JP3085591U - ヘッドボックス昇降型ブラインド - Google Patents

ヘッドボックス昇降型ブラインド

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JP3085591U
JP3085591U JP2001006975U JP2001006975U JP3085591U JP 3085591 U JP3085591 U JP 3085591U JP 2001006975 U JP2001006975 U JP 2001006975U JP 2001006975 U JP2001006975 U JP 2001006975U JP 3085591 U JP3085591 U JP 3085591U
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head box
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lifting
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lowering
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之則 千坂
俊 竹松
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Nichibei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドボックスを昇降することによりスラッ
トを昇降させるヘッドボックス昇降型ブラインドにおい
て、ブラインド下方の開口枠の床面の清掃を容易に行う
ことができるようにする。 【解決手段】 昇降コード30を昇降させることによっ
て昇降可能なヘッドボックス22と、ヘッドボックス2
2から垂下するラダーテープ42によって整列状態に支
持される複数のスラット44と、スラット列の下端に配
置されるボトムレール46と、を有し、ヘッドボックス
22が昇降コード30によって最上昇位置まで上昇した
時に、ボトムレール46は開口枠10の床面14から上
方の位置に位置づけられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ヘッドボックスを昇降することによりスラットを昇降させるヘッド ボックス昇降型ブラインドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のヘッドボックス昇降型ブラインドとしては、例えば、特開平9 −296667号公報や特開平9−310569号に示されるものがある。
【0003】 これらのヘッドボックス昇降型ブラインドは、昇降コードを昇降させることに よって昇降可能なヘッドボックスと、ヘッドボックスから垂下するラダーテープ によって整列状態に支持される複数のスラットと、スラット列の下端に配置され るボトムレールと、を有している。
【0004】 さらに、特開平9−296667号公報に記載されたヘッドボックス昇降型ブ ラインドでは、ヘッドボックスの上方に配置される上枠に、制御器と、制御器か らの制御信号を無線電送する送信器と、制御器から電力が供給される給電コネク タとを設け、ヘッドボックス内に、スラットを回転させる回転ドラムを回転駆動 可能な第2モータと、送信器からの制御信号を受信して第2モータに伝達する受 信器と、受信器及び第2モータに電力を供給するバッテリと、バッテリに接続さ れた受電コネクタとを設け、バッテリにはヘッドボックスが最上昇位置まで上昇 した際に、給電コネクタと受電コネクタとが接続することにより電力が供給され る。
【0005】 また、例えば特開平9−310569号公報に記載されたヘッドボックス昇降 型ブラインドでは、ヘッドボックス内に、角度調節軸と、該角度調節軸の回転に 基づいてラダーテープを介してスラットを回動させるスラット角度調節装置と、 ヘッドボックスの昇降に伴って正逆回転する伝達軸を設け、該伝達軸を角度調節 軸に接続するとともに、伝達軸と角度調節軸との間には伝達軸の正逆回転により 、スラットが垂直方向に回動されるまでの間、伝達軸の回転を角度調節軸に伝達 するクラッチ装置を介在させている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような公知のヘッドボックス昇降型ブラインドにおいては、 ヘッドボックスが昇降する一方で、ボトムレールは常時、開口枠の床面に位置し ており、昇降はしない。そのために、開口枠内を清掃する時に、ボトムレールが 邪魔になりブラインド下方の開口枠の床面を清掃することができないという課題 があった。
【0007】 本考案は、かかる課題に鑑みなされたもので、ブラインド下方の開口枠の床面 の清掃を容易に行うことができるヘッドボックス昇降型ブラインドを提供するこ とをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の考案は、昇降コードを昇降させるこ とによって昇降可能なヘッドボックスと、ヘッドボックスから垂下するラダーテ ープによって整列状態に支持される複数のスラットと、スラット列の下端に配置 されるボトムレールと、を有し、開口枠に設置されるヘッドボックス昇降型ブラ インドにおいて、前記ヘッドボックスが昇降コードによって最上昇位置まで上昇 した時に、ボトムレールは開口枠の床面から上方の位置に位置づけられることを 特徴とする。
【0009】 ボトムレールが床面から上方の位置に位置づけられるので、ボトムレールと床 面との間に空間を形成することができ、開口枠の床面の清掃を容易に行うことが できる。
【0010】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載のものにおいて、前記昇降コード が開口枠の上枠から昇降可能に垂下され、前記ラダーテープの下端がボトムレー ルに連結されており、開口枠の上枠と床面との間の長さよりも、ラダーテープの 上下方向の全長の方が小さく設定されることを特徴とする。
【0011】 ヘッドボックスが最上昇位置である上枠の所まで上昇したときに、ヘッドボッ クスから垂下されるラダーテープの下端は、床面よりも高い位置にくるために、 ラダーテープの下端に連結されるボトムレールは、床面から上方の位置に位置づ けられることとなる。
【0012】 また、請求項3記載の考案は、請求項2記載のものにおいて、床面からは、ボ トムレールを常時正面から覆い隠すための目隠し部が立設されることを特徴とす る。
【0013】 目隠し部が、ボトムレールと床面との間に生じる空間を正面から覆い隠すこと ができ、ヘッドボックスが最上昇位置まで上昇した時の見栄えを良好にし、そこ からの光漏れを防止することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いて本考案の実施の形態を説明する。
【0015】 図において、開口枠である窓枠10にヘッドボックス昇降型ブラインド20が 設置されており、窓枠10内をヘッドボックス昇降型ブラインド20のヘッドボ ックス22が上下方向に昇降可能となっている。
【0016】 詳細には、窓枠10の上端部に固定される上枠12内に、モータ24が内蔵さ れており、モータ24の出力軸は、上枠12内に回転可能に軸支される昇降軸2 6に連結されている。昇降軸26の両端部には、昇降軸26と一体回転する巻取 ドラム28、28が連結されており、巻取ドラム28、28には、昇降コード3 0、30の上端が固着されており、昇降コード30、30は巻取ドラム28、2 8に巻取り及び巻解き可能となっている。
【0017】 昇降コード30、30の下端側は上枠12から垂下されており、その下端は、 ヘッドボックス22に固着される。また、上枠12の両端部には、ガイドコード 32、32の上端が固着されており、ガイドコード32、32の下端は、窓枠1 0の床面14に固着される。
【0018】 ヘッドボックス22内には、その両端部にプーリ34、34が配置される。該 プーリ34、34には、ヘッドボックス22の両端部内に進入した前記ガイドコ ード32、32が巻き掛けられている。また、プーリ34、34は、クラッチ機 構36、36を介して、ヘッドボックス22内で回転可能に軸支される回転軸3 8に連結される。クラッチ機構36は、プーリ34の回転を所定角度の範囲内で 回転軸38へと伝達する役割を果たしている。回転軸38の適所には、回転軸3 8と一体回転する回転ドラム40、40、…が連結されており、各回転ドラム4 0には、ラダーテープ42の上端が固着されている。回転ドラム40の回転に併 せて、ラダーテープ42が傾動し、ラダーテープ42の前側と後側とが相対的に 上下にずれて、ラダーテープ42の前側と後側を連結する複数の梯子段部が傾斜 するようになっている。ラダーテープ42の各梯子段部には、スラット44が載 置されて、複数のスラット44がラダーテープ42によって整列状態に支持され る。ラダーテープ42の下端は、ボトムレール46に連結される。
【0019】 前記ラダーテープ42の上下方向の全長は、窓枠10の上枠12と床面14と の間の長さよりも小さくなるように設定される。
【0020】 窓枠10の床面14からは、畳み込まれたスラット44を保持する複数のスラ ット保持板48がヘッドボックス昇降型ブラインド20の前側と後側に立設され ている。また、スラット保持板48よりも前側に、ボトムレール46を正面側か ら覆い隠し、畳み込まれたスラット44の少なくとも一部を覆い隠すための目隠 し部である化粧板50が床面14から立設されている。但し、化粧板50は図1 、3及び5においては、仮想線で示している。
【0021】 以上のように構成されるヘッドボックス昇降型ブラインド20において、ヘッ ドボックス22の昇降は、従来と同様に、モータ24を駆動することにより行う 。即ち、モータ24を駆動して昇降軸26を回転させると、巻取ドラム28、2 8が回転して、モータ24の回転方向に応じて、昇降コード30を巻取ドラム2 8から巻解くか、または昇降コード30を巻取ドラム28に巻取る。こうして、 上枠12から垂下される昇降コード30が昇降するので、昇降コード30の下端 に連結されたヘッドボックス22が昇降する。
【0022】 また、ヘッドボックス22の昇降に伴って、ガイドコード32、32がヘッド ボックス22内のプーリ34、34を所定の方向に回転させるので、クラッチ機 構36によって、回転軸38に回転が所定角度の範囲で伝達される。この回転軸 38の回転に応じて、回転ドラム40が回転して、ラダーテープ42を傾動させ 、このラダーテープ42の傾動に応じてスラット44が回転するようになってい る。従って、スラット44を所望の角度だけ回転にしたい場合には、ヘッドボッ クス22が停止した状態から若干、その角度の方向に応じて、モータ24を駆動 して、ヘッドボックス22を昇降させることにより、スラットを所望の角度に調 整することができる。
【0023】 図3及び図4は、図1及び図2から昇降コード30が巻取ドラム28から巻解 かれていった状態を示しており、ヘッドボックス22が下降し、これに伴い、ス ラット44が下方から畳み重ねられている。このとき、化粧板50によって、畳 み重ねられたスラット44が隠されるので、見栄えが良好となっている。こうし て、窓枠10内の開口を大きく開けることができる。
【0024】 逆に、昇降コード30を巻取ドラム28に巻き取っていくと、図5及び図6に 示すように、ヘッドボックス22が上昇して、これに伴い各スラット44の間隔 がラダーテープ42の梯子段部の間隔によって決められた上下間隔で整列状態で 支持される。この状態で、スラット44を回転して、各スラット44を垂直に近 くなるまで回転させると、窓枠10内の開口を遮蔽することができ、また、スラ ット44を水平にすると、窓枠10内の開口から光を透過させることができる。
【0025】 ラダーテープ42の上下方向の全長は、窓枠10の上枠12と床面14との間 の長さよりも小さいために、図5及び図6に示すように、ヘッドボックス22が 最上昇位置まで上昇した時に、ボトムレール46は、床面14よりも上方の位置 に位置づけられる。よって、ボトムレール46と床面14との間に空間が形成さ れるために、化粧板50を乗り超えて、ボトムレール46の下方の床面14を清 掃することが容易にできるようになる。また、化粧板50があるために、ボトム レール46と床面14との間に形成される空間は正面から見えないために、ヘッ ドボックス上昇時の全体の見栄えが悪くなることはなく、また、そこからの光漏 れを防止することができる。
【0026】 尚、以上の実施形態において、ヘッドボックス22を昇降させるための昇降コ ード30の配回しは一例であり、これに限るものではない。同様に、スラット4 4を回転させるためのガイドコード32の配回しも一例であり、これに限るもの ではない。従来公報(例えば、特開平9−296667号公報や特開平9−31 0569号)と同様の構成によって、ヘッドボックスの昇降及びスラットの回転 をさせることができる。また、ヘッドボックスの昇降は、モータを用いた電動式 で説明を行ったが、手動式であっても勿論よい。
【0027】 また、窓枠をブラインドよりも正面側に延長して、高さを持たせることができ る場合(図7)や、窓枠の床面が他の床面よりも一段低くなった溝底となってい る場合(図8)などは、これらの窓枠や溝壁を目隠し部50として使用すること が可能である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ボトムレールを床面から上昇させた位 置に位置づけることができるため、ボトムレールと床面との間に空間を形成する ことができ、開口枠の床面の清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘッドボックス昇降型ブラインドの実
施形態を表す正面図であり、ヘッドボックスが中間位置
にある状態を表す。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案のヘッドボックス昇降型ブラインドの実
施形態を表す正面図であり、ヘッドボックスが最下降位
置にある状態を表す。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本考案のヘッドボックス昇降型ブラインドの実
施形態を表す正面図であり、ヘッドボックスが最上昇位
置にある状態を表す。
【図6】図5の側面図である。
【図7】目隠し部の他の例を表す図6相当図である。
【図8】目隠し部のさらに他の例を表す図6相当図であ
る。
【符号の説明】
10 窓枠(開口枠) 12 上枠 14 床面 20 ヘッドボックス昇降型ブラインド 22 ヘッドボックス 30 昇降コード 42 ラダーテープ 44 スラット 46 ボトムレール 50 化粧板(目隠し部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降コード(30)を昇降させることに
    よって昇降可能なヘッドボックス(22)と、ヘッドボ
    ックス(22)から垂下するラダーテープ(42)によ
    って整列状態に支持される複数のスラット(44)と、
    スラット列の下端に配置されるボトムレール(46)
    と、を有し、開口枠(10)に設置されるヘッドボック
    ス昇降型ブラインドにおいて、 前記ヘッドボックス(22)が昇降コード(30)によ
    って最上昇位置まで上昇した時に、ボトムレール(4
    6)は開口枠(10)の床面(14)から上方の位置に
    位置づけられることを特徴とするヘッドボックス昇降型
    ブラインド。
  2. 【請求項2】 前記昇降コード(30)が開口枠(1
    0)の上枠(12)から昇降可能に垂下され、前記ラダ
    ーテープ(42)の下端がボトムレール(46)に連結
    されており、開口枠(10)の上枠(12)と床面(1
    4)との間の長さよりも、ラダーテープ(42)の上下
    方向の全長の方が小さく設定されることを特徴とする請
    求項1記載のヘッドボックス昇降型ブラインド。
  3. 【請求項3】 床面(14)からは、ボトムレール(4
    6)を常時正面から覆い隠すための目隠し部(50)が
    立設されることを特徴とする請求項2記載のヘッドボッ
    クス昇降型ブラインド。
JP2001006975U 2001-10-25 2001-10-25 ヘッドボックス昇降型ブラインド Expired - Lifetime JP3085591U (ja)

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