JP3087193U - 布団等の圧縮収容袋 - Google Patents

布団等の圧縮収容袋

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株式会社ウォム
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】布団等の圧縮収容袋において、内部の減圧を行
った際、袋内への空気の逆流をほぼ無くして、最大限の
減容積状態を確保することができる収容袋を提供するこ
と。 【解決手段】熱融着可能な素材で、かつ気密性を有し、
内部を減圧することによって減容積可能に構成した布団
圧縮収容袋1であって、袋の減圧用吸引口13側は、袋
体の表裏をほぼ平行で、かつ近接した状態となるよう設
けている。減圧用吸引口は、袋の口部側端部から袋の内
方に向けて形成し、吸引部材を挿入可能な大きさにて形
成した吸引用通路14を有している。そして、袋内に対
する吸引終了時に内部が減圧されていることによって、
吸引用通路を形成している部分の袋体10の表裏部分が
互いに密着することによって空気の逆流を遮断可能に構
成していること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、布団や座布団等を収容して、減圧することによって、容積を減少 させた状態で収容することができる布団等の圧縮収容袋に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来の布団等の圧縮収容袋90は、図4に示すように、例えば、ナイロン、ポ リエチレン等の合成樹脂材料を袋状に形成して、チャック等で開閉自在とした布 団の出入口91が設けられたものである。 上記従来の収容袋90は、袋内に布団等を収容し、袋内を吸引することによっ て減圧して、布団等と共に減容積させることができるものであり、家庭用の掃除 機等を利用して、吸引部材を出入口91から袋内へ入れて袋内の減圧を行う。
【0003】 袋の減容積操作としては、掃除機等の吸引部材としての吸引ホースxを袋の出 入口91に挿入して掃除機等を稼働し、袋内の減圧が完了すると、出入口91か ら吸引ホースxを抜くと同時に、素早く上記出入口91を閉鎖する。 ところが、上記従来の収容袋90では、出入口91の端部において、チャック を少し開けて掃除機等の吸引ホースxの挿入部分としているので、出入口91を 確実に閉鎖するためには、吸引ホースxを抜くと同時にチャック、ファスナー、 その他の閉鎖手段により直ちに閉鎖する必要があった。
【0004】 しかしながら、従来の収容袋90では、この操作を素早く、要領良く行うこと が難しく、ホースxを抜いた後、この吸引口93を閉鎖するまでに少なからず空 気が逆流する問題点があった。特に、高齢者がこの作業を行うのは非常に手間が かかるものであり、その間に空気が逆流して、納得のいくような最大限の減容積 状態で布団等を収容することができないという欠点があった。 そこで、この考案は、布団等の圧縮収容袋において、内部の減圧を行った際、 袋内への空気の逆流をほぼ無くして、最大限の減容積状態を確保することができ る収容袋を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決する手段及び考案の効果】
上記目的を達成するため、この考案の布団等の圧縮収容袋は、熱融着可能な素 材で、かつ気密性を有し、内部を減圧することによって減容積可能に構成した布 団圧縮収容袋であって、袋の減圧用吸引口側は、袋体の表裏をほぼ平行で、かつ 近接した状態となるよう設けており、減圧用吸引口は、袋の口部側端部から袋の 内方に向けて形成し、吸引部材を挿入可能な大きさにて形成した吸引用通路を有 しており、袋内に対する吸引終了時に内部が減圧されていることによって、上記 吸引用通路を形成している部分の袋体の表裏部分が互いに密着することによって 空気の逆流を遮断可能に構成していることを特徴としている。
【0006】 この構成の布団等の圧縮収容袋では、収容袋内に布団や座布団等を収容した後 、家庭用掃除機の吸引ホースを吸引部材として使用し、当該ホースの先端を減圧 用吸引口の吸引用通路に挿入する。そして、掃除機を稼働させて袋内の空気を吸 引して袋内を減圧し、収容した布団等と共に袋の体積を減少させ、充分に容積が 縮小したら掃除機を停止させ、吸引部材を引き抜き方向へ移動させる。吸引を停 止すると、袋内の気圧が低下しているので袋内へ空気が逆流することとなる。
【0007】 この際、袋の減圧用吸引口側は、袋体の表裏をほぼ平行で、かつ近接した状態 に設けており、吸引用通路は吸引部材の大きさに合わせて形成しているので、吸 引部材を引き抜き方向へ移動させることにより、吸引用通路の内方寄りにおいて 、袋内は減圧により気圧が低下していることにより、吸引を停止した瞬間に袋体 の表裏が互いに引き寄せられて密着することとなる。 したがって、吸引用通路の内側において、空気の逆流を遮断することができ、 最大限に減容積状態となった時点でその状態を維持することができる。
【0008】 この考案の請求項2記載の圧縮収容袋は、上記吸引用通路は、熱融着によって 形成されていると共に、通路の内方が出口側より狭くなるように形成しているこ とを特徴としている。 この構成の収容袋では、熱融着によって吸引用通路を形成していると共に、吸 引用通路の内側寄りを狭く形成しているので、袋体の表裏がより近接した状態に なり、吸引を停止して吸引部材を引き抜き方向に移動させると、素早く表裏を密 着させることができ、空気の逆流をほぼ完全に遮断することができる。
【0009】 また、この考案の請求項3記載の圧縮収容袋は、吸引用通路の内方端部に、通 路を形成する溶着部分の先端から出口側方向へレ字状とした通路を狭くする溶着 部分を通路の両側に形成していることを特徴としている。 この構成の収容袋では、レ字状の溶着部分に挟まれた袋体の表裏部分はしわが 発生しにくくなり、両者の密着速度が早くなると共に密着度合いもより強くなっ て、空気の遮断効果がより向上する。
【0010】 さらに、この考案の請求項4記載の圧縮収容袋では吸引用通路の側方に、袋体 のしわを延ばして表裏面が密着し易くするための引き部を形成していることを特 徴としている。 この構成の圧縮収容袋では、引き部を設けていることにより、吸引終了時に引 き部を引いて簡単に袋体の表裏面のしわを延ばすことができ、空気の逆流をより 確実に遮断することができる。また、この引き部に注意書き等を記載しておくこ とにより、操作手順をより一層明確化することができる。
【0011】
【考案の実施の態様】
次いで、この考案の実施の態様を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の圧縮収容袋の実施態様を示す斜視図、図2は、要部の拡大図で ある。 この圧縮収容袋1は、座布団や布団等を収容すると共に、気密性を有し、布団 等を収容して減圧することにより、容積を減少させることができる袋体10であ り、布団等の出入は袋体10の口部11を介してを行う。袋体10は、ナイロン 、ポリエチレン、その他の熱融着可能な合成樹脂材料、又は、ナイロンとリニア ローデンシティーポリエチレンのラミネートフィルム等の合成樹脂積層材料によ り構成し、2枚の角形シート状部材を用いて、口部11側を除く3方を熱融着に より接着して袋体10を構成している。したがって、袋体10は、口部11側の 表面側と裏面側は近接状態で、かつ互いにほぼ平行となるよう構成している。
【0012】 袋体10の口部11には、内部を密封するための開閉自在なチャック12を取 付けている。チャック12の端部には、減圧用吸引口13を形成するため、チャ ック12の一部を熱融着により固着12aして、布団等の出入側と空気の減圧用 の吸引口とを分割形成している。減圧用吸引口13の内側には、上記チャックの 固着部分から袋体10の内方へ袋体10の表裏面を溶着14aして吸引用通路1 4を形成している。吸引用通路14は、上記溶着部分14aと袋端部の溶着部分 14bとの間に形成している。吸引用通路14の内方は、溶着部分14a,bの 先端を内側へ、かつ出口方向に鋭角にレ字状に形成した補助溶着部分14c,d を形成している。この補助溶着部分14c,dは、吸引用通路14の幅を狭くし て袋体10の表裏面を常に近接させておくためのものであり、皺の発生をなくす ことができるものである。吸引用通路14は、電気掃除機等の吸引ホースを吸引 部材xとして使用することができるような大きさに形成している。そして、当該 吸引用通路14の外側の袋体10端部には、シール等の部材により引き部15を 設けている。
【0013】 この圧縮収容袋1を使用する時は、チャック12を解放して座布団や布団等を 袋体10内に収容しチャック12を閉じる。次いで、減圧用吸引口13を経て吸 引用通路14を経て布団等に至るように吸引部材xを挿入し、電気掃除機等を稼 働して吸引を開始する。これにより、袋体10の内部が減圧して布団等を圧縮す ると共に、減圧に伴って容積も減少する。布団等と共に袋体10の体積が充分に 減少して減容積が完了すると、掃除機等による吸引を停止させる。
【0014】 この時、袋体10の内部の気圧が低くなっているので、袋体10内へ空気が逆 流するようになる。しかしながら、吸引用通路14の内方側は、溶着部分14c ,dによって、袋体10の表裏面がほぼ平行で、かつ近接した状態になっており 、また、吸引部材xを引き抜き方向に移動させると共に、引き部15を引っ張っ て袋体10の表裏面のしわを延ばすことにより、袋体10の表裏面は、素早く吸 い付けられて密着することとなり、空気の逆流が遮断される。この状態で吸引部 材xを完全に引き抜き、減圧用吸引口13のチャック12を閉めることで、簡単 、かつ確実に減圧用吸引口13を閉鎖することができる。したがって、減圧用吸 引口13を閉鎖するまでに、袋体10内への空気の逆流がほとんど発生しないの で、最大限の減容積状態を維持することができる。これらの操作が不慣れな高齢 者も、袋体10の表裏面が密着して空気の逆流を阻止した状態で、チャック12 を閉めれば良いので、充分な減容積状態とすることができる布団等の圧縮収容袋 を簡単に使用することができる。
【0015】 この実施の態様では、吸引用通路14にレ字状の溶着部分14c,dを形成し ているので、溶着部分14c,dの間隔を適当に設定することにより、吸引部材 の大きさに合わせた吸引用通路14を形成することができ、袋体10の表裏面を 確実に近接させておくことができる。 また、この溶着部分14c,d同士の間では、溶着部分14c,dが近接した 状態で、かつ引き部15を設けているため、袋体10の表裏面が皺になりにくく 、皺になってもすぐに延ばすことができるため、袋体10の表裏面を確実に密着 させることができ、逆流防止効果が高いという特徴も有するものである。
【0016】 さらに、溶着部分14c,dを設けることで、吸引用通路14を広く確保する ことができるので、吸引部材の挿入がやり易くなり作業性を向上させる効果も奏 するものである。 図3は、この考案の他の実施の態様を示す拡大図である。 この実施態様の圧縮収容袋2は、吸引用通路14の内方を徐々に狭く形成した 例を表しており、溶着部分14a,bの先端をアール状に徐々に狭くした溶着部 分14e,fを形成している。
【0017】 この例では、溶着部分14e,fの先端を狭く形成することにより、吸引部材 の挿入時に布団等へ案内ができると共に、吸引部材が筒状のものの他、楕円状、 先細り状のものを使用しても、吸引部材の挿入が簡単にできる。 なお、溶着部分14c,dまたは14e,f間に皺が発生しないようにする構 成としては、この部分のシート部材の厚みを厚くしたり、補助部材を装着したり することができ、また、袋体10の内側に粘着剤を塗布しておくことにより、両 面の貼り付き状態を良くしてより密封性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の態様を示す圧縮収容袋の斜視
図である。
【図2】上記圧縮収容袋の要部の拡大図である。
【図3】この考案の他の実施態様を示す拡大図である。
【図4】従来の圧縮収容袋を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2 圧縮収容袋 10 袋体 13 減圧用吸引口 14 吸引用通路 15 引き部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱融着可能な素材で、かつ気密性を有し、
    内部を減圧することによって減容積可能に構成した布団
    圧縮収容袋であって、袋の減圧用吸引口側は、袋体の表
    裏をほぼ平行で、かつ近接した状態となるよう設けてお
    り、減圧用吸引口は、袋の口部側端部から袋の内方に向
    けて形成し、吸引部材を挿入可能な大きさにて形成した
    吸引用通路を有しており、袋内に対する吸引終了時に内
    部が減圧されていることによって、上記吸引用通路を形
    成している部分の袋体の表裏部分が互いに密着すること
    によって空気の逆流を遮断可能に構成していることを特
    徴とする布団等の圧縮収容袋。
  2. 【請求項2】上記吸引用通路は、熱融着によって形成さ
    れていると共に、通路の内方が出口側より狭くなるよう
    に形成していること請求項1記載の布団等の圧縮収容
    袋。
  3. 【請求項3】吸引用通路の内方端部に、通路を形成する
    溶着部分の先端から出口側方向へレ字状として、当該通
    路を狭くするための溶着部を形成している請求項2記載
    の布団等の圧縮収容袋。
  4. 【請求項4】吸引用通路の側方に、袋体のしわを延ばし
    て表裏面が密着し易くするための引き部を形成している
    請求項1,2又は3記載の布団等の圧縮収容袋。
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