JP3089141U - 香り付きシールを貼付したびん及び缶

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(57)【要約】【課題】びん、缶、およびペットボトルなどの容器の有
効利用の考案。これらの容器から芳香を揮散させること
により有効利用する。【解決手段】表面のシールを剥離すると芳香を揮散す
る、香り付きシールをびん、缶、およびペットボトルな
どの容器に貼付する。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は芳香剤を放つ香り付きシールをびん、缶、またはペットボトルに貼付した容器の有効利用に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

びん、缶、およびペットボトルなどの容器は、栓がしてあったり、中身が空の状態では芳香を楽しむことはできなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

びん、缶、およびペットボトルなどの容器を芳香剤として有効利用すること。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、びん、缶、およびペットボトルなどの容器に芳香を放つシールを貼付し、表面のシールを剥離すると揮散する芳香により、びん、缶、およびペットボトルなどの容器を芳香剤として有効利用しようとするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、図面に基づいて、考案の実施の形態について説明する。

【０００６】

【実施例】

図1は香り付きシール（１）を貼付したびんの例の斜視図である。表面のシール（２）をつけたままでは芳香は放たれず、香り付きシール内に保持されている。

【０００７】びんから芳香を得たいときに、表面のシール（２）を剥離し、芳香成分を揮散させる。

【０００８】

【考案の効果】

このように、香り付きシールをびん、缶、およびペットボトルなどの容器に貼付したことで、シールを剥がすと芳香が揮散され、これらの容器を芳香剤として有効利用できる。

【０００９】アロマテラピー等を活用し、各効能に合わせた芳香成分を用いて保香層を形成することで、利用者が香りを楽しみ、リラックスし、リフレッシュできる。

【００１０】さらに、地域に特徴のある植物や食物の香りを保香層として用いれば地域の特産品としての効果を発揮できる。

【００１１】さらに、内容物の芳香と同様の芳香成分を用いて保香層を形成することで、利用者が容器を開封せずに内容物の芳香を知ることができる。

【００１２】さらに、内容物の使用意欲をそそるような芳香成分を用いて商品の購買や使用中の使用を促進することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】香り付きシールをびんに貼付した例の斜視図で
ある。

【符号の説明】

１香り付きシール２表面のシール

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】印刷層が形成された基材層の表面側に保
香層を形成し、表面のシールを剥離すると芳香を揮散す
る香り付きシールを貼付したことを特徴とするびん、
缶、及びペットボトルなどの容器。