JP3086915B2 - 液体化粧料等の収納容器 - Google Patents
液体化粧料等の収納容器Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアイライナ―、マスカ
ラ、マニキュア等の液体化粧料等を収納する液体化粧料
等の収納容器に関する。
ラ、マニキュア等の液体化粧料等を収納する液体化粧料
等の収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のマスカラ収納容器はマスカラが収
納される上部が開口された収納容器本体と、この収納容
器本体の開口部内に挿入固定された上部外周部にキャッ
プ嵌合部が形成された口部材と、この口部材の下端部に
取付けられた前記収納容器本体の内壁面と該口部材との
間に位置するシ―ル部および該シ―ル部と一体成形され
た前記口部材内に位置するしごき部とからなるしごき部
材と、前記口部材のキャップ口嵌合部と着脱可能に嵌合
し、該口部材の開口部を開閉するキャップと、このキャ
ップに取付けられた前記口部材より前記収納容器本体内
に収納され、かつ前記しごき部材のしごき部によってし
ごかれる塗布具とで構成されている。
納される上部が開口された収納容器本体と、この収納容
器本体の開口部内に挿入固定された上部外周部にキャッ
プ嵌合部が形成された口部材と、この口部材の下端部に
取付けられた前記収納容器本体の内壁面と該口部材との
間に位置するシ―ル部および該シ―ル部と一体成形され
た前記口部材内に位置するしごき部とからなるしごき部
材と、前記口部材のキャップ口嵌合部と着脱可能に嵌合
し、該口部材の開口部を開閉するキャップと、このキャ
ップに取付けられた前記口部材より前記収納容器本体内
に収納され、かつ前記しごき部材のしごき部によってし
ごかれる塗布具とで構成されている。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】従来のマスカラ収納
容器は収納容器本体にしごき部材が取付けられた口部材
を挿入固定した後、収納容器本体内にマスカラを充填し
ているため、充填に時間がかかり、効率が悪いという欠
点があった。また、マイカラを使い切った場合、キャッ
プと口部材が取付けられた収納容器本体とに分解できる
だけであるため、材質毎に分別することができず、再利
用できないとともに、処理に困るという欠点があった。
容器は収納容器本体にしごき部材が取付けられた口部材
を挿入固定した後、収納容器本体内にマスカラを充填し
ているため、充填に時間がかかり、効率が悪いという欠
点があった。また、マイカラを使い切った場合、キャッ
プと口部材が取付けられた収納容器本体とに分解できる
だけであるため、材質毎に分別することができず、再利
用できないとともに、処理に困るという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
液体化粧料等を大きな開口部より収納容器本体内に充填
して効率よく液体化粧料等の充填作業を行なうことがで
きるとともに、容易に各材質の部品に分解して、分別し
て再利用することができる液体化粧料等の収納容器を提
供することを目的としている。
液体化粧料等を大きな開口部より収納容器本体内に充填
して効率よく液体化粧料等の充填作業を行なうことがで
きるとともに、容易に各材質の部品に分解して、分別し
て再利用することができる液体化粧料等の収納容器を提
供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は上端部が開口された液体化粧料等が収納さ
れる収納容器本体１（１Ａ）と、この収納容器本体１
（１Ａ）の開口部寄りの内壁面に突出するように形成さ
れた係止片３と、前記収納容器本体１（１Ａ）の開口部
を覆うように嵌合された上部外周部にキャップ嵌合部８
が形成された口部材４（４Ａ）と、この口部材４（４
Ａ）の前記収納容器本体１（１Ａ）と嵌合する外周部位
に形成された前記係止片３と係合する逆Ｌ字状の係止溝
１２と、前記口部材４（４Ａ）に取付けられたしごき部
材１３（１３Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）と前記収納
容器本体１（１Ａ）との間に介装されたシ―ル部材１６
（１６Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）のキャップ嵌合部
８に嵌合する前記収納容器本体内１（１Ａ）に収納され
る塗布具２０を有するキャップ１７とで液体化粧料等の
収納容器を構成している。
に、本発明は上端部が開口された液体化粧料等が収納さ
れる収納容器本体１（１Ａ）と、この収納容器本体１
（１Ａ）の開口部寄りの内壁面に突出するように形成さ
れた係止片３と、前記収納容器本体１（１Ａ）の開口部
を覆うように嵌合された上部外周部にキャップ嵌合部８
が形成された口部材４（４Ａ）と、この口部材４（４
Ａ）の前記収納容器本体１（１Ａ）と嵌合する外周部位
に形成された前記係止片３と係合する逆Ｌ字状の係止溝
１２と、前記口部材４（４Ａ）に取付けられたしごき部
材１３（１３Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）と前記収納
容器本体１（１Ａ）との間に介装されたシ―ル部材１６
（１６Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）のキャップ嵌合部
８に嵌合する前記収納容器本体内１（１Ａ）に収納され
る塗布具２０を有するキャップ１７とで液体化粧料等の
収納容器を構成している。
【０００６】
【作用】上記のように構成された液体化粧料等の収納容
器は、収納容器本体内に液体化粧料等を充填した後、シ
―ル部材およびしごき部材を取付けた口部材を収納容器
本体の係止片に係合溝が入り込むように押し込み回動さ
せて嵌合固定することにより、収納容器本体、口部材、
シ―ル部材およびしごき部材との組付けが完了する。ま
た、収納容器本体に対して口部材を回動させて引張るこ
とにより、口部材と収納容器本体とを分解することがで
きる。
器は、収納容器本体内に液体化粧料等を充填した後、シ
―ル部材およびしごき部材を取付けた口部材を収納容器
本体の係止片に係合溝が入り込むように押し込み回動さ
せて嵌合固定することにより、収納容器本体、口部材、
シ―ル部材およびしごき部材との組付けが完了する。ま
た、収納容器本体に対して口部材を回動させて引張るこ
とにより、口部材と収納容器本体とを分解することがで
きる。
【０００７】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
発明を詳細に説明する。
【０００８】図１ないし図９の本発明の第１の実施例に
おいて、１は上部が開口されたアイライナ―、マスカ
ラ、マニキュア等の液体化粧料２等が収納される収納容
器本体で、この収納容器本体１は図２及び図４に示すよ
うに金属材で形成され、上部開口部１ａ寄りの対向部位
にはプレス等により形成された一対の係止片３、３が形
成されている。
おいて、１は上部が開口されたアイライナ―、マスカ
ラ、マニキュア等の液体化粧料２等が収納される収納容
器本体で、この収納容器本体１は図２及び図４に示すよ
うに金属材で形成され、上部開口部１ａ寄りの対向部位
にはプレス等により形成された一対の係止片３、３が形
成されている。
【０００９】４は前記収納容器本体１の開口部１ａを覆
うように嵌合される口部材で、この口部材４は図２及び
図５に示すように嵌合樹脂材で成型されたもので、前記
収納容器本体１の開口部１ａに嵌合される筒状の嵌合部
５と、この嵌合部５の下部寄りの外周部に形成されたシ
―ル材挿入凹部６と、前記嵌合部５の上部にフランジ部
７を介して上方へ突出する外周部にキャップ嵌合部８が
形成された筒状の口部９と、この口部９および前記嵌合
部５内に形成されたしごき部材挿入凹部１０と、前記口
部９の内壁面に形成された複数個の治具係止用突起１１
と、前記嵌合部５の外周部に形成された前記収納容器本
体１の一対の係止片３、３が挿入される一対の逆Ｌ字状
の係止溝１２、１２とから構成されている。
うように嵌合される口部材で、この口部材４は図２及び
図５に示すように嵌合樹脂材で成型されたもので、前記
収納容器本体１の開口部１ａに嵌合される筒状の嵌合部
５と、この嵌合部５の下部寄りの外周部に形成されたシ
―ル材挿入凹部６と、前記嵌合部５の上部にフランジ部
７を介して上方へ突出する外周部にキャップ嵌合部８が
形成された筒状の口部９と、この口部９および前記嵌合
部５内に形成されたしごき部材挿入凹部１０と、前記口
部９の内壁面に形成された複数個の治具係止用突起１１
と、前記嵌合部５の外周部に形成された前記収納容器本
体１の一対の係止片３、３が挿入される一対の逆Ｌ字状
の係止溝１２、１２とから構成されている。
【００１０】１３は前記口部材４に取付けられたしごき
部材で、このしごき部材１３は図２及び図６に示すよう
にゴム材で成型されたもので、しごき部１４が形成され
た前記口部材の４のしごき部材挿入凹部１０に挿入され
るしごき部材本体１５と、このしごき部材本体１５の下
端部に一体成型された前記口部材４のシ―ル材挿入凹部
６に挿入され、該口部材４と前記収納容器本体１との間
のシ―ルを図るシ―ル部材１６とから構成されている。
部材で、このしごき部材１３は図２及び図６に示すよう
にゴム材で成型されたもので、しごき部１４が形成され
た前記口部材の４のしごき部材挿入凹部１０に挿入され
るしごき部材本体１５と、このしごき部材本体１５の下
端部に一体成型された前記口部材４のシ―ル材挿入凹部
６に挿入され、該口部材４と前記収納容器本体１との間
のシ―ルを図るシ―ル部材１６とから構成されている。
【００１１】１７は前記口部材４のキャップ嵌合部８に
着脱可能に嵌合し、該口部材４の開口部４ａを開閉する
キャップで、このキャップ１７は図２、図７及び図８に
示すように金属材で成形された下端部が開口されたキャ
ップ本体１８と、このキャップ本体１８内に嵌合固定さ
れた合成樹脂材製の樹脂蓋１９と、この樹脂蓋１９に取
付けられた前記口部材４およびしごき部材１３のしごき
部１４を通過して前記収納容器本体１内に収納される塗
布具２０とから構成されている。
着脱可能に嵌合し、該口部材４の開口部４ａを開閉する
キャップで、このキャップ１７は図２、図７及び図８に
示すように金属材で成形された下端部が開口されたキャ
ップ本体１８と、このキャップ本体１８内に嵌合固定さ
れた合成樹脂材製の樹脂蓋１９と、この樹脂蓋１９に取
付けられた前記口部材４およびしごき部材１３のしごき
部１４を通過して前記収納容器本体１内に収納される塗
布具２０とから構成されている。
【００１２】前記樹脂蓋１９は図２、図７及び図８に示
すように先端部が小径の筒状の樹脂蓋本体２１と、この
樹脂蓋本体２１の開口部寄りの内壁面に形成した前記口
部材４のキャップ嵌合部８と着脱可能に嵌合する嵌合部
２２と、前記樹脂蓋本体２１のほぼ中央部に形成された
複数個の切欠部２３と、前記樹脂蓋本体２１の開口端部
に形成された前記キャップ本体１８の開口端部を覆うフ
ランジ部２４とから構成されている。
すように先端部が小径の筒状の樹脂蓋本体２１と、この
樹脂蓋本体２１の開口部寄りの内壁面に形成した前記口
部材４のキャップ嵌合部８と着脱可能に嵌合する嵌合部
２２と、前記樹脂蓋本体２１のほぼ中央部に形成された
複数個の切欠部２３と、前記樹脂蓋本体２１の開口端部
に形成された前記キャップ本体１８の開口端部を覆うフ
ランジ部２４とから構成されている。
【００１３】前記塗布具２０は図２、図７及び図８に示
すように前記樹脂蓋１９の樹脂蓋本体２１のほぼ中央部
に圧入される外周部に螺旋状の突起部２５が形成された
圧入部２６と、この圧入部２６に後端部が一体あるいは
固定的に取付けられた塗布軸２７と、この塗布軸２７の
先端部に取付けられた塗布ブラシ２８とから構成されて
いる。
すように前記樹脂蓋１９の樹脂蓋本体２１のほぼ中央部
に圧入される外周部に螺旋状の突起部２５が形成された
圧入部２６と、この圧入部２６に後端部が一体あるいは
固定的に取付けられた塗布軸２７と、この塗布軸２７の
先端部に取付けられた塗布ブラシ２８とから構成されて
いる。
【００１４】上記構成の液体化粧料等の収納容器２９は
収納容器本体１内に液体化粧料２を充填した後、しごき
部材１３が取付けれた口部材４を収納容器本体１の開口
部１ａを覆うように押し込み回動させる。すなわち、こ
の操作で収納容器本体１の一対の係止片３、３が口部材
４の一対の係合溝１２、１２の縦溝１２ａ、１２ａに押
し込み、横溝１２ｂ、１２ｂの奥部に位置させる。
収納容器本体１内に液体化粧料２を充填した後、しごき
部材１３が取付けれた口部材４を収納容器本体１の開口
部１ａを覆うように押し込み回動させる。すなわち、こ
の操作で収納容器本体１の一対の係止片３、３が口部材
４の一対の係合溝１２、１２の縦溝１２ａ、１２ａに押
し込み、横溝１２ｂ、１２ｂの奥部に位置させる。
【００１５】この状態で口部材４が収納容器本体１に嵌
合固定状態で取付けられるとともに、口部材４と収納容
器本体１との間にシ―ル部材１６が介装され、シ―ルが
図られる。
合固定状態で取付けられるとともに、口部材４と収納容
器本体１との間にシ―ル部材１６が介装され、シ―ルが
図られる。
【００１６】しかる後、塗布具２０を口部材４およびし
ごき部材１３を通過させ、収納容器本体１内に押し込
み、口部材４のキャップ嵌合部８にキャップ１７の嵌合
部２２を嵌合させ、密封を図る。
ごき部材１３を通過させ、収納容器本体１内に押し込
み、口部材４のキャップ嵌合部８にキャップ１７の嵌合
部２２を嵌合させ、密封を図る。
【００１７】使用する場合には従来と同様な操作で、塗
布具２０の塗布ブラシ２８に液体化粧料２等を最適状態
に付着させて使用する。
布具２０の塗布ブラシ２８に液体化粧料２等を最適状態
に付着させて使用する。
【００１８】収納容器本体１内に収納された液体化粧料
２がなくなり、捨てる場合、キャップ１７を外し、図９
に示すように口部材４内に治具３０を挿入し、逆方向に
回動させて一対の係止片３、３を一対の係合溝１２、１
２の縦溝１２ａ、１２ａ部位に位置させ、口部材４を引
張ることにより、収納容器本体１より口部材４を抜取る
ことができる。また、口部材４よりしごき部材１３も容
易に取外すことができる。
２がなくなり、捨てる場合、キャップ１７を外し、図９
に示すように口部材４内に治具３０を挿入し、逆方向に
回動させて一対の係止片３、３を一対の係合溝１２、１
２の縦溝１２ａ、１２ａ部位に位置させ、口部材４を引
張ることにより、収納容器本体１より口部材４を抜取る
ことができる。また、口部材４よりしごき部材１３も容
易に取外すことができる。
【００１９】キャップ１７は塗布軸２７を引張ったり、
あるいは押し込むことにより、圧入部２６が樹脂蓋１９
より外れるため、キャップ本体１８内より樹脂蓋１９を
抜取り、キャップ本体１８、樹脂蓋１９および塗布軸２
７に分解することができる。
あるいは押し込むことにより、圧入部２６が樹脂蓋１９
より外れるため、キャップ本体１８内より樹脂蓋１９を
抜取り、キャップ本体１８、樹脂蓋１９および塗布軸２
７に分解することができる。
【００２０】
【本発明の異なる実施例】次に図１０ないし図１８に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【００２１】図１０および図１１の本発明の第２の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は口部材４Ａで、この口部材４Ａは口部９の内面を治具
３０が回動不能に挿入できるように多角形状に形成され
ている。このように形成された口部材４Ａを用いて液体
化粧料等の収納容器２９Ａを構成しても前記本発明の第
１の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は口部材４Ａで、この口部材４Ａは口部９の内面を治具
３０が回動不能に挿入できるように多角形状に形成され
ている。このように形成された口部材４Ａを用いて液体
化粧料等の収納容器２９Ａを構成しても前記本発明の第
１の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２２】図１２ないし図１４の本発明の第３の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は収納容器本体１Ａで、この収納容器本体１Ａは金属材
製の容器体３１と、この容器体３１の開口部の内壁面に
スポット溶接等で固定された金属材製の一対の係止片
３、３が形成された係止片形成部材３２とで構成されて
いる。このように形成された収納容器本体１Ａを用いて
液体化粧料等の収納容器２９Ｂを構成しても前記本発明
の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は収納容器本体１Ａで、この収納容器本体１Ａは金属材
製の容器体３１と、この容器体３１の開口部の内壁面に
スポット溶接等で固定された金属材製の一対の係止片
３、３が形成された係止片形成部材３２とで構成されて
いる。このように形成された収納容器本体１Ａを用いて
液体化粧料等の収納容器２９Ｂを構成しても前記本発明
の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２３】図１５および図１６の本発明の第４の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、口部材４にしごき部材１３Ａを取付けるとともに、
該しごき部材１３Ａと別体に形成されたシ―ル部材１６
Ａを用いた点で、このように形成したしごき部材１３Ａ
やシ―ル部材１６Ａを用いて液体化粧料等の収納容器２
９Ｃを構成しても前記本発明の第１の実施例と同様な作
用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、口部材４にしごき部材１３Ａを取付けるとともに、
該しごき部材１３Ａと別体に形成されたシ―ル部材１６
Ａを用いた点で、このように形成したしごき部材１３Ａ
やシ―ル部材１６Ａを用いて液体化粧料等の収納容器２
９Ｃを構成しても前記本発明の第１の実施例と同様な作
用効果が得られる。
【００２４】図１７および図１８の本発明の第５の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１Ｂの開口部寄りの内壁面にＬ字状の
一対の係合溝１２、１２を形成するとともに、口部材４
の嵌合部５に該一対の係合溝１２、１２と係合する一対
の係止片３、３を形成した点で、このように構成した液
体化粧料等の収納容器２９Ｄにしても前記本発明の第１
の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１Ｂの開口部寄りの内壁面にＬ字状の
一対の係合溝１２、１２を形成するとともに、口部材４
の嵌合部５に該一対の係合溝１２、１２と係合する一対
の係止片３、３を形成した点で、このように構成した液
体化粧料等の収納容器２９Ｄにしても前記本発明の第１
の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２５】図１９および図２０の本発明の第６の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１の上端部と、口部材４のフランジ部
７との間に該間をシールするシール部材３３を介装させ
た点で、このように構成した液体化粧料等の収納容器２
９Ｅにしても前記本発明の第１の実施例と同様な作用効
果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１の上端部と、口部材４のフランジ部
７との間に該間をシールするシール部材３３を介装させ
た点で、このように構成した液体化粧料等の収納容器２
９Ｅにしても前記本発明の第１の実施例と同様な作用効
果が得られる。
【００２６】図２１および図２２の本発明の第７の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、フランジ部７を介して上方に突出する外周部に断面
台形形状のキャップ嵌合部８Ａを形成した口部材４Ｂを
用いるとともに、この口部材４Ｂのキャップ嵌合部８Ａ
と押し込みあるいは引っ張りに寄って着脱可能に嵌合で
きる係合部３４を先端部に有する係止筒３５をキャップ
本体１８内に樹脂蓋１９を介して塗布具２０の圧入部２
６の圧入に寄って取付けた点で、このように構成した液
体化粧料等の収納容器２９Ｆにしても前記本発明の第１
の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、フランジ部７を介して上方に突出する外周部に断面
台形形状のキャップ嵌合部８Ａを形成した口部材４Ｂを
用いるとともに、この口部材４Ｂのキャップ嵌合部８Ａ
と押し込みあるいは引っ張りに寄って着脱可能に嵌合で
きる係合部３４を先端部に有する係止筒３５をキャップ
本体１８内に樹脂蓋１９を介して塗布具２０の圧入部２
６の圧入に寄って取付けた点で、このように構成した液
体化粧料等の収納容器２９Ｆにしても前記本発明の第１
の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２７】前記本発明の各実施例では一対の係止片と
係合溝を形成したものについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、１個の係止片と係合溝を形成する構造にし
ても同様な作用効果が得られる。
係合溝を形成したものについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、１個の係止片と係合溝を形成する構造にし
ても同様な作用効果が得られる。
【００２８】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２９】（１）上端部が開口された液体化粧料等が
収納される収納容器本体と、この収納容器本体の開口部
寄りの内壁面に突出するように形成された係止片と、前
記収納容器本体の開口部を覆うように嵌合された上部外
周部にキャップ嵌合部が形成された口部材と、この口部
材の前記収納容器本体と嵌合する外周部位に形成された
前記係止片と係合する逆Ｌ字状の係止溝と、前記口部材
に取付けられたしごき部材と、前記口部材と前記収納容
器本体との間に介装されたシ―ル部材と、前記口部材の
キャップ嵌合部に嵌合する前記収納容器本体内に収納さ
れる塗布具を有するキャップとで構成されているので、
口部材を取付ける前に収納容器本体内に液体化粧料等を
充填することができる。したがって、大きな開口部から
収納容器本体内に液体化粧料等が充填でき、効率よく、
短時間に充填することができる。
収納される収納容器本体と、この収納容器本体の開口部
寄りの内壁面に突出するように形成された係止片と、前
記収納容器本体の開口部を覆うように嵌合された上部外
周部にキャップ嵌合部が形成された口部材と、この口部
材の前記収納容器本体と嵌合する外周部位に形成された
前記係止片と係合する逆Ｌ字状の係止溝と、前記口部材
に取付けられたしごき部材と、前記口部材と前記収納容
器本体との間に介装されたシ―ル部材と、前記口部材の
キャップ嵌合部に嵌合する前記収納容器本体内に収納さ
れる塗布具を有するキャップとで構成されているので、
口部材を取付ける前に収納容器本体内に液体化粧料等を
充填することができる。したがって、大きな開口部から
収納容器本体内に液体化粧料等が充填でき、効率よく、
短時間に充填することができる。
【００３０】（２）前記（１）によって、収納容器本体
の開口部にしごき部材、シ―ル部材を取付けた口部材を
押し込み回動させることにより、口部材が抜けないよう
に取付けることができるので、口部材の取付け作業を容
易に行うことができる。
の開口部にしごき部材、シ―ル部材を取付けた口部材を
押し込み回動させることにより、口部材が抜けないよう
に取付けることができるので、口部材の取付け作業を容
易に行うことができる。
【００３１】（３）前記（１）によって、収納容器本体
に取付けられた口部材を回動させて引張ることにより、
収納容器本体より口部材を取外すことができるので、各
材質の部品に分割することができる。したがって、再利
用できるように処理することができる。
に取付けられた口部材を回動させて引張ることにより、
収納容器本体より口部材を取外すことができるので、各
材質の部品に分割することができる。したがって、再利
用できるように処理することができる。
【００３２】（４）前記（１）によって、構造が簡単
で、容易に実施することができる。
で、容易に実施することができる。
【００３３】（５）請求項２、３、４も前記（１）〜
（４）と同様な効果が得られる。
（４）と同様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す断面図。
【図２】本発明の第１の実施例を示す分解斜視図。
【図３】本発明の第１の実施例を示す要部断面図。
【図４】収納容器本体の説明図。
【図５】口部材の説明図。
【図６】しごき部材の説明図。
【図７および図８】キャップの説明図。
【図９】口部材の取り外し状態の説明図。
【図１０および図１１】本発明の第２の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１２ないし図１４】本発明の第３の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１５および図１６】本発明の第４の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１７および図１８】本発明の第５の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１９および図２０】本発明の第６の実施例を示す説
明図。
明図。
【図２１および図２２】本発明の第７の実施例を示す説
明図。
明図。
１、１Ａ、１Ｂ：収納容器本体、 ２：液体化粧料、
３：係止片、 ４、４Ａ、４Ｂ：
口部材、５：嵌合部、 ６：シ―
ル材挿入凹部、７：フランジ部、
８、８Ａ：キャップ嵌合部、９：口部、
１０：しごき部材挿入凹部、１１：治具係止
用突起、 １２：係止溝、１３、１３Ａ：し
ごき部材、 １４：しごき部、１５：しごき部材
本体、 １６、１６Ａ：シ―ル部材、１７：
キャップ、 １８：キャップ本体、１
９：樹脂蓋、 ２０：塗布具、２
１：樹脂蓋本体、 ２２：嵌合部、２
３：切欠部、 ２４：フランジ部、
２５：突起部、 ２６：圧入部、２
７：塗布軸、 ２８：塗布ブラシ、
２９、２９Ａ〜２９Ｆ：液体化粧料等の収納容器、３
０：治具、 ３１：容器体、３
２：係止片形成部材、 ３３：シール部材、
３４：係合部、 ３５：係止筒。
３：係止片、 ４、４Ａ、４Ｂ：
口部材、５：嵌合部、 ６：シ―
ル材挿入凹部、７：フランジ部、
８、８Ａ：キャップ嵌合部、９：口部、
１０：しごき部材挿入凹部、１１：治具係止
用突起、 １２：係止溝、１３、１３Ａ：し
ごき部材、 １４：しごき部、１５：しごき部材
本体、 １６、１６Ａ：シ―ル部材、１７：
キャップ、 １８：キャップ本体、１
９：樹脂蓋、 ２０：塗布具、２
１：樹脂蓋本体、 ２２：嵌合部、２
３：切欠部、 ２４：フランジ部、
２５：突起部、 ２６：圧入部、２
７：塗布軸、 ２８：塗布ブラシ、
２９、２９Ａ〜２９Ｆ：液体化粧料等の収納容器、３
０：治具、 ３１：容器体、３
２：係止片形成部材、 ３３：シール部材、
３４：係合部、 ３５：係止筒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平４−321（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−103016（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−92411（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−41608（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−15016（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−82817（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−67616（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A45D 33/00 - 40/30 B65D 83/00 B43K 1/00 - 1/12 B43K 5/00 - 8/02 B05C 1/00 - 3/20 B05C 7/00 - 21/00
Claims (4)
- 【請求項１】 上端部が開口された液体化粧料等が収納
される収納容器本体１（１Ａ）と、この収納容器本体１
（１Ａ）の開口部寄りの内壁面に突出するように形成さ
れた係止片３と、前記収納容器本体１（１Ａ）の開口部
を覆うように嵌合された上部外周部にキャップ嵌合部８
が形成された口部材４（４Ａ）と、この口部材４（４
Ａ）の前記収納容器本体１（１Ａ）と嵌合する外周部位
に形成された前記係止片３と係合する逆Ｌ字状の係止溝
１２と、前記口部材４（４Ａ）に取付けられたしごき部
材１３（１３Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）と前記収納
容器本体１（１Ａ）との間に介装されたシ―ル部材１６
（１６Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）のキャップ嵌合部
８に嵌合する前記収納容器本体内１（１Ａ）に収納され
る塗布具２０を有するキャップ１７とからなることを特
徴とする液体化粧料等の収納容器。 - 【請求項２】 上端部が開口された液体化粧料等が収納
される収納容器本体１（１Ａ）と、この収納容器本体１
（１Ａ）の開口部寄りの内壁面に突出するように形成さ
れた一対の係止片３と、前記収納容器本体１（１Ａ）の
開口部を覆うように嵌合された上部外周部にキャップ嵌
合部８および分解用の治具係止用突起１１が形成された
口部材４（４Ａ）と、この口部材４（４Ａ）の前記収納
容器本体１（１Ａ）と嵌合する外周部位に形成された前
記一対の係止片３と係合する一対の逆Ｌ字状の係止溝１
２，１２と、前記口部材４（４Ａ）に取付けられたしご
き部材１３（１３Ａ）と、このしごき部材１３（１３
Ａ）に一体成形された前記口部材４（４Ａ）と前記収納
容器本体１（１Ａ）との間に介装されたシ―ル部材１６
（１６Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）のキャップ嵌合部
８に嵌合する前記収納容器本体１（１Ａ）内に収納され
る塗布具２０を有するキャップ１７とからなることを特
徴とする液体化粧料等の収納容器。 - 【請求項３】 上端部が開口された液体化粧料等が収納
される収納容器本体１（１Ａ）と、この収納容器本体１
（１Ａ）の開口部寄りの内壁面に突出するように形成さ
れた係止片３と、前記収納容器本体１（１Ａ）の開口部
を覆うように嵌合された上部外周部にキャップ嵌合部８
が形成された口部材４（４Ａ）と、この口部材４（４
Ａ）の前記収納容器本体１（１Ａ）と嵌合する外周部位
に形成された前記係止片３と係合する逆Ｌ字状の係合溝
１２と、前記口部材４（４Ａ）に取付けられたしごき部
材１３（１３Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）と前記収納
容器本体１（１Ａ）との間に介装されたシ―ル部材１６
（１６Ａ）と、前記口部材４（４Ａ）のキャップ嵌合部
８に嵌合する前記収納容器本体１（１Ａ）内に収納され
る塗布具２０を有するキャップ１７とからなる液体化粧
料等の収容容器２９（２９Ａ、２９Ｂ、２９Ｃ）におい
て、前記キャップ１７を下端部が開口されたキャップ本
体１８と、このキャップ本体１８内に嵌合された先端部
が小径でかつ後端内壁面に前記キャップ嵌合部８と嵌合
する嵌合部２２が形成された筒状の樹脂蓋１９と、この
樹脂蓋１９のほぼ中央部に形成された複数個の切欠部２
３と、前記樹脂蓋１９のほぼ中央部に圧入され、該樹脂
蓋１９と前記キャップ本体１８とを嵌合固定する圧入部
２６を有する前記収納容器本体１（１Ａ）内に先端部が
収納される塗布具２０とで構成したことを特徴とする液
体化粧料等の収納容器。 - 【請求項４】 上端部が開口された液体化粧料等が収納
される収納容器本体１Ｂと、この収納容器本体１Ｂの開
口部寄りの内壁面に形成された一対のＬ字状の係止溝１
２、１２と、前記収納容器本体１Ｂの開口部を覆うよう
に嵌合された上部外周部にキャップ嵌合部８および分解
用の治具係止用突起１１が形成された口部材４と、この
口部材４の前記収納容器本体１Ｂと嵌合する外周部位に
形成された前記一対のＬ字状の係止溝１２、１２と係合
する一対の係止片３、３と、前記口部材４に取付けられ
たしごき部材１３と、このしごき部材１３に一体成形さ
れた前記口部材４と前記収納容器本体１Ｂとの間に介装
されたシ―ル部材１６と、前記口部材４のキャップ嵌合
部８に嵌合する前記収納容器本体１Ｂ内に収納される塗
布具２０を有するキャップ１７とからなることを特徴と
する液体化粧料等の収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05062922A JP3086915B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 液体化粧料等の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05062922A JP3086915B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 液体化粧料等の収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245813A JPH06245813A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3086915B2 true JP3086915B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=13214249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05062922A Expired - Fee Related JP3086915B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 液体化粧料等の収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086915B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI749390B (zh) | 2019-08-21 | 2021-12-11 | 日商電化股份有限公司 | 水閘、灌溉裝置、灌溉系統及作物之栽培方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2730911B1 (fr) * | 1995-02-24 | 1997-04-04 | Oreal | Dispositif pour distribuer un produit liquide ou pulverulent comportant un organe d'essorage |
| KR200476610Y1 (ko) * | 2013-12-12 | 2015-03-18 | (주)아모레퍼시픽 | 숄더부재의 오버런 및 분리 방지 구조가 구비된 마스카라 용기 |
| KR200479284Y1 (ko) * | 2015-01-14 | 2016-01-14 | (주)아모레퍼시픽 | 숄더부재의 오버런 및 분리 방지 구조가 구비된 마스카라 용기 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP05062922A patent/JP3086915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI749390B (zh) | 2019-08-21 | 2021-12-11 | 日商電化股份有限公司 | 水閘、灌溉裝置、灌溉系統及作物之栽培方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06245813A (ja) | 1994-09-06 |
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