JP3084525U - 万能スコップ付はさみ - Google Patents

万能スコップ付はさみ

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JP3084525U
JP3084525U JP2001005729U JP2001005729U JP3084525U JP 3084525 U JP3084525 U JP 3084525U JP 2001005729 U JP2001005729 U JP 2001005729U JP 2001005729 U JP2001005729 U JP 2001005729U JP 3084525 U JP3084525 U JP 3084525U
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田鶴子 佐々木
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田鶴子 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多種類、大量の物品の挟持を可能とした万能ス
コップ付はさみの提供 【解決手段】左右の挟持部材によって物を挟むように構
成されるはさみにおいて、一方の挟持部材に凹部を設け
てスコップ状にする

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、あらゆる分野で使用可能な、万能はさみに関するもので、特に、挟 持部材の一方をスコップ状にして、多数の物の保持を容易にしたものである。
【従来の技術】
従来の万能はさみやトングと呼ばれる氷はさみは、図5に示すように挟持部材 の両手部分が同じ形状であった。個別に物を1つずつ挟むことを前提としている ため、左右を同一の形として形成するのが一般で、左右を異なる形にする発想そ のものがなかった。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような左右対称で、しかも、1つの物を均等に左右から挟むこと を想定した挟持部材であると、たくさんの物を挟まなければならないときは、非 常に骨の折れる煩雑な作業となっていた。たとえば、冷たい飲み物を作る場合の 氷の投入とか、大量の落ち葉や枯葉をつかむ場合とか、溝掃除でのごみや雑草、 汚泥の処理、その他火鉢や、釜等への豆練炭や木切れの投入とか、あらゆる生活 の場等においてである。 従って、一度に大量の物を保持、挟持できる部材の開発が望まれていた。 本件考案者は、種々実験の結果、作業効率の良い、優れた万能はさみを開発し たものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案の万能スコップ付はさみは、左右の挟持部材によって物を挟むように構 成されるはさみにおいて、一方の挟持部材に凹部を設けてスコップ状にしたこと を要旨とする。
【0004】 また、本考案の万能スコップ付はさみは、該スコップ部及び又ははさみ部に滑 り止め部を形成したことを要旨とする。
【0005】 さらに、本考案の万能スコップ付はさみは、スコップ部分の周囲をストレート にし、長手方向長さの4分の1以下の幅方向長さを有することを要旨とする。
【考案の実施の形態】
本考案は、物を複数個あるいは大量に掬えるスコップ部と、掬った物が落ちな いように軽く抑える押さえ部材とからなる。両者は、同時に片手で使用できるよ うに、一般には一枚素材を折り曲げて形成したり、別々に形成したものを根元部 分で回動自在に取り付けられるが、これに限定されず、どのような接合方法でも 良い。 素材は、使用目的によって変えることが好ましい。例えば、料理用であれば、 錆びず、軽く火にも強いステンレス等が好ましいであろうし、溝掃除やガーデン 用であれば、樹脂や鉄等でも良いであろう。 形状としては、スコップ部は、中央がくぼんでいて、物をその窪にある程度留 めることができることが必要である。なおスコップ部の全体形状としては、図1 に示すようにほぼ同一幅の縦長い形状もあるであろうし、やや中央が幅広で先端 と根元が幅狭くなったものもあるであろうし、先端から根元に行くほどにだんだ んに広くなっているものもあるであろう。用途により変形させることが可能であ る。 対応するはさみ部は、スコップ部で掬った物を軽く押さえることが目的である ため、スコップ部と同程度の長さがあった方が好ましいであろうが、これに限定 されず,使用するものに適した適宜の長さ及び幅を有しておれば良い。 いずれの部材にも、滑り止めをつけることが可能で、滑り止めとは、窪みを形 成する側面部の上下方向あるいは左右方向や斜め方向の波形であったり、窪み中 央部の凹凸や段差であったり、素材を変えてすべりの程度を変化させても良く、 種々の方法が可能である。また、ストレートとして、滑り止めを設けなくとも良 い。
【実施例】
[実施例1] 本考案の万能スコップ付はさみの一実施例を図1から図2を参照して、説明す る。 図1は本考案の万能スコップ付はさみ、特に氷はさみ用についての説明斜視図 であり、図2はこの器具を用いて、コップに氷を投入する場合の使用状態図であ る。 図において、(1)は万能スコップ付はさみ本体、(2)はスコップ部、(3 )は、はさみ部、(4)は窪み、(5)ははさみ部の滑り止め、(6)はスコッ プ部の滑り止め、(7)は氷、(8)はコップである。 本考案は、主に、料理用であるので、人の手で握りやすい程度の大きさが適当 となろう、また、料理においては、氷を掬う場合、麺類をとり分ける場合、サラ ダ等の野菜や、果物を掬ったり、とり分けたりする場合があろうが、特に氷をコ ップ等に入れる場合は、3から5個程度の氷が一度に掬えて、しかもその氷がこ ばれずに、コップに入ることが必要となる。一般にガラスコップは種々の形状の ものがあるが、縦長の細いタイプ゜にも氷がうまく一度で投入できるように、本 実施例の万能スコップ付はさみのスコップ部の形状も、コップに挿入可能な幅、 例えば、4センチから6センチ程度の幅が好ましいであろう。 この万能スコップ付はさみを使用して、ある喫茶店で100杯のアイスコーヒ ーを準備する時間を計測したところ、従来の氷はさみで一個づつ氷をコップに投 入する場合と比較して一杯当たり5から10秒の速さの違いが生じ、100杯で は、15分から20分程度の違いが生じ、しかも作業者の疲れ方がまったく異な り、100杯の作業後も本考案を使用した場合は、腕の疲れや肩の凝りはまった く感じなかった。 この原因は、本考案が1度で1つのコップに必要な氷を掬えることと、その掬 った氷をこぼれ落とすことなく、うまくコップに1度で注げることにあると思わ れ、本考案のスコップ部の幅がちょうどコップ幅よりやや狭く細長に設定されて おり、氷を注ぐ場合にスコップ部の先端より二分の一程度がコップ内に入り込ん だ状態で、氷をコップ内に落とすことができるためと思われる。このような細か な工夫がなされているため、本考案は、非常に使いやすい物となっている。 また、滑り止めがあるため、氷のようなすべり落ちやすい食品や、プチトマト のような小さくて転がりやすい食品であっても、食品を捕捉してから、容器に移 し替える間にころがり落ちることがない。また、そもそも滑り止めがあるため、 食品を捕捉する際も、しっかりと捕捉することができ、使い勝手が良い。 従来のように、左右対称のトングであれば、両方から挟むというだけの作業と なってしまい、どうしても挟めるものの量が少ないものとなってしまうが、本考 案のように、一方の挟持部材をスコップ状としているため、掬う感覚で捕捉でき ることは、非常に捕捉対象を広げ、液体状のものでも可能となる。 このように、本考案の実施例では、サラダの盛り付けや果物の缶詰等もうまく 必要量掬うことができる。 [実施例2] 本考案の万能スコップ付はさみの他の実施例を図3及び図4を参照して、説明 する。 図3は本考案の万能スコップ付はさみ、特に溝掃除用についての説明斜視図で ある。図において、(10)は万能スコップ付はさみ本体、(12)はスコップ 部、(12a)はスコップ部の側面滑り止め、(12b)はスコップ部の中央窪 みの滑り止め用凹凸、(13)は、はさみ部、(14)は窪み、(15)は滑り 止め、(16)はどろ、である。 本考案は、主に、溝掃除用であるので、長さ30センチから45センチ程度、 幅は溝の幅12センチから20センチ程度が好ましいであろう。 本考案は、溝の底に一般に堆積している、ドロや枯葉の塊を底から掬って取り 出し、掃除する場合に使用することが想定されるため、溝の底部に達するように 万能スコップ付はさみを溝に差込やすいように、スコップ部の周囲中央部のすべ り止めは設けず、先端と根元部にわずかに滑り止めを設けるだけとして、全体に ストレートとしている。しかし、スコップ部窪みには、掬ったドロが容易にすべ り落ちないよう凹凸を設けている。 このようにすることで、細い溝でも、容易に万能スコップ付はさみを差し入れ て、ドロをしっかり掬うことができる。また、ドロ以外に枯葉やゴミ等をたくさ ん掬った場合でも、もう一方のはさみ部(13)でそれらの枯葉やゴミを一時的 に押えることができ、便利である。溝に堆積したゴミを掬うために、何度も溝を 掬う作業がなくなり、1度の作業で溝の底までのゴミがしっかりと取り出すこと ができ掃除の効率が飛躍的に向上する。本考案を使用すると、溝掃除が従来の道 具を使用した場合に比較して、4分の1の作業時間で終了することができた。 また、この実施例の考案は、溝のみでなく、一般のガーデン用、たとえば、花 壇への肥料、用土の投入、植木鉢への土の投入等、多くの主に屋外作業現場で使 用することが可能である。 その他、本考案は、大きいものは、野外の清掃用等にも使用可能であり、小さ いものは、炭はさみ等あらゆる用途に使用可能である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の万能スコップ付はさみは、多様な使用方法が可 能で、対象物は、形の小さいもの、中形のもの、大形のものが可能で、スコップ 部で多くを掬い込み、はさみ部で掬ったものを押え挟み込むことで、一度にたく さんのものを処理することが可能となる。作業効率が飛躍的に向上する。特願平 に、左右の挟持部材の形状を異ならせることで、たくさんの種類の物品の捕捉が 可能となって、対応範囲が広がるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例1の万能スコップ付はさみを示す
斜視図。
【図2】本考案実施例1の使用状態を示す参考図
【図3】本考案実施例2の万能スコップ付はさみを示す
斜視図。
【図4】本考案実施例2の使用状態を示す参考図
【図5】従来の氷はさみを示す説明図
【符号の説明】
1、10 万能スコップ付はさみ 2、12 スコップ部 3、13 はさみ部 4、14 窪み 5、15 はさみ部の滑り止め 6、12a スコップ部側面の滑り止め 7 氷 8 コップ 12b スコップ部中央凹凸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の挟持部材によって物を挟むように
    構成されるはさみにおいて、一方の挟持部材に凹部を設
    けてスコップ状にしたことを特徴とする万能スコップ付
    はさみ。
  2. 【請求項2】 該スコップ部及び又ははさみ部に滑り止
    め部を形成したことを特徴とする請求項1記載の万能ス
    コップ付はさみ
  3. 【請求項3】 スコップ部分は周囲をストレートにし、
    長手方向長さの4分の1以下の幅方向を有することを特
    徴とする請求項2記載の万能スコップ付はさみ
JP2001005729U 2001-08-30 2001-08-30 万能スコップ付はさみ Expired - Fee Related JP3084525U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523367U (ja) * 1991-09-06 1993-03-26 北陸電気工業株式会社 プツシユスイツチ
JPH0548159U (ja) * 1991-11-29 1993-06-25 ミツミ電機株式会社 メンブレンスイッチ
JP2012135238A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Shimano Inc 魚バサミ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0548159U (ja) * 1991-11-29 1993-06-25 ミツミ電機株式会社 メンブレンスイッチ
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