JP3086004B2 - 液体ポンプ装置 - Google Patents

液体ポンプ装置

Info

Publication number
JP3086004B2
JP3086004B2 JP03135943A JP13594391A JP3086004B2 JP 3086004 B2 JP3086004 B2 JP 3086004B2 JP 03135943 A JP03135943 A JP 03135943A JP 13594391 A JP13594391 A JP 13594391A JP 3086004 B2 JP3086004 B2 JP 3086004B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
liquid
passage
pump
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03135943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04336073A (ja
Inventor
利彦 木島
邦雄 堀内
広明 押山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP03135943A priority Critical patent/JP3086004B2/ja
Priority to DE69212074T priority patent/DE69212074T2/de
Priority to EP92107771A priority patent/EP0518050B1/en
Publication of JPH04336073A publication Critical patent/JPH04336073A/ja
Priority to US08/012,247 priority patent/US5316440A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3086004B2 publication Critical patent/JP3086004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、血液等の生
物学的流体を搬送する液体ポンプ装置に関する。さらに
詳しくは、本発明は、被送液の乱流を抑制しつつ、低回
転によって良好なポンプ特性を発揮することを可能とす
る液体ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】血液及び血漿等の生物学的流体を搬送す
るターボ型ポンプ装置としては米国特許第458982
2号明細書、特公昭57−23114号公報記載のもの
などが知られている。これらは何れも、遠心力によって
血液を送り出すターボ型のポンプであり、前者は一般的
なオープン型の多翼ベーンの回転によって遠心力を発生
し、後者は複数の円錐状のローテータ間の摩擦力を利用
して遠心力を発生するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】血液の搬送にあたって
最も重要なことは、血液中の赤血球や血小板のごとき有
用な有形成分を破壊しないようにすることと、異物反応
等により、血液が凝固しないようにすることである。有
形成分の破壊については、送液時における血液の乱流の
発生が重要な原因であることが知られており、特公昭5
7−23114号公報に示された血液ポンプでは、複数
の円錐面状のローテータ間の摩擦力によって流体に遠心
力を付与するポンプであり、ローテータ間の血液通路に
乱流が生じ難く有形成分の破壊が少ないポンプとして知
られている(ハイドロダイナミカルアンド ヘモダイナ
ミカル エバレーション オブ ロータリー ブラッド
ポンプズ:インター.ワークショップ オン ロータリ
ー ブラッド ポンプズウイーン 1988 76〜8
1ページ(Hydrodynamical and HemodynamicalEvaluati
on of Rotary Blood Pumps:Inter.Workshop on Rotary
Blood PumpsVienna 1988 pp76-81))。
【0004】しかしながら、この血液ポンプは、一般的
なベーンを用いたポンプに比べるとポンプ効率が悪く、
同サイズのベーン型ポンプに比べ、同等の揚程を発生す
るためには、かなり高い回転数を必要とする。このた
め、回転軸のシール部分に局所的な発熱が生じ、周囲の
血液が変性凝固してしまうという問題が発生する。ま
た、この血液ポンプは、同サイズのベーン型ポンプと同
等の流量を得るためには、複数枚のローテータを必要と
するため、充填に必要な血液量が増加するという欠点が
ある。また、米国特許第4589822号明細書に示さ
れる血液ポンプは、軸シール部の局所発熱を低減するた
めに、中心部に大きな開口部を有するオープン型の多翼
ベーンを用いてシール部周囲の血流速を上げ、さらにヒ
ートシンク構造を付加することを提案している。しか
し、このようなオープン型のベーン型ポンプでは、ベー
ン間で被送液の流れの剥離や逆流が生じ、乱流が発生し
やすいため、赤血球等の血液の有形成分が破壊され易い
という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、体
液充填量を増加させることなく被送体液の乱流の発生を
抑制し、しかも低回転によって良好なポンプ特性を発揮
することを可能とする液体ポンプ装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、液体導入口および液体導出口を有するとともに、
内部に略円形の室を有するハウジングと、放射状に配置
された複数の液体通路を有するとともに、前記ハウジン
グ内に回転可能に収容された回転体と、当該回転体を回
転可能に支持する軸受けとを備える液体ポンプ装置であ
って、前記回転体はカバーとシュラウドとから構成され
ており、当該カバーと当該シュラウドとの間に前記液体
通路が形成され、前記液体通路は、当該通路内の液体流
に沿って断面積が略一定か、もしくは単調に減少するよ
うに形成されていることを特徴とする液体ポンプ装置で
ある。
【0007】前記液体通路はストレート状であることが
好ましい。
【0008】前記液体通路は、その中心軸が前記回転体
の中心軸と75〜90゜の角度をなすように構成されて
なることが好ましい。
【0009】以下、本発明の好適な実施態様について図
1および図2を参照して詳細に説明する。
【0010】図1(a)は、本発明の第1の実施態様に
係る血液ポンプの概略構造を示す図、図1(b)は 図
1(a)のA−A’線における断面を示す図である。
【0011】すなわち、本発明に係る血液ポンプ1は、
血液導入口21および液体導出口22を有するととも
に、内部に略円形の室を有するハウジンク2と、放射状
に配置された複数の血液通路34を有するとともに、前
記ハウジンク内に回転可能に収容された回転体3と、当
該回転体3を回転可能に支持する軸受け4とを備えるも
のである。
【0012】以下、各構成要件について説明する。
【0013】ハウジング2は、血液導入口21から血液
を導入し、内部の室にて血液に遠心力を付与し、血液導
出口22から導出させる作用を有する。
【0014】回転体3は、カバー31と、多極円盤状従
動マグネット32が埋設されたシュラウド33とから構
成されおてり、このカバー31とシュラウド33との間
には、放射状に配置された複数(図示の例では6本)の
血液通路34が形成されている。また、カバー31に
は、血液導入口21からハウジング2内に導入された血
液を、血液通路34へ案内、流入させる血液流入口31
1が設けられている。
【0015】すなわち、ハウジング2内に導入された血
液は、血液流入口311を通じて各血液通路34に分
配、導入され、回転体3の回転により遠心力が付与され
て通路外へ流出し、血液導出口22から導出されるもの
である。
【0016】血液通路34は、横断面が四角形状を呈
し、さらに軸方向には湾曲状を呈する管状構造をなして
いる。血液通路34の横断面形状は、図示の例に限定さ
れるものではなく、例えば、円形状あるいは四角形以外
の多角形状等でもよい。
【0017】しかしてこの血液通路34は、断面積が通
路内の血液流に沿って単調に減少するように構成されて
いる。このため、通路内の血液流は加速流となり、流れ
の剥離が生じにくく、乱流の発生が抑制される。このよ
うな構成によれば、低回転力で十分な搬送効果を有する
ので、血液充填量を増加させることなく、後述するシー
ル装置5の摩擦熱に起因する被送血液の局所加熱を好適
に抑えることができ、しかも、良好なポンプ特性を発揮
することが可能になる。
【0018】また、血液通路34は、その中心軸が回転
体3の中心軸と約75〜90゜の角度(図示の例では、
90゜)をなすように構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、血液充填時に、血液通路34
内に存在する気泡をハウジンク2内上方まで誘導して、
血液導入口21から除去しやすいため好ましい。
【0019】血液通路34の断面積の減少率(通路出口
端の断面積に対する通路入口端の断面積の割合)として
は、50%以下であることが望まれる。
【0020】さらに、各血液通路34は、それぞれのな
す角度が全て等しくなるよう配置されることが好まし
い。また、血液通路34の本数は、特に限定されるもの
ではないが、通常、2〜12本とされることが望まれ
る。
【0021】シュラウド33の血液流入口311を臨む
位置には、血液流入口311から流入した血液を分流さ
せ、各血液通路34へ効率よく血液を分配、案内させる
ための円錐状の突起部331が形成されている。ここ
で、突起部331の傾斜面のなす角度は、中心軸に対し
て10〜80゜程度であることが好ましい。また、突起
部331の底部直径は、血液流入口311の口径の1/
1〜1/4程度であることが好ましい。
【0022】次に、軸受け4について説明する。
【0023】軸受け4は回転体3をハウジング内におい
て回転可能に支持するものであり、前記シュラウド33
に固定されたシャフト41と、前記ハウジンク2内部底
面に設置されたボールベアリング装置42により構成さ
れている。ボールベアリング装置42とハウジンク2
は、シール装置5によって液密に隔絶されていることが
好ましい。
【0024】シール装置5としては、図示のようなリッ
プシールに限定されず、弾性部材とカウンターフェース
を用いたフェースシール、あるいは摺動部材とカウンタ
ーフェースを用いたメカニカルシール等を適用してもよ
い。
【0025】また、ボールベアリング装置42のかわり
に、滑り軸受等を用いることも可能である。
【0026】一方、回転体3を回転駆動するための回転
トルクは、外部モータ6の回転軸と同軸に固定された駆
動マグネット7から従動マグネット32に伝達される。
これにより、外部モータ6の回転に伴って回転体3が回
転し、血液導入口21から導入された血液は、回転体3
の血液流入口311を通過し、さらに放射状に配置され
た複数の血液通路34を通過して遠心力が付与され、血
液導出口22から導出される。なお、外部モータ6を、
偏平型のステータコイルのみで構成し、従動マグネット
32をステータコイルにて直接駆動する偏平型ブラシレ
スモータ構造とすることも可能である。
【0027】次に、本発明の他の実施態様について図2
を参照して説明する。
【0028】図2(a)は本発明の他の実施態様の血液
ポンプ装置の概略構造を示す図であり、図2(b)は図
2(a)のA−A’線における断面を示す図である。
【0029】図2に示す実施態様と、図1に示す実施態
様との相違は、血液通路34を、ストレート状を呈し、
かつ断面積が通路内の血液流に沿って略一定となるよう
に構成した点である。このようにすることにより、図1
に示す血液ポンプ装置に比べて、血液充填量をほぼ同等
とし、しかもより高いポンプ特性を発揮することが可能
になる。その他の構成は、図1に示す実施例と同様であ
るので、その説明は省略する。
【0030】なお、本発明の血液ポンプは、図1に示す
血液通路34が湾曲状を呈し、かつ断面積が単調に減少
するよう構成したもの、および図2に示す血液通路34
がストレート状を呈し、かつ断面積が通路内の血液流に
沿って略一定となるように構成したものに限らず、血液
通路34がストレート状を呈しかつ断面積が単調に減少
するよう構成したもの、あるいは血液通路34が湾曲状
を呈しかつ断面積が略一定となるよう構成したものでも
ほぼ同様の効果を有する。
【0031】また、軸受け構造も図1および図2に示す
構造に限定されることなく、例えばシャフト41がハウ
ジンク2内に固定され、ボールベアリング装置42およ
びシール装置5がシュラウド33内に配置されていても
よく、また、駆動装置と従動装置がマグネットを介さず
直接接続されていてもよい。
【0032】また、送液される液体も血液に限定される
ものではなく、熱によって変性しやすい物質を含む液体
であれば、どのような液体に適用してもよい。
【0033】次に、より具体的な実施例を示して、本発
明をさらに詳細に説明する。
【0034】
【実施例】
[実施例1]図1に示す血液ポンプ装置を製造した。 〈ハウジング〉 ・材質 アクリル樹脂 ・ハウジンク内径 84mm ・血液充填量 50cc ・血液導入口内径 8mm ・血液導出口内径 8mm 〈回転体〉 ・材質 ポリカーボネート樹脂 ・血液流入口内径 19mm ・血液通路本数 6本 (等角度をなすよう配置) ・血液通路の流入開口の断面積 50mm2 ・血液通路の流出開口の断面積 33mm2 ・液体通路の中心軸と回転体の中心軸のなす角度 90゜ ・突起部の傾斜面のなす角度 45゜ ・突起部の底部直径 15mm ・従動マグネット 外径70mm、内径32mm、厚さ8mmの6 極着磁フェライトマグネット 〈外部駆動装置〉 ・モータ 90W ブラシレスDCモータ ・駆動マグネット 外径70mm、内径32mm、厚さ10mmの 6極着磁フェライトマグネット (マグネット間隔8.5mm)
【0035】[比較例]特公昭57−23114号記載
の血液ポンプ(Biomedicas社製、モデルBP
80)を用いた。なお、この血液ポンプの血液充填量は
80ccであった。
【0036】[ポンプ効率の測定]これらの血液ポンプ
装置を、被送液としてヘマトクリット値43%の血液
1.8リットルを用い、400mmHg、3L/min
の条件で運転させたところ、その動作点での、実施例1
の血液ポンプの回転数は2370rpm、比較例の血液
ポンプの回転数は2900rpmであった。これによ
り、本発明の血液ポンプは、比較例のポンプに比べて、
同様の吐出圧力を得るために、血液充填量を格段に減少
させることができるとともに、低回転で運転できること
が確認された。
【0037】[溶血率の測定]これらの血液ポンプ装置
を、被送液としてヘマトクリット値43%の血液1.8
リットルを用い、400mmHg、3L/minの条件
で運転させ、経時的な溶血率(血液中のフリーヘモグロ
ビン濃度)を測定した。その結果を図3に示す。
【0038】図3より明らかなように、本発明に係る実
施例1の血液ポンプは、比較例の血液ポンプとほぼ同程
度に低い溶血特性を有することが確認された。なお、図
中、controlは、搬送処理されていない血液中の
溶血率を示すものである。
【0039】[実施例2]図2に示す血液ポンプを作成
した。 〈ハウジング〉 ・材質 アクリル樹脂 ・ハウジンク内径 84mm ・血液充填量 47cc ・血液導入口内径 8mm ・血液導出口内径 8mm 〈回転体〉 ・材質 ポリカーボネート樹脂 ・血液流入口内径 19mm ・血液通路本数 6本 (等角度をなすように配置) ・血液通路の流入開口の断面積 32mm2 ・血液通路の流出開口の断面積 32mm2 ・液体通路の中心軸と回転体の中心軸のなす角度 80゜ ・突起部の傾斜面のなす角度 45゜ ・突起部の底部直径 10mm ・従動マグネット 外径70mm、内径32mm、厚さ8mmの6 極着磁フェライトマグネット 〈外部駆動装置〉 ・実施例1と同様のもの。
【0040】[ポンプ特性の測定]実施例1および2の
血液ポンプを用いて4cpグリセリン溶液を送液し、ポ
ンプ特性を測定した。なお、測定は、回転数、ポンプ流
量を変えることにより行った。その結果を図4(a)お
よび図4(b)に示す。図4(a)および図4(b)か
ら明らかなように、本発明に係る血液ポンプのいずれも
が良好なポンプ特性を発揮した。
【0041】
【作用】以上のように本発明に係る液体ポンプは構成さ
れているので、液体導入口21から導入された液体は、
回転体3の液体流入口311を通過し、さらに放射状に
配置された複数の液体通路34を通過して遠心力が付与
され、液体導出口22から導出される。この際、前記液
体通路34は、通路内の液体流に沿って断面積が略一定
か、もしくは単調に減少するように形成されているの
で、液体の流れは等速流もしくは加速流となり、流れの
剥離が生じにくく、液体充填量を増加させることなく乱
流の発生を抑制することができ、従って血液中の有形成
分の破損が抑制される。さらに、液体通路34がストレ
ート形状であれば、ポンプ特性を低下させることなく、
より体液充填量を減少させることができる。また、液体
通路34の中心軸が回転体3の中心軸と75〜90゜の
角度をなすように構成されていれば、ポンプ特性を低下
させることなく、気泡抜け性を良好とすることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の液体ポ
ンプ装置は、液体導入口および液体導出口を有するとと
もに、内部に略円形の室を有するハウジングと、放射状
に配置された複数の液体通路を有するとともに、前記ハ
ウジング内に回転可能に収容された回転体と、当該回転
体を回転可能に支持する軸受けとを備える液体ポンプ装
置であって、前記回転体はカバーとシュラウドとから構
成されており、当該カバーと当該シュラウドとの間に前
記液体通路が形成され、前記液体通路は、当該通路内の
液体流に沿って断面積が略一定か、もしくは単調に減少
するように形成されていることを特徴とするので、液体
の流れは等速流もしくは加速流となり、流れの剥離が生
じにくく、液体充填量を増加させることなく乱流の発生
を抑制することができ、従って血液中の有形成分の破損
が抑制される。さらに、液体流路がストレート形状であ
れば、ポンプ特性を低下させることなく、より液体充填
量を減少させることができる。また、液体通路の中心軸
が回転体の中心軸と75〜90°の角度をなすように構
成されていれば、ポンプ特性を低下させることなく、気
泡抜け性を良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様に係る血液ポンプの概略構造
を示す図である。
【図2】本発明の他の実施態様に係る血液ポンプの概略
構造を示す図である。
【図3】本発明の実施例の血液ポンプおよび比較例の血
液ポンプの溶血特性を示す図である。
【図4】本発明の実施例の血液ポンプおよび他の実施例
の血液ポンプのポンプ特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/10 F04D 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体導入口および液体導出口を有すると
    ともに、内部に略円形の室を有するハウジングと、 放射状に配置された複数の液体通路を有するとともに、
    前記ハウジング内に回転可能に収容された回転体と、 当該回転体を回転可能に支持する軸受けとを備える液体
    ポンプ装置であって、 前記回転体はカバーとシュラウドとから構成されてお
    り、当該カバーと当該シュラウドとの間に前記液体通路
    が形成され、 前記液体通路は、当該通路内の液体流に沿って断面積が
    略一定か、もしくは単調に減少するように形成されてい
    ることを特徴とする液体ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記液体通路はストレート状である請求
    項1記載の液体ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記液体通路は、その中心軸が前記回転
    体の中心軸と75〜90°の角度をなすように構成され
    てなる請求項1または2に記載の液体ポンプ装置。
JP03135943A 1991-05-10 1991-05-10 液体ポンプ装置 Expired - Lifetime JP3086004B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03135943A JP3086004B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 液体ポンプ装置
DE69212074T DE69212074T2 (de) 1991-05-10 1992-05-08 Flüssigkeitspumpe
EP92107771A EP0518050B1 (en) 1991-05-10 1992-05-08 Liquid pump apparatus
US08/012,247 US5316440A (en) 1991-05-10 1993-02-01 Blood pump apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03135943A JP3086004B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 液体ポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04336073A JPH04336073A (ja) 1992-11-24
JP3086004B2 true JP3086004B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=15163475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03135943A Expired - Lifetime JP3086004B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 液体ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086004B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019070048A1 (ja) * 2017-10-06 2019-04-11 テルモ株式会社 体外循環型血液ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04336073A (ja) 1992-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5316440A (en) Blood pump apparatus
JP3012308B2 (ja) 使い捨て式ポンプ作用ユニット
US4589822A (en) Centrifugal blood pump with impeller
US4606698A (en) Centrifugal blood pump with tapered shaft seal
JP3085835B2 (ja) 血液ポンプ
JP2869886B2 (ja) 遠心血液ポンプ
US8517699B2 (en) Centrifugal pump with offset volute
US6719791B1 (en) Device for the axial transport of fluid media
US5290236A (en) Low priming volume centrifugal blood pump
EP0518050B1 (en) Liquid pump apparatus
JP3086004B2 (ja) 液体ポンプ装置
JPH0571490A (ja) 液体ポンプ装置
JP3247716B2 (ja) 血液ポンプ
JP3247718B2 (ja) 血液ポンプ
JP3247717B2 (ja) 血液ポンプ
JP2003070906A (ja) 人工ポンプ用アクチュエータ
JP2000227086A (ja) 自吸式ポンプ
CA1249748A (en) Centrifugal blood pump with tapered seal
CN221181386U (zh) 转子、驱动装置及血泵
CN217545810U (zh) 心脏手术泵血电机
JP2002039087A (ja) マグネットポンプ
JP2009007959A (ja) 遠心ポンプ
JPH09222089A (ja) 水槽用ポンプ
JP2001054568A (ja) 血液ポンプ
JP2001252351A (ja) 血液ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070707

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10