JP3090881B2 - オープンショーケースの循環空気ろ過装置 - Google Patents

オープンショーケースの循環空気ろ過装置

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JP3090881B2
JP3090881B2 JP08204599A JP20459996A JP3090881B2 JP 3090881 B2 JP3090881 B2 JP 3090881B2 JP 08204599 A JP08204599 A JP 08204599A JP 20459996 A JP20459996 A JP 20459996A JP 3090881 B2 JP3090881 B2 JP 3090881B2
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喜久夫 下野
邦彦 鍛治
大 平山
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Duskin Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オープンショーケ
ースの循環空気ろ過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダクト内の送風ファンで加圧された空気
を冷却器を通して冷却し、冷却された空気を前面上端縁
の下向きのハニカムから前面下端縁の吸込口へ流してエ
アカーテンを作る形式の従来のオープンショーケースに
於いては、空気のろ過機構が配置されていない為、長期
間の使用によりハニカムの空気通路の内面にごみが付着
し、ハニカムの空気通路の有効断面積の減少により効果
的なエアカーテンを作ることが不可能になり、ハニカム
の清掃が必要になっていた。しかしハニカムの清掃には
多くの労力、時間と熟練とを要し、しかも清掃中にはオ
ープンショーケースの使用が不能となる為、展示物の移
動等の煩わしい作業が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハニカムの
清掃を実質的に不要にすると共に、従来ハニカムの清掃
に伴い必要とされていた展示物の移動等の煩わしい作業
を無くすことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のオープンショー
ケースの循環空気ろ過装置は、内側の展示空間の底壁で
あるデッキパンの下側のダクト内の空気を送風ファンに
より加圧して冷却器に送り、当該冷却器により冷却した
空気を前面上端縁の下向きのハニカムから前面下端縁の
前記ダクトに通じる吸込口へと流してエアカーテンを作
る機構を備えるオープンショーケースにおいて、上記デ
ッキパンの下側のダクト内の上記吸込口の下方空間の上
記送風ファン側の位置であって、送風ファンの上流側に
上記デッキパンを動かすことなく吸込口から着脱自在の
フィルターを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1のオープンショーケース1は
顧客の通る通路2側に向い開いて(オープンして)お
り、内部の展示空間3に生鮮食料、例えば鮮魚、生野菜
等を展示する多段の棚4を備え、通路2との間は後述す
る内外のエアカーテン5、6で仕切られている。展示空
間3の下端のデッキパン(底壁)8の下側のダクト9内
には孔10を有する右上がりの傾斜した仕切板11が設
けてあり、孔10には送風ファン12とその上流側(上
側)のフィルター13が装着されている。送風ファン1
2の背後(図1の右側)には有効断面積の大きい内側ダ
クト9aと有効断面積の小さい外側ダクト9bが後方に
延び、後端部から上方へ屈曲して共通の冷却器15を経
て上方へ延び、上端部から前方(図1の左方)へ屈曲し
て夫々内側ハニカム16aと外側ハニカム16bに達す
る。各ハニカム16a、16b(整流器)はほぼ下向き
の多数の細い通路を有し図1の紙面と直角方向にのびる
細長い蜂の巣状の部材で、共に層流を形成し、下端縁の
図1の紙面と直角方向にのびる細長い内層吸込口17a
と外層吸込口17bに矢印方向に向い流れて、これが内
側と外側のエアカーテン5、6を形成する。冷却器15
は冷媒液を蒸発(ガス化)させ、ダクト9a、9bを上
昇する空気から熱を奪う。図1の18は高さの調節自在
のワイヤーラックで、その上にデッキパン8が支持され
ている。
【0006】図1の一部を拡大した図2に於いて、仕切
板11はダクト9の横断面全体を塞ぐように周縁部がダ
クト9を構成する後壁7(図1)、底壁21及び側壁2
2に固着され、右上がりに傾斜して広い面積の円形の孔
10を確保している。孔10の周縁部より上方へ起立し
た低い筒状部23にハット形のフィルター13が上方か
ら嵌合している。フィルター13は周囲のアルミニウム
の縁板24とこの縁板24の上面に接着された目の細か
い樹脂の不織布14で構成され、縁板24の筒状部24
aの内周縁が筒状部23の外周面に嵌合すると共に外周
の板状部24bの下面に帯状磁石25を接着して仕切板
11に吸着させている。筒状部24aを筒状部23に嵌
合することによりフィルター13の位置決めはできる
が、板状部24bの下面全体に帯状磁石25を接着する
ことにより、フィルター13を通過することなく送風フ
ァン12へバイパスする空気をなくすることができる。
帯状磁石25の代わりに帯状パッキン(図示せず)を接
着してもよい。帯状磁石25の代わりに数個の磁石を採
用しても空気のバイパスが生じない場合もある。29は
仕切り板11の下面に固着した放射状の例えば3本の一
体の支え板で、その中央上部に送風ファン12の駆動用
モーター30が取り付けてある。尚展示空間3内には、
図示されていない冷却器から冷風が供給されるように構
成されている。
【0007】図1で送風ファン12を駆動すると、ダク
ト9内の空気はフィルター13を通してろ過された状態
で矢印方向(後方)に圧送され、後端で上方に屈曲して
上昇し、冷却器15で冷却された後更に上昇し、上端で
前方(図1の左方)に屈曲して内側ハニカム16aと外
側ハニカム16bを層流となって流下し、内層吸込口1
7a、外層吸込口17bに吸入されてエアカーテン5、
6が形成され、ダクト9内に入り、引き続いてフィルタ
ー13を通して送風ファン12で矢印方向に加圧され、
循環する。フィルター13を交換する際には、デッキパ
ン8上の商品を取り除き、デッキパン8を前側(図1の
左側)から持ち上げて開き、フィルター13を取り出
し、新しいフィルター13を装着し、その後デッキパン
8を下ろしてその上に商品を戻す。フィルター13の交
換は短時間で行えるので、送風ファン12を一時停止す
る必要もない。
【0008】図3では、送風ファン12が水平な回転軸
を備えており、送風ファン12を支持している仕切筒2
5の前端面(図3の右端面)に板状のフィルター26が
磁石で取り付けてある。このフィルター26は図4に示
すように正方形のアルミニウム枠27とそれと一体の十
字の支え28と枠27と支え28に接着された不織布2
9で構成され、枠27の後面に磁石帯30が固着されて
いる。このフィルター26は共通の吸込口17から装着
することができ、従ってフィルター交換時にデッキパン
8を動かす必要がなくなり、勿論デッキパン上の商品の
移動も不要となるので、交換作業が一段と簡素化する。
【0009】
【0010】
【発明の効果】本発明のオープンショーケースの循環空
気ろ過装置では、フィルターにより吸込口に吸込まれた
空気のろ過が行われ、ハニカムが汚れるのを効果的に防
止することができ、ハニカムの清掃を実質的に不要とす
ることができる。また、上記底壁であるデッキパンを動
かすことなく吸込口から着脱自在のフィルターを採用す
ることで、フィルターの交換時にデッキパン上の展示商
品を取り除く手間が不要となり、交換作業の簡素化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開発過程のオープンショーケースの
縦断面略図である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 本発明によるオープンショーケースの縦断面
略図である。
【図4】 図3のIV矢視略図である。
【符号の説明】
3 展示空間 5、6 エアカーテン 9 ダクト 10 孔 11 仕切板 12 送風ファン 13、26 フィルター 15 冷却器 16a 内側ハニカム 16b 外側ハニカム 17a 内層吸込口 17b 外層吸込口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−91807(JP,A) 実開 昭59−108503(JP,U) 実開 平3−127100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 3/00 - 3/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側の展示空間の底壁であるデッキパン
    の下側のダクト内の空気を送風ファンにより加圧して冷
    却器に送り、当該冷却器により冷却した空気を前面上端
    縁の下向きのハニカムから前面下端縁の前記ダクトに通
    じる吸込口へと流してエアカーテンを作る機構を備える
    オープンショーケースにおいて、 上記デッキパンの下側のダクト内の上記吸込口の下方空
    間の上記送風ファン側の位置であって、送風ファンの上
    流側に上記デッキパンを動かすことなく吸込口から着脱
    自在のフィルターを備えたことを特徴とするオープンシ
    ョーケースの循環空気ろ過装置。
JP08204599A 1996-08-02 1996-08-02 オープンショーケースの循環空気ろ過装置 Expired - Fee Related JP3090881B2 (ja)

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JPH1043015A JPH1043015A (ja) 1998-02-17
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JP2002058570A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Nakano Refrigerators Co Ltd 商品陳列棚部付きオープンプレハブ冷蔵庫
KR100593362B1 (ko) * 2003-12-05 2006-06-28 엘지전자 주식회사 쇼케이스
KR100596563B1 (ko) * 2003-12-10 2006-07-03 조규완 쇼케이스
JP4991609B2 (ja) * 2008-03-24 2012-08-01 株式会社東芝 冷蔵庫

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