JP3082760B1 - Ｍｐｏａパケットの転送方法 - Google Patents
Ｍｐｏａパケットの転送方法Info
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- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
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- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
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- H04L2012/5669—Multiprotocol over ATM [MPOA]
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 レイヤ３パケットフィルタ情報にもとづいて
アドレス解決を許可するか否かを決定できるようにする
とともに、望ましくないショートカットパスを開設不可
能にする。 【解決手段】 ＡＴＭネットワークにおいてＭＰＯＡク
ライアント１０からアドレス解決要求パケットを受信し
たＭＰＯＡサーバ２０が、そのアドレス解決要求パケッ
トを他のＭＰＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに
転送すべきか否かをレイヤ３パケットフィルタ情報にも
とづいて決定する。
アドレス解決を許可するか否かを決定できるようにする
とともに、望ましくないショートカットパスを開設不可
能にする。 【解決手段】 ＡＴＭネットワークにおいてＭＰＯＡク
ライアント１０からアドレス解決要求パケットを受信し
たＭＰＯＡサーバ２０が、そのアドレス解決要求パケッ
トを他のＭＰＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに
転送すべきか否かをレイヤ３パケットフィルタ情報にも
とづいて決定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、マルチプロトコ
ルオーバ非同期転送モード（以下、ＭＰＯＡという）サ
ーバが受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを、
他のＭＰＯＡサーバやＭＰＯＡクライアントに転送する
パケット転送方法に関する。
ルオーバ非同期転送モード（以下、ＭＰＯＡという）サ
ーバが受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを、
他のＭＰＯＡサーバやＭＰＯＡクライアントに転送する
パケット転送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のマルチプロトコルオーバ非同期転
送モード（以下、ＭＰＯＡという）はＡＴＭネットワー
ク上でインターネットプロトコル（ＩＰ），インターネ
ットワークパケットイクスチェンジ（ＩＰＸ）などの既
存のプロトコルを使った通信を行うものであり、その仕
様はバージョン１．０（ＡＦ−ＭＰＯＡ−００８７．０
００，ＡＴＭフォーラム）で規定されている。
送モード（以下、ＭＰＯＡという）はＡＴＭネットワー
ク上でインターネットプロトコル（ＩＰ），インターネ
ットワークパケットイクスチェンジ（ＩＰＸ）などの既
存のプロトコルを使った通信を行うものであり、その仕
様はバージョン１．０（ＡＦ−ＭＰＯＡ−００８７．０
００，ＡＴＭフォーラム）で規定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のＭＰＯＡによるパケット転送方法にあっては、Ｍ
ＰＯＡアドレス解決要求パケットに、ショートカットさ
せようとするデータパケットの送信元レイヤ３アドレス
が含まれていないため、ＭＰＯＡサーバがＭＰＯＡアド
レス解決要求パケットを受信した場合、そのＭＰＯＡア
ドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサーバやＭＰＯ
Ａクライアントに転送すべきか転送すべきでないかを、
レイヤ３パケットフィルタ情報を元に決定することがで
きないという課題があった。また、前記のような送信元
レイヤ３アドレスが含まれていないことにより、望まし
くない送信元からのデータ送信がきっかけで、ＭＰＯＡ
クライアントからＭＰＯＡアドレス解決要求を送信され
ても、ＭＰＯＡサーバではそれを検査することができな
いため、そのＭＰＯＡアドレス解決要求を通常と同じく
処理してしまうことによって、望ましくないショートカ
ットパスが開設される可能性があるという課題があっ
た。
従来のＭＰＯＡによるパケット転送方法にあっては、Ｍ
ＰＯＡアドレス解決要求パケットに、ショートカットさ
せようとするデータパケットの送信元レイヤ３アドレス
が含まれていないため、ＭＰＯＡサーバがＭＰＯＡアド
レス解決要求パケットを受信した場合、そのＭＰＯＡア
ドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサーバやＭＰＯ
Ａクライアントに転送すべきか転送すべきでないかを、
レイヤ３パケットフィルタ情報を元に決定することがで
きないという課題があった。また、前記のような送信元
レイヤ３アドレスが含まれていないことにより、望まし
くない送信元からのデータ送信がきっかけで、ＭＰＯＡ
クライアントからＭＰＯＡアドレス解決要求を送信され
ても、ＭＰＯＡサーバではそれを検査することができな
いため、そのＭＰＯＡアドレス解決要求を通常と同じく
処理してしまうことによって、望ましくないショートカ
ットパスが開設される可能性があるという課題があっ
た。
【０００４】例えば、図７において、端末７００から端
末７０１に向かってデータを送信し始めたとする。も
し、ＭＰＯＡサーバ５００およびＭＰＯＡサーバ５０１
においてレイヤ３パケットフィルタ情報が何も設定され
ていないとすると、端末７００からのデータパケット
は、ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，ＭＰ
ＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡクライアント６０
１を経由して端末７０１に到着する。ここでＭＰＯＡク
ライアント６００において、端末７０１に対するデータ
フローが検出されると、ＭＰＯＡクライアント６００は
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバ５
００に送信する。そして、このＭＰＯＡアドレス解決要
求パケットはＭＰＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡ
クライアント６０１と転送され、それに対する返答がＭ
ＰＯＡクライアント６０１，ＭＰＯＡサーバ５０１，５
００，ＭＰＯＡクライアント６００と転送され、ＭＰＯ
Ａクライアント６００はＭＰＯＡクライアント６０１の
ＡＴＭアドレスを知ることができる。そこで、ＭＰＯＡ
クライアント６００はＭＰＯＡクライアント６０１に向
かってショートカットパスを開設すると、以降、端末７
００から端末７０１に向かって送信されるデータパケッ
トは、端末７００，ルータ８００，ＭＰＯＡクライアン
ト６００，６０１，端末７０１と転送されることにな
る。
末７０１に向かってデータを送信し始めたとする。も
し、ＭＰＯＡサーバ５００およびＭＰＯＡサーバ５０１
においてレイヤ３パケットフィルタ情報が何も設定され
ていないとすると、端末７００からのデータパケット
は、ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，ＭＰ
ＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡクライアント６０
１を経由して端末７０１に到着する。ここでＭＰＯＡク
ライアント６００において、端末７０１に対するデータ
フローが検出されると、ＭＰＯＡクライアント６００は
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバ５
００に送信する。そして、このＭＰＯＡアドレス解決要
求パケットはＭＰＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡ
クライアント６０１と転送され、それに対する返答がＭ
ＰＯＡクライアント６０１，ＭＰＯＡサーバ５０１，５
００，ＭＰＯＡクライアント６００と転送され、ＭＰＯ
Ａクライアント６００はＭＰＯＡクライアント６０１の
ＡＴＭアドレスを知ることができる。そこで、ＭＰＯＡ
クライアント６００はＭＰＯＡクライアント６０１に向
かってショートカットパスを開設すると、以降、端末７
００から端末７０１に向かって送信されるデータパケッ
トは、端末７００，ルータ８００，ＭＰＯＡクライアン
ト６００，６０１，端末７０１と転送されることにな
る。
【０００５】これに対して、例えばＭＰＯＡサーバ５０
１において、パケットフィルタ情報が「サブネットＸか
らサブネットＣに対するデータパケットは通過させな
い」と設定されていたとすると、端末７００から端末７
０１に宛てたデータパケットは、ＭＰＯＡクライアント
６００がまだショートカットパスを開設していない間
は、ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，ＭＰ
ＯＡサーバ５００，５０１と転送されるが、ＭＰＯＡサ
ーバ５０１のレイヤ３機能部によって、前記レイヤ３パ
ケットフィルタ情報に基づいて破棄される。
１において、パケットフィルタ情報が「サブネットＸか
らサブネットＣに対するデータパケットは通過させな
い」と設定されていたとすると、端末７００から端末７
０１に宛てたデータパケットは、ＭＰＯＡクライアント
６００がまだショートカットパスを開設していない間
は、ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，ＭＰ
ＯＡサーバ５００，５０１と転送されるが、ＭＰＯＡサ
ーバ５０１のレイヤ３機能部によって、前記レイヤ３パ
ケットフィルタ情報に基づいて破棄される。
【０００６】しかしながら、この間、ＭＰＯＡクライア
ント６００において端末７０１に対するデータフローが
検出されるので、ＭＰＯＡクライアント６００はＭＰＯ
Ａアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバ５００に
送信する。そのＭＰＯＡアドレス解決要求パケットはＭ
ＰＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡクライアント６
０１と転送され、それに対する返答がＭＰＯＡクライア
ント６０１，ＭＰＯＡサーバ５０１，５００，ＭＰＯＡ
クライアント６００と転送され、ＭＰＯＡクライアント
６００はＭＰＯＡクライアント６０１のＡＴＭアドレス
を知ることができる。このため、ＭＰＯＡクライアント
６００はＭＰＯＡクライアント６０１に向かってショー
トカットパスを開設し、以降端末７００から端末７０１
に向かって送信されるデータパケットは、端末７００，
ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，６０１，
端末７０１と転送され、これでは、本来ＭＰＯＡサーバ
５０１において破棄されるはずのデータパケットがショ
ートカットパスを介して端末７０１に到着してしまい、
セキュリティ上の問題が生じるという重大な課題があっ
た。
ント６００において端末７０１に対するデータフローが
検出されるので、ＭＰＯＡクライアント６００はＭＰＯ
Ａアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバ５００に
送信する。そのＭＰＯＡアドレス解決要求パケットはＭ
ＰＯＡサーバ５００，５０１，ＭＰＯＡクライアント６
０１と転送され、それに対する返答がＭＰＯＡクライア
ント６０１，ＭＰＯＡサーバ５０１，５００，ＭＰＯＡ
クライアント６００と転送され、ＭＰＯＡクライアント
６００はＭＰＯＡクライアント６０１のＡＴＭアドレス
を知ることができる。このため、ＭＰＯＡクライアント
６００はＭＰＯＡクライアント６０１に向かってショー
トカットパスを開設し、以降端末７００から端末７０１
に向かって送信されるデータパケットは、端末７００，
ルータ８００，ＭＰＯＡクライアント６００，６０１，
端末７０１と転送され、これでは、本来ＭＰＯＡサーバ
５０１において破棄されるはずのデータパケットがショ
ートカットパスを介して端末７０１に到着してしまい、
セキュリティ上の問題が生じるという重大な課題があっ
た。
【０００７】この発明は前記課題を解決するものであ
り、レイヤ３パケットフィルタ情報に基づいてアドレス
解決を許可するか否かを決定できるようにするととも
に、望ましくないショートカットパスを開設不可能にす
ることを目的とする。
り、レイヤ３パケットフィルタ情報に基づいてアドレス
解決を許可するか否かを決定できるようにするととも
に、望ましくないショートカットパスを開設不可能にす
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項１の発明にかかるＭＰＯＡパケットの転送方法は、
ＡＴＭネットワークにおいてＭＰＯＡクライアントから
アドレス解決要求パケットを受信したＭＰＯＡサーバ
が、そのアドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサー
バまたはＭＰＯＡクライアントに転送すべきか否かを、
送信元レイヤ３アドレスを含むレイヤ３パケットフィル
タ情報にもとづいて決定する過程を有し、前記過程を有
さないＭＰＯＡサーバとの間の送受信にも、前記アドレ
ス解決要求パケットを使用可能とするため、前記送信元
レイヤ３アドレスがＭＰＯＡパケットの拡張部に指定さ
れるようにしたものである。
求項１の発明にかかるＭＰＯＡパケットの転送方法は、
ＡＴＭネットワークにおいてＭＰＯＡクライアントから
アドレス解決要求パケットを受信したＭＰＯＡサーバ
が、そのアドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサー
バまたはＭＰＯＡクライアントに転送すべきか否かを、
送信元レイヤ３アドレスを含むレイヤ３パケットフィル
タ情報にもとづいて決定する過程を有し、前記過程を有
さないＭＰＯＡサーバとの間の送受信にも、前記アドレ
ス解決要求パケットを使用可能とするため、前記送信元
レイヤ３アドレスがＭＰＯＡパケットの拡張部に指定さ
れるようにしたものである。
【０００９】また、請求項２の発明にかかるＭＰＯＡパ
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡクライアントに、シ
ョートカットさせようとするデータパケットの送信元レ
イヤ３アドレスをＭＰＯＡアドレス解決要求パケットの
拡張部に付加して送信させ、一方、ＭＰＯＡサーバに、
前記ＭＰＯＡクライアントから受信したＭＰＯＡアドレ
ス解決要求パケットの拡張部にある前記送信元レイヤ３
アドレスおよび宛先レイヤ３アドレス情報にもとづき、
レイヤ３パケットフィルタ情報と照らし合わせて、前記
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサー
バまたはＭＰＯＡクライアントに転送すべきか否かを決
定させるようにしたものである。
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡクライアントに、シ
ョートカットさせようとするデータパケットの送信元レ
イヤ３アドレスをＭＰＯＡアドレス解決要求パケットの
拡張部に付加して送信させ、一方、ＭＰＯＡサーバに、
前記ＭＰＯＡクライアントから受信したＭＰＯＡアドレ
ス解決要求パケットの拡張部にある前記送信元レイヤ３
アドレスおよび宛先レイヤ３アドレス情報にもとづき、
レイヤ３パケットフィルタ情報と照らし合わせて、前記
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサー
バまたはＭＰＯＡクライアントに転送すべきか否かを決
定させるようにしたものである。
【００１０】また、請求項３の発明にかかるＭＰＯＡパ
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡクライアントにおい
て、外部からの指示を受けて動作を開始するクライアン
トＭＰＯＡパケット処理部に、ＭＰＯＡアドレス解決要
求動作および送信元アドレス情報を通知させ、これらの
通知を受けた送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部に、
外部からの指示がＭＰＯＡパケットの拡張部に送信元レ
イヤ３アドレスを含めるか否かを判断させ、含める場合
には送信元レイヤ３アドレスを含むＭＰＯＡパケットの
拡張部を作成させ、続いてクライアントＭＰＯＡパケッ
ト送信部に、前記クライアントＭＰＯＡパケット処理部
においてＭＰＯＡパケットの拡張部を付加したＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバに送信させ
るようにしたものである。
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡクライアントにおい
て、外部からの指示を受けて動作を開始するクライアン
トＭＰＯＡパケット処理部に、ＭＰＯＡアドレス解決要
求動作および送信元アドレス情報を通知させ、これらの
通知を受けた送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部に、
外部からの指示がＭＰＯＡパケットの拡張部に送信元レ
イヤ３アドレスを含めるか否かを判断させ、含める場合
には送信元レイヤ３アドレスを含むＭＰＯＡパケットの
拡張部を作成させ、続いてクライアントＭＰＯＡパケッ
ト送信部に、前記クライアントＭＰＯＡパケット処理部
においてＭＰＯＡパケットの拡張部を付加したＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットをＭＰＯＡサーバに送信させ
るようにしたものである。
【００１１】また、請求項４の発明にかかるＭＰＯＡパ
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡサーバにおいて、前
記ＭＰＯＡクライアントからのＭＰＯＡアドレス解決要
求パケットをＭＰＯＡパケット受信部に受信させ、この
受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットに送信元レ
イヤ３アドレスが含まれているか否かをサーバＭＰＯＡ
パケット処理部に検査させ、含まれている場合には前記
送信元レイヤ３アドレスと宛先レイヤ３アドレスを取り
出させ、これらの送信元レイヤアドレスおよび宛先レイ
ヤ３アドレスをキーにして、レイヤ３フィルタ検索部に
レイヤ３フィルタ情報を検索させ、この検索結果に従っ
て前記サーバＭＰＯＡパケット処理部にフィルタ通過の
許可，不許可を判断させ、不許可の場合はエラー処理を
行わせ、一方、許可の場合または前記ＭＰＯＡアドレス
解決要求パケットに送信元レイヤ３が含まれていない場
合は、受信したＭＰＯＡアドレス解決パケットを他のＭ
ＰＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに転送するた
めの処理を行わせるようにしたものである。
ケットの転送方法は、前記ＭＰＯＡサーバにおいて、前
記ＭＰＯＡクライアントからのＭＰＯＡアドレス解決要
求パケットをＭＰＯＡパケット受信部に受信させ、この
受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットに送信元レ
イヤ３アドレスが含まれているか否かをサーバＭＰＯＡ
パケット処理部に検査させ、含まれている場合には前記
送信元レイヤ３アドレスと宛先レイヤ３アドレスを取り
出させ、これらの送信元レイヤアドレスおよび宛先レイ
ヤ３アドレスをキーにして、レイヤ３フィルタ検索部に
レイヤ３フィルタ情報を検索させ、この検索結果に従っ
て前記サーバＭＰＯＡパケット処理部にフィルタ通過の
許可，不許可を判断させ、不許可の場合はエラー処理を
行わせ、一方、許可の場合または前記ＭＰＯＡアドレス
解決要求パケットに送信元レイヤ３が含まれていない場
合は、受信したＭＰＯＡアドレス解決パケットを他のＭ
ＰＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに転送するた
めの処理を行わせるようにしたものである。
【００１２】また、請求項５の発明にかかるＭＰＯＡパ
ケットの転送方法は、前記不許可の場合のエラー処理
を、アドレス解決に失敗したことを示すＭＰＯＡパケッ
トをＭＰＯＡクライアントに向って送信する処理とした
ものである。
ケットの転送方法は、前記不許可の場合のエラー処理
を、アドレス解決に失敗したことを示すＭＰＯＡパケッ
トをＭＰＯＡクライアントに向って送信する処理とした
ものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図１はこの発明におけるＭＰＯＡ
クライアント１０の構成を示すブロック図であり、これ
がクライアントＭＰＯＡパケット処理部１１と、送信元
レイヤ３アドレス拡張部処理部１２と、クライアントＭ
ＰＯＡパケット送信部１３とを図示のように接続したも
のからなる。これらのうち、クライアントＭＰＯＡパケ
ット処理部１１は、ＭＰＯＡアドレス解決処理を開始す
る指示を外部より受け取るように機能する。さらに、送
信元レイヤ３アドレス拡張部処理部１２は、送信元レイ
ヤ３アドレスをＭＰＯＡパケットの拡張部に含めるか含
めないかの指示を外部より受け取ることができるように
機能する。
図について説明する。図１はこの発明におけるＭＰＯＡ
クライアント１０の構成を示すブロック図であり、これ
がクライアントＭＰＯＡパケット処理部１１と、送信元
レイヤ３アドレス拡張部処理部１２と、クライアントＭ
ＰＯＡパケット送信部１３とを図示のように接続したも
のからなる。これらのうち、クライアントＭＰＯＡパケ
ット処理部１１は、ＭＰＯＡアドレス解決処理を開始す
る指示を外部より受け取るように機能する。さらに、送
信元レイヤ３アドレス拡張部処理部１２は、送信元レイ
ヤ３アドレスをＭＰＯＡパケットの拡張部に含めるか含
めないかの指示を外部より受け取ることができるように
機能する。
【００１４】図２はこの発明におけるＭＰＯＡサーバ２
０の構成を示すブロック図であり、これがＭＰＯＡパケ
ット受信部２１と、サーバＭＰＯＡパケット処理部２２
と、レイヤ３フィルタ検索部２３と、サーバＭＰＯＡパ
ケット送信部２４とを図示のように接続したものからな
る。これらのうち、レイヤ３フィルタ検索部２３は、レ
イヤ３フィルタ情報を外部より受け取るように機能す
る。ここでレイヤ３フィルタ情報とは、データの送信元
レイヤ３アドレス（もしくはサブネット番号）と宛先レ
イヤ３アドレス（もしくはサブネット番号）をキーにデ
ータパケットの通過を許可するか許可しないかを決める
ための情報である。例えば、「送信元レイヤ３アドレス
がサブネットＸに属し、宛先レイヤ３アドレスがサブネ
ットＹに属すデータパケットの通過は許可しない」とい
う情報である。このレイヤ３フィルタ情報は、そのＭＰ
ＯＡサーバの管理者が適当に設定するものとする。な
お、図１および図２は、この発明の機能を実現する部分
についてのみを図示したものであり、ＭＰＯＡサーバも
しくはＭＰＯＡクライアントを構成する他の機能部につ
いては省略してある。
０の構成を示すブロック図であり、これがＭＰＯＡパケ
ット受信部２１と、サーバＭＰＯＡパケット処理部２２
と、レイヤ３フィルタ検索部２３と、サーバＭＰＯＡパ
ケット送信部２４とを図示のように接続したものからな
る。これらのうち、レイヤ３フィルタ検索部２３は、レ
イヤ３フィルタ情報を外部より受け取るように機能す
る。ここでレイヤ３フィルタ情報とは、データの送信元
レイヤ３アドレス（もしくはサブネット番号）と宛先レ
イヤ３アドレス（もしくはサブネット番号）をキーにデ
ータパケットの通過を許可するか許可しないかを決める
ための情報である。例えば、「送信元レイヤ３アドレス
がサブネットＸに属し、宛先レイヤ３アドレスがサブネ
ットＹに属すデータパケットの通過は許可しない」とい
う情報である。このレイヤ３フィルタ情報は、そのＭＰ
ＯＡサーバの管理者が適当に設定するものとする。な
お、図１および図２は、この発明の機能を実現する部分
についてのみを図示したものであり、ＭＰＯＡサーバも
しくはＭＰＯＡクライアントを構成する他の機能部につ
いては省略してある。
【００１５】次に図３および図４のフローチャートを参
照して、動作について詳細に説明する。図３は、ＭＰＯ
Ａクライアントにおけるデータの処理手順を示すフロー
チャートであり、まず、外部からの指示（例えば、デー
タパケットが特定の宛先に向かって継続的に送信されて
いることを検出する機能部からの指示）により、クライ
アントＭＰＯＡパケット処理部１１が動作を開始し（ス
テップ１００）、送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部
１２に対し、ＭＰＯＡアドレス解決要求動作を行うこと
を通知する。この時、送信元レイヤ３アドレス情報を渡
す（ステップ１０１）。送信元レイヤ３アドレス拡張部
処理部１２は、外部からの指示がＭＰＯＡパケットの拡
張部に「送信元レイヤ３アドレスを含める」か「送信元
レイヤ３アドレスを含めない」かを判断する（ステップ
１０２）。なお、この指示は、例えばユーザが何らかの
コマンドによって指示するようにしてもよい。
照して、動作について詳細に説明する。図３は、ＭＰＯ
Ａクライアントにおけるデータの処理手順を示すフロー
チャートであり、まず、外部からの指示（例えば、デー
タパケットが特定の宛先に向かって継続的に送信されて
いることを検出する機能部からの指示）により、クライ
アントＭＰＯＡパケット処理部１１が動作を開始し（ス
テップ１００）、送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部
１２に対し、ＭＰＯＡアドレス解決要求動作を行うこと
を通知する。この時、送信元レイヤ３アドレス情報を渡
す（ステップ１０１）。送信元レイヤ３アドレス拡張部
処理部１２は、外部からの指示がＭＰＯＡパケットの拡
張部に「送信元レイヤ３アドレスを含める」か「送信元
レイヤ３アドレスを含めない」かを判断する（ステップ
１０２）。なお、この指示は、例えばユーザが何らかの
コマンドによって指示するようにしてもよい。
【００１６】前記判断の結果、「送信元レイヤ３アドレ
スを含める」であった場合、送信元レイヤ３アドレスを
含むＭＰＯＡパケットの拡張部を作成し（ステップ１０
３）、クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１に通知
する。クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１は、送
信元レイヤ３アドレス拡張部処理部１２が作成したＭＰ
ＯＡパケットの拡張部をＭＰＯＡアドレス解決要求パケ
ットに付加する（ステップ１０４）。一方「送信元レイ
ヤ３アドレスを含めない」であった場合、何もしない。
また、クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１は、Ｍ
ＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡパケット送
信部１３に渡し、クライアントＭＰＯＡパケット送信部
１３はそのＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯ
Ａサーバに向かって送信し（ステップ１０５）、処理を
終える（ステップ１０６）。
スを含める」であった場合、送信元レイヤ３アドレスを
含むＭＰＯＡパケットの拡張部を作成し（ステップ１０
３）、クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１に通知
する。クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１は、送
信元レイヤ３アドレス拡張部処理部１２が作成したＭＰ
ＯＡパケットの拡張部をＭＰＯＡアドレス解決要求パケ
ットに付加する（ステップ１０４）。一方「送信元レイ
ヤ３アドレスを含めない」であった場合、何もしない。
また、クライアントＭＰＯＡパケット処理部１１は、Ｍ
ＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯＡパケット送
信部１３に渡し、クライアントＭＰＯＡパケット送信部
１３はそのＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをＭＰＯ
Ａサーバに向かって送信し（ステップ１０５）、処理を
終える（ステップ１０６）。
【００１７】次に図４は、ＭＰＯＡサーバにおけるデー
タの処理手順を示すフローチャートであり、まず、ＭＰ
ＯＡパケット受信部２１が、ＭＰＯＡクライアントから
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを受信することによ
り動作を開始し（ステップ２００）、このとき、受信し
たＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをサーバＭＰＯＡ
パケット処理部２２に渡す（ステップ２０１）。サーバ
ＭＰＯＡパケット処理部２２は、受信したそのＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットに、送信元レイヤ３アドレス
が含まれているかどうか検査する（ステップ２０２）。
この検査の結果、送信元レイヤ３アドレスが含まれてい
た場合、該送信元レイヤ３アドレスと、アドレス解決の
対象となる宛先レイヤ３アドレスを該ＭＰＯＡアドレス
解決要求パケットから取り出し、レイヤ３フィルタ検索
部２３に渡す。
タの処理手順を示すフローチャートであり、まず、ＭＰ
ＯＡパケット受信部２１が、ＭＰＯＡクライアントから
ＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを受信することによ
り動作を開始し（ステップ２００）、このとき、受信し
たＭＰＯＡアドレス解決要求パケットをサーバＭＰＯＡ
パケット処理部２２に渡す（ステップ２０１）。サーバ
ＭＰＯＡパケット処理部２２は、受信したそのＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットに、送信元レイヤ３アドレス
が含まれているかどうか検査する（ステップ２０２）。
この検査の結果、送信元レイヤ３アドレスが含まれてい
た場合、該送信元レイヤ３アドレスと、アドレス解決の
対象となる宛先レイヤ３アドレスを該ＭＰＯＡアドレス
解決要求パケットから取り出し、レイヤ３フィルタ検索
部２３に渡す。
【００１８】このため、このレイヤ３フィルタ検索部２
３は、渡された２つのレイヤ３アドレスをキーにレイヤ
３フィルタ情報を検索し、フィルタの通過を許可するか
許可しないかを決定し（ステップ２０３）、サーバＭＰ
ＯＡパケット処理部２２に通知する。サーバＭＰＯＡパ
ケット処理部２２は、レイヤ３フィルタ検索部２３から
の通知が「許可」か「不許可」かを判断し（ステップ２
０４）、「不許可」の場合、エラー処理を行い（ステッ
プ２０５）、処理を終える（ステップ２０６）。一方
「許可」の場合、受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パ
ケットを他のＭＰＯＡサーバもしくはＭＰＯＡクライア
ントに転送するための処理を行い、これをサーバＭＰＯ
Ａパケット送信部２４に渡す。
３は、渡された２つのレイヤ３アドレスをキーにレイヤ
３フィルタ情報を検索し、フィルタの通過を許可するか
許可しないかを決定し（ステップ２０３）、サーバＭＰ
ＯＡパケット処理部２２に通知する。サーバＭＰＯＡパ
ケット処理部２２は、レイヤ３フィルタ検索部２３から
の通知が「許可」か「不許可」かを判断し（ステップ２
０４）、「不許可」の場合、エラー処理を行い（ステッ
プ２０５）、処理を終える（ステップ２０６）。一方
「許可」の場合、受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パ
ケットを他のＭＰＯＡサーバもしくはＭＰＯＡクライア
ントに転送するための処理を行い、これをサーバＭＰＯ
Ａパケット送信部２４に渡す。
【００１９】一方、前記ステップ２０２において送信元
レイヤ３アドレスが含まれていないと判定された場合、
受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを他のＭＰ
ＯＡサーバもしくはＭＰＯＡクライアントに転送するた
めの処理を行い、これをサーバＭＰＯＡパケット送信部
２４に渡す。サーバＭＰＯＡパケット送信部２４は、サ
ーバＭＰＯＡパケット処理部２２から渡されたＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサーバもしく
はＭＰＯＡクライアントに向かって送信し（ステップ２
０７）、処理を終える（ステップ２０８）。なお、前記
「不許可」の場合のエラー処理とは、例えば、アドレス
解決に失敗したことを示すＭＰＯＡパケットをＭＰＯＡ
クライアントに向かって送信するなどの処理である。
レイヤ３アドレスが含まれていないと判定された場合、
受信したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを他のＭＰ
ＯＡサーバもしくはＭＰＯＡクライアントに転送するた
めの処理を行い、これをサーバＭＰＯＡパケット送信部
２４に渡す。サーバＭＰＯＡパケット送信部２４は、サ
ーバＭＰＯＡパケット処理部２２から渡されたＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサーバもしく
はＭＰＯＡクライアントに向かって送信し（ステップ２
０７）、処理を終える（ステップ２０８）。なお、前記
「不許可」の場合のエラー処理とは、例えば、アドレス
解決に失敗したことを示すＭＰＯＡパケットをＭＰＯＡ
クライアントに向かって送信するなどの処理である。
【００２０】図５は、送信元レイヤ３アドレスを保持す
るためのＭＰＯＡパケットの拡張部のフォーマット例を
示す。この例では、ＭＰＯＡの制御パケットの「ベンダ
プライベート拡張」を用いている。Ｃフィールドおよび
ｕフィールドは０を指定する。Ｔｙｐｅフィールドは、
これがベンダプライベート拡張であることを示す８を指
定する。Ｌｅｎｇｔｈフィールドは、次のＶｅｎｄｏｒ
ＩＤフィールドから後ろの長さをオクテット単位で指
定する。Ｖｅｎｄｏｒ ＩＤフィールドは、例えばＮＥ
Ｃを表す１１９（１０進数）を指定する。Ｓｕｂ ＩＤ
フィールドは、同じベンダ内の異なるプロジェクトやモ
デルを識別するために、その該ベンダ内で適当な値を決
めて指定する。Ｓｕｂ Ｔｙｐｅフィールドは、本ベン
ダプライベート拡張の機能を指定する。ここでは、「送
信元レイヤ３アドレス拡張」であることを示す値（例え
ば１）を指定する。ＤＳＰＡ Ｌｅｎフィールドは、次
のＤａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ａｄｄ
ｒｅｓｓフィールドに格納する送信元レイヤ３アドレス
の長さを指定する。Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ Ａｄｄｒｅｓｓフィールドは、送信元レイヤ
３アドレスを指定する。
るためのＭＰＯＡパケットの拡張部のフォーマット例を
示す。この例では、ＭＰＯＡの制御パケットの「ベンダ
プライベート拡張」を用いている。Ｃフィールドおよび
ｕフィールドは０を指定する。Ｔｙｐｅフィールドは、
これがベンダプライベート拡張であることを示す８を指
定する。Ｌｅｎｇｔｈフィールドは、次のＶｅｎｄｏｒ
ＩＤフィールドから後ろの長さをオクテット単位で指
定する。Ｖｅｎｄｏｒ ＩＤフィールドは、例えばＮＥ
Ｃを表す１１９（１０進数）を指定する。Ｓｕｂ ＩＤ
フィールドは、同じベンダ内の異なるプロジェクトやモ
デルを識別するために、その該ベンダ内で適当な値を決
めて指定する。Ｓｕｂ Ｔｙｐｅフィールドは、本ベン
ダプライベート拡張の機能を指定する。ここでは、「送
信元レイヤ３アドレス拡張」であることを示す値（例え
ば１）を指定する。ＤＳＰＡ Ｌｅｎフィールドは、次
のＤａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ａｄｄ
ｒｅｓｓフィールドに格納する送信元レイヤ３アドレス
の長さを指定する。Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ Ａｄｄｒｅｓｓフィールドは、送信元レイヤ
３アドレスを指定する。
【００２１】なお、この発明による機能を持つＭＰＯＡ
クライアントが、送信元レイヤ３アドレス拡張部を付加
したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを、この発明に
よる機能を持たないＭＰＯＡサーバに送信した場合で
も、このＭＰＯＡサーバは問題なく処理することができ
る。これは、その送信元レイヤ３アドレスが、ＭＰＯＡ
パケットの拡張部に保持されているからである。また、
この発明による機能を持つＭＰＯＡサーバが、送信元レ
イヤ３アドレスが付加されていないＭＰＯＡアドレス解
決要求パケットを受信しても問題なく処理することがで
きる。
クライアントが、送信元レイヤ３アドレス拡張部を付加
したＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを、この発明に
よる機能を持たないＭＰＯＡサーバに送信した場合で
も、このＭＰＯＡサーバは問題なく処理することができ
る。これは、その送信元レイヤ３アドレスが、ＭＰＯＡ
パケットの拡張部に保持されているからである。また、
この発明による機能を持つＭＰＯＡサーバが、送信元レ
イヤ３アドレスが付加されていないＭＰＯＡアドレス解
決要求パケットを受信しても問題なく処理することがで
きる。
【００２２】次に、この発明の実施の他の形態について
説明する。ＭＰＯＡクライアントは送信元レイヤ３アド
レスを付加するために、「ベンダプライベート拡張」を
使わずに、ＭＰＯＡの正規拡張部として、新たに「送信
元レイヤ３アドレス拡張」を定義することで、この発明
を実現してもよい。その拡張部のフォーマット例を図６
に示す。
説明する。ＭＰＯＡクライアントは送信元レイヤ３アド
レスを付加するために、「ベンダプライベート拡張」を
使わずに、ＭＰＯＡの正規拡張部として、新たに「送信
元レイヤ３アドレス拡張」を定義することで、この発明
を実現してもよい。その拡張部のフォーマット例を図６
に示す。
【００２３】これによればＣフィールドおよびｕフィー
ルドは０を指定する。Ｔｙｐｅフィールドは、これが
「送信元レイヤ３アドレス拡張」であることを示す値を
指定する（例えば、１００ｆ（１６進数））。Ｌｅｎｇ
ｔｈフィールドは、次のＤＳＰＡ Ｌｅｎフィールドか
ら後ろの長さをオクテット単位で指定する。ＤＳＰＡＬ
ｅｎフィールドは、Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ Ａｄｄｒｅｓｓフィールドに格納する送信元
レイヤ３アドレスの長さを指定する。ｕｎｕｓｅｄフィ
ールドは０を指定する。Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌＡｄｄｒｅｓｓフィールドは、送信元レイ
ヤ３アドレスを指定する。その他、この発明の説明で例
示した値や、パケットのフィールド名は、これらに限ら
ず他の値や名称であってもよく、また、この発明を、ソ
フトウェアやファームウェアで実現しても、ハードウェ
アで実現してもよい。
ルドは０を指定する。Ｔｙｐｅフィールドは、これが
「送信元レイヤ３アドレス拡張」であることを示す値を
指定する（例えば、１００ｆ（１６進数））。Ｌｅｎｇ
ｔｈフィールドは、次のＤＳＰＡ Ｌｅｎフィールドか
ら後ろの長さをオクテット単位で指定する。ＤＳＰＡＬ
ｅｎフィールドは、Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒｏｔ
ｏｃｏｌ Ａｄｄｒｅｓｓフィールドに格納する送信元
レイヤ３アドレスの長さを指定する。ｕｎｕｓｅｄフィ
ールドは０を指定する。Ｄａｔａ Ｓｏｕｒｃｅ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌＡｄｄｒｅｓｓフィールドは、送信元レイ
ヤ３アドレスを指定する。その他、この発明の説明で例
示した値や、パケットのフィールド名は、これらに限ら
ず他の値や名称であってもよく、また、この発明を、ソ
フトウェアやファームウェアで実現しても、ハードウェ
アで実現してもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ＭＰ
ＯＡアドレス解決要求パケットを送信するＭＰＯＡクラ
イアントが、送信元レイヤ３アドレスをそのＭＰＯＡア
ドレス解決要求パケットの拡張部に付加することによ
り、ＭＰＯＡサーバにおいてその送信元レイヤ３アドレ
スを知ることができ、これにより実際にショートカット
転送されるデータパケットの送信元レイヤ３アドレスお
よび宛先アドレスでもって、各ＭＰＯＡサーバにおい
て、レイヤ３パケットフィルタ情報に基づき、アドレス
解決を許可するか許可しないかを決定できるという効果
が得られる。また、レイヤ３パケットフィルタ情報で許
可された場合にしかＭＰＯＡサーバはアドレス解決を行
わないため、セキュリティが向上するという効果が得ら
れる。
ＯＡアドレス解決要求パケットを送信するＭＰＯＡクラ
イアントが、送信元レイヤ３アドレスをそのＭＰＯＡア
ドレス解決要求パケットの拡張部に付加することによ
り、ＭＰＯＡサーバにおいてその送信元レイヤ３アドレ
スを知ることができ、これにより実際にショートカット
転送されるデータパケットの送信元レイヤ３アドレスお
よび宛先アドレスでもって、各ＭＰＯＡサーバにおい
て、レイヤ３パケットフィルタ情報に基づき、アドレス
解決を許可するか許可しないかを決定できるという効果
が得られる。また、レイヤ３パケットフィルタ情報で許
可された場合にしかＭＰＯＡサーバはアドレス解決を行
わないため、セキュリティが向上するという効果が得ら
れる。
【図１】 この発明のＭＰＯＡパケットの転送方法を実
行するＭＰＯＡクライアントを示すブロック図である。
行するＭＰＯＡクライアントを示すブロック図である。
【図２】 この発明のＭＰＯＡパケットの転送方法を実
行するＭＰＯＡサーバを示すブロック図である。
行するＭＰＯＡサーバを示すブロック図である。
【図３】 図１におけるＭＰＯＡクライアントの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図４】 図１におけるＭＰＯＡサーバの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図５】 この発明における送信元レイヤ３アドレスを
保持するためのＭＰＯＡパケットの拡張部を示すフォー
マット図である。
保持するためのＭＰＯＡパケットの拡張部を示すフォー
マット図である。
【図６】 この発明における送信元レイヤ３アドレスを
保持するための他のＭＰＯＡパケットの拡張部を示すフ
ォーマット図である。
保持するための他のＭＰＯＡパケットの拡張部を示すフ
ォーマット図である。
【図７】 従来のＭＰＯＡパケット転送システムを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
１０ ＭＰＯＡクライアント １１ クライアントＭＰＯＡパケット処理部 １２ 送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部 １３ クライアントＭＰＯＡパケット送信部 ２０ ＭＰＯＡサーバ ２１ ＭＰＯＡパケット受信部 ２２ サーバＭＰＯＡパケット処理部 ２３ レイヤ３フィルタ検索部 ２４ サーバＭＰＯＡパケット送信部
Claims (5)
- 【請求項１】 ＡＴＭネットワークにおいてＭＰＯＡク
ライアントからアドレス解決要求パケットを受信したＭ
ＰＯＡサーバが、そのアドレス解決要求パケットを他の
ＭＰＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに転送すべ
きか否かを、送信元レイヤ３アドレスを含むレイヤ３パ
ケットフィルタ情報にもとづいて決定する過程を有し、 前記過程を有さないＭＰＯＡサーバとの間の送受信に
も、前記アドレス解決要求パケットを使用可能とするた
め、前記送信元レイヤ３アドレスがＭＰＯＡパケットの
拡張部に指定されている ことを特徴とするＭＰＯＡパケ
ットの転送方法。 - 【請求項２】 前記ＭＰＯＡクライアントは、ショート
カットさせようとするデータパケットの送信元レイヤ３
アドレスをＭＰＯＡアドレス解決要求パケットの拡張部
に付加して送信し、一方、ＭＰＯＡサーバは、前記ＭＰ
ＯＡクライアントから受信したＭＰＯＡアドレス解決要
求パケットの拡張部にある前記送信元レイヤ３アドレス
および宛先レイヤ３アドレス情報にもとづき、レイヤ３
パケットフィルタ情報と照らし合わせて、前記ＭＰＯＡ
アドレス解決要求パケットを他のＭＰＯＡサーバまたは
ＭＰＯＡクライアントに転送すべきか否かを決定するこ
とを特徴とする請求項１に記載のＭＰＯＡパケットの転
送方法。 - 【請求項３】 前記ＭＰＯＡクライアントは、外部から
の指示を受けて動作を開始するクライアントＭＰＯＡパ
ケット処理部に、ＭＰＯＡアドレス解決要求動作および
送信元アドレス情報を通知させ、これらの通知を受けた
送信元レイヤ３アドレス拡張部処理部に、外部からの指
示がＭＰＯＡパケットの拡張部に送信元レイヤ３アドレ
スを含めるか否かを判断させ、含める場合には送信元レ
イヤ３アドレスを含むＭＰＯＡパケットの拡張部を作成
させ、続いてクライアントＭＰＯＡパケット送信部に、
前記クライアントＭＰＯＡパケット処理部においてＭＰ
ＯＡパケットの拡張部を付加したＭＰＯＡアドレス解決
要求パケットをＭＰＯＡサーバに送信させるようにする
ことを特徴とする請求項１に記載のＭＰＯＡパケットの
転送方法。 - 【請求項４】 前記ＭＰＯＡサーバは、前記ＭＰＯＡク
ライアントからのＭＰＯＡアドレス解決要求パケットを
ＭＰＯＡパケット受信部に受信させ、この受信したＭＰ
ＯＡアドレス解決要求パケットに送信元レイヤ３アドレ
スが含まれているか否かをサーバＭＰＯＡパケット処理
部に検査させ、含まれている場合には前記送信元レイヤ
３アドレスと宛先レイヤ３アドレスを取り出させ、これ
らの送信元レイヤ３アドレスおよび宛先レイヤ３アドレ
スをキーにして、レイヤ３フィルタ検索部にレイヤ３フ
ィルタ情報を検索させ、この検索結果に従って前記サー
バＭＰＯＡパケット処理部にフィルタ通過の許可，不許
可を判断させ、不許可の場合はエラー処理を行わせ、一
方、許可の場合または前記ＭＰＯＡアドレス解決要求パ
ケットに送信元レイヤ３アドレスが含まれていない場合
は、受信したＭＰＯＡアドレス解決パケットを他のＭＰ
ＯＡサーバまたはＭＰＯＡクライアントに転送するため
の処理を行わせることを特徴とする請求項１に記載のＭ
ＰＯＡパケットの転送方法。 - 【請求項５】 前記不許可の場合のエラー処理が、アド
レス解決に失敗したことを示すＭＰＯＡパケットをＭＰ
ＯＡクライアントに向って送信する処理であることを特
徴とする請求項４に記載のＭＰＯＡパケットの転送方
法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199199A JP3082760B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | Ｍｐｏａパケットの転送方法 |
| CA 2299138 CA2299138C (en) | 1999-02-26 | 2000-02-23 | Method for transferring mpoa packet |
| US09/512,088 US6915349B1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-24 | Method for transferring MPOA packet |
| US11/122,249 US8340075B2 (en) | 1999-02-26 | 2005-05-05 | Method for transferring MPOA packet |
| US13/725,343 US20130107886A1 (en) | 1999-02-26 | 2012-12-21 | Transferring data in a network |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199199A JP3082760B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | Ｍｐｏａパケットの転送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3082760B1 true JP3082760B1 (ja) | 2000-08-28 |
| JP2000253012A JP2000253012A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12902332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5199199A Expired - Fee Related JP3082760B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | Ｍｐｏａパケットの転送方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (3) | US6915349B1 (ja) |
| JP (1) | JP3082760B1 (ja) |
| CA (1) | CA2299138C (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3602070B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2004-12-15 | エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 | Ｍｐｏａシステムとそのショートカット通信制御方法、及びショートカット通信制御プログラム |
| US7940757B2 (en) * | 2006-02-23 | 2011-05-10 | Cisco Technology, Inc. | Systems and methods for access port ICMP analysis |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5309437A (en) * | 1990-06-29 | 1994-05-03 | Digital Equipment Corporation | Bridge-like internet protocol router |
| JP3113742B2 (ja) | 1991-08-30 | 2000-12-04 | 株式会社日立製作所 | インタネットワーク装置 |
| JPH0787121A (ja) | 1993-09-13 | 1995-03-31 | Nissin Electric Co Ltd | ブリッジ形式ネットワーク間接続装置 |
| US5467349A (en) * | 1993-12-21 | 1995-11-14 | Trw Inc. | Address handler for an asynchronous transfer mode switch |
| US5809233A (en) * | 1995-12-05 | 1998-09-15 | Lucent Technologies Inc. | Method of mapping from ATMARP to NHRP |
| CN2256937Y (zh) | 1995-12-08 | 1997-06-25 | 邵承麟 | 互补进气二冲程发动机 |
| US5828844A (en) * | 1996-10-08 | 1998-10-27 | At&T Corp. | Internet NCP over ATM |
| JPH10154995A (ja) | 1996-11-20 | 1998-06-09 | Fujitsu Ltd | ゲートウェイ装置及びパケット中継方法 |
| JP2842530B2 (ja) * | 1997-01-08 | 1999-01-06 | 日本電気株式会社 | Ａｔｍ ｖｌａｎクライアント−サーバシステム |
| JP3000968B2 (ja) | 1997-07-09 | 2000-01-17 | 日本電気株式会社 | パケットフィルタリングシステム |
| EP0866630A1 (en) * | 1997-02-14 | 1998-09-23 | Nec Corporation | ATM network with a filtering table for securing communication |
| JP2947201B2 (ja) | 1997-02-14 | 1999-09-13 | 日本電気株式会社 | Ａｔｍ網を用いた通信方式 |
| JPH10285168A (ja) | 1997-04-02 | 1998-10-23 | Nec Corp | パス切替システム |
| JP3188866B2 (ja) * | 1997-04-09 | 2001-07-16 | アルカテル | インターネット閉域ユーザーグループ |
| US6304912B1 (en) * | 1997-07-24 | 2001-10-16 | Fujitsu Limited | Process and apparatus for speeding-up layer-2 and layer-3 routing, and for determining layer-2 reachability, through a plurality of subnetworks |
| US6189041B1 (en) * | 1997-11-12 | 2001-02-13 | International Business Machines Corporation | Next hop resolution protocol cut-through to LANs |
| US6597684B1 (en) | 1997-12-24 | 2003-07-22 | Nortel Networks Ltd. | Distributed architecture and associated protocols for efficient quality of service-based route computation |
| JPH11298484A (ja) | 1998-04-08 | 1999-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | Ａｔｍ通信規制方式 |
| US6279035B1 (en) * | 1998-04-10 | 2001-08-21 | Nortel Networks Limited | Optimizing flow detection and reducing control plane processing in a multi-protocol over ATM (MPOA) system |
| US6256314B1 (en) * | 1998-08-11 | 2001-07-03 | Avaya Technology Corp. | Apparatus and methods for routerless layer 3 forwarding in a network |
| US6385170B1 (en) * | 1998-12-29 | 2002-05-07 | At&T Corp. | Method and system for dynamically triggering flow-based quality of service shortcuts through a router |
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- 1999-02-26 JP JP5199199A patent/JP3082760B1/ja not_active Expired - Fee Related
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2000
- 2000-02-23 CA CA 2299138 patent/CA2299138C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-24 US US09/512,088 patent/US6915349B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2005
- 2005-05-05 US US11/122,249 patent/US8340075B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-12-21 US US13/725,343 patent/US20130107886A1/en not_active Abandoned
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