JP3086945U - 弾力のある椅子 - Google Patents
弾力のある椅子Info
- Publication number
- JP3086945U JP3086945U JP2001008419U JP2001008419U JP3086945U JP 3086945 U JP3086945 U JP 3086945U JP 2001008419 U JP2001008419 U JP 2001008419U JP 2001008419 U JP2001008419 U JP 2001008419U JP 3086945 U JP3086945 U JP 3086945U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- opening
- chair
- elastic
- elastic sphere
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着席者の姿勢の変化に追随して変形し、広範
囲にわたり支持力を与えることにより、長時間座ること
による疲れや、姿勢不良に起因する臀部や、腰、脊髄の
痛みを和らげることができる弾力のある椅子を提供す
る。 【解決手段】 開口11を有する環状体を成し、その
周縁から下方へ延びる複数の脚部12が延設されるフレ
ーム部材10と、直径が該フレーム部材10の開口11
より大きく、該開口11に嵌合する場合、その大部分が
開口11の上方に露出する弾性球体20とを備える。
囲にわたり支持力を与えることにより、長時間座ること
による疲れや、姿勢不良に起因する臀部や、腰、脊髄の
痛みを和らげることができる弾力のある椅子を提供す
る。 【解決手段】 開口11を有する環状体を成し、その
周縁から下方へ延びる複数の脚部12が延設されるフレ
ーム部材10と、直径が該フレーム部材10の開口11
より大きく、該開口11に嵌合する場合、その大部分が
開口11の上方に露出する弾性球体20とを備える。
Description
【0001】
本考案は弾力のある椅子に関し、特に着席者の姿勢に追随でき、人体工学的な 支持力を提供すると共に、座り心地が良く、健康を配慮した弾力のある椅子に関 するものである。
【0002】
従来から、長時間椅子に座る必要のある会社員や学生達にとって、座り心地が 良く、且つ人間工学的に適った椅子を選択することは重要なことである。 一般に、椅子というものは人が座る着座部を有し、その底部から下方に複数の 脚部が延設されると共に、着座部の一側に背中を支持する背もたれが設けられて いる。
【0003】
しかしながら、どのタイプの椅子でも次のような欠点を有する。即ち、椅子に 着座した場合、臀部にかかる力はどんなに姿勢を変化しても常に一定であるので 、長時間にわたって臀部の一定箇所に力がかかってしまい、結果的に臀部だけで なく、腰や、脊髄にまで悪い影響を与えてしまう。
【0004】 本考案は前述の課題に鑑みて成されたものであり、椅子の脚部上に開口を有す る環状体のフレーム部材が設けられ、その開口に弾性球体を嵌合させることによ って、着席者の姿勢の変化に対し人間工学的な対応ができると共に、大面積の支 持力を提供できる弾力のある椅子を提供することを目的とする。
【0005】
本考案にかかる弾力のある椅子は、開口を有する環状体を成し、その周縁から 下方へ延びる複数の脚部が延設されるフレーム部材と、直径が該フレーム部材の 開口より大きく、該開口に嵌合する場合、その大部分が開口の上方に露出する弾 性球体とを備えることを特徴とする。
【0006】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な一実施の形態を詳細に説明する。 図1は本考案に係る椅子の分解斜視図であり、図2は本考案に係る椅子の斜視 図であり、図3は本考案に係る椅子の一部背面断面図である。
【0007】 図1及び図2に示すように、本考案に係わる弾力のある椅子は、中央に開口1 1を有する環状のフレーム部材10と、そのフレーム部材10の底部から下方に 向けて延設される4本の脚部12、そのフレーム部材10の一側上方に所定の間 隔を置いて立設された2本の支持棒13と、その支持棒13の先端に設けられる 背もたれ14とを有し、更に、前記フレーム部材10の開口11に一部が嵌合す る弾性球体20とによって構成される。前記弾性球体20は直径が前記フレーム 部材10の開口11よりも大きく、その下方の一側を前記フレーム部材10の開 口11に嵌合する場合は、大部分が開口11より露出するようになっている。
【0008】 また、前記弾性球体20は気密性を有する材質,例えば、ゴム,軟質合成樹脂 或いはこれらの表面に植毛を施したもの等が使用され、上面以外の面に、例えば 空気を注入するための注入口21が形成されている。
【0009】 以上のように構成された椅子に着座する場合、図2及び図3に示すように、着 席者がフレーム部材10の開口11から露出する弾性球体20の上面に臀部をの せる。これにより、弾性球体20が広範囲にわたり押圧力を受けて臀部30の形 状に応じて適当に変形し、均一に臀部30を支持して臀部30にかかる集中応力 を低減させる。しかも、着席者がどんなに姿勢を変化しても、該弾性球体20は 着席者の臀部30の移動形状に追随変形し、均一な支持力を与えて、人間工学に 適った効果を発揮することができる。
【0010】 また、図4は本考案に係わる椅子の他の実施形態を示す斜視図である。 図4には、本考案に係わる椅子の他の実施形態が示されており、該椅子は4本 の脚部40を有し、それら脚部40の中間部に第1フレーム部材41が設けられ ると共に、それらの先端に第2フレーム部材42が設けられる。そして、前記第 1,第2フレーム部材41,42の中央にそれぞれ弾性球体20を嵌合するため の開口43,43が形成され、それら開口43,43は弾性球体20の直径より 小さく、それにより、弾性球体20を第1及び第2フレーム部材部材41,42 に嵌合する場合、該弾性球体20の一部が第2フレーム部材42上方から露出す る。 尚、第2フレーム部材42の一側には、背もたれ44が立設されている。
【0011】
本考案は上記の構成を有するので、以下の効果を奏する。 即ち、フレーム部材に弾性球体を嵌合することにより、弾性球体が着座者の姿 勢の変化に追随変形して、広範囲にわたり支持力を与えることのできる人間工学 的な椅子を提供できるので、長時間座ることによる疲れや、姿勢不良に起因する 臀部や、腰、脊髄の痛みを和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る椅子の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る椅子の斜視図である。
【図3】本考案に係る椅子の一部背面断面図である。
【図4】本考案に係わる椅子の他の実施形態を示す斜視
図である。
図である。
10 フレーム部材 11,43 開口 12,40 脚部 13 支持棒 14,44 背もたれ 20 弾性球体 21 注入口 30 臀部 41 第1フレーム部材 42 第2フレーム部材
Claims (3)
- 【請求項1】 開口を有する環状体を成し、その周縁
から下方へ延びる複数の脚部が延設されるフレーム部材
と、直径が該フレーム部材の開口より大きく、該開口に
嵌合する場合、その大部分が開口の上方に露出する弾性
球体とを備えることを特徴とする弾力のある椅子。 - 【請求項2】 前記フレーム部材の一側上方に少なく
とも一本の支持棒が設置されると共に、該支持棒の先端
に背もたれが設けられることを特徴とする請求項1に記
載の弾力のある椅子。 - 【請求項3】 前記脚部が前記フレーム部材の上方に
延設されると共に、その先端は開口を有する環状体の第
2フレーム部材を更に有し、前記弾性球体を嵌合する場
合は弾性球体の上部が前記第2フレーム部材上方に露出
するように設置されることを特徴とする請求項1又は2
に記載の弾性のある椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008419U JP3086945U (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 弾力のある椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008419U JP3086945U (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 弾力のある椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3086945U true JP3086945U (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=43238320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001008419U Expired - Fee Related JP3086945U (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 弾力のある椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086945U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104592A (ja) * | 2013-11-30 | 2015-06-08 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | シーソ型遊戯装置 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001008419U patent/JP3086945U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104592A (ja) * | 2013-11-30 | 2015-06-08 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | シーソ型遊戯装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |