JP3081039U - 折り畳み式絵本及び記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本 - Google Patents

折り畳み式絵本及び記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本

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Abstract

(57)【要約】 【課題】絵本の本文を折り畳み可能にして製品コストを
大幅に低減する。 【解決手段】両面に印刷が可能な長尺厚紙101の一端
から他端方向に厚紙101の長尺方向と直交する折線1
02により裏平部201と背部202と表平部203と
に順に区画して表紙20を形成するとともに表平部20
3に折線を介して連接される残りの厚紙101に対し、
厚紙101の他端方向に一定間隔に設けた折線103で
ジグザグに折り曲げられる複数のぺ一ジ片301A〜3
01Dを形成して本文30を構成し、この本文30を折
り畳んだ状態で表紙20の裏平部201と表平部203
との間に収容されるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、折り畳み式絵本及び記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本に 関し、さらに詳しくは、表紙部と該表紙部の内側に折り畳まれて収容できる中身 部分とを長尺の厚紙から構成してなる折り畳み式絵本及び前記表紙部の裏面に記 録媒体収納ホルダ−を貼り込んでなる記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵 本に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
児童用のイラストレ−ションを中心とした多色刷の絵本は、本文(中身)及び表 紙から構成され、これらには、一般にボ−ル紙に印刷用紙を貼り合わせた厚手の 紙が使用される。 前記本文は、印刷面を内側に非印刷面を外側にして二つ折りにした複数の本文 用厚紙の非印刷面同士を互いに重ね合わせて接着することで構成され、また、前 記表紙は、前記本文の厚さに対応する幅の背部と、この背部の幅方向の両端に折 り曲げ可能に連接された表平部及び裏平部とから構成される。 そして、絵本の製本は、前記本文を、その綴じ側が表紙の背部と対向するよう にして、表紙の表平部と裏平部との間に挿入し、この本文の厚さ方向の両面に位 置する厚紙の非印刷面と、これと対向する表平部及び裏平部の非印刷面とを互い に重ね合わせて接着することで行われる。
【0003】 また、最近の絵本には、絵本の内容に対応する情報を記録したCD,CD−R OMやDVD等の記録媒体が綴じ込み式に付加されるようになっており、この記 録媒体の綴じ込みに際しては、記録媒体を紙製または合成樹脂製の袋に入れて封 緘し、これを製本された後の絵本の表紙の裏面などに手作業で貼り付けるように している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記のような従来の絵本では、本文を構成する本文用厚紙同士の貼り 合わせや本文の表紙への貼り込み作業が必要になるため、絵本がコスト高になる という問題がある。 また、上記のような従来の絵本への記録媒体の綴じ込み方式では、袋に封入し た記録媒体を製本後の絵本の表紙の裏面などに手作業で貼り付けるようにしてい るため、その作業が煩雑になり、コスト高になるという問題があった。
【0005】 本考案は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、製品コ ストを大幅に低減できる折り畳み式絵本を提供することを目的とする。 また、本考案は、記録媒体を封入した記録媒体収納ホルダ−を製本過程で貼り 込み可能にするとともに、製品コストを大幅に低減することが可能な記録媒体収 納ホルダ−付きの折り畳み式絵本を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案にかかる折り畳み式絵本は、両面に 印刷が可能な長尺厚紙の一端から他端方向に、該厚紙の長尺方向と直交する折線 により裏平部と背部と表平部とに順に区画して表紙を形成するとともに、前記表 平部に折線を介して連接される残りの厚紙に対し該厚紙の他端方向に一定間隔に 設けた折線でジグザグに折り曲げられる複数のぺ一ジ片を形成して本文を構成し 、前記本文を折り畳んだ状態で前記表紙の裏平部と表平部との間に収容されるよ うに構成したことを特徴とする。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1記載の折り畳み式絵本において、前記表紙の背部 の幅は前記折り畳まれた本文の厚さに対応していることを特徴とする。 請求項3の考案は、請求項1記載の折り畳み式絵本において、前記名ぺ一ジ片 の表面に対して前記表平部に連なるぺ一ジ片の表面から最終端に位置するぺ一ジ 片の表面に向け順番に頁立てし、かつ該表面への頁立てに引き続いて前記名ぺ一 ジ片の裏面に対し前記最終端に位置するぺ一ジ片の裏面から前記表平部に連なる ぺ一ジ片の裏面に向け順番に頁立てし、さらに該裏面への頁立てに引き続いて前 記表平部及び裏平部の裏面に対し表平部から裏平部に向け順番に頁立てしたこと を特徴とする。
【0008】 請求項4の考案にかかる記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本は、両面 に印刷が可能な長尺厚紙の一端から他端方向に、該厚紙の長尺方向と直交する折 線により裏平部と背部と表平部とに順に区画して表紙を形成するとともに、前記 表平部に折線を介して連接される残りの厚紙に対し該厚紙の他端方向に一定間隔 に設けた折線でジグザグに折り曲げられる複数のぺ一ジ片を形成して本文を構成 し、前記裏平部の裏面に記録媒体収納ホルダ−を貼り込み、前記本文は折り畳ん だ状態で前記表紙の裏平部と表平部との間に収容されるように構成したことを特 徴とする。
【0009】 請求項5の考案は、請求項4記載の記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵 本において、前記表紙の背部は、前記折り畳まれた本文の厚さと前記記録媒体収 綱ホルダ−の厚さを加えた寸法に対応する幅を有することを特徴とする。 請求項6の考案は、請求項4記載の記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵 本において、前記名ぺ一ジ片の表面に対して前記表平部に連なるぺ一ジ片の表面 から最終端に位置するぺ一ジ片の表面に向け順番に頁立てし、かつ該表面への頁 立てに引き続いて前記名ぺ一ジ片の裏面に対し前記最終端に位置するぺ一ジ片の 裏面から前記表平部に連なるぺ一ジ片の裏面に向け順番に頁立てし、さらに該裏 面への頁立てに引き続いて前記表平部の裏面に対し頁立てしたことを特徴とする 。 請求項7の考案は、請求項4記載の記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵 本において、前記記録媒体収納ホルダ−は、記録媒体が着脱可能に嵌合される抜 き穴が中央に位置して形成されているとともに前記抜き穴と連通するように形成 された爪先挿入用の第1切欠き部を有する板紙芯材と、前記板紙芯材の表面に積 層して接着され、前記抜き穴に対向して開封用の破断線が形成されているととも に前記破断線に隣接して前記第1切欠き部と対向する箇所に形成された爪先挿入 用の第2切欠き部を有し、かつ前記破断線で囲まれた箇所に記録媒体の存在確認 用窓を有する表蓋用板紙と、前記板紙芯材の裏面に積層して接着された裏蓋用板 紙とを備え、前記板紙芯材の抜き穴に収容された記録媒体を前記表蓋用板紙と前 記裏蓋用板紙により封入状態に保持することを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1は本考案にかかる折り畳み式絵本の一実施の形態を示す全体の構成斜視図 、図2は本考案の実施の形態における折り畳み式絵本を展開して示す平面図、図 3は本考案の実施の形態における折り畳み式絵本の説明図である。
【0011】 図1において、折り畳み式絵本10は、表紙20と、本文30とを備え、これ ら表紙20及び本文30は、図2に示すように、ボ−ル紙の両面に印刷紙を貼り 合わせた、例えばK判3面取りが可能な長さを有する長尺の厚紙101から構成 される。
【0012】 前記表紙20は、図2に示すように、厚紙101の一端から他端方向に、厚紙 101の長尺方向と直交するように形成した折線102により裏平部201と背 部202と表平部203とに順に区画することで構成され、これら裏平部201 、背部202及び表平行合板部203の寸法は、例えば図2に示すように設定さ れている。なお、表紙20の表平部203の表面側は表−1、裏面側は9頁とな り、裏平部201の表面側は表−4、裏面側は10頁又は付録頁となる。 また、前記本文30は、表紙20の表平部203に折線102を介して連接さ れる残りの厚紙101に対し、この厚紙101の他端方向に一定間隔で折線10 3を形成することにより、ジグザグに連続して折り曲げられる複数のぺ一ジ片3 01A〜301Dから構成され、これらぺ一ジ片301A〜301Dの寸法は、 例えば図2に示すように設定されている。 また、表紙20の背部202の幅は前記折り畳まれた本文30の厚さに対応し ている。
【0013】 そして、各ペ一ジ片301A〜301Dの表面に対しては、図2に示すように 、表平部203に連なるぺ一ジ片301Aの表面から最終端に位置するぺ一ジ片 301Dの表面に向け順番に第1頁から第4頁の頁立てをし、かつ、この表面へ の頁立てに引き続いて、各ペ一ジ片301A〜301Dの裏面に対し最終端に位 置するぺ一ジ片301Dの裏面から表平部に連なるぺ一ジ片301Aの裏面に向 け順番に第5頁から第8頁の頁立てをし、さらに、この裏面への頁立てに引き続 いて、表平部203の裏面及び裏平部201の裏面に対し表平部203から裏平 部201に向け順番に第9頁と第10頁の頁立てを行う。
【0014】 上記のように構成された絵本10において、各ペ−ジ片301A〜301Dは 、図3(A)示すように、折線103からジグザグに折り畳まれ、この折り畳まれ た本文30は、図3(B)に示すように表紙20の裏平部201と表平部203と の間に収容される。
【0015】 このような絵本10によれば、両面に印刷された長尺の厚紙101に対して表 紙20構成用の折線102及びぺ一ジ片301A〜301D区画用の折線103 を施すことだけで折り畳み式の絵本を構成することができるから、製品コストを 大幅に低減することができる。 また、本文30を構成する各ペ−ジ片301A〜301Dはジグザグに連続し て折り畳まれるものであるため、各ペ−ジ片301A〜301Dを平面状の展開 することができ、これにより、各ペ−ジ片301A〜301Dに印刷された児童 用イラストレ−ションの内容が見易くなるという効果を有する。 また、本文30が連続した構成であるので、頁本として使用する以外に、つな ぎ絵として各ペ−ジ片に跨る風景,乗物等を印刷して使用できる。 さらに、抜き型を使用して加工することが可能であり、各頁の絵柄に応じた形 の穴を加工することが容易にできる。 さらにまた、頁を増やすために、別の本文を用意して、糊等により最終の頁に 貼り付けることにより、容易に頁を増やすことが可能である。
【0016】 次に、図4〜図7により本考案にかかる記録媒体収納ホルダ−付き折り畳み式 絵本の実施の形態について説明する。 図4は本考案にかかる記録媒体収納ホルダ−付き折り畳み式絵本の一実施の形 態を示す全体の構成斜視図、図5は本考案の実施の形態における記録媒体収納ホ ルダ−付き折り畳み式絵本を展開して示す平面図、図3は本考案の実施の形態に おける記録媒体収納ホルダ−付き折り畳み式絵本の説明図、図7は本考案の実施 の形態における記録媒体収納ホルダ−の構成部品及びホルダ−用厚紙の構成説明 図である。
【0017】 図4において、記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本10は、表紙20 と、本文30と、記録媒体収納ホルダ−40を備え、これら表紙20及び本文3 0は、図5に示すように、ボ−ル紙の両面に印刷紙を貼り合わせた、例えばK判 3面取りが可能な長さを有する長尺の厚紙101から構成される。
【0018】 前記表紙20は、図5に示すように、厚紙101の一端から他端方向に、厚紙 101の長尺方向と直交するように形成した折線102により裏平部201と背 部202と表平部203とに順に区画することで構成され、これら裏平部201 、背部202及び表平部203の寸法は、例えば図2に示すように設定されてい る。 また、前記本文30は、表紙20の表平部203に折線102を介して連接さ れる残りの厚紙101に対し、この厚紙101の他端方向に一定間隔で折線10 3を形成することにより、ジグザグに連続して折り曲げられる複数のぺ一ジ片3 01A〜301Dから構成され、これらぺ一ジ片301A〜301Dの寸法は、 例えば図2に示すように設定されている。 また、表紙20の背部202の幅は前記折り畳まれた本文30の厚さと記録媒 体収納ホルダ−40の厚さを加えた寸法に対応する幅を有している。
【0019】 そして、各ペ−ジ片301A〜301Dの表面に対しては、図5に示すように 、表平部203に連なるぺ一ジ片301Aの表面から最終端に位置するぺ一ジ片 301Dの表面に向け順番に第1頁から第4頁の頁立てをし、かつ、この表面へ の頁立てに引き続いて、各ペ−ジ片301A〜301Dの裏面に対し最終端に位 置するぺ一ジ片301Dの裏面から表平部に連なるぺ一ジ片301Aの裏面に向 け、順番に第5頁から第8頁の頁立てをし、さらに、この裏面への頁立てに引き 続いて、表平部203の表面である表−1の裏面側に対し第9頁の頁立てを行う 。
【0020】 前記記録媒体収納ホルダ−40は、表紙20の裏平部201の表面である表− 4の裏面側の記録媒体収納ホルダ−用台紙に張り込まれるもので、図7に示すよ うに、板紙芯材401と、表蓋用板紙402及び裏蓋用板紙403を備える。 板紙芯材401は、円盤状のCD,CD−ROMまたはDVD等の記録媒体6 0の厚さより僅かに厚い厚紙からなり、この板紙芯材401には、記録媒体60 が着脱可能に嵌合される円形の抜き穴401Aが中央に位置して形成されている とともに、この抜き穴401Aと連通するように爪先挿入用の切欠き部401B (請求項の第1切欠き部に相当する)が形成されている。
【0021】 また、表蓋用板紙402は、板紙芯材401の表面に重ね合わせて接着剤によ り貼り合わされるもので、この表蓋用板紙402には、板紙芯材401の抜き穴 401Aに対向して開封用の半円状破断線402Aが形成されているとともに、 この破断線204Aに隣接して、板紙芯材401の切欠き部401Bと対向する 箇所に爪先挿入用の切欠き部204B(請求項の第2切欠き部に相当する)が形成 成され、さらに、破断線402Aで囲まれた箇所には記録媒体60の存在確認用 窓402Cが形成されている。
【0022】 また、裏蓋用板紙403は、板紙芯材401の裏面に重ね合わせて接着されも のであり、表蓋用板紙402が板紙芯材401の表面に貼り合わされ、この状態 で、記録媒体60を板紙芯材401の裏面側から抜き穴401A内に収納した後 に裏蓋用板紙403が貼り合わされる。これにより、記録媒体60を記録媒体収 納ホルダ−40内に封入状態に保持できるようになっている。
【0023】 このような絵本10によれば、両面に印刷された長尺の厚紙101に対して表 紙20構成用の折線102及びぺ一ジ片301A〜301D区画用の折線103 を施すことだけで折り畳み式の絵本を構成し、かつ、記録媒体を封入した記録媒 体収納ホルダ−40を製本過程で貼り込みが可能になるため、製品コストを大幅 に低減することができる。 また、本文30を構成する各ペ−ジ片301A〜301Dはジグザグに連続し て折り畳まれるものであるため、各ペ−ジ片301A〜301Dを平面状の展開 することができ、これにより、各ペ−ジ片301A〜301Dに印刷された児童 用イラストレ−ションの内容が見易くなるという効果を有する。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の折り畳み式絵本によれば、両面に印刷された長 尺の厚紙に対して表紙構成用の折線及びぺ一ジ片区画用の折線を施すこだけで折 り畳み式の絵本を構成することができるから、製品コストを大幅に低減すること ができる。
【0025】 また、本考案の記録媒体収納ホルダ−付き折り畳み式絵本によれば、両面に印 刷された長尺の厚紙に対して表紙構成用の折線及びぺ一ジ片区画用の折線を施す こだけで折り畳み式の絵本を構成し、かつ、記録媒体を封入した記録媒体収納ホ ルダ−を製本過程で貼り込みが可能になるため、製品コストを大幅に低減するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる折り畳み式絵本の一実施の形態
を示す全体の構成斜視図。
【図2】本考案の実施の形態における折り畳み式絵本を
展開して示す平面図。
【図3】本考案の実施の形態における折り畳み式絵本の
説明図。
【図4】本考案にかかる記録媒体収納ホルダ−付き折り
畳み式絵本の一実施の形態を示す全体の構成斜視図。
【図5】本考案の実施の形態における記録媒体収納ホル
ダ−付き折り畳み式絵本を展開して示す平面図。
【図6】本考案の実施の形態における記録媒体収納ホル
ダ−付き折り畳み式絵本の説明図。
【図7】本考案の実施の形態における記録媒体収納ホル
ダ−の構成部品及びホルダ−用厚紙の構成説明図。
【符号の説明】
10 折り畳み式絵本 101 厚紙 102,103 折線 2 表紙 201 裏平部 202 背部 203 表平部 30 本文 301A〜301D ぺ一ジ片 40 記録媒体収納ホルダ− 401 板紙芯材 401A 抜き穴 401B 切欠き部 402 表蓋用板紙 402A 破断線 402B 切欠き部 402C 存在確認用窓 403 裏蓋用板紙

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に印刷が可能な長尺厚紙の一端から
    他端方向に、該厚紙の長尺方向と直交する折線により裏
    平部と背部と表平部とに順に区画して表紙を形成すると
    ともに、前記表平部に折線を介して連接される残りの厚
    紙に対し該厚紙の他端方向に一定間隔に設けた折線でジ
    グザグに折り曲げられる複数のぺ一ジ片を形成して本文
    を構成し、前記本文を折り畳んだ状態で前記表紙の裏平
    部と表平部との間に収容されるように構成したことを特
    徴とする折り畳み式絵本。
  2. 【請求項2】 前記表紙の背部の幅は前記折り畳まれた
    本文の厚さに対応していることを特徴とする請求項1記
    載の折り畳み式絵本。
  3. 【請求項3】 前記名ぺ一ジ片の表面に対して前記表平
    部に連なるぺ一ジ片の表面から最終端に位置するぺ一ジ
    片の表面に向け順番に頁立てし、かつ該表面への頁立て
    に引き続いて前記名ぺ一ジ片の裏面に対し前記最終端に
    位置するぺ一ジ片の裏面から前記表平部に連なるぺ一ジ
    片の裏面に向け順番に頁立てし、さらに該裏面への頁立
    てに引き続いて前記表平部及び裏平部の裏面に対し表平
    部から裏平部に向け順番に頁立てしたことを特徴とする
    請求項1記載の折り畳み式絵本。
  4. 【請求項4】 両面に印刷が可能な長尺厚紙の一端から
    他端方向に、該厚紙の長尺方向と直交する折線により裏
    平部と背部と表平部とに順に区画して表紙を形成すると
    ともに、前記表平部に折線を介して連接される残りの厚
    紙に対し該厚紙の他端方向に一定間隔に設けた折線でジ
    グザグに折り曲げられる複数のぺ一ジ片を形成して本文
    を構成し、前記裏平部の裏面に記録媒体収納ホルダ−を
    貼り込み、前記本文は折り畳んだ状態で前記表紙の裏平
    部と表平部との問に収容されるように構成したことを特
    徴とする記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本。
  5. 【請求項5】 前記表紙の背部は、前記折り畳まれた本
    文の厚さと前記記録媒体収納ホルダ−の厚さを加えた寸
    法に対応する幅を有することを特徴とする請求項4記載
    の記録媒体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本。
  6. 【請求項6】 前記名ぺ一ジ片の表面に対して前記表平
    部に連なるぺ一ジ片の表面から最終端に位置するぺ一ジ
    片の表面に向け順番に頁立てし、かつ該表面への頁立て
    に引き続いて前記名ぺ一ジ片の裏面に対し前記最終端に
    位置するぺ一ジ片の裏面から前記表平部に連なるぺ一ジ
    片の裏面に向け順番に頁立てし、さらに該裏面への頁立
    てに引き続いて前記表平部の裏面に対し頁立てしたこと
    を特徴とする請求項4記載の記録媒体収納ホルダ−付き
    の折り畳み式絵本。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体収納ホルダ−は、記録媒体
    が着脱可能に嵌合される抜き穴が中央に位置して形成さ
    れているとともに前記抜き穴と連通するように形成され
    た爪先挿入用の第1切欠き部を有する板紙芯材と、前記
    板紙芯材の表面に積層して接着され、前記抜き穴に対向
    して開封用の破断線が形成されているとともに前記破断
    線に隣接して前記第1切欠き部と対向する箇所に形成さ
    れた爪先挿入用の第2切欠き部を有し、かつ前記破断線
    で囲まれた箇所に記録媒体の存在確認用窓を有する表蓋
    用板紙と、前記板紙芯材の裏面に積層して接着された裏
    蓋用板紙とを備え、前記板紙芯材の抜き穴に収容された
    記録媒体を前記表蓋用板紙と前記裏蓋用板紙により封入
    状態に保持することを特徴とする請求項4記載の記録媒
    体収納ホルダ−付きの折り畳み式絵本。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012000901A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Dainippon Printing Co Ltd 印画紙、フォトブックおよび画像印画方法

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