JP3091519B2 - 原子力発電所タービン建屋換気空調設備 - Google Patents

原子力発電所タービン建屋換気空調設備

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JP3091519B2 JP03144866A JP14486691A JP3091519B2 JP 3091519 B2 JP3091519 B2 JP 3091519B2 JP 03144866 A JP03144866 A JP 03144866A JP 14486691 A JP14486691 A JP 14486691A JP 3091519 B2 JP3091519 B2 JP 3091519B2
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BWR原子力発電所タ
ービン建屋の換気空調設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子力発電所タービン建屋換気空
調設備を図4に示す。図4において、外気は給気ファン
7により外気処理装置(給気フィルタ)9を通して取り
入れられ、各部屋を冷却した後、タービン建屋5の排気
は各々の排気処理装置(排気フィルタ)11で処理さ
れ、その後共通の排気ファン12にて主排気筒1に送
れ、大気中へ拡散放出される。
【0003】また、特開昭61−105488号公報に
記載の「タービン建屋の換気装置」では、タービン建屋
を機密性のある運転床にて2つに区分し、通常運転時に
おけるタービン建屋運転階の換気空調は、タービン建屋
運転階の壁面の給気口から給気し、屋上部換気ファンか
ら排気するシステムとし、定検時、あるいは何らかの原
因でタービン建屋運転階空間内の放射能が上昇した時に
は、屋上部換気ファンを閉止し、かつ運転床部の大物搬
入口を開けることにより、運転階空間とその階下の空間
を連通させ、予備の排気ファンを追加運転させて排気す
るシステムとしている。
【0004】さらに、特公平1−40316号公報に記
載の「換気設備を備えた原子力発電所タービン建屋」で
は、通常運転時におけるタービン建屋運転階の換気空調
は、運転床に設けられた機密性の蓋を閉じた状態でター
ビン建屋運転階の壁面の給気口から給気し、屋上部換気
ファンから排気し、一方、階下の復水器区域を含む汚染
区域の換気は汚染区域に設けられた給気ダクトから給気
し、復水器区域を負圧とすることにより空気を当該復水
器区域に導き、その後屋外の排気設備に接続された排気
ダクトを通して主排気筒より大気に放出するというシス
テムにより行われる。また、定検時等の原子炉停止時に
おけるタービン建屋運転階の換気空調は、タービン建屋
運転階壁面に設けられた給気口から給気し、タービン建
屋運転階の床部に設けられた気密性の蓋(大物機器搬入
口)を開けて復水器区域を含む汚染区域へ排気を送り、
さらに排気設備に通じる排気ダクトを通して主排気筒よ
り大気に放出するというシステムにより行うものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す換気空調設
備では、通常運転時のタービンの排気はタービン建屋内
タービンエリア(汚染区域)5A及び運転階5ともに排
気フィルタ11を介して主排気筒1へ導くため、排気フ
ィルタ、排気ダクト、主排気筒での圧損が大きくなり、
大容量の給気ファン及び排気ファンが必要となる。ま
た、主排気筒1の流量も多いため主排気筒としては直径
の太いものが必要となり、さらにタービン建屋運転階3
の給気ダクト16が必要となる。従って、建設コストや
運転コストが増加する。また、タービン建屋内の高汚染
区域とタービン建屋運転階のような低汚染区域を同一の
排気システムで処理するため、低放射性廃棄物としての
大容量の使用済フィルタが発生し、放射性廃棄物量が増
加する。また、特開昭61−105488号公報及び特
公平1−40316号公報に記載の換気空調設備では、
通常運転時に屋上部換気ファンによってタービン建屋運
転階の排気をするシステムとなっているため、建設コス
トや運転コストが増加し、また、定検時あるいはタービ
ン建屋運転階の放射能上昇時は、タービン建屋運転階の
床部に設けられた気密性の蓋を開け、タービン建屋内汚
染区域を介して排気するシステムとなっているため、タ
ービン建屋内汚染区域での風量バランスがくずれるとい
う問題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、排気ファン、排気
ダクトあるいは主排気筒等の排気系の容量を減少し、建
設コストや運転コストを低減する原子力発電所タービン
建屋換気空調設備を提供することである。
【0007】また、本発明の第2の目的は、上記排気系
の容量の低減を、屋上部換気ファン等の付帯設備を用い
ることなく、かつ風量バランスを崩すことなく可能とす
る原子力発電所タービン建屋換気空調設備を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る原子力発電
所タービン建屋換気空調設備は、タービン建屋内汚染区
域を形成するタービンエリアとタービン建屋運転階とに
分離された原子力タービン建屋の喚起空調を行う原子力
発電所タービン建屋換気空調設備において、主排気筒に
接続される第1排気ファンが設けられ、前記タービン建
屋内汚染区域に接続された排気系と、前記タービン建屋
運転階の外壁部に設けられた給気口及び前記外壁部の前
記給気口よりも高い位置に設けられた排気口を有し、通
常運転時に前記給気口より給気し前記排気口より排気す
る自然循環換気によりタービン建屋運転階の換気空調を
い、定検時には前記排気口を閉止する第1の換気空調
手段と、前記主排気筒に接続される第2排気ファンが設
けられたタービン建屋運転階専用の排気系を有し、定検
時に前記給気口より給気し前記タービン建屋運転階専用
の排気系を経由して前記主排気筒より排気することによ
りタービン建屋運転階の換気空調を行い、通常運転時に
は前記排気系を非作動とする第2の換気空調手段とを備
える。また、本発明に係る原子力発電所タービン建屋換
気空調設備は、タービン建屋内汚染区域を形成するター
ビンエリアとタービン建屋運転階とに分離された原子力
タービン建屋の喚起空調を行う原子力発電所タービン建
屋換気空調設備において、主排気筒に接続される第1排
気ファンが設けられ、前記タービン建屋内汚染区域に接
続された排気系と、前記タービン建屋運転階の外壁部に
設けられた給気口及び前記外壁部の前記給気口よりも高
い位置に設けられた排気口を有し、通常運転時に前記給
気口より給気し前記排気口より排気する自然循環換気に
よりタービン建屋運転階の換気空調を行い、定検時には
前記排気口を閉止する第1の換気空調手段と、前記ター
ビン建屋運転階を前記排気系に選択的に連通する手段を
有し、定検時に前記タービン建屋運転階を前記排気系に
連通し、前記給気口より給気し前記排気系を経由して前
記主排気筒より排気することによりタービン建屋運転階
の換気空調を行い、通常運転時には前記連通を遮断する
第2の換気空調手段とを備える。
【0009】
【作用】タービン建屋運転階からの放射能放出量がほと
んどないが機器の熱発生量の多い通常運転時に自然循環
換気によりタービン建屋運転階の換気空調を行なう第1
の換気空調手段を備えることにより、排気ファン、排気
ダクトあるいは主排気筒等の排気系の容量を減少でき、
また屋上部換気ファン等の付帯設備が不要となり、建設
コストや運転コストが低減する。また、使用済みフィル
タ等低放射性廃棄物量を低減できる。さらに、定検時に
タービン建屋運転階専用の排気系を介して主排気筒より
排気することにより、タービン建屋運転階空間とタービ
ン建屋内汚染区域空間が遮断されるので、タービン建屋
内汚染区域での風量バランスが崩れることが防止され
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図4を用いて
説明する。
【0011】図1及び図2は本発明の一実施例による原
子力発電所におけるタービン建屋の図で、図1は通常運
転時を図2は定検時を示す。タービン建屋5は、タービ
ン建屋内汚染区域を形成するタービンエリア5Aと、タ
ービン建屋運転階3とに分離されている。
【0012】タービン建屋運転階3に対する換気空調設
備として、それぞれルーバを備えた給気口2と排気口
4、排気ダクト6、排気フィルタ8、運転階排気ファン
10、及びタービン建屋運転階排気系の逆流を防止する
逆止弁14が設けられている。給気口2及び排気口4
は、通常運転時に自然循環換気によりタービン建屋運転
階の換気空調を行なう第1の換気空調手段を構成し、排
気ダクト6、排気フィルタ8、運転階排気ファン10、
及び逆止弁14は、定検時に給気口2より給気し主排気
筒1より排気することによりタービン建屋運転階3の換
気空調を行なう第2の換気空調手段を構成する。
【0013】また、タービンエリア5Aに対する換気空
調設備として、給気処理装置9、給気ファン7、排気フ
ィルタ11、及び排気ファン12が設けられている。
【0014】タービンエリア5Aに対する換気空調は、
通常運転時、定検時共に給気処理装置9、給気ファン7
により給気し、排気フィルタ11、排気ファン12を介
して主排気筒1より排気する。
【0015】タービン建屋運転階3の換気空調は次のよ
うにして行なう。通常運転時、タービン建屋運転階3の
給気は外壁部に設けられた給気口2により導入され、排
気は外壁面に設けられた排気口4により排出される。こ
の場合自然循環換気の原動力は、建屋内外の温度差であ
り、その温度差による換気力は、空気調和・衛生工学便
覧第II巻にも示されているように、
【0016】
【数1】 Pt=h(γ0−γi)・・・(1) で与えられる。但し、ここに Pt:温度差による換気力 [mmAq] h :給気口と排気口の高さの差 [ m ] γ0:建屋外空気の密度 [kg/m3] γi:建屋内空気の密度 [kg/m3] である。
【0017】タービン建屋運転階3においては、タービ
ン13が設置されているので、プラントの運転中は大量
の熱を発生しており、屋内の空気が暖められている。従
って、建屋外の空気の密度差により自然循環換気が生じ
る。尚、この場合前述の理論式に示すように、給気口と
排気口の高さの差hについては給気口はなるべく低くと
り、排気口はなるべく高くとってhを大きくし、温度差
による換気力大きくするのが好ましい。
【0018】定検時、タービンロータ等の点検を行う際
には、タービンケーシング13を開放するため、ケーシ
ング内側やタービンブレードに付着している放射性物質
が微量ながら飛散し、付近及び空気を放射能汚染する可
能性がある。従って、定検期間中は放射能が排気口4か
ら直接屋外へ放出することを避けることが必要である。
図2に示す実施例においては、この場合、排気口4を自
動あるいは手動にて閉止し、タービン建屋運転階専用の
排気系に設けた運転階排気ファン10を作動させること
により、タービン建屋運転階3の排気を排気ダクト6、
排気フィルタ8及び運転階排気ファン10を経由して主
排気筒1より屋外へ放出させる。放射能が主排気筒1か
ら放出された場合と排気口4から放出された場合では、
敷地境界に到達するまでに放射能が拡散する効果が異な
り、放射能放出率が同じ場合、主排気筒1から放出する
本実施例では、排気口4から放出した場合に比べて被ば
く量を1/10に減少できる。
【0019】運転中の運転階放射能濃度上昇時について
図2により説明する。万一、運転中に何らかの原因でタ
ービン建屋運転階3の排気中の放射能濃度が上昇した場
合には、放射線モニタでそのことが検出され、中操室に
アラームが発せられる。このアラームにより、排気口4
を自動あるいは手動にて閉止し、運転階排気ファン10
を作動させる。このタービン建屋運転階1の空気は、給
気口2より給気され、運転階排気ファン10より排気フ
ィルタ8を介して主排気筒1より排気される。
【0020】上記実施例においては、通常運転時におい
て従来主排気筒1から放出されていたタービン建屋運転
階3の排気を排気口4から直接放出する自然循環換気を
利用するため、主排気筒1からの排気量が現行プラント
の約60万m3/hから50万m3/hへと20%程度低
減できる。このことより、主排気筒1の口径は90%に
低減でき、給気ファン7、排気ファン12とも約80%
の容量とすることができ、さらにタービン建屋運転階の
給気ダクトが不要となる。また、排気ファン12の手前
に設置されている排気フィルタ11の処理容量も約80
%となるため、低放射性廃棄物となる使用済フィルタの
発生量も80%に減少する。従って建設コスト、運転コ
ストともに大巾に低減する。
【0021】従って本実施例によれば、通常運転時にタ
ービン建屋運転階を自然換気とすることにより、屋上部
換気ファン等の付帯設備を必要とせず、タービンエリア
5A側の排気ファン12、排気ダクトあるいは主排気筒
1等の排気系の容量を減少でき、建設コストや運転コス
トの低減が可能となる。また、排気フィルタ11等の低
放射性廃棄も低減する。さらに、定検時に機器の熱発生
が少ない時、タービン建屋運転階専用の排気系を介して
主排気筒1より屋外へ排気するので、この排気系の容量
は小さくでき、建設コストや運転コストの低減が可能と
なる。しかも運転階3の排気はタービンエリア5Aを介
してなされないので、タービンエリア5Aの風量バラン
スが崩れるのを防止できる。また、使用済みフィルタ等
低放射性廃棄物量を低減できる。
【0022】次に、本発明の他の実施例を図3により説
明する。図3は定検時を示す。タービン建屋運転階3に
対する換気空調設備として、それぞれルーバを備えた給
気口2と排気口4、タービン建屋運転階の排気をタービ
ンエリア5Aの排気系に合流せしめるための排気ダクト
17、及び排気ダクト17を開閉するバルブ15が設け
られている。給気口2及び排気口4は、図1及び図2と
同様に通常運転時に自然循環換気によりタービン建屋運
転階の換気空調を行なう第1の換気空調手段を構成し、
排気ダクト17及びバルブ15は、定検時に給気口2よ
り給気し排気系をタービン建屋内汚染区域とタービン建
屋運転階とで共用する第2の換気空調手段を構成する。
また、タービンエリア5Aに対する換気空調設備は図1
及び図2と同様である。
【0023】通常運転時のタービンエリア5A及びター
ビン建屋運転階5の換気空調、及び定検時のタービンエ
リア5Aの換気空調は前記実施例と同じである。
【0024】定検時のタービン建屋運転階の換気空調は
次のように行われる。定検中は復水器、給水加熱器等通
常運転中に熱発生源となる機器の大部分が停止している
ため、熱除去の必要性は小さい。従って、定検時におい
ては排気ダクト17に設けられたバルブ15を開にし、
タービン建屋運転階3の排気をタービンエリア5Aの換
気空調設備排気系に合流させて、即ち排気フィルタ11
及び排気ファン12を介して、主排気筒1から放出させ
る。この場合の排気フィルタ11及び排気ファン12の
能力は上記のように発熱が小さいから、通常運転時程度
でもよい。尚、この場合の排気は排気ダクト17やバル
ブ15によらずに、タービン建屋運転階の床部に設けて
ある気密性の蓋(大物機器搬入口)を利用して行なって
もよい。
【0025】本実施例によれば、前記実施例と同様に、
通常運転時にタービン建屋運転階を自然換気とすること
により、屋上部換気ファン等の付帯設備を必要とせず、
建設コストや運転コストの低減が可能となる。
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、排気ファン、排気ダク
トあるいは主排気筒等の排気系の容量が減少し、かつ屋
上部換気ファン等の付帯設備が不要となることにより建
設コストや運転コストを低減することができる。また、
使用済みフィルタ等低放射性廃棄物量を低減できる。さ
らに、定検時にタービン建屋運転階専用の排気系を介し
て主排気筒より排気するので、風量バランスが崩れるこ
とを防止することができる。従って、経済性に優れ、安
全性の高い原子力発電所タービン建屋換気空調設備を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による原子力発電所タービン
建屋の通常運転時の換気空調設備を示す図である。
【図2】図1に示す原子力発電所タービン建屋の定検時
の換気空調設備を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例による原子力発電所タービ
ン建屋の定検時の換気空調設備を示す図である。
【図4】従来技術による原子力発電所タービン建屋の換
気空調設備を示す図である。
【符号の説明】
1 主排気筒 2 給気口 3 タービン建屋運転階 4 排気口 5 タービン建屋 5A タービンエリア(汚染区域) 8 排気フィルタ 10 運転階排気ファン 12 排気ファン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タービン建屋内汚染区域を形成するタービ
    ンエリアとタービン建屋運転階とに分離された原子力タ
    ービン建屋の喚起空調を行う原子力発電所タービン建屋
    換気空調設備において、 主排気筒に接続される第1排気ファンが設けられ、前記
    タービン建屋内汚染区域に接続された排気系と、 前記 タービン建屋運転階の外壁部に設けられた給気口及
    び前記外壁部の前記給気口よりも高い位置に設けられた
    排気口を有し、通常運転時に前記給気口より給気し前記
    排気口より排気する自然循環換気によりタービン建屋運
    転階の換気空調を行い、定検時には前記排気口を閉止す
    第1の換気空調手段と、前記主排気筒に接続される第2排気ファンが設けられた
    タービン建屋運転階専用の排気系を有し、 定検時に前記
    給気口より給気し前記タービン建屋運転階専用の排気系
    を経由して前記主排気筒より排気することによりタービ
    ン建屋運転階の換気空調を行い、通常運転時には前記排
    気系を非作動とする第2の換気空調手段とを備えること
    を特徴とする原子力発電所タービン建屋換気空調設備。
  2. 【請求項2】タービン建屋内汚染区域を形成するタービ
    ンエリアとタービン建屋運転階とに分離された原子力タ
    ービン建屋の喚起空調を行う原子力発電所タービン建屋
    換気空調設備において、 主排気筒に接続される第1排気ファンが設けられ、前記
    タービン建屋内汚染区域に接続された排気系と、 前記タービン建屋運転階の外壁部に設けられた給気口及
    び前記外壁部の前記給気口よりも高い位置に設けられた
    排気口を有し、通常運転時に前記給気口より給気し前記
    排気口より排気する自然循環換気によりタービン建屋運
    転階の換気空調を行い、定検時には前記排気口を閉止す
    る第1の換気空調手段と、 前記タービン建屋運転階を前記排気系に選択的に連通す
    る手段を有し、定検時に前記タービン建屋運転階を前記
    排気系に連通し、前記給気口より給気し前記排気系を経
    由して前記主排気筒より排気することによりタービン建
    屋運転階の換気 空調を行い、通常運転時には前記連通を
    遮断する第2の換気空調手段とを備えることを特徴とす
    る原子力発電所タービン建屋換気空調設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101841288B1 (ko) * 2010-07-30 2018-03-22 닛폰 스프류 가부시키가이샤 탱리스 나선형상 코일 인서트 삽입공구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101841288B1 (ko) * 2010-07-30 2018-03-22 닛폰 스프류 가부시키가이샤 탱리스 나선형상 코일 인서트 삽입공구

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