JP3084815U - ホースリール構造体 - Google Patents

ホースリール構造体

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JP2001006198U
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Inventor
久仁彦 田中
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田中 綾美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホースリールを使用頻度の高い場所に簡単に
地下に収納することができ、邪魔にならず外観上もすっ
きりしたホースリール構造体を提供する。 【解決手段】 中空枠体1と、この枠体1の一側端に開
閉自在に取り付けた蓋板2と、蓋板2の内側に取り付け
たホースリール3とからなり、蓋板2の外面が地表面1
2又は建造物の一部を構成する。好ましくは、蓋板2を
地表面12に対して0°から90°の開き角度に係止す
るレバー部材4を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ホースリール構造体に関する。より特定すれば、ホースリールを不使 用時は地下に収納しておき、蓋の開閉だけで簡単に使用可能状態にセッティング できるようにした地下埋設型ホースリール構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ホースリールは、巻き軸が回転可能に支持枠に軸支されており、その巻 き軸にホースを巻き付けるようになっている。ホースを使用しないときは、通常 この支持枠を地表の片隅や納戸など邪魔にならない場所に置いておき、散水や洗 車等に使用するときは、その場所まで持ち運んで給水管に接続セッティングする 。又使用頻度の高い場所の近くに常時置いておくのが便利であるが、邪魔になり 、目立つという問題もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案はホースリールを使用頻度の高い場所、例えばガレージの一隅や 庭の中央部等に簡単に収納することができ、又邪魔にならず外観上もすっきりし たホースリール構造体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、四つの側板からなる略四角形状の中空枠体と、この枠体の一側端に 開閉自在に取り付けた蓋板と、この蓋板の内側に取り付けたホースリールとを一 体的に組み合わせてなるホースリール構造体であって、その蓋板の外面が地表面 又は建造物の表面の一部を構成するように埋没して使用するものである。
【0005】 好ましい実施例では、前記蓋板を地表面に対して90°未満の開き角度に固定す るためのレバー部材を備える。このレバー部材の一端は枠体を構成する側板の一 つに軸支されており、蓋板を閉じた状態でレバー部材が枠体の内部に収納され、 蓋板を開いた状態でレバー部材の他端を蓋板の内側に係合させることにより蓋を 半開きの状態に固定できるようにする。又このレバー部材は2つのリンク部材が 互いに回転可能に軸連結され、その軸連結部に近接する箇所に各リンク部材が互 いに直線状に連なる状態を維持する固定手段を備えており、一方のリンク部材の 一端が蓋板の内側に、他方のリンク部材が側板の一つに軸支され、蓋板を閉じた 状態では各リンク部材が折り畳まれて枠体の内部に収納され、蓋板を開いた状態 で両リンク部材が実質上直線状に維持されるようにしてもよい。
【0006】 又円筒形状又は多角形状の中空枠体と、この枠体に開閉自在に取り付けた蓋板と 、この蓋板の内側に取り付けたホースリールとからなるホースリール構造体であ って、前記蓋板の外面が地表面又は建造物の表面の一部を構成するように埋没し て使用するものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0008】 図1は、本考案の説明図を示すものであって、Aは本考案の構造体の基本構成を 示す概略図でホースリールを省略した説明用斜視図、Bは蓋板を閉じたの状態の 側面図、CはBの正面図を示す。図に示すように、枠体1は、四つの側壁からな る略四角形状の両側に開口を持つ中空体からなっている。枠体1は、地上に開口 した四角い穴に埋没されており、上端11が地表面12に位置している。そして 、枠体1によって形成された上方側の開口部を閉じるため蓋板2が備えられてお り、枠体1の上端11にはこの蓋板2を受けるための蓋板受け枠が設けられてい る。このように構成することによって、蓋体2の外面が地表面12の一部を構成 するようになっている。又蓋板2は枠体1に対して回転可能に軸支されており、 枠体1の一つの側壁には軸21が、蓋板2にはその軸21を受ける軸受け22が 備えられている。更に蓋板2には軸受け22に対向する位置に、例えば蓋板2の 表面及び裏面に沿った一対の平行棒の両端連結部を蓋板2の一対の孔に嵌合させ てなる取手23が備えられており、その取手23によって蓋板2の開閉が容易な ようになっている。そして、蓋板2の内側面にはホースリール3が取り付けられ ている。このホースリール3は、巻き軸とこの巻き軸を回転可能なように支持す る支持枠31からなっており、この支持枠31が蓋板2の内側面に取り付けられ 、巻き軸が回転可能なようになっている。そして、ホース50を巻き軸に巻き付 けることができるようになっている。又枠体1の一つに蛇口51が備えられてお り、その蛇口51の排水口にホース50が取り付けられている。
【0009】 図2は、本考案の蓋板を開いた状態を示すものであって、Aはその状態の側面図 、BはAの正面図を示す。蓋板2にはレバー部材4が取り付けられており、この レバー部材4は、蓋板2を開いたときにその蓋板2が地表面12に対して90° 未満の位置に固定されるように蓋板2を支えるものである。そのため、レバー部 材4の形状、寸法や材料は、蓋板2とそれに取り付けられたホースリール3によ る荷重の軸力に耐えるように設計されている。第1実施例においては、蓋板2を 180°回転させて蓋板2とホースリール3の位置を固定するものであって、第 2実施例においては、蓋板2を60°程回転させてレバー部材4で蓋板2を支持 させて蓋板2とホースリール3を固定するものである。そのため、第1実施例に 比べて第2実施例の方が、蓋板2を開閉する際の仕事量が少なくて済むため、女 性や子供でも無理なく使用することができるようになっている。
【0010】 上記の実施例では、蓋板2は枠体1に軸支されているが、単に枠体1に設けられ た受け枠に載っているだけでもよい。又蓋板2の外面は地表面12の一部を構成 するようになっているが、例えば、ビルや家屋等の建造物の外壁面の一部を、又 はアスファルト歩道やガレージ敷石等の人工の地表面の一部を構成するようにな っていてもよい。又上記の実施例では、中空枠体1は略四角形状の4つの側板か らなっているが、円筒形状であってもよく、多角形状であってもよい。
【0011】 次にレバー部材4の詳細の説明をする。図3はレバー部材の第1実施例の説明図 を示すものであって、Aは蓋板を閉じた状態の側面図、Bは蓋板を開いた状態の 側面図を示す。第1実施例のレバー部材4は1本の棒部材からなっており、その 一端41が枠体1の一つの上方側に回転可能に軸支されている。図3Aに示すよ うに蓋板2を閉じた状態では、レバー部材4は下方に垂れ下がって枠体1の内部 に収納されている。そして、蓋板2を開いた状態では、レバー部材4を上方に回 転させて蓋板2の内側面に設けられた凹部25にレバー部材4の他端42を適合 させることにより、図3Bに示すように蓋板2を地表面12に対して60°程の 位置に維持できるようになっている。
【0012】 図4はレバー部材の第2実施例の説明図を示すものであって、Aは蓋板を閉じた 状態の側面図、Bは蓋板を開いた状態の側面図を示す。第2実施例のレバー部材 4も1本の棒部材からなっており、その一端41が蓋板2の内面に回転可能に軸 支されている。図4Aに示すように蓋板2を閉じた状態では、レバー部材4は下 方に垂れ下がって枠体1の内部に収納されている。そして、蓋板2を開いた状態 では、図4Bに示すように、レバー部材4の他端42を側板2の内面に固定した 支持部材2Aの凹部に嵌合させ、レバー部材4を固定して蓋板2を地表面12に 対して60°程の位置に維持できるようになっている。
【0013】 図5はレバー部材の第3実施例の説明図を示すものであって、Aは蓋板を閉じた 状態の側面図、Bは蓋板を開いた状態の側面図を示す。このレバー部材4は2つ のリンク部材43、44が互いに回転可能に軸46によって連結され、各リンク 部材43、44が実質上直線状に維持する固定手段45を備えている。そして、 レバー部材4の一端41が蓋板2の内側面に、他端42が枠体1の一つに軸支さ れている。図5Aに示すように蓋板2を閉じた状態では、レバー部材4は折り畳 まれて枠体1の内部に収納されている。そして、蓋板2を開けることによって各 リンク部材43、44は直線状になり、固定手段45で各リンク部材43、44 が回転しないようになっている。この固定手段45は、例えば一方のリンク部材 44の軸46付近に備えられた支持板45からなっている。図5Bに示すように 、蓋板2を開けた際、他方のリンク部材43を一方のリンク部材44に対して、 僅かに折れ曲がったくの字状にし、支持板45によってこれ以上各リンク部材4 3、44が互いに回転せず、安定した状態を維持するようになっている。
【0014】 図6は、本考案の変形実施例の説明図を示すものであって、Aは蓋板を開いた状 態の側面図、BはAの正面図を示す。図に示すように、取手23を掴んで蓋板2 を開け、その蓋板2を裏返して地表面12に載せることにより蓋板2の位置を固 定し、同時にホースリール3の位置も固定することができる。そして、そのホー スリール3からホース50を引き出し、蛇口51から水を排出することによって 、ホース50先端の排水口52から目的の場所に放水できるようになっている。 又ホース50を使用しない際には図1に示すように、ホース50の全部をホース リール3に巻き付け、蓋板2を閉め、ホースリール3を枠体1の内部に収納する 。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るホースリール構造体は、不使用時のホースリールを 簡単に地下に収納することができて、邪魔にならず外観上もすっきりするように したものである。又このホースリール構造体の蓋板にレバー部材を設けることに よって、女性や子供でも簡単に取り扱うことができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の説明図を示す。
【図2】本考案の蓋板を開いた状態を示す。
【図3】本考案におけるレバー部材の第1実施例の説明
図を示す。
【図4】本考案におけるレバー部材の第2実施例の説明
図を示す。
【図5】本考案におけるレバー部材の第3実施例の説明
図を示す。
【図6】本考案の変形実施例の説明図を示す。
【符号の説明】
1 枠体 2 蓋板 3 ホースリール 4 レバー部材 12 地表面 41 レバー部材の一端 42 レバー部材の他端 43、44 レバー部材の各リンク部材 45 固定手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四つの側板からなる略四角形状の中空枠
    体1と、この枠体1の一側端に開閉自在に取り付けた蓋
    板2と、この蓋板2の内側に取り付けたホースリール3
    とからなり、前記蓋板2の外面が地表面又は建造物の表
    面の一部を構成することを特徴とするホースリール構造
    体。
  2. 【請求項2】 前記側板の内側に前記蓋板2を地表面に
    対して0°から90°の開き角度に係止するためのレバ
    ー部材4を備えたことを特徴とする請求項1記載のホー
    スリール構造体。
  3. 【請求項3】 前記レバー部材は2つのリンク部材が互
    いに回転可能に軸連結され、この軸連結部に近接する箇
    所に該各リンク部材が互いに直線状に連なる状態を維持
    する固定手段を備えており、前記レバー部材の一端が前
    記蓋板の内側面に、他端が前記枠体に軸支され、前記蓋
    板を閉じた状態で前記レバー部材が折り畳まれて前記枠
    体の内部に収納され、前記蓋板を開いた状態で前記レバ
    ー部材が実質上直線状に維持されるようにしたことを特
    徴とする請求項2記載のホースリール構造体。
  4. 【請求項4】 円筒形状又は多角形状の中空枠体と、こ
    の枠体に開閉自在に取り付けた蓋板と、この蓋板の内側
    に取り付けたホースリールとからなり、前記蓋板の外面
    が地表面又は建造物の表面の一部を構成することを特徴
    とするホースリール構造体。
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