JP3084797B2 - 冷媒回収再生装置 - Google Patents

冷媒回収再生装置

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JP3084797B2 JP03170668A JP17066891A JP3084797B2 JP 3084797 B2 JP3084797 B2 JP 3084797B2 JP 03170668 A JP03170668 A JP 03170668A JP 17066891 A JP17066891 A JP 17066891A JP 3084797 B2 JP3084797 B2 JP 3084797B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/002Collecting refrigerant from a cycle

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,冷凍機から冷媒を回収
する冷媒回収再生装置,特にその排油タンクに装着する
排油パイプの先端部の構造に関する。
【0002】
【従来技術】冷媒回収再生装置は,車両用空調機などの
冷凍機から冷媒を回収し,再使用に耐える冷媒に再生す
る装置である。即ち,図11に示すごとく,該冷媒回収
再生装置9は,冷媒再生機91と冷媒回収機92とより
なる。冷媒再生機91は,冷凍機8から回収用パイプ8
8を通じて回収冷媒を導入すると共に,該回収冷媒中よ
りオイル80と冷媒808とを分離するためのオイルセ
パレータ910を有する。上記冷媒回収機92において
は,オイルセパレータ910で蒸発分離させた冷媒80
8を,パイプ911により冷却器921に導入し,該冷
却器921により冷却し,回収器922内に回収する。
【0003】一方,上記オイルセパレータ910によ
り,下方に分離されたオイル80は,排油パイプ71を
通じて排油タンク7内に排出される。排油パイプ71
は,キャピラリー72と排油弁73を有する。また,冷
媒を回収される冷凍機8は,周知のごとく,コンプレッ
サ81,コンデンサ82,レシーバ83,減圧弁84,
エバポレータ85よりなる。そして,冷媒回収時には,
前記回収用パイプ88が,コンプレッサ81及び,レシ
ーバ83と減圧弁84との間の循環パイプ87に連結さ
れる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の冷媒回
収再生装置においては,排油パイプ71と排油タンク7
との間に次の問題点がある。即ち,排油パイプ71から
排油タンク7内に,オイルを排出する際には,排出時間
を短縮するため,オイルセパレータ910内の残圧,或
いは排出に必要な初期導入圧,即ち冷媒を回収される冷
凍機8が有している圧力を利用している。そのため,図
12に示すごとく,排油パイプ71の先端部710から
は,勢良くオイル80が噴出する。
【0005】その結果,排油タンク7の油面810が強
く叩きつけられ,同図に波状点線802で示すごとく,
油面が乱れ,排油タンク7内のオイル80が開口部70
より外部へ飛散することになる。また,特に,オイル排
出時に,オイルセパレータ910内のオイル量が少ない
ときには,オイルが排出された時点でもオイルセパレー
タ910内の残圧が高いため,冷媒ガスが排油タンク7
内に噴出することがある。そのため,直接に,加圧され
た冷媒ガスが油面810を叩くことになり,オイル80
が外部へ飛散する。
【0006】また,単に,外部へのオイル飛散を防止す
るためであれば,排油タンク7の開口部70を閉塞すれ
ば良い。しかし,オイル排出時には排油タンク7内の空
気を排出する必要があり,また上記のごとく加圧冷媒が
噴出する際には急速に排油タンク7内の空気或いは冷媒
ガスを排出しなければならない。そのため,排油タンク
7の開口部70は閉塞することができない。本発明はか
かる問題点に鑑み,オイル排出時に排油タンク内のオイ
ルが外部へ飛散することのない冷媒回収再生装置を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,回収冷媒を導入すると共
に該回収冷媒中よりオイルを分離するためのオイルセパ
レータと,分離したオイルを排出するための排油タンク
と,上記オイルセパレータと排油タンクとの間に配設し
た排油パイプと,上記オイルセパレータにおいて分離し
た冷媒を回収する冷媒回収機とよりなる冷媒回収再生装
置において,上記排油パイプには,その先端部に,該排
油パイプから排出されるオイルが排油タンク内の油面を
直撃しないようにした油面プロテクタを設けたことを特
徴とする冷媒回収再生装置にある。本発明において最も
注目すべきことは,排油パイプの先端部に上記油面プロ
テクタを配設したことにある。
【0008】上記油面プロテクタは,オイルが排油タン
ク内に排出される際に,該オイルが排油タンク内の油面
を直撃しないよう構成する。かかる油面プロテクタとし
ては,排油タンク内において,オイルが一旦排油タンク
の横方向或いは上方へ排出されて,その後落下する形式
のものがある(図1,図4,図5〜図9)。或いは,ス
テンレスファイバー,グラスファイバー,セラミックフ
ァイバー等の綿状物を充填した函体などがある(図1
0)。
【0009】
【作用及び効果】本発明の冷媒回収再生装置において
は,排油パイプの先端部に上記油面プロテクタを設けて
いる。そのため,排油パイプの先端部より排油タンク内
に排出されるオイルは,油面を直撃することがない。そ
れ故,オイルは緩やかに排油タンク内に落下し,油面に
大きな乱れを生ずることがない。そのため,排油タンク
内のオイルが外部へ飛散することがない。したがって,
本発明によれば,オイル排出時に排油タンク内のオイル
が外部へ飛散することのない,冷媒回収再生装置を提供
することができる。
【0010】
【実施例】実施例1 本発明の実施例にかかる冷媒回収再生装置につき,図1
〜図3を用いて説明する。本例の冷媒回収再生装置は,
図1に示すごとく,オイルセパレータ910と,排油タ
ンク7と排油パイプ71と,冷媒回収機(図示略)とよ
りなり,上記排油パイプ71の先端部710には,油面
プロテクタ1を設けたものである。上記油面プロテクタ
1は,図1〜図3に示すごとく,下端部11をかしめ封
止したパイプであって,その側面に左右水平方向に向か
う2つの排出口10を有する。そして,該油面プロテク
タ1の上端は,排油パイプ71の先端部710に嵌入固
定してある。
【0011】また,該油面プロテクタ1は,排油タンク
7の開口部70より挿入され,その排出口10は油面8
10よりも上方に位置している。その他の構成は,前記
従来例と同様である。上記のごとく,本例においては,
排油パイプ71の先端部710に油面プロテクタ1を設
けたので,オイルセパレータ910より排出されるオイ
ル80は油面プロテクタ1の排出口10より,矢印で示
すごとく水平方向に噴出する。そして,オイル80は緩
やかに落下する。そのため,排出オイルが油面810を
直撃することがなく,油面に大きな乱れを生ずることが
ない。それ故,排油タンク内のオイル80が外部へ飛散
することがない。
【0012】実施例2 本例は図4,図5に示すごとく,油面プロテクタ2の構
造をかご形としたものである。該油面プロテクタ2は,
天板21と下板22とその間を連結する支柱23とより
なる。また,天板21には,螺合部200を設けた連結
部20を有する。そして,該油面プロテクタ2の連結部
20は,図5に示すごとく,排油パイプ71に対して,
連結パイプ27により螺合固定する。その他は実施例1
と同様である。本例においては,排油パイプ71内から
排出されるオイルは,図5に示すごとく,油面プロテク
タの下板22に衝突した後,水平方向に排出される。そ
のため,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0013】実施例3 本例は,図6,図7に示すごとく,油面プロテクタ31
又は33が,排油タンク7内に排出されるオイル80
を,排油タンク7の側壁701又は天井板702に一旦
衝突させるよう構成したものである。油面プロテクタ3
1は,エルボ形をなし,その先端部310が排油タンク
7の側壁701の近くに開口している。この場合には,
排出オイルは,一旦側壁701に衝突し,その壁面を伝
って落下する。また,油面プロテクタ33は,J形をな
し,その先端部330が排油タンク7の天井板702の
近くに開口している。この場合には,排出オイルは,一
旦天井板702に衝突し,その後落下する。そのため,
上記油面プロテクタ31,33のいずれの場合も,排出
オイルが油面810を直撃することがなく,実施例1と
同様の効果を得ることができる。
【0014】実施例4 本例は,図8に示すごとく,油面プロテクタ35が底面
352と左右排出口351とを有するキャップ体であ
る。その内部にはネジ部355が設けてある。一方,排
油パイプの先端部710には,油面プロテクタ35を螺
着するためのネジ部711が設けてある。また,油面プ
ロテクタ35としては,金属,合成樹脂等で作製する。
そのため,このキャップ状の油面プロテクタ35は,先
端部710に対して容易に着脱できる。本例において
も,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0015】実施例5 本例は,図9に示すごとく,T字状の油面プロテクタ4
を示している。該油面プロテクタ4は,排油パイプ71
に固定するための本体40と,下部に形成した水平パイ
プ41とよりなる。本例においても,排出オイルは,矢
印で示すごとく,水平パイプ41の排出口410より,
排油タンク内に排出される。それ故,実施例1と同様の
効果を得ることができる。
【0016】実施例6 本例は,図10に示すごとく,綿状物56を充填した函
体52により,油面プロテクタ5を構成したものであ
る。即ち,該油面プロテクタ5は,円筒状函体52と,
金網底53と,排油パイプに連結するためのノズル51
とらかなる。また,函体52内には,ステンレスファイ
バーからなる綿状体56を充填してある。本例において
は,排出オイルは,ノズル51より,函体52内に吹き
出される。そして,該オイルは綿状体56内を通る間に
流速を減ぜられ,金網底53より排出される。そのた
め,油面プロテクタ5から排出されるオイルは緩やかに
落下し,油面を直撃しない。なお,上記綿状体は,金鋼
を複数段に積層した,層状物に置き替えることもでき
る。本例においても,実施例1と同様の効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における冷媒回収再生装置の説明図。
【図2】実施例1における油面プロテクタの断面図。
【図3】実施例1における油面プロテクタの斜視図。
【図4】実施例2における油面プロテクタの斜視図。
【図5】実施例2における油面プロテクタの側面図。
【図6】実施例3における油面プロテクタの側面図。
【図7】実施例3における他の油面プロテクタの側面
図。
【図8】実施例4における油面プロテクタの斜視図。
【図9】実施例5における油面プロテクタの斜視図。
【図10】実施例6における油面プロテクタの一部切欠
斜視図。
【図11】冷媒回収再生装置の全体説明図。
【図12】従来の冷媒回収再生装置における排油パイプ
と排油タンクの説明図。
【符号の説明】
1,2,31,33,35,4,5...油面プロテク
タ, 10...排出口, 7...排油タンク, 71...排油パイプ, 80...オイル, 810...油面, 910...オイルセパレータ,
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−169971(JP,A) 特開 昭63−176766(JP,A) 特開 昭64−74390(JP,A) 実開 昭56−115685(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 45/00 F25B 43/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回収冷媒を導入すると共に該回収冷媒中
    よりオイルを分離するためのオイルセパレータと,分離
    したオイルを排出するための排油タンクと,上記オイル
    セパレータと排油タンクとの間に配設した排油パイプ
    と,上記オイルセパレータにおいて分離した冷媒を回収
    する冷媒回収機とよりなる冷媒回収再生装置において,
    上記排油パイプには,その先端部に,該排油パイプから
    排出されるオイルが排油タンク内の油面を直撃しないよ
    うにした油面プロテクタを設けたことを特徴とする冷媒
    回収再生装置。
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JP4903119B2 (ja) * 2007-06-25 2012-03-28 三菱電機株式会社 気液分離器とそれを搭載した空気調和機
JP5492359B2 (ja) * 2011-03-08 2014-05-14 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 冷凍空調機用油の補充装置

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