JP3092607U - 映像音声再生装置 - Google Patents

映像音声再生装置

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JP3092607U JP2002005630U JP2002005630U JP3092607U JP 3092607 U JP3092607 U JP 3092607U JP 2002005630 U JP2002005630 U JP 2002005630U JP 2002005630 U JP2002005630 U JP 2002005630U JP 3092607 U JP3092607 U JP 3092607U
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武司 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがDVDからの再生画像から好きな動
画像を選択し、その選択した動画像をスクリーンセイバ
ー用の画像に設定することができる映像音声再生装置を
提供する。 【解決手段】 DVD1から再生される画像の中からユ
ーザが好きな動画像をスクリーンセイバーに用いるた
め、その好きな動画像の区間を動画像区間設定手段7に
より設定し、モニタ装置10の表示が所定時間以上停止
状態又は一時停止状態であることが停止状態検知手段5
により検知されると、動画像区間設定手段7により設定
された区間の動画像が、スクリーンセイバー処理手段6
の指示に従ってDVD1から直接読み出され、この読み
出された動画像がスクリーンセイバー用の画像としてモ
ニタ装置10に表示される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、デジタル記録媒体であるDVD(digital versatile disc)などに 記録された映像音声情報を再生する映像音声再生装置に関し、特に、スクリーン セイバー処理を行うためのシステム構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタル映像技術の発達に伴い、映像音声情報などを大量に記録するこ とができるDVDが普及してきている。DVDには、映像音声情報以外に、シス テム制御用の各種情報や、オープニング画面情報、メニュー画面情報などが記録 されている。
【0003】 さて、このようなDVDの記録情報を再生するDVDプレイヤ等のような映像 音声再生装置には、静止画像を長時間、モニタ装置に表示した場合、モニタ装置 の表示面(CRT画面や液晶画面)が焼き付けを起こす虞が生じる。そこで、従 来から、この種の映像音声再生装置には、モニタ装置に静止画像が所定時間以上 表示された場合、他の動画像に自動的に切り換え、モニタ装置の表示面を焼き付 けから保護するスクリーンセイバー機能が備えられている。
【0004】 このスクリーンセイバー機能により表示されるスクリーンセイバー用の画像は メーカ側の製造段階で映像音声再生装置内の不揮発性メモリに予め記憶されてお り、映像音声再生装置は、スクリーンセイバー処理時に不揮発性メモリからスク リーンセイバー用の画像を読み出し、その画像をモニタ装置に表示させる動作を 行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の映像音声再生装置では、スクリーンセイバー 処理時に、メーカ側の製造段階で設定されたスクリーンセイバー用の画像のみし か表示させることができないので、ユーザが飽きてきてもスクリーンセイバー処 理時には同じ画像が繰り返し表示され、ユーザの好む画像を選択して表示させる ことができない。
【0006】 そこで、不揮発性メモリにスクリーンセイバー用の画像を多数記憶しておき、 ユーザがそれらの画像を選択してスクリーンセイバー用に表示させることもでき るが、この場合、スクリーンセイバー用の画像を記憶させるメモリ容量が大きく なり、ハードウエアの負担が増加することになる。
【0007】 例えば、特開2000−50207号公報に示される従来技術では、DVDな どに記録された映像情報の一部をスクリーンセイバー用の画像に用いることによ り、上記のようなスクリーンセイバー用の画像を記憶するためのメモリを不要と し、ハードウエアの負担を軽減させている。
【0008】 ところが、この従来技術では、DVD毎に異なるスクリーンセイバー用の画像 が表示できるが、また、DVDから動画像をランダムに選択し、この選択した動 画像がスクリーンセイバーの画像として表示できるが、ユーザが所望する動画像 を選んで、その動画像をスクリーンセイバー用の画像として表示させることがで きない。
【0009】 なお、特開平11−313229号公報に示される従来技術は、電子スチルカ メラに用いられるスクリーンセイバーに関するもので、本件のような映像音声再 生装置とは技術分野も異なり、また、DVDの再生画像をスクリーンセイバー用 の動画像に用いるものではないので、本件とは目的が異なる。
【0010】 本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザがDVD などからの再生画像から好きな動画像を選択し、その選択した動画像をスクリー ンセイバー用の画像に設定することができる映像音声再生装置を提供することを 目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、デジタル記録媒体であるDVD に記録された映像音声情報を再生して所定処理を行い映像信号および音声信号を 出力する映像音声再生装置であって、所定時間以上停止状態又は一時停止状態で あることを検知する停止状態検知手段と、前記DVDから再生される動画像の所 望区間を設定する動画像区間設定手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状 態であることを前記停止状態検知手段により検知されたとき前記動画像区間設定 手段により設定された区間の動画像を前記DVDから直接読み出しスクリーンセ イバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーンセイバー処理手段 とを有するシステムコントローラ部を備えたことを特徴とする映像音声再生装置 を提供する。
【0012】 この構成においては、DVDから再生される画像の中から、ユーザが好きな動 画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が動画像区間 設定手段により設定され、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを 停止状態検知手段により検知されると、前記動画像区間設定手段により設定され た区間の動画像が、スクリーンセイバー処理手段の指示に従って前記DVDから 直接読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像として 表示される。
【0013】 このように、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動画像を選択し、その 選択した動画像をスクリーンセイバー用の画像に設定することができるので、ユ ーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより、ユーザの購買欲を 向上させることができる映像音声再生装置を提供することができる。また、スク リーンセイバー用の画像はDVDから直接読み出して表示するので、その画像を 記憶させておくメモリは必要がなく、ハードウエアの負担を増加せずにユーザの 好むスクリーンセイバー画像を表示させることができる。
【0014】 請求項2の考案は、記録媒体に記録された映像音声情報を再生して所定処理を 行い映像信号および音声信号を出力する映像音声再生装置であって、前記記録媒 体から再生される動画像の所望区間を設定しておき、所定時間以上停止状態又は 一時停止状態であるとき、前記設定された区間における動画像を前記記録媒体か ら直接読み出し、スクリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行 うシステムコントローラ部を備えたことを特徴とする映像音声再生装置を提供す る。
【0015】 この構成においては、記録媒体から再生される画像の中から、ユーザが好きな 動画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が設定され る。所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることが検知されると、前記設 定された区間の動画像が、前記記録媒体から直接読み出され、この読み出された 動画像がスクリーンセイバー用の画像として表示される。
【0016】 このように、ユーザが記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選択し、そ の選択した動画像をスクリーンセイバー用の画像に設定することができるので、 ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより、ユーザの購買欲 を向上させることができる映像音声再生装置を提供することができる。また、ス クリーンセイバー用の画像は記録媒体から直接読み出して表示するので、その画 像を記憶させておくメモリは必要がなく、ハードウエアの負担を増加せずにユー ザの好むスクリーンセイバー画像を表示させることができる。
【0017】 請求項3の考案では、請求項2の映像音声再生装置におけるシステムコントロ ーラ部は、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する停止状 態検知手段と、前記記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定する動画像 区間設定手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記停止 状態検知手段により検知されたとき前記動画像区間設定手段により設定された区 間の動画像を前記記録媒体から直接読み出しスクリーンセイバー用の画像として 表示させるための処理を行うスクリーンセイバー処理手段とを有するので、ユー ザが前記記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選択し、その選択した動画 像をスクリーンセイバー用の画像に設定することができ、また、スクリーンセイ バー用の画像は前記記録媒体から直接読み出して表示することが可能になる。
【0018】 請求項4の考案は、デジタル記録媒体であるDVDに記録された映像音声情報 を再生して所定処理を行い映像信号および音声信号を出力する映像音声再生装置 であって、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する停止状 態検知手段と、前記DVDから再生される動画像の所望区間を設定する動画像区 間設定手段と、該動画像区間設定手段により設定された所望区間の動画像を記憶 する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記停止 状態検知手段により検知されたとき前記記憶手段に記憶された動画像を読み出し 、スクリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーンセ イバー処理手段とを有するシステムコントローラ部を備えたことを特徴とする映 像音声再生装置を提供する。
【0019】 この構成においては、DVDから再生される画像の中から、ユーザが好きな動 画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が動画像区間 設定手段により設定され、この設定された区間の動画像は記憶手段に記憶され、 所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記停止状態検知手段によ り検知されると、前記動画像区間設定手段により設定された区間の動画像が、ス クリーンセイバー処理手段の指示に従って前記記憶手段から読み出され、この読 み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像として表示される。
【0020】 このように、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動画像を選択し、その 動画像をスクリーンセイバー用の画像として記憶手段に記憶しておき、この記憶 された動画像を読み出すことにより、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表 示でき、これにより、ユーザの購買欲を向上させることができる映像音声再生装 置を提供することができる。また、この場合、DVDが装置にセットされていな いときでも、前記記憶手段に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画像を 表示することが可能になり、汎用性が向上する。
【0021】 請求項5の考案は、記録媒体に記録された映像音声情報を再生して所定処理を 行い映像信号および音声信号を出力する映像音声再生装置であって、前記記録媒 体から再生される動画像の所望区間を設定し、この設定された区間の動画像を記 憶手段に記憶しておき、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であるとき、前 記記録手段に記憶された動画像を読み出し、スクリーンセイバー用の画像として 表示させるための処理を行うシステムコントローラ部を備えたことを特徴とする 映像音声再生装置を提供する。
【0022】 この構成においては、記録媒体から再生される画像の中から、ユーザが好きな 動画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が設定され 、この設定された区間の動画像は記憶手段に記憶され、所定時間以上停止状態又 は一時停止状態であることが検知されると、前記設定された区間の動画像が前記 記憶手段から読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画 像として表示される。
【0023】 このように、ユーザが記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選択し、そ の動画像をスクリーンセイバー用の画像として記憶手段に記憶しておき、この記 憶された動画像を読み出すことにより、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を 表示でき、これにより、ユーザの購買欲を向上させることができる映像音声再生 装置を提供することができる。また、この場合、記録媒体が装置にセットされて いないときでも、前記記憶手段に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画 像を表示することが可能になり、汎用性が向上する。
【0024】 請求項6の考案では、請求項5の映像音声再生装置におけるシステムコントロ ーラ部は、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する停止状 態検知手段と、前記記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定する動画像 区間設定手段と、該動画像区間設定手段により設定された所望区間の動画像を記 憶する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記停 止状態検知手段により検知されたとき前記記憶手段に記憶された動画像を読み出 しスクリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーンセ イバー処理手段とを有するので、ユーザが前記記録媒体からの再生画像から好き な動画像を選択し、その選択した動画像は前記記憶手段に記憶でき、スクリーン セイバー処理時に前記記憶手段から動画像を読み出して表示することが可能にな る。また、この場合、前記記録媒体が装置にセットされていないときでも、前記 記憶手段に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画像を表示することが可 能になり、汎用性が向上する。
【0025】 請求項7の考案では、請求項2〜6の映像音声再生装置における記録媒体はD VDであるので、DVDに記録された映像音声情報を再生するDVDプレイヤに 適用できる。
【0026】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。図1は 本考案の一実施形態に係る映像音声再生装置におけるスクリーンセイバー処理に 関する特徴とする構成を説明するためのブロック図である。
【0027】 この映像音声再生装置は、デジタル記録媒体であるDVD1に記録された映像 音声情報を再生してビデオデータおよびオーディオデータを出力する再生手段2 と、この再生手段2からのデータのうちビデオデータを所定処理してアナログの 映像信号として出力しモニタ装置10に画像を表示させる画像処理手段3とを備 えている。
【0028】 また、この映像音声再生装置は、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であ ることを検知する停止状態検知手段5と、DVD1から再生される動画像の所望 区間を設定する動画像区間設定手段7と、モニタ装置10の表示が所定時間以上 停止状態又は一時停止状態であることを停止状態検知手段5により検知されたと き動画像区間設定手段7により設定された区間の動画像をDVD1から直接読み 出しスクリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーン セイバー処理手段6とを有するシステムコントローラ部8を備えている。
【0029】 図2は本考案の一実施形態に係る映像音声再生装置の全体構成を示すブロック 図である。図2に示す構成要素の説明に入る前に、図1で説明した構成要素との 関係について説明しておく。
【0030】 図1中の再生手段2は、図2では、ピックアップユニット11、RFアンプ1 5、8−16復調器29、EFM復調器25、CD・ROMデコーダ26などに 相当する。また、図1中の画像処理手段3は、図2では、MPEGビデオデコー ダ18、画像蓄積用メモリ34、ビデオRAM19、D/A変換器21、NTS C/PALエンコーダ22、OSD23,24などに相当する。図1中のシステ ムコントローラ部8の各手段は、図2ではシステムコントローラ部27に含まれ る。
【0031】 図2において、スピンドルモータ12は再生時などにDVD1等を回転駆動さ せるものである。ピックアップユニット11は、図示しないが、レーザ光を出射 するレーザダイオードと、偏向ビームスプリッタや対物レンズなどから成る光学 系と、DVD1等からの反射光を検出するためのディテクタなどから構成されて いる。前記対物レンズは、スレッドドライバ14により、ディスク半径方向およ びディスクに接離する方向に変位可能な状態で保持されている。
【0032】 RFアンプ15は、再生時、ピックアップユニット11によりDVD1等から 読み出された信号を入力して演算処理し、再生RF信号、トラッキングエラー信 号、フォーカスエラー信号などを抽出する。トラッキングエラー信号およびフォ ーカスエラー信号は、サーボ回路13に与えられる。
【0033】 サーボ回路13では、与えられたトラッキングエラー信号およびフォーカスエ ラー信号や、システムコントローラ部27からのトラックジャンプ命令、アクセ ス命令、スピンドルモータ12の回転速度検出情報などにより各種サーボ駆動信 号を発生させ、ピックアップユニット11およびスレッドドライバ14を制御し てDVD1等に対するフォーカスおよびトラッキング制御を行い、また、スピン ドルモータ12を一定線速度に制御する。
【0034】 また、RFアンプ15からの再生RF信号は、DVD再生時には8−16復調 器29に与えられ、8ビットデータから16ビットデータに復調され、またエラ ー訂正などが行われる。8−16復調器29からの出力のうち、オーディオデー タはMPEGオーディオデコーダ16に与えられ、MPEGオーディオデコーダ 16はオーディオRAM17を用いながらオーディオデータのデコードを行う。 このデコードされたオーディオデータは、D/A変換器20に与えられてアナロ グの音声信号に変換され、この音声信号はオーディオ出力端子37から出力され る。
【0035】 また、8−16復調器29の出力のうち、ビデオデータはMPEGビデオデコ ーダ18に与えられ、MPEGビデオデコーダ18は、ビデオRAM19を用い ながらビデオデータのデコードを行い、このデコードしたビデオデータを一旦画 像蓄積用メモリ34に記憶する。
【0036】 画像蓄積用メモリ34に一旦記憶されたビデオデータはRGB映像信号として 出力され、D/A変換器21に与えられてアナログのRGB映像信号に変換され る。そして、そのアナログのRGB映像信号は、NTSC/PALエンコーダ2 2に与えられ、NTSC方式またはPAL方式の映像信号にエンコードされ、更 にOSD(on screen display)処理部23を介してコンポジット映像信号とし てビデオ出力端子33から出力される。また、NTSC/PALエンコーダ22 において輝度信号/クロマ信号の形態にエンコードされた映像信号は、OSD処 理部24を介して輝度/クロマ信号としてビデオ出力端子35から出力される。
【0037】 一方、CD・ROM再生時には、RFアンプ15からの再生RF信号は、EF M(eight to fourteen modulation)復調器25に与えられ、EFM復調および エラー訂正などが行われた後、CD・ROMデコーダ26に与えられ、CD・R OMフォーマットに従ってデコード処理が行われる。このデコード処理されたデ ータのうち、オーディオデータはMPEGオーディオデコーダ16に与えられ、 ビデオデータはMPEGビデオデコーダ18に与えられる。その後の処理は、前 述したDVD再生時と同様であるので、説明を省略する。
【0038】 操作部31には、再生キー、停止キー、サーチキー、一時停止キー、各種モー ド操作キーなどの各種操作キーが設けられており、ユーザが所望するキーを押す ことにより、その操作情報がシステムコントローラ27に伝送される。表示部3 0は液晶パネルなどにより形成され、操作部31のキー操作の内容、動作状態、 動作モード、再生時間などを表示する。なお、操作部31および表示部30は、 装置本体と無線で通信を行うリモコン装置に設けられたものでも良く、また、装 置本体に設けられたものでも良い。
【0039】 システムコントローラ部27は、DVD1の再生時には、操作部31からの再 生操作情報に従ってサーボ回路13を介してスピンドルモータ12およびピック アップユニット11を駆動させる。これにより、DVD1が回転し、前述したよ うな再生動作が行われる。
【0040】 以下、システムコントローラ部27の特徴とするスクリーンセイバー処理につ いて説明する。システムコントローラ部27内のRAM28には、予めユーザに よって設定されたスクリーンセイバー開始時間(再生が停止又は一時停止してか らスクリーンセイバーが起動されるまでの時間)が記憶されており、再生が停止 又は一時停止してからの時間(停止継続時間)がタイマ部32によりカウントさ れ、このカウントされた停止継続時間がRAM28に記憶されているスクリーン セイバー開始時間と等しくなったときにスクリーンセイバー処理が開始される。
【0041】 例えば、RAM28に30分のスクリーンセイバー開始時間が記憶されている 場合、再生が停止又は一時停止すると、その時点からタイマ部32は停止継続時 間をカウントし、そのカウント値が30分になると、スクリーンセイバー処理が 開始される。なお、タイマ部32のカウント値は、スクリーンセイバー処理が開 始すると、クリアされ、次回の停止継続時間がカウント開始するまで、カウント 値をゼロにしておく。
【0042】 システムコントローラ部27は、図1でも説明したように停止状態検知手段5 とスクリーンセイバー処理手段6と動画像区間設定手段7とによりスクリーンセ イバー処理を行う。このスクリーンセイバー処理を図3に示すフローチャートに 従って説明する。
【0043】 先ず、システムコントローラ部27に予め備えられているA−Bリピート機能 を動画像区間設定手段7として用いて、DVD1の再生画像の中から、ユーザが 所望する動画像の区間の選択を行う操作を操作部31により行い、その選択され た動画像の区間の設定をA−Bリピート機能で行う(ステップS1)。なお、動 画像の区間の設定情報は、動画像区間設定手段7自体で保持しても良く、また、 RAM28で保持しても良い。
【0044】 次に、ユーザによってシステムコントローラ部27のRAM28に予め設定さ れたスクリーンセイバー開始時間とタイマ部32でカウントされる停止継続時間 とを比較することによって、停止状態又は一時停止状態が所定時間以上継続した か否かを判断する(ステップS2)。即ち、再生が停止又は一時停止すると、こ の事がシステムコントローラ部27の停止状態検知手段5により検知され、これ に応答してタイマ部32は時間をカウント開始し、RAM28に記憶されている スクリーンセイバー開始時間と、タイマ部32でカウントされた停止継続時間と が等しくなると、システムコントローラ部27のスクリーンセイバー処理手段6 はスクリーンセイバー処理を開始する(ステップS3)。
【0045】 そして、再生画像のある区間からある区間をリピート再生する、いわゆるA− Bリピートの設定条件があるか否かを判断する(ステップS4)。即ち、ユーザ が操作部31を操作して、ユーザがスクリーンセイバー用の画像に用いたい再生 画像の所望する区間がシステムコントローラ部27の動画像区間設定手段7によ り設定されているか否かを判断する。
【0046】 その判断した結果、A−Bリピートの設定条件がある場合は、設定された区間 の動画像をスクリーンセイバー画像としてリピート再生し、モニタ装置10に表 示する(ステップS5)。一方、A−Bリピートの設定条件がない場合は、デフ ォルト(メーカ側で指定された記憶領域)のスクリーンセイバー画像を再生して モニタ装置10に表示する(ステップS6)。
【0047】 以上説明した実施形態によれば、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動 画像を選択し、その選択した動画像をスクリーンセイバー用の画像に設定するこ とができるので、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより 、ユーザの購買欲を向上させることができる映像音声再生装置を提供することが できる。また、スクリーンセイバー用の画像はDVDから直接読み出して表示す るので、その画像を記憶させておくメモリは必要がなく、ハードウエアの負担を 増加せずにユーザの好むスクリーンセイバー画像を表示させることができる。
【0048】 図4は本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装置におけるスクリーンセイ バー処理に関する特徴とする構成を説明するためのブロック図である。
【0049】 この映像音声再生装置は、デジタル記録媒体であるDVD1に記録された映像 音声情報を再生してビデオデータおよびオーディオデータを出力する再生手段2 と、この再生手段2からのデータのうちビデオデータを所定処理してアナログの 映像信号として出力しモニタ装置10に画像を表示させる画像処理手段3とを備 えている。
【0050】 また、この映像音声再生装置は、モニタ装置10の表示が所定時間以上停止状 態又は一時停止状態であることを検知する停止状態検知手段5と、DVD1から 再生される動画像の所望区間を設定する動画像区間設定手段7と、この動画像区 間設定手段7により設定された所望区間の動画像を記憶する記憶手段9と、モニ タ装置10の表示が所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを停止状 態検知手段5により検知されたとき記憶手段9に記憶された動画像を読み出しス クリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーンセイバ ー処理手段6とを有するシステムコントローラ部8を備えている。
【0051】 図5は本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装置の全体構成を示すブロッ ク図である。図5に示す構成要素の説明に入る前に、図4で説明した構成要素と の関係について説明しておく。
【0052】 図4中の再生手段2は、図5では、ピックアップユニット11、RFアンプ1 5、8−16復調器29、EFM復調器25、CD・ROMデコーダ26などに 相当する。また、図4中の画像処理手段3は、図5では、MPEGビデオデコー ダ18、画像蓄積用メモリ34、ビデオRAM19、D/A変換器21、NTS C/PALエンコーダ22、OSD23,24などに相当する。図4中のシステ ムコントローラ部8の各手段は、図2ではシステムコントローラ部27に含まれ る。
【0053】 システムコントローラ部8の記憶手段9は、システムコントローラ部27のス クリーンセイバー蓄積RAM36に相当する。なお、スクリーンセイバー蓄積R AM36はシステムコントローラ部27外に設けても良く、また、システムコン トローラ部27に予め備えられているRAM28で容量が足りる場合は、そのR AM28を記憶手段9として用いても良い。
【0054】 図5において、スピンドルモータ12は再生時などにDVD1等を回転駆動さ せるものである。ピックアップユニット11は、図示しないが、レーザ光を出射 するレーザダイオードと、偏向ビームスプリッタや対物レンズなどからなる光学 系と、DVD1等からの反射光を検出するためのディテクタなどから構成されて いる。前記対物レンズは、スレッドドライバ14により、ディスク半径方向およ びディスクに接離する方向に変位可能な状態で保持されている。
【0055】 RFアンプ15は、再生時、ピックアップユニット11によりDVD1等から 読み出された信号を入力して演算処理し、再生RF信号、トラッキングエラー信 号、フォーカスエラー信号などを抽出する。トラッキングエラー信号およびフォ ーカスエラー信号は、サーボ回路13に与えられる。
【0056】 サーボ回路13では、与えられたトラッキングエラー信号およびフォーカスエ ラー信号や、システムコントローラ部27からのトラックジャンプ命令、アクセ ス命令、スピンドルモータ12の回転速度検出情報などにより各種サーボ駆動信 号を発生させ、ピックアップユニット11およびスレッドドライバ14を制御し てDVD1等に対するフォーカスおよびトラッキング制御を行い、また、スピン ドルモータ12を一定線速度に制御する。
【0057】 また、RFアンプ15からの再生RF信号は、DVD再生時には8−16復調 器29に与えられ、8ビットデータから16ビットデータに復調され、またエラ ー訂正などが行われる。8−16復調器29からの出力のうち、オーディオデー タはMPEGオーディオデコーダ16に与えられ、MPEGオーディオデコーダ 16はオーディオRAM17を用いながらオーディオデータのデコードを行う。 このデコードされたオーディオデータは、D/A変換器20に与えられてアナロ グの音声信号に変換され、この音声信号はオーディオ出力端子37から出力され る。
【0058】 また、8−16復調器29のうち、ビデオデータはMPEGビデオデコーダ1 8に与えられ、MPEGビデオデコーダ18は、ビデオRAM19を用いながら ビデオデータのデコードを行い、このデコードしたビデオデータを一旦画像蓄積 用メモリ34に記憶する。
【0059】 画像蓄積用メモリ34に一旦記憶されたビデオデータはRGB映像信号として 出力され、D/A変換器21に与えられてアナログのRGB映像信号に変換され る。そして、そのアナログのRGB映像信号は、NTSC/PALエンコーダ2 2に与えられ、NTSC方式またはPAL方式の映像信号にエンコードされ、更 にOSD(on screen display)処理部23を介してコンポジット映像信号とし てビデオ出力端子33から出力される。また、NTSC/PALエンコーダ22 において輝度信号/クロマ信号の形態にエンコードされた映像信号は、OSD処 理部24を介して輝度/クロマ信号としてビデオ出力端子35から出力される。
【0060】 一方、CD・ROM再生時には、RFアンプ15からの再生RF信号は、EF M(eight to fourteen modulation)復調器25に与えられ、EFM復調、エラ ー訂正などが行われた後、CD・ROMデコーダ26に与えられ、CD・ROM フォーマットに従ってデコード処理が行われる。このデコード処理されたデータ のうち、オーディオデータはMPEGオーディオデコーダ16に与えられ、ビデ オデータはMPEGビデオデコーダ18に与えられる。その後の処理は、前述し たDVD再生時と同様であるので、説明を省略する。
【0061】 操作部31には、再生キー、停止キー、サーチキー、一時停止キー、各種モー ド操作キーなどの各種操作キーが設けられており、ユーザが所望するキーを押す ことにより、その操作情報がシステムコントローラ27に伝送される。表示部3 0は液晶パネルなどにより形成され、操作部31のキー操作の内容、動作状態、 動作モード、再生時間などを表示する。
【0062】 システムコントローラ部27は、DVD1の再生時には、操作部31からの再 生操作情報に従ってサーボ回路13を介してスピンドルモータ12およびピック アップユニット11を駆動させる。これにより、DVD1が回転し、前述したよ うな再生動作が行われる。
【0063】 以下、システムコントローラ部27の特徴とするスクリーンセイバー処理につ いて説明する。システムコントローラ部27内のRAM28には、予めユーザに よって設定されたスクリーンセイバー開始時間(再生が停止又は一時停止してか らスクリーンセイバーが起動されるまでの時間)が記憶されており、再生が停止 又は一時停止してからの時間(停止継続時間)がタイマ部32によりカウントさ れ、このカウントされた停止継続時間がRAM28に記憶されているスクリーン セイバー開始時間と等しくなったときにスクリーンセイバー処理が開始される。
【0064】 例えば、RAM28に30分のスクリーンセイバー開始時間が記憶されている 場合、再生が停止又は一時停止すると、その時点からタイマ部32は停止継続時 間をカウントし、そのカウント値が30分になると、スクリーンセイバー処理が 開始される。なお、タイマ部32のカウント値は、スクリーンセイバー処理が開 始すると、クリアされる。
【0065】 ユーザが所望するスクリーンセイバー画像をモニタ装置10に表示させるため に、前記実施形態において説明したA−Bリピート機能などを用いて設定した区 間の再生画像(DVD1の再生画像のうちの所望区間の動画像)をスクリーンセ イバー蓄積RAM36に予め書き込んでおく必要がある。また、スクリーンセイ バー蓄積RAM36に書き込んだスクリーンセイバー画像は、ユーザによる操作 部31の操作により自由に書き換えすることができる。
【0066】 この書き込み処理について図6に示すフローチャートを参照して説明する。先 ず、ユーザは操作部31を操作してモニタ装置10にメニュー画面の表示を行う (ステップS11)。そして、スクリーンセイバー画像の書き込みを行いたい場 合、A−Bリピート機能などを用いて設定した区間の再生画像を、操作部31を 操作して選択すると(ステップS12,S13)、スクリーンセイバー処理手段 6はスクリーンセイバー蓄積RAM36に空き領域があるか否かを判断し(ステ ップS14)、空き領域があった場合、選択した再生画像をスクリーンセイバー 蓄積RAM36に書き込み(ステップS15)、本処理を終了する(ステップS 16)。
【0067】 なお、スクリーンセイバー画像の書き込み選択がない場合、またはスクリーン セイバー蓄積RAM36に空き領域がない場合は、本処理は実行されない。
【0068】 図7は本実施形態におけるスクリーンセイバー処理について図7に示すフロー チャートを参照して説明する。前記実施形態において説明したように所定時間以 上停止状態又は一時停止状態であるとき、スクリーンセイバー処理が開始し(ス テップS21)、スクリーンセイバー蓄積RAM36内にデフォルトと異なるス クリーンセイバー画像があるか否かが判断され(ステップS22)、異なるスク リーンセイバー画像がある場合、即ち、図6に示す処理で書き込まれたユーザ設 定のスクリーンセイバー画像がある場合、このユーザ設定のスクリーンセイバー 画像を再生して(ステップS23)、モニタ装置10に表示させる。
【0069】 一方、スクリーンセイバー蓄積RAM36内にデフォルトと異なるスクリーン セイバー画像がない場合、即ち、スクリーンセイバー蓄積RAM36にユーザ設 定のスクリーンセイバー画像が書き込まれていない場合は、デフォルトのスクリ ーンセイバー画像を再生して(ステップS24)モニタ装置10に表示させる。
【0070】 なお、本実施形態におけるスクリーンセイバー蓄積RAM36には、DVDの 再生画像から選択した動画像を記憶したが、メーカがスクリーンセイバー用ソフ トウエアを販売した場合、そのソフトウエアによる動画像をスクリーンセイバー 蓄積RAM36に記憶しても良いが、そのソフトウエアによる動画像は必ずしも ユーザが気に入るとは限らず、また、ユーザ同士が同じ画像を用いることもあり 、ユーザ独自の画像でスクリーンセイバーの表示を行うことができず、また、そ のソフトウエアを購入する必要もあるので、経済的でない。これに対し本実施形 態では、ユーザがDVDからの再生画像を選択してスクリーンセイバー用の画像 を得るので、経済的で、かつ個性的なスクリーンセイバー画像を表示することが できる。
【0071】 以上説明した実施形態によれば、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動 画像を選択し、その動画像をスクリーンセイバー用の画像としてスクリーンセイ バー蓄積RAM36に記憶しておき、この記憶された動画像を読み出すことによ り、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより、ユーザの購 買欲を向上させることができる映像音声再生装置を提供することができる。また この場合、DVDが装置にセットされていないときでも、スクリーンセイバー蓄 積RAM36に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画像を表示すること が可能になり、汎用性が向上する。
【0072】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、所定時間以上停止状態又は一時停止状 態であることを検知する停止状態検知手段と、DVDから再生される動画像の所 望区間を設定する動画像区間設定手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状 態であることを停止状態検知手段により検知されたとき動画像区間設定手段によ り設定された区間の動画像をDVDから直接読み出しスクリーンセイバー用の画 像として表示させるための処理を行うスクリーンセイバー処理手段とを有するシ ステムコントローラ部を備え、DVDから再生される画像の中からユーザが好き な動画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が動画像 区間設定手段により設定され、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であるこ とを停止状態検知手段により検知されると、動画像区間設定手段により設定され た区間の動画像が、スクリーンセイバー処理手段の指示に従ってDVDから直接 読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像として表示 される。
【0073】 このように、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動画像を選択し、その 選択した動画像をスクリーンセイバー用の画像に設定することができるので、ユ ーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより、ユーザの購買欲を 向上させることができる映像音声再生装置を提供することができる。また、スク リーンセイバー用の画像はDVDから直接読み出して表示するので、その画像を 記憶させておくメモリは必要がなく、ハードウエアの負担を増加せずにユーザの 好むスクリーンセイバー画像を表示させることができる。
【0074】 請求項2の考案によれば、記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定し ておき、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であるとき、設定された区間の 動画像を記録媒体から直接読み出し、スクリーンセイバー用の画像として表示さ せるための処理を行うシステムコントローラ部を備えた構成を有し、記録媒体か ら再生される画像の中から、ユーザが好きな動画像をスクリーンセイバーに用い るため、その好きな動画像の区間が設定され、所定時間以上停止状態又は一時停 止状態であることが検知されると、設定された区間の動画像が、記録媒体から直 接読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像として表 示される。
【0075】 このように、ユーザが記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選択し、そ の選択した動画像をスクリーンセイバー用の画像に設定することができるので、 ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表示でき、これにより、ユーザの購買欲 を向上させることができる映像音声再生装置を提供することができる。また、ス クリーンセイバー用の画像は記録媒体から直接読み出して表示するので、その画 像を記憶させておくメモリは必要がなく、ハードウエアの負担を増加せずにユー ザの好むスクリーンセイバー画像を表示させることができる。
【0076】 請求項3の考案によれば、請求項2の映像音声再生装置におけるシステムコン トローラ部は、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する停 止状態検知手段と、記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定する動画像 区間設定手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを停止状態 検知手段により検知されたとき動画像区間設定手段により設定された区間の動画 像を記録媒体から直接読み出しスクリーンセイバー用の画像として表示させるた めの処理を行うスクリーンセイバー処理手段とを有するので、ユーザが記録媒体 からの再生画像から好きな動画像を選択し、その選択した動画像をスクリーンセ イバー用の画像に設定することができ、また、スクリーンセイバー用の画像は記 録媒体から直接読み出して表示することが可能になる。
【0077】 請求項4の考案によれば、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であること を検知する停止状態検知手段と、DVDから再生される動画像の所望区間を設定 する動画像区間設定手段と、該動画像区間設定手段により設定された所望区間の 動画像を記憶する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であるこ とを停止状態検知手段により検知されたとき記憶手段に記憶された動画像を読み 出し、スクリーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリー ンセイバー処理手段とを有するシステムコントローラ部を備え、DVDから再生 される画像の中から、ユーザが好きな動画像をスクリーンセイバーに用いるため 、その好きな動画像の区間が動画像区間設定手段により設定され、この設定され た区間の動画像は記憶手段に記憶される。所定時間以上停止状態又は一時停止状 態であることが停止状態検知手段により検知されると、動画像区間設定手段によ り設定された区間の動画像が、スクリーンセイバー処理手段の指示に従って記憶 手段から読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像と して表示される。
【0078】 このように、ユーザがDVDからの再生画像から好きな動画像を選択し、その 動画像をスクリーンセイバー用の画像として記憶手段に記憶しておき、この記憶 された動画像を読み出すことにより、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を表 示でき、これにより、ユーザの購買欲を向上させることができる映像音声再生装 置を提供することができる。また、この場合、DVDが装置にセットされていな いときでも、記憶手段に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画像を表示 することが可能になり、汎用性が向上する。
【0079】 請求項5の考案によれば、記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定し 、この設定された区間の動画像を記憶手段に記憶しておき、所定時間以上停止状 態又は一時停止状態であるとき、記録手段に記憶された動画像を読み出し、スク リーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うシステムコントロー ラ部を備えた構成を有し、記録媒体から再生される画像の中から、ユーザが好き な動画像をスクリーンセイバーに用いるため、その好きな動画像の区間が設定さ れ、この設定された区間の動画像は記憶手段に記憶され、所定時間以上停止状態 又は一時停止状態であることが検知されると、設定された区間の動画像が記憶手 段から読み出され、この読み出された動画像がスクリーンセイバー用の画像とし て表示される。
【0080】 このように、ユーザが記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選択し、そ の動画像をスクリーンセイバー用の画像として記憶手段に記憶しておき、この記 憶された動画像を読み出すことにより、ユーザ独自のスクリーンセイバー画像を 表示でき、これにより、ユーザの購買欲を向上させることができる映像音声再生 装置を提供することができる。また、この場合、記録媒体が装置にセットされて いないときでも、記憶手段に記憶された動画像によりスクリーンセイバー画像を 表示することが可能になり、汎用性が向上する。
【0081】 請求項6の考案によれば、請求項5の映像音声再生装置におけるシステムコン トローラ部は、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する停 止状態検知手段と、記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定する動画像 区間設定手段と、該動画像区間設定手段により設定された所望区間の動画像を記 憶する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを停止状 態検知手段により検知されたとき記憶手段に記憶された動画像を読み出しスクリ ーンセイバー用の画像として表示させるための処理を行うスクリーンセイバー処 理手段とを有するので、ユーザが記録媒体からの再生画像から好きな動画像を選 択し、その選択した動画像は記憶手段に記憶でき、スクリーンセイバー処理時に 記憶手段から動画像を読み出して表示することが可能になる。また、この場合、 記録媒体が装置にセットされていないときでも、記憶手段に記憶された動画像に よりスクリーンセイバー画像を表示することが可能になり、汎用性が向上する。
【0082】 請求項7の考案によれば、請求項2〜6の映像音声再生装置における記録媒体 はDVDであるので、DVDに記録された映像音声情報を再生するDVDプレイ ヤに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係る映像音声再生装置
におけるスクリーンセイバー処理に関する特徴とする構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】 本考案の一実施形態に係る映像音声再生装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図3】 本考案の一実施形態に係る映像音声再生装置
におけるスクリーンセイバー処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】 本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装
置におけるスクリーンセイバー処理に関する特徴とする
構成を説明するためのブロック図である。
【図5】 本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図6】 本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装
置におけるスクリーンセイバー画像の書き込み処理を説
明するためのフローチャートである。
【図7】 本考案の他の実施形態に係る映像音声再生装
置におけるスクリーンセイバー処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 DVD(記録媒体) 5 停止状態検知手段 6 スクリーンセイバー処理手段 7 動画像区間設定手段 8,27 システムコントローラ部 9 記憶手段 36 スクリーンセイバー蓄積RAM(記憶手段)

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル記録媒体であるDVDに記録さ
    れた映像音声情報を再生して所定処理を行い映像信号お
    よび音声信号を出力する映像音声再生装置であって、 所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検
    知する停止状態検知手段と、前記DVDから再生される
    動画像の所望区間を設定する動画像区間設定手段と、所
    定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記
    停止状態検知手段により検知されたとき前記動画像区間
    設定手段により設定された区間の動画像を前記DVDか
    ら直接読み出しスクリーンセイバー用の画像として表示
    させるための処理を行うスクリーンセイバー処理手段と
    を有するシステムコントローラ部を備えたことを特徴と
    する映像音声再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録された映像音声情報を再
    生して所定処理を行い映像信号および音声信号を出力す
    る映像音声再生装置であって、 前記記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定し
    ておき、所定時間以上停止状態又は一時停止状態である
    とき、前記設定された区間における動画像を前記記録媒
    体から直接読み出し、スクリーンセイバー用の画像とし
    て表示させるための処理を行うシステムコントローラ部
    を備えたことを特徴とする映像音声再生装置。
  3. 【請求項3】 前記システムコントローラ部は、所定時
    間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する
    停止状態検知手段と、前記記録媒体から再生される動画
    像の所望区間を設定する動画像区間設定手段と、所定時
    間以上停止状態又は一時停止状態であることを前記停止
    状態検知手段により検知されたとき前記動画像区間設定
    手段により設定された区間の動画像を前記記録媒体から
    直接読み出しスクリーンセイバー用の画像として表示さ
    せるための処理を行うスクリーンセイバー処理手段とを
    有することを特徴とする請求項2に記載の映像音声再生
    装置。
  4. 【請求項4】 デジタル記録媒体であるDVDに記録さ
    れた映像音声情報を再生して所定処理を行い映像信号お
    よび音声信号を出力する映像音声再生装置であって、 所定時間以上停止状態又は一時停止状態であることを検
    知する停止状態検知手段と、前記DVDから再生される
    動画像の所望区間を設定する動画像区間設定手段と、該
    動画像区間設定手段により設定された所望区間の動画像
    を記憶する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時
    停止状態であることを前記停止状態検知手段により検知
    されたとき前記記憶手段に記憶された動画像を読み出
    し、スクリーンセイバー用の画像として表示させるため
    の処理を行うスクリーンセイバー処理手段とを有するシ
    ステムコントローラ部を備えたことを特徴とする映像音
    声再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録された映像音声情報を再
    生して所定処理を行い映像信号および音声信号を出力す
    る映像音声再生装置であって、 前記記録媒体から再生される動画像の所望区間を設定
    し、この設定された区間の動画像を記憶手段に記憶して
    おき、所定時間以上停止状態又は一時停止状態であると
    き、前記記録手段に記憶された動画像を読み出し、スク
    リーンセイバー用の画像として表示させるための処理を
    行うシステムコントローラ部を備えたことを特徴とする
    映像音声再生装置。
  6. 【請求項6】 前記システムコントローラ部は、所定時
    間以上停止状態又は一時停止状態であることを検知する
    停止状態検知手段と、前記記録媒体から再生される動画
    像の所望区間を設定する動画像区間設定手段と、該動画
    像区間設定手段により設定された所望区間の動画像を記
    憶する記憶手段と、所定時間以上停止状態又は一時停止
    状態であることを前記停止状態検知手段により検知され
    たとき前記記憶手段に記憶された動画像を読み出しスク
    リーンセイバー用の画像として表示させるための処理を
    行うスクリーンセイバー処理手段とを有することを特徴
    とする請求項5に記載の映像音声再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体はDVDであることを特徴
    とする請求項2〜6に記載の映像音声再生装置。
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