁石が下降されて前記フレキシ
    ブル基板の表面に当接され、磁性によって吸着された前
    記フレキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートとが、
    前記複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向
    への移動で、一体に移動されて前記受光素子の位置が調
    整されるように構成したことを特徴とするピックアップ
    における受光素子調整構造。
  3. 【請求項3】 前記複数本のロッド状の電磁石は、前記
    鉄製の調整用プレートの縁部の上方に配置されていて、
    その下端に内側向きの段部が形成され、前記複数本のロ
    ッド状の電磁石が下降されたときに、前記段部が前記鉄
    製の調整用プレートの縁部に嵌められるように構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のピックアップにおけ
    る受光素子調整構造。
  4. 【請求項4】 受光素子がほぼ中央に取り付けられたフ
    レキシブル基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレー
    トを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所定位
    置に配置するための受光素子調整治具において、合成樹
    脂の非磁性体からなる支持プレートと、この支持プレー
    トの三方箇所に貫通されて支持されたロッド状の三本の
    電磁石とを有し、前記支持プレートと前記各電磁石が一
    体になって前記フレキシブル基板側に下降されて前記各
    電磁石が前記フレキシブル基板の表面に当接され、磁性
    によって吸着された前記フレキシブル基板と前記鉄製の
    調整用プレートとが、前記複数本の電磁石のX軸方向と
    Y軸方向及びZ軸方向への移動で、一体に移動されて前
    記受光素子の位置が調整されるように構成したことを特
    徴とする受光素子調整治具。
  5. 【請求項5】 受光素子がほぼ中央に取り付けられたフ
    レキシブル基板の裏面に貼設された鉄製の調整用プレー
    トを、ピックアップの基台上に位置調整しながら所定位
    置に配置するための受光素子調整治具において、支持プ
    レートと、この支持プレートの複数箇所に貫通されて支
    持されたロッド状の複数本の電磁石とを有し、前記支持
    プレートと前記各電磁石が一体になって前記フレキシブ
    ル基板側に下降されて前記各電磁石が前記フレキシブル
    基板の表面に当接され、磁性によって吸着された前記フ
    レキシブル基板と前記鉄製の調整用プレートとが、前記
    複数本の電磁石のX軸方向とY軸方向及びZ軸方向への
    移動で、一体に移動されて前記受光素子の位置が調整さ
    れるように構成したことを特徴とする受光素子調整治
    具。
  6. 【請求項6】 前記複数本のロッド状の電磁石は、前記
    鉄製の調整用プレートの縁部の上方に位置するように前
    記支持プレートに取付られていて、その下端に内側向き
    の段部が形成され、前記複数本のロッド状の電磁石が下
    降されたときに、前記段部が前記鉄製の調整用プレート
    の縁部に嵌められるように構成したことを特徴とする請
    求項5に記載の受光素子調整治具。
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