JP3091449U - 電動歯間ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池で動くモータを用いた電動歯間ブラシの
構造を提供すること。 【解決手段】 起振部１と、これに取付けられるブラシ
保持部２とからなる。起振部１には電池３と、スイッチ
４と、モータ５が設けられ、同モータ５の回転軸には偏
芯錘６が設けられている。ブラシ保持部２には歯間ブラ
シ７を着脱可能に取付ける取付け部２３が形成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は電池で動くモータを用いた電動歯間ブラシに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 従来、歯間ブラシは細長い軸部材の先端にブラシを取付ける構造であった。歯 を掃除する際には、軸部材を持って、手動操作で歯と歯の間の隙間にブラシを差 込み、軸部材を前後に動かしていた。この操作が面倒であるとともに、歯垢もう まくとれなかった。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 本考案は電池で動くモータを用いることにより、操作が簡単な電動歯間ブラシ の構造を提供するものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案の電動歯間ブラシは、（イ）起振部と、これに取付けられるブラシ保持 部とからなる。（ロ）起振部には電池と、スイッチと、モータが設けられ、同モ ータの回転軸には偏芯錘が設けられていること。（ハ）ブラシ保持部には歯間ブ ラシを着脱可能に取付ける取付け部が形成されているこである。 【０００５】 【考案の実施の形態】 １は起振部、２はこれに取付けられるブラシ保持部である。起振部１は合成樹 脂による二つ割りの成型物１１、１２により中空に形成されている。その内側に は電池３と、スイッチ４と、モータ５が設けられている。起振部１の前部には取 付け基部１３が取付けられている。後部には電池３の収容部の蓋体１４が着脱自 在に設けられている。モータ５の回転軸５１には偏芯錘６が設けられている。 【０００６】 ブラシ保持部２は合成樹脂による成型物２１で形成され、その前部には摺動可 能に取付けられた成型物２２で形成されている。このブラシ保持部２の前部に、 別個に形成された歯間ブラシ７を着脱可能に取付けるための取付け部２３が形成 されている。ブラシ保持部２の後部には上記起振部１の取付け基部１３に取付け るための嵌合部２４が形成されている。 【０００７】 上記ブラシ保持部２の前部の取付け部２３に歯間ブラシ７を取付ける。この後 、スイッチ４をオンしてモータ５を回転すると、回転軸５１に設けた偏芯錘６の 回転により振動が発生し、この振動が起振部１の全体に伝わる。この振動は取付 け基部１３に取付けられたブラシ保持部２にも伝わり、前部の取付け部２３を介 して歯間ブラシ７も振動が伝えられる。 【０００８】 上記歯間ブラシ７を歯と歯の隙間に差込み、スイッチ４をオンすると、歯間ブ ラシ７が振動して容易に歯垢を取り除くことができる。これによって、操作が簡 単で、歯垢をきれいに掃除することができる。 【０００９】 【実施例】 上記考案の実施例によると、ブラシ保持部の長さは５０ｍｍ、起振部の長さは １２０ｍｍである。 【００１０】 【考案の効果】 上記の様に本考案の電動歯間ブラシによると、歯と歯の隙間に歯間ブラシを差 込みスイッチをオンするだけで、モータの回転と一体の偏芯錘の回動による振動 で、歯間ブラシが振動して容易に歯垢を取り除くことができる。これによって、 操作が簡単で、歯垢をきれいに掃除することができる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の電動歯間ブラシの要部切欠側面図であ
る。 【図２】本考案の一実施例を示す電動歯間ブラシの要部
透視斜視図である。 【符号の説明】 １ 起振部 ２ ブラシ保持部 ３ 電池 ４ スイッチ ５ モータ ６ 偏芯軸 ７ 歯間ブラシ １１ 成型物 １２ 成型物 ２１ 成型物 ２２ 成型物 ２３ 取付け部

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 下記の要件を具えたことを特徴とする電
   動歯間ブラシ。 （イ）起振部と、これに取付けられるブラシ保持部とか
   らなる。 （ロ）起振部には電池と、スイッチと、モータが設けら
   れ、同モータの回転軸には偏芯錘が設けられているこ
   と。 （ハ）ブラシ保持部には歯間ブラシを着脱可能に取付け
   る取付け部が形成されていること。