JP3095688U - ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減できるディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 装置本体に固定のシャーシと、モータ７
の駆動により複数のギヤを介してシャーシに対してＺ方
向に昇降可能なドライブユニット４と、光ピックアップ
６をしてモータ７の駆動によりＹ方向に移動可能なピッ
クアップユニット５とを備えたディスク装置１におい
て、Ｘ方向に移動できるようにシャーシに設けられたカ
ムスライダ１８と、傾斜したカム溝１７ｂを有してピッ
クアップユニット５とのカム係合によりＸ方向に移動で
きるとともにカムスライダ１８とのカム係合によりドラ
イブユニット４を昇降させるプレートトリガとを備え、
プレートトリガ１７及びカムスライダ１８がそれぞれモ
ータ７に連結されるギヤ１２、１４に噛合して一体に移
動できるとともにプレートトリガ１７に形成した三角歯
１７ｃに噛合するギヤ１２の歯先を尖鋭にした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ＣＤ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ、ＤＶＤ−Ｒ等のディスクの記録または再 生を行うディスク装置に関し、特に、ディスク装置の駆動機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のディスク装置は特許文献１に開示されている。このディスク装置はディ スクを搬送するトレイと、トレイの搬送方向に略垂直な方向に昇降可能なドライ ブユニットとが装置本体に設けられる。ドライブユニットにはディスクの記録ま たは再生を行う光ピックアップを有したピックアップユニットと、ピックアップ ユニットをディスクの径方向に移動させるモータとが設けられる。

【０００３】 モータには複数の平ギヤから成る伝達手段が取付けられ、モータの駆動力を減 速して伝達する。伝達手段がピックアップユニットに形成されたラックと噛合す ることにより、モータによってピックアップユニットが移動できるようになって いる。

【０００４】 また、伝達手段は装置本体側に配された昇降手段と噛合可能になっている。昇 降手段はドライブユニットとカム係合し、トレイの搬送方向及びドライブユニッ トの昇降方向と略直交する方向に移動できる。これにより、ドライブユニットが 昇降する。更に、伝達手段はトレイに形成されたラックと噛合可能になっており 、所定の時期に伝達手段とトレイとが連結してモータの駆動力がトレイに伝達さ れるようになっている。

【０００５】 上記構成のドライブ装置において、トレイにディスクが載置されるとモータの 駆動によりトレイがディスク装置内に搬送される。トレイが所定位置に配される とトレイと伝達手段との連結が解除され、昇降手段と伝達手段とが連結される。 昇降手段はトレイの搬送方向に垂直な方向に移動し、ドライブユニットを上昇さ せる。これにより、ドライブユニットがディスクに係合してディスクがチャック される。

【０００６】 ディスクがチャックされると、伝達手段と昇降手段との連結が解除され、伝達 手段はピックアップユニットと連結される。これにより、ピックアップユニット がディスクの径方向へ移動可能になり、ディスクの所定位置で記録または再生を 行うことができる。また、ディスクを取り出す際には上記と逆の動作が行われる 。

【０００７】 また、ピックアップユニットはディスクの記録または再生が行われないときに 移動できないようにロックされており、ピックアップユニットの揺動による事故 を防止できるようになっている。特許文献１のディスク装置によると、ドライブ ユニットの下降時にピックアップユニットに噛合するレバー部材（特許文献１に おいて切り替えレバー４２）を弾性体（同、弾性係止体４４）により付勢してピ ックアップユニットがロックされている。

【０００８】

【特許文献１】 特開２０００−１１５１１号（第３頁〜第５頁、第１図）

【０００９】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来のディスク装置によると、ピックアップユニットをロ ックするためにレバー部材及び弾性体を必要とするため部品点数が多くなる問題 があった。

【００１０】 本考案は、部品点数を削減できるディスク装置を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、装置本体に固定のシャーシと、モータの 駆動により複数のギヤを介して前記シャーシに対して所定方向に昇降可能なドラ イブユニットと、光ピックアップを有するとともに前記ドライブユニットに設け られて前記モータの駆動により前記ドライブユニットの昇降方向に略直交する方 向に移動可能なピックアップユニットとを備えたディスク装置において、 前記ドライブユニットの昇降の方向及びピックアップユニットの移動方向に対 して略直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けられたカムスライダ と、傾斜したカム溝を有して前記ピックアップユニットとのカム係合により前記 カムスライダと同じ方向に移動できるとともに前記カムスライダとのカム係合に より前記ドライブユニットを昇降させるように前記ドライブユニットに設けられ たプレートトリガとを備え、 前記プレートトリガ及び前記カムスライダがそれぞれ前記モータに連結される ギヤに噛合して一体に移動できるとともに前記プレートトリガに形成した三角歯 に噛合するギヤの歯先を尖鋭にしたことを特徴としている。

【００１２】 この構成によると、ディスク装置内からディスクが取り出す際には、モータの 駆動によりピックアップユニットがディスクの内周方向に移動する。ピックアッ プユニットはプレートトリガに形成した傾斜したカム溝とカム係合してプレート トリガが移動し、カム係合によりプレートトリガ及びカムスライダが一体に移動 する。これによりプレートトリガ及びカムスライダがそれぞれモータに連結され たギヤと噛合可能になる。この時、プレートトリガに形成された三角形状の三角 歯に歯先が尖鋭に形成されるギヤが噛合して噛み合い始めの突っ張りが防止され る。ギヤの駆動によってプレートトリガ及びカムスライダが一体に移動すると、 ピックアップユニットはプレートトリガとのカム係合によってロックされ、プレ ートトリガの移動が停止される。更にカムスライダが移動すると、プレートトリ ガとカムスライダとのカム係合によってドライブユニットが下降する。

【００１３】 また本考案は、装置本体に固定のシャーシと、モータの駆動により複数のギヤ を介して前記シャーシに対して所定方向に昇降可能なドライブユニットと、光ピ ックアップを有するとともに前記ドライブユニットに設けられて前記モータの駆 動により前記ドライブユニットの昇降方向に略直交する方向に移動可能なピック アップユニットとを備えたディスク装置において、 前記ドライブユニットの昇降の方向及びピックアップユニットの移動方向に対 して略直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けられたカムスライダ と、傾斜したカム溝を有して前記ピックアップユニットとのカム係合により前記 カムスライダと同じ方向に移動できるとともに前記カムスライダとのカム係合に より前記ドライブユニットを昇降させるように前記ドライブユニットに設けられ たプレートトリガとを備え、前記モータに連結されるギヤに噛合するラックを前 記プレートトリガに設けたことを特徴としている。

【００１４】 また本考案は、上記構成のディスク装置において、前記ラックが三角歯から成 ることを特徴としている。

【００１５】 また本考案は、上記構成のディスク装置において、前記三角歯に噛合するギヤ の歯先を尖鋭にしたことを特徴としている。

【００１６】

【考案の実施の形態】

以下に本考案の実施形態を図面を参照して説明する。図１は一実施形態のディ スク装置を示す平面図である。ディスク装置１にはシャーシ（不図示）が固定さ れている。シャーシにはシャーシに対してＹ方向に移動してディスクを搬送する トレイ３と、Ｚ方向（紙面に垂直方向）に移動可能なドライブユニット４が取付 けられる。

【００１７】 ドライブユニット４にはチャック部２０が設けられており、Ｚ方向の移動によ ってトレイ３に載置されたディスクの孔部と係脱してディスクをチャックできる ようになっている。また、ドライブユニット４には光ピックアップ６を有するピ ックアップユニット５がチャック部２０の中心線上に設けられる。ピックアップ ユニット５はＹ方向に移動して光ピックアップ６によるディスクの記録または再 生が行われる。

【００１８】 ピックアップユニット５の側部にはモータ７及びモータの駆動力を伝達する複 数のギヤから成る伝達部１５が配される。モータ７のモータ軸７ａにはウォーム ギヤ８が取り付けられる。ウォームギヤ８には２段ギヤから成る減速ギヤ９の下 段のウォームホイル９ａが噛合する。減速ギヤ９の上段の平ギヤ９ｂはピックア ップユニット５に形成されたラック５ａに噛合可能になっている。これにより、 モータ７によりピックアップユニット５が駆動される。

【００１９】 ウォームホイル９ａは２段ギヤから成る減速ギヤ１０の下段のウォームホイル １０ａに噛合し、減速ギヤ１０の上段の平ギヤ１０ｂ及び平ギヤ１１を介して平 ギヤ１２に連結される。平ギヤ１２は後述するようにプレートトリガ１７の三角 歯１７ｃ（図８参照）と噛合できる。

【００２０】 平ギヤ１２は平ギヤ１３を介して２段ギヤから成るトレイギヤ１４の下段の平 ギヤ１４ａに連結される。トレイギヤ１４はシャーシに取付けられ、上段の平ギ ヤ１４ｂはトレイ３に形成されたラック３ａに噛合可能になっている。これによ り、モータ７によってトレイ３が駆動される。

【００２１】 ドライブユニット４の端部にはプレートトリガ１７がＸ方向に移動可能に配さ れている。図８はプレートリガ１７を示す平面図である。プレートトリガ１７は カム突起１７ａを有し、一端に形成された一枚の略三角形の三角歯１７ｃが平ギ ヤ１２に噛合可能になっている。平ギヤ１２の平面図を図９を示し、図９のＡ部 を図１０に示す。これらの図によると、平ギヤ１２の歯は歯元部１２ａの平面形 状がインボリュート曲線から成り、歯先部１２ｂがインボリュート曲線に対して 切り欠いて尖鋭に形成されている。

【００２２】 また、プレートトリガ１７にはピックアップユニット５に設けられたボス５ｂ と係合するカム溝１７ｂが形成される。ボス５ｂとカム溝１７ｂとの係合によっ て、図１においてピックアップユニット６が図中、下方に移動するとプレートト リガ１７が図中、右方に移動する。また、プレートトリガ１７が図中、左方に移 動するとピックアップユニット６が図中、上方に移動する。

【００２３】 プレートトリガ１７に対向してシャーシにはカムスライダ１８が配されている 。カムスライダ１８はラック１８ａがトレイギヤ１４の下段の平ギヤ１４ａに噛 合してモータ７によってＸ方向に移動可能になっている。カムスライダ１８には カム突起１７ａと係合するカム溝１８ｄ（図６参照）が形成されている。

【００２４】 カムスライダ１８がＸ方向に移動することによってプレートトリガ１７ととも にドライブユニット４がＺ方向に昇降できる。また、カムスライダ１８にはボス １８ｂ、１８ｃが突設され、トレイ３のカム溝３ｂ、３ｃに係合してトレイ３を Ｙ方向に移動させることができる。

【００２５】 上記構成のディスク装置１において、ディスクを脱着する際の動作について説 明する。図２はディスクを載置したトレイ３がディスク装置１内に搬送された状 態のディスク装置１の要部を示す平面図である。また、図３、図４はこの時のデ ィスク装置１の側面図及び正面図を示している。

【００２６】 モータ７のモータ軸７ａに取付けられたウォームギヤ８の回転によってドライ ブユニット４（図１参照）に配された伝達部１５の各ギヤ及びシャーシ（不図示 ）に設けたトレイギヤ１４を回転駆動する。ディスクがディスク装置１の内部に 配された状態ではウォームギヤ８に噛合するウォームホイル９ａと一体の平ギヤ ９ｂがピックアップユニット５のラック５ａに噛合する。これにより、モータ７ の正逆回転によりピックアップユニット５がディスクの径方向（Ｙ方向）に往復 運動して光ピックアップ６が所定位置に配される。

【００２７】 この時、ピックアップユニット５のボス５ｂとプレートトリガ１７のカム溝１ ７ｂとの係合は解除され、プレートトリガ１７の三角歯１７ｃと平ギヤ１２との 噛合は解除されている。また、カムスライダ１８のラック１８ａとトレイギヤ１ ４との噛合は解除され、トレイギヤ１４とトレイ３のラック３ａ（図１参照）と の噛合も解除されている。

【００２８】 そして、図３においてカムスライダ１８が相対的に左方に配置されており、プ レートトリガ１７のカム突起１７ａとカムスライダ１８のカム溝１８ｄとの係合 により図３、図４に示すようにシャーシに対してドライブユニット４のトレイギ ヤ１４側が上昇した状態になっている。これにより、ディスクがチャック部２０ （図１参照）と係合してチャックされている。

【００２９】 ディスクを搬出する際には図２においてウォームホイル９ａが図中、反時計回 りに回転するとピックアップユニット５がプレートトリガ１７の方向に移動する 。図５に示すように、ピックアップユニット５のボス５ａがプレートトリガ１７ のカム溝１７ｂと係合すると、カム溝１７ｂの案内によりプレートトリガ１７が 図中、右方に移動する。

【００３０】 これにより、プレートトリガ１７の三角歯１７ｃが平ギヤ１２と噛合を開始し 、減速ギヤ９の平ギヤ９ｂとラック５ａの噛合が解除される。プレートトリガ１ ７の移動により、カム突起１７ａはカムスライダ１８のカム溝１８ｄの一端部１ ８ｅに当接する。

【００３１】 カムスライダ１８はプレートトリガ１７と一体に移動し、ラック部１８ａがト レイギヤ１４の平ギヤ１４ａに噛合する。これにより、プレートトリガ１７及び カムスライダ１８はそれぞれ平ギヤ１２及びトレイギヤ１４の駆動により移動す る。この時、プレートトリガ１７及びカムスライダ１８が同じ速度で移動するよ うに各ギヤの歯数が決められている。

【００３２】 平ギヤ１２の駆動によりプレートトリガ１７のカム溝１７の端部にピックアッ プユニット５のボス５ａが配置されると、図１に示すようにピックアップユニッ ト５のＹ方向の移動がロックされる。更にモータ７が回転すると平ギヤ１２と三 角歯１７ｃの噛合が解除され、トレイギヤ１４によってカムスライダ１８が単独 でＸ方向に移動する。

【００３３】 これにより、プレートトリガ１７のカム突起１７ａがカムスライダ１８のカム 溝１８ｄに案内される。そして、図６、図７の側面図及び正面図に示すようにド ライブユニット４が回動して一端が下降することによりディスクのチャックが解 除される。従って、プレートトリガ１７とカムスライダ１８とを平ギヤ１２及び トレイギヤ１４によって一体に移動させることにより、ピックアップユニット５ をロックした後にドライブユニット４を下降させることができる。これにより、 ピックアップユニット５の揺動による事故を防止できるようになっている。

【００３４】 更にカムスライダ１８が移動すると、カムスライダ１８のボス１８ｂ、１８ｃ がトレイ３のカム溝３ｂ、３ｃに案内され、トレイ３が図１の図中、下方に押し 出される。これにより、トレイ３のラック３ａとトレイギヤ１４の平ギヤ１４ｂ とが噛合を開始するとともにトレイギヤ１４の平ギヤ１４ａとカムスライダ１８ の噛合が解除される。そして、トレイギヤ１４の回転によってトレイ３が搬出さ れる。

【００３５】 トレイ３を搬入する際には、トレイ３を手動で押圧するとトレイ３のラック３ ａ、トレイギヤ１４、伝達部１５、ウォームギヤ８を介してモータ軸７ａが回転 する。これにより、トレイ３の搬入動作開始を検知してモータ７が駆動され、上 記と逆の動作によってトレイ３が搬入される。

【００３６】 本実施形態によると、プレートトリガ１７に三角歯１７ｃを形成して平ギヤ１ ２により移動可能にしているので、ピックアップユニット５をロックすることが できる。これにより、ピックアップユニット５の揺動による事故を防止できると ともにロックのための部品点数を削減することができる。。

【００３７】 また、ピックアップユニット５のボス５ｂが傾斜したカム溝１７ｃに係合する 際に負荷が大きくてもプレートトリガ１７を平ギヤ１２により移動させることが できる。従って、カム溝１７ｂをＸ方向に対して小さい角度に形成してピックア ップユニット５のストロークを短くすることができる。これにより、ディスク装 置１の小型化を図ることができる。

【００３８】 また、三角歯１７ｃ及び平ギヤ１２の歯先が尖鋭なため、ピックアップユニッ ト５とのカム係合によってＸ方向に移動するプレートトリガ１７の三角歯１７ｃ と平ギヤ１２の歯との衝突を防止することができる。これにより、三角歯１７ｃ と平ギヤ１２の歯とが突っ張ることによる歯の破損やモータ７の過負荷を防止す ることができる。

【００３９】 また、プレートトリガ１７及びカムスライダ１８がそれぞれモータ７に連結さ れる平ギヤ１２、トレイギヤ１４に噛合して一体に移動できるので、プレートト リガ１７と係合するピックアップユニット５をロックした後にドライブユニット ５を昇降させることができる。

【００４０】

【考案の効果】

本考案によると、プレートトリガに三角歯を形成してギヤにより移動可能にし ているので、ピックアップユニットをロックすることができる。これにより、ピ ックアップユニットの揺動による事故を防止できるとともにロックのための部品 点数を削減することができる。。

【００４１】 また、ピックアップユニットが傾斜したカム溝に係合する際に負荷が大きくて もプレートトリガをギヤにより移動させることができる。従って、カム溝の圧力 角を大きくしてピックアップユニットのストロークを短くすることができる。こ れにより、ディスク装置の小型化を図ることができる。

【００４２】 また、三角歯及び三角歯に噛合するギヤの歯先が尖鋭なため、ピックアップユ ニットとのカム係合によって移動するプレートトリガの三角歯とギヤの歯との衝 突を防止することができる。これにより、三角歯とギヤの歯とが突っ張ることに よる歯の破損やモータの過負荷を防止することができる。

【００４３】 また、プレートトリガ及びカムスライダがそれぞれモータに連結されるギヤに 噛合して一体に移動できるので、プレートトリガと係合するピックアップユニッ トをロックした後にドライブユニットを昇降させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】は、本考案の実施形態のディスク装置を示す上
面図である。

【図２】は、本考案の実施形態のディスク装置の動作を
説明する上面図である。

【図３】は、本考案の実施形態のディスク装置のドライ
ブユニットが上昇した状態を示す側面図である。

【図４】は、本考案の実施形態のディスク装置のドライ
ブユニットが上昇した状態を示す正面図である。

【図５】は、本考案の実施形態のディスク装置の動作を
説明する上面図である。

【図６】は、本考案の実施形態のディスク装置のドライ
ブユニットが下降した状態を示す側面図である。

【図７】は、本考案の実施形態のディスク装置のドライ
ブユニットが下降した状態を示す正面図である。

【図８】は、本考案の実施形態のディスク装置のプレー
トトリガを示す平面図である。

【図９】は、本考案の実施形態のディスク装置のプレー
トトリガに噛合する平ギヤを示す平面図である。

【図１０】は、本考案の実施形態のディスク装置のプレ
ートトリガに噛合する平ギヤの歯を示す図である。

【符号の説明】

１ ディスク装置 ３ トレイ ４ ドライブユニット ５ ピックアップユニット ６ 光ピックアップ ７ モータ ８ ウォームギヤ ９、１０ 減速ギヤ ９ａ、１０ａ ウォームホイル ９ｂ、１０ｂ、１１、１２、１３、１４ａ、１４ｂ 平
ギヤ １２ａ 歯元部 １２ｂ 歯先部 １４ トレイギヤ １５ 減速部 １７ プレートトリガ １７ｂ カム溝 １７ｃ 三角歯 １８ カムスライダ ２０ チャック部

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 装置本体に固定のシャーシと、モータの
   駆動により複数のギヤを介して前記シャーシに対して所
   定方向に昇降可能なドライブユニットと、光ピックアッ
   プを有するとともに前記ドライブユニットに設けられて
   前記モータの駆動により前記ドライブユニットの昇降方
   向に略直交する方向に移動可能なピックアップユニット
   とを備えたディスク装置において、 前記ドライブユニットの昇降の方向及びピックアップユ
   ニットの移動方向に対して略直交する方向に移動できる
   ように前記シャーシに設けられたカムスライダと、傾斜
   したカム溝を有して前記ピックアップユニットとのカム
   係合により前記カムスライダと同じ方向に移動できると
   ともに前記カムスライダとのカム係合により前記ドライ
   ブユニットを昇降させるように前記ドライブユニットに
   設けられたプレートトリガとを備え、 前記プレートトリガ及び前記カムスライダがそれぞれ前
   記モータに連結されるギヤに噛合して一体に移動できる
   とともに前記プレートトリガに形成した三角歯に噛合す
   るギヤの歯先を尖鋭にしたことを特徴とするディスク装
   置。
2. 【請求項２】 装置本体に固定のシャーシと、モータの
   駆動により複数のギヤを介して前記シャーシに対して所
   定方向に昇降可能なドライブユニットと、光ピックアッ
   プを有するとともに前記ドライブユニットに設けられて
   前記モータの駆動により前記ドライブユニットの昇降方
   向に略直交する方向に移動可能なピックアップユニット
   とを備えたディスク装置において、 前記ドライブユニットの昇降の方向及びピックアップユ
   ニットの移動方向に対して略直交する方向に移動できる
   ように前記シャーシに設けられたカムスライダと、傾斜
   したカム溝を有して前記ピックアップユニットとのカム
   係合により前記カムスライダと同じ方向に移動できると
   ともに前記カムスライダとのカム係合により前記ドライ
   ブユニットを昇降させるように前記ドライブユニットに
   設けられたプレートトリガとを備え、前記モータに連結
   されるギヤに噛合するラックを前記プレートトリガに設
   けたことを特徴とするディスク装置。
3. 【請求項３】 前記ラックが三角歯から成ることを特徴
   とする請求項２に記載のディスク装置。
4. 【請求項４】 前記三角歯に噛合するギヤの歯先を尖鋭
   にしたことを特徴とする請求項３に記載のディスク装
   置。