JP3086788B2 - 防水シートの貼着固定方法 - Google Patents

防水シートの貼着固定方法

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JP3086788B2
JP3086788B2 JP09045925A JP4592597A JP3086788B2 JP 3086788 B2 JP3086788 B2 JP 3086788B2 JP 09045925 A JP09045925 A JP 09045925A JP 4592597 A JP4592597 A JP 4592597A JP 3086788 B2 JP3086788 B2 JP 3086788B2
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幸雄 寺内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビル、家屋等の
建造物における、ALC(軽量気泡コンクリート)等の
コンクリート系パネルで構成される躯体の表面に、防水
層として貼着される防水シートの貼着固定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ALC等のコンクリート系のパネ
ルで構成される躯体の表面に、防水シートを絶縁工法に
よって敷設する際に、防水シートを貼着固定するための
貼着固定用板を、壁面と床面の入隅、壁面と壁面の出
隅、入隅等の隅部に跨がる状態で、前記パネルにビスや
リベット等の固定具で固着したのち、前記貼着固定用板
の表面に前記防水シートを貼着する方法が採用されてい
る。
【0003】上記従来の貼着固定方法における貼着固定
用板は、塩化ビニル鋼板等を用いて多くの場合横断面L
字型に成形した、単体の型材からなり、通常例えば図5
(イ)〜(ハ)に示すようにして用いられる。
【0004】すなわち、図5(イ)は貼着固定用板(11
a)が、壁(r)と床(s)とで形成される入隅部
(a)に沿って固定具(12a)(12a)によって固着さ
れ、前記貼着固定用板(11a)の表面に防水シート(13
a)が貼着された状態を例示するものである。なお、
(11´a)は入隅部(a)以外の部分における貼着固定
用板である。以下同様に、図5(ロ)は貼着固定用板
(11b)が、壁(r)と床(s)上面に敷き詰められた
断熱材(t)とで形成される入隅部(b)に沿って固定
具(12b)(12b)によって固着され、前記貼着固定用
板(11b)の表面に防水シート(13b)が貼着された状
態を示し、また図5(ハ)は貼着固定用板(11c)が、
壁(r)と壁(r´)とで形成される入隅部(c)に沿
って固定具(12c)(12c)によって固着され、前記貼
着固定用板(11c)の表面に防水シート(13c)が貼着
された状態を示す。
【0005】しかしながら、図5(イ)〜(ハ)に示す
固定方法によるものでは、建造物が地震等によって振動
を受けると、コンクリート系パネルからなる壁(r)
(r´)や床(s)がパネル単位で動き、隅部を形成す
る隣接パネルの相対位置が変位して、相互にズレを生じ
るため、上記各図5(イ)〜(ハ)に対応する図6
(イ)〜(ハ)に示すように、隅部に跨がって固着され
ている前記貼着固定用板(11a)〜(11c)が変形した
り、固定具(12a)〜(12c)が剪断力や引張力を受け
て切断しまたは躯体から抜けたり、さらには固着部分で
躯体が破損する等の不具合を生じるという問題があっ
た。とりわけ、図5(ロ)で示すように断熱材(t)を
介して脚の長い固定具(12b)を用いる場合は、図6
(ロ)に示すように固定具(12b)の破損は著しい。
【0006】このような不具合を防止するために、さら
に図5(ニ)〜(ヘ)に示すように、貼着固定用板(11
d)〜(11f)が、壁(r)と床(s)とで形成される
入隅部(d)〜(f)に沿って、前記壁(r)または前
記床(s)のいずれか一方にのみ固定具(12d)〜(12
f)によって固着し、前記貼着固定用板(11d)〜(11
f)の表面に防水シート(13d)〜(13f)を貼着する
方法も採用されている。
【0007】このような場合では、貼着固定用板(11
d)〜(11f)は、隣接パネルの相対位置のズレから直
接影響は受けないものの、強風の際に発生する負圧、ま
たはシート自身の線膨脹による収縮、あるいはシートの
経年変化による自己収縮によって防水シート(13d)〜
(13f)に大きな撓み変形が生じ、上記各図5(ニ)〜
(ヘ)に対応する図6(ニ)〜(ヘ)に示すように、貼
着固定用板(11d)〜(11f)が変形し、さらには防水
シート(13d)〜(13f)に損傷を与え、防水機能を低
下させるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来の問題点を解決し、建造物の防水対象面である
躯体の隅部における防水シートの貼着固定の状態を、隅
部を形成する隣接パネルの相対位置の変化や防水シート
の撓み変形に影響されることなく確実に維持するものと
する防水シートの貼着固定方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
コンクリート系パネルで構成される躯体の表面に絶縁工
法によって防水シートを敷設する際に、隅部を跨がって
固着された貼着固定用板に防水シートを貼着する防水シ
ートの貼着固定方法において、隅部を形成する隣接躯体
の一方の躯体に隅部を跨がるようにして固着される貼着
部材と他方の躯体に固着される貼着押え部材とが、各々
別体に形成され、貼着部材の自由端縁が貼着押え部材の
自由端縁によって覆い隠され、かつ押さえられた状態に
固着することにより貼着固定用板を形成するとともに、
前記貼着固定用板の表面に連続状に防水シートを貼着固
定することを特徴とする防水シートの貼着固定方法を要
旨とする。
【0010】また、この発明の好ましい実施態様は、貼
着部材及び貼着押え部材のうちの少なくとも一方が、そ
の固着側端縁を曲折げられ躯体の表面下に埋設された状
態で躯体に固着された、請求項1に記載の防水シートの
貼着固定方法である。
【0011】この発明における防水シートは、従来の絶
縁工法に常用されているものであればどのような材質の
ものでもよく、例えば軟質塩化ビニル樹脂製シートから
なり、文字通り軟質塩化ビニル樹脂単体のものである
他、ガラス繊維等の無機繊維またはポリエステル繊維等
の有機合成繊維で補強された軟質塩化ビニル樹脂製シー
ト等が好適に用いられる。
【0012】上記防水シートの厚さは通常1.0〜3.
5mmの範囲とするが、厚さが1.0mm未満では太陽
光線の照射や雨水の接触による柔軟性の低下、亀裂の発
生等のいわゆる耐光劣化による耐久度の極端な低下によ
って防水用材料としての実用耐久性が十分に得られなく
なり、また厚さが3.5mmを超えると耐久性は向上す
るものの、耐久性の向上に見合う以上にコスト高となり
不経済であるばかりでなく、施工時に非常に扱いづらい
ものとなる。したがって、防水シートの厚さは好ましく
は1.5〜3.0mmの範囲とする。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、この発明の実施の形態を、
この発明による防水シートの貼着固定の状態を示す図面
に従って説明する。
【0014】まず、この発明において適用される貼着固
定用板(1)は、図1に示すように、各々別体である貼
着部材(2)と貼着押え部材(3)とから構成されるも
のである。そして、これらの横断面形状については、貼
着部材(2)は入隅部(A)を跨がるようになされた略
L字型、貼着押え部材(3)は平板、好ましくは略一文
字型とされ、貼着部材(2)の自由端縁(2a)が貼着
押え部材(3)の自由端縁(3a)によって覆い隠され
かつ押さえられた状態の重なり部(m)が形成されて貼
着固定用板(1)を構成するように、各々が隣接する床
(S)としてのパネル(P1 )と壁(R)としてのパネ
ル(P2 )に固定具(4)(4´)により、入隅部
(A)に沿って固着されるものである。この場合、貼着
部材(2)が断熱層(5)を介して固着されるときは、
脚の長い固定具(4´)が用いられるのはいうまでもな
い。なお、防水シート(6)は、貼着部材(2)の前記
重なり部(m)から離れた位置に貼着される。
【0015】ここで、貼着部材(2)と貼着押え部材
(3)の相対形状について述べると、両者の重なり部
(m)において、貼着押え部材(3)の自由端縁(3
a)に、貼着部材(2)の自由端縁(2a)の厚さに相
当する高さの段差部(j)を設け、両部材(2)及び
(3)の下面が面一となるような相対的な形状を選択す
ることが望ましい。なお、前記両部材の厚さは、例えば
貼着部材(2)では1.0〜2.0mm、貼着押え部材
(3)では0.5〜3.0mmの範囲の厚さとする。
【0016】また、貼着部材(2)の形状については、
図2(イ)に示すように、床(S)上には貼着部材
(2)を、また壁(R)には貼着押え部材(3)を夫々
適用し、前記貼着部材(2)は、その固着側水平部分の
中程に断熱層(5)の厚さに相当する高さの段差部
(k)を設け、その先に水平の固着側端縁(2b)を形
成した、横断面が略Z型の断面形状とすることができ
る。
【0017】さらに、図2(ロ)に示すように、床
(S)上には貼着部材(2)に代えて貼着押え部材
(3)を、また壁(R)には貼着部材(2)を夫々適用
し、貼着押え部材(3)は、その固着側水平部分の中ほ
どに前記断熱層(5)の厚さに相当する高さの段差部
(k´)を設け、その先に水平の固着側端縁(3b)を
形成した、横断面が略Z型の断面形状としてもよい。
【0018】さらにまた、図2(ハ)に示すように、貼
着押え部材(3)には、壁(R)を構成するパネル(P
2 )との相対的な動きを少なくし、固定具(4´)に加
わる剪断力や引張力を軽減する目的で、その固着側端縁
(3b)に折曲げ縁(g)を形成して、前記折曲げ縁
(g)をパネル(P2 )の溝部(h)に埋設して、貼着
押え部材(3)を強固に固定することもできる。なお、
この態様は、防水シート(6)の敷設をパネル(P2 )
の中程までとする敷設形態において採用されるものであ
り、防水シート(6)の上端縁が貼着押え部材(3)の
前記折曲げ縁(g)の手前に位置するように貼着され
る。
【0019】なお、上記貼着固定用板(1)を構成する
貼着部材(2)及び貼着押え部材(3)の材料として
は、一般市販の熱可塑性合成樹脂積層鋼板の他、鉄板や
ステンレス合金板が適用されるが、これに防水シート
(6)を接合する上からは、少なくとも貼着部材(2)
は、前記防水シート(6)と同材質かまたはこれと相溶
性のある熱可塑性合成樹脂を積層した前記熱可塑性合成
樹脂積層鋼板が好適である。そして、貼着部材(2)に
前記熱可塑性合成樹脂積層鋼板を適用する場合はその熱
可塑性合成樹脂を防水シート(6)の貼着固定面とし
て、公知の折曲加工法により板状体から前述の各種所定
の形状に折曲成形されるものである。
【0020】なおまた、貼着押え部材(3)は、通常、
隅部の全長にわたって使用するものとするが、後述の図
4に示すように、これを適度の長さに分割した貼着押え
部材(3´)を、部分的に使用するようにしてもよい。
【0021】上記のように、貼着部材(2)と貼着押え
部材(3)とで構成される貼着固定用板(1)は、見掛
上あたかも貼着部材(2)と貼着押え部材(3)とが連
結され一体化されて隅部に跨がった状態に固着されてい
るが、実際には各々が独立して固定されており、各隣接
パネル(P1 )(P2 )の相対位置が変化した場合、あ
る限度以内の変化であれば、重なり部(m)に掛る変化
は吸収され、両部材(2)及び(3)自体が変形した
り、固定具(4)が剪断力や引張力を受けて切断したり
パネル(P1 )(P2 )から抜けたり、さらには固着部
分でパネル(P1)(P2 )が破損するようなことはな
い。とくに、貼着部材(2)よりも曲げ強度の大きい貼
着押え部材(3)を用いる場合は、貼着押え部材(3)
は貼着部材(2)の変位や変形を抑えるように作用をす
る。
【0022】つぎに、この発明による防水シート(6)
の貼着固定方法を、図3および図4に従って具体的に説
明する。なお、貼着固定用板(1)には塩化ビニル鋼板
を、また防水シート(6)には軟質塩化ビニル樹脂製シ
ートを用いた場合について説明する。
【0023】まず、図3において、塩化ビニル鋼板製の
貼着部材(2)及び貼着押え部材(3)を、断熱層
(5)を介し、貼着部材(2)が入隅部(A)に沿って
これを跨がるように配置して、固定具(4)によりパネ
ル(P1 )に固着し、ついで貼着押え部材(3)を、そ
の自由端縁(3a)によって前記貼着押え部材(2)の
自由端縁(2a)を覆い隠しかつ押さえるように配置し
て、固定具(4´)によりパネル(P2 )に固着する。
【0024】ついで、上記のように構成された塩化ビニ
ル鋼板からなる貼着部材(2)の表面、すなわち塩化ビ
ニル鋼板の塩化ビニル樹脂面に、軟質塩化ビニル樹脂製
シートからなる防水シート(6)を接着手段または溶着
手段を用いて貼着固定する。この場合、貼着部材(2)
上の貼着固定の位置は、貼着部材(2)と貼着押え部材
(3)との重なり部(m)から離れた位置であって、固
着側端縁(2b)とする。その理由は、前記重なり部分
(m)及びその近傍では、防水シート(6)を貼着押え
部材(3)上に貼着固定することなく自由状態におき、
パネル(P1 )及び(P2 )に相対位置の変化により重
なり部(m)における自由端縁(2a)と自由端縁(3
a)にズレが生じても、防水シート(6)には引裂力等
の外部応力が局部的に加わらないようにして、防水シー
ト(6)の破壊を防止するためである。
【0025】また、上記図3に示すごとく長尺の貼着押
え部材(3)を用いる場合のほか、図4に示すように、
短尺の貼着押え部材(3´)を複数個用いて貼着部材
(2)を部分的に押えるようにしてもよい。
【0026】上記のように、夫々別体の貼着部材(2)
及び貼着押え部材(3)とで構成され、躯体(P)の隅
部(A)に跨がるように配置して固着された貼着部材
(2)の表面に防水シート(6)を貼着固定することに
より、躯体(P)のパネル(P1 )及び(P2 )に相対
位置の変化が生じても、重なり部(m)における自由端
縁(2a)と自由端縁(3a)のズレによる貼着固定用
板(1)の変形が少なくなり、しかも固定具(4)に剪
断力や引張力が掛かりくなるので、固定具(4)の切断
や躯体からの抜け、さらには固着部分での躯体の破損が
軽減される。
【0027】従って、この発明の防水シートの貼着固定
方法では、パネル状の躯体の隅部に固着される貼着固定
用板が貼着部材と貼着押え部材との別体で構成されてい
て、躯体の動きや、負圧あるいは防水シート自身の収縮
などによる防水シートの動きによっても簡単に変形した
り固定具が破損、脱落することはないから、このような
貼着固定用板に貼着固定された躯体上の防水シートは、
それ自体損傷を受けることがなく、長期間その防水機能
が損なわれることがない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明は、コンクリー
ト系パネルで構成される躯体の表面に絶縁工法によって
防水シートを敷設する際に、隅部を跨がって固着された
貼着固定用板に防水シートを貼着する防水シートの貼着
固定方法において、隅部を形成する隣接躯体の一方の躯
体に隅部を跨がるようにして固着される貼着部材と他方
の躯体に固着される貼着押え部材とが、各々別体に形成
され、貼着部材の自由端縁が貼着押え部材の自由端縁に
よって覆い隠され、かつ押さえられた状態に固着するこ
とにより貼着固定用板を形成するとともに、前記貼着固
定用板の貼着部材の表面に連続状に防水シートを貼着固
定するようにしたから、パネル状の躯体の隅部に固着さ
れる貼着固定用板が、躯体の動きや負圧による防水シー
トの動きにより簡単に変形したり固定具が破損、脱落す
ることがなく、防水シート自体の損傷が防止できるの
で、防水機能を確実に維持できるという効果がある。
【0029】また、この発明に適用される貼着固定用板
は、貼着部材と貼着押え部材とに分割し別体に形成した
部材から構成するものである以外は、従来の絶縁工法に
おける貼着固定用板と同一の材質、成形加工法を適用す
ることができて製作コストが極めて安価であり、しかも
従来とほぼ同様の施工方法を採用できて作業コストが低
いという利点がある。とりわけ、前記貼着押え部材は、
これを短尺のものにして間隔をあけて躯体に固着し、貼
着部材を部分的に押えるようにすることもできるから、
作業をより簡単にでき、作業コストを一層低減すること
が可能となる。
【0030】さらにまた、この発明においては、貼着固
定板を構成する貼着部材及び貼着押え部材のうちの少な
くとも一方が、その固着側端縁を曲折げられ躯体の表面
下に埋設された状態で躯体に固着されたものとすること
ができるから、そのようになされた貼着部材ないしは貼
着押え部材は強固に躯体に固着され、防水シートの貼着
固定をより確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による防水シートの貼着固定状態を
示す断面図である。
【図2】 この発明に用いられる貼着固定用板の実施態
様を示す断面図であり、図2(イ)〜(ハ)は貼着部材
ないしは貼着押え部材の各変形例を示す。
【図3】 この発明による防水シートの貼着固定の実施
状態を示す断面斜視図である。
【図4】 この発明による防水シートの貼着固定の別の
実施状態を示す断面斜視図であって、貼着押え部材の変
形例による実施状態を示すものである。
【図5】 従来の貼着固定方法を示すもので、図5
(イ)〜(ヘ)は夫々従来例を示す断面図である。
【図6】 図5に示す従来の貼着固定方法における不具
合の状態を、従来例ごとに対応して示す断面図である。
【符号の説明】
1…貼着固定用板 2…貼着部材 3…貼着押え部材 2a、3a…自由端縁 4、4´…固定具 5…断熱層 6…防水シート P…パネル S…床 R…壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 5/00 E04D 11/00 E04B 1/00 501 E04D 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート系パネルで構成される躯体
    の表面に絶縁工法によって防水シートを敷設する際に、
    隅部を跨がって固着された貼着固定用板に防水シートを
    貼着する防水シートの貼着固定方法において、隅部を形
    成する隣接躯体の一方の躯体に隅部を跨がるようにして
    固着される貼着部材と他方の躯体に固着される貼着押え
    部材とが、各々別体に形成され、貼着部材の自由端縁が
    貼着押え部材の自由端縁によって覆い隠され、かつ押さ
    えられた状態に固着することにより貼着固定用板を形成
    するとともに、前記貼着固定用板の表面に連続状に防水
    シートを貼着固定することを特徴とする防水シートの貼
    着固定方法。
  2. 【請求項2】 貼着部材及び貼着押え部材のうちの少な
    くとも一方が、その固着側端縁を曲折げられ躯体の表面
    下に埋設された状態で躯体に固着された、請求項1に記
    載の防水シートの貼着固定方法。
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