JP3090886B2 - 竪型射出装置 - Google Patents

竪型射出装置

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JP3090886B2
JP3090886B2 JP08267595A JP26759596A JP3090886B2 JP 3090886 B2 JP3090886 B2 JP 3090886B2 JP 08267595 A JP08267595 A JP 08267595A JP 26759596 A JP26759596 A JP 26759596A JP 3090886 B2 JP3090886 B2 JP 3090886B2
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信介 高橋
公一 松林
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モータを駆
動源とする竪型の射出装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的に電動式と称さ
れている射出装置では、ノズルタッチ、計量、射出など
の駆動源に電動モータを採用している。横型成形機の場
合等は電動モータの設置スペースが充分に確保し得るこ
とから、それぞれの駆動源として3基の電動モータを採
用しても特に設置上の問題はないが、竪型成形機の場合
には機台の面積が限られ、しかも安定性の問題から竪型
射出装置ではできるだけ機台面積内に収まるように全て
の電動モータを取付けることが望まれている。
【0003】この発明は上記課題を解決するために考え
られたものであって、その目的は、複数基の電動モータ
を備えるものであっても、計量用と射出用の電動モータ
を縦方向にしかも互いに干渉し合わないように同位置に
取付けることによって、全体をコンパクトにまとめ上げ
ることができる新たな竪型射出装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、機台上の型置板に対して昇降自在に設けられた可動
盤の上に、加熱筒を下向きにして竪に設置された射出装
置であって、上記加熱筒の基端部を連結した下部プレー
トと上部プレートとを、所要間隔を空けて連結ロッドに
より結合し、その連結ロッドに射出スクリュを取付けた
射出プレートを移動自在に挿通し、かつ下部及び上部プ
レートを可動盤上の複数本の支持シャフトに可動自在に
挿通支持して可動盤上に昇降自在に支持した駆動部と、
可動盤と下部プレートとにわたり回動自在に配設され、
下端部を可動盤上の軸受部材内に設けたナットと螺合し
た対向位置の一対の移動用ねじ軸と、上記上部プレート
と一体成形した軸承部材の側部に上向きに取付けられ
て、射出プレート上部の筒状のボールナット部材と螺合
した射出用ボールねじ軸を回転する射出用サーボモータ
と、上記射出スクリュの基軸を上記下部プレートを貫通
して回転自在に取付けた上記射出プレートの側部に下向
きに取付けた計量用サーボモータとを備え、その計量用
サーボモータと上記射出用サーボモータとを、該計量用
サーボモータの移動スペースを空けて同一軸線上に縦に
取付けてなる、というものである。
【0005】上記構成では計量用サーボモータと上記射
出用サーボモータとが駆動部の側部に沿って位置し、ま
た両モータは下部プレートと上部プレートとの間の射出
作動スペース内に収まるので、竪型射出装置の高さの縮
少ともなって重心が下がり安定性を有するものとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】図中1は機台2の上面に水平に固
設した型置盤、3は可動盤で型置盤1の四隅に上下動自
在に挿通したタイバー兼用の型締シャフト4,4の上端
に固着して、型置盤1に対し昇降自在に設けてある。5
は機台2の内部に設けた竪方向のトグル式による型締機
構で、型置盤側を反力として上下に伸縮するトグル下部
の型締作動板6に、上記型締シャフト4,4の下端が連
結してある。
【0007】上記型置盤1と可動盤3の対向面には金型
7が分割して取付けてあり、可動盤側の分割型の上部中
央にスプル8が設けてある。また可動盤3の上面には座
板9が横方向に摺動自在に設けてあり、その座板9の上
に射出装置10が加熱筒11を下向きにして竪に設置し
てある。
【0008】この射出装置10は、上記加熱筒11の基
端部を連結した下部プレート12と上部プレート13と
を、所要間隔を空けて連結ロッド14,14により結合
するとともに、そのロッド14,14に射出プレート1
5を移動自在に挿通して一体的に構成した駆動部を、上
記座板9の対向隅部に立設した支持シャフト16,16
に、上下部プレート12,13を可動自在に挿通支持さ
せて、上記可動盤3に対し昇降自在に設けたものからな
る。
【0009】この駆動部の昇降移動は、上記可動盤3と
下部プレート12とにわたり配設した対向位置の一対の
移動用ボールねじ軸17,17の回転により行われ、ま
た移動用ボールねじ軸17,17の回転は下部プレート
12の側部に下向きに取付けたブレーキ付きの移動用モ
ータ18により行われる。この移動用ボールねじ軸1
7,17の上端部は下部プレート12に回動自在に軸承
され、プレート上に突出した軸端にはプーリー19,1
9が取付けてある。このプーリー19,19には駆動ベ
ルト20が上記移動用ギヤモータ18の駆動軸端のプー
リー21とにわたり巻回してある。
【0010】また移動用ボールねじ軸17,17の下端
部は、上記座板9の上面に縦設した円筒形の軸受部材2
2,22の内部に上向きに設けた軸方向にのみ可動する
ボールナット23と螺合し、このボールナット23によ
り移動用ボールねじ軸17は、上記加熱筒11の先端部
が可動盤3の貫通孔3aに入り込んで、ノズル先端が上
記金型7のスプル8にタッチするまで駆動部と共に降下
する。
【0011】上記ボールナット23の上部にはノズルタ
ッチ力保持装置40が設けてある。この装置は軸受部材
22の上部との間に所要の空間部を設けて固定した蓋部
材25と、その内部に収容してボールナット23の上端
に当接した弾圧用ばね部材24と、蓋部材25の側部に
下向きに取付けた近接スイッチ41及び、近接スイッチ
下側の上記空間部にボールナット23に取付けて配置し
た検出体42とから構成されている。
【0012】上記射出プレート15には、上記下部プレ
ート12を貫通した射出スクリュ26の基軸26aが回
転自在に取付けてあり、その基軸26aの下部プレート
12と射出プレート15との間の周囲に取付けた計量用
プーリー27には駆動ベルト28が、射出プレート15
の側部に下向きに取付けた計量用サーボモータ29の駆
動軸端のプーリー30とにわたり巻回してある。また上
部には筒状のボールナット部材37が突設してある。
【0013】上記上部プレート13は射出用ボールねじ
軸31の軸承部材32と一体形成され、その軸承部材3
2の側部にブレーキ付きの射出用サーボモータ33が取
付けてある。また軸承部材32には射出用ボールねじ軸
31の軸部が回転自在に貫通支持され、軸承部材上に突
出した軸端には射出用プーリー34が取付けてある。こ
の射出用プーリー34には駆動ベルト35が、射出用サ
ーボモータ33の駆動軸端のプーリー36とにわたり巻
回してある。
【0014】上記計量用サーボモータ29と射出用サー
ボモータ33は、上記軸受部材32と射出プレート15
の両方に取付けて、それぞれ同一方向に水平に張り出し
たモータ取付板32a,15aに取付けてある。この取
付は計量用サーボモータ29を下向きに、射出用サーボ
モータ33は上向きに、そして計量用サーボモータ29
の移動スペースを空けて同一軸線上に縦に取付けてあ
る。
【0015】上記射出用ボールねじ軸31のねじ軸は、
軸承部材32より下方に長く突出して、その下端に位置
する上記射出プレート15の上部のボールナット部材3
7と螺合し、定位置のねじ軸の回転によりボールナット
37と一緒に射出プレート15を、上記連結ロッド14
をガイドとして下方へ、回転方向によっては上方へ移動
する。これに伴い射出プレート15に軸承した上記射出
スクリュ26も上記加熱筒11の内部を移動する。
【0016】上記構成の成形機では、上記型締機構5の
トグルの伸長により可動盤3が引き下ろされて金型7の
型締が行われると、上記移動用モータ18が始動する。
モータの回転力は駆動ベルト28により移動用ボールね
じ軸17,17に伝達され、移動用ボールねじ軸17,
17は正回転して上記軸受部材22内のボールナット2
3により下方へ移動する。これにより下部プレート12
が引っ張られて、駆動部が上記支持シャフト16,16
をガイドとして降下し、ノズルタッチが行われる。
【0017】ノズルタッチ後にも移動用ボールねじ軸1
7,17に回転トルクが作用していると、移動用ボール
ねじ軸17,17は定位置で回転するので反対にボール
ナット23が上方へ移動して弾圧用ばね部材24を圧縮
するとともに、近接スイッチ41と検出体42との間隔
が狭まって近接スイッチ41が作動し、移動用ギヤモー
タ18が停止すると同時にブレーキが作動して移動用ボ
ールねじ軸17,17の回転停止と駆動部の荷重による
逆回転の防止とが行われる。このようなことから弾圧用
ばね部材24の撓みによる弾撥力がノズルタッチ力とな
り、また熱膨張に対してもばね力が対応するので、ノズ
ルタッチ力が略一定に保たれるようになる。
【0018】ノズルタッチが完了すると、上記射出用サ
ーボモータ33が始動して回転力が駆動ベルト35によ
り射出用ボールねじ軸31に伝達され、そのねじ軸の正
回転により上記ボールナット部材37と一緒に上記射出
プレート15及び計量用サーボモータ29が下方へ移動
する。これによりその下側の射出スクリュ26も下方移
動して加熱筒11内を前進し、予め計量された成形材料
を型締により形成された金型内のキャビティに射出充填
する。
【0019】射出充填後の保圧が終了すると、ノズルタ
ッチしたまま上記計量用サーボモータ29が始動し、射
出用サーボモータ33は反対方向に回転作動して射出ス
クリュ36に背圧力が加えられる。計量用サーボモータ
29の回転力は駆動ベルト28により射出スクリュ26
に伝達され、射出スクリュ26は回転により供給口38
からの成形材料を可塑化しつつ材料圧により後退移動し
て計量を行う。この後退移動は射出プレート15を計量
用サーボモータ29とともに押し上げながら行われる。
そして計量が完了すると、計量用サーボモータ29は停
止し、射出用サーボモータ33は再びが正方向に回転作
動して射出スクリュ26を前進移動し、計量材料の射出
を行う。
【0020】射出後にノズルタッチを解除する場合に
は、両方のサーボモータを停止してから、移動用ギヤモ
ータ18のブレーキを解除してモータを反対方向に始動
する。これにより移動用ボールねじ軸17,17が逆回
転して上方へ移動し、下部プレート12を押し上げて駆
動部を上昇移動する。所定位置まで上昇したところで移
動用モータ18を停止すると同時にブレーキを掛けて、
駆動部の全重量を受けている移動用ボールねじ軸17,
17が、その荷重により自己回転して降下しないように
制動状態を保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る竪射出装置を備えた竪型成形
機の側面図である。
【図2】 この発明に係わる竪射出装置の正面図であ
る。
【図3】 同上の側面図である。
【図4】 同じく略示平面図である。
【図5】 図2のA−A線における略示断面図である。
【図6】 図2のB−B線における略示断面図である。
【図7】 図2のC−C線における略示断面図である。
【符号の説明】
1 型置盤 2 機台 3 可動盤 4 型締シャフト 5 型締機構 10 射出装置 11 加熱筒 12 下部プレート 13 上部プレート 14 連結ロッド 15 射出プレート 15a モータ取付板 16 支持シャフト 17 移動用ボールねじ軸 18 移動用モータ 22 軸受部材 23 ボールナット 28 射出スクリュ 31 射出用ボールねじ軸 32 軸承部材 32a モータ取付板 33 射出用サーボモータ 35 射出用の駆動ベルト 37 ボールナット部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84792(JP,A) 特開 平4−193515(JP,A) 特開 平4−64422(JP,A) 実開 平3−9819(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/24 B29C 45/46 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台上の型置板に対して昇降自在に設け
    られた可動盤の上に、加熱筒を下向きにして竪に設置さ
    れた射出装置であって、上記加熱筒の基端部を連結した
    下部プレートと上部プレートとを、所要間隔を空けて連
    結ロッドにより結合し、その連結ロッドに射出スクリュ
    を取付けた射出プレートを移動自在に挿通し、かつ下部
    及び上部プレートを可動盤上の複数本の支持シャフトに
    可動自在に挿通支持して可動盤上に昇降自在に支持した
    駆動部と、可動盤と下部プレートとにわたり回動自在に
    配設され、下端部を可動盤上の軸受部材内に設けたナッ
    トと螺合した対向位置の一対の移動用ねじ軸と、上記上
    部プレートと一体成形した軸承部材の側部に上向きに取
    付けられて、射出プレート上部の筒状のボールナット部
    材と螺合した射出用ボールねじ軸を回転する射出用サー
    ボモータと、上記射出スクリュの基軸を上記下部プレー
    トを貫通して回転自在に取付けた上記射出プレートの側
    部に下向きに取付けた計量用サーボモータとを備え、そ
    の計量用サーボモータと上記射出用サーボモータとを、
    該計量用サーボモータの移動スペースを空けて同一軸線
    上に縦に取付けてなることを特徴とする竪型射出装置。
JP08267595A 1996-10-08 1996-10-08 竪型射出装置 Expired - Lifetime JP3090886B2 (ja)

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US08/944,693 US5914139A (en) 1996-10-08 1997-10-06 Electric motor injection apparatus for vertical injection molding machine

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