JP3089941U - 親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構
造の提供。 【解決手段】 上面に三孔ソケットが配置された上ケー
ス１ａと、一側端に親子式プラグが枢設される親子式プ
ラグ収容空間がある下ケース１ｂと、該親子式プラグ収
容空間の上方に結合され四つの相互に平行なスロット２
ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄを具えた結合シート２と、底面に
一対の外側接触片と一対の内側接触片が配置され且つ各
接触片が１対１で結合シートの四つのスロットに対応す
る回路基板３と、該回路基板の上面に挿入され且つ該回
路基板の底面の外側接触片と電気的に連接し、上ケース
と下ケースが接合された後、それぞれ上ケースの挿入孔
１１ａ，１１ｂに位置する一対のプラグ接触片３１，３
２と、を具えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のプラグの構造に係り、特に親子式プラグを具えた電圧アダプタ プラグ構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現代の工商業社会にあって、携帯電話の充電器、電池充電器、充電型髭そり器 などの携帯型電器の使用はますます普及している。しかし、国家、区域によって 使用する電圧規格、コンセント形式が異なるため、同一種類の充電プラグの構造 では各国の使用者の必要に適用できない。これにより、現在、多種類の電器設備 は親子式プラグの構造を使用している。特に、現在広く使用されている携帯電話 充電器中にあって広く親子式プラグが採用されている。

【０００３】 このため、本考案者はこの設計の必要に対して多種類の親子式プラグ構造を設 計し、すでにそれぞれパテントを申請している。親子式プラグ中、その主要な構 造は、親プラグ、親プラグピン、収容溝、子プラグ、子プラグピンを具えている 。親プラグは２２０Ｖコンセントに適合し、子プラグは１１０Ｖコンセントに適 合する。

【０００４】 しかし、親子式プラグの構造を採用することで異なるコンセントの形式に対応 するだけでは各国或いは各地区のコンセント形式に対応するのに不十分である。 例えば、親子式プラグ中、一般にプラグの空間構造の制限により、２ピン式プラ グが配置されるが、多くの国家で採用するコンセントは３孔であり、そのうち二 つの孔は電源孔で、もう一つの孔は電源孔の通電の有無を制御する制御孔である 。

【０００５】 親子式プラグ構造を配置したアダプタをこの形態のコンセントに使用する時に は使用できない。さらに、携帯式設備（例えばポータブルコンピュータ）を使用 する時、電池を電源とするほか、公共電力がある場合は、使用者は一般に電源コ ードをコンセントにさし込み使用して作業電源を取得する。しかし異なる電源孔 を使用する地区或いは国家では、電源孔の形式が不適合の状況がよく発生する。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

このため、上述の問題を克服すべく、本考案は親子式プラグを具えた電圧アダ プタプラグ構造を提供し、この電圧アダプタプラグ構造により親子式プラグより 引き込んだ電源を別の種類の形態のプラグに連接できるようにし、親子式プラグ の応用をさらに広範に、便利となすことを目的とする。

【０００７】 本考案のもう一つの目的は、電圧出力コネクタを具えた親子式電圧アダプタプ ラグを提供し、この電圧出力コネクタにより、電圧アダプタプラグより引き込ん だ電源を出力し、電器の負荷に必要な作業電源を提供できるようにすることにあ る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造において、 上ケースとされ、その上面にコンセントが配置された、上記上ケースと、 下ケースとされ、その一側端に親子式プラグ収容空間が設けられた、上記下ケ ースと、 結合シートとされ、該親子式プラグ収容空間の上方に結合され、四つの相互に 平行なスロットを具えた、上記結合シートと、 親子式プラグとされ、該下ケースの親子式プラグ収容空間中に枢設され、親プ ラグと子プラグを具え、該親プラグ或いは子プラグが親子式プラグ収容空間より 引き起こされるか親子式プラグ収容空間に収容される、上記親子式プラグと、 回路基板とされ、その底面に一対の外側接触片と一対の内側接触片が配置され 、且つ各接触片が一対一の関係を以て該結合シートの四つのスロットに対応し凸 伸する、上記回路基板と、 一対のプラグ接触片とされ、該回路基板に挿入され、そのうち第１のプラグ接 触片が該回路基板の一つの外側接触片及びその隣の内側接触片と電気的に連接し 、第２のプラグ接触片が該回路基板のもう一つの外側接触片及びその隣のもう一 つの内側接触片と電気的に連接し、上ケースと下ケースが対向するよう結合され た後、該プラグ接触片がちょうど上ケースの挿入孔に整合する、上記一対のプラ グ接触片と、 を具えたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造と している。 請求項２の考案は、請求項１に記載の親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ グ構造において、上ケースに配置されるコンセントが３孔コンセントとされたこ とを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造としている。 請求項３の考案は、請求項２に記載の親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ グ構造において、ピン収容溝を具え、該ピン収容溝がピンの挿入に供され、該ピ ンが絶縁材料で形成されて、壁の３孔コンセントの制御挿入孔に挿入できること を特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造としている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ グ構造において、下ケースの一側端面より左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板 が凸伸し、左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板で囲まれてなる区域が親子式プ ラグ収容空間とされたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプ ラグ構造としている。 請求項５の考案は、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造において、 上ケースとされ、その上面にコンセントが配置された、上記上ケースと、 下ケースとされ、その一側端に親子式プラグ収容空間が設けられた、上記下ケ ースと、 結合シートとされ、該親子式プラグ収容空間の上方に結合され、四つの相互に 平行なスロットを具えた、上記結合シートと、 親子式プラグとされ、該下ケースの親子式プラグ収容空間中に枢設され、親プ ラグと子プラグを具え、該親プラグ或いは子プラグが親子式プラグ収容空間より 引き起こされるか親子式プラグ収容空間に収容される、上記親子式プラグと、 回路基板とされ、その底面に一対の外側接触片と一対の内側接触片が配置され 、且つ各接触片が一対一の関係を以て該結合シートの四つのスロットに対応し凸 伸する、上記回路基板と、 一対の連接端子とされ、該回路基板に設置され、第１の連接端子が該回路基板 の一つの外側接触片及びその隣の内側接触片と電気的に連接し、第２の連接端子 が該回路基板のもう一つの外側接触片及びその隣のもう一つの内側接触片と電気 的に連接する、上記一対の連接端子と、 一対の延伸された導線とされ、該導線の一端がそれぞれ該連接端子に連接され 、もう一端が一つの電圧出力コネクタに連接され、該親子式プラグの引き込んだ 電源を該連接端子と導線を経由して該電圧出力コネクタに送り出力させる、上記 一対の延伸された導線と、 を具えたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造と している。 請求項６の考案は、請求項５に記載の親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ グ構造において、下ケースの一側端面より左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板 が凸伸し、左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板で囲まれてなる区域が親子式プ ラグ収容空間とされたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧アダプタプ ラグ構造としている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

図１の本考案の第１実施例の電圧アダプタプラグ１の斜視図、図２の該電圧ア ダプタプラグ１の各部品分離時の分解図、図３の電圧アダプタプラグ１の各部品 分離時のもう一つの分解図を参照されたい。該電圧アダプタプラグ１は上ケース １ａと下ケース１ｂを対向するよう接合してなり、上ケース１ａの上面に３孔コ ンセント１１が設けられ、それは三つの挿入孔１１ａ、１１ｂ、１１ｃを具え、 そのうち二つの挿入孔１１ａ、１１ｂは実際の電源の連接を行い、第３の挿入孔 １１ｃは電源連通制御の制御挿入孔とされる。

【００１０】 該上ケース１ａと下ケース１ｂの間にピン収容溝１２が設けられ、それは下ケ ース１ｂ内部の隔板１３で囲まれて形成され、ピン１４を収容するのに供される 。該ピン１４は絶縁材料で形成される。使用者がある国家或いは地区で電気負荷 を使用する時、もし該電気負荷のソケットが僅かに２孔しかなく、即ちそのプラ グをこの３孔コンセント１１中の二つの挿入孔１１ａ、１１ｂに挿入する時、第 ３の挿入孔１１ｃは駆動されず、ゆえに電源が二つの挿入孔１１ａ、１１ｂに供 給されない。このとき、使用者はピン１４を取って、並びに壁のコンセントの第 ３の挿入孔内に挿入すれば、順調に挿入孔１１ａ、１１ｂより電源を取得できる 。

【００１１】 該電圧アダプタプラグ１の下ケース１ｂの一側端面より左垂直板１５ａ、右垂 直板１５ｂ及び後縁保護板１５ｃが凸伸し、三者により囲まれてなる区域が親子 式プラグ収容空間１６とされ、親子式プラグの枢設に供される。

【００１２】 該親子式プラグ収容空間１６部分の下ケース１ｂの上面に結合シート２が嵌め 置かれ、該結合シート２は下ケース１ｂに結合された後、ちょうど下ケース１ｂ の左垂直板１５ａと右垂直板１５ｂの内側壁面と、二つの対応する軸孔１７を形 成し、親子式プラグの結合に供する。

【００１３】 該結合シート２に四つの相互に平行なスロット２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄが設け られている。該結合シート２に回路基板３が結合され、該回路基板３より下向き に下ケース１ｂの方向に一対の外側接触片３ａ、３ｄ、及び一対の内側接触片３ ｂ、３ｃが凸伸し、且つ各接触片がちょうど１対１の関係を以て結合シート２の 四つのスロット２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄに対応するよう凸伸する。

【００１４】 該回路基板３の上面に二つのプラグ接触片３１、３２が挿入され、そのうち第 １のプラグ接触片３１は回路レイアウト方式で回路基板３の外側接触片３ａ及び その隣の内側接触片３ｂと連通し、第２のプラグ接触片３２は回路レイアウト方 式で回路基板３のもう一つの外側接触片３ｄ及びその隣の内側接触片３ｃと連接 連通する。上ケース１ａと下ケース１ｂが結合された後、該プラグ接触片３１、 ３２はちょうど上ケース１ａの二つの挿入孔１１ａ、１１ｂに整合する。

【００１５】 図４は本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグより分離した時の分解図で ある。図５は本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグに結合し、且つ親プラ グを引き起こした時の斜視図である。図６は本考案の親子式プラグを電圧アダプ タプラグに結合し、且つ子プラグを引き起こして親プラグに収容した時の斜視図 である。図７は本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグに結合し、且つ親プ ラグと子プラグをいずれも収容した時の斜視図である。

【００１６】 該親子式プラグの構造は、親プラグ５と子プラグ６を具えている。該親子式プ ラグはちょうど下ケース１ｂの親子式プラグ収容空間１６中に結合される。該親 プラグ５の両側壁面にそれぞれ一つの凸軸５２ａ、５２ｂが凸設されて、下ケー ス１ｂ中に枢設された左垂直板１５ａ、右垂直板１５ｂとの間に軸孔１７を形成 する。

【００１７】 親プラグ５は二つの外端部に突出するピン５ａ、５ｂと外側壁面に形成された 二つの収容溝５１ａ、５１ｂを具え、子プラグ６の二つのピン５ａ、５ｂが収容 される時の収容空間を提供する。二つの収容溝５１ａ、５１ｂの間に、別に押し ボタン溝５０が設けられ、押しボタン７の移動空間とされる。押しボタン７の押 動動作により子プラグ６の２つのピン６ａ、６ｂが引き起こされた状態或いは収 容状態を呈する。

【００１８】 親プラグ５のピン５ａ、５ｂの内端は導電片或いは電線を介して親プラグ５底 部外端に凸設された導電片５３ａ、５３ｂに連接される（図４参照）。親プラグ ５が引き起こされる時、該導電片５３ａ、５３ｂがそれぞれ回路基板３の外側接 触片３ａ、３ｄと接触し、外界電圧をピン５ａ、５ｂを介してそれぞれ外側接触 片３ａ、３ｄに送る。同時に、該外界電圧は回路基板３の二つのプラグ接触片３ １、３２に送られる。

【００１９】 子プラグ６のピン６ａ、６ｂが引き起こされて、親プラグ５が収容される時、 子プラグ６のピン６ａ、６ｂ底部の子プラグ導電端６１ａ、６１ｂがちょうど回 路基板３の内側接触片３ｂ、３ｃと接触し、外界電圧をピン６ａ、６ｂを介して それぞれこの子プラグ導電端６１ａ、６１ｂに送る。同時に、この外界電圧が回 路基板３の二つのプラグ接触片３１、３２に送られる。親プラグ５と子プラグ６ は同一時間にただその一方のみしか引き起こすことができず、異なる規格のコン セントに差し込まれ、ゆえにこの二つのプラグ接触片３１、３２もまた僅かに親 プラグ５の提供する電源（例えば２２０Ｖ）、或いは子プラグ６の提供する電源 （例えば１１０Ｖ）の一方しか提供することができない。

【００２０】 親子式プラグの詳細な内部構造設計は別にパテント申請済みであり、並びに本 考案の構造の重点ではないため、説明を省略する。

【００２１】 さらに、親子式プラグの設置位置部分に、安全保護板４を配置することができ （図４参照）、この安全保護板４は板材４１を具え、該板材４１の底縁両端より それぞれ軸柱４２ａ、４２ｂが凸伸し、並びにそれぞれ弾性手段４３ａ、４３ｂ が套設され、該軸柱４２ａ、４２ｂが電圧アダプタプラグ１中の左垂直板１５ａ と右垂直板１５ｂ間に形成されたもう一つの軸柱１８に結合可能である。安全保 護板４の配置により、該板材４１が親プラグ５の引き起こしに伴い親プラグ５の 外側面を被覆し、これにより感電を防止し、親プラグ５が収容される時、該板材 ４１も押し下げられる。

【００２２】 図８は本考案の第２実施例の電圧アダプタプラグを導線で一つの電圧出力コネ クタに連接した斜視図であり、その大部分の構造設計は前の実施例と同じであり 、ゆえに同じ部品は同じ符号を以て表示し、それはまた、対向するよう接合され る上ケース１ａ’と下ケース１ｂ’を具えている。その違いは該電圧アダプタプ ラグ１のケースより一対の導線８１が延伸され、該導線８１の一端がそれぞれ回 路基板３の所定の連接端子８２ａ、８２ｂに連接され、並びにネジ８３ａ、８３ ｂで固定され、該導線８１のもう一端に電圧出力コネクタ８が連接されているこ とである。

【００２３】 第１の連接端子８２ａは回路レイアウト技術により、該回路基板３の外側接触 片３ａ及びその隣の内側接触片３ｂと連通し、第２の連接端子８２ｂは回路レイ アウト技術により、該回路基板３のもう一つの外側接触片３ｄ及びその隣の内側 接触片３ｃと連通する。ゆえに使用者が親プラグ５を電源コンセント（例えば２ ２０Ｖ）に挿入する時、電源がそれぞれ外側接触片３ａ、３ｄを経由し、さらに それぞれ連接端子８２ａ、８２ｂを経由して電圧出力コネクタ８に送られる。使 用者が子プラグ６を電源コンセント（例えば１１０Ｖ）に挿入する時、該電源は それぞれ内側接触片３ｂ、３ｃを経由し、さらにそれぞれ連接端子８２ａ、８２ ｂを経由して電圧出力コネクタ８に送られる。該電圧出力コネクタ８の出力する 電力は電気負荷（例えばポータブルコンピュータ）の必要とする電力として供給 される。

【００２４】 このほか、本考案の第２実施例の電圧アダプタプラグ構造中、上ケース１ａ’ には３孔コンセントが配置されず、当然、実際の製品中にはこの３孔コンセント を配置することができ、使用者が使用する時に便利とすることができる。

【００２５】

【考案の効果】

本考案は従来の問題を克服する親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造 を提供し、この電圧アダプタプラグ構造により親子式プラグより引き込んだ電源 を別の種類の形態のプラグに連接できるようにし、親子式プラグの応用をさらに 広範に、便利となしている。

【００２６】 本考案はまた、電圧出力コネクタを具えた親子式電圧アダプタプラグを提供し 、この電圧出力コネクタにより、電圧アダプタプラグより引き込んだ電源を出力 し、電器の負荷に必要な作業電源を提供できるようにしている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例の電圧アダプタプラグの斜
視図である。

【図２】本考案の電圧アダプタプラグの各部品分離時の
分解図である。

【図３】本考案の電圧アダプタプラグの各部品分離時の
もう一つの分解図である。

【図４】本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグよ
り分離した時の分解図である。

【図５】本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグに
結合し、且つ親プラグを引き起こした時の斜視図であ
る。

【図６】本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグに
結合し、且つ子プラグを引き起こして親プラグに収容し
た時の斜視図である。

【図７】本考案の親子式プラグを電圧アダプタプラグに
結合し、且つ親プラグと子プラグをいずれも収容した時
の斜視図である。

【図８】本考案の第２実施例の電圧アダプタプラグを導
線で電圧出力コネクタに連接した斜視図である。

【図９】図８の本考案の第２実施例の電圧アダプタプラ
グの各部品分離時の分解図である。

【符号の説明】

１ 電圧アダプタプラグ １ａ、１ａ’ 上ケース １ｂ、１ｂ’ 下ケース １１ ３孔コンセント １１ａ、１１ｂ、１１ｃ 挿入孔 １２ ピン収容溝 １３ 隔板 １４ ピン １５ａ 左垂直板 １５ｂ 右垂直板 １５ｃ 後縁保護板 １６ 親子式プラグ収容空間 １７ 軸孔 １８ 軸孔 ２ 結合シート ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ スロット ３ 回路基板 ３１、３２ プラグ接触片 ３ａ、３ｄ 外側接触片 ３ｂ、３ｃ 内側接触片 ４ 安全保護板 ４１ 板材 ４２ａ、４２ｂ 軸柱 ４３ａ、４３ｂ 弾性手段 ５ 親プラグ ５ａ、５ｂ 親プラグピン ５０ 押しボタン溝 ５１ａ、５１ｂ 収容溝 ５２ａ、５２ｂ 凸軸 ５３ａ、５３ｂ 導電片 ６ 子プラグ ６ａ、６ｂ 子プラグピン ６１ａ、６１ｂ 子プラグ導電端 ７ 押しボタン ８ 電圧出力コネクタ ８１ 導線 ８２ａ、８２ｂ 連接端子 ８３ａ、８３ｂ ネジ

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ
   グ構造において、 上ケースとされ、その上面にコンセントが配置された、
   上記上ケースと、 下ケースとされ、その一側端に親子式プラグ収容空間が
   設けられた、上記下ケースと、 結合シートとされ、該親子式プラグ収容空間の上方に結
   合され、四つの相互に平行なスロットを具えた、上記結
   合シートと、 親子式プラグとされ、該下ケースの親子式プラグ収容空
   間中に枢設され、親プラグと子プラグを具え、該親プラ
   グ或いは子プラグが親子式プラグ収容空間より引き起こ
   されるか親子式プラグ収容空間に収容される、上記親子
   式プラグと、 回路基板とされ、その底面に一対の外側接触片と一対の
   内側接触片が配置され、且つ各接触片が一対一の関係を
   以て該結合シートの四つのスロットに対応し凸伸する、
   上記回路基板と、 一対のプラグ接触片とされ、該回路基板に挿入され、そ
   のうち第１のプラグ接触片が該回路基板の一つの外側接
   触片及びその隣の内側接触片と電気的に連接し、第２の
   プラグ接触片が該回路基板のもう一つの外側接触片及び
   その隣のもう一つの内側接触片と電気的に連接し、上ケ
   ースと下ケースが対向するよう結合された後、該プラグ
   接触片がちょうど上ケースの挿入孔に整合する、上記一
   対のプラグ接触片と、 を具えたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧
   アダプタプラグ構造。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の親子式プラグを具えた
   電圧アダプタプラグ構造において、上ケースに配置され
   るコンセントが３孔コンセントとされたことを特徴とす
   る、親子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の親子式プラグを具えた
   電圧アダプタプラグ構造において、ピン収容溝を具え、
   該ピン収容溝がピンの挿入に供され、該ピンが絶縁材料
   で形成されて、壁の３孔コンセントの制御挿入孔に挿入
   できることを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧ア
   ダプタプラグ構造。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の親子式プラグを具えた
   電圧アダプタプラグ構造において、下ケースの一側端面
   より左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板が凸伸し、左
   垂直板、右垂直板、及び後縁保護板で囲まれてなる区域
   が親子式プラグ収容空間とされたことを特徴とする、親
   子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造。
5. 【請求項５】 親子式プラグを具えた電圧アダプタプラ
   グ構造において、 上ケースとされ、その上面にコンセントが配置された、
   上記上ケースと、 下ケースとされ、その一側端に親子式プラグ収容空間が
   設けられた、上記下ケースと、 結合シートとされ、該親子式プラグ収容空間の上方に結
   合され、四つの相互に平行なスロットを具えた、上記結
   合シートと、 親子式プラグとされ、該下ケースの親子式プラグ収容空
   間中に枢設され、親プラグと子プラグを具え、該親プラ
   グ或いは子プラグが親子式プラグ収容空間より引き起こ
   されるか親子式プラグ収容空間に収容される、上記親子
   式プラグと、 回路基板とされ、その底面に一対の外側接触片と一対の
   内側接触片が配置され、且つ各接触片が一対一の関係を
   以て該結合シートの四つのスロットに対応し凸伸する、
   上記回路基板と、 一対の連接端子とされ、該回路基板に設置され、第１の
   連接端子が該回路基板の一つの外側接触片及びその隣の
   内側接触片と電気的に連接し、第２の連接端子が該回路
   基板のもう一つの外側接触片及びその隣のもう一つの内
   側接触片と電気的に連接する、上記一対の連接端子と、 一対の延伸された導線とされ、該導線の一端がそれぞれ
   該連接端子に連接され、もう一端が一つの電圧出力コネ
   クタに連接され、該親子式プラグの引き込んだ電源を該
   連接端子と導線を経由して該電圧出力コネクタに送り出
   力させる、上記一対の延伸された導線と、 を具えたことを特徴とする、親子式プラグを具えた電圧
   アダプタプラグ構造。
6. 【請求項６】 請求項５に記載の親子式プラグを具えた
   電圧アダプタプラグ構造において、下ケースの一側端面
   より左垂直板、右垂直板、及び後縁保護板が凸伸し、左
   垂直板、右垂直板、及び後縁保護板で囲まれてなる区域
   が親子式プラグ収容空間とされたことを特徴とする、親
   子式プラグを具えた電圧アダプタプラグ構造。