JP3082321B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP3082321B2 JP03185334A JP18533491A JP3082321B2 JP 3082321 B2 JP3082321 B2 JP 3082321B2 JP 03185334 A JP03185334 A JP 03185334A JP 18533491 A JP18533491 A JP 18533491A JP 3082321 B2 JP3082321 B2 JP 3082321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に関し、特に複
数の集光性レンズ、例えば屈折率分布型レンズを所定の
ピッチで配列した光学手段を利用して原稿面上の画像を
読取るデータ通信、ファクシミリ通信、ワードプロセッ
サ等において該原稿面を照明する際に好適な照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりデータ通信やファクシミリ通信
等の画像読取装置では照明装置として複数の発光素子、
例えば発光ダイオード(LED)を高密度に配列した発
光ダイオードアレイ(LEDアレイ)を用いて、原稿面
上の画像を照明している。そして該画像を光学手段を用
いて感光体や静電記録体、そしてCCD等の画像読取手
段面上に形成して、該画像を読取っている。このような
画像読取装置が例えば特開平1−144771号公報や
特開平1−222562号公報で提案されている。
【0003】図8は従来のこの種の照明装置を用いた画
像読取装置の要部概略図である。同図においては複数の
LED82a,82b・・・を一方向に配置したLED
アレイ83からの光束で照明した原稿面84上の画像8
5を複数の屈折率分布型レンズ87a,87b,87c
・・・を一方向に配列した光学手段81によりCCD等
の画像読取手段86面上に形成している。そして該画像
85を画像読取手段86でデジタル的に読取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に図8に示すよう
な複数の集光性レンズを連続的に一列に配置した1ライ
ン型の光学手段81と発光素子を高密度に連続的に一列
に配置した1ライン型の照明手段(LEDアレイ)83
とを用いて原稿面84上の画像85を読取るときの画像
読取手段86面上の照度分布は例えば図9の曲線91の
ようになる。
【0005】即ち、照明手段83や光学手段81の各要
素の配列、径、重なり度に応じた照度分布のムラが発生
し、読取り画像に明暗の筋が発生し、この結果画像の読
取精度が低下してくるという問題点があった。
【0006】これに対して特開昭55−118574号
公報では光学手段を構成する複数の集光性レンズの配列
ピッチを照明装置を構成するLEDの配列ピッチに対し
て1/2ピッチずらして画像読取面上の照度分布の均一
化を図っている。
【0007】しかしながら屈折率分布型レンズで均一輝
度の面光源を結像したときの結像面の照度分布は釣り鐘
状の分布となる。このときの照度分布は光学的に等価な
球面レンズのF値を用いて表わすとmを重なり度(屈折
率分布型レンズの直径をD、結像面の視野半径をX0
したときのX0 /D)θを開口角、Nを列数、KN を列
数によって決まる定数とすると、面走査方式の場合
【0008】
【数2】 線走査方式の場合
【0009】
【数3】 となる。
【0010】従って複数の屈折率分布型レンズを配列し
た光学手段を用いたときの画像読取面上の照度分布は釣
り鐘状に加えて、集光性レンズアレイの開口数θ、列数
N、そして重なり度mに依存してくる。
【0011】この為、先の特開昭55−118574号
公報で提案している方法では画像読取面(結像面)の照
度分布を均一にするのが大変難しかった。
【0012】本発明は複数の集光性レンズを一定のピッ
チで配列した光学手段を用いて原稿面上の画像を読取る
際、複数の発光素子を光学手段の構成に対応させて適切
なるピッチで配列することにより、画像読取面上で均一
の照度分布が容易に得られ、高精度な画像読取りが可能
な照明装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、原
稿面上の画像を複数の集光性レンズを所定のピッチで配
列した光学手段で所定面上に結像する際の該原稿面を照
明する照明装置であって、該照明装置は複数の発光素子
をピッチPSで配列した発光素子アレイを有しており、
該ピッチPSは該集光性レンズの直径をD、原稿面上の
読取りの視野半径をX0 、nを正の整数としたとき
【0014】
【数4】 の如く設定したことを特徴としている。
【0015】特に本発明では前記発光素子アレイは前記
光学手段の複数の集光性レンズの配列方向に調整可能で
あることを特徴としている。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部斜視図、図2
は図1の光路を展開した説明図、図3は図1のX方向か
ら見たときの側面図である。
【0017】図中1は光学手段であり、複数の集光性レ
ンズ7(7a,7b,7c・・・)を一定のピッチPL
で1次元方向(X方向)に配列した構成より成ってい
る。本実施例では集光性レンズ7a,7b,7c・・・
を直径Dの屈折率分布型レンズより構成している。
【0018】3は照明装置であり、液晶シャッタ・アレ
イや複数の発光素子2(2a,2b,2c・・・)を一
定のピッチPSで1次元方向(X方向)に配列した構成
より成っている。本実施例では発光素子2(2a,2
b,2c・・・)を発光ダイオード(LED)から構成
している。この為、以下照明装置3をLEDアレイとも
いう。4は原稿面、5は原稿面4上の光学手段1で結像
される領域の画像を示している。6は画像読取手段であ
り、CCDより成っている。
【0019】本実施例では原稿面4上の画像5を照明装
置3からの光束で照明する。そして光学手段1により該
画像5を画像読取手段6面上に形成し、該画像読取手段
6により画像5をデジタル的に読取っている。そして原
稿面4をY方向に一定速度で移動させることにより原稿
面4上の画像を2次元的に画像読取手段6で順次読取っ
ている。
【0020】本実施例では光学手段1を複数の集光性レ
ンズ7をピッチPLで配列して構成している。このとき
照明装置3の発光素子2の配列ピッチPSが集光性レン
ズ7の重なり度をm(集光性レンズ7の直径をD、原稿
4面上での視野半径をX0 としたときm=X0 /D)、
nを正の整数としたとき
【0021】図2及び後述する図5(A),(B)から
も明らかのように
【数5】 となるようにしている。図2ではm=1、n=1の場合
を示している。これにより従来図9に示すような画像読
取面で生じていた照度分布のムラを図4に示すような均
一な照度分布となるようにしている。
【0022】又、本実施例では照明装置3をX、Y、Z
方向に移動可能となるようにして画像読取面上での照度
分布が更に均一となるように調整している。又、用いる
LED発光素子の形状や発光の配光性は、いずれの形状
でもかまわない。
【0023】尚、本実施例では照明装置の発光素子の配
列ピッチPSが(1)式を満足するものであれば画像読
取面上において図4に示すような均一の照度分布が得ら
れる。
【0024】図5(A)はPS=1/n・1/m・PL
においてm=1、n=2の場合を、図5(B)はPS=
1/n・1/m・PLにおいてm=1、n=3の場合を
示している。
【0025】図6(A)、(B)は本発明の実施例2の
要部側面図である。光学手段に直径Dが1mm以下の非
常に細い屈折率分布型レンズを用いたときには光の伝達
効率が低下して画像読取面上における照度が低下してく
る。
【0026】そこで本実施例では2つの照明装置51,
52を設けて原稿面4上の画像5を左右方向から又は同
一方向から照明している。これにより画像読取面上での
照度分布のムラ及び照度の低下を防止している。
【0027】尚、このとき2つの照明装置51,52の
発光素子2の相互の配列は、例えば図7(A)、(B)
に示すようにY方向に発光素子を同期させて配列しても
良く、又互いにずらして配列しても、同様の効果が得ら
れる。
【0028】この他本発明においては集光性レンズを所
定のピッチで配列した複数列の光学手段を用いても、特
に画像読取手段にCCD等を用いて線走査方式で画像を
読取る場合には前述と同様の効果が得られるので好まし
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば複数の集光性レンズを一
定のピッチで配列した光学手段を用いて原稿面上の画像
を読取る際、前述の如く複数の発光素子を光学手段の構
成に対応させて適切なるピッチで配列することにより、
画像読取面上で均一の照度分布が容易に得られ、高精度
な画像読取りが可能な照明装置を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部斜視図
【図2】図1の光路を展開したときの説明図
【図3】図1の側面図
【図4】図1の画像読取面上における照度分布の説明図
【図5】図1の照明装置の他の実施例の説明図
【図6】本発明の実施例2の要部側面図
【図7】図6の照明装置の説明図
【図8】従来の画像読取装置の要部斜視図
【図9】図8の画像読取面上における照度分布の説明図
【符号の説明】
1 光学手段 2,2a,2b・・・ 発光素子 3 照明装置 4 原稿面 5 原稿読取部分 6 画像読取手段 7,7a,7b・・・ 集光性レンズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿面上の画像を複数の集光性レンズを
    所定のピッチで配列した光学手段で所定面上に結像する
    際の該原稿面を照明する照明装置であって、該照明装置
    は複数の発光素子をピッチPSで配列した発光素子アレ
    イを有しており、該集光性レンズのピッチをPL、該ピ
    ッチPSは該集光性レンズの直径をD、該1つの集光性
    レンズによる原稿面上の読取りの視野半径をX 、n
    を正の整数としたとき 【数1】 の如く設定したことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記発光素子アレイは前記光学手段の複
    数の集光性レンズの配列方向に調整可能であることを特
    徴とする請求項1の照明装置。
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