JP3088515U - 自動車用サイドバイザー - Google Patents

自動車用サイドバイザー

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JP3088515U
JP3088515U JP2002001267U JP2002001267U JP3088515U JP 3088515 U JP3088515 U JP 3088515U JP 2002001267 U JP2002001267 U JP 2002001267U JP 2002001267 U JP2002001267 U JP 2002001267U JP 3088515 U JP3088515 U JP 3088515U
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JP2002001267U
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亨一 村田
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亨一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面
が汚くならない自動車用サイドバイザーを提供する。 【解決手段】 ドアの窓枠Bの断面形状に沿って彎曲し
た耳部1aと、その下辺から外側方へ突出した状態に連
設された庇板部1bとから成る合成樹脂製のバイザー本
体1における前記耳部1aの内面に、耳部1aの曲率半
径よりも小さな曲率半径で彎曲し且つ上下両辺にフック
2a,2bが折曲形成されて成る板バネ2を、その上下
方向中央部のみが支持された状態に固着し、前記板バネ
2のフック2a,2bを窓枠Bに係合させることによ
り、窓枠Bに脱着可能な状態に取り付けるように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案発明の属する技術分野】
本考案は、自動車の窓枠に対する取付け用耳部と、その下辺から外側方へ突出 した状態に連設された庇板部とから成る合成樹脂製のバイザー本体と、その取付 け手段とで構成される自動車用サイドバイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動車用サイドバイザーは、取付け用耳部の内面(窓枠と対向 する面)に接着された両面接着テープで窓枠に取り付けるように構成されていた 。そのため、一旦、取り付けてしまうと、取り外しが容易でなく、サイドバイザ ーを無理に引き剥がしても、両面接着テープの一部が窓枠表面(塗装面)にこび り付いた状態となり、窓枠表面(塗装面)が汚くなるという問題点があった。ま た、新しいデザインのサイドバイザーと交換したい場合、窓枠表面にこびり付い た古い両面接着テープのために、接着面のプライマー処理が不完全となり、付け 替えたサイドバイザーの取付け状態が不安定になることがあった。
【0003】 これらの不都合は、ドアパネルと窓枠を1枚物の鋼板のプレス加工で製造する 自動車に使用するサイドバイザーにおいては、窓枠の上下幅が広く、取付け用耳 部も幅広となるところから、特に顕著であり、両面接着テープに代わる取付け手 段の開発が望まれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記の現状に鑑み、本考案は、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓枠表面が 汚くならない自動車用サイドバイザーを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案が講じた技術手段は、次のとおりである 。即ち、請求項1に記載の考案は、耳部と、その下辺から外側方へ突出した状態 に連設された庇板部とから成る合成樹脂製のバイザー本体における前記耳部の内 面に、弧状に彎曲し且つ上下両辺にフックが折曲形成されて成る板バネを、その 上下方向中央部が支持されて、少なくとも上下方向の一端側が弾性変形可能な状 態に固着し、前記板バネのフックを窓枠に係合させることにより、窓枠に脱着可 能な状態に取り付けるようにしたことを特徴としている。
【0006】 請求項2に記載の考案は、ドアの窓枠の断面形状に沿って彎曲した耳部と、そ の下辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部とから成る合成樹脂製のバ イザー本体における前記耳部の内面に、耳部の曲率半径よりも小さな曲率半径で 彎曲し且つ上下両辺にフックが折曲形成されて成る板バネを、その上下方向中央 部のみが支持された状態に固着し、前記板バネのフックを窓枠に係合させること により、窓枠に脱着可能な状態に取り付けるようにしたことを特徴としている。
【0007】 上記の考案の構成によれば、耳部の上から板バネを窓枠表面に押し付けること により、あるいは板バネの一方のフックを窓枠の上下縁の一方に予め係止させた 状態で、耳部の上から板バネを窓枠表面に押し付けることにより、板バネが弾性 復元力に抗して曲率半径が大きくなる方向に変形し、フック先端が窓枠端縁を乗 り越えた時点で、板バネの弾性復元力によって窓枠にフックが係合することにな る。サイドバイザーを取り外す場合は、外し易い方のフック(例えば上辺側のフ ック)を変形させて、窓枠との係合状態を解くことにより、他方のフックと窓枠 との係合状態を解くことができる。
【0008】 従って、着脱交換が容易であると共に、両面接着テープで取り付ける場合のよ うなプライマー処理が不要であり、取り外した跡の窓枠表面が汚くなることもな い。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1〜図4において、Aは 、本考案に係る自動車用サイドバイザーの一例を示す。この自動車用サイドバイ ザーAは、自動車のドアに取り付けて使用するタイプであり、ドアの窓枠Bと対 面する耳部1aとその下辺から外側方へ突出した状態に連設された庇板部1bと を備えた合成樹脂製のバイザー本体1と、前記耳部1aの内面(窓枠Bと対向す る面)に固着された複数の板バネ2とから構成されている。
【0010】 耳部1aは、窓枠Bの断面形状に沿って彎曲した弧状に形成されている。板バ ネ2は、耳部1aの曲率半径よりも小さな曲率半径で彎曲した弧状に形成されて おり、上下両辺には、フック2a,2bが折曲形成されている。そして、サイド バイザーAは、フック2a,2bを窓枠Bに係合させることにより、窓枠Bに脱 着可能な状態に取り付けるように構成されている。
【0011】 板バネ2は、耳部1aの内面に、上下方向中央部のみが支持され、上下両端側が 弾性変形可能な状態に固着されている。具体的には、図2に示すように、板バネ 2の中央部にリベット挿入用の小孔3が形成され、この小孔3に樹脂リベット4 を挿入して、その先端を高周波加熱により耳部内面に溶着(又は接着剤により接 着)してある。
【0012】 板バネ2の上下両端側と耳部1a内面との間には、曲率半径の違いによる隙間 が形成されており、この隙間の存在により、板バネ2は曲率半径が大きくなる方 向にも弾性変形可能である。そして、板バネ2の一方のフック2bを窓枠Bの下 縁に予め係止させた状態で、耳部1aの上から板バネ2を窓枠表面に押し付ける ことにより、板バネ2が弾性復元力に抗して曲率半径が大きくなる方向に変形し 、他方のフック2a先端が窓枠B端縁を乗り越えた時点で、当該フック2aが板 バネ2の弾性復元力によって窓枠Bの上縁に係合するように構成されている。
【0013】 尚、図示の例では、図3に示すように、耳部1aの内面と板バネ2の上端側と の間に形成される隙間に、板バネ2の弾性変形の妨げにならない柔軟なシール材 5を介在させてある。図示しないが、板バネ2の内面には、防錆用の樹脂フィル ムを貼着してある。
【0014】 上記の考案の構成によれば、板バネ2の一方のフック2bを窓枠の下縁に予め 係止させた状態で、耳部1aの上から板バネ2を窓枠B表面に押し付けることに より、板バネ2が弾性復元力に抗して曲率半径が大きくなる方向に変形し、他方 のフック2a先端が窓枠B上端縁を乗り越えた時点で、当該フック2aが板バネ 2の弾性復元力によって窓枠Bに係合することになる。尚、図示しないが、窓枠 Bの下縁に対するグラスランCの取付け構造の如何によっては、耳部1aの上か ら板バネ2を窓枠B表面に押し付けるだけで、上下両辺のフック2a,2bを窓 枠Bの上下縁に同時に係合させることができる。
【0015】 サイドバイザーを取り外す場合は、外し易い方のフック(例えば上辺側のフッ ク2a)を変形させて、窓枠Bとの係合状態を解くことにより、他方のフック2 bと窓枠Bとの係合状態を解くことができる。
【0016】 従って、着脱交換が容易であると共に、両面接着テープで取り付ける場合のよ うなプライマー処理が不要であり、取り外した跡の窓枠B表面が汚くなることも ない。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述した構成よりなるから、着脱交換が容易で、取り外した跡の窓 枠表面が汚くならない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用サイドバイザーを裏面側
から見た斜視図である。
【図2】要部の分解斜視図である。
【図3】取付け前の状態を示す要部の縦断面図である。
【図4】取付け後の状態を示す要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1…バイザー本体、1a…耳部、1b…庇板部、2…板
バネ、2a,2b…フック。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳部と、その下辺から外側方へ突出した
    状態に連設された庇板部とから成る合成樹脂製のバイザ
    ー本体における前記耳部の内面に、弧状に彎曲し且つ上
    下両辺にフックが折曲形成されて成る板バネを、その上
    下方向中央部が支持されて、少なくとも上下方向の一端
    側が弾性変形可能な状態に固着し、前記板バネのフック
    を窓枠に係合させることにより、窓枠に脱着可能な状態
    に取り付けるようにしたことを特徴とする自動車用サイ
    ドバイザー。
  2. 【請求項2】 ドアの窓枠の断面形状に沿って彎曲した
    耳部と、その下辺から外側方へ突出した状態に連設され
    た庇板部とから成る合成樹脂製のバイザー本体における
    前記耳部の内面に、耳部の曲率半径よりも小さな曲率半
    径で彎曲し且つ上下両辺にフックが折曲形成されて成る
    板バネを、その上下方向中央部のみが支持された状態に
    固着し、前記板バネのフックを窓枠に係合させることに
    より、窓枠に脱着可能な状態に取り付けるようにしたこ
    とを特徴とする自動車用サイドバイザー。
JP2002001267U 2002-03-12 2002-03-12 自動車用サイドバイザー Expired - Lifetime JP3088515U (ja)

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