JP3088007B2 - 選択呼出受信機およびその呼出報知方法並びに無線通信機およびその着信報知方法 - Google Patents

選択呼出受信機およびその呼出報知方法並びに無線通信機およびその着信報知方法

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JP3088007B2 JP01278709A JP27870989A JP3088007B2 JP 3088007 B2 JP3088007 B2 JP 3088007B2 JP 01278709 A JP01278709 A JP 01278709A JP 27870989 A JP27870989 A JP 27870989A JP 3088007 B2 JP3088007 B2 JP 3088007B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば呼出報知モードとして無音呼出モー
ドを備えた選択呼出受信機及びその呼出報知方法並びに
無線通信機に関する。
(従来の技術) 従来、選択呼出受信機として例えば次のようなものが
知られている。第4図はその構成を示す回路ブロック図
である。
同図において、図示しない基地局から送られた選択呼
出信号は、アンテナ1を介して無線回路2で受信された
のち復調回路3で復調され、照合回路4に導入される。
この照合回路4では、上記受信選択呼出信号中に含まれ
る個別番号符号(IDコード)と、個別番号符号メモリ
(ID−ROM)5に予め記憶してある自機のIDコードとが
照合される。そして、両コードが一致すると、自機への
呼出しが発生したものと判断されて、上記照合回路4か
ら呼出報知制御回路6に呼出報知指示が出力される。そ
うすると、呼出報知制御回路6から駆動回路7へ鳴音信
号が供給され、これによりスピーカ8から鳴音が発生さ
れて、所持者に対し呼出しが発生したことが報知され
る。
また、上記受信選択呼出信号にメッセージ符号が含ま
れていた場合には、上記照合回路4でこのメッセージ符
号の誤り訂正および復号が行なわれる。そして、この復
号されたメッセージ符号は表示駆動回路9に供給され、
これにより表示器10には上記メッセージ符号に対応する
メッセージが表示される。また、上記受信メッセージ符
号は、照合回路4からメッセージメモリ(M−RAM)11
に転送され記憶される。このメッセージメモリ11に記憶
されたメッセージ符号は、メッセージの表示終了後に表
示スイッチ12が操作されたときに、メッセージメモリ11
から読み出されて上記表示器10に再表示される。
ところで、従来この種の選択呼出受信機の中には、呼
出報知モードとして、上記したように鳴音を発生して呼
出しの発生を報知する鳴音呼出モードの他に、発光ダイ
オード(LED)等の発光素子を点滅させたり、または振
動を発生させることにより呼出しの発生を報知する、い
わゆる無音呼出モードを備えたものがある。この無音呼
出モードを使用すると、例えば会議室や講演会場等のよ
うに静粛性が求められる場所において、鳴音を発生させ
ずに呼出しの発生を所持者に報知することができるので
大変便利である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この種の従来の選択呼出受信機は、例えば無
音呼出モードに設定したまま受信機を内ポケットやケー
ス等に収容して携帯すると、呼出しが発生しても所持者
がこの呼出しに気付かないことがあり、緊急の呼出しの
場合に支障を生じるという問題点があった。
一方、この不具合を解消する手段として、例えば受信
機に通常の呼出しに使用するIDコードとは別の鳴音呼出
し専用のIDコードを持たせておき、このIDコードを受信
した場合には、たとえ無音呼出モードが設定されていた
としても鳴音による呼出しを行なうようにすることが考
えられている。
しかしながら、この様な方式では受信機毎に各々2つ
のIDコードを割当てなければならない。ここで、一つの
システムで1周波数毎に割当て可能なIDコードの数は予
め上限が設定されている。このため、1受信機に2つの
IDコードを割当てる前記従来の方式では、1つのシステ
ムで収容できる受信機の数(加入者数)が半減し、この
ため電波の有効利用が図れなくなるという問題があっ
た。
そこで本発明は以上の点に着目し、呼出報知に対し所
持者が気付かない状態にある場合でも、呼出しの発生を
確実に報せることができ、しかも複数の個別番号符号を
必要とすることなく1種類の個別番号符号により実施で
き、これにより報知性能が優れかつ加入者数の減少を防
止して電波の有効利用を図り得る選択呼出受信機および
その呼出報知方法を提供することを目的とする。
また本発明の他の目的は、着信報知に対し所持者が気
付かない状態にある場合でも、着信の発生を確実に報知
することができ、これにより報知性能の優れた無線通信
機およびその着信報知方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、基地局から送ら
れた選択呼出信号に応じて呼出報知を行う選択呼出受信
機において、可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報
知手段と、無音による呼出報知を行う第2の呼出報知手
段と、前記第1の呼出報知手段と前記第2の呼出報知手
段のどちらを動作させるかを予め設定する呼出報知設定
手段と、周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい
値以下であるか否かを判定する明暗判定手段と、前記呼
出報知設定手段により前記第2の呼出報知手段が設定さ
れた状態で呼出が発生し、前記明暗判定手段により周囲
の照度がしきい値以下と判定された場合、第1の呼出報
知手段を動作させて呼出報知を行う呼出報知変更手段と
を具備することを特徴とする。
また、他の本発明は、基地局からの呼び出しが発生し
た場合に、可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報知
方法、又は、無音による呼出報知を行う第2の呼出報知
方法のうち、予め設定された呼出報知方法で呼び出し報
知を行う呼出報知方法において、前記第2の呼出報知方
法が設定された状態で基地局からの呼出しが発生した場
合に、周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値
以下であるか否かを判定し、周囲の照度がしきい値以下
と判定された場合には、第1の呼出報知方法で呼出報知
を行うことを特徴とする。
また、他の本発明は、基地局から送られた信号に応じ
て着信報知を行う無線通信機において、可聴音による着
信報知を行う第1の着信報知手段と、無音による着信報
知を行う第2の着信報知手段と、前記第1の着信報知手
段と前記第2の着信報知手段のどちらか動作させるかを
予め設定する着信報知設定手段と、周囲の照度を検出し
てこの照度が所定のしきい値以下であるか否かを判定す
る明暗判定手段と、前記着信報知設定手段により前記第
2の着信報知手段が設定された状態で着信が発生し、前
記明暗判定手段により周囲の照度がしきい値以下と判定
された場合、第1の着信報知手段を動作させて着信報知
を行う着信報知変更手段とを具備することを特徴とす
る。
また、他の本発明は、基地局からの着信が発生した場
合に、可聴音による着信報知を行う第1の着信報知方
法、又は、無音による着信報知を行う第2の着信報知方
法のうち、予め設定された着信報知方法で着信報知を行
う着信報知方法において、前記第2の着信報知方法が設
定された状態で基地局からの着信が発生した場合に、周
囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値以下であ
るか否かを判定し、周囲の照度がしきい値以下と判定さ
れた場合には、第1の着信報知方法で着信報知を行うこ
とを特徴とする。
(作 用) この結果本発明によれば、例えば受信機をポケット内
やケースの中に収容して携帯している場合のように、呼
出報知に対し所持者が気付かない状態にあった場合に
は、基地局から呼出しが発生すると周囲の明暗が判定さ
れる。そして、暗状態であると判定されると受信機がポ
ケット内や鞄の中に収容されていると判断され、これに
より呼出報知モードが変更されることになる。このた
め、受信機をたとえ内ポケットやケースに収容して携帯
していても、所持者には呼出しの発生が確実に報知さ
れ、これにより所持者が呼出報知に気付かないという不
具合は解消される。また、個別番号符号を複数個設定す
る必要がなく1個の個別番号符号で実施できるので、シ
ステムに収容可能な加入者数を増やして電波の有効利用
を図ることができる。
また他の本発明によれば、無線通信機において、無音
着信報知モードを指定した状態で、電話機を内ポケット
や鞄等に収容して携帯していたとしても、所持者には着
信の発生が確実に報知され、これにより所持者が着信報
知に気付かないという不具合は解消される。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例における選択呼出受信機
の構成を示す回路ブロック図である。尚、同図において
前記第4図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
この実施例の選択呼出受信機は、複数種の呼出報知モ
ードを制御する呼出報知制御回路60と、無音呼出モード
のときに発光動作する発光ダイオード(LED)13と、呼
出報知モードを入力指定するためのモード指定スイッチ
14と、照度検出回路15とを新たに備えている。このうち
照度検出回路15は、例えばホトトランジスタを有し、受
信機の周囲の照度を検出するものである。
ところで呼出報知制御回路60は、主制御部としてマイ
クロコンピュータを有するもので、その機能として報知
モード設定手段61と、明暗判定手段62と、報知モード変
更手段63とを備えている。
報知モード設定手段61は、モード指定スイッチ14が操
作されたときに、呼出報知モードをこのスイッチ14によ
り指定されたモードに設定するものである。呼出報知モ
ードとしては、鳴音を発生する鳴音報知モードと、鳴音
を発生せずにLED13の点滅により呼出報知を行なう無音
報知モードとがある。
明暗判定手段62は、無音報知モードが設定されている
状態で、照合回路4から呼出報知指示が発生されたとき
に、照度検出回路15から周囲の照度の検出値を入力し、
この照度検出値を予め設定したしきい値と比較する。そ
して、照度検出値がしきい値以下に低下しているか否か
を判定する。
報知モード変更手段63は、上記明暗判定手段62により
照度検出値がしきい値以下に低下していると判定された
場合に、現在設定中の無音報知モードを鳴音報知モード
に変更し、この鳴音呼出モードにより呼出報知を行なう
ものである。
次に、以上のように構成された選択呼出受信機の動作
を呼出報知制御回路60の制御手順に従って説明する。
呼出待機状態において、呼出報知制御回路60は第2図
(a)に示す如くステップ2aおよびステップ2bで呼出報
知指示の到来監視とモード指定スイッチ14の操作監視と
を繰り返し行なっている。
この状態でモード指定スイッチ14が操作されると、呼
出報知制御回路60は、ステップ2cに移行してここでモー
ド指定スイッチ14により指定された呼出報知モードを入
力し、ステップ2dでこの呼出報知モードを内部メモリに
保持する。例えば所持者が鳴音報知モードを指定したと
すると、呼出報知制御回路60の内部メモリには鳴音報知
モードが保持され、一方所持者が会議室等で使用するべ
く無音報知モードを指定したとすると、呼出報知制御回
路60の内部メモリには無音報知モードが保持される。
さて、基地局から自機に対する呼出しが発生し、照合
回路4から呼出報知指示が出力されると、呼出報知制御
回路60はステップ2aからステップ2eに移行し、このステ
ップ2eで現在内部メモリに記憶されている呼出報知モー
ドを判定する。この判定の結果、いま例えば鳴音報知モ
ードと判定されると、呼出報知制御回路60はステップ2i
に移行してここで駆動回路7に対し鳴音信号を出力す
る。そうすると、駆動回路7によりスピーカ8に上記鳴
音信号に応じた駆動電流が供給され、これによりスピー
カ8から鳴音が発生されて、所持者に呼出しが発生した
旨が鳴音により報知される。
この鳴音による呼出報知が開始されると、呼出報知制
御回路60は第2図(b)に示す如くステップ2jおよびス
テップ2kで停止スイッチ(図示せず)が操作されたか否
かと一定時間が経過したか否かとを繰り返し判定する。
そして停止スイッチが操作されるかまたはこの停止スイ
ッチが操作される前に一定時間が経過すると、ステップ
2lに移行してここで鳴音の発生を停止させ、呼出待機状
態に戻る。
これに対し、前記ステップ2eによる呼出報知モードの
判定の結果、無音報知モードと判定されると、呼出報知
制御回路60はステップ2fで照度検出回路15から照度検出
値を入力する。そしてステップ2gでこの照度検出値が予
め設定されたしきい値以下か否かを判定する。この判定
の結果、いま仮に照度検出値がしきい値よりも高いと判
定すると、呼出報知制御回路60は選択呼出受信機がいま
周期が明るい場所にあると判断し、そのまま第2図
(c)に示す如くステップ2mに移行する。そして、ここ
でLED13に対し駆動信号を出力する。そうすると、LED13
が点滅動作し、これにより呼出報知が発生した旨が視覚
的に所持者に報知される。したがって、例えば会議室等
のように静粛性が求められる場所では、他の人に迷惑を
かけることなく呼出しが発生したことを知ることができ
る。
このLED13による呼出報知が発生すると、呼出報知制
御回路60はステップ2nおよびステップ2oで停止スイッチ
の操作監視と一定時間の経過監視とを繰り返し行う。そ
して、停止スイッチが操作されるかまたはこの停止スイ
ッチが操作されなくても一定時間が経過すると、ステッ
プ2pにてLED13の点滅を停止し、しかるのち呼出待機状
態に戻る。
ところで、前記ステップ2gによる照度検出値としきい
値との比較の結果、照度検出値がしきい値以下と判定さ
れると、呼出報知制御回路60は選択呼出受信機の周囲が
暗いものと判断する。すなわち、選択呼出受信機が所持
者のポケット内かまたは鞄の中にあるものと判断する。
そして、呼出報知制御回路60はステップ2gからステップ
2hに移行し、ここで呼出報知モードを無音報知モードか
ら鳴音報知モードに変更する。そして、ステップ2iで駆
動回路7に対し鳴音信号を出力し、スピーカ8から鳴音
を発生させる。
したがって所持者は、呼出報知モードを無音報知モー
ドに設定したまま、選択呼出受信機をポケットや鞄の中
のように見えない場所に収容したとしても、呼出しの発
生を鳴音により確実に知ることができる。
この様に本実施例であれば、無音報知モードが設定さ
れている状態で基地局からの呼出しが発生した場合に、
周囲の明暗を判定し、この判定により周囲が暗状態であ
ると判定された場合には、呼出報知モードを無音報知モ
ードから鳴音報知モードに変更し、鳴音報知モードによ
り呼出報知を行なうようにしたので、所持者が無音報知
モードに設定したままポケットや鞄などに収容したとし
ても、呼出しの発生を確実に報知することができる。し
たがって、基地局からの呼出しが所持者に伝わらなくな
る不具合は防止され、これにより報知性能を高めること
ができる。また、各選択呼出受信機毎に複数の個別番号
符号を割り当てる必要はなくなり、これにより一つのシ
ステムの加入者数を増やすことができる。
次に本発明の他の実施例を説明する。第3図は同実施
例における携帯電話機の概略構成を示すものである。
この携帯電話機は、シンセサイザ21により送受信チャ
ネルが指定される送信機(Tx)22および受信機(Rx)23
を備えている。そして通話時に、無線回線を経て到来し
た無線通話信号は、受信アンテナ24を介して受信機で受
信復調されたのち受話器25から音声として出力される。
一方送話器26から入力された通話信号は、送信機22で変
調されたのち送信アンテナ27を介して無線回線へ送信さ
れる。
またこの無線電話機は、発呼および着呼に関わる種々
の制御に必要な回路として、発信スイッチ28、ダイヤル
キー29および着信発生時に鳴音を発生するサウンダ31に
加えて、着信発生時に発光する発光ダイオードLED32
と、着信報知モードを指定するための報知モード指定ス
イッチ33と、周囲の照度を検出するための照度検出回路
34とを備えている。この照度検出回路34は、例えばホト
トランジスタにより構成される。
ところで、本実施例の携帯電話機はマイクロコンピュ
ータからなる制御回路30を備えている。この制御回路30
は、発呼および着呼に際し図示しない基地局との間で無
線回線を設定するための制御手段等の通常の制御手段に
加えて、着信報知に係わる手段として、報知モード設定
手段35と、明暗判定手段36と、報知モード変更手段37と
を備えている。
報知モード設定手段35は、報知モード指定スイッチ33
が操作されたときに、着信報知モードをこのスイッチ33
により指定されたモードに設定するものである。着信報
知モードとしては、鳴音を発生する鳴音報知モードと、
鳴音を発生せずにLED32の点滅により着信報知を行なう
無音報知モードとがある。
明暗判定手段36は、無音報知モードが設定されている
状態で、着信の発生が検出されたときに、照度検出回路
34から周囲の照度の検出値を入力し、この照度検出値を
予め設定したしきい値と比較する。そして、照度検出値
がしきい値以下に低下しているか否かを判定する。
報知モード変更手段37は、上記明暗判定手段36により
照度検出値がしきい値以下に低下していると判定された
場合に、設定中の無音報知モードを鳴音報知モードに変
更し、この鳴音呼出モードにより着信報知を行なうもの
である。
このような構成であるから、着信報知モード指定スイ
ッチ33により無音報知モードが設定されている状態で、
基地局(図示せず)から着信が発生したとすると、制御
回路30は先ず照度検出回路34から現在の照度検出値を入
力し、この照度検出値が所定のしきい値以下であるか否
かを判定する。そして、照度検出値がしきい値よりも大
きければ、携帯電話機は例えば机の上に置かれており、
所持者がLED32を視認できる状態にあると判断し、その
ままLED32を点滅駆動して光による着信表示を行なう。
これに対し照度検出値がしきい値以下であると判定さ
れると、携帯電話機は例えばポケットや鞄の中などに収
容されており、所持者はLED32を視認することができな
いと判断し、着信報知モードを無音報知モードから鳴音
報知モードに変更する。そして、この鳴音報知モードに
従って、サウンダ31に鳴音信号を供給し、これにより鳴
音を発生させて所持者に着信の発生を鳴音により報知す
る。
このように本実施例であれば、着信報知モードとして
鳴音報知モード以外に無音報知モードを有した携帯電話
機において、無音報知モードが設定されている状態で、
基地局(図示せず)から着信が発生した場合に、先ず周
囲の明暗を判定し、周囲が暗いと判定すると無音報知モ
ードは不適当であると判断して自動的に鳴音報知モード
に変更し、鳴音による着信報知を行なうようにしたの
で、着信報知モードを無音報知モードに設定したまま、
所持者が携帯電話機をポケットや鞄の中に収容したとし
ても、基地局から着信が発生すれば、この着信の発生を
鳴音により明確に所持者に報知することができる。した
がって、基地局から着信が発生しているにも拘らず、所
持者がこれに気付かないといった不具合は解消される。
したがって、携帯電話機の着信報知性能を高めることが
できる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記各実施例では周囲が暗いと判定される
と、報知モードを即時無音報知モードから鳴音報知モー
ドに変更するようにしたが、一定時間LEDによる報知を
行った後に報知モードを変更して鳴音による報知を行な
うようにしてもよい。また、可聴音を発生する報知モー
ドは、鳴音以外に音声合成回路を用いて音声メッセージ
を発生するようにしてもよく、また可聴音を発生しない
報知モードは光ばかりでなくバイブレーション等を発生
するものであってもよい。さらに、周囲の明暗を検出す
るための手段は、ホトトランジスタ以外にホトダイオー
ドや固体撮像素子等の他の受光素子を用いてもよい。ま
た、本発明の適用分野としては選択呼出受信機および携
帯電話機以外に、無音報知モードを有する機器であれば
如何なる機器に適用してもよく、その他報知制御手順や
その内容等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、基地局から送られた
選択呼出信号に応じて呼出報知を行う選択呼出受信機に
おいて、可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報知手
段と、無音による呼出報知を行う第2の呼出報知手段
と、前記第1の呼出報知手段と前記第2の呼出報知手段
のどちらを動作させるかを予め設定する呼出報知設定手
段と、周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値
以下であるか否かを判定する明暗判定手段と、前記呼出
報知設定手段により前記第2の呼出報知手段が設定され
た状態で呼出が発生し、前記明暗判定手段により周囲の
照度がしきい値以下と判定された場合、第1の呼出報知
手段を動作させて呼出報知を行う呼出報知変更手段とを
具備することを特徴とする。
また、他の本発明は、基地局からの呼び出しが発生し
た場合に、可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報知
方法、又は、無音による呼出報知を行う第2の呼出報知
方法のうち、予め設定された呼出報知方法で呼び出し報
知を行う呼出報知方法において、前記第2の呼出報知方
法が設定された状態で基地局からの呼出しが発生した場
合に、周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値
以下であるか否かを判定し、周囲の照度がしきい値以下
と判定された場合には、第1の呼出報知方法で呼出報知
を行うことを特徴とする。
したがって、上記した本発明によれば、周囲の照度を
検出した結果に応じて、この照度が所定のしきい値以下
である場合には、確実に操作者に呼出があることを音に
より報知することができ、所有者が気づかない状態にあ
る場合でも、呼出報知の発生を確実に知らせることがで
きる。しかも、複数の個別番号符号を必要とすることな
く1種類の個別番号符号により実施でき、これにより報
知性能が優れ、かつ加入者の減少を防止して電波の有効
利用を図り得る選択呼出受信機およびその呼出報知方法
を提供することができる。
また、本発明は、基地局から送られた信号に応じて着
信報知を行う無線通信機において、可聴音による着信報
知を行う第1の着信報知手段と、無音による着信報知を
行う第2の着信報知手段と、前記第1の着信報知手段と
前記第2の着信報知手段のどちらか動作させるかを予め
設定する着信報知設定手段と、周囲の照度を検出してこ
の照度が所定のしきい値以下であるか否かを判定する明
暗判定手段と、前記着信報知設定手段により前記第2の
着信報知手段が設定された状態で着信が発生し、前記明
暗判定手段により周囲の照度がしきい値以下と判定され
た場合、第1の着信報知手段を動作させて着信報知を行
う着信報知変更手段とを具備することを特徴とする。
また、他の本発明は、基地局からの着信が発生した場
合に、可聴音による着信報知を行う第1の着信報知方
法、又は、無音による着信報知を行う第2の着信報知方
法のうち、予め設定された着信報知方法で着信報知を行
う着信報知方法において、前記第2の着信報知方法が設
定された状態で基地局からの着信が発生した場合に、周
囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値以下であ
るか否かを判定し、周囲の照度がしきい値以下と判定さ
れた場合には、第1の着信報知方法で着信報知を行うこ
とを特徴とする。
したがって、上記した本発明によれば、周囲の照度を
検出した結果に応じてこの照度が所定のしきい値以下で
ある場合は、音による着信報知の方法に変更することが
でき、所有者が気づかない状態にある場合でも、着信報
知の発生を確実に知らせることができ、報知性能の優れ
た無線通信機及びその着信報知方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における選択呼出受信機の構
成を示す機能ブロック図、第2図は同受信機の呼出報知
制御回路の制御手順および制御内容を示すフローチャー
ト、第3図は本発明の他の実施例における携帯電話機の
構成を示す機能ブロック図、第4図は従来の選択呼出受
信機の構成の一例を示す回路ブロック図である。 8……スピーカ、13,32……発光ダイオード(LED)、1
4,33……報知モード指定スイッチ、15,34……照度検出
回路、30……制御回路、60……呼出報知制御回路、31…
…サウンダ、35,61……報知モード設定手段、36,62……
明暗判定手段、37,63……報知モード変更手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−188126(JP,A) 特開 昭62−161238(JP,A) 特開 昭59−104839(JP,A) 実開 昭61−146042(JP,U)

Claims (4)

    (57)並びに無線通信機およびその着信報知方法 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局から送られた選択呼出信号に応じて
    呼出報知を行う選択呼出受信機において、 可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報知手段と、 無音による呼出報知を行う第2の呼出報知手段と、 前記第1の呼出報知手段と前記第2の呼出報知手段のど
    ちらを動作させるかを予め設定する呼出報知設定手段
    と、 周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値以下で
    あるか否かを判定する明暗判定手段と、 前記呼出報知設定手段により前記第2の呼出報知手段が
    設定された状態で呼出が発生し、前記明暗判定手段によ
    り周囲の照度がしきい値以下と判定された場合、第1の
    呼出報知手段を動作させて呼出報知を行う呼出報知変更
    手段と を具備することを特徴とする選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】基地局からの呼び出しが発生した場合に、
    可聴音による呼出報知を行う第1の呼出報知方法、又
    は、無音による呼出報知を行う第2の呼出報知方法のう
    ち、予め設定された呼出報知方法で呼び出し報知を行う
    呼出報知方法において、 前記第2の呼出報知方法が設定された状態で基地局から
    の呼出しが発生した場合に、周囲の照度を検出してこの
    照度が所定のしきい値以下であるか否かを判定し、周囲
    の照度がしきい値以下と判定された場合には、第1の呼
    出報知方法で呼出報知を行うことを特徴とする呼出報知
    方法。
  3. 【請求項3】基地局から送られた信号に応じて着信報知
    を行う無線通信機において、 可聴音による着信報知を行う第1の着信報知手段と、 無音による着信報知を行う第2の着信報知手段と、 前記第1の着信報知手段と前記第2の着信報知手段のど
    ちらか動作させるかを予め設定する着信報知設定手段
    と、 周囲の照度を検出してこの照度が所定のしきい値以下で
    あるか否かを判定する明暗判定手段と、 前記着信報知設定手段により前記第2の着信報知手段が
    設定された状態で着信が発生し、前記明暗判定手段によ
    り周囲の照度がしきい値以下と判定された場合、第1の
    着信報知手段を動作させて着信報知を行う着信報知変更
    手段と を具備することを特徴とする無線通信機。
  4. 【請求項4】基地局からの着信が発生した場合に、可聴
    音による着信報知を行う第1の着信報知方法、又は、無
    音による着信報知を行う第2の着信報知方法のうち、予
    め設定された着信報知方法で着信報知を行う着信報知方
    法において、 前記第2の着信報知方法が設定された状態で基地局から
    の着信が発生した場合に、周囲の照度を検出してこの照
    度が所定のしきい値以下であるか否かを判定し、周囲の
    照度がしきい値以下と判定された場合には、第1の着信
    報知方法で着信報知を行うことを特徴とする着信報知方
    法。
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