JP3091771B2 - エミッタ短絡構造を有する半導体素子 - Google Patents

エミッタ短絡構造を有する半導体素子

Info

Publication number
JP3091771B2
JP3091771B2 JP03025629A JP2562991A JP3091771B2 JP 3091771 B2 JP3091771 B2 JP 3091771B2 JP 03025629 A JP03025629 A JP 03025629A JP 2562991 A JP2562991 A JP 2562991A JP 3091771 B2 JP3091771 B2 JP 3091771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
circuit
region
resistance
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03025629A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04240775A (ja
Inventor
義信 大坪
智樹 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP03025629A priority Critical patent/JP3091771B2/ja
Publication of JPH04240775A publication Critical patent/JPH04240775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3091771B2 publication Critical patent/JP3091771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thyristors (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイポーラ形3端子半導
体素子において、アノードエミッタとベースとの間にバ
ッファ層を介在させたエミッタ短絡構造を有する半導体
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】静電誘導サイリスタ(SITh)、ゲー
トターンオフサイリスタ(GTO)、絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタ(IGBT)、及びMOS制御サイリ
スタ(MCT)などのバイポーラ形の3端子半導体素子
は、ターンオフ時の電流波形に見られる裾引き現象、い
わゆるテール電流があって、無視できない損失発生源に
なると共に、ターンオフ時間が大きくなる要因となって
いる。
【0003】このテール電流による発生損失や、ターン
オフ時間の増大はバイポーラ形の3端子半導体素子の高
周波インバータなどへの適用において、その取扱い可能
な電力量、及び動作周波数等を制限する要因となってい
る。
【0004】テール電流の低減方法の1つとして、エミ
ッタとバッファを短絡する構造がある。この方法はp形
ゲートのSIThやGTOの場合にはアノードエミッタ
短絡構造と称され、原理的に過剰キャリアの注入量抑制
と、注出(引き出し)の高速化が可能という短絡効果を
有するのが特徴である。
【0005】素子への適用において上記短絡効果を強く
するとターンオフ特性は向上するが、反面ターンオン特
性が低下するというトレードオフの傾向にあるため、実
際には短絡構造の適正化が重要となるが、本発明はこの
短絡構造の改善に関するものである。
【0006】バッファ付半導体素子の短絡構造は、短絡
領域の不純物密度がバッファと同じか又はそれ以上であ
って、その配置は素子の単位区画(例えば長さ3mm、幅
0.5mmの寸法を有する)内に、数ヶ所以下にする方法が
用いられ、短絡領域の間隔は大きい。
【0007】図11はアノードエミッタ短絡構造を有す
る静電誘導(SI)サイリスタの従来例の1区画分の断
面構造図であり、図12及び図13はそれぞれ図11の
II〜II' 線及びIII 〜III'線に沿った部分断面図であ
る。2はn形高抵抗領域、3はp形低抵抗領域、4はp
形領域、5はn形領域、6はn形低抵抗領域、7はn形
低抵抗からなる短絡領域、8はn形中抵抗領域(バッフ
ァ層)であり、2〜8はすべてシリコン半導体領域であ
る。
【0008】n形高抵抗領域2の層とn形領域5の層の
境界部には、図12に示すような格子状のp形領域4が
ゲート部として埋め込まれており、この格子状のp形領
域4に囲まれたn形高抵抗領域2の部分をチャンネルと
称し、負荷電流は主としてこのチャンネル部を流れる。
n形領域5の層の上部にはn形低抵抗領域6の層が重ね
られて、その上面にカソード電極10が設けられてい
る。
【0009】n形高抵抗領域2の層の下部にはn形中抵
抗領域8の層が設けられ、その下部の中央部分にはp形
低抵抗領域3の層がpn接合を形成するごとく重ねられ
ると共に、周辺部分には図3に示すごとくn形低抵抗領
域が設けられて短絡領域7を構成しており、これらp形
低抵抗領域3と短絡領域7とからなる層の下面にアノー
ド電極9が設けられて、短絡領域7がn形中抵抗領域8
の層とアノード電極9とを短絡するごとく構成されてい
る。短絡領域7の不純物密度は、バッファのn形中抵抗
領域8の不純物密度と同じか、それ以上である。
【0010】更に、n形領域5とn形低抵抗領域6の両
層の周辺部は取り除かれ、格子状のp形領域4の周辺部
が露出せしめられており、この露出面にゲート電極11
が設けられている。このように構成された多数の区画が
単一の半導体基板内に配設されて、SIサイリスタを形
成している。このような各1区画は例えば幅約0.5 mm、
長さ約3mm程度の非常に小さいものであり、半導体基板
上に整然とこの区画が配設される。
【0011】アノード短絡構造のSIサイリスタは、n
形高抵抗領域2とn形中抵抗領域8の過剰な伝導電子
が、短絡領域7を経てアノード電極9へ流れる程度、い
わば短絡抵抗によってターンオン,ターンオフ及びオン
特性が変化する。このような短絡抵抗の面内分布を均一
化するには、更に短絡領域の間隔を小さくする方法が考
えられるが、短絡領域の不純物密度が高いために実施は
むずかしい。
【0012】ターンオン時及びオン状態においては、短
絡抵抗が小さいほどn形中抵抗領域8とn形高抵抗領域
2に蓄積される伝導電子は少なくなるために、p形低抵
抗領域3からn形中抵抗領域8及びn形高抵抗領域2に
注入される正孔は減少し、特性面ではターンオン時間が
長くなり、またオン電圧は高くなる。従って、短絡抵抗
を大きくした方がオン特性は良くなる。
【0013】ターンオフ過程においては、n形低抵抗領
域6からの伝導電子注入が止まり、p形領域4とn形高
抵抗領域2の接合を起点として空乏層が形成された後
に、なおn形高抵抗領域2とn形中抵抗領域8の空乏化
しない部分にはキャリアが蓄積されており、これがテー
ル電流源となる。テール期間開始時の蓄積キャリアは短
絡抵抗が小さいほど少なく、従ってピークテール電流は
小さい。
【0014】蓄積された伝導電子はテール期間において
短絡抵抗が小さいほど早くアノード電極9へ流出し、ひ
いては蓄積された正孔にはp形低抵抗領域3へ流出する
成分ができることから、テール電流の減衰は早くなる。
すなわち、ターンオン時間を短かくしかつオン電圧を低
くしながら、テール電流を小さくしかつテール電流の減
衰を早くするためには、短絡構造ひいては短絡抵抗の適
正化が重要となるが、従来の短絡構造には次の欠点があ
った。
【0015】(1) 半導体基板としてn形高抵抗のもの
(n形高抵抗領域2に相当)を用いて素子を製造する場
合には、フォトリソグラフ工程でp形領域4の格子状と
短絡領域の均等な関係を保つために、表面と裏面とのパ
ターン合わせを要するが、精度よく合わせることは困難
で、前述のチャンネルから短絡領域7までの平面距離が
不正確となり、はなはだしい場合にはチャンネルと短絡
領域とが重なるようなこともあり、短絡抵抗を正確に制
御することが困難である。
【0016】(2) SIサイリスタを構成する多数の区画
の配置には関係なく、n形中抵抗領域8の層とアノード
電極9との間の単位面積当りの短絡抵抗を均一になるよ
うにしておくことが望ましい。その方法として短絡領域
の間隔が小さくなるように分散配置することが考えられ
る。しかしオン特性を損なわない程度の短絡抵抗を得る
のは、短絡領域の不純物密度が高いために、実施はむず
かしい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は静電誘導サイリスタ(SITh)、ゲートターンオフ
サイリスタ(GTO)、絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタ(IGBT)及びMOS制御サイリスタ(MCT)
等のバイポーラ形の3端子半導体素子において、アノー
ドエミッタとベースとの間にバッファ層を介在させたエ
ミッタ短絡構造の適正化を図ることによりターンオン特
性とターンオフ特性との間のトレードオフ関係を改善し
た、アノードエミッタ短絡構造を有する半導体素子を提
供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の構成は
下記に示す通りである。即ち、本発明は第1の導電形の
高抵抗領域とエミッタを形成する第2の導電形の低抵抗
領域との間にバッファを形成する第1の導電形の中抵抗
領域を有する3端子半導体素子において、前記エミッタ
と並列に、前記バッファよりも低不純物密度であって、
不純物密度の範囲が1011〜1015cm-3の第1の導電形の短
絡領域を設け、かつ前記短絡領域の間隔を500 μm以下
となし、そして前記エミッタと前記短絡領域とに第1の
電極が接続されたことを特徴とするエミッタ短絡構造を
有する半導体素子としての構成を有するものであり、或
いはまた、前記第1の電極から前記バッファに至る間の
短絡抵抗が素子単位面積当り0.5 Ω・cm2 以上になされ
たことを特徴とするエミッタ短絡構造を有する半導体素
子としての構成を有するものであり、或いはまた、前記
3端子半導体素子が、静電誘導サイリスタ、ゲートター
ンオフサイリスタ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
若しくはMOS制御サイリスタの内のいずれか1つの半
導体素子からなることを特徴とするエミッタ短絡構造を
有する半導体素子としての構成を有するものであり、或
いはまた、前記3端子半導体素子の少なくとも前記エミ
ッタ短絡領域がキャリアライフタイム制御され、かつ、
高抵抗化されたことを特徴とするエミッタ短絡構造を有
する半導体素子としての構造を有するものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の構成を具体的な実験結果に基
づく数値を用いて説明する。
【0020】短絡領域は不純物密度をバッファのそれよ
りも低い1011〜1015cm-3とすることで、1つの短絡領域
の短絡抵抗を従来よりも高くする。そして短絡領域の個
数が従来よりも多くなるように分散配置することによ
り、短絡領域の間隔を低減する。
【0021】短絡領域の不純物密度と間隔が素子特性に
与える効果を調べる下記の実験1を行った結果、素子の
単位面積当りの短絡抵抗とスイッチング損失について図
5に示される関係を得た。これより短絡抵抗が小さくな
るのに伴ってターンオフ損失はほぼ比例して減少し、タ
ーンオン損失は反比例して増大することがわかる。そし
て0.5 Ω・cm2 以下ではターンオン損失の増大が著しい
ことから短絡抵抗は0.5 Ω・cm2 以上が適する。
【0022】更に下記の実験2において実験1と同様な
素子に対してライフタイム制御を行い、ターンオン損失
とターンオフ損失の関係を調べて図10に示される結果
を得た。これより金拡散でライフタイム制御を行うこと
によりターンオン損失とターンオフ損失のトレードオフ
がさらに改善されることがわかる。
【0023】
【実験1】本発明の基礎となった実験に用いたSIサイ
リスタの1区画分の基本構造を図1に、そして図1のII
I 〜III'線に沿った部分断面図を図2と図3に示す。な
お図1乃至図3中の符号は図11で示したものと同じで
ある。図4はバッファと短絡領域の不純物密度分布を示
し、符号A,B,Cは図1中のものと対応している。
【0024】実験素子の主要構造は下記の通りである。
【0025】チップ寸法は7mm×7mmであり、
【0026】1区画の寸法は0.3 mm×3mmであり、
【0027】チャンネルの長手方向は1区画の短辺に平
行である。
【0028】短絡領域の間隔はw+W=20〜500 μm、
【0029】短絡領域の幅は約10μm、
【0030】バッファの厚さは約20μm、
【0031】短絡領域の厚さは約10μm、
【0032】短絡抵抗は1つの短絡について図1のバッ
ファ層の抵抗rC と短絡領域の抵抗rA を計算で求め、
更に素子単位面積当りの短絡個数が並列接続された場合
の抵抗RS を求める。前記実験条件ではrA がrC より
も大きい。このような抵抗は容易に計算できることから
短絡構造の設計と素子特性の関係を検討するのに実用的
である。ここで抵抗RS について求める。1個の短絡領
域の面積を図2よりS(cm2 )とする。素子面積の短絡
数nはn=1/S(1/cm2 )となる。従って素子単位
面積当りの短絡抵抗RS は次式で表わせる。即ち、RS
=(rC +rA )/n=(rC +rA )S(Ω・cm2
となる。
【0033】以上の方法で、短絡領域の間隔を従来より
も小さくする方向での試作を行い、短絡抵抗と素子のオ
ン電圧及びスイッチング特性等との関係を調べた。
【0034】短絡抵抗が異なる試作素子のスイッチング
波形例を図6乃至図8に示す。このようなスイッチング
波形から求めたターンオン損失及びターンオフ損失と短
絡抵抗との関係を図5に示す。これよりターンオフ損失
は短絡抵抗と正比例の関係にあり、ターンオン損失は短
絡抵抗とは反比例する関係にあることがわかる。
【0035】短絡領域の不純物密度を低くして、かつ短
絡領域の間隔を微細化した短絡構造のSIサイリスタの
試作結果から、短絡抵抗を指標にして、ターンオン及び
ターンオフ損失の比率を調節することがよい。
【0036】短絡抵抗が小さすぎるとターンオン時間が
長くなり、ひいては損失が増大することから、短絡抵抗
は0.5 Ω・cm2 以上が実用に適する。
【実験2】
【0037】実験1で使用したSIサイリスタにライフ
タイム制御を実施する。
【0038】図1に示されるSIサイリスタのIII 〜II
I'面側から金拡散を行う。拡散温度は最高で850 ℃とし
た。
【0039】短絡抵抗が2.3 Ω・cm2 の素子に、更に金
拡散を所定の条件にて行った場合のスイッチング波形例
を図9に示す。このようなスイッチング波形から求めた
ターンオン損失とターンオフ損失を用いて、これらの損
失間のトレードオフ関係を調べたのを図10に示す。パ
ラメータは金拡散温度である。
【0040】 短絡領域の不純物密度を低くして、か
つ短絡領域の間隔を小さくした素子に対して、更に金拡
散によるライフタイム制御を行うことは、ターンオン特
性とターンオフ特性のトレードオフの改善に有効であ
る。
【0041】 金拡散後の短絡領域の抵抗率は、金拡
散前のそれに比較して増大することが拡がり抵抗測定の
結果からわかる。このような短絡抵抗増大により素子の
ターンオンが容易になることは、短絡抵抗での発生電圧
による正孔の注入が促進されること、及び図5の関係か
ら明らかである。一方、キャリアのライフタイムが小さ
くなると、ターンオフ特性が改善されることは良く知ら
れている。以上の2つの効果が相まってターンオンとタ
ーンオフとのトレードオフ関係が改善される。
【0042】なお上記で示した製作条件は、素子の目標
特性に応じて、実験1と実験2で示した中から適したも
のを選定することができる。更にライフタイム制御方法
として、プロトン照射等の放射線を使用することも可能
である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、微細な単位素子を多数
並列集積した大面積半導体素子の面内特性分布の均一化
が図れることにより、素子全体の特性改善に有効な方法
を提供できる。また短絡構造の設計において、計算の容
易な短絡抵抗を指標とすることにより、素子のオン及び
オフ特性間のバランスを調整する方法を提供できる。更
にライフタイム制御を実施することにより、ターンオン
特性とターンオフ特性間のトレードオフを改善するのに
有効な方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電誘導サイリスタ1区画分の断面構造図であ
り、本発明の短絡構造の説明図である。
【図2】図1の短絡領域の平面配置図である。
【図3】図1の短絡領域の平面配置図である。
【図4】本発明の短絡構造の不純物密度分布図であり、
横軸は図1の断面構造図に対応する。
【図5】本発明の短絡構造の短絡領域の抵抗と素子のス
イッチング損失の関係を表わす実験結果である。
【図6】図5の実験の代表素子のスイッチング波形図で
ある。
【図7】図5の実験の代表素子のスイッチング波形図で
ある。
【図8】図5の実験の代表素子のスイッチング波形図で
ある。
【図9】本発明の短絡構造素子でキャリアライフタイム
制御に金(Au)拡散を実施した一例のスイッチング波
形である。
【図10】ターンオン損失とターンオフ損失のトレード
オフ関係をライフタイム制御をパラメータで示した図で
ある。
【図11】従来の短絡構造を説明する断面構造図であ
る。
【図12】図11のp形領域の平面配置図である。
【図13】図11の短絡領域の平面配置図である。
【符号の説明】
2 n形高抵抗領域 3 p形低抵抗領域 4 p形領域 5 n形領域 6 n形低抵抗領域 7 短絡領域 8 n形中抵抗領域 9 アノード電極 10 カソード電極 11 ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/74 H01L 29/744 H01L 29/78 H01L 29/80

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電形の高抵抗領域とエミッタを
    形成する第2の導電形の低抵抗領域との間にバッファを
    形成する第1の導電形の中抵抗領域を有する3端子半導
    体素子において、前記エミッタと並列に、前記バッファ
    よりも低不純物密度であって、不純物密度の範囲が1011
    〜1015cm-3の第1の導電形の短絡領域を設け、かつ前記
    短絡領域の間隔を500 μm以下となし、そして前記エミ
    ッタと前記短絡領域とに第1の電極が接続されたことを
    特徴とするエミッタ短絡構造を有する半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の電極から前記バッファに至る
    間の短絡抵抗が素子単位面積当り0.5 Ω・cm2 以上にな
    されたことを特徴とする前記請求項1記載のエミッタ短
    絡構造を有する半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記3端子半導体素子が、静電誘導サイ
    リスタ、ゲートターンオフサイリスタ、絶縁ゲートバイ
    ポーラトランジスタ若しくはMOS制御サイリスタの内
    のいずれか1つの半導体素子からなることを特徴とする
    前記請求項1若しくは前記請求項2の内、いずれか1項
    記載のエミッタ短絡構造を有する半導体素子。
  4. 【請求項4】 前記3端子半導体素子の少なくとも前記
    エミッタ短絡領域がキャリアライフタイム制御され、か
    つ、高抵抗化されたことを特徴とする前記請求項1乃至
    3の内、いずれか1項記載のエミッタ短絡構造を有する
    半導体素子。
JP03025629A 1991-01-24 1991-01-24 エミッタ短絡構造を有する半導体素子 Expired - Lifetime JP3091771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03025629A JP3091771B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 エミッタ短絡構造を有する半導体素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03025629A JP3091771B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 エミッタ短絡構造を有する半導体素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04240775A JPH04240775A (ja) 1992-08-28
JP3091771B2 true JP3091771B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=12171161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03025629A Expired - Lifetime JP3091771B2 (ja) 1991-01-24 1991-01-24 エミッタ短絡構造を有する半導体素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3091771B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354031A (ja) 2004-05-13 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
EP2184781A1 (en) * 2008-11-05 2010-05-12 ABB Technology AG Reverse-conducting semiconductor device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0288169A (ja) * 1988-09-24 1990-03-28 Toyoda Mach Works Ltd 数値制御研削盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04240775A (ja) 1992-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6501331B2 (ja) トレンチゲート型mos半導体装置
US6278140B1 (en) Insulated gate thyristor
JP3321185B2 (ja) 高耐圧半導体装置
US5418376A (en) Static induction semiconductor device with a distributed main electrode structure and static induction semiconductor device with a static induction main electrode shorted structure
JP2811526B2 (ja) 静電誘導ショットキー短絡構造を有する静電誘導型半導体素子
JP3004077B2 (ja) 非常に深い濃度増加領域を備えたパワートランジスタデバイス
JP3338185B2 (ja) 半導体装置
JP2946750B2 (ja) 半導体装置
JPH09199713A (ja) 半導体装置
JPS5940303B2 (ja) 半導体スイツチング素子
JPH02122671A (ja) 制御可能なパワー半導体素子
US6472693B1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2632322B2 (ja) 電力用半導体素子
JP3091771B2 (ja) エミッタ短絡構造を有する半導体素子
US6091087A (en) Insulated gate thyristor
US4214254A (en) Amplified gate semiconductor controlled rectifier with reduced lifetime in auxiliary thyristor portion
JPH0237110B2 (ja)
JPH0888357A (ja) 横型igbt
JP2949001B2 (ja) ゲート絶縁型半導体装置及びその製造方法
DE4403429A1 (de) Abschaltbares Halbleiterbauelement
JPS5933988B2 (ja) 静電誘導形サイリスタ
JP4467717B2 (ja) 主電極短絡型半導体装置
Grekhov et al. Static and dynamic characteristics of an MOS-controlled high-power integrated thyristor
JP2725131B2 (ja) 静電誘導主電極短絡構造を有する静電誘導型半導体素子
JP3318202B2 (ja) ゲートターンオフサイリスタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 11