JP3089531B2 - クレーン付受渡装置 - Google Patents

クレーン付受渡装置

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JP3089531B2
JP3089531B2 JP07003027A JP302795A JP3089531B2 JP 3089531 B2 JP3089531 B2 JP 3089531B2 JP 07003027 A JP07003027 A JP 07003027A JP 302795 A JP302795 A JP 302795A JP 3089531 B2 JP3089531 B2 JP 3089531B2
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武夫 早川
俊行 安達
尚久 生田
清登 大江
一 小松
秀夫 山賀
芳樹 久保
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
JFE Engineering Corp
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
JFE Engineering Corp
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ等の荷を船体
に積み込む際に使用するクレーン付受渡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に岸壁と船体との間における荷役方
式としては、陸上と船体との間をコンテナクレーンを用
いて荷役を行うリフトオン−リフトオフ方式が知られて
いる。しかし、このようなリフトオン−リフトオフ方式
では大型のコンテナククレーンが必要となり、またコン
テナを水平方向に加えて、垂直方向にも長距離移送する
ため移送に長時間を要し、近来斯界が要求しているコン
テナの高速荷役方式には適さないものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような問
題を解決する方法として、船体と岸壁とを受渡装置で繋
ぎ、この受渡装置上を荷役専用の自走台車を走行させて
コンテナ移送をする水平荷役方式が提案されている。図
4はこのような水平荷役方式を説明する説明図である。
この水平荷役方式は、図に示すように、岸壁23に設置
された受渡しステージ25と受渡しステージ25に連続
して設けられた船体側ランプ27とからなる受渡装置2
9の上をコンテナ31を積載した自走台車33が往復移
動することによって、受渡しステージ25のコンテナ受
け架台35上に載置されたコンテナを甲板21a上のコ
ンテン置台37上に移載するというものである。したが
って、このような水平荷役方式を実現するためには、船
体21に積み込むコンテナ31を受渡しステージ25の
コンテナ受け架台35上に移載すること、及び船体から
積み下ろすコンテナをコンテナ受け架台35上から下ろ
すことが必要となる。
【0004】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、コンテナを受渡しステージ25のコン
テナ受け架台35上に載置し、またコンテナ受け架台3
5上からコンテナを下ろすことができるクレーン付受渡
装置を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクレーン付
受渡装置は、岸壁側に設置される受渡ステージと、該受
渡ステージの船舶側端部に上下方向に揺動自在に軸着さ
れたランプと、前記受渡ステージの両側縁に立設された
コンテナ受け架台と、前記受渡ステージを跨ぐように設
置された門形のクレーンとを備え、該クレーンは、前記
受渡ステージの四隅に立設された四本の支柱と、両側の
支柱にそれぞれ架設された二本の水平ビームと、該水平
ビームに形成されて一端が前記受渡ステージの外方へ所
定長さだけ延出する走行レールと、該走行レールに架設
されて走行可能な桁と、該桁に巻上機構を介して取り付
けられてコンテナを把持する吊荷手段とを備えてなる
のである。
【0006】また、前記コンテナ受け架台は、前記吊荷
手段から移載されるコンテナを四隅で支持し、該コンテ
ナ下面をステージ面から浮かした状態に保持することを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたクレーン付受渡装置に
おいては、受渡ステージと一体に形成されたクレーンが
受渡ステージへの荷の積み込み又は受渡ステージからの
荷の積み下ろしを行う。また、受渡ステージの外方へ延
出させて設置された走行レールに沿って桁が走行し、こ
の桁に設けられた吊荷手段が、受渡ステージの近傍に配
置された荷を受渡ステージへ積み込み又は受渡ステージ
からの荷の積み下ろしを行う。
【0008】さらに、コンテナ受け架台がコンテナ下面
をステージ面から浮かした状態で支持するので、コンテ
ナがコンテナ受け架台に載置された状態で、該コンテナ
の下方に自走台車を進入させることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明する説明図で
ある。図において、1は岸壁23に設置されたクレーン
付受渡装置であり、昇降機構3によって昇降される矩形
状の受渡ステージ5、受渡ステージ5の船体側端部に連
続して軸着された船体側ランプ7、受渡ステージ5の両
側縁に立設されたコンテナ受け架台8、及び受渡ステー
ジ5を跨ぐように設置された門形のクレーン9とから構
成されている。そして、クレーン9は、受渡ステージ5
の4隅に立設された4本の支柱9a、両側の支柱9aに
それぞれ架設されて走行レールが形成された2本のビー
ム9b、2本のビーム9bに架設されてビーム9bの走
行レールに沿って走行可能な桁9c、桁9cに巻上機構
(図示なし)を介して取り付けられてコンテナ31を把
持するスプレッダ9d、を備えている。なお、ビーム9
bの長さは受渡ステージ5よりも後方(船体側ランプ7
の取り付側を前方、この反対側を後方とする。)へ所定
長さだけ延出して設定されている。
【0010】図2、図3は本実施例の動作を説明する図
であり、図2は平面図、図3は側面図である。次に、図
2、図3に基づいて本実施例の動作を説明する。まず、
コンテナ31を船体に積み込む場合について説明する
と、コンテナ31を積載したロードトラック13がビー
ム9aの延出部下方に停車すると、桁9cをロードトラ
ック13の上方へ移動し、巻上機構を駆動してスプレッ
ダ9dをコンテナ31の位置まで下降させてコンテナ3
1を把持し、再び巻上機構によりコンテナ31を吊り上
げる。そして、桁9cを駆動して受渡しステージ5上の
コンテナ受け架台8またはコンテナが既に移載されてい
る場合にはそのコンテナの上方に移動し、再び巻上機構
を駆動してコンテナ31を降下させて所定の位置に載置
する。
【0011】上記の動作を繰り返して、受渡しステージ
5上に所定の個数のコンテナがロードトラック13から
移載されると、自走台車4の荷台を図示しない昇降機構
によって上昇させて、コンテナ受け架台11上のコンテ
ナ31を自走台車4の荷台に移載する。その後、自走台
車4を走行させて船体側ランプを通過して船体側への積
み込みを行う。なお、クレーン1の操作はリモコンによ
り地上から、またはビーム9b上に設けられる操作室
(図示なし)から行うようにすればよい。なお、コンテ
ナを船体から積み下ろす場合は、上記と全く逆の動作を
行うようにする。
【0012】上記実施例においては岸壁23に据え付け
たクレーン付受渡装置について説明したが、クレーン付
受渡装置自体を自走できるようにすることで、より迅速
に荷役作業ができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、受渡装
置に受渡ステージを跨ぐように門形のクレーンを備えた
ので、大型の陸上荷役装置を別途設ける必要がなくな
る。また、受渡ステージの外方へ延出した走行レールに
沿って桁が走行し、この桁に設けられた吊荷手段によっ
て荷役をするようにしたので、装置全体がコンパクトに
なる。
【0014】さらに、コンテナ受け架台がコンテナ下面
をステージ面から浮かした状態で支持するようにしたの
で、コンテナ受け架台に載置されたコンテナの下方に自
走台車を進入させることができ、該自走台車の荷台を昇
降可能にすれば自走台車への移載を迅速に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明する説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明する説明図であ
る。
【図4】水平荷役方式を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 クレーン付受渡装置 4 自走台車 5 受渡ステージ 7 船体側ランプ 8 コンテナ受け架台 9 クレーン 9a 支柱 9b ビーム 9c 桁 9d スプレッダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 武夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 安達 俊行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 生田 尚久 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目 3番1号 三菱重工業株式会社内 (72)発明者 大江 清登 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (72)発明者 小松 一 長崎県長崎市鮑の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (72)発明者 山賀 秀夫 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造 船株式会社 千葉事業所内 (72)発明者 久保 芳樹 岡山県玉野市玉三丁目1番1号 三井造 船株式会社 玉野事業所内 (56)参考文献 特開 平6−305578(JP,A) 特開 平1−150695(JP,A) 特開 平5−338817(JP,A) 特開 平1−133820(JP,A) 実開 昭62−147682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 19/00 B65G 67/00 - 67/62 B65G 69/00 - 69/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁側に設置される受渡ステージと、 該受渡ステージの船舶側端部に上下方向に揺動自在に軸
    着されたランプと、 前記受渡ステージの両側縁に立設されたコンテナ受け架
    台と、 前記受渡ステージを跨ぐように設置された門形のクレー
    ンとを備え、 該クレーンは、前記受渡ステージの四隅に立設された四
    本の支柱と、両側の支柱にそれぞれ架設された二本の水
    平ビームと、該水平ビームに形成されて一端が前記受渡
    ステージの外方へ所定長さだけ延出する走行レールと、
    該走行レールに架設されて走行可能な桁と、該桁に巻上
    機構を介して取り付けられてコンテナを把持する吊荷手
    段とを備えてなる ことを特徴とするクレーン付受渡装
    置。
  2. 【請求項2】 前記コンテナ受け架台は、前記吊荷手段
    から移載されるコンテナを四隅で支持し、該コンテナ下
    面をステージ面から浮かした状態に保持することを特徴
    とする請求項1記載のクレーン付受渡装置。
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