JP3092147B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3092147B2
JP3092147B2 JP02206426A JP20642690A JP3092147B2 JP 3092147 B2 JP3092147 B2 JP 3092147B2 JP 02206426 A JP02206426 A JP 02206426A JP 20642690 A JP20642690 A JP 20642690A JP 3092147 B2 JP3092147 B2 JP 3092147B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、読取センサの電子的な走査により主走査方
向の画素を読み取り、読取センサの移動により副走査方
向の画素を読み取って得られる画像データの空間周波数
特性をデジタルフィルタで補正する画像処理装置に関す
る。
〔従来の技術〕
デジタル画像処理装置では、例えば400spiの解像度で
原稿を読み取るCCDラインセンサが読取手段として用い
られる。このCCDラインセンサは、カラーフィルタを装
着することにより、或いは光源を切り換えることにより
色分解した混合原色B(青)、G(緑)、R(赤)で原
稿イメージのビデオ信号を取り出すことができ、カラー
デジタル複写機の原稿読み取りに使用することができ
る。
第3図はカラーデジタル複写機の構成概要を示す図で
ある。
第3図に示すカラーデジタル複写機では、IIT41に例
えばCCDラインセンサーを用いて原稿の走査読み取りを
行い、そのアナログ信号をA/Dコンバータ42でデジタル
信号に変換した後種々の補正処理を行ってIOT49で網点
画像により原稿の2値画像や中間調画像を再現してい
る。画像データに対する処理は、IIT41から先に述べた
ようにB、G、Rに色分解した原稿イメージのビデオ信
号を出力すると、まず、そのビデオ信号のアナログ値を
A/Dコンバータ42で8ビットのデジタル値に変換する。
そして、シェーデング補正回路43で光源の光量ムラやCC
Dラインセンサーの感度ムラ等を補正した後、その出力B
GR………を色分離回路44でBとGとRの各色に分離し、
ゴースト補正回路45で色分離できなかったカラーゴース
トを補正する。さらに、濃度調整回路(AE)46、デジタ
ルフィルタ47、TRC48を通してIOT49でカラーのコピーと
して出力する。なお、フルカラー以外のコピーについて
も同様の構成が採られる。
一般にIIT41で読み取って得た画像データをそのまま
処理してIOT49で再現すると画像がぼけるので、IIT41や
IOT49の特性に合わせてMTF補正するのがデジタルフィル
タ47であり、文字や線画像に対してはエッジを検出して
強調し、中間調画像に対しては網点除去を行う。また、
TRC48は、階調再現性をコントロールするものである。
上記のようなCCDラインセンサーが用いられる複写機
やFAX等の画像処理装置では、通常CCDラインセンサーを
電子的な走査により主走査方向の画素を読み取りなが
ら、CCDラインセンサーを移動させて副走査方向の画素
を読み取って原稿イメージを出力するように構成してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにデジタルフィルタを用い
て空間周波数特性を補正しエッジ強調を行っても、線画
像においては補正が充分でなく、線幅や濃度がバランス
よく出力できないという問題がある。そのため、文字原
稿で大小サイズの異なる文字が混在する場合に、同じよ
うに鮮明な文字の再現ができず、コピーを繰り返すほど
画像の劣化が著しくなるという問題が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、線画
像の再現性の向上を図った画像処理装置を提供すること
を目的とするものである。本発明の他の目的は、原稿読
み取りセンサーの空間周波数特性の補正を効果的に行う
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、読取センサの電子的な走査によ
り主走査方向の画素を読み取り、読取センサの移動によ
り副走査方向の画素を読み取って得られる画像データの
空間周波数特性をデジタルフィルタを用いて補正する画
像処理装置であって、デジタルフィルタの補正ゲインを
副走査方向で主走査方向より高く、かつ線画像の周波数
帯域で他の周波数帯域より高く設定したことを特徴とす
る。このことにより、文字原稿で大小サイズの異なる文
字が混在する場合でも、同じように鮮明な文字の再現が
でき、線画像における副走査方向の横線の精細度を高め
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の1実施例を説明
するための図、第2図は線画像の再現性改善の効果を説
明するための図である。
電子的な主走査方向の読み取りと機械的な副走査方向
の読み取りを行うIITにおいては、副走査方向のMTF(空
間周波数)特性の方が悪く、また、現像においても、縦
線に比べて横線の方の再現性が悪い。したがって、デジ
タルフィルタのゲインを縦横が同じ等方型にするとアウ
トプットコピーは、横線が縦線に比べるとかなり弱くな
ってしまう。
そこで、本発明は、第1図に示すように主走査方向の
MTFゲインに対して副走査方向のMTFゲインを高く設定す
るものである。第1図に示す例は、同図(a)に示すよ
うな5×5の2次元デジタルフィルタであり、a〜iの
ように係数をそれぞれ設定したものである。そして、同
図(b)に示すように横軸を空間周波数としてサンプリ
ング周波数の逆数で示し、縦軸をMTFゲインで示してい
る。横軸の「.5」は、例えばサンプリング周波数が400s
pi(spot per inch)であればその2分の1の200spiの
周波数帯域となる。
一般に、400spiの解像度で再現できる限界が6ポイン
トの文字である。他方、400spiの2分の1の周波数がレ
ンズの光学的な限界であり、また、種々のノイズが入り
やすい領域で所謂サンプリング定理のナイキスト限界で
もある。このことから、同図(b)に示すようにMTFゲ
インを「.3」近傍で大きくし、「.5」へ向けて抑えるよ
うにすると、特に6ポイントの明朝体文字の横線に相当
する領域、つまり、400spiの解像度で再現できる限界で
の再現性を改善し、ノイズの入りやすい領域でノイズを
抑制することができる。この場合、主走査方向と副走査
方向のMTFゲインは、IITの特性によってある程度の幅は
あるが、ピークとなる「.3」近傍で副走査方向が「3.
0」であるのに対し、主走査方向が「1.75」となる。
6ポイント明朝体文字について、主走査方向と副走査
方向のゲインを共に2.0とした従来の等方デジタルフィ
ルタに対して、主走査方向のゲインを1.78、副走査方向
のゲインを3.0とした本発明の非等方デジタルフィルタ
の画質差異を1つの指標として官能評価値により比較し
た結果を示すと、前者は57に対し後者は64となった。こ
のことから非等方フィルタの導入により縦線/横線の濃
度差がなくなり、横細線の再現性が明らかに向上してい
る。
また、100μmの細線、300μmの中線について再現性
の比較データを示したのが第2図であり、入力データの
濃度(DIN)とラインピーク濃度(LINE PEAK DENSIT
Y)との関係を示している。従来の等方フィルタの横線
(H)を△、縦線(V)を▲で示し、本発明の非等方フ
ィルタの横線(H)を○、縦線(V)を●で示している
が、縦横のバランスは、同図(a)、(b)共、本発明
の非等方フィルタの方が大幅に改善されている。特に、
6ポイントの明朝体文字に対応する100μmの細線で良
く改善されていることがわかる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、等
方フィルタではなく非等方フィルタで副走査方向のMTF
ゲインを主走査方向より高くしてMTF特性の補正を行う
ので、横線の再現性がよくなり、線幅及び濃度共に縦
線、横線のバランスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の1実施例を説明す
るための図、第2図は線画像の再現性改善の効果を説明
するための図、第3図はカラーデジタル複写機の構成概
要を示す図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−137466(JP,A) 特開 平2−14671(JP,A) 特開 昭62−252260(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取センサの電子的な走査により主走査方
    向の画素を読み取り、読取センサの移動により副走査方
    向の画素を読み取って得られる画像データの空間周波数
    特性をデジタルフィルタを用いて補正する画像処理装置
    であって、デジタルフィルタの補正ゲインを副走査方向
    で主走査方向より高く、かつ線画像の周波数帯域で他の
    周波数帯域より高く設定したことを特徴とする画像処理
    装置。
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