JP3080855B2 - バインダー - Google Patents

バインダー

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JP3080855B2
JP3080855B2 JP07072522A JP7252295A JP3080855B2 JP 3080855 B2 JP3080855 B2 JP 3080855B2 JP 07072522 A JP07072522 A JP 07072522A JP 7252295 A JP7252295 A JP 7252295A JP 3080855 B2 JP3080855 B2 JP 3080855B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルースリーフ等を綴じ
るためのファイル用バインダーに関する。
【0002】
【従来技術及び解決課題】従来の種々のバインダーの中
で、図6に例示されるような固定枠体Aと回動枠体Bか
ら成るバインダーが提供されている。図7は、図6の固
定枠体Aと回動枠体Bとを組み合わせた時に矢印Dから
見た側面図であり、図8は図7のフック5とフック8と
の係合状態を線E−Eから見た時の断面図である。この
バインダーの回動枠体Bにはリング状の綴爪3が起立し
ており、また軸6を有する。軸6は固定枠体Aに設けた
下方に開放した軸受け部7の軸受け凹所に嵌合してお
り、このため回動枠体Bは軸6を中心に回動して図7の
ように固定枠体Aに起立した短い綴爪2の上端に対して
閉鎖してルースリーフを綴じることができる。綴じた状
態で綴爪3を確実に綴爪2と衝合させておくために、バ
インダー両端において回動枠体Bにはフック8を備えた
レバー1が、固定枠体Aにはフック5が備えてある。回
動枠体Bのフック8は両端共にバインダーの長手方向外
側に向ており、また固定枠体Aのフック5はフック8と
係止し合うように長手方向内側に向いている。
【0003】このようにフック5及び8を備える構成か
ら、このバインダーのフック手段は、その目的を一応達
成している。しかし、フック5及び8がリング状の綴爪
2と3を含む面に対して垂直をなす方向に僅かに突き出
した形態であるために、過って指当て面7に触れたりす
るだけでフック8がフック5から外れてロックを解除す
ることがあった。
【0004】従来の他の問題は図7に示す様に、綴爪3
がリング状をなすためにバインダーが嵩高となり、場所
を取ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、こ
れらフック手段を長手方向に対して垂直な方向に突き出
したフックとしかつその内の一方のフックを適当な長さ
だけ長手方向に延在させた構成にする。本発明はまた、
回動枠体に設ける綴爪の大部分を長手方向から見た場合
に扁平な台形となるように形成し、固定枠体には綴爪を
設けないようにし、それにより全体的に扁平なバインダ
ーを構成する。なお、固定枠体には回動枠体の綴爪を開
放した時にルースリーフが脱落しないように限度の最小
少数の固定側綴爪を起立させ、それに対応して回動枠体
の綴爪を短くし、全体的には他の台形綴環と同一寸法形
状になるようにする。より詳しく述べると、本発明のバ
インダーは、固定枠体と、この固定枠体の長手方向に延
びる一縁部に沿って回動基板を枢着したバインダーにお
いて、回動基板には所定の数の綴爪が間隔をおいて起立
しており、回動基板の両端部には長手方向に対して直交
する方向に突き出した指当て板が設けてあり、前記指当
て板には上向きフックを有する係止部材が下方に突き出
ており、前記固定枠体の両端部には前記係止部材が侵入
する孔が形成されると共に、前記上向きフックが係合す
る下向きフックが前記孔の壁に形成されており、前記両
フックの係止部は長手方向に容易には外れない程度に延
長しており、したがって両フックは前記長手方向に直交
する方向から係止するものであり、それにより両フック
が容易には外れないようになっていることを特徴とす
る。固定枠体の孔は、下向きフックの係止部の隣接位置
に拡大部を有する。ロックを解除する際には、指当て板
を孔の拡大部へ向けて押圧することにより、両フックを
互いに長手方向に充分にずらすことにより初めて外すこ
とができる。このように下向きフックの長手方向の長さ
を不意の接触でも容易に係脱しない程度に延在すれば、
過って指当て面に触れた程度でフック同士の係脱が生じ
ず、不意なバインダーの開放が生じることもない。ま
た、より好ましくは、こうした構造のロック手段は、上
に述べたように、回動枠体に設ける綴爪の大部分を長手
方向から見た場合に扁平な台形となるように形成し、固
定枠体には綴爪を設けないようにし、それにより全体的
に扁平なバインダーを構成する。なお、固定枠体には回
動枠体の綴爪を開放した時にルースリーフが脱落しない
ように限度の最小少数の固定側綴爪を起立させ、それに
対応して回動枠体の綴爪を短くし、全体的には他の台形
綴爪と同一寸法形状になるようにする。このような扁平
なバインダーを使用すると、扁平なリーフバインダーを
構成でき、病院のカルテを綴じるバインダーなどの好適
に使用できる。以下に本発明の実施例を詳細に説明す
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるバインダー10の全体
平面図である。図2〜5は図1のバインダーバインダー
10を線A−A、B−B、C−Cによって切断してこの
バインダーの綴じ爪を開放した状態の断面図である。閉
鎖した状態は鎖線で示されている。これらの図を参照し
て本発明を説明する。バインダー10は、複数の綴爪2
1が所定の間隔をおいて起立する円柱基部22とその両
端にあってフック手段23を備える指当て板24とをも
つ回動枠体20と、前記複数の綴爪21のそれぞれを挿
通孔31に挿通して円柱基部22を裏側から入れて収容
保持する断面半円筒状の収容部すなわち軸受32と、フ
ック手段23を係止する係止孔34を両端に備える基板
35とからなる固定枠体30と、から構成される。
【0007】回動枠体20は、上述のように、所定の間
隔をおいて起立する複数の綴爪21を有する円柱基部2
2と、その両端に設けられた指当て板24とから構成さ
れる。綴爪21には、「L」字形のもの21aと「I」
字形のもの21bとがある。指当て板24には、その先
端の下面に上向きフック23’を有するフック手段23
が設けてある他、バネ装着部25とバネ足固定部26と
指当て面27とを備えている。図4のように、ねじりバ
ネ50をバネ装着部25に取りつける。フック手段23
を外すと、バインダーはバネ50の作用で開放する。綴
爪21a及び21bが衝合するときには、上向きフック
23’は、係止孔34の参照番号53のところに侵入し
て係止孔34に設けた下向きフック33と係合する。鎖
線で示したように、閉鎖状態では綴爪21aはほぼ扁平
な台形をなしている。一方綴じ爪21bは図1のように
わずかに4か所にのみ設けてあり、それらの先端には凹
所が形成され、閉鎖時には固定枠体30から起立する支
柱38の上端と突起40に衝合できる。これら綴じ爪2
1bと支柱38は全体として他の綴じ爪21aと同様な
寸法形状の扁平台形を形成する。支柱38は綴爪21を
開放した時にルースリーフがばらばらにならないように
する。このように、綴爪は図2のように、従来のリング
状の綴爪に比してはるかに低い高さhを有するに過ぎな
いから、全体的に薄型となる。
【0008】図3〜4に示すように、固定枠体30は、
前記複数の綴爪21がそれぞれ挿通する挿通孔31を備
え且つ円柱基部22を収容保持する収容部すなわち軸受
32を有する。収容部32の長手方向に沿った数カ所に
おいて、収納部32の開放端側の壁面に戻り止め41,
41が形成され、それにより組立時に円柱基部22を弾
発的に収容部32に押し入れて図示の所定位置に保持さ
せることができる。更に固定枠体30の基板35は図4
に示すように前記上向きフック23に係止する下向きフ
ック33をもつ係止孔34を両端に備える。図4から分
かる様に、係止孔34の上面の周りは肉厚になってい
る。図2〜3からわかるように、基板35は、L字綴爪
21aの先端が納まる凹部36と、I字綴爪21b先端
を支える支柱38と、台紙に取りつけるための複数の取
り付け孔39(図1)とをもつ。I字綴爪21bの先端
には凹部28があって、支柱38先端に設けてある突起
40と係合して、I字綴爪21bの移動を制限する。支
柱38は、綴爪21が開いた時にルースリーフが固定枠
体30から外れないようにするために用いられる。
【0009】図5は、図1の基板35の下方の係止孔3
4のみを切り取った拡大平面図である。係止孔34は、
図のように拡大部52及び狭幅部53なるL字形をして
おり、下向きフック33は狭幅部53の51側の孔壁面
に設けてある。下向きフック33は、上向きフック2
3’との係止が容易に離脱しないような距離dだけ延在
してある。下向きフック33と上向きフック23’との
係止を外すには距離dを越えて参照番号52のところま
で指当て板24の先端を矢印の方向へ押し込めばフック
同士が摺動した後外れる。他方、綴爪21a及び21b
が衝合するように指当て板24を押し下げると、上向き
フック23’は、フック手段23の弾性下に参照番号5
1側の縁で外側へ力を受けながら係止孔34へ侵入して
下向きフック33と弾発的に係合する。
【0010】
【発明の効果】すなわち、上向きフック及び下向きフッ
クは固定枠体の幅方向に並んでおり、一方指当て板は幅
方向には伸長し難いのでその方向には外れにくい。それ
から、指当て板は、固定枠体の長手方向には容易に屈伸
するが、係合長さdを所定の長さに設定することで偶発
的な外れを防止できるのである。以上の様に下向きフッ
クの長手方向の長さを不意の接触でも容易に係脱しない
程度に延在すれば、過って指当て面に触れた程度でフッ
ク同士の係脱が生じず、不意なバインダーの綴爪の開放
が生じることもない。更に本発明のバインダーは全体的
に扁平であり、薄型であるので、スペースをとらず保管
に都合が良い。
【0011】本発明の好ましい実施例と現在考えられる
ものを図示し説明してきたけれども、当業者であれば、
本発明の技術思想から逸脱することなく種々の変更及び
修正が可能であることは明白であろう。かかる変更及び
修正は全て本発明の技術思想に包含されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバインダーの全体平面図である。
【図2】図1の線分A−Aにより切り取った断面図であ
る。
【図3】図1の線分B−Bにより切り取った断面図であ
る。
【図4】図1の線分C−Cにより切り取った断面図であ
る。
【図5】図1の基板35の下方の係止孔34のみを切り
取った拡大平面図である。
【図6】従来例のバインダーを分解した状態の平面図で
ある。
【図7】図7は、図6の分解バインダーを組み合わせた
時に矢印Dから見た側面図である。
【図8】図8は図7のフック5とフック8とを係合した
時にその係合状態を矢印Eから見た時の断面図である。
【符号の説明】
2、3、21、21a、21b 綴爪 5、8 フック 7、27 指当て面 10 バインダー 20 回動枠体 22 円柱基部 23 係止手段 23’ 上向きフック 24 指当て板 25 バネ装着部 26 バネ足固定部 28 凹部 30 固定枠体 31 挿通孔 32 収容部 33 下向きフック 34 係止孔 35 基板 36 凹部 38 支柱 39 取り付け用孔 40 突起 41 戻り止め 50 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 13/20 - 13/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い固定枠体(30)と、該固定枠体
    の一縁部に沿って枢着された細長い回動枠体(20)と
    からなり、前記回動枠体(20)の前記一縁部には間隔
    を置いて所定の数の綴爪(21a,21b)が起立して
    おり、また前記回動枠体の少なくとも一端には前記回動
    枠体の長手方向に対して直交する方向に突き出し且つ上
    向きフック(23’)を備えたフック手段(23)を形
    成した指当て板(24)が形成されており、前記固定枠
    体(30)には前記上向きフック(23’)が係合する
    下向きフック(33)を形成した孔(34)が形成され
    ており、 前記孔(34)は、前記上向きフック手段
    (23)が侵入できる細い部分と前記下向きフックが形
    成された壁と前記フック手段(23)が侵入できる大き
    さを有し且つ一つの壁に前記下向きフック(33)を形
    成した細い部分と、前記下向きフック(33)に隣接し
    た広い部分(52)とよりなっており、該孔(34)の
    前記下向きフック(33)と前記上向きフック(2
    3’)の長手方向の長さはフックを容易に係脱しない程
    度に長く設定されている、バインダー。
  2. 【請求項2】 上向きフック(23’)と下向きフック
    (33)は両枠体の長手方向に対して直交する方向に向
    かい合っている請求項1に記載のバインダー。
  3. 【請求項3】 動枠体(20)に設ける綴爪の大部分
    (21a)を長手方向から見た場合に扁平な台形となる
    ように形成し、固定枠体(30)の前記綴爪(21a)
    の自由端に相当する部分には凹所(36)を設け、更に
    固定枠体(30)には回動枠体(20)の前記綴爪(2
    1a)を開放した時にルースリーフが脱落しないように
    の少数の支柱(38)を起立させ、それらに対応して回
    動枠体(20)の少数の綴爪(21b)を短くし、これ
    らの少数の綴爪(21b)と支柱(38)の組み合わせ
    形状を前記扁平な台形とした請求項1または2のバイン
    ダー。
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