JP3082007U - 流し灯篭 - Google Patents

流し灯篭

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JP3082007U
JP3082007U JP2001003233U JP2001003233U JP3082007U JP 3082007 U JP3082007 U JP 3082007U JP 2001003233 U JP2001003233 U JP 2001003233U JP 2001003233 U JP2001003233 U JP 2001003233U JP 3082007 U JP3082007 U JP 3082007U
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JP
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bottom plate
candlestick
paper
sink
hook
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JP2001003233U
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Inventor
康友 田中
Original Assignee
株式会社丸福
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後に川や海から引き上げて分別廃棄する
場合に、燭台や鉤片を底板から取り外す面倒がなく、ま
た、そのまま川や海に流してしまう場合に、燭台や鉤片
が分解したり溶けたりせずに残って魚や鳥などに餌と間
違えられて飲み込まれる心配のない流し灯篭を提供す
る。 【解決手段】 上面にロウソク7を立てて水面に浮かせ
ることができる紙製の底板1と、その底板1の上にロウ
ソク7の外周部を囲って覆うように載置する同じく紙製
の筒状体2とから成る流し灯篭において、その底板1の
上面中央部に紙製の燭台3を設置するとともに、同じく
底板1の上面において上記燭台3の周囲の複数箇所に上
記筒状体2の下端部をロックする紙製の鉤片8を設けた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流し灯篭に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上面にロウソクを立てて水面に浮かせることができる紙製の底板と、そ の底板の上にロウソクの外周部を囲って覆うように載置する同じく紙製の筒状体 とから成る流し灯篭が存在する。
【0003】 ところで、底板の上には、ロウソクを立てるための燭台や、筒状体をロックす るための鉤片を設ける必要があるが、従来の流し灯篭は、それらの燭台や鉤片が 金属製であった。したがって、使用後に川や海から引き上げて分別廃棄する場合 は、燭台や鉤片を底板から取り外す面倒があった。また、そのまま川や海に流し てしまう場合は、底板と筒状体は紙製なので最終的には分解したり溶けてしまう が、金属製の燭台や鉤片は分解したり溶けたりしないので、魚や鳥などが餌と間 違えて飲み込んでしまう虞があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、使用後に川や海から引き上げて分別廃棄する場合に、燭台や 鉤片を底板から取り外す面倒がなく、また、そのまま川や海に流してしまう場合 に、燭台や鉤片が分解したり溶けたりせずに残って魚や鳥などに餌と間違えられ て飲み込まれる心配のない流し灯篭の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の流し灯篭は、上面にロウソク7を立て て水面に浮かせることができる紙製の底板1と、その底板1の上にロウソク7の 外周部を囲って覆うように載置する同じく紙製の筒状体2とから成る流し灯篭に おいて、その底板1の上面中央部に紙製の燭台3を設置するとともに、同じく底 板1の上面において上記燭台3の周囲の複数箇所に上記筒状体2の下端部をロッ クする紙製の鉤片8を設けたことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0006】 なお、上記の本考案の流し灯篭は、上面5にロウソク7の下端部を差し込み可 能な放射状の切込線6を設けた中空の箱体4を底板1の上面中央部に糊付けして 燭台3を構成することができる。
【0007】 さらに、上記の本考案の流し灯篭は、 基板部9と、立ち上がり板部10と、 頭部11と、その頭部11よりも少し幅狭の首部12とから成って、その基板部 9を底板1に糊付けした鉤片8を構成するとともに、筒状体2の周壁13の下端 部に、横長の切込線18と、それよりも少し短い同じく横長の切抜孔19とから 成る係止部17を構成して、その鉤片8の頭部11を内側へ折り曲げて筒状体2 の係止部17における切込線18から筒状体2の内側へ差し込むとともに、鉤片 8の首部12を係止部17の切抜孔19に嵌め込むことにより、鉤片8を係止部 17にロックして筒状体2を底板1に対し固定可能とした構成にすることができ る。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、図1に示すよ うに、本考案の流し灯篭は、底板1と筒状体2とから成り、底板1も筒状体2も 紙製である。
【0009】 底板1は、図に示すように、その周辺部を上方へ折り起こすことにより上面が 凹んだ皿状になして、全体的な形状を蓮の葉のデザインにすることができる。こ の底板1は水面に浮かせることができる。そして、底板1の上面における中心部 に燭台3を設置している。
【0010】 この燭台3も紙製である。この燭台3は中空の箱体4になっていて、その箱体 4の上面5の中心部に放射状の切込線6を設けている。この燭台3は底板1に対 し糊付けにより固定されている。
【0011】 ロウソク7は、図4に示すように、その下端部を燭台3の箱体4における上面 5に設けた切込線6を開くようにして箱体4の内部に差し込んで保持され、これ により起立姿勢で支持される。
【0012】 また、同じく底板1の上面には、燭台3の周囲の複数箇所に鉤片8を設置して いる。この鉤片8も紙製である。この鉤片8は基板部9と、立ち上がり板部10 と、頭部11と、その頭部11より少し幅狭の首部12とから成り、その基板部 9が底板1に対し糊付けにより固定されている。
【0013】 筒状体2は、上下両端が開口した中空構造で、かつ、断面が六角形等の角形を 呈している。すなわち、周壁13は六面等の複数面で構成されている。そして、 この筒状体2は、不使用時に、図6に示すように、扁平に折畳むことができる構 造になっている。
【0014】 筒状体2の周壁13の主体は厚紙14で形成されているが、その厚紙14には 窓孔15が穿設されて、その窓孔15には透光性を有する薄紙16が張設されて いる。そして、その薄紙16には適宜な絵が描かれている。
【0015】 筒状体2の周壁13の下端部で周方向の複数箇所には、厚紙14で形成された 箇所に、上記の鉤片8の係止部17を設けている。この係止部17は、横長の切 込線18と、それよりも少し短い同じく横長の切抜孔19とが連続した構造にな っている。
【0016】 筒状体2は、図2に示すように、底板1の燭台3に立てたロウソク7の外周部 を囲って覆うようにその底板1の上に載置する。そして、底板1に設けた鉤片8 の頭部11を内側へ折り曲げて筒状体2の係止部17における切込線18から筒 状体2の内側へ差し込むとともに、鉤片8の首部12を係止部17の切抜孔19 に嵌め込むことにより、鉤片8を係止部17にロックして筒状体2を底板1に対 し固定することができる。
【0017】
【考案の効果】
請求項1記載の本考案の流し灯篭は、底板1、筒状体2、燭台3及び鉤片8が すべて紙製なので、使用後に川や海から引き上げて分別廃棄する場合に、燭台3 や鉤片8を底板1から取り外す面倒がなく、また、そのまま川や海に流してしま う場合も、燭台3や鉤片8が分解したり溶けたりして残らないので、魚や鳥など に餌と間違えられて飲み込まれる心配がない。したがって、環境保護に極めて寄 与することができる。 また、請求項2記載の本考案の流し灯篭は、ロウソク7を立てる燭台3を容易 に構成できるというメリットがある。 また、請求項3記載の本考案の流し灯篭は、底板1と筒状体2のロック機構を 容易に構成できるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】底板と筒状体を分離した状態の斜視図である。
【図2】底板に筒状体を組付けた状態の斜視図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】図2のB−B線における断面図である。
【図5】図2のC−C線における断面図である。
【図6】筒状体を折畳んだ状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 底板 2 筒状体 3 燭台 4 箱体 5 上面 6 切込線 7 ロウソク 8 鉤片 9 基板部 10 立ち上がり板部 11 頭部 12 首部 13 周壁 14 厚紙 15 窓孔 16 薄紙 17 係止部 18 切込線 19 切抜孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にロウソク7を立てて水面に浮かせ
    ることができる紙製の底板1と、その底板1の上にロウ
    ソク7の外周部を囲って覆うように載置する同じく紙製
    の筒状体2とから成る流し灯篭において、その底板1の
    上面中央部に紙製の燭台3を設置するとともに、同じく
    底板1の上面において上記燭台3の周囲の複数箇所に上
    記筒状体2の下端部をロックする紙製の鉤片8を設けた
    ことを特徴とする流し灯篭。
  2. 【請求項2】 上面5にロウソク7の下端部を差し込み
    可能な放射状の切込線6を設けた中空の箱体4を底板1
    の上面中央部に糊付けして燭台3を構成した請求項1記
    載の流し灯篭。
  3. 【請求項3】 基板部9と、立ち上がり板部10と、頭
    部11と、その頭部11よりも少し幅狭の首部12とか
    ら成って、その基板部9を底板1に糊付けした鉤片8を
    構成するとともに、筒状体2の周壁13の下端部に、横
    長の切込線18と、それよりも少し短い同じく横長の切
    抜孔19とから成る係止部17を構成して、その鉤片8
    の頭部11を内側へ折り曲げて筒状体2の係止部17に
    おける切込線18から筒状体2の内側へ差し込むととも
    に、鉤片8の首部12を係止部17の切抜孔19に嵌め
    込むことにより、鉤片8を係止部17にロックして筒状
    体2を底板1に対し固定可能とした請求項1または請求
    項2記載の流し灯篭。
JP2001003233U 2001-05-23 2001-05-23 流し灯篭 Expired - Lifetime JP3082007U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05253006A (ja) * 1991-09-27 1993-10-05 Converse Inc 側方・中間安定性を改良した靴底
JPH0678805A (ja) * 1992-09-04 1994-03-22 Asics Corp ミッドソール

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JPH05253006A (ja) * 1991-09-27 1993-10-05 Converse Inc 側方・中間安定性を改良した靴底
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