JP3092945B2 - エネルギー案内チェーンのための案内溝 - Google Patents

エネルギー案内チェーンのための案内溝

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JP3092945B2 JP08529854A JP52985496A JP3092945B2 JP 3092945 B2 JP3092945 B2 JP 3092945B2 JP 08529854 A JP08529854 A JP 08529854A JP 52985496 A JP52985496 A JP 52985496A JP 3092945 B2 JP3092945 B2 JP 3092945B2
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    • H02G11/006Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using extensible carrier for the cable, e.g. self-coiling spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、長くて平行な側部部材を備え、これらの間
にエネルギー輸送用チェーンを長手方向に載置すること
ができ、案内溝を溝の長手方向に端面を互いに隣接して
配置された複数の側部部材から構成してなるエネルギー
案内チェーンのための案内溝に関するものである。
この種の案内溝は、電気、ガス、流体などのためのフ
レキシブル供給配管を収容するのに使用されると共にこ
れらを移動自在な消費機器に供給するエネルギー輸送用
チェーンを案内するために用いられる。それらは、これ
に限定するものでないが例えばプラント構造や搬送技術
などにおいてエネルギー輸送用チェーンが長い走行路を
有する場合に特に用いられる。
少なくとも一方向に屈曲しうるエネルギー輸送用チェ
ーンは、移動自在な消費機器の移動運動に際し巻き戻し
や巻き上げ動作により案内溝に載置され又は案内溝から
引き上げられる。その際、長い走行路の場合、エネルギ
ー輸送用チェーンの巻戻しや巻き上げ動作中は、該チェ
ーンの上側領域(上側部分という)は、案内溝に載って
いる該チェーンの下側領域(下側部分という)上にて摺
動する。走行路の中間におけるエネルギー輸送用チェー
ンの連結部材が案内溝に装着されると、エネルギー輸送
用チェーンの走行路の半分まで上側部分が下側部分に対
し摺動する。走行路の他方の半分に対してもエネルギー
輸送用チェーンが容易に走行できるように、案内溝に少
なくとも摺動レールを設け、これを案内溝の側壁部に配
置して上側部分を摺動レール上に移動自在にする。
エネルギー輸送用チェーンのための従来公知の案内溝
は少なくとも固定部材により下側構造部に固定配置さ
れ、互いに平行配置された側部部材の下側構造部に対す
る固定は角材によって行われ、これはそれぞれ端面で互
いに当接する側部部材に対するネジ接続により、および
下側構造体に対する他のネジ接続によって固定される。
下側構造部としては、しばしば案内溝の長手方向に対し
垂直に配置されたC−字状部材が用いられ、角材を固定
するためのロックナットをC−字状部材において長手方
向移動自在に配置し、案内溝の側部部材間の間隙を可変
にし得る。さらに、U−字状として形成された案内溝も
可能である。
従来公知の案内溝は殆ど厚さ約2mmの鋼板で作成さ
れ、これは強度を増大させるべく加工することができ
る。摺動レールを固定するには側壁部および摺動レール
に貫通穴部を設けて、摺動レールを案内溝の側壁部にネ
ジ接続によって固定することができる。
この種の案内溝における欠点は、ネジ接続で摺動レー
ルを固定するのに用いられる角材における外方向に出っ
張ってたまに鋭利な縁を有する比較的重い重量の領域、
又は内部で案内溝を補強するため側壁を折り返した領域
である。さらに、エネルギー輸送用チェーンにより与え
られる消費機器の素早い移動は、案内溝上にエネルギー
輸送用チェーンを急激に載せることを原因として大きな
騒音の発生を伴う。これにより、全体として案内溝の使
用分野は比較的粗雑なプラント構造における構造体に限
定される。
さらにDE 41 40 910 C1号からは、側部部材を薄
い覆板で構成すると共にそれらの間にプラスチックコア
もしくはウェル−プロフィルを設けた種類の案内溝が知
られている。側部部材は楔によって支持部材に固定され
る。ここでは側部部材の弾力的構成に基づき固定作用が
高まり、側部部材は支持部材に対するその固定に際し弾
力的に変形する。側壁部は極く僅かな固有強度を有す
る。側方から突出する楔は外部の力作用で不意に脱着し
て側方から突出する下側構造部と一緒になって複数の突
出部を形成し、これらが騒音の原因になりうると共に実
質的に平滑な外面を有する案内溝の構成を阻害する。
したがって本発明の課題は、小さい重量を有し、多方
面で使用できる外観及び形状を有し、エネルギー輸送用
チェーンの走行運動に際し騒音発生が最小になると共に
高い安定性を有するような案内溝を提供することにあ
る。
本発明によればこの課題は、側部部材が形態安定な中
空輪郭を備え、側部部材の互いに対向する端面の間には
接続部材を設け、これにより側部部材を互いにおよび下
側構造部に固定することにより解決される。これにより
側部部材を互いに接続するのに必要な固定部材および/
またはたとえば摺動レールなどの他の装置を固定するた
めの必要な固定部材を簡単に中空領域の断面内に配置す
ることができ、したがって外方向に向いた突出部が完全
に不要となる。さらに、これにより実質的に案内溝の平
滑な外面および内面の形成、つまり好適な外観を得るこ
とができ、併せて邪魔な突出部の回避が可能となる。全
体として、案内溝の使用範囲が拡大される。中空領域
は、必ずしも必要でないが好ましくは側部部材の全長に
わたり延在し、案内溝はU−字状プロフィルを有するこ
ともでき或いは一体的に構成することもできる。側部部
材を中空領域を有するものとして構成することにより、
重量を大きく削減することができる一方、高強度の側壁
部が得られ且つ比較的小さな空間しか必要とされない。
同時にエネルギー輸送用チェーンの走行運動に際し明瞭
な騒音低下も示される。側部部材が接続部材により互い
にかつ同時に下側構造部にも固定されることにより、明
らかに組立が簡単化される。その際、接続部材はたとえ
ばシュー形式又は溝形式の連結とできる。これらは側部
部材の端面にも一体的に形成することができ、又は力を
加えて係合する部材及び/若しくは固定した形態を適合
させて係合する部材によりこれに固定することもでき
る。
好ましくは側部部材はこの側部部材の全長にわたり一
様に延びる形状を有し、これにより任意の長さの側部部
材を接続部材により端面で固定することができる。これ
により、案内溝の長さを調節するのが特に簡単になり、
同時に側部部材は大きい長さで、したがってコスト上有
利に作成することができる。
好ましくは中空領域は多数の好ましくは側部部材の長
手方向に延びる部屋を備え、これを形態安定的な支柱に
より形成することができ、側部部材の内壁部および外壁
部に接続する。同時に支柱は補強にも役立つ。好ましく
は、支柱は実質的に水平に延在する。さらに各部屋は一
方向に、たとえば上方向または側部部材の端面方向に開
口させることができ、或いは側方貫通部を有することも
できる。しかしながら、好ましくは各部屋は案内溝の組
立状態にて閉鎖される。さらに支柱を側部部材の長手方
向に対し垂直に配置することもできる。
好適実施形態において側部部材は接続部材による固定
に際し互いに整列させることができ、側部部材が個々に
組立可能かつ脱着可能になるよう接続部材を設置する。
これにより案内溝の簡単な組立および解体が可能とな
り、隣接する側部部材の互いに当接する端面の領域にお
いて横方向にずれる危険性が回避され、この横方向のず
れは案内溝におけるエネルギー輸送用チェーンの素早い
移動に際し極めて邪魔なものである。側部部材の整列
は、たとえば側部部材に対する充分な長さの溝または突
出部によって得ることができ、これらは接続部材の対応
の突出部または溝に嵌入する。
好ましくは接続部材はピンを備え、このピンは側部部
材の端面に配置された中空室にぴったり挿通することが
できる。これにより、側部部材に対する接続部材の簡単
かつ安定な固定および同時にそれらの相対的な整列も得
られる。
好ましくは接続部材は2つの部分で形成され、各部分
は案内溝の組立状態にて側部部材にたとえばピンにより
固定され、さらにそれぞれ他方の部分に対し対向する側
方の重なり領域をも備え、これらの重なり領域は固定部
材により互いに固定することができる。従って、固定部
材を取り外したならば、側部部材を案内溝に対し横方向
に移動させることにより、側部部材を案内溝から取り除
くことができ、このことは、案内溝をその全長にわたり
解体することなく側部部材を組立又は解体できることを
意味する。これは、より大きい長さを有する案内溝の場
合に特に有利である。さらに接続部材における重なり領
域により、側部部材が相互に整列し、それにより側部部
材を組み立てるのが実質的に容易になる。
案内溝の側部部材はL−字状プロフィルを有し、その
短い脚部は、溝の内側を向くと共にエネルギー輸送用チ
ェーンの下側部分のための架台を形成する。さらに側部
部材の輪郭はその上側端部に溝の内部から傾斜した領域
を備え、よって溝の断面は上方向に拡大し、エネルギー
輸送用チェーンを溝へ挿入して該溝内で位置決めするの
が容易になる。
好ましくは側部部材の端面には端部キャップを設け
て、側部部材の中空室が外方向に閉鎖されると共に中空
領域への汚物蓄積を防止するようにする。中空室の閉鎖
により効果的な騒音遮断を得ることができる。さらに端
部キャップは支持構造部への側部部材の固定にも役立ち
うる。その際、端部キャップには側部部材に固定するた
めのピンを設けることができ、このピンを側部部材の端
面に配置された中空室にぴったり挿通することができ
る。
接続部材の重なり領域および/または端部キャップは
断面L−字状に形成することができ、短い脚部は案内溝
の内側を向き、短い脚部には支持構造部に溝を固定する
ための固定手段を設ける。かくして支持構造部への接続
部材もしくは端部キャップによる側部部材の固定が得ら
れる。接続部材のL−字状構成により、側部部材の簡単
な組立が可能になると同時に接続の安定性も向上する。
接続部材の重なり領域および/または端部キャップが
側部部材の外壁部の輪郭と同じならば、案内溝に要する
空間は極く小さなものとなり、案内溝の外部で移動する
物品が、外方向を向く案内溝の突出部に当接することは
ない。
接続部材および端部キャップはプラスチックから作成
することができる。
アルミニウム抽出成形部材として側部部材を形成すれ
ば、高度の安定性および最大の重量節減と共に、中空領
域の低コストの製作が可能になる。しかしながら、中空
領域はプラスチック(特にガラス繊維強化プラスチッ
ク)から或いは他の材料からも作成することもできる。
側部部材の中空室には遮音材料を配置することもでき
る。特に中空室をプラスチックで発泡させることができ
る。
側部部材の内壁部に摺動レールを固定するため、側部
部材はその溝に面する壁部に切欠部を備えることがで
き、ここに摺動レールの側方突出部を好ましくは他の固
定手段なしに固定することができ、これにより摺動レー
ルの簡単な取扱いが可能となる。特に、これにより案内
溝の内側も平滑となり、突出部なしに形成することがで
きる。案内レールの突出部はたとえば固定ピンとして或
いは別途のネジボルトとしても構成することができ、ロ
ックナットなどを側壁部に埋込み配置することができ
る。しかしながら、摺動レールの固定は、力を加えて係
合する他の固定手段又は固定した形態を適合させて係合
する他の固定手段により行うこともできる。
好ましくは側壁部の切欠部は凹部として構成され、か
くして貫通穴部が不要となり高度の騒音遮断が達成され
る。側部部材が中空領域として形成されるならば、中空
室は完全に閉鎖され、したがって案内溝の高度の安定性
および遮音が実現される。さらに凹部は接続部材の端面
固定にも役立ちうる。
凹部は側部部材の全長にわたって延在し、したがって
案内溝の側部部材の作成は連続成形法にて、たとえば押
出プレス法にて可能である。さらに摺動レールの位置決
めは局部的に設けた貫通開口部に限定されず、案内溝に
おける摺動レールの所望の変位が可能となり、状況の変
化に簡単に適合し得る。必要に応じ、摺動レールの固定
は固定部材(Festellreitern)によって行うこともでき
る。
側壁部に設けた切欠部は好ましくはアンダーカット領
域を備え、ここにフック状突出部により摺動レールを懸
架させることができる。これにより、摺動レールの簡単
かつ迅速な組立および解体が可能となる。
好ましくは側部部材は種々異なるレベルに摺動レール
を固定するよう配置された複数の切欠部を備える。チェ
ーン素子の種々異なる高さにてエネルギーチェーンを使
用すれば、摺動レールは常にそれぞれエネルギーチェー
ンに適合するレベルにて案内溝の内部に位置決めするこ
とができ、エネルギーチェーンの交換に際し案内溝の簡
単な交換が可能となる。その際、凹部にて一つのレベル
高さに配置された摺動レールは他のレベル高さに設けら
れた凹部を覆い、かくして凹部における物質の蓄積が回
避される。
以下、添付図面を参照して実施例により本発明を詳細
に説明する。
第1図:案内溝の側面図、 第2図:第1図による案内溝のA−A線断面図、 第3図:接続部材の第1部分の正面図(左側)、側面
図(中央)および平面図(右側)、 第4図:接続部材の第2部分の正面図(左側)、側面
図(中央)および平面図(右側)、 第5図:端部キャップの正面図(左側)、側面図(中
央)および平面図(右側)。
第1図および第2図は、エネルギー輸送用チェーンの
ための案内溝の一部を示し、これは接続部材2により下
側構造部3に配置された互いに長手方向配置の側部部材
1を備える。下側構造部はC−輪郭レールで構成され、
これは案内溝の長手方向に対し垂直に延在すると共にそ
の長手スリットにて接続部材2に係合するネジボルト4
を長手方向変位自在に挿通し、かくして側部部材1間の
間隙を可変にし得る。
側部部材1はL−字状の中空プロフィルとして形成さ
れ、側部部材1の長手方向に延びる支柱5により多数の
中空室に分割される。側部部材1の短い脚部は下側構造
部3に当接して配置され、エネルギー輸送用チェーンの
下側部分の載置部として作用する(エネルギー輸送用チ
ェーンの上側部分を第2図に点線で示す)。側部部材1
の内壁部はアンダーカット部を設けた凹部6を備え、こ
こに摺動レール7を固定してエネルギー輸送用チェーン
の上側部分を支持する。その際、側部部材の全長にわた
り延在する多数の凹部を互いに離間配置させて、摺動レ
ール7が種々異なる間隔で側部部材1の短い脚部に懸架
しうるようにする。支柱5は凹部6の高さに配置され
て、中空領域をその狭い断面の領域にて補強する。
側部部材1はその上端部に案内溝から傾斜する領域8
を備え、案内溝の内側断面を上方向に拡大させると共
に、エネルギー輸送用チェーンを案内溝に挿入して該案
内溝内で位置決めするのを容易にする。
案内溝の側部部材1は平滑な外壁部を有し、これを下
側構造部3と結合させる。さらに接続部材2の種々異な
る部分に互いに固定された固定部材を側部部材1の外壁
部と結合させる。かくして、外方向に突出する突出部を
決して持たず、したがって全体としてできるだけ小さい
空間しか必要としない案内溝が得られる。中空領域とし
ての側部部材1の構成により既に得られる従来の案内レ
ールと比べた顕著な騒音遮断性は、中空領域に発泡プラ
スチックを満たすことにより実質的に向上する。さらに
案内溝を貫通U−輪郭として形成することができ或いは
側部部材1の短い脚部間に覆板を配置して案内溝を下方
向に閉鎖しうることは勿論である。
小さい重量および低い製作コストにてできるだけ高い
安定性を得るには、側部部材1をアルミニウム押出成形
部材として形成する。
端面で互いに当接する側部部材1を互いに接続する接
続部材2は、第3図および第4図に示すように、2つの
部分で構成される。
第3図(左側)に示した接続部材2の第1部分9の正
面図から見られるように、これは実質的にL−字型形状
を有する。正面図における部分9の輪郭は側部部材1の
内側および外側の輪郭に適合する。
側面図(第3図、中央)および平面図(第3図右側)
から推察されるように、接続部材2の第1部分9にはピ
ン14を設け、これを各側部部材1の対応中空室にぴった
り挿通することができ、これにより接続部材2の部分9
を側部部材1に固定することができる。
接続部材2の第1部分9における短い脚部には貫通穴
部10を設け、ここにネジまたは他の種類の固定部材を埋
込み収容することができ、下側構造部3に固定すること
ができる。
接続部材2の第1部分9は外側から引っ込んだL−字
状領域11を備え、第4図に示した接続部材の第2部分15
のL−字状本体を引っ込んだ領域11と重ねることができ
る。引っ込んだ領域11は外方向に突出するステム12を有
し、これは接続部材2の第2部分15における対応切欠部
17にぴったり挿通することができる。ここに示した接続
部材の第1部分9とその第2部分15との重なる領域をこ
こに示したように成形することにより、接続部材の各部
分の安定な配置が実現される。接続部材2の第1部分9
の側面図(第3図、中央参照)に示したように、部分9
には2個の貫通穴部13を設け、これら穴部を接続部材2
の第2部分15における対応の貫通穴部19と重ねて接続部
材2の第1および第2部分の重なり領域をネジ接続など
により互いに固定することができる。部分9および15の
固定は固定ピンなどによっても可能であることは勿論で
ある。
第4図に示した接続部材2の第2部分15も同様にL−
字状輪郭を有し、その本体を接続部材2の第1部分9に
おける引っ込んだ領域11に適合させて、接続部材2の第
1部分9および第2部分15(内側および外側)が同様な
輪郭を有するようにする。この輪郭は側部部材1の輪郭
に対応する。接続部材2の第2部分15の短い脚部は、対
応する第1部分9に相応して貫通穴部16を備え、これは
下側構造部3に対する埋込式の固定部材を収容でき、貫
通穴部16は、案内溝の長手方向に対し横方向において第
1部分9の貫通穴部10から一定の距離を置いて配置され
る。さらに第2部分15は切欠部17を備え、この中に第1
部分9のステム12をぴったり挿通することができる。ま
た、第2部分15は、もう一方の側面に2個のピン18を有
し、側部部材1の対応する中空室にぴったり挿通するこ
とができ第2部分15を固定する。
貫通穴部10および16に配置された固定手段の解除によ
り接続部材2の第1部分9に配置された側部部材1は案
内溝の内部の方向に移動自在であり、第2部分15の貫通
穴部16に配置された固定手段はむき出しになり、次いで
対応の側部部材1の解体のため除去することができる。
接続部材2の各部分における貫通穴部10および16は案内
溝の長手方向にも互いに離間させることができ、これに
より接続部材2は案内溝の長手方向により大きく拡張さ
れる。
したがって案内溝の長手方向に対し横方向に側部部材
1を移動させることにより、側部部材1を案内溝から取
り外すことができ、このことは、隣接する側部部材1の
位置関係を変える必要なく解体できることを意味する。
側部部材1を下側構造部3に固定するための手段が、
案内溝の内部に向いた接続部材2の短い脚部に配置され
ることにより、側部部材1の外壁部を越えて突出する固
定手段が不必要となり、これにより下側構造部3はその
幅を案内溝の幅に適合させることができる。
第5図に示した端部キャップ20はその輪郭において側
部部材1の輪郭に適合し、その端面には3個のピン21を
設け(第5図、左側参照)、これらピンを側部部材1の
対応中空室にぴったり挿通することができる。さらに、
L−字状に形成された端部キャップ20の短い脚部には貫
通穴部22を設け、ここに固定手段を挿通しうると共に下
側構造部3に固定することができる。端部キャップ20を
介し、側部部材1をその案内溝から離れた端部に固定す
ることができる。
接続部材2の部分および端部キャップ20はこの実施例
においてプラスチックから作成される。
摺動レール7(第2図参照)は実質的に梯形断面を有
し、その長い方の側面は側部部材1に対する当接領域と
して作用する。当接領域の上端部には上縁部と連結して
摺動レール7の全長にわたって延びるフック状突出部7a
を凹部6に嵌入する短いステムを介して配置する。フッ
ク状突出部7aの挿入により、摺動レール7を側部部材に
固定しうると共に再び容易に脱着することができる。側
方の当接領域の高さは、摺動レール7が最も下側の凹部
6の上方に懸架された際に当接領域の下縁部がアンダー
カット部または側部部材1に当接するような寸法とす
る。側部部材1の長手方向に延びる凹部6の形成により
摺動レール7は凹部6にて長手方向移動自在となり、か
くしてここに任意の位置で位置決めすることができ、さ
らに側部部材1を連続成形法にて作成することができ
る。
符号の説明 1 側部部材 2 接続部材 3 下側構造部 4 ネジボルト 5 支柱 6 凹部 7 摺動レール 7a フック状突出部 8 傾斜領域 9 接続部材の第1部分 10 貫通穴部 11 引っ込んだ領域 12 ステム 13 貫通穴部 14 ピン 15 接続部材の第2部分 16 貫通穴部 17 切欠部 18 ピン 19 貫通穴部 20 端部キャップ 21 ピン 22 貫通穴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−114419(JP,A) 特開 平5−296370(JP,A) 特開 平6−178429(JP,A) 実開 昭50−69691(JP,U) 実開 平5−15624(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 11/00 F16L 3/00 F16L 3/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長くて平行な側部部材を備え、これらの間
    にエネルギー輸送用チェーンを長手方向に載置すること
    ができ、案内溝を溝の長手方向に端面を互いに隣接して
    配置された複数の側部部材から構成してなるエネルギー
    輸送用チェーンのための案内溝において、 側部部材(1)は、形態が安定な中空領域を備え、側部
    部材(1)の対向する端面の間に接続部材(2)が設け
    られ、これにより側部部材を互いにかつ下側構造部に固
    定しうることを特徴とする案内溝。
  2. 【請求項2】側部部材(1)は、固定する際に接続部材
    (2)により相互に整列し得、接続部材(2)は、側部
    部材(1)が単独で組立及び取り外しできるように構成
    されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の案内
    溝。
  3. 【請求項3】接続部材(2)がピン(14、18)を備え、
    これらを側部部材(1)の端面に設けられた中空室にぴ
    ったり挿通しうることを特徴とする請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の案内溝。
  4. 【請求項4】接続部材(2)が、2つの部分から構成さ
    れ、各部分(9、15)は、側部部材に固定でき、且つ、
    その対向端にてもう一方の部分の重なり領域と重なり得
    る領域を有することを特徴とする請求の範囲第1〜3項
    のいずれか一項に記載の案内溝。
  5. 【請求項5】側部部材(1)は、L−字状の輪郭を有
    し、その短い脚部は、案内溝の内側に向き、且つ、エネ
    ルギー輸送用チェーンの下側部分のための支持部を形成
    することを特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれか
    一項に記載の案内溝。
  6. 【請求項6】側部部材(1)の端面に固定できる端部キ
    ャップ(20)が、側部部材(1)の端面に設けられるこ
    とを特徴とする請求の範囲第1〜5項のいずれか一項に
    記載の案内溝。
  7. 【請求項7】接続部材の重なり領域および/または端部
    キャップが、断面L−字状に形成され、その短い脚部
    が、案内溝の内側を向き、また、案内溝を支持構造部に
    固定するための固定手段が、短い脚部に設けられること
    を特徴とする請求の範囲第4〜6項のいずれか一項に記
    載の案内溝。
  8. 【請求項8】摺動レール(7)が、内部に設けられ、側
    部部材(1)は、案内溝の内側に面するそれらの壁部に
    切欠部(凹部6)を有し、その中に摺動レール(7)の
    側方突出部を固定し得ることを特徴とする請求の範囲第
    1〜7項のいずれか一項に記載の案内溝。
  9. 【請求項9】側部部材(1)の内壁部に設けられた切欠
    部(凹部6)が、アンダーカット領域を備え、ここに摺
    動レール(7)をフック状突出部(7a)により懸架しう
    ることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の案内溝。
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